JP2010236699A - 太陽光集光受熱器 - Google Patents

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Abstract

【課題】受熱管が局部的に熱せられて、耐用温度を越えるという問題発生を防止し、該受熱管からの輻射熱損や対流熱損による部分的な該受熱管の高温化を防止して、効率的な太陽光からの熱エネルギー伝達を行うことができる太陽光集光受熱器を提供する。
【解決手段】ヘリオスタットにより集光された太陽光線を受光し、熱媒体へ伝達する熱交換受熱管12を備えた太陽光集光受熱器であって、該熱交換受熱管12は、入射方向(矢印S方向)上流側に配置された往路受熱管16と、この該往路受熱管16にU字管17を介して接続されて入射方向(矢印S方向)下流側の復路受熱管18とから構成され、往路受熱管16と復路受熱管18は、太陽光線の入射方向(矢印S方向)から見て、位置をずらして配置されたことを特徴とする。
【選択図】図6

Description

本発明は、太陽熱発電装置、太陽熱利用化学プラントなどに利用されて、太陽光を集光して高温の熱エネルギーに変換し、該熱エネルギーを熱伝導により熱媒体に伝える太陽光集光受熱器の基本構造に関する。
高温の太陽熱利用においては、通常、鏡により集光・集熱を実施するが、集光装置と受熱器の組合せに関して、集光装置と受熱装置が機械的に組合せ一体化されて地表に近い場所に置かれるトラフ集光に代表される方式と、受熱器を高いタワーの上に置き、周囲の地上にヘリオスタットと呼ばれる集光用の反射光制御鏡を多数台置き、タワー上部の受熱器上に集光させるタワー集光、という2種類の方式がある。
そして、今回、発明の対象となるタワー集光方式では、太陽光集光受熱器にて熱交換に使用される熱媒体について、発電プラント用の場合、発電サイクルの高効率化のために、従来よりも高温化に対応した開発が行われている。
高温化を実施した場合には、熱媒体の高温化により、受熱器の受熱管材料の使用温度が許容温度に極めて近づくことに加え、受熱器において局所的な温度の相違が発生して、安定した集熱に関して問題があった。
従来のタワー型受熱器の概要について、図10〜図16を参照して説明する。
図10に示すようにヘリオスタット50がタワー51の360度全周に配置されることに対応して、図11に示すような、全周から集光集熱を行うタワー型の受熱器52が開発されたが、受熱管53が外部へ露出する構造であるために、対流や輻射熱損が多いという問題があった。このため、図12に示すような、該受熱管53をケーシング54の内部に置いたキャビティ型の受熱器55が開発された。
ヘリオスタットのタワー全周への配置構成は、直達日射の良好な亜熱帯高圧帯における実際の設備の立地条件に対しては、ヘリオスタットの入反射角度の大小による鏡の有効面積がタワーの南北で大きく異なり、片側で悪くなるという現象が発生する。
このため、近年、図13に示すような、実際の太陽の高度変化に対応して、鏡の有効面積が大きく取れる側にヘリオスタット60を集中配置する、片側配置方式と呼称される受熱器61が建設されている。この受熱器61は、図14に示すように、上面より見て半周の180度以下の角度範囲に、受熱管62を配置した曲面又は曲面を多面体に近似させた構造となっている。この受熱器61は、受熱管の長手方向が水平方向に配置されており、実際の受光分布は受熱器本体の高さ方向について中央部が高いことより、一部の受熱管62の熱負荷が高くなる傾向にあり、更に図15に示すように受熱管62の前面が日射入光を受けることができるように外に向けて開口露出している(開口部を符号63で示す)。
一方、特許文献においては以下のような技術が知られている。特許文献1に示される太陽光集熱器70は、図16に示されるように、熱媒体導入部71及び熱媒体導出部72を通じて内部に熱媒体が流通される熱媒体流通管73(熱交換受熱管)が、螺旋状に巻回されることで形成されてなる集熱体74を有するものであって、該集熱体の受光面75は、集熱体の内部に露出された該熱媒体流通管73の外周面によって形成される。
