JP2011007459A - 太陽光集光受熱器及び太陽熱発電装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】受熱器本体41の内面には、断熱材47が配置され、複数の受熱管51は、隣接する受熱管51との間に間隔を空けた状態で、所定の管ピッチP毎に配列されるとともに、断熱材47の内面との間に、所定距離を空けた状態で配置されていることを特徴とする。
【選択図】図6
Description
すなわち、熱交換受熱管303の周方向における温度が不均一となり、熱交換受熱管303内を流通する熱媒体に対して熱エネルギーを効率的に伝達することが難しいという問題がある。
ここで、本発明の構成によれば、ケーシング内に集光された太陽光線が、熱交換受熱管の受光面(太陽光線の入射方向に対向する面)に照射されることで熱エネルギーとなって直接、熱交換受熱管が加熱される一方、隣接する受熱管の間を通過して断熱材に照射された太陽光線が、熱エネルギーとなって放射されることで非受光面も加熱されることになる。
したがって、熱交換受熱管の非受光面に対しても熱エネルギーを伝達することができるので、熱交換受熱管を周方向全域に亘って均一に加熱することができる。その結果、太陽光線からの熱エネルギーを熱媒体に対して効率的に伝達することができるので、熱効率の高い太陽光集光受熱器を提供することができる。
本発明の構成によれば、距離Lを1.0≦L/D≦2.5の範囲に設定することで、断熱材に照射された太陽光線により発生した熱エネルギーが熱交換受熱管の非受光面に向けて効率的に放射される。したがって、熱交換受熱管を周方向全域に亘って均一に加熱することができる。
本発明の構成によれば、配列ピッチPを1.0D<P≦2.0Dの範囲に設定することで、熱交換受熱管を互いに間隔を有しつつ、好適な密度で配置することができるので、ケーシング内に集光された太陽光線を熱交換受熱管の受光面及び断熱材に向けて効率的に照射することができる。そして、断熱材に照射された太陽光線により発生した熱エネルギーが熱交換受熱管の非受光面に伝達されることで、熱交換受熱管を周方向全域に亘って均一に加熱することができる。
そして、このような構成の太陽熱発電装置では、上記本発明の太陽光集光受熱器により加熱された熱媒体を用いて発電を行うため、発電効率に優れた太陽熱発電装置を提供することができる。
そして、このような構成の太陽熱発電装置では、ガスタービンユニットと太陽光集光受熱器とが、ともにタワー部上に設置されているため、メンテナンス性を向上させることができる。
そして、このような構成の太陽熱発電装置では、熱媒体を熱交換受熱管に導入する前段で予備加熱することができるので、タービンに向けて高温の熱媒体を供給することができる。その結果、太陽熱発電装置の発電効率の更なる向上を図ることができる。しかも、再生熱交換器では、タービンで発電に供された排出ガスを有効利用することができるので、別途で熱源を用意することがなく、構成の簡素化及び設備コストの低減を図ることができる。
したがって、熱交換受熱管の非受光面に対しても熱エネルギーを伝達することができるので、熱交換受熱管を周方向全域に亘って均一に加熱することができる。その結果、太陽光線からの熱エネルギーを熱媒体に対して効率的に伝達することができるので、熱効率の高い太陽光集光受熱器を提供することができる。
この場合、従来のように熱交換受熱管の外周面同士が接触している構成に比べて、各熱交換受熱管全体の総受熱面積を減少させた上で、従来と同等の熱エネルギーを得ることができるので、熱交換受熱管の設置本数を減少させることができる。その結果、装置の小型軽量化及びコストの低減を図ることができる。さらに、熱交換受熱管の本数減少に伴い、熱交換受熱管の口径を拡大することができるので、熱交換受熱管の施工性及びメンテナンス性を向上させることができる。
また、本発明の太陽熱発電装置では、上記本発明の太陽光集光受熱器により加熱された熱媒体を用いて発電を行うため、発電効率に優れた太陽熱発電装置を提供することができる。
(発電装置)
図1,2は、ヘリオスタットと、タワー上の発電装置との位置関係を示す説明図であり、図1は側面図、図2は平面図を示している。なお、地球上で発電装置の立地に適する場所は、太陽からの直達日射が強く良好な回帰線に近い亜熱帯高圧帯の乾燥地域である。
図1において、符号1で示すものは、グランドGに設けられたヘリオスタットフィールドである。このヘリオスタットフィールド1上には、太陽光線を反射するための複数のヘリオスタット2が配置され、また、ヘリオスタットフィールド1の中央部には、ヘリオスタット2で導かれた太陽光線(図1中H1,H2)を受けるタワー状の発電装置100が設けられている。すなわち、ヘリオスタット2は、発電装置100の約360度全周を囲むように配置されている(図2参照)。
