JP2010236827A - 2室用冷凍装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】低コストでかつ軽量コンパクトで、しかも架装が容易な2系統の冷媒回路系間で冷凍能力を直接授受できる簡素な構成の2室用冷凍装置を提供することを目的とする。
【解決手段】独立した2系統の冷媒回路系20,40を備え、該冷媒回路系20,40により2室を同時または個別に温調可能とした2室用冷凍装置1において、2系統の冷媒回路系20,40の間に、少なくとも一方の冷媒回路系20(40)から、他方の冷媒回路系40(20)に冷凍能力を直接受け渡しする能力授受手段31(51)が設けられていることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、2室をそれぞれ同時または個別に温調することができる独立した2系統の冷媒回路系を備えた2室用冷凍装置に関するものである。
冷凍車等に架装される輸送用冷凍装置において、仕切壁により2室に仕切られている保冷庫に設置され、各室を同時または個別に温調できるようにした2室用冷凍装置が従来から知られている(例えば、特許文献1の図2参照)。この2室用冷凍装置は、各室の熱負荷に見合った冷凍能力を有する独立した2系統の冷媒回路系を備えている。このような輸送用冷凍装置にあって、圧縮機が車両の走行用エンジンに電磁クラッチ等を介して直結されている直結式の冷凍装置では、圧縮機の回転は走行用エンジンの回転数に依存する。このため、圧縮機の回転数を任意に可変して冷凍能力を制御することはできなかった。
また、仕切壁により2室に仕切られている保冷庫は、積荷の量に応じて仕切壁が移動され、各室の内容積が変更されて使用されることがある。この場合、各室の熱負荷が変わるため、一方の冷媒回路系では冷凍能力にゆとりが生じ、他方の冷媒回路系では冷凍能力が足りなくなることがある。その結果、冷凍能力が不足している室側では、庫内温度を設定温度まで冷却することができなくなるという問題が生じる。この問題を回避するため、冷凍能力が大き目の冷凍装置を選定することが考えられるが、冷凍装置が高価となるのみならず、省エネルギー化に反することにもなる。
一方、特許文献2には、独立した2系統の冷媒回路系を備え、その冷媒回路系間で、冷凍効率の高い一方の冷媒回路系からの余剰の冷熱を、蓄熱用熱交換器を介して蓄熱槽の蓄熱材に蓄熱し、該蓄熱槽を介して冷凍効率の低い他方の冷媒回路系に冷熱を移動させるようにした複合型冷媒回路設備が開示されている。
特開平4−331860号公報(図2参照) 特許第3046169号公報(例えば、図1参照)
しかしながら、特許文献2に示されるように、蓄熱槽を用いたものでは、蓄熱用熱交換器以外にも蓄熱材を充填した蓄熱槽等の設備が不可欠となる。このため、設備自体の構成が複雑化し、高価となるとともに、重量並びに設置スペースの増大等の問題があり、冷凍車等に架装される輸送用冷凍装置に適用するには甚だ不向きであった。
このような状況下、庫内が仕切壁により2室に仕切られ、積荷の量に合わせて仕切壁が移動可能とされている保冷庫に適用される2室用冷凍装置において、一方の冷媒回路系から他方の冷媒回路系に対して冷凍能力を受け渡しすることができる、低コストでかつ軽量コンパクトで、架装が容易な簡素な構成の2室用冷凍装置の提供が求められている。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、低コストでかつ軽量コンパクトで、しかも架装が容易な2系統の冷媒回路系間で冷凍能力を直接授受できる簡素な構成の2室用冷凍装置を提供することを目的とする。
上記した課題を解決するために、本発明の2室用冷凍装置は、以下の手段を採用する。
すなわち、本発明にかかる2室用冷凍装置は、独立した2系統の冷媒回路系を備え、該冷媒回路系により2室を同時または個別に温調可能とした2室用冷凍装置において、前記2系統の冷媒回路系の間に、少なくとも一方の冷媒回路系から、他方の冷媒回路系に冷凍能力を直接受け渡しする能力授受手段が設けられていることを特徴とする。
