JP2007198682A - 蓄熱脱臭システム - Google Patents

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Abstract

【課題】外気による希釈を行うことなく処理済みガスの一部を受入れて処理することができ、装置の規模を大型化することなくVOC含有ガスの処理が行える蓄熱脱臭システムを提供する。
【解決手段】被処理ガスの熱分解操作を行う燃焼室16と連通する複数の蓄熱室11を備えて、それら蓄熱室11を流路の切換手段15によって順次切換操作して供給される被処理ガスの予熱と前記燃焼室16での処理済みガスからの排熱回収とが行われる蓄熱脱臭システムにおいて、前記燃焼室16での処理済みガスの一部をホットバイパス流路27から放出させて熱交換器35で排熱回収し、その排ガスを前記燃焼室16へ送入して再循環させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、揮発性有機化合物(VOC)含有の排ガスを燃焼分解して脱臭処理するのに用いられる蓄熱脱臭システムに関するものである。
近時、環境汚染物質として規制されつつあるVOC含有の排ガスは、その固定発生源となる洗浄剤や溶剤が多く取扱われる工場などで発生することから、これら工場では、そのVOCの分解処理に蓄熱式脱臭装置が使用されている。
この蓄熱式脱臭装置100としては、例えば、図6に模式図で示されるように、上下に流通口104,103を備えるとともに、その上下流通口104,103の間で流動するガスと熱の授受を行う蓄熱材102を収容した蓄熱室101が複数並列して設けられ、それら蓄熱室101の上部の流通口104同士を相互に連通する連絡路(106)が設けられ、前記蓄熱室101を二つのグループに分けて被処理ガスの受入れと排出とに、順次切換えられるようになっている。二つのグループに分けられた前記蓄熱室101は、一方のグループに所属する第1の蓄熱室101Aの下部流通口103を脱臭対象ガス(被処理ガス)の供給路108に連通接続するとともに、他方のグループに所属する第2の蓄熱室101Bの下部流通口103を排気路109に接続する第1の処理状態と、前記第2の蓄熱室101Bの下部流通口103を被処理ガスの供給路108に連通接続するとともに、前記第1の蓄熱室101Aの下部流通口103を排気路109に接続する第2の処理状態とに切換える切換手段105(例えば回転切換弁)が設けてある。そして、前記蓄熱室101A,101Bの上部に設けられた連絡路は、前記第1の蓄熱室101Aと第2の蓄熱室101Bとの間で流動する被処理ガス中の脱臭成分を熱分解させるための燃焼室106とされ、この燃焼室106に被処理ガスを燃焼させるバーナ107を設け、前記燃焼室106内で処理された処理済みガスを一方の蓄熱室101B(101A)内に送って蓄熱材102に熱吸収させて処理ガスの温度を降温させ、排気路109から大気中に放散させる。また、供給路108から他方の蓄熱室101A(101B)には被処理ガスを送り込み、先に処理済みガスの通過によって蓄熱材102が吸収した顕熱で、その被処理ガスを高温に加熱して燃焼室106へ流動させ、被処理ガスに別途多くの燃焼熱を付加することなく燃焼させるように構成されている。前記第1の処理状態と第2の処理状態とは、例えば一定時間の経過によって切換手段105(回転切換弁)で切換えられ、順次交互に操作を繰返すようにされている。なお、このような蓄熱式脱臭装置(脱臭システム)に関しては、特許文献1または2などによっても知られている。
前記図6に示される蓄熱式脱臭装置100では、被処理ガスのVOC濃度が高濃度である場合、被処理ガスの供給ファン110の上流側に外気取入れ口111を設けて、付設される外気取入れダンパ112を開いて外気を取入れることにより、被処理ガスを爆発限界以下の濃度に希釈して供給するようにされている。なお、図中符号115はホットバイパス、116はホットバイパスダンパである。
また、この種蓄熱式脱臭装置では、前記熱交換操作によって高温加熱に要する熱エネルギーを少なくするのに加えて、排気路に、排気との熱交換で排熱回収用の熱媒体を加熱させる熱交換器が併設され、熱回収効果を高めるものが特許文献3によって知られている。
