JP2010236637A - アクチュエータ - Google Patents

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Abstract

【課題】コンパクトな構成とすることができて、かつ、作動前のシリンダ内の高い気密性と、作動時のピストンロッドの円滑な前進移動と、を確保可能なアクチュエータを提供すること。
【解決手段】アクチュエータAは、内部に作動用ガスを流入させることにより、シリンダ22内のピストンロッド47を前進移動させる構成である。ピストンロッド47の支持ロッド部55が、ピストン部から延びる軸部56と頭部57とを備える。シリンダ22が、本体部23と、本体部23の先端側を塞ぐ先端壁部31と、を有して、先端壁部31に、軸部56を挿通可能な挿通孔32を、備える。支持ロッド部55が、軸部56の周囲に、作動前の状態において、先端壁部31との間に介在されてシリンダ22内をシールするOリング59を嵌着させている。Oリング59が、作動時に、ピストンロッド47の前進移動に伴って、移動可能とされている。
【選択図】図6

Description

本発明は、自動車用安全装置に使用されるアクチュエータに関し、例えば、保護対象物としての歩行者を受け止める際のフードパネルを持ち上げる等の作動に使用されるアクチュエータに関する。
従来、自動車安全装置に使用されるアクチュエータとしては、筒状のシリンダ内に、ガス発生器から発生する作動用ガスを流入させることにより、シリンダ内に配置されたピストンロッドのピストン部を前進移動(上昇移動)させて、ピストン部から延びる支持ロッド部を、シリンダの先端壁部から突出させるピストンシリンダタイプのものがあった(例えば、特許文献1参照)。この従来のアクチュエータでは、支持ロッド部は、シリンダの先端壁部を挿通可能な軸部と、軸部の先端側において軸部から軸直交方向側に膨出するように形成される頭部と、を備える構成とされており、この頭部の外周面側に、Oリングを、配設させていた。このOリングは、シリンダ内の気密性を確保するために、頭部と、シリンダから頭部の外周側を覆うように延びるカバー部と、の間に介在される構成であり、作動時に、頭部とともに前進移動して、カバー部との接触状態を解除される構成であった。
特開2002−173391公報
しかし、この従来のアクチュエータでは、Oリングが、支持ロッド部における頭部の外周側に配置されていることから、径の大きなものを使用する必要があり、また、シリンダ側に、頭部の外周側を覆うカバー部を配設させる必要があることから、シリンダをコンパクトにすることができず、アクチュエータ全体をコンパクトにする点に、改善の余地があった。
本発明は、上述の課題を解決するものであり、コンパクトな構成とすることができて、かつ、作動前のシリンダ内の高い気密性と、作動時のピストンロッドの円滑な前進移動と、を確保可能なアクチュエータを提供することを目的とする。
本発明に係るアクチュエータは、自動車用安全装置に使用されて、
筒状のシリンダ内に、ガス発生器から発生する作動用ガスを流入させることにより、シリンダ内に配置されたピストンロッドのピストン部を前進移動させて、ピストン部から延びる支持ロッド部を、シリンダから突出させるピストンシリンダタイプとして、構成されるとともに、
支持ロッド部が、ピストン部から延びる軸部と、軸部の先端側において軸部から軸直交方向側に膨出するように形成される頭部と、を備える構成のアクチュエータであって、
シリンダが、筒状の本体部と、本体部の先端側を塞ぐ先端壁部と、を有して、先端壁部に、軸部を挿通可能な挿通孔を、有する構成とされ、
支持ロッド部が、頭部における先端壁部側であって、軸部の周囲となる部位に、作動前の状態において、先端壁部との間に介在されてシリンダ内をシールするOリングを、嵌着させて構成され、
Oリングが、作動時に、ピストンロッドの前進移動に伴って、前方に移動可能とされていることを特徴とする。