本発明によれば、2系統の冷媒回路系の間に、少なくとも一方の冷媒回路系から、他方の冷媒回路系に冷凍能力を直接受け渡しする能力授受手段が設けられているため、各室の温調運転時に、他方の冷媒回路系の冷凍能力が不足しているとき、一方の冷媒回路系から冷凍能力が不足している他方の冷媒回路系に、能力授受手段を介して直接冷凍能力を受け渡しし、他方の冷媒回路系の冷凍能力を増強して運転することができる。従って、各冷媒回路系の冷凍能力を必要以上に大きくする必要がなくなり、2室用冷凍装置を小型化、低コスト化することができる。しかも2系統の冷媒回路系間に設けられている能力授受手段により余計な設備を介さず直接冷凍能力を受け渡しできるため、構成が簡素でかつ軽量コンパクトで、それ故架装が容易な能力授受手段を備えた2室用冷凍装置を提供することができる。
さらに、本発明にかかる2室用冷凍装置は、独立した2系統の冷媒回路系を備え、該冷媒回路系により2室を同時または個別に温調可能とした2室用冷凍装置において、前記2系統の冷媒回路系の間に、相互に冷凍能力を直接受け渡しする能力授受手段が設けられていることを特徴とする。
本発明によれば、2系統の冷媒回路系の間に、相互に冷凍能力を直接受け渡しする能力授受手段が設けられているため、各室の温調運転時に、2系統の冷媒回路系のいずれか一方の冷媒回路系の冷凍能力が不足しているとき、他方の冷媒回路系から冷凍能力が不足している一方の冷媒回路系に、能力授受手段を介して直接冷凍能力を受け渡しし、一方の冷媒回路系の冷凍能力を増強して運転することができる。従って、各冷媒回路系の冷凍能力を必要以上に大きくする必要がなくなり、2室用冷凍装置を小型化、低コストかすることができる。しかも2系統の冷媒回路系間に設けられている能力授受手段により余計な設備を介さず直接冷凍能力を受け渡しできるため、構成が簡素でかつ軽量コンパクトで、それ故架装が容易な能力授受手段を備えた2室用冷凍装置を提供することができる。
さらに、本発明の2室用冷凍装置は、上述のいずれかの2室用冷凍装置において、前記能力授受手段は、前記2系統の冷媒回路系の一方の冷媒回路系の蒸発器に対し切替え弁を介して並列に接続され、前記他方の冷媒回路系の高圧液冷媒と熱交換して該液冷媒を過冷却する熱交換器を備えた構成とされていることを特徴とする。
本発明によれば、能力授受手段が、2系統の冷媒回路系の一方の冷媒回路系の蒸発器に対し切替え弁を介して並列に接続され、他方の冷媒回路系の高圧液冷媒と熱交換して該液冷媒を過冷却する熱交換器を備えた構成とされているため、ベースとなる冷媒回路系に対し切替え弁を介して熱交換器を接続するだけで、一方の冷媒回路系から他方の冷媒回路系に冷凍能力を直接受け渡しできる能力授受手段を構成することができる。従って、能力授受手段を余計な設備を介在させずに最小限の機器で簡素に構成することができる。
さらに、本発明の2室用冷凍装置は、上述のいずれかの2室用冷凍装置において、前記能力授受手段は、前記2系統の冷媒回路系の一方の冷媒回路系の蒸発器の入口側に切替え弁を介して互いに並列に接続された、バイパス回路と前記他方の冷媒回路系の高圧液冷媒と熱交換して該液冷媒を過冷却する熱交換器との並列回路を備えた構成とされていることを特徴とする。
本発明によれば、能力授受手段が、2系統の冷媒回路系の一方の冷媒回路系の蒸発器の入口側に切替え弁を介して互いに並列に接続された、バイパス回路と他方の冷媒回路系の高圧液冷媒と熱交換して該液冷媒を過冷却する熱交換器との並列回路を備えた構成とされているため、ベースとなる冷媒回路系に対し切替え弁を介してバイパス回路と熱交換器との並列回路を接続するだけで、一方の冷媒回路系から他方の冷媒回路系に冷凍能力を直接受け渡しできる能力授受手段を構成することができる。従って、能力授受手段を余計な設備を介在させずに最小限の機器で簡素に構成することができる。
さらに、本発明の2室用冷凍装置は、上述のいずれかの2室用冷凍装置において、前記能力授受手段は、前記2系統の冷媒回路系の中の一方の冷媒回路系の冷凍能力が不足しているとき、前記他方の冷媒回路系から該冷媒回路系での冷却運転を継続しながら冷凍能力を受け渡し可能に構成されていることを特徴とする。