また、熱媒体導入部71は熱媒体流通管73の中央部、熱媒体導出部72は該熱媒体流通管73の外周部にあり、これによって該熱媒体流通管73内の熱媒体は、螺旋の中央から外周に向けて流通する。また、前記集熱体74の受光面75は、太陽光導入口に向って収束する湾曲状に形成されている。
国際公開番号WO2006/025449号公報
そして、以上のように構成された従来技術及び特許文献1では、図16に代表するように、熱媒体導入部71から熱媒体流通管73内に導入された熱媒体が、螺旋の中央から外周に向けて流通するようになっているので、熱媒体導出部71付近では熱媒体流通管73が高温になり、耐用温度に近づく又は越えるという問題が発生していた。
このため、熱媒体流通管73である受熱管の温度を材料の耐熱限界以内に抑えるために、高精度の受光位置制御を行うことにより、局所的な熱負荷の過負荷により発生する熱応力歪や材料強度低下による受熱器の破損防止を図る必要がある。また、受熱管からの輻射熱損や対流熱損が多く、部分的な受熱管の高温化により益々顕在化すると考えられる。更に、集熱体74となる受熱器の外側の太陽光が当たらない側の受熱管壁面と、該受熱器の内側の太陽光が当たる側の受熱管壁面との温度差が大きくなるという問題も含有している。
この発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであって、受熱管が局部的に熱せられて、耐用温度を越えるという問題発生を防止し、該受熱管からの輻射熱損や対流熱損による太陽光の入射エネルギーに対する受熱器の出力熱エネルギーへの変換効率の低下を防止して、効率的な太陽光からの熱エネルギー伝達を行うことができる太陽光集光受熱器の提供を目的とするものである。
上記課題を解決するために、この発明では、ヘリオスタットにより集光された太陽光線を受光して、熱媒体へ伝達する熱交換受熱管を備えた太陽光集光受熱器であって、該熱交換受熱管は、入射方向上流側に配置された往路受熱管と、この該往路受熱管にU字管を介して接続されて入射方向下流側の復路受熱管とから構成され、往路受熱管と復路受熱管は、太陽光線の入射方向から見て、位置をずらして配置されたことを特徴とする。
そして、このような構成の太陽光集光受熱器では、太陽光線のエネルギーを内部の熱媒体に伝達する熱交換受熱管を、入射方向上流側に配置された往路受熱管と、この該往路受熱管にU字管を介して接続されて入射方向下流側の復路受熱管とから構成し、かつこれら往路受熱管と復路受熱管を、太陽光線の入射方向から見て位置をずらして配置したので、例えば、太陽光の入射位置にてこれら往路受熱管と復路受熱管とを交互に配置することができ、これによって往路受熱管及び復路受熱管を循環する熱媒体の温度を安定して上昇させることができる。その結果、往路受熱管と復路受熱管とからなる熱交換受熱管の全体を均等に温度上昇させ、更に、熱媒体の温度が高くなる入射方向下流の復路受熱管を、往路受熱管の蔭になることでその受光熱量を確実に低減させることができ、該受熱管表面の温度上昇を抑制することができ、従来方式での受熱管が局部的に熱せられて、耐用温度を越えるという問題発生を防止することができ、効率的な太陽光からの熱エネルギー伝達を行うことができる。
また、本発明の太陽光集光受熱器では、前記復路受熱管の下流側に反射鏡を設けたことを特徴とする。
そして、このような構成の太陽光集光受熱器では、復路受熱管の(太陽光線)入射方向下流側に反射鏡を設けたので、太陽光線の入射方向から見て位置をずらして配置された往路受熱管と復路受熱管との隙間を通じて入った太陽光線を、該反射鏡で反射することができ、さらに該反射鏡の反射光を、前述した往路受熱管と復路受熱管の背面に照射することができ、これら往路受熱管と復路受熱管を背面から加熱することができる。すなわち、太陽光線により、往路受熱管と復路受熱管を、前側面と背面の両方から加熱することができ、この点においても、往路受熱管と復路受熱管とからなる熱交換受熱管の全体を均等に温度上昇させることができ、従来のような、受熱管が局部的に熱せられて、耐用温度を越えるという問題発生を防止することが可能となる。
また、本発明の太陽光集光受熱器では、前記熱交換受熱管は、太陽光線の入射方向から見て、往路受熱管、復路受熱管を高さ方向と直交する方向にそれぞれ位置をずらして複数設けたことを特徴とする。