特開2001−324121号公報 特開平9−178151号公報 特許第3095531号公報
前記先行技術にあっては、図6で示されるように、工場からの被処理ガスにおけるVOC含有排ガスが高濃度となった場合、外気取入れダンパ112を開いて大気で爆発限界以下の濃度に希釈して処理するようにされていた。しかしながら、その高濃度VOC含有ガスを大気で希釈する方式では、被処理ガスの処理量が増加することになり、それに伴って蓄熱室101・燃焼室106や付帯設備の規模が大型化し、設備コストがアップするという問題点がある。また、燃焼室温度が上昇する場合、ホットバイパス115から処理ガスの一部を放散したり、または特許文献3に記載されるように、ホットバイパスに設けられた熱交換器を通して熱を外部に放散していたが、そのバイパス限界ガス量は30%以内であったため、さらに希釈風量(外気の受入量)を増加させる要因となり、設備全体が大型化するという問題がある。
本発明は、このような問題点を解決するためになされたもので、外気による希釈を行うことなく処理済みガスの一部を受入れて処理することができ、装置の規模を大型化することなくVOC含有ガスの処理が行える蓄熱脱臭システムを提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、本発明の蓄熱脱臭システムは、第1に
被処理ガスの熱分解操作を行う燃焼室と連通する複数の蓄熱室を備えて、それら蓄熱室を流路の切換手段によって順次切換操作して供給される被処理ガスの予熱と前記燃焼室での処理済みガスからの排熱回収とが行われる蓄熱脱臭システムにおいて、
前記燃焼室での処理済みガスの一部をホットバイパス流路から放出させるとともに、熱交換器で排熱回収してその排ガスを前記燃焼室へ再循環させることを特徴とするものである(第1発明)。
前記発明において、前記燃焼室の温度を一定に保つために、前記熱交換器の出口に設けられるダンパを前記燃焼室の温度によりPID制御する制御手段が設けられるのがよい(第2発明)。
また、本発明の蓄熱脱臭システムは、第2に
被処理ガスの熱分解操作を行う燃焼室と連通する複数の蓄熱室を備えて、それら蓄熱室を流路の切換手段によって順次切換操作して供給される被処理ガスの予熱と前記燃焼室での処理済みガスからの排熱回収とが行われる蓄熱脱臭システムにおいて、
前記燃焼室での処理済みガスの一部をホットバイパス流路から放出させるとともに、熱交換器で排熱回収してその排ガスを前記処理済みガスと合流させて一部を前記燃焼室へ再循環させることを特徴とするものである(第3発明)。
また、前記発明において、前記燃焼室の温度を一定に保てるように、前記排ガスと前記処理済みガスとの合流路に設けられる排ガス循環ダンパを、PID制御する制御手段が設けられるのがよい(第4発明)。
本発明(第1発明)によれば、高濃度のVOC含有被処理ガスを脱臭処理するに際し、燃焼室での処理ガスの一部をホットバイパスを通じて放出させて、排熱回収した排ガスを前記燃焼室へ送入して再循環させることにより、燃焼室内のガス濃度を希釈することで燃焼室の温度上昇を抑えることができ、外気を取入れて被処理ガス量を増加させることがないので、設備容量の増大化を防止でき、設備費やランニングコストを低減して合理化を図ることができるという効果を奏するのである。
また、第3発明によれば、排ガスの循環風量を増加できるので、排熱回収熱量を多く回収できる利点があり、経済的な脱臭システムを構築することが可能になるという効果を奏する。
さらに、第2発明あるいは第4発明によれば、排ガス循環系でガス量を制御して燃焼室の温度を一定に保つようにすることで、被処理ガスの熱分解操作を安定させることができ、運転を正常に維持して効率よく操業できるという効果を奏する。
次に、本発明の蓄熱脱臭システムの実施形態について、図面を参照しつつ説明する。
(第1の実施形態)
図1には、本発明の第1の実施形態に係る蓄熱脱臭システムを模式的に表わす概要図が示されている。