本発明に係るアクチュエータでは、シリンダ内をシールするOリングが、支持ロッド部の頭部におけるシリンダの先端壁部側であって、軸部の周囲となる部位に、配設されていることから、Oリングを頭部の外周側に配置させる従来のアクチュエータと比較して、径の小さなものを使用することができる。また、本発明のアクチュエータでは、Oリングを、シリンダの先端壁部と、シリンダの軸方向に沿った先端側(前進移動方向側)に配置される支持ロッド部の頭部と、の間に、介在させていることから、シリンダ側に、頭部の外周側を覆う部材を設けなくともよく、シリンダをコンパクトに設計することができる。勿論、本発明のアクチュエータでは、径の小さなOリングを使用していても、このOリングが、頭部と先端壁部との間に介在されて、シリンダ内をシールしていることから、作動前のシリンダ内の高い気密性を確保することができる。さらに、本発明のアクチュエータでは、Oリングは、支持ロッド部の頭部における先端壁部側に嵌着されて、作動時に、ピストンロッドの前進移動に伴って、移動する構成であることから、ピストンロッドが前進移動を開始すれば、Oリングが移動し、シリンダにおける先端壁部の挿通孔と軸部との間に隙間が生ずることとなる。そのため、この隙間から、シリンダ内におけるピストン部と先端壁部との間に存在している空気を、外部に排出させることができ、作動時に、このような空気の影響を受けることなく、ピストン部を、円滑に前進移動させることができる。
したがって、本発明のアクチュエータでは、コンパクトな構成とすることができて、かつ、作動前のシリンダ内の高い気密性と、作動時のピストンロッドの円滑な前進移動と、を確保することができる。
また、本発明のアクチュエータにおいて、Oリングを、頭部と軸部との境界部位において、頭部及び軸部と接触するように、軸部の外周面に嵌着させる構成とすれば、Oリングの径を最も小さくすることができて、好ましい。
さらに、上記構成のアクチュエータにおいて、Oリングを接触させる先端壁部に設けられるシール面を、挿通孔の周縁において、挿通孔の内周面から先端壁部の端面にかけて拡開するような断面テーパ状として、構成すれば、Oリングが圧接されるシリンダ側のシール面が、テーパ状の1つの面だけであることから、製造時に、シール面の加工が容易であり、製造工数及びコストを低減させることができて、好ましい。
さらにまた、上記構成のアクチュエータにおいて、先端壁部に設けられたシール面の周縁の部位において、先端壁部の端面と、頭部における端面と対向する対向面と、を、相互に面接触する領域を有する構成とすれば、Oリングによるシール部位に至るまでの領域で、雨水や異物等の侵入を抑制できることから、作動前のシリンダ内のシール性を一層良好にすることができて、好ましい。
本発明の一実施形態であるアクチュエータを使用したフード跳ね上げ装置を搭載させた車両の斜視図である。 実施形態のアクチュエータを使用しているフード跳ね上げ装置を搭載させた車両の部分拡大平面図である。 実施形態のフード跳ね上げ装置と車両のヒンジ部とを示す前後方向に沿った概略縦断面図であり、図2のIII−III部位に対応する。 実施形態のアクチュエータを使用したフード跳ね上げ装置の作動時を示す概略断面図である。 実施形態のアクチュエータの概略縦断面図であり、作動前と作動完了時とを示す。 実施形態のアクチュエータにおけるシリンダの先端壁部の部位を示す部分拡大概略縦断面図である。 実施形態のアクチュエータにおいて、ロック機構の作動を順に説明する概略部分拡大縦断面図である。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明すると、実施形態のアクチュエータAは、図1〜3に示すように、車両Vに搭載される自動車用安全装置としてのフード跳ね上げ装置(以下「跳ね上げ装置」と省略する)Uに使用されるものである。跳ね上げ装置Uは、フードパネル10の後端10c側に配設されるもので、アクチュエータAの作動時に、フードパネル10の後端10cを跳ね上げる構成とされている。実施形態の場合、車両Vのフロントバンパ5には、図1に示すように、歩行者との衝突を検知若しくは予測可能なセンサ6が、配設されており、センサ6からの信号を入力させている図示しない作動回路が、センサ6からの信号に基づいて車両Vと歩行者との衝突を検知若しくは予測した際に、アクチュエータAのガス発生器44(図5参照)を作動させるように、構成されている。