ハウジング12は、軸方向と鉛直方向とが一致した状態で配置された有底筒状のものであり、上面は閉塞される一方、下面における径方向中央部には、グランドGに向けて開口する開口部15が形成されている。また、ハウジング12内には、軸方向における上部と下部とを仕切る仕切壁16が設けられており、仕切壁16で仕切られた上部空間はガスタービンユニット11が配置されたタービン室17、下部空間は集光受熱器10が配置された集光室18として構成されている。
また、タワー部3は、各支柱21間を架け渡すように連結された梁部22を備えている。これら梁部22は、ヘリオスタット2で反射されて集光受熱器10に入射する太陽光線の光路上には配置されないようになっている。すなわち、本実施形態では、梁部22は、支柱21の鉛直方向下側において各支柱21間を連結している。
図3の(a)は発電装置を上面から見た断面図、(b)は側面から見た断面図である。
図3に示すように、ガスタービンユニット11は、ハウジング12のタービン室17内に収納されており、圧縮機23及びタービン24からなるガスタービン25と、吸気フィルター26と、再生熱交換器27と、発電機28とを主に備えている。
圧縮機23は、ハウジング12の外部に設けられた図示しない供給源から空気供給路35を流通して供給される空気を、ハウジング12の空気取込口29から作動流体として取り込んで圧縮空気を生成するものである。圧縮機23には、圧縮機23で圧縮された圧縮空気が集光受熱器10の上流端に向けて流通する受熱器供給路32が接続されている(図4中矢印F1参照)。そして、集光受熱器10で加熱された圧縮空気は、集光受熱器10の下流端に接続されたタービン供給路33を通ってタービン24に供給されるようになっている(図4中矢印F2参照)。
タービン24は、タービン供給路33から供給される圧縮空気の熱エネルギーをロータ30の回転エネルギーに変換して駆動力を発生させるものである。そして、この駆動力がロータ30に連結された発電機28に出力されることで、発電が行われるようになっている。そして、タービン24内を流通した圧縮空気は、排出ガスとなって空気排出路34を通ってタービン24から排気される。
また、再生熱交換器27には、受熱器供給路32と空気排出路34とが接続されており、受熱器供給路32内を流通する圧縮空気と、空気排出路34内を流通する排出ガスとの間で熱交換を行い、受熱器供給路32内を流通する圧縮空気が集光受熱器10に供給される前段で予備加熱されるようになっている。
図4は、集光受熱器の一部を破断して示す斜視図である。
図3,4に示すように、集光受熱器10は、ハウジング12の集光室18に収納されており、ケーシングとなる受熱器本体41と、圧縮機23から送り込まれる圧縮空気が流通する受熱部42とを備えている。
受熱器本体41は、軸方向がハウジング12の軸方向に一致した状態で配置された有底筒状のものであり、上部は天板部43により閉塞される一方、下部にはグランドGに向けて開口する開口部44が形成されている。そして、受熱器本体41の天板部43と仕切壁16とは、複数のフック部材45(図3(b)参照)により連結されており、これらフック部材45により受熱器本体41は仕切壁16から吊り下げられた状態で集光室18内に収納されている。なお、後述するがフック部材45の下端部は受熱器本体41を貫通しており、受熱部42にも連結されている。すなわち、集光受熱器10の受熱器本体41及び受熱部42は、ともに同一のフック部材45により支持されている。
図3〜5に示すように、受熱部42は、複数の受熱管51と、複数の受熱管51における圧縮空気の流通方向上流端がまとめて接続された低温側ヘッダ(熱媒体導入ヘッダ)52と、複数の受熱管51における圧縮空気の流通方向下流端がまとめて接続された高温側ヘッダ(熱媒体導出ヘッダ)53とを備えている。
低温側ヘッダ52は、受熱器本体41のテーパ部46を囲むように配置された環状の部材であり、その外周面には圧縮機23と受熱部42との間を接続する複数の受熱器供給路32が設けられている。受熱器供給路32は、低温側ヘッダ52の周方向に沿って等間隔に配置されており、受熱器供給路32から低温側ヘッダ52内に供給された圧縮空気が低温側ヘッダ52の全域に行き渡るようになっている。このように、低温側ヘッダ52が受熱器本体41の外部に配置されているので、低温側ヘッダ52の材料として耐熱性の高い材料を用いる必要がない。そのため、装置コストの低減を図ることができる。