この実施形態の蓄熱脱臭システムは、複数の蓄熱室11と、それら蓄熱室11の上部で相互に連通する連絡路となってバーナ17を備える燃焼室16と、前記蓄熱室11の下部で送込まれる被処理ガスの供給流路20と臭気成分を熱分解された処理済みガスの排出流路21とを切換えるガス流路の切換手段15とを備えて、蓄熱式脱臭装置10が形成されている。そして、前記蓄熱式脱臭装置10における前記燃焼室16では処理済みガス(排ガス)の一部を放出させて排熱回収し、熱交換によって冷却された排ガスを前記燃焼室16に循環させるための熱交換器35と排ガス循環系とが併設され、かつ前記排熱回収ガスの流動を制御して前記燃焼室16の温度を一定に保つようにする制御手段40を備えて構成されている。
前記蓄熱式脱臭装置10における蓄熱室11は、複数区画に仕切られて並列して設けられ、それぞれ上下にガスの流通口14,13を備えて、内部にそれら上下の流通口14,13間にて流動するガスと熱の授受を行う蓄熱材12を収容している。なお、前記蓄熱材12(蓄熱体)としては、多孔質でハニカム状にされた公知のセラミック製のものが用いられる。
このような蓄熱室11は、二つのグループに分かれて被処理ガスの受入と処理済みガスの排出とに流路の切換手段15によって順次交互に切換えられるようにされている。それら蓄熱室11(説明の都合上、第1の蓄熱室11Aと第2の蓄熱室11Bとに分けて説明する)の上部の流通口14,14同士は、連通路を介して相互に連通されている。そして、前記連通路はガスの燃焼に適した形状で燃焼室16を形成し、バーナ17が要所に配設されている。この燃焼室16には要所に排ガスの放出口18と循環する排ガスの流入口19とが設けられている。
一方、前記蓄熱室11(11A,11B)の下部位置には、それら蓄熱室11の下部流通口13と接して被処理ガスの供給流路20と処理済みガスの排出流路21とに連通するように、各下部流通口13を所定時間で順次切換えるガス流路の切換手段15が配置されている。このガス流路の切換手段15は、詳細について図示省略するが回転式の切換弁、あるいは個々に流路を切換える形式の切換弁が採用されている。なお、この実施形態では公知の回転切換弁15として説明する。
前記回転切換弁15には、一方に高濃度VOC含有のプロセスガス(被処理ガス)の供給流路20が接続され、他方に燃焼室16で臭気成分を熱分解された処理済みガス(排ガス)の排出流路21(排出ダクト)が接続される。前記被処理ガスの供給流路20(供給ダクト)には、供給ファン23が設けられ、その供給ファン23の上流側にガス供給量を調整する入口ダンパ24が配置されている。また、前記供給ファン23と入口ダンパ24との間に外気取入れダクト25が接続されて外気取入れダンパ26が設けられている。この外気取入れダンパ26は、脱臭システムのスタートアップ時のみ被処理ガスを所要の濃度に希釈するために設けられており、通常では閉じて使用されないものである。
前記燃焼室16に設けられた排ガスの放出口18には、ホットバイパス流路27が、前記回転切換弁15を介して排出される処理済みガスの排出流路21に、ホットバイパスダンパ28を介在させて繋がれている。そして、前記ホットバイパスダンパ28の上流側で分岐されて排ガス循環流路29が設けられ、この排ガス循環流路29中に排熱回収用の熱交換器35が設けてある。この熱交換器35としては、気液熱交換器が用いられ、油などの媒体と熱交換して排ガスの温度を降温させ、加熱された媒体を別途用途で使用するようになっている。なお、前記排ガス循環流路29における熱交換器35の出口側には、排ガスの流量を調整する循環ガスダンパ31と循環ファン32が設けられている。
一方、前記燃焼室16の温度を一定に保つための制御手段40が設けられている。この制御手段40は、燃焼室16の適所に温度センサ41,41′を配設するとともに、第1の蓄熱室11Aと第2の蓄熱室11Bとに対応させてそれぞれ温度センサ42,42'を配備し、それぞれの温度センサ42,42′による検知データを制御部43に受入れて、制御部43での演算でPID制御によって燃焼室16への排ガス再循環を制御することにより、燃焼室16での燃焼効果を高めるようにされている。そのために、前記ホットバイパスダンパ28の操作器28aと、熱交換器35を介在させた排ガス循環流路29中の前記熱交換器出口ダンパ31の操作器31aとが、前記制御部43からの指令によって作動してそれぞれダンパの開度設定が行われるようにされている。また、前記排ガス循環流路29中に設けられる循環ファン32は、その駆動部(モータ32a)が、前記熱交換器35によって熱回収する媒体の出口管路36に設けられる温度センサ45からの温度信号を制御部43で受けて、その制御部43からの指令によって起動・停止するように関連付けられている。またさらに、燃焼室16のバーナ17は、燃焼室16の温度センサ41,41'による温度検知によって、所定温度を超えると燃料供給管路38における流量制御弁および燃焼空気供給管路中の空気制御弁(いずれも図示せず)の開度を調節してバーナ17の燃焼を制御するようにされている。