フードパネル10は、図1,2に示すように、車両VにおけるエンジンルームERの上方を覆うように配設されるもので、左右方向の両縁側における後端10c近傍に配置されるヒンジ部11により、車両Vのボディ1側に対して、前開きで開閉可能に連結されている。フードパネル10は、アルミニウム(アルミニウム合金)等からなる板金製として、図3に示すように、上面側のアウタパネル10aと、下面側に位置してアウタパネル10aより強度を向上させたインナパネル10bと、から構成されている。フードパネル10は、歩行者を受け止めた際に、歩行者の運動エネルギーを吸収できるように、塑性変形可能に構成されている。そして、実施形態では、車両Vと歩行者との衝突時に、アクチュエータAが作動されて、図4に示すように、フードパネル10の後端10cが上方に押し上げられ、フードパネル10の後端10cと、エンジンルームERと、の間に、変形スペースDSを形成できることから、塑性変形時の塑性変形量を増大させることができる。さらには、実施形態の場合、フードパネル10の後端10cを上昇移動させたピストンロッド47における支持ロッド部55の軸部56が、歩行者の受け止め時に、フードパネル10の下降移動に伴って曲げ塑性変形されることとなる(図4の二点鎖線参照)。そのため、実施形態の場合、歩行者の運動エネルギーが大きくとも、フードパネル10自体の塑性変形と、支持ロッド部55における軸部56の曲げ塑性変形と、によって、歩行者の運動エネルギーを多く吸収することができる。
ヒンジ部11は、フードパネル10の後端10c側における左縁10dと右縁10eとに配設され(図1,2参照)、それぞれ、ボディ1側のフードリッジリインホース2に連結される取付フランジ2aに固定されるヒンジベース12と、フードパネル10側に固定されるヒンジアーム14と、を備えて構成されている(図2,3参照)。各ヒンジアーム14は、図3に示すように、板金製のアングル材を下向きに突出させるように略半円弧状に湾曲させた形状として構成され、ヒンジベース12側の元部端14aが、支持軸13を利用して、ヒンジベース12に対して回動可能に連結されている。また、各ヒンジアーム14は、元部端14aから離れる先端14b側に、先端14bからフードパネル10の下面に沿うように延びる連結板部15を備える構成とされ、この連結板部15が、フードパネル10の後端10cにおける下面側に、溶接等を利用して結合されている。また、ヒンジアーム14の先端14b付近には、下縁を略円形状に切り欠くようにして構成される切欠凹部14cが、形成されており、この切欠凹部14cの周囲の部位が、アクチュエータAの作動時において支持ロッド部55の頭部57がフードパネル10の後端10cを押し上げた際に、塑性変形する塑性変形部14dとされて、フードパネル10の上昇を許容することとなる(図3,4参照)。
各支持軸13は、それらの軸方向を、車両Vの左右方向に沿わせるように、配設されている。そして、フードパネル10を開く際には、図3の実線から二点鎖線で示すように、左右の支持軸13を回転中心として、各ヒンジアーム14の先端14b側とともに、フードパネル10の前端10f側(図1参照)を前開きで上昇させれば、フードパネル10を前開きで開くことができる。ちなみに、フードパネル10の後端10cの上昇時には、フードパネル10の前端10f側は、前端10fに配置されている通常閉塞用の図示しないフードロックストライカを係止するラッチ機構により、ボディ1側から外れることはない。
フードパネル10の後方には、図2,3に示すように、ボディ1側の剛性の高いカウルパネル7aと、カウルパネル7aの上方の合成樹脂製のカウルルーバ7bと、からなるカウル7が、配設されている。カウルルーバ7bは、後端側をフロントウィンドシールド3の下部3a側に連ならせるように、配設されている。また、フロントウィンドシールド3の左右には、図1,2に示すように、フロントピラー4,4が、配設されている。
跳ね上げ装置Uは、図1〜3に示すように、フードパネル10における左右のヒンジ部11の近傍に配設されるもので、フードパネル10の後端10cの下方に配設されるアクチュエータAと、各アクチュエータAに対応してアクチュエータAの上方のフードパネル10側に配設される受け座16と、から、構成されている。受け座16は、実施形態の場合、フードパネル10の後端10cの下面に配設されたヒンジアーム14の先端14b側に設けられた連結板部15の下面から、構成されている。
