JP2010236793A - 蓄熱燃焼式排ガス浄化装置の運転制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】待機運転時における燃焼室のバーナの寿命の確保および燃料消費量の低減を図る蓄熱燃焼式排ガス浄化装置の運転制御方法を提供する。
【解決手段】
蓄熱体を配設した蓄熱室を有する塔を2塔並列する蓄熱燃焼式排ガス浄化装置の運転モードを排ガス処理指令に基づいて待機運転モードに切替えて制御する運転制御方法であって、前記排ガス処理指令に基づいて切替えられた待機運転モードにおいて、第1塔の入口ダンパ4aと出口ダンパ4bが開状態に切り替わるとともに第2塔の入口ダンパ5aと出口ダンパ5bが閉状態に切り替わるパターン1と、第1塔の入口ダンパ4aと出口ダンパ4bが閉状態に切り替わるとともに第2塔の入口ダンパ5aと出口ダンパ5bが開状態に切り替わるパターン2とを交互に繰り返す第2ダンパサイクル運転を行う。
【選択図】図3

Description

本発明は蓄熱燃焼式排ガス浄化装置の運転制御方法に関する。さらに詳しくは、蓄熱燃焼式排ガス浄化装置が備えられている生産設備が生産準備等により一時停止し、揮発性有機化合物(Volatile Organic Compounds:以下、VOCという)を含む排ガスが排気されないあいだに、この排ガス浄化装置の運転を処理運転から待機運転に切替えて制御する運転制御方法に関する。
従来より、図7に示されるように、内部に第1の蓄熱体1aを配設した蓄熱室1を有する第1塔と第2の蓄熱体2aを配設した蓄熱室2を有する第2塔とを並列に配設し、各蓄熱体1a、2aの上部を共通の燃焼室3にした構造からなる本体と、各蓄熱体1a、2aの下方にそれぞれ接続されている入口ダンパ4a、5aおよび出口ダンパ4b、5bと、入口ダンパ4a、5aに接続される排ガス供給管6aと、出口ダンパ4b、5bに接続される処理済みの浄化ガス排気管6bと、前記排ガス供給管6aにおける入口ダンパ4a、5aの上流位置に接続される送風機7と、排ガス供給管6aから生産設備に延びる吸引ライン8に接続される、排ガスの吸引と遮断を切替える吸引遮断ダンパ9および冷風取入ダンパ10と、各ダンパの切替および燃焼室の温度を制御する制御装置Aとを備える蓄熱燃焼式排ガス浄化装置(Regenerative Thermal Oxidizer:RTO)がある(たとえば特許文献1)。また、前記燃焼室3には、バーナ11と温度を監視する温度センサ12が設けられている。
この蓄熱燃焼式排ガス浄化装置では、第1の蓄熱体1aを通過させた排ガスを対象成分分解に必要な温度に保持されている燃焼室3内で高温燃焼分解処理し、燃焼後の浄化ガスを第2の蓄熱体2aを通過させる。そして、このとき、浄化ガスからの熱は第2の蓄熱体2aへ蓄熱され、冷却された浄化ガスを外気に排出させている。
従来の蓄熱燃焼式排ガス浄化装置において、吸引ライン8側の生産設備における被処理製品の段取り替えなどにより該浄化装置の昇温運転モードから生産設備の排ガス処理指令までの時間(ガス処理準備段階の時間)が長くなる場合や、排ガス処理指令後のガス処理運転の途中に生産設備における製品取替えなどにより一時停止した場合に、VOCを含む排ガスが排気されないあいだ、蓄熱燃焼式排ガス浄化装置は待機運転モードとなる。
なお、待機運転モードとは、吸引ライン8側からのVOCを含む排ガスをいつでも処理できるように、第1塔と第2塔に設置された蓄熱体1a、2aの熱的平衡を維持しつつ燃焼室3を所定温度(約800〜850℃)以上に維持する運転である。この待機運転モードでは、吸引ライン8側の排ガス経路が前記吸引遮断ダンパ9により遮断されるため、冷風取入ダンパ10から大気を取り入れるようにしている。