図4〜7に示すように、受熱管51は、その軸方向が鉛直方向に一致するように配置された部材であり、受熱器本体41の周壁における内壁面に沿って周方向全周に亘って複数配列されている。各受熱管51の下端部(上流端)は、テーパ部46を貫通して低温側ヘッダ52の上部にそれぞれ接続される一方、上端部(下流端)は受熱器本体41内で高温側ヘッダ53の下部にそれぞれ接続されている。すなわち、低温ヘッダ52を流通する圧縮空気は各受熱管51内に分散され、各受熱管51内で加熱された後、再び高温ヘッダ53で集合するようになっている。
ここで、本願発明者は、受熱器本体41内で集光される太陽光線の光量を変えず、受熱管51の外径D及び管ピッチPをそれぞれ変えて、距離Lに対する形態係数Fを測定する試験を行った。外径D及び管ピッチPの各条件は以下の通りである。
受熱管51の外径D: 31mm
48.3mm
71.6mm
管ピッチP: 1.1D(隙間ピッチ0.1D)
1.5D(隙間ピッチ0.5D)
2.0D(隙間ピッチ1.0D)
一方、管ピッチPを拡大し過ぎると、所望の熱エネルギーを得るために必要な本数の受熱管51を受熱器本体41内に配置することが難しくなるため好ましくない。
そして、さらに距離Lを拡大するにつれ、形態係数Fは極大値を迎え、その後極大値を越えると距離Lを拡大するにつれ形態係数Fが減少傾向になることがわかる。
これは、断熱材47と受熱管51とを離し過ぎると、受熱管51の設置可能本数が少なくなって受光面51aで直接受熱することが可能な面積が小さくなるとともに、断熱材47から放射される熱を非受光面51bで受熱することが可能な面積も小さくなるからであると考えられる。
図9に示すように、上述した試験結果に基づいて外径Dと距離Lとの関係を無次元化すると、外径Dに対する距離Lの割合L/Dは、管ピッチPに関わらず1.0≦L/D≦2.5の範囲に設定することが好ましい。さらに、極大値に対して90%程度の形態係数Fが得られる範囲に設定することがより好ましい。具体的に、管ピッチP毎にL/Dの範囲を設定すると、管ピッチPが1.1Dの場合には1.0≦L/D≦2.0、管ピッチPが1.5Dの場合に1.2≦L/D≦2.2、管ピッチPが2.0の場合に1.5≦L/D≦2.5の範囲に設定することが好ましい。
次に、上述した発電装置の動作方法について説明する。
まず、図3に示すように、発電機28が作動し、減速機31を介してロータ30が回転し始めると、供給源に貯留された空気が空気取込口29から空気供給路35内を流入し、吸気フィルター26を通って圧縮機23内に流入する。圧縮機23に流入した空気は圧縮機23内で圧縮された後、圧縮空気となって受熱器供給路32に流出し、受熱器供給路32から受熱部42の低温側ヘッダ52内に供給される(図4中矢印F1参照)。
したがって、受熱管51を周方向全域に亘って均一に加熱することができるので、太陽光線からの熱エネルギーを圧縮空気に対して効率的に伝達することができる。
タービン供給路33内に流入した圧縮空気は、タービン供給路33内を鉛直方向上方に向かって流通し(図4中矢印F2参照)、タービン24内に流入してタービン24を駆動させる。これにより、タービン供給路33から供給される圧縮空気の熱エネルギーがロータ30の回転エネルギーに変換され、タービン24に駆動力を発生させる。そして、この駆動力がロータ30に連結された発電機28に出力され、発電が行われるようになっている。
この構成によれば、受熱器本体41内に集光された太陽光線が、受熱管51の受光面51aに照射されることで熱エネルギーとなって直接受熱管51が加熱される一方、隣接する受熱管51の間を通過して断熱材47に照射された太陽光線が熱エネルギーとなって放射されることで、非受光面51bを加熱されることになる。
したがって、太陽光線を直接受光し難い受熱管51の非受光面51bに対しても熱エネルギーを伝達することができるので、受熱管51を周方向全域に亘って均一に加熱することができる。その結果、太陽光線からの熱エネルギーを圧縮空気に対して効率的に伝達することができるので、熱効率の高い集光受熱器10を提供することができる。
また、ガスタービンユニット11と集光受熱器10とが、ともにタワー部3上に設置されているため、メンテナンス性を向上させることができる。また、集光受熱器10とガスタービンユニット11が互いに近接して配置されることで、集光受熱器10で加熱された圧縮空気を温度が低下してしまうことなくタービン24に供給することができ、さらに発電効率を高めることができる。
しかしながら、この構成では、受熱管に自重により作用する応力と、受熱管の延在方向とが一致せず、受熱管に作用する曲げ応力が大きくなる。この場合、太陽光線により受熱管が加熱されて高温になると、曲げ応力によって受熱管が変形する虞がある。そのため、受熱管に対して、強度を確保するための改善を行う必要があり、構成の複雑化や製造コストの増加に繋がるという問題がある。