実施形態のアクチュエータAは、図2,3に示すように、フードリッジリインホース2に連結された取付フランジ2bに対してボルト19止めされる断面略U字形状の取付ブラケット18により保持されて、フードパネル10の後端10c側における左縁10d及び右縁10eの下方となる各ヒンジ部11の下方に、配設されている(図1〜3参照)。各アクチュエータAは、図4に示すように、ガス発生器44の作動時に発生する作動用ガスGを駆動源とするピストンシリンダタイプとされるもので、実施形態の場合、軸方向を上下方向に沿わせるように配置されるシリンダ22と、シリンダ22内に作動用ガスGを流入させるガス発生器44と、シリンダ22から上方へ突出するように配設されるピストンロッド47と、前進移動後(上昇移動後)のピストンロッド47の後退移動(下降移動)を防止するロック機構Rと、を備えて構成されている。ロック機構Rは、実施形態の場合、係止リング52と、ピストンロッド47におけるピストン部48の外周側に設けられて係止リング52を収納する収納溝50と、シリンダ22の内周面に設けられて係止リング52の一部を進入させて係止する係止段部26と、を備えて構成されている。
シリンダ22は、軸方向を上下方向に略沿わせて配置されるもので、図4に示すように、上端側の先端壁部31と下端側の元部端壁部40との間に、ピストンロッド47のピストン部48を摺動させる円筒状の本体部23を、配設させて構成されている。なお、シリンダ22は、本体部23を構成する鋼製のパイプ材29の上下にキャップ30,39を結合させて構成されており、先端壁部31は、パイプ材29の上端側外周面に設けられた雄ねじ29aに螺合して結合されたキャップ30に、配設され、元部端壁部40は、パイプ材29の下端側外周面に設けられた雄ねじ29bに螺合して結合されたキャップ39に、配設されている。
本体部23は、ピストン部48の外形形状に対応して軸直交方向の断面形状を略円形の開口とした摺動孔24を、上下方向に貫通させており、アクチュエータAの作動時、ピストン部48は、摺動孔24の内周面24aを摺動して、上昇移動(前進移動)することとなる。
シリンダ22において、本体部23における先端壁部31近傍には、図5,6に示すように、ピストン部48を摺動させる本体部23の内周面(摺動孔24の内周面24a)より拡径して凹む係止段部26が、形成されている。この係止段部26は、ロック機構Rを構成するもので、ピストン部48の上昇移動後(前進移動後)の後述する係止リング52付近に配置されて、係止リング52の後退移動(下降移動)を規制する部位であり、係止規制面27と外周規制面28とを備えて構成されている。実施形態の場合、係止規制面27は、パイプ材29の上端面29cから構成されるもので、ロック機構Rを構成する係止リング52の下降移動(後退移動)を規制可能に、係止リング52の後退移動側の部位(後退側面)に当接するように、構成されている(図7のB,C参照)。外周規制面28は、実施形態の場合、キャップ30における後述する収納凹部35の内周面35aから構成されるもので、係止規制面27の外周縁から本体部23の軸方向(ピストン部48の前進移動方向)に沿うように延びて、係止リング52の後退移動の規制時に、拡径した係止リング52の外周面に当接するように、構成されている(図7のB,C参照)。
シリンダ22における本体部23の上端側に配置されるキャップ30は、図5,6に示すように、シリンダ22の上端を塞ぐ先端壁部31と、先端壁部31の下端側(パイプ材29側)から下方に延びる略円筒状の周壁部37と、を、備えている。周壁部37の内周面には、パイプ材29に設けられた雄ねじ29aに螺合される雌ねじ37aが、形成されている。先端壁部31は、略円柱状とされるもので、中央に、ピストンロッド47の支持ロッド部55における軸部56を挿通可能に上下方向に沿って貫通した挿通孔32を備えるとともに、下端側に、上昇移動後(前進移動後)のピストン部48を収納させるための収納凹部35を、備えている。挿通孔32は、内径寸法D1を、支持ロッド部55における軸部56の外径寸法D2より僅かに大径として、軸部56との間に隙間を設けるように、構成されている(図6参照)。