たとえば、図8に示されるように、自動運転の入力に基づき昇温運転モードが選択される(ステップS1)と、冷風取入ダンパを開かれる(ステップS2)。
そして、表1に示されるように、塔切替用第1ダンパサイクル運転と送風機の昇温運転風量の設定が行われるとともに、バーナが運転する(ステップS3)。
この第1ダンパサイクル運転では、第1塔と第2塔の入口ダンパと出口ダンパの開閉動作がパターン1とパターン2を交互に繰り返される。すなわち、図10に示されるように、第1塔の入口ダンパ4aと第2塔の出口ダンパ5bが開状態に切り替わるとともに第1の出口ダンパ4bと第2の入口ダンパ5aが閉状態に切り替わるパターン1と、第1塔の入口ダンパ4aと第2塔の出口ダンパ5bが閉状態に切り替わるとともに第1の出口ダンパ4bと第2の入口ダンパ5aが開状態に切り替わるパターン2とを交互に繰り返す。なお、図10における矢印Xは気流方向を示している。
ついで、燃焼室内の温度、たとえば850度の設定値に到達したか否かが判定される(ステップS4)。
この判定に基づいて、燃焼室の温度が設定値未満であると判断されると、再度判定を行い、燃焼室の温度が設定値以上であると判断されると、排ガス処理指令の入力を受信し、生産設備の処理運転モードが選択される(ステップS5)。
これに対して、たとえば生産設備における被処理製品の段取り替えに時間がかかり、排ガス処理指令が入力されない場合には、待機運転モードが選択される。
この待機運転モードが選択されると、図9に示されるように、送風機の待機運転風量が設定されたのち、運転中のバーナを停止し、消火させる温度が設定値に到達しているか否かが判定される(ステップS6、S7)。
この判定に基づいて、温度が設定値未満であると判断されると、再度判定を行う。
そして、判定に基づいて、設定値以上であると判断されると、バーナを停止する(ステップ8)。
ついで、バーナが停止されると、今度は燃焼室内を所定温度以上に維持するために、バーナを運転して再度着火させる温度が設定値、たとえば850℃に到達しているか否かが判定される(ステップ9)。
この判定に基づいて、再度着火させる温度が設定値を越えて満たしていると判断されると、再度判定を行う。
そして、判定に基づいて、温度が設定値以下であると判断されると、バーナを運転する(ステップ10)。
その後、排ガス処理指令の入力信号を取得するまで、前述したステップ3〜4とタイミングを合わせてステップ7からステップ10を繰り返す。
特開2004−77017号公報
従来の蓄熱燃焼式排ガス浄化装置における待機運転時は、冷風取入ダンパにより大気を導入するため、バーナ再着火温度の設定値の判定(ステップ9)に基づいて、燃焼室内を所定温度以上に維持しようすると、バーナで助燃する必要がある。
このため、ステップ9を繰り返す判定にかかる時間が長いと、バーナの運転時間が長くなることから、バーナの使用時間が長くなりバーナの寿命が短くなりやすいとともに、バーナの燃料消費量を削減することが難しい。
そこで、本発明は、叙上の事情に鑑み、待機運転時における燃焼室のバーナの寿命の確保および燃料消費量の低減を図る蓄熱燃焼式排ガス浄化装置の運転制御方法を提供することを目的とする。