本発明によれば、2系統の冷媒回路系の中の一方の冷媒回路系の冷凍能力が不足しているとき、他方の冷媒回路系から該冷媒回路系での冷却運転を継続しながら能力授受手段を介して冷凍能力が受け渡し可能とされているため、2系統の冷媒回路系を同時に冷却運転しながら冷凍能力が不足している一方の冷媒回路系に他方の冷媒回路系から冷凍能力を受け渡しし、一方の冷媒回路系の冷凍能力を増強して運転することができる。従って、各冷媒回路系の冷凍能力を必要以上に大きくする必要がなくなり、能力授受手段を備えた2室用冷凍装置を小型コンパクト化、低コスト化することができる。
さらに、本発明の2室用冷凍装置は、上述のいずれかの2室用冷凍装置において、前記能力授受手段は、前記2系統の冷媒回路系の中の一方の冷媒回路系の冷凍能力が不足しているとき、前記他方の冷媒回路系から当該能力授受手段のみを機能させて冷凍能力を受け渡し可能に構成されていることを特徴とする。
本発明によれば、2系統の冷媒回路系の中の一方の冷媒回路系の冷凍能力が不足しているとき、他方の冷媒回路系から能力授受手段のみを機能させて冷凍能力が受け渡し可能とされているため、他方の冷媒回路系が設定温度に到達し、当該室側の冷却運転が不要な状態になったときでも、他方の冷媒回路系を能力授受手段が機能するように運転することによって、冷凍能力が不足している一方の冷媒回路系に他方の冷媒回路系から冷凍能力を受け渡しし、一方の冷媒回路系の冷凍能力を増強して運転することができる。従って、各冷媒回路系の冷凍能力を必要以上に大きくする必要がなくなり、能力授受手段を備えた2室用冷凍装置を小型コンパクト化、低コスト化することができる。
さらに、本発明の2室用冷凍装置は、上述のいずれかの2室用冷凍装置において、前記2系統の冷媒回路系の各圧縮機を除く一方の冷媒回路系の凝縮器側機器および蒸発器側機器、前記能力授受手段並びに前記他方の冷媒回路系の凝縮器側機器等が1つのホストユニットに纏められて前記2室中の一方の室側に設置可能とされ、前記他方の冷媒回路系の蒸発器側機器がエバポレータユニットとして前記他方の室側に設置可能とされていることを特徴とする。
本発明によれば、2系統の冷媒回路系の各圧縮機を除く一方の冷媒回路系の凝縮器側機器および蒸発器側機器、能力授受手段並びに他方の冷媒回路系の凝縮器側機器等が1つのホストユニットに纏められて2室中の一方の室側に設置可能とされ、他方の冷媒回路系の蒸発器側機器がエバポレータユニットとして他方の室側に設置可能とされており、能力授受手段が一方の冷媒回路系の凝縮器側機器および蒸発器側機器並びに他方の冷媒回路系の凝縮器側機器等と共にホストユニットに設けられているため、全体として能力授受手段を備えた2室用冷凍装置をコンパクトに纏めることができる。従って、能力授受手段を備えた2室用冷凍装置の冷凍車等に対する架装を容易化することができる。
さらに、本発明の2室用冷凍装置は、上述のいずれかの2室用冷凍装置において、前記能力授受手段は、能力授受キットとしてユニット化され、該能力授受ユニットが前記2系統の冷媒回路系間に接続可能に構成されていることを特徴とする。
本発明によれば、能力授受手段が、能力授受キットとしてユニット化され、該能力授受ユニットが2系統の冷媒回路系間に接続可能に構成されているため、独立した2系統の冷媒回路系を備えている既設の2室用冷凍装置に対し、その冷媒回路系間に能力授受キットとしてユニット化されている能力授受ユニットを接続することにより、必要に応じて冷凍能力を受け渡しできる能力授受手段を備えた高性能の2室用冷凍装置に簡単に改修することができる。従って、既設の2室用冷凍装置にも容易に適用でき、当該2室用冷凍装置を高性能化することができる。なお、この場合、能力授受ユニットは保冷庫周りの適宜の位置に配置することができる。