この挿通孔32における軸部56との間の隙間は、ピストン部48の上昇移動時に、挿通孔32内を、軸部56を円滑にスライド可能として、かつ、ピストン部48が上昇移動(前進移動)を開始する際に、シリンダ22内におけるピストン部48と先端壁部31との間に存在している空気を、外部に排出可能に、形成されている。また、この挿通孔32における軸部56との間の隙間からは、ピストン部48の上昇移動(前進移動)後に、シリンダ22内に充満された作動用ガスGも、外部に放出することができる。そして、この隙間は、アクチュエータAの作動前における車両搭載状態においては、支持ロッド部55における軸部56と頭部57との境界部位において軸部56の外周面に嵌着されるOリング59により、先端側(上端側)を閉塞されている。
先端壁部31の端面(上面)31aには、このOリング59を接触させるシール面33が、形成されている。シール面33は、挿通孔32の周縁に形成されるもので、挿通孔32の内周面32aから先端壁部31の上面(端面)31aにかけて拡開するような断面テーパ状として、構成されている(図6参照)。先端壁部31の端面(上面)31aは、テーパ状のシール面33の部位を除いて、全域を、凹凸のない平面状としている。実施形態の場合、シール面33は、シリンダ22の軸方向(中心軸C1)に対する傾斜角度を、45°程度として、構成されている。また、このシール面33は、アクチュエータAの作動前における車両搭載状態において、シール面33に接触させたOリング59を、軸部56の外周面56bと頭部57の下面57aとにともに接触可能とし、かつ、支持ロッド部55における頭部57の下面57aと、この下面57aと対向して配置される先端壁部31の上面31a(対向面)と、を、シール面33の周縁において、相互に面接触可能とするように、設定されている。
収納凹部35は、上昇移動(前進移動)後に、係止リング52を係止規制面27に係止させて、下降移動(後退移動)を規制された状態のピストン部48を、内部に収納可能に構成されるもので、内周面35aの下端付近の部位が、拡径した係止リング52の外周面に当接する外周規制面28を、構成している。収納凹部35は、内径寸法を、摺動孔24の内径寸法より大きくして、拡径した係止リング52の外周面に当接可能な寸法に、設定されている。また、収納凹部35内における上面35b側には、作動前の支持ロッド部55(ピストンロッド47)の上下動を規制するためのCリング36が、上面35bと当接するようにして、配置されている(図6参照)。このCリング36は、支持ロッド部55の軸部56に形成される凹溝56aに係止されて、作動前の支持ロッド部55(ピストンロッド47)の上下方向への移動を防止しており、ガス発生器44の作動時において、ピストン部48が作動用ガスによって強く押し上げられた際に、凹溝56aとの係止状態を解除されて、ピストン部48の上昇移動を許容するように、構成されている。
シリンダ22における本体部23の下端側に配置されるキャップ39は、図5に示すように、本体部23の下端側を塞ぐように配設される略円板状の元部端壁部40と、元部端壁部40の外周縁から上方に延びる略円筒状の周壁部41と、を備えて構成されている。元部端壁部40には、ガス発生器44を挿通可能な挿通孔40aが、形成され、この挿通孔40aの周縁の部位と、周壁部41における下部側の部位と、を利用して、ガス発生器44が、元部端壁部40に取り付けられている。周壁部41は、上端側内周面に、パイプ材29に設けられた雄ねじ29bに螺合される雌ねじ41aを備え、キャップ39は、元部端壁部40にガス発生器44を取り付けた状態で、雌ねじ41aを雄ねじ29bに螺合させて、本体部23に取り付けられている。
ガス発生器44としては、マイクロガスジェネレータが使用されており、ガス発生器44の下端側には、図示しない作動回路からの電気信号を入力させるリード線45が、結線されている(図5参照)。ガス発生器44は、図示しない作動回路からの電気信号を入力させると、内蔵されている所定のガス発生剤を燃焼させて燃焼ガスを発生させ、その燃焼ガスを作動用ガスGとして、シリンダ22内のピストン部48の底面48a側(下面側)へ供給することとなる。