本発明の蓄熱燃焼式排ガス浄化装置の運転制御方法は、蓄熱体を配設した蓄熱室を有する塔を複数並列に配設し、各蓄熱体の上部をバーナが設けられる共通の燃焼室にした構造からなる本体と、各蓄熱体の下方にそれぞれ接続されている入口ダンパおよび出口ダンパと、該入口ダンパに接続される排ガス供給管と、該出口ダンパに接続される処理済みの浄化ガス排気管と、前記排ガス供給管における入口ダンパの上流位置に接続される送風機と、排ガス供給管から生産設備に延びる吸引ラインに接続される、排ガスの吸引と遮断を切替える吸引遮断ダンパおよび冷風取入ダンパと、各ダンパの切替および燃焼室の温度を制御する制御装置とを備える蓄熱燃焼式排ガス浄化装置において、塔切替用第1ダンパサイクル運転を有する運転モードを排ガス処理指令に基づいて待機運転モードに切替えて制御する運転制御方法であって、前記排ガス処理指令に基づいて切替えられた待機運転モードに少なくとも、隣接する塔の入口ダンパと出口ダンパが順次開状態に切り替わると他の塔の入口ダンパと出口ダンパが閉状態に切り替わるパターンを繰り返す塔切替用第2ダンパサイクル運転を行う工程を含むことを特徴としている。
本発明によれば、待機運転中の第2ダンパサイクル運転により、大気を塔内の蓄熱体に通さないで排出する制御を行っているので、燃焼室のバーナにて助燃する時間を低減することができる。
これにより、待機運転時におけるバーナの寿命の確保および燃料消費量の低減を図ることができる。
本発明の一実施の形態にかかわる蓄熱燃焼式排ガス浄化装置の概略図である。 図1の蓄熱燃焼式排ガス浄化装置の運転フローチャートである。 図2の待機運転モードのフローチャートである。 図1の待機運転における第2ダンパサイクル運転を示す模式図である。 本発明の他の実施の形態にかかわる蓄熱燃焼式排ガス浄化装置の概略図である。 図5の待機運転時の第2ダンパサイクル運転を示す模式図である。 従来の蓄熱燃焼式排ガス浄化装置の概略図である。 従来の蓄熱燃焼式排ガス浄化装置の運転フローチャートである。 図8の待機運転モードのフローチャートである。 従来の待機運転における第1ダンパサイクル運転を示す模式図である。
本発明は、蓄熱室の数により2塔式や、3塔式、多塔式がある蓄熱燃焼式排ガス浄化装置に適用することができる。2塔式の蓄熱燃焼式排ガス浄化装置が最も構造が単純で、小型にすることができる。
以下、添付図面に基づいて本発明の蓄熱燃焼式排ガス浄化装置の運転制御方法を説明する。本発明に適用される一実施の形態にかかわる蓄熱燃焼式排ガス浄化装置は、基本的な構造として図7に示される蓄熱燃焼式排ガス浄化装置と同じであるが、制御装置Aに代えて制御装置Bが用いられている点で異なっている。
本実施の形態の蓄熱燃焼式排ガス浄化装置は、図1に示されるように、内部に第1の蓄熱体1aを配設した蓄熱室1を有する第1塔T1と第2の蓄熱体2aを配設した蓄熱室2を有する第2塔T2とを並列に配設し、各蓄熱体1a、2aの上部をバーナ3aが設けられる共通の燃焼室3にした構造からなる本体と、各蓄熱体1a、2aの下方にそれぞれ接続されている入口ダンパ4a、5aおよび出口ダンパ4b、5bと、入口ダンパ4a、5aに接続される排ガス供給管6aと、出口ダンパ4b、5bに接続される処理済みの浄化ガス排気管6bと、前記排ガス供給管6aにおける入口ダンパ4a、5aの上流位置に接続される送風機7および冷風導入ダンパ8と、排ガス供給管6aから生産設備に延びる吸引ライン10に接続される、排ガスの吸引と遮断を切替える吸引遮断ダンパ9および冷風導入ダンパ8と、各ダンパの切替および燃焼室の温度を制御する制御装置Bとを備えている。
つぎに、本実施の形態における蓄熱燃焼式排ガス浄化装置の運転制御について説明するが、図2に示されるように、昇温運転モード以降の制御(ステップS)は前記図8において説明した制御と同じであることから、説明を省略し、待機運転モード以降について説明する。