本発明によると、各室の温調運転時に、他方の冷媒回路系の冷凍能力が不足しているとき、一方の冷媒回路系から冷凍能力が不足している他方の冷媒回路系に、能力授受手段を介して直接冷凍能力を受け渡しし、他方の冷媒回路系の冷凍能力を増強して運転することができるため、各冷媒回路系の冷凍能力を必要以上に大きくする必要がなくなり、2室用冷凍装置を小型化、低コスト化することができる。しかも2系統の冷媒回路系間に設けられている能力授受手段により余計な設備を介さず直接冷凍能力を受け渡しできるため、構成が簡素でかつ軽量コンパクトで、それ故架装が容易な能力授受手段を備えた2室用冷凍装置を提供することができる。
本発明の第1実施形態にかかる2室用冷凍装置の冷媒回路図である。 図1に示す2室用冷凍装置の動作状態(パターン1)の冷媒回路図である。 図1に示す2室用冷凍装置の動作状態(パターン2)の冷媒回路図である。 図1に示す2室用冷凍装置の冷凍車への架装状態図である。 本発明の第2実施形態にかかる2室用冷凍装置の冷媒回路図である。 本発明の第3実施形態にかかる2室用冷凍装置の冷媒回路図である。 図6に示す2室用冷凍装置の冷凍車への架装状態図である。
以下に、本発明にかかる実施形態について、図面を参照して説明する。
[第1実施形態]
以下、本発明の第1実施形態について、図1ないし図4を用いて説明する。
図1には、冷凍車に架装される2室用冷凍装置の冷媒回路図が示されている。2室用冷凍装置1は、前後方向に移動可能な仕切壁3により2室に仕切られている保冷庫2(図4参照)の第1室4側に設置されるホストユニット11と第2室5側に設置されるエバポレータユニット12とを備えている。このホストユニット11およびエバポレータユニット12には、それぞれ独立した2系統の第1冷媒回路系20および第2冷媒回路系40を備えた2室用冷凍装置1の構成機器が分散して配設されている。
第1冷媒回路系20および第2冷媒回路系40の各圧縮機21および41は、それぞれ電磁クラッチ付きとされており、冷凍車両6のエンジンルーム内に設けられている。この圧縮機21および41は、それぞれ冷凍車両6の走行用エンジン7からクランクプーリ8および駆動ベルト9,10を介して駆動されるようになっている。なお、各圧縮機21および41の回転は、電磁クラッチにより断続可能とされている。
第1冷媒回路系20は、上記の圧縮機21、外気を送風するファン22を備えた凝縮器23、レシーバ24、ドライヤ25、サイトグラス26、主膨張弁27、および第1室4内の空気を循環するファン28を備えた蒸発器29をこの順に冷媒配管30で接続することによって回路構成されている。なお、この第1冷媒回路系20は、公知の一般的な冷凍装置の冷媒回路系と何ら変わるものではない。
また、第2冷媒回路系40は、上記の圧縮機41、外気を送風するファン42を備えた凝縮器43、レシーバ44、ドライヤ45、サイトグラス46、主膨張弁47、および第2室5内の空気を循環するファン48を備えた蒸発器49をこの順に冷媒配管50で接続することによって回路構成されている。なお、この第2冷媒回路40系も、公知の一般的な冷凍装置の冷媒回路系と何ら変わるものではない。
上記した第1冷媒回路系20の中の圧縮機2を除く他の全ての構成機器、および第2冷媒回路系40の中のファン42、凝縮器43、レシーバ24、ドライヤ25、サイトグラス26等の凝縮器側機器は、纏めてホストユニット11内に設けられている。ホストユニット11は、保冷庫2の第1室4側の前面壁に設置され、第1室4内の空気がファン28により蒸発器29を介して循環されるように構成されている。なお、この第1室4内の空気が循環される経路は、ホストユニット11内において他部分と断熱区画されている。
また、第2冷媒回路系40の主膨張弁47、ファン48および蒸発器49等の蒸発器側機器は、エバポレータユニット12内に配設されている。このエバポレータユニット12は、保冷庫2の第2室5内の上方部位に設置され、第2室5内の空気がファン48により蒸発器49を介して循環されるように構成されている。
更に、ホストユニット11内には、第1冷媒回路系20側から第2冷媒回路系40側に冷凍能力を直接受け渡しする能力授受手段31と、逆に第2冷媒回路系40側から第1冷媒回路系20側に冷凍能力を直接受け渡しする能力授受手段51とが設けられている。