ピストンロッド47は、図5に示すように、シリンダ22内に配置されるピストン部48と、ピストン部48から上方に延びる支持ロッド部55と、を備えて構成されている。ピストン部48は、シリンダ22の本体部23における摺動孔24の内周面24aに対して摺動可能な外径寸法を有した略円柱状とされており、作動前の状態において、底面48a(下面)を、ガス発生器44の近傍に位置させるように、シリンダ22内に配置されている。ピストン部48における外周面48bには、図7に示すように、底面48a側に、Oリング53を嵌合させる嵌合溝49が形成され、嵌合溝49の上方に、係止リング52を収納可能な収納溝50が形成されている。収納溝50は、ロック機構Rを構成するものであり、係止リング52を収納した状態で、ピストン部48の上昇移動(前進移動)を可能にするとともに、ピストン部48の上昇移動(前進移動)後において、係止段部26における外周規制面28と当接するように拡径された係止リング52の係止規制面27との係止状態を維持可能とするように、構成されている(図7参照)。換言すれば、収納溝50は、ピストン部48の上昇移動(前進移動)後に、拡径された係止リング52の戻りを防止するように、構成されている。
ロック機構Rを構成する係止リング52は、断面を円形としたばね鋼からなる線材を円環状(略C字形状)に曲げ加工して形成されるもので、作動前においては、縮径された状態で、ピストン部48に設けられた収納溝50に収納され、ピストン部48の上昇移動(前進移動)後に、係止段部26の外周規制面28と当接するように、復元されて、拡径される構成とされている。
嵌合溝49に嵌合されるOリング53は、ゴム状弾性体からなるもので、外周面を、シリンダ22における摺動孔24の内周面24aと摺接させるように、構成されている。このOリング53は、ピストン部48とシリンダ22の本体部23との間の気密性を向上させて、ガス発生器44の作動時に、ピストン部48と本体部23との間から作動用ガスGが漏れることを防止するために配設されるもので、実施形態の場合、良好な耐熱性を有したシリコンゴムから、構成されている。
支持ロッド部55は、ピストン部48から延びる軸部56と、軸部56の先端側(上端側)において軸部56から軸直交方向側に膨出するように形成される頭部57と、を備えている。軸部56は、シリンダ22の軸方向(上下方向)に沿って配設される丸棒状とされるもので、実施形態の場合、ピストン部48と一体的に構成されている。軸部56における上端近傍部位には、キャップ30に形成された収納凹部35内に配置されるCリング36を係止可能な凹溝56aが、形成されている(図6参照)。頭部57は、実施形態の場合、軸部56と別体とされるもので、軸部56の上端側に締結される袋ナットから、構成されている。そして、頭部57は、先端壁部31の上面31aから全域を上方へ突出させるようにして、配置されており、換言すれば、下面57aを全域にわたって、先端壁部31の上面31aに当接させるように、先端壁部31上に載置されている。
支持ロッド部55において、頭部57の下面側(シリンダ22の先端壁部31側)であって、軸部56の周囲となる部位には、Oリング59が、嵌着されている。詳細には、Oリング59は、頭部57と軸部56との境界部位において、頭部57及び軸部56と接触するように、軸部56の外周面に嵌着されている。Oリング59は、ゴム状弾性体から形成されるもので、断面形状を略円形とした円環状としており、拡径されるようにして、軸部56の周囲に嵌着されている。実施形態の場合、Oリング59は、クロロプレンゴム等の汎用のゴム材料から形成されている。このOリング59は、作動前の状態において、頭部57とキャップ30の先端壁部31との間に介在されて、シリンダ22内をシールするもので、先端壁部31の端面(上面)31aに形成されるシール面33に接触された状態で、軸部56の外周面56bと頭部57の下面57aとにともに接触されて、シリンダ22内をシールしている。換言すれば、Oリング59は、作動前の状態において、シール面33と軸部56の外周面56bと頭部57の下面57aとに接触され、かつ、各シール面33,外周面56b,下面57aに圧接され、変形された状態で、シール面33と、先端壁部31の上面31aと、頭部57の下面57aと、によって周囲を囲まれる断面略三角形状のスペースの隙間S内に、配置されている(図6参照)。また、このOリング59は、ガス発生器44の作動時に、ピストンロッド47のピストン部48が作動用ガスGによって押し上げられ、ピストンロッド47が上昇移動(前進移動)する際に、ピストンロッド47とともに、上昇移動(前進移動)することとなる。そして、頭部57は、Oリング59を先端壁部31との間に介在させた状態で、下面57aを、略全面にわたって、先端壁部31の上面31aに面接触された状態で、配置されている。