待機運転モードが選択されると、バーナが停止するとともに塔切替用第2ダンパサイクル運転と送風機の第2ダンパサイクル運転の風量の設定がほぼ同時に行われる(ステップSS1、SS2)。
なお、バーナが停止するとともに塔切替用第2ダンパサイクル運転と送風機の第2ダンパサイクル運転の風量の設定がほぼ同時に行われているが、たとえば前記塔切替用第2ダンパサイクル運転を行うときに、バーナの停止動作と第2ダンパサイクル運転の風量設定動作をタイミングをずらして行うようにすることもできる。
この第2ダンパサイクル運転では、図4および表2に示されるように、第1塔T1の入口ダンパ4aと出口ダンパ4bが開状態に切り替わるとともに第2塔T2の入口ダンパ5aと出口ダンパ5bが閉状態に切り替わるパターン1と、第2塔T2の入口ダンパ5aと出口ダンパ5bが開状態に切り替わるとともに第1塔T1の入口ダンパ4aと出口ダンパ4bが閉状態に切り替わるパターン2とを交互に繰り返す。なお、図4における矢印Yは気流方向を示している。
ついで、燃焼室内を所定温度以上に維持するために、バーナを運転して再度着火させる温度、たとえば780〜800℃の設定値に到達しているか否かが判定される(ステップSS3)。
この判定に基づいて、再度着火させる温度(燃焼室の温度)が設定値を越えていると判断されると、再度判定を行う。
そして、この判定に基づいて、燃焼室の温度が設定値以下であると判断されると、塔切替用第1ダンパサイクル運転と送風機の待機運転の風量の設定が行われるとともに、バーナをほぼ同時に運転する(ステップSS4)。
なお、塔切替用第1ダンパサイクル運転と送風機の待機運転の風量の設定が行われるとともに、バーナをほぼ同時に運転しているが、たとえば塔切替用第1ダンパサイクル運転を行うときに、待機運転の風量設定動作とバーナの運転動作をタイミングをずらして行うようにすることもできる。
このときの第1ダンパサイクル運転は、前記図8および表1に示されるように、前記昇温運転モードのときの第1ダンパサイクル運転と同じく、第1塔と第2塔の入口ダンパ4a、5aと出口ダンパ4b、5bの開閉動作がパターン1とパターン2を交互に繰り返す。
ついで、運転中のバーナを停止し、消火させる温度が設定値に到達しているか否かが判定される(ステップSS5)。
この判定に基づいて、バーナの消火温度が設定値未満であると判断されると、再度判定を行う。
そして、判定に基づいて、温度が設定値以上であると判断されると、ステップSS2に移行してバーナを停止する。
そして、生産設備の稼動が復帰するまで、前記ステップSS2からステップSS5を繰り返す。
本実施の形態では、待機運転中の第2ダンパサイクル運転により、大気を塔内の蓄熱体に通さないで排出する制御を行っているので、燃焼室のバーナにて助燃する時間を低減することができる。
これにより、使用しているバーナの寿命を確保し、燃料消費量を低減することから、省エネ運転を達成することができる。
さらに、大気を塔内の蓄熱体に通さないので、蓄熱体を通すための所定風量も必要なくなり、インバータで制御している送風機の回転数を下げて風量を変更することができる。これにより、ここでも回転数を下げることによって省エネ効果が期待できる。
なお、本実施の形態では、吸引ライン8側の生産設備における被処理製品の段取り替えなどにより該浄化装置の昇温運転モードから生産設備の排ガス処理指令までの時間が長くなる場合の待機運転モードについて説明したが、たとえば排ガス処理指令後のガス処理運転の途中に生産設備における製品取替えなどにより一時停止した場合にも適用することができる。ただしこの場合には、ステップSS1の次工程として吸引遮断ダンパを閉じる工程を入れるなど適宜追加変更を行う。