そして、このような構成の太陽光集光受熱器では、熱交換受熱管を、太陽光線の入射方向から見て、往路受熱管、復路受熱管を高さ方向と直交する方向にそれぞれ位置をずらして複数設けることで、太陽光の入射位置にて、複数の往路受熱管及び復路受熱管を循環する熱媒体の温度を安定して上昇させることができる。その結果、複数の往路受熱管と復路受熱管との組み合わせからなる熱交換受熱管の全体を均等に温度上昇させることができる。
また、本発明の太陽光集光受熱器では、反射鏡の光路には、熱交換受熱管の間隙を通過する太陽光線の方向を変換する反射体が設けられたことを特徴とする。
そして、このような構成の太陽光集光受熱器では、反射鏡の光路に、熱交換受熱管の間隙を通過する太陽光線の方向を変換する反射体を設けたので、該反射体によって、反射体の反射光が入射方向の上流側に戻ることを防止することができ、該反射光によって熱交換受熱管の背面を照射し、熱エネルギーに変換して受熱器のエネルギー出力に加算することができる。
本発明の太陽光集光受熱器では、太陽光線のエネルギーを内部の熱媒体に伝達する熱交換受熱管を、入射方向上流側に配置された往路受熱管と、この該往路受熱管にU字管を介して接続されて入射方向下流側の復路受熱管とから構成し、かつこれら往路受熱管と復路受熱管を、太陽光線の入射方向から見て位置をずらして配置したので、例えば、太陽光の入射位置にてこれら往路受熱管と復路受熱管とを交互に配置することができ、これによって往路受熱管及び復路受熱管を循環する熱媒体の温度を安定して上昇させることができる。その結果、往路受熱管と復路受熱管とからなる熱交換受熱管の全体を均等に温度上昇させ、更に、熱媒体の温度が高くなる入射方向下流の復路受熱管を、往路受熱管の蔭になることでその受光熱量を確実に低減させることができ、該受熱管表面の温度上昇を抑制することができ、かつ特に受熱管出口付近での温度上昇を抑えることができ、従来方式での受熱管が局部的に熱せられて、耐用温度を越えるという問題発生を防止することができ、効率的な太陽光からの熱エネルギー伝達を行うことができる。
ヘリオスタットと、タワー上の太陽光集光受熱器との位置関係を示す説明図である。 太陽光集光受熱器の全体構成を示す図であって、(a)は正面図、(b)は側断面図、(c)は横断面図である。 受熱管の位置と、太陽光の日射程度、温度、形態係数、熱流速との関係をまとめた表である。 受熱管の位置と、温度、熱流速との関係を示すグラフである。 受熱器本体と受熱管との位置関係を示す平面図である。 受熱器本体と、熱交換受熱管を構成する往路受熱管、U字管、復路受熱管との位置関係の一例を示す図であって、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は入口ヘッダ、出口ヘッダを示す図である。 受熱器本体の内壁面と往路受熱管、復路受熱管と位置関係を示す平面図である。 山型突起を設けた反射鏡の太陽光線を説明する説明図1である。 山型突起を設けた反射鏡の太陽光線を説明する説明図2である。 360度全周ヘリオスタットの配置例を示す平面図である。 360度全周集熱受熱器を示す斜視図である。 360度全周集熱キャビディ型受熱器を示す斜視図である。 片側へリオスタットの配置例を示す平面図である。 片側へリオスタット配置用受熱器の横断面図である。 図14の受熱器設置のタワーの外観を示す図である。 (a)は太陽光集光受熱器の模式断面図、(b)は(a)のXVI−XVI線に沿う断面図である。
[実施例1]
本発明の一実施例を図1〜図9を参照して説明する。符号1で示すものは、グランドGに設けられたヘリオスタットフィールドである。このヘリオスタットフィールド1上には、太陽光線を反射するための複数のヘリオスタット2が配置され、また、ヘリオスタットフィールド1の南端には、ヘリオスタット2で導かれた太陽光線を受けるタワー状の太陽光集光受熱器100が設けられている。
なお、地球上で太陽熱発電の立地に適する場所は、太陽からの直速日射が強く良好な回帰線に近い亜熱帯高圧帯の乾燥地域であり、日中の太陽高度が高く発電に適する時間帯は太陽の位置が年間を通じ北半球では南側にあることより、ヘリオスタット2のCOS効率がより良好な場所に配置を考慮の結果、ソーラーフィールド1の南端にタワー型太陽光集光受熱器100を建て、ヘリオスタット2を北側に展開する配置を選択することが好ましいとされる。