能力授受手段31は、主膨張弁27の上流側である第1冷媒回路系20のサイトグラス26と主膨張弁27との間から分岐され、主膨張弁27および蒸発器29に対して並列に接続されているバイパス回路32と、切替え弁を構成する2つの電磁弁33,34と、バイパス回路32に設けられている副膨張弁35と、副膨張弁35の下流側に設けられ、バイパス回路32側を流れる冷媒と第2冷媒回路系40側を流れる凝縮器43で凝縮された高圧液冷媒とを熱交換して該液冷媒を過冷却する熱交換器36とから構成されている。
同様に、能力授受手段51は、主膨張弁47の上流側である第2冷媒回路系40のサイトグラス46と主膨張弁47との間から分岐され、主膨張弁47および蒸発器49に対して並列に接続されているバイパス回路52と、切替え弁を構成する2つの電磁弁53,54と、バイパス回路52に設けられている副膨張弁55と、副膨張弁55の下流側に設けられ、バイパス回路52側を流れる冷媒と第1冷媒回路系20側を流れる凝縮器23で凝縮された高圧液冷媒とを熱交換して該液冷媒を過冷却する熱交換器56とから構成されている。
なお、本実施形態において、冷凍能力を直接受け渡しする能力授受手段31および51とは、上記の如く熱交換器36,56を介して他方の冷媒回路系を流れる液冷媒を直接冷却し、該液冷媒を過冷却する等により直接冷凍能力を受け渡しするものであって、熱交換器以外に蓄熱槽や蓄熱材等の他の設備を介在して冷熱の授受を行うようにしたものとは異なることを意味している。
以上に説明の構成により、本実施形態によれば、以下の作用効果を奏する。
2室用冷凍装置1の第1冷媒回路系20側では、圧縮機21で圧縮された冷媒を凝縮器23、レシーバ24、ドライヤ25、サイトグラス26、主膨張弁27および蒸発器29の順に循環させ、ファン28により循環される保冷庫2の第1室4内の空気を蒸発器29で冷却することにより、第1室4内を冷却している。なお、この冷却運転時、電磁弁33は閉、電磁弁34は開とされている。
また、第2冷媒回路系40側では、圧縮機41で圧縮された冷媒を凝縮器43、レシーバ44、ドライヤ45、サイトグラス46、主膨張弁47および蒸発器49の順に循環させ、ファン48により循環される保冷庫2の第2室5内の空気を蒸発器49で冷却することにより、第2室5内を冷却している。なお、この冷却運転時、電磁弁53は閉、電磁弁54は開とされている。
上記の冷却運転は、第1冷媒回路系20および第2冷媒回路系40を同時または個別に運転することにより行われ、第1室4および第2室5をそれぞれ同時または個別に冷却することができる。そして、2つの室4,5を同時に冷却運転している時、例えば第1冷媒回路系20の冷凍能力にゆとりがあり、第2冷媒回路系40の冷凍能力が不足していると判断された場合には、第1冷媒回路系20側から冷凍能力が不足している第2冷媒回路系40側に、能力授受手段31を介して直接冷凍能力を受け渡しし、第2冷媒回路系40の冷凍能力を増強しながら、両室4,5を同時に冷却運転を行うことができる。
能力授受手段31による冷凍能力の授受は、図2に示されるように、電磁弁33を開として第1冷媒回路系20から高圧液冷媒の一部をバイパス回路32に導き、この冷媒を副膨張弁35で減圧した後、熱交換器36に導入し、該熱交換器36で第2冷媒回路系40側を流れる凝縮器43で凝縮された高圧液冷媒と熱交換させて蒸発させ、該液冷媒を過冷却することによって行われる。なお、熱交換器36でガス化された冷媒は、蒸発器29からの冷媒と合流され、圧縮機21に吸入される。
同様に、第2冷媒回路系40の冷凍能力にゆとりがあり、第1冷媒回路系20の冷凍能力が不足していると判断された場合には、第2冷媒回路系40側から冷凍能力が不足している第1冷媒回路系20側に、能力授受手段51を介して直接冷凍能力を受け渡しし、第1冷媒回路系20の冷凍能力を増強しながら、同時に冷却運転を行うことができる。能力授受手段51による冷凍能力の受け渡しは、能力授受手段31の場合と同様である。
なお、冷凍能力が不足しているか否かの判断は、冷却されている保冷庫2内の温度降下率から自動的に判断するようにしてもよいし、保冷庫2内を第1室4と第2室5に仕切っている仕切壁3の位置および積荷の量等を勘案してオペレーターが判断するようにしてもよい。また、冷凍能力授受の解除は、冷凍能力の受け渡しを受けている側の冷媒回路系によって冷却されている室側が設定温度に達したことを以って解除するようにすればよい。