このように構成される蓄熱脱臭システム1は、蓄熱式脱臭装置10において、被処理ガス(例えばトルエンを含むガス)が供給流路20から第1の蓄熱室11A内に送込まれると、予熱されている蓄熱材12の内部を上昇する間に加熱されて上部流通口14より燃焼室16内に流入する。被処理ガスは、含有する可燃成分が予熱によって着火温度ないしそれ以上の温度で燃焼室16内に流入するので、直ちに燃焼して熱分解される。こうして、可燃分が燃焼して酸化処理されたガス(処理済みガス)は、燃焼室16から第2の蓄熱室11Bの上部流通口14をとおり内部に送入され、その第2の蓄熱室11Bの内部で保有熱を蓄熱材12と熱交換してガス温度を下げ、下部流通口13から回転切換弁15を通過して排出流路21を通じて系外に排出される。
ここで供給されるプロセスガス(被処理ガス)のVOC濃度が高濃度(例えば3000〜5000ppm)となった場合、燃焼室温度が被処理ガスに含有する溶剤熱量によって次第に上昇する。この状態が続くと、燃焼室温度が不安定になる。そこで、燃焼された高温ガスの一部を、放出口18からホットバイパス流路27を通じて放出させ、この放出した処理済みガス(排ガス)を排ガス循環流路29を通して、熱交換器35にて油媒体と熱交換して熱回収する。こうして、約900℃から約200℃まで排ガスの温度を低下させた後、この熱回収によって温度低下された排ガスを再び燃焼室16に送込んで燃焼室内ガスを希釈する。こうすることにより、燃焼室温度の過上昇を防止して、熱回収と燃焼室温度の制御を同時に実施するのである。なお、前記熱交換器35によって熱回収させた媒体は、装置外での設備機器の運転に用いることにより熱エネルギを有効に利用することができる。
そこで、前記燃焼室温度の上昇を防止する制御手段40の作動について、図2に示すフローチャートに従って説明する。
S1:制御部43で燃焼室16に設けられた温度センサ41(41′)によって検知する燃焼室温度が、被処理ガスの熱分解に適する温度域(例えば830℃〜900℃)にあるか否かを判断する。適正温度(830℃を上回る温度)であれば運転を継続してステップS2に移る。適正温度でなければバーナ17の燃焼を制御して適正温度となるようにする(ステップS1′)。
S2:運転が継続して燃焼室温度が被処理ガスの含有臭気成分の熱分解に伴う熱量の増加で上昇し、処理済みガスが蓄熱室11に流入してこの蓄熱室11に設けられた温度センサ42により検知する蓄熱体温度も同様に上昇しているか否かを判断する。いずれも制限温度未満(Yes)であると判断されると、ステップS3に移行する。制限温度以上(No)と判断されると、ステップS5に移行する。
S3〜S4:ステップS2でいずれも制限温度に達していないと判断されると、ホットバイパス流路27から分岐された排ガス循環流路29に設けられる熱交換器35の下流側の出口ダンパ31が閉じていることを確認する(ステップS3)。次いで、ホットバイパスダンパ28が閉じていることを確認し(ステップS4)、ステップS2に戻る。
S5〜S7:ステップS2において燃焼室温度、蓄熱体温度ともに制限温度(830℃)に達したと判断されると、熱交換器35の出口ダンパ31が閉じていることを確認する(ステップS5)。次いで、その熱交換器35の出口ダンパ31の操作器31aに指令が与えられて、この出口ダンパ31を開く(ステップS6)。続いて、排ガス循環流路29に設けられた循環ファン32を作動させて前記燃焼室温度に関連してPID制御を開始する(ステップS7)。この状態で排熱回収を行う。