タワー型太陽光集光受熱器100は、グランドGに立設されたタワー部3と、該タワー部3上に設置された集光受熱器10とから構成される。
集光受熱器10は、図2に示されるように、ケーシングとなる受熱器本体11と、該受熱器本体11内の太陽光線入射方向(矢印S方向)の下流側に設けられた熱交換受熱管12と、から構成されるものであって、該熱交換受熱管12が設けられる受熱器本体11の内壁面13は、多角形状に形成されている。
なお、多角形状に形成された受熱器本体11の内壁面13において、符号14Aは、北西方向の開口に向くように設置された受熱管設置部、符号14Bは、北々西方向の開口に向くように設置された受熱管設置部、符号14Cは、北々東方向の開口に向くように設置された受熱管設置部、符号14Dは、北東方向の開口に向くように設置された受熱管設置部を示している。
また、前記受熱器本体11の前面側には、太陽光線を該受熱器本体11内に取り込むための開口部11Aが設けられ、該開口部11Aにはシャッター15が設けられている。シャッター15は、太陽熱利用システム異常時のエネルギー供給停止、システム異常による受熱器の熱媒体量減少に対する受熱管焼損防止保護のために、トリップ指令に基づき開口部11Aの全体を急ぎ閉塞遮光するように動作する。また、開口部11Aの形状は横長とし、かつ両端部は、太陽光線のスポット径に応じて円形としている。
また、集光受熱器10内に配置される熱交換受熱管12は、図2に示すように、太陽光線の入射方向(矢印S方向)上流側に位置する往路受熱管16と、この往路受熱管16にU字管17を介して接続されていて入射方向(矢印S方向)下流側に配置された復路受熱管18とからなる2パス構造としている。また、これら熱交換受熱管12は、受熱器本体11に下部が支持されることで略直立するように受熱管設置部14A〜14D内に複数設置されている。
前記熱交換受熱管12の各往路受熱管16は、熱媒体が供給される受熱管入口ヘッダ20が接続され、また、該熱交換受熱管12の各復路受熱管18は、加熱された熱媒体を排出する受熱管出口ヘッダ21が接続されている。そして、受熱管出口ヘッダ21から排出された熱媒体は、直接又は図示しない熱交換器に供給され、該熱交換器で発生した二次の熱媒によって原動機タービンが駆動され、発電等が行われるようになっている。
また、ソーラーフィールド1上のヘリオスタット2と、集光受熱器10の熱交換受熱管12を構成する往路受熱管16及び復路受熱管18とは、次のような位置関係にある。
すなわち、図1及び図2(b)に示すように、集光受熱器10に近い最も近い最近点に位置するヘリオスタット2からの太陽光線(符号H1で示す)が熱交換受熱管12の上部を照射し、また、集光受熱器10から中間点(最近点と最遠点との中間)に位置するヘリオスタット2からの太陽光線(符号H2で示す)が熱交換受熱管12の中間部を照射し、また、集光受熱器10に近い最も遠い最遠点に位置するヘリオスタット2からの太陽光線(符号H3で示す)が熱交換受熱管12の下部を照射するように、受熱器本体11の設置角度である俯角(図1にαで示す)が設定されている。
そして、このような位置設定によって、日射強度が「強」となる最近点の太陽光線(符号H1で示す)が熱交換受熱管12の上部を照射し、日射強度が「中」となる中間点の太陽光線(符号H2で示す)が熱交換受熱管12の中間部を照射し、日射強度が「弱」となる最遠点の太陽光線(符号H3で示す)が熱交換受熱管12の下部を照射する。また、日射強度が「強」となる太陽光線(符号H1で示す)が熱交換受熱管12の上部は、高温となるため、受熱器本体11の開口部11Aとの距離を大きく取っており、これによって輻射熱損原因となる形態係数を小さくしている。
そして、以上のように位置関係にあるソーラーフィールド1上のヘリオスタット2と、集光受熱器10の熱交換受熱管12を構成する往路受熱管16及び復路受熱管18とは、図3及び図4に示すような受熱分布を表す。