一方、2室のいずれか一方の室、例えば第1室4側が設定温度に到達し、第1室4の冷却運転が不要となった場合、通常は第1冷媒回路系20の圧縮機21のクラッチがオフとされ、サーモオフとなるが、本実施形態では、図3に示されるように、圧縮機21の運転を継続し、電磁弁33を開いたまま電磁弁34を閉として、蒸発器29を休止状態とするとともに、冷媒をバイパス回路32側に流すようにしている。これにより、冷媒が副膨張弁35を経て熱交換器36に導入され、能力授受手段31が機能されるため、第1冷媒回路系20の冷凍能力を第2冷媒回路系40側に受け渡しすることができる。
その結果、第2冷媒回路系40の冷凍能力が増強され、第2室5を速やかに設定温度まで冷却することが可能となる。逆に、第2室5が先に設定温度に到達した場合には、第2冷媒回路系40側の蒸発器49を休止状態とし、能力授受手段51を機能させて第1冷媒回路系20に第2冷媒回路系40側からの冷凍能力を受け渡しすることにより、第1冷媒回路系20の冷凍能力を増強し、第1室4を速やかに設定温度まで冷却することが可能となる。
このように、第1室4および第2室5の冷却運転時に、いずれか一方の第1冷媒回路系20または第2冷媒回路系40の冷凍能力が不足していると判断されたときは、一方の冷媒回路系20(40)から冷凍能力が不足している他方の冷媒回路系40(20)側に対して、能力授受手段31(51)を介して直接冷凍能力を受け渡しし、他方の冷媒回路系40(20)の冷凍能力を増強することができる。このため、冷凍能力が不足している他方の冷媒回路系40(20)側も、速やかに設定温度まで冷却することが可能となる。
従って、各々第1および第2冷媒回路系20,40の冷凍能力を必要以上に大きくする必要がなくなり、2室用冷凍装置1を小型化、低コスト化することができる。しかも2系統の第1および第2冷媒回路系20,40間に設けられている能力授受手段31,51によって余計な設備を介さず直接冷凍能力を受け渡しできるため、構成が簡素でかつ軽量コンパクトで、それ故架装が容易な能力授受手段31,51を備えた2室用冷凍装置1を提供することができる。
また、能力授受手段31,51が、2系統の第1冷媒回路系20および第2冷媒回路系40の一方の冷媒回路系20(40)の蒸発器29(49)に切替え弁を構成する電磁弁33,34(53,54)を介して並列に接続され、他方の冷媒回路系40(20)の高圧液冷媒と熱交換して該液冷媒を過冷却する熱交換器36(56)を備えた構成とされているため、ベースとなる冷媒回路系20,40に対し電磁弁33,34または53,54を介して熱交換器36,56を接続するだけで、一方の冷媒回路系20(40)から他方の冷媒回路系40(20)に冷凍能力を直接授受できる能力授受手段31,51を構成することができる。従って、能力授受手段31,51を最小限の機器のみで簡素に構成することができる。
さらに、2系統の第1および第2冷媒回路系20,40の圧縮機21,41を除く第1冷媒回路系20の凝縮器側機器22ないし26および蒸発器側機器27ないし29、能力授受手段31,51並びに第2冷媒回路系40の凝縮器側機器42ないし46等が1つのホストユニット11に纏められて2室中の一方の第1室4側に設置され、また、第2冷媒回路系40の蒸発器側機器47ないし49がエバポレータユニット12として他方の第2室5側に設置される構成としている。このように、能力授受手段31,51を一方の第1冷媒回路系20の凝縮器側機器22ないし26および蒸発器側機器27ないし29並びに他方の第2冷媒回路40系の凝縮器側機器42ないし46等と共にホストユニットに設けることによって、全体として能力授受手段31,51を備えた2室用冷凍装置1をコンパクトに纏めることができる。このため、能力授受手段31,51を備えた2室用冷凍装置1の冷凍車6に対する架装を容易化することができる。