実施形態の跳ね上げ装置Uでは、センサ6からの信号により、図示しない作動回路が、車両Vと歩行者との衝突を検知若しくは予測した際に、アクチュエータAにおけるガス発生器44が作動されることとなり、図5に示すように、発生した作動用ガスGが、シリンダ22における本体部23内のピストン部48を押し上げ、支持ロッド部55の頭部57を、受け座16の下面に当接させて、フードパネル10の後端10cを、下方のカウル7との間に隙間を広げるように、上昇させることとなる。そして、上昇移動したフードパネル10の後端10cが、図4に示すように、支持ロッド部55の頭部57により下面側を支持された状態で、上方から斜め後下方向に移動する歩行者を受け止めれば、歩行者の運動エネルギーFを受け止めて、フードパネル10の後端10cが塑性変形しつつ下降移動するとともに、このフードパネル10の下降移動に伴って、受け座16に頭部57を当接させている支持ロッド部55の軸部56が、歩行者の運動エネルギーFを吸収しつつ、上端側の頭部57を後方に向けるように、曲げ塑性変形されることとなる(図4の二点鎖線参照)。
そして、実施形態のアクチュエータAでは、シリンダ22内をシールするOリング59が、支持ロッド部55の頭部57おけるシリンダ22の先端壁部31側であって、軸部56の周囲となる部位に、配設されていることから、Oリングを頭部の外周側に配置させる従来のアクチュエータと比較して、径の小さなものを使用することができる。また、実施形態のアクチュエータAでは、Oリング59を、シリンダ22の先端壁部31と、シリンダ22の軸方向に沿った先端側(前進移動方向側)に配置される支持ロッド部55の頭部57と、の間に、介在させていることから、シリンダ22側に、頭部57の外周側を覆う部材を設けなくともよく、シリンダ22をコンパクトに設計することができる。勿論、実施形態のアクチュエータAでは、径の小さなOリング59を使用していても、このOリング59が、頭部57と先端壁部31との間に介在されて、シリンダ22内をシールしていることから、作動前のシリンダ22内の高い気密性を確保することができる。さらに、実施形態のアクチュエータAでは、Oリング59は、支持ロッド部55の頭部57における先端壁部31側に嵌着されて、作動時に、ピストンロッド47の前進移動に伴って、移動する構成であることから、ピストンロッド47が前進移動を開始すれば、Oリング59が移動し、シリンダ22における先端壁部31の挿通孔32と軸部56との間に隙間が生ずることとなる。そのため、この隙間から、シリンダ22内におけるピストン部48と先端壁部31との間に存在している空気を、外部に排出させることができ、作動時に、このような空気の影響を受けることなく、ピストン部48を、円滑に前進移動(上昇移動)させることができる。
したがって、実施形態のアクチュエータAでは、コンパクトな構成とすることができて、かつ、作動前のシリンダ22内の高い気密性と、作動時のピストンロッド47の円滑な前進移動と、を確保することができる。
また、実施形態のアクチュエータAでは、ピストンロッド47の前進移動(上昇移動)完了後にも、シリンダ22内に充満される作動用ガスGを、シリンダ22における先端壁部31の挿通孔32と軸部56との間の隙間から、外部に排出させることができることから、上昇移動したフードパネル10の後端10cが、歩行者を受け止めた際に、不要な作動用ガスGを排出させることができて、作動用ガスGの押圧力の影響を受けることなく、支持ロッド部55の軸部56を、円滑に曲げ塑性変形させることができる。