ここで、熱媒体が受熱管から効率的に熱エネルギーを得るためには、受熱管の温度が圧縮空気の温度に比べて十分に高くなっている必要がある。しかしながら、折り返し構造の受熱管では、往路受熱管の上流端(低温側ヘッダ付近)と、復路受熱管の下流端(高温側ヘッダ付近)とが近接配置されることになる。この場合、往路受熱管の上流端と復路受熱管の下流端との間では温度差が大きいため、復路受熱管から往路受熱管に向けて熱が放射されやすくなる。その結果、復路受熱管の温度上昇が妨げられ、復路受熱管と熱媒体との熱交換の効率が低下するという問題がある。
この構成によれば、受熱管51が鉛直方向に沿って配列されているため、受熱管51の自重による応力と受熱管51の延在方向とが一致することになる。そのため、受熱管51に作用する曲げ応力を低減して、受熱管51の変形等を抑制することができる。この場合、従来のように受熱管を太陽光線に向けて傾斜配置する構成に比べて、受熱管51の強度を確保するための構成を追加する必要もないので、構成の簡素化や製造コストの低下が可能になる。
しかも、受熱管51の下端に低温側ヘッダ52が配置されるとともに、上端に高温側ヘッダ53が配置されているため、両ヘッダ52,53が受熱管51を間に挟んで離間配置されることになる。すなわち、高温側ヘッダ53の周囲に低温側ヘッダ52等の低熱源が配置されることがないので、高温側ヘッダ53からの熱エネルギーの不要な放射を抑制することができる。よって、太陽光線によって受熱部42の温度を安定して上昇させることができるので、受熱部42で得た熱エネルギーを圧縮空気に効率的に伝達することができる。したがって熱効率の高い太陽光集光受熱器10を提供することができる。
例えば、上述した実施形態では、集光受熱器10で加熱した圧縮空気を作動流体としてタービン24に供給する場合について説明したが、これに限らず、タービン24には別途作動流体(例えば、燃焼ガス)を供給し、受熱部42で加熱された圧縮空気を作動流体の熱交換に用いる構成にしても構わない。
また、集光受熱器とガスタービンユニットとの位置関係は適宜設計変更が可能である。すなわち、ガスタービンユニットの配置位置は、集光受熱器の上方や、後方に限られることはない。
さらに、上述した実施形態では、発電機28がロータ30を駆動させるとともに、タービン24が回転することによって発電を行うオルタネータとしての機能を有している場合について説明したが、これに限らず発電機28とは別体でロータ30を回転させる駆動モータを採用しても構わない。
また、再生熱交換器27を除いた発電装置としても構わない。
11 ガスタービンユニット
23 圧縮機
24 タービン
27 再生熱交換器
28 発電機
41 受熱器本体(ケーシング)
47 断熱材
51 受熱管(熱交換受熱管)
100 発電装置(太陽熱発電装置)
Claims (6)
- 太陽光線を集光する開口部を有するケーシングと、
前記ケーシング内に収容され、熱媒体が流通するとともに、前記ケーシング内に集光される太陽光線を受光して前記熱媒体へ伝達する複数の熱交換受熱管とを備えた太陽光集光受熱器であって、
前記ケーシングの内面には、断熱材が配置され、
前記複数の熱交換受熱管は、隣接する前記熱交換受熱管との間に間隔を空けた状態で、所定の配列ピッチ毎に配列されるとともに、前記断熱材の内面との間に、所定距離を空けた状態で配置されていることを特徴とする太陽光集光受熱器。 - 前記熱交換受熱管の外径をD、前記断熱材の内面から前記熱交換受熱管の中心軸までの距離Lとすると、
外径Dに対する距離Lが1.0≦L/D≦2.5の範囲に設定されていることを特徴とする請求項1記載の太陽光集光受熱器。 - 前記隣接する熱交換受熱管の中心軸間の距離を配列ピッチPとすると、配列ピッチPは、1.0D<P≦2.0Dの範囲に設定されていることを特徴とする請求項2記載の太陽光集光受熱器。
- 請求項1ないし請求項3の何れか1項に記載の太陽光集光受熱器と、
前記太陽光集光受熱器で加熱される前記熱媒体を用いて発電を行うガスタービンユニットとを備え、
前記ガスタービンユニットは、前記熱媒体を前記熱交換受熱管に送り込む圧縮機と、
前記熱交換受熱管から導出される前記熱媒体が供給されるタービンと、
前記タービンの駆動力を電力へと変換する発電機とを備えていることを特徴とする太陽熱発電装置。 - 前記太陽光集光受熱器及び前記ガスタービンユニットは、地上から立設されたタワー部上に設置されていることを特徴とする請求項4記載の太陽熱発電装置。
- 前記圧縮機と前記熱交換受熱管との間には、前記圧縮機から前記熱交換受熱管に向けて送り込まれる前記熱媒体と、前記タービンから排出される排出ガスとの間で熱交換を行うための再生熱交換器が設けられていることを特徴とする請求項4または請求項5記載の太陽熱発電装置。
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