なお、上記実施形態では、第1冷媒回路系20およびは第2冷媒回路系40のそれぞれに能力授受手段31,51を設けた例について説明したが、一方の冷媒回路系のみに能力授受手段を設けてもよい。この場合、2系統の冷媒回路系の冷凍能力は、例えば6:4のように、一方を大きくするのが通常であり、能力授受手段は、能力の大きい冷媒回路系側に設けるのが望ましい。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態について、図5を用いて説明する。
本実施形態は、上記した第1実施形態に対して、第1冷媒回路系20に設ける能力授受手段61の構成が異なっている。その他の点については、第1実施形態と同様であるので説明は省略する。
本実施形態では、図5に示されるように、第1冷媒回路系20の主膨張弁27と蒸発器29との間に切替え弁(3方電磁弁)62を設け、該切替え弁62を介して蒸発器29の入口側に、バイパス回路63と、第2冷媒回路系40側の高圧液冷媒と熱交換して該液冷媒を過冷却する熱交換器64との並列回路を設けることによって、能力授受手段61を構成している。
上記構成とすることにより、通常の冷却運転時は、主膨張弁27を経た冷媒を切替え弁62によりバイパス回路63に流し、蒸発器29で蒸発させることによって第1室4を冷却することができる。一方、冷凍能力が不足している第2冷媒回路系40側に冷凍能力を受け渡しする場合は、切替え弁62を切替えて冷媒を熱交換器64側に流し、能力授受手段61を機能させて第2冷媒回路系40側の高圧液冷媒を過冷却することにより、第1冷媒回路系20から第2冷媒回路系40に冷凍能力を受け渡しすることができる。
なお、本実施形態では、冷媒の一部を熱交換器64で蒸発させ、残りを蒸発器29で蒸発させることができるため、蒸発器29によって第1室4の冷却運転を行いながら、能力授受手段61を介して冷凍能力を第1冷媒回路系20側から第2冷媒回路系40側に受け渡しすることができる。また、蒸発器29のファン28を停止することによって、第1室4の冷却を休止しながら、冷凍能力の授受のみを行うこともできる。
従って、本実施形態によっても、第1実施形態と略同等の効果を得ることができる。また、直接冷凍能力を受け渡しできる能力授受手段61を、ベースとなる冷媒回路系20に対し切替え弁62を介してバイパス回路63と熱交換器64との並列回路を接続するだけで構成することができる。このため、能力授受手段61を最小限の機器で余計な設備を介在することなく簡素に構成することができる。
[第3実施形態]
次に、本発明の第3実施形態について、図6および図7を用いて説明する。
本実施形態は、上記した第1実施形態に対して、能力授受手段31,51を能力授受ユニット13としてキット化している点が異なる。その他の点については、第1実施形態と同様であるので説明は省略する。
本実施形態では、能力授受手段31の構成機器であるバイパス回路32、切替え弁(電磁弁33,34)、副膨張弁35および熱交換器36とその前後の配管、並びに能力授受手段51の構成機器であるバイパス回路52、切替え弁(電磁弁53,54)、副膨張弁55および熱交換器56とその前後の配管を能力授受キットとしてユニット化し、能力授受ユニット13を構成している。
このように、能力授受手段31,51をキットとしてユニット化することにより、該能力授受ユニット13を既設の2室用冷凍装置の2系統の冷媒回路系20,40間に、冷媒配管30,50を部分的に切断して接続することにより、能力授受手段31,51を備えた2室用冷凍装置1に簡単に改修することができる。従って、既設の2室用冷凍装置にも容易に適用でき、当該2室用冷凍装置を高性能化することができる。
また、本実施形態は、図7に示されるように、保冷庫2の第1室4側に設けられる第1冷媒回路系20の構成機器がコンデンサユニット14とエバポレータユニット15とに分離され、第2室5側に設けられる第2冷媒回路系40の構成機器がコンデンサユニット16とエバポレータユニット17とに分離されているタイプの2室用冷凍装置1に好適に適用でき、この場合、能力授受ユニット13は、保冷庫2下の車両シャーシあるいは保冷庫2の前面壁等に設置することができる。