さらに、実施形態のアクチュエータAでは、Oリング59を、支持ロッド部55における頭部57と軸部56との境界部位において、頭部57及び軸部56と接触するように、軸部56の外周面56bに嵌着させていることから、Oリングの径を最も小さくすることができる。また、実施形態のアクチュエータAでは、Oリング59を接触させる先端壁部31に設けられるシール面33を、挿通孔32の周縁において、挿通孔32の内周面32aから先端壁部31の端面(上面31a)にかけて拡開するような断面テーパ状として、構成していることから、Oリング59が圧接されるシリンダ22側のシール面33を、テーパ状の1つの面だけとすることができて、製造時に、シール面33の加工が容易であり、製造工数及びコストを低減させることができる。勿論、このような点を考慮しなければ、支持ロッド部における頭部の下面(先端壁部の端面と対向する面)側に、Oリング収納用の凹部を形成し、この凹部にOリングを嵌着させるような構成としてもよい。
さらにまた、実施形態のアクチュエータAでは、先端壁部31に設けられたシール面33の周縁の部位において、先端壁部31の端面(上面31a)と、頭部57における下面57a(上面31aと対向する対向面)と、を、相互に面接触させていることから、Oリング59によるシール部位に至るまでの領域で、雨水や異物等の侵入を抑制できて、作動前のシリンダ22内のシール性を一層良好にすることができる。勿論、このような点を考慮しなければ、先端壁部と頭部とを面接触させなくともよく、先端壁部と頭部とが、Oリングだけを介して相互に接触されるような構成としてもよい。
なお、実施形態のアクチュエータAでは、前進移動を上昇させる移動とし、後退移動を下降させる移動とした場合を示したが、作動方向はこれに限定されず、例えば、水平方向の作動方向に、本発明のアクチュエータを使用してもよい。また、本発明のアクチュエータが使用される自動車用安全装置は、フードパネル10を上昇させる跳ね上げ装置U以外でもよい。例えば、運転者や助手席に着座した乗員の膝をニーパネルにより受け止める自動車用安全装置としての膝保護装置のアクチュエータに、本発明を適用してもよい。
10…フードパネル、
22…シリンダ、
23…摺動孔、
31…先端壁部、
31a…上面(端面)、
32…挿通孔、
32a…内周面、
33…シール面、
44…ガス発生器、
47…ピストンロッド、
48…ピストン部、
55…支持ロッド部、
56…軸部、
56b…外周面、
57…頭部、
57a…下面(対向面)、
59…Oリング、
G…作動用ガス、
U…フード跳ね上げ装置、
A…アクチュエータ。

Claims (4)

  1. 自動車用安全装置に使用されて、
    筒状のシリンダ内に、ガス発生器から発生する作動用ガスを流入させることにより、前記シリンダ内に配置されたピストンロッドのピストン部を前進移動させて、該ピストン部から延びる支持ロッド部を、前記シリンダから突出させるピストンシリンダタイプとして、構成されるとともに、
    前記支持ロッド部が、前記ピストン部から延びる軸部と、該軸部の先端側において前記軸部から軸直交方向側に膨出するように形成される頭部と、を備える構成のアクチュエータであって、
    前記シリンダが、筒状の本体部と、該本体部の先端側を塞ぐ先端壁部と、を有して、該先端壁部に、前記軸部を挿通可能な挿通孔を、有する構成とされ、
    前記支持ロッド部が、前記頭部における前記先端壁部側であって、前記軸部の周囲となる部位に、作動前の状態において、前記先端壁部との間に介在されて前記シリンダ内をシールするOリングを、嵌着させて構成され、
    前記Oリングが、作動時に、前記ピストンロッドの前進移動に伴って、前方に移動可能とされていることを特徴とするアクチュエータ。
  2. 前記Oリングが、前記頭部と前記軸部との境界部位において、前記頭部及び前記軸部と接触するように、前記軸部の外周面に嵌着されていることを特徴とする請求項1に記載のアクチュエータ。
  3. 前記Oリングを接触させる前記先端壁部に設けられるシール面が、前記挿通孔の周縁において、前記挿通孔の内周面から前記先端壁部の端面にかけて拡開するような断面テーパ状として、構成されていることを特徴とする請求項2に記載のアクチュエータ。
  4. 前記先端壁部に設けられた前記シール面の周縁の部位において、前記先端壁部の端面と、前記頭部における前記端面と対向する対向面と、が、相互に面接触する領域を有していることを特徴とする請求項3に記載のアクチュエータ。
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