また、本実施の形態では、2塔式の蓄熱燃焼式排ガス浄化装置について説明したが、本発明は、これに限定されるものではなく、蓄熱室の数により3塔式または多塔式の蓄熱燃焼式排ガス浄化装置に適用することができる。
たとえば、図5に示されるように、3塔式の蓄熱燃焼式排ガス浄化装置においては、第1塔T1と第2塔T2に第3塔T3が並列に配設されているとともに、該第1塔T1、第2塔T2および第3塔T3に前記冷風取入ダンパ10に連通するパージ配管21がそれぞれ第1塔パージダンパ22a、第2塔パージダンパ22bおよび第3塔パージダンパ22cを介して接続されている。
この3塔式の蓄熱燃焼式排ガス浄化装置は、前記2塔式の蓄熱燃焼式排ガス浄化装置とは異なりパージ配管21を接続する必要があるため、3塔式の蓄熱燃焼式排ガス浄化装置における塔切替用第1ダンパサイクル運転は、図5および表3に示されるように、第1塔T1、第2塔T2および第3塔T3のそれぞれの入口ダンパ4a、5a、23a、出口ダンパ4b、5b、23bおよびパージダンパ22a、22b、22cの切替パターンをパターン1、パターン2およびパターン3を交互に切替えるようにしている。
しかしながら、3塔式の蓄熱燃焼式排ガス浄化装置における塔切替用第2ダンパサイクル運転は、パージダンパ22a、22bおよび22cが閉じることから前記2塔式の蓄熱燃焼式排ガス浄化装置の塔切替用第2ダンパサイクル運転と同様に、図6および表4に示されるように、第1塔T1の入口ダンパ4aと出口ダンパ4bが開状態に切り替わるとともに第2塔T2および第3塔T3の入口ダンパ5a、23aと出口ダンパ5b、23bが閉状態に切り替わるパターンとしてのパターン1と、第2塔T2の入口ダンパ5aと出口ダンパ5bが開状態に切り替わるとともに第1塔T1の入口ダンパ4aと出口ダンパ4bおよび第3塔T3の入口ダンパ23aと出口ダンパ23bが閉状態に切り替わるパターンとしてのパターン2と、第3塔T3の入口ダンパ23aと出口ダンパ23bが開状態に切り替わるとともに第1塔T1の入口ダンパ4aと出口ダンパ4bおよび第2塔T2の入口ダンパ5aと出口ダンパ5bが閉状態に切り替わるパターンとしてのパターン3とを繰り返す。
また、4塔式の蓄熱燃焼式排ガス浄化装置の場合には、前記パージ配管は必要なくなることから、塔切替用第2ダンパサイクル運転は、前記第2塔や第3塔の蓄熱燃焼式排ガス浄化装置と同様に、隣接する塔の入口ダンパと出口ダンパが順次開状態に切り替わると他の塔の入口ダンパと出口ダンパが閉状態に切り替わるパターンを繰り返す。
B 制御装置
T1 第1塔
T2 第2塔
T3 第3塔
1、2 蓄熱室
1a 第1の蓄熱体
2a 第2の蓄熱体
3 燃焼室
4a、5a、23a 入口ダンパ
4b、5b、23b 出口ダンパ
6a 排ガス供給管
6b 浄化ガス排気管
7 送風機
8 吸引ライン
9 吸引遮断ダンパ
10 冷風取入ダンパ
11 バーナ
12 温度センサ
21 パージ配管
22a、22b、22c パージダンパ

Claims (8)

  1. 蓄熱体を配設した蓄熱室を有する塔を複数並列に配設し、各蓄熱体の上部をバーナが設けられる共通の燃焼室にした構造からなる本体と、各蓄熱体の下方にそれぞれ接続されている入口ダンパおよび出口ダンパと、該入口ダンパに接続される排ガス供給管と、該出口ダンパに接続される処理済みの浄化ガス排気管と、前記排ガス供給管における入口ダンパの上流位置に接続される送風機と、排ガス供給管から生産設備に延びる吸引ラインに接続される、排ガスの吸引と遮断を切替える吸引遮断ダンパおよび冷風取入ダンパと、各ダンパの切替および燃焼室の温度を制御する制御装置とを備える蓄熱燃焼式排ガス浄化装置において、塔切替用第1ダンパサイクル運転を有する運転モードを排ガス処理指令に基づいて待機運転モードに切替えて制御する運転制御方法であって、