なお、本発明は、上記実施形態にかかる発明に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において、適宜変形が可能である。例えば、上記の第2実施形態では、第1冷媒回路系20側だけに能力授受手段61を設けた例について説明したが、第2冷媒回路系40側に同様の能力授受手段を設けてもよいことはもちろんである。また、能力授受手段31,51,61を構成する熱交換器36,56,64は、如何なる形式の熱交換器を用いてもよいが、プレート式熱交換器、二重管式熱交換器等の出来る限りコンパクトなものとすることが望ましいことは云うまでもない。
1 2室用冷凍装置
2 保冷庫
4 第1室
5 第2室
11 ホストユニット
12 エバポレータユニット
13 能力授受ユニット
20 第1冷媒回路系
21,41 圧縮機
23,43 凝縮器
29,49 蒸発器
31,51,61 能力授受手段
33,34,53,54 電磁弁(切替え弁)
36,56,64 熱交換器
40 第2冷媒回路系
62 切替え弁(3方電磁弁)
63 バイパス回路

Claims (8)

  1. 独立した2系統の冷媒回路系を備え、該冷媒回路系により2室を同時または個別に温調可能とした2室用冷凍装置において、
    前記2系統の冷媒回路系の間に、少なくとも一方の冷媒回路系から、他方の冷媒回路系に冷凍能力を直接受け渡しする能力授受手段が設けられていることを特徴とする2室用冷凍装置。
  2. 独立した2系統の冷媒回路系を備え、該冷媒回路系により2室を同時または個別に温調可能とした2室用冷凍装置において、
    前記2系統の冷媒回路系の間に、相互に冷凍能力を直接受け渡しする能力授受手段が設けられていることを特徴とする2室用冷凍装置。
  3. 前記能力授受手段は、前記2系統の冷媒回路系の一方の冷媒回路系の蒸発器に対し切替え弁を介して並列に接続され、前記他方の冷媒回路系の高圧液冷媒と熱交換して該液冷媒を過冷却する熱交換器を備えた構成とされていることを特徴とする請求項1または2に記載の2室用冷凍装置。
  4. 前記能力授受手段は、前記2系統の冷媒回路系の一方の冷媒回路系の蒸発器の入口側に切替え弁を介して互いに並列に接続された、バイパス回路と前記他方の冷媒回路系の高圧液冷媒と熱交換して該液冷媒を過冷却する熱交換器との並列回路を備えた構成とされていることを特徴とする請求項1または2に記載の2室用冷凍装置。
  5. 前記能力授受手段は、前記2系統の冷媒回路系の中の一方の冷媒回路系の冷凍能力が不足しているとき、前記他方の冷媒回路系から該冷媒回路系での冷却運転を継続しながら冷凍能力を受け渡し可能に構成されていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の2室用冷凍装置。
  6. 前記能力授受手段は、前記2系統の冷媒回路系の中の一方の冷媒回路系の冷凍能力が不足しているとき、前記他方の冷媒回路系から当該能力授受手段のみを機能させて冷凍能力を受け渡し可能に構成されていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の2室用冷凍装置。
  7. 前記2系統の冷媒回路系の各圧縮機を除く一方の冷媒回路系の凝縮器側機器および蒸発器側機器、前記能力授受手段並びに前記他方の冷媒回路系の凝縮器側機器等が1つのホストユニットに纏められて前記2室中の一方の室側に設置可能とされ、前記他方の冷媒回路系の蒸発器側機器がエバポレータユニットとして前記他方の室側に設置可能とされていることを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載の2室用冷凍装置。
  8. 前記能力授受手段は、能力授受キットとしてユニット化され、該能力授受ユニットが前記2系統の冷媒回路系間に接続可能に構成されていることを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載の2室用冷凍装置。
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