S8〜S9:排熱回収中、燃焼室温度、蓄熱体温度が例えば900℃以上であるかどうかを判断する(ステップS8)。排熱回収してもなお900℃以上になったと判断された場合(No)、ステップ9に移行し、ホットバイパス流路27のホットバイパスダンパ28を開き、余剰熱量を大気放出させる。
S10〜S11:ホットバイパス流路27を通じて余剰熱量を大気中に放出した結果、燃焼室温度ならびに蓄熱体温度が900℃未満に低下したか否かを判断する。温度低下が達成していれば(Yes)ステップS11に移行し、ホットバイパス流路27のホットバイパスダンパ28を閉操作してホットバイパス流路27を閉じる(ステップS11)。一方、燃焼室温度ならびに蓄熱体温度が900℃以上になった場合(No)は、ホットバイパスダンパ28を開状態で維持し、ステップS10に戻って前記温度が低下したと判断されるまで余剰熱量を引続き放出する。
S12〜S14:排熱回収過程において、熱交換器35の熱媒油の管路出口側に設けられる温度センサ45による温度データによって、熱媒油温度が設定温度(例えば280℃)以下であるか否かを判断する。前記熱媒油温度が設定温度を超える(Yes)と判断されるとステップS13に移行し、排ガス循環流路29の循環ファン32を停止させる(ステップS13)。続いて、熱交換器35の出口ダンパ31を閉じる(ステップS14)。
S15〜S17:ステップS15において、燃焼室温度ならびに蓄熱体温度が900℃を下回っているか否かを判断する。900℃を下回っていると判断される(Yes)と、ステップS16に移行してホットバイパス流路27のホットバイパスダンパ28が閉じていることを確認し、ステップS12に戻り熱交換器35における熱媒油温度が設定温度(280℃)以下であるか否かを判断させる。前記ステップS15で燃焼室温度ならびに蓄熱体温度が900℃以上であると判断されると、ステップS17に移行し、再度ホットバイパスダクト28を開操作し、ステップS15に戻って燃焼室温度ならびに蓄熱体温度が900℃未満と判断されるまで繰返される。
S18〜S19:前記ステップS12において、熱媒油温度が設定温度以下であると判断される(No)と、ステップS18に移行して、排ガス循環流路29における熱交換器35の出口ダンパ31を開き(ステップS18)、さらに、循環ファン32のPID制御の確認を行い(ステップS19)、ステップS12に戻る。
こうして燃焼室温度(蓄熱体温度)が上昇した場合、燃焼排ガスの一部を排ガス循環流路29に流出させて熱交換器35によって排熱回収を行い、それでも燃焼室温度が上昇するときにはホットバイパス流路27を開いて温度調整し、定常運転を継続する。こうすることによって、燃焼室温度の過上昇を抑制すると同時に排熱回収し、かつ外気を取入れて希釈する必要なく運転することができる。
(第2の実施形態)
次に、図3に示される本発明の第2の実施形態に係る蓄熱脱臭システムについて説明する。
この第2の実施形態の蓄熱脱臭システムは、基本的に前記第1の実施形態と同様であるが、排ガス(処理済みガス)による排熱回収ならびに排ガス再循環系が異なるものである。したがって、異なる部分を中心にして説明し、前記実施形態と同一もしくは同様部分については、前記と同一の符号を付して詳細な説明を省略することとする。
蓄熱式脱臭装置10における燃焼室16には、ホットバイパス流路27に繋がる排ガスの放出口18と、排ガス循環流路37に繋がる循環ガス流入口19とが設けられている。そして、ホットバイパス流路27は、前記燃焼室16の放出口18から、蓄熱室11の下部に設けられている回転切換弁15を介して排出される処理済みガスの排出流路21に、ホットバイパスダンパ28を介在させて繋がれている。また、前記ホットバイパス流路27は、前記ホットバイパスダンパ28の上流側で分岐されて前記排出流路21に繋がる熱交換流路22が設けられ、この熱交換流路22中に熱回収用の熱交換器35を配し、ホットバイパス流路27に放出される処理済みガスによって前記熱交換器35で油などの熱媒体と熱交換し、排ガスの温度を降下させるようにされている。その熱交換流路22における熱交換器35の上流側(入口側)には入口ダンパ30が設けられている。