    前記排ガス処理指令に基づいて切替えられた待機運転モードに少なくとも、隣接する塔の入口ダンパと出口ダンパが順次開状態に切り替わると他の塔の入口ダンパと出口ダンパが閉状態に切り替わるパターンを繰り返す塔切替用第2ダンパサイクル運転を行う工程を含むことを特徴する蓄熱燃焼式排ガス浄化装置の運転制御方法。
  2. 前記塔切替用第2ダンパサイクル運転を行う工程を行ったのち、前記塔切替用第1ダンパサイクル運転を行う工程を行う請求項1記載の蓄熱燃焼式排ガス浄化装置の運転制御方法。
  3. 前記塔切替用第2ダンパサイクル運転を行う工程のときに、バーナを停止する工程と送風機の第2ダンパサイクル運転の風量を設定する工程とを行う請求項2記載の蓄熱燃焼式排ガス浄化装置の運転制御方法。
  4. 前記塔切替用第1ダンパサイクル運転を行う工程のときに、送風機の待機運転の風量を設定する工程とバーナを運転する工程とを行う請求項2または3記載の蓄熱燃焼式排ガス浄化装置の運転制御方法。
  5. 前記塔切替用第1ダンパサイクル運転を行う工程の前工程としてバーナを再着火させる温度の設定値であるか否かを判定する工程と、該塔切替用第1ダンパサイクル運転を行う工程の後工程としてバーナを消火させる温度の設定値であるか否かを判定する工程を含む請求項2、3または4記載の蓄熱燃焼式排ガス浄化装置の運転制御方法。
  6. 前記蓄熱燃焼式排ガス浄化装置が第1塔と第2塔からなる2塔式の蓄熱燃焼式排ガス浄化装置において、前記塔切替用第2ダンパサイクル運転時に切り替えられるパターンが、第1塔の入口ダンパと出口ダンパが開状態に切り替わるとともに第2塔の入口ダンパと出口ダンパが閉状態に切り替わるパターン1であるとともに、前記第2塔の入口ダンパと出口ダンパが開状態に切り替わるとともに第1塔の入口ダンパと出口ダンパが閉状態に切り替わるパターン2とである請求項1、2、3、4または5記載の蓄熱燃焼式排ガス浄化装置の運転制御方法。
  7. 前記蓄熱燃焼式排ガス浄化装置が第1塔、第2塔および第3塔からなる3塔式の蓄熱燃焼式排ガス浄化装置において、該第1塔、第2塔および第3塔に冷風取入ダンパに連通するパージ配管がそれぞれ第1塔パージダンパ、第2塔パージダンパおよび第3塔パージダンパを介して接続されてなる請求項1、2、3、4または5記載の蓄熱燃焼式排ガス浄化装置の運転制御方法。
  8. 前記3塔式の蓄熱燃焼式排ガス浄化装置において、前記塔切替用第2ダンパサイクル運転時に切り替えられるパターンが、第1塔の入口ダンパと出口ダンパが開状態に切り替わるとともに第2塔および第3塔の入口ダンパと出口ダンパが閉状態に切り替わるパターンとしてのパターン1と、第2塔の入口ダンパと出口ダンパが開状態に切り替わるとともに第1塔の入口ダンパと出口ダンパおよび第3塔の入口ダンパと出口ダンパが閉状態に切り替わるパターンとしてのパターン2と、第3塔の入口ダンパと出口ダンパが開状態に切り替わるとともに第1塔の入口ダンパと出口ダンパおよび第2塔の入口ダンパと出口ダンパが閉状態に切り替わるパターンとしてのパターン3とである請求項7記載の蓄熱燃焼式排ガス浄化装置の運転制御方法。
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