具体的には、このようなヘリオスタット2と熱交換受熱管12との位置関係によって、図3及び図4に示すように、前側の熱交換受熱管12(往路受熱管16)に比べて後側の熱交換受熱管12(復路受熱管18)は、輻射熱損原因となる「形態係数」が小さくなり、かつ熱交換受熱管12内の熱媒体の流れ方向に対し中央部付近(U字管17付近)の「熱流速」が高くなり、これによって熱媒体温度が最高温度に近づく受熱管出口ヘッダ21付近の「熱流速」を抑えて、熱交換受熱管12を構成する材料の許容温度超過を回避可能とする。
そして、以上のようなヘリオスタット2と熱交換受熱管12との位置関係によって、
(1)熱交換受熱管12内の熱媒体の流れ方向に対し中央部付近の熱流速が高くなって、熱媒体温度が最高温度に近づく受熱管出口ヘッダ21付近の熱流速を最小となることにより、熱交換受熱管12を構成する材料の許容温度超過を確実に回避する。
(2)熱交換受熱管12の表面からの輻射及び対流放熱損を最小とするために、キヤビティ構造を採用し、熱交換受熱管12の高温部が外部に曝露する面積を最小とし、更に熱損失となる太陽光線が入射される開口部11Aからの輻射や対流損失を最小とするために、熱交換受熱管12が高温となる上部箇所と、開口部11Aの距離が大きく取れるようにし、更に高温の復路受熱管18の開口部11A側に低温の往路受熱管16を配することにより、輻射熱損原因となる高温部配管の形態係数を小さくする。
次に、往路受熱管16、U字管17、復路受熱管18とから構成される熱交換受熱管12の配置の一例について図5〜図7を参照して説明する。
これら熱交換受熱管12は3本で組をなすことで、1つの受熱配管体30が構成されている(このような3本を一組とする熱交換受熱管12を以下、受熱配管体30と表現する)。受熱配管体30では、3本の熱交換受熱管12の内、2本が互いに平行となるように配置され(符号12A・12Bで示す)、該平行配置された2本の熱交換受熱管12を上側から跨ぐように1本の熱交換受熱管12が配置されている(符号12Cで示す)。
また、受熱配管体30の各熱交換受熱管12においては、入射方向(矢印S方向)の上流側にて内壁面13に沿うように往路受熱管16が一定間隔で配置され、かつ入射方向(矢印S方向)の下流側にて内壁面13に沿うように復路受熱管18が一定間隔で配置されている。すなわち、熱負荷が高い前側を熱媒体が供給される往路受熱管16とし、熱負荷が低い後側を復路受熱管18としている。
そして、このような往路受熱管16と復路受熱管18とがU字管17で接続された2パス構造の熱交換受熱管12では、U字管17と、往路受熱管16と復路受熱管18との下部を受熱器本体11にて支持することで、上部側が開放され、これによって熱による寸法変形を容易に吸収し、熱応力が発生し難い構造としている。また、隣接する受熱配管体30の間に隙間が確保されることにより、受熱器本体11の内壁面13側から該受熱配管体30の支持が容易となる。
また、受熱配管体30の各熱交換受熱管12では、これら往路受熱管16と復路受熱管18とが、太陽光線の入射方向(矢印S方向)から見て、千鳥状となるように高さ方向と直交する横方向に位置をずらして配置されている。これによって往路受熱管16と復路受熱管18のいずれの前面に、太陽光線が照射可能となっている。
また、このような受熱配管体30は、図7に示すように多角形を形成する内壁面13の各部において、往路受熱管16同士の間隔40、復路受熱管18同士の間隔40、受熱管16と受熱管18との間隔40、及び後述する反射鏡34と受熱管16・18との間隔40が、ほぼ等しくなるように複数配置されている。
ここで、太陽光線の入射方向(矢印S方向)から見た往路受熱管16と復路受熱管18の配置を図6に示す。そして、図6(b)を参照して分るように、太陽光の入射位置にてこれら往路受熱管16と復路受熱管18とが交互に配置され、これによって矢印(イ)、(ロ)に示すように、往路受熱管16及び復路受熱管18内を循環する熱媒体の温度を安定して上昇させることができる。その結果、熱交換受熱管12の温度が全体に局在化せず、全体として均等に温度上昇させ、更に熱媒体の温度が高くなる入射方向(矢印S方向)下流の復路受熱管18を、往路受熱管16の蔭になることでその受光熱量を確実に低減させることができ、該復路受熱管18の表面の温度上昇を抑制することができ、かつ特に受熱管出口付近での温度上昇を抑えることができる。