また、前記熱交換流路22とは別に、前記処理済みガスの排出流路21のホットバイパス流路27と繋がる位置よりも下流側で分岐されて、前記燃焼室16の循環ガス流入口19に繋がる排ガス循環流路37が設けてある。この排ガス循環流路37には、循環ガスダンパ39が配置され、前記処理済みガスの排出流路21の排出側に排ガスの排出を調整する排気ダンパ46が付設されている。
また、制御手段40としては、前記第1の実施形態と同様に、燃焼室温度の計測用温度センサ41,41′と、蓄熱室11の温度センサ42,42′を制御部43に繋いで、それらの検知データによって制御部43で演算させてPID制御により前記各部のダンパの操作器28a,30a,39a,46aに開度を設定する信号が与えられるようにされている。また、排ガス循環流路37の循環ファン32Aのモータ32aにも制御部43から制御信号が伝達されるようになっている。
このように構成される第2の実施形態では、その作動について概ね前記第1の実施形態と同様であるが、燃焼室16からホットバイパス流路27を通じ放出される処理済みガスの一部を熱交換器35によって排熱回収することで、ガス温度を下げて循環使用する過程において、蓄熱室11を通じ排出流路21で直接系外に放出される排ガスの一部と合流させて排ガス循環流路37により燃焼室16に送入するようにした点で異なる手段を講じている。この方式を採用すれば、前記第1の実施形態による方式に較べてホットバイパス流路27を通じ処理済みガスを取出して排熱回収により温度低下させた排ガスを循環させるよりも、前記処理済みガスに排出流路21から一部排ガスを合流させるようにすることで、排ガスの循環流量を増加させることが可能になり、燃焼室温度上昇の抑制により有効である。
この実施形態における燃焼室温度の上昇を防止する制御手段の作動について、図4および図5で示すフローチャートに従って説明する。
T1:制御部43で燃焼室16に設けられた温度センサ41(41′)が検知する燃焼室温度が被処理ガスの熱分解に適する温度域(例えば830℃〜900℃)にあるか否かを判断する。適正温度(830℃を上回る温度)であれば運転を継続してステップT2に移る。適正温度でなければバーナ17の燃焼を制御して適正温度となるようにする(ステップT1′)。
T2:運転が継続して燃焼室温度が被処理ガスの含有臭気成分の熱分解に伴う熱量の増加で上昇し、処理済みガスが蓄熱室11に流入してこの蓄熱室11に設けられた温度センサ42が検知する蓄熱体温度も同様に上昇しているか否かを判断する。いずれも制限温度未満である(Yes)と判断されると、ステップT3に移行する。制限温度以上(No)であると判断されると、ステップT7に移行する。
T3〜T6:ステップT2で燃焼室温度が制限温度(830℃)未満と判断されると、ホットバイパスダンパ28が閉であることを確認し(ステップT3)、次いで熱交換器35への入口ダンパ30が閉であることを確認する(ステップT4)。続いて排ガス循環流路37に設けられた循環ガスダンパ32Aが閉じていることを確認し(ステップT5)、さらに排気ダンパ46のPID制御がオフであることを確認し(ステップT6)、ステップT2に戻り、再度燃焼室温度ならびに蓄熱体温度が制限温度以上か否かを判断する。制限温度以下と判断される(Yes)と、前記ステップT3からステップT6の操作を繰返す。
T7〜T12:ステップT2で制限温度以上と判断されると、まず排気ダンパ46が開いていることを確認する(ステップT7)。ホットバイパスダンパ28が閉じていることを確認する(ステップT8)。次いで、熱交換器35の入口ダンパ30が開であることを確認する(ステップT9)。さらに、循環ガスダンパ39が開であることを確認する(ステップT10)。次いで、循環ファン32AのPID制御を開始する(ステップT11)。併せて、排気ダンパ46のPID制御を開始する(ステップT12)。
T13〜T15:ステップT13において、燃焼室温度および蓄熱体温度がともに例えば900℃未満であるか否かを判断し、900℃以上となった場合(No)には、循環ファン32AのPID制御モードおよび排気ダンパ46のPID制御モードを変更して、排出流路21から排ガス循環流路37への循環風量を増加させ、燃焼室温度を低下するように制御し(ステップ14,15)、ステップT13に戻り、これを繰返す。排ガス循環流路37からの循環風量が増加した結果、燃焼室温度ならびに蓄熱体温度が900℃未満に低下したと判断されると、ステップT16に移行する。