また、各熱交換受熱管12のU字管17の頂上部には、温度センサ31が設けられており、熱交換受熱管12内を流通する熱媒体が許容温度以上となるか否かを監視している。
また、図5及び図6に示すように、熱交換受熱管12の入射方向(矢印S方向)下流側となる受熱器本体11の内壁面13には、断熱材32及び冷却空気通路33を介して、太陽光線の反射面34Aとなる反射鏡34が設けられている。この反射鏡34は、熱交換受熱管12の下部、すなわち、U字管17を除く往路受熱管16及び復路受熱管18が配置される部分に設けられており、該往路受熱管16及び復路受熱管18の隙間40を通じて入射された太陽光線の反射光を、該往路受熱管16及び復路受熱管18の背面に照射して、熱エネルギーに変換させる。また、この反射鏡34は、熱交換受熱管12から発せられる輻射熱を、熱交換受熱管12の背面へ戻し該熱交換受熱管12の安定加熱に有効使用するとともに、集光受熱器10から外部に向かう発熱量を低減し、受熱器本体11の断熱冷却構造を簡略化する。
また、図6及び図7に示すように、反射鏡34の反射面34A上には、複数の山型突起35が設けられている。これら山型突起35は、反射鏡34の反射面34A上に所定の間隔を持って配置されたものであって、往路受熱管16及び復路受熱管18の隙間40を通じて入射された太陽光線の入射角度に対する反射角度を不連続に異ならせ、これによって該隙間40を通じて入射された太陽光線の反射光を、該隙間40を通じて入射方向(矢印S方向)の上流側に戻らないようにする。
ここで、図8及び図9を参照して山型突起35を設けた反射鏡34で反射する太陽光線の作用について説明する。
これらの図において、山型突起35が無い反射鏡34では、符号M、mに示されるように、隙間40を通じて入射された太陽光線が、別の隙間40を通じて入射方向(矢印S方向)の上流側に戻る場合がある。
しかし、本実施例のように、山型突起35を設けた反射鏡34では、符号A〜E、a〜eで示されるように、往路受熱管16及び復路受熱管18の隙間40を通じて入射された太陽光線の入射角度に対する反射角度を不連続に異ならせ、これによって該太陽光線の反射光を、該隙間40を通じて入射方向(矢印S方向)の上流側に戻らないようにし、かつこれら往路受熱管16及び復路受熱管18の背面側に照射させて、受熱管16・18上で熱に変えて有効に利用することができる。また、符号E、eに示される太陽光線は、山型突起35が無い反射鏡34にて、隙間40を通じて入射された太陽光線が、別の隙間40を通じて上流側に戻らない例を示している。
これによって、隙間40を通じて入射された太陽光線の反射光を、熱交換受熱管12の加熱に直接変換でかつ有効に使用されるようにし、更に受熱器本体11の内壁面13を反射鏡34による反射面34Aとすることで、受熱器本体11の熱変換や輻射加熱高温化による熱負荷の上昇を抑えることとし、該受熱器本体11の断熱構造の大幅な簡略化が可能となる。
以上詳細に説明したように本実施例に示すタワー型太陽光集光受熱器100では、太陽光線のエネルギーを内部の熱媒体に伝達する熱交換受熱管12を、入射方向(矢印S方向)上流側に配置された往路受熱管16と、この該往路受熱管16にU字管17を介して接続されて入射方向(矢印S方向)下流側の復路受熱管18とから構成し、かつこれら往路受熱管16と復路受熱管18を、太陽光線の入射方向(矢印S方向)から見て位置をずらして千鳥状に配置したので、例えば、太陽光の入射位置にてこれら往路受熱管16と復路受熱管18とを交互に配置することができ、これによって往路受熱管16及び復路受熱管18を循環する熱媒体の温度を安定して上昇させることができる。その結果、往路受熱管16と復路受熱管18とからなる熱交換受熱管12の全体を均等に温度上昇させ、更に、熱媒体の温度が高くなる入射方向(矢印S方向)下流の復路受熱管18を、往路受熱管16の蔭になることでその受光熱量を確実に低減させることができ、該復路受熱管18の表面の温度上昇を抑制することができ、従来方式での受熱管が局部的に熱せられて、耐用温度を越えるという問題発生を防止することができ、効率的な太陽光からの熱エネルギー伝達を行うことができる。