T16〜T20:ステップT16では、排熱回収過程で熱交換器35の熱媒油の管路出口側に設けられた温度センサ45による温度データによって、熱媒油温度が設定温度(例えば280℃)未満であるか否かを判断する。前記熱媒油温度が設定温度以上になったと判断される(No)と、ステップT17に移行してホットバイパスダンパ28を開き、次いで熱交換器35の入口ダンパ30を閉じ(ステップT18)、排熱回収を停止する。その後、ステップT16で熱媒油温度が設定温度を上回っているか否かを判断し、下回っている場合(Yes)はステップ19に移行してホットバイパスダンパ28を閉じ、ホットバイパス流路27の閉を確認する。続いて熱交換器35の入口ダンパ30を開いて排熱回収を再開する(ステップ20)。
T21〜T23:排熱回収が継続中に、循環ファンのPID制御モードおよび排気ダンパのPID制御モードをそれぞれ変更して(ステップT22,T23)、循環風量を増加させることにより、燃焼室温度ならびに蓄熱体温度が900℃以下になるまで制御を継続する。燃焼室温度ならびに蓄熱体温度が900℃以下になった場合、ステップT16に戻り、再度熱媒油温度が設定温度以下であるかどうかを判断する。
以後、前述のようにして燃焼室温度(蓄熱室温度)を基準にして、排出流路21、ホットバイパス流路27および排ガス循環流路37の開閉操作により定常運転を継続する。こうすることによって、燃焼室温度の過上昇を抑制すると同時に排熱を回収し、かつ外気を取入れて希釈する必要なく運転することができるのである。
本発明の第1の実施形態に係る蓄熱脱臭システムを模式的に表わす概要図 第1の実施形態における制御のフローチャート 本発明の第2の実施形態に係る蓄熱脱臭システムを模式的に表わす概要図 第2の実施形態における制御のフローチャート(1) 第2の実施形態における制御のフローチャート(2) 従来の蓄熱脱臭システムを表わす模式図
符号の説明
10 蓄熱式脱臭装置
11(11A,11B) 蓄熱室
12 蓄熱材(蓄熱体)
13 下部流通口
14 上部流通口
15 回転切換弁(切換手段)
16 燃焼室
18 排ガスの放出口
19 排ガスの流入口
20 被処理ガスの供給流路
21 処理済みガスの排出流路
27 ホットバイパス流路
28 ホットバイパスダンパ
29,37 排ガス循環流路
30 熱交換器の入口ダンパ
31 熱交換器の出口ダンパ
32,32A 循環ファン
35 熱交換器
36 媒体の出口管路
40 制御手段
41,41′、42,42′、45 温度センサ
43 制御部

Claims (4)

  1. 被処理ガスの熱分解操作を行う燃焼室と連通する複数の蓄熱室を備えて、それら蓄熱室を流路の切換手段によって順次切換操作して供給される被処理ガスの予熱と前記燃焼室での処理済みガスからの排熱回収とが行われる蓄熱脱臭システムにおいて、
    前記燃焼室での処理済みガスの一部をホットバイパス流路から放出させるとともに、熱交換器で排熱回収してその排ガスを前記燃焼室へ再循環させることを特徴とする蓄熱脱臭システム。
  2. 前記燃焼室の温度を一定に保つために、前記熱交換器の出口に設けられるダンパを前記燃焼室の温度によりPID制御する制御手段が設けられる請求項1に記載の蓄熱脱臭システム。
  3. 被処理ガスの熱分解操作を行う燃焼室と連通する複数の蓄熱室を備えて、それら蓄熱室を流路の切換手段によって順次切換操作して供給される被処理ガスの予熱と前記燃焼室での処理済みガスからの排熱回収とが行われる蓄熱脱臭システムにおいて、
    前記燃焼室での処理済みガスの一部をホットバイパス流路から放出させるとともに、熱交換器で排熱回収してその排ガスを前記処理済みガスと合流させて一部を前記燃焼室へ再循環させることを特徴とする蓄熱脱臭システム。
  4. 前記燃焼室の温度を一定に保てるように、前記排ガスと前記処理済みガスとの合流路に設けられる排ガス循環ダンパを、PID制御する制御手段が設けられる請求項3に記載の蓄熱脱臭システム。
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