また、本実施例に示すタワー型の太陽光集光受熱器100では、復路受熱管18の太陽光線入射方向(矢印S方向)下流側に反射鏡34を設けたので、太陽光線の入射方向(矢印S方向)から見て位置をずらして配置された往路受熱管16と復路受熱管18との隙間40を通じて入った太陽光線を、該反射鏡34で反射することができ、さらに該反射鏡34の反射光を、前述した往路受熱管16と復路受熱管18の背面に照射して熱に変換して有効利用することができ、これら往路受熱管16と復路受熱管18を背面から加熱することができる。すなわち、太陽光線により、往路受熱管16と復路受熱管18を、前側面と背面の両方から加熱することができ、この点においても、往路受熱管16と復路受熱管18とからなる熱交換受熱管12の全体を均等に温度上昇させることができ、従来のような、受熱管が局部的に熱せられて、耐用温度を越えるという問題発生を防止することが可能となる。
また、本実施例に示すタワー型太陽光集光受熱器100では、熱交換受熱管12を、太陽光線の入射方向(矢印S方向)から見て、往路受熱管16、復路受熱管18を高さ方向と直交する方向にそれぞれ位置をずらして複数設けることで、太陽光の入射位置にて、複数の往路受熱管16及び復路受熱管18を循環する熱媒体の温度を安定して上昇させることができる。その結果、複数の往路受熱管16と復路受熱管18との組み合わせからなる熱交換受熱管12の全体を均等に温度上昇させることができる。
また、本実施例に示すタワー型太陽光集光受熱器100では、反射鏡34の光路に、熱交換受熱管12の間を通過する太陽光線の方向を変換する山型突起35を設けたので、該山型突起35によって、往路受熱管16及び復路受熱管18の隙間40を通じて入射された太陽光線の入射角度に対する反射角度を異ならせて、反射鏡34の反射光が入射方向(矢印S方向)の上流側に戻ることを防止し、該反射光によって熱交換受熱管12の背面を照射し、熱エネルギーに変換して受熱器100のエネルギー出力に加算することができる。
なお、上記実施例において、千鳥状に配置されている往路受熱管16、復路受熱管18は、太陽光がこれら受熱管16・18に十分に熱を伝達できるか、また、反射鏡34にどの程度、太陽光が反射されるかを考慮して、それぞれの間隔40が決定されるものであって、例えば、各受熱管設置部14A〜14Dでの太陽光照射状況に応じて、同一の間隔40とせずに適宜、間隔40を変えても良い。また、反射体となる突起35の形状も、山型に限定されず、適宜、台形、半球等の形状を採用しても良い。
以上、本発明の実施形態について図面を参照して詳述したが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。
本発明は、太陽熱発電装置、太陽熱利用化学プラントなどに利用されて、太陽光を集光して高温の熱エネルギーに変換し、該熱エネルギーを熱伝導により効率良く熱媒体に伝える太陽光集光受熱器に関する。
2 ヘリオスタット
10 集光受熱器
12 熱交換受熱管
16 往路受熱管
17 U字管
18 復路受熱管
34 反射鏡
35 山型突起(反射体)
40 間隔
100 タワー型太陽光集光受熱器

Claims (4)

  1. ヘリオスタットにより集光された太陽光線を受光して、熱媒体へ伝達する熱交換受熱管を備えた太陽光集光受熱器であって、
    該熱交換受熱管は、入射方向上流側に配置された往路受熱管と、この該往路受熱管にU字管を介して接続されて入射方向下流側の復路受熱管とから構成され、
    往路受熱管と復路受熱管は、太陽光線の入射方向から見て、位置をずらして配置されたことを特徴とする太陽光集光受熱器。
  2. 前記復路受熱管の下流側に反射鏡を設けたことを特徴とする請求項1に記載の太陽光集光受熱器。
  3. 前記熱交換受熱管は、太陽光線の入射方向から見て、往路受熱管、復路受熱管を高さ方向と直交する方向にそれぞれ位置をずらして複数設けたことを特徴とする請求項1又は2のいずれか1項に記載の太陽光集光受熱器。
  4. 反射鏡の光路には、熱交換受熱管の間隙を通過する太陽光線の方向を変換する反射体が設けられたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の太陽光集光受熱器。
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