JP2010235548A - 抗酸化剤、抗炎症剤、美白剤、抗老化剤、育毛剤、及び抗肥満剤、並びに化粧料、及び飲食品 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】合歓(Albizzia julibrissin)の抽出物を含有する抗酸化剤、抗炎症剤、美白剤、抗老化剤、育毛剤、及び抗肥満剤、並びに、前記抗酸化剤、抗炎症剤、美白剤、抗老化剤、育毛剤、及び抗肥満剤の少なくともいずれかを含有する化粧料、及び飲食品である。
【選択図】なし
Description
しかし、前記活性酸素の過剰な生成は、生体内の膜及び組織を構成する生体内分子を攻撃し、各種疾患を誘発する。生体内で生産され、他の活性酸素の出発物質ともなっているスーパーオキサイドは、通常、細胞内に含まれているスーパーオキサイドジスムターゼ(SOD)の触媒作用により逐次消去されている。しかし、スーパーオキサイドの産生が過剰な場合、あるいはSODの作用が低下している場合には、スーパーオキサイドの消去が不十分になってスーパーオキサイド濃度が高くなる。このことが、関節リウマチ、ベーチェット病等の組織障害、心筋梗塞、脳卒中、白内障、シミ、ソバカス、しわ、糖尿病、動脈硬化、肩凝り、冷え性、皮膚の老化などを起こす原因の一つであると考えられている。
そこで、活性酸素消去物質、ラジカル消去物質、過酸化水素消去物質等を安全性の点で有利な天然物から得る試みがなされており、アブラナ科ブラシカ属植物の抽出物(特許文献1参照)、ベンケイソウ科リュウキュウベンケイ属植物の抽出物(特許文献2参照)、タマコチョウの抽出物(特許文献3参照)、スイオウの抽出物(特許文献4参照)、などに有効性が確認されている。
このようなチロシナーゼ阻害作用を有する生薬としては、例えば、藤茶抽出物(特許文献8参照)、ヤナギタデ抽出物(特許文献9参照)などが報告されている。
前記幹細胞増殖因子(Stem Cell Factor,SCF)は、角化細胞、線維芽細胞、血管内皮細胞、骨髄ストローマ細胞等から産生されるタンパク質である。SCFは、多能性造血幹細胞、生殖細胞、肥満細胞、巨核球系前駆細胞、顆粒球・マクロファージ系前駆細胞、色素細胞等の増殖や分化を促進する作用を有することが知られている。また、SCFは、シミ部位や紫外線照射等によって発現が亢進することが知られている(非特許文献2参照)。SCFとしては、273のアミノ酸残基からなる膜結合型SCFと、タンパク質分解酵素の作用により切断され、膜から遊離する分泌型SCFとが知られている。膜結合型SCFは、角化細胞等に結合したまま色素細胞のSCFレセプターに結合し、色素細胞の増殖を促進する。また、分泌型SCFは、その結合部位にて切断され、細胞膜から遊離し、色素細胞のSCFレセプターに結合することによって、色素細胞の増殖を促進する。
そのため、SCFの異常産生は、色素細胞の異常増殖につながり、メラニン産生を亢進させ、シミ、ソバカス、くすみ等の原因となると考えられる。
したがって、SCFの発現上昇を抑制することは、色素細胞の増殖を抑制し、皮膚におけるメラニンの過剰産生を抑制し、日焼け後の色素沈着、シミ、ソバカス等の予防又は抑制に有用であると考えられる。
ところが、紫外線(UV−A、UV−B)の照射、空気の著しい乾燥、過度の皮膚洗浄、過酸化水素との接触等の外的因子の影響があったり、加齢が進んだりすると、細胞外マトリックスの主要構成成分であるコラーゲンの産生量が減少すると共に、架橋による弾力低下を起こす。その結果、皮膚は保湿機能や弾力性が低下し、角質は異常剥離を始めるため、肌は張りや艶を失い、荒れ、シワ等の老化症状を呈するようになる。更に、外的因子の影響や加齢に伴い、線維芽細胞の増殖率が低下すると、天然保湿因子であるヒアルロン酸の合成量が低下する。
このように皮膚の老化に伴う変化、即ち、シワ、くすみ、きめの消失、弾力性の低下等には、コラーゲン等の真皮マトリックス成分の減少乃至変性が関与していることが知られている。
また、コラーゲンの中でもI型コラーゲンは、最も多く体内に含まれるコラーゲンであり、皮膚の真皮にも多く含まれ、皮膚の強さを生み出す役割を果たしていることが知られている。
前記MMPsは、その一次構造と基質特異性の違いから、(1)コラゲナーゼ群(MMP−1、MMP−8及びMMP−13)、(2)ゼラチナーゼ群(MMP−2及びMMP−9)、(3)ストロメライシン群(MMP−3及びMMP−10)、(4)膜結合型マトリックスメタロプロテアーゼ群(MMP−14、MMP−15、MMP−16、及びMMP−17)、(5)その他(MMP−7、MMP−11、及びMMP−12)の5つのグループに分類されている(特許文献10参照)。
前記MMPsの中でも、MMP−1及びMMP−14は、皮膚の真皮マトリックスの主な構成成分であるI型コラーゲン、II型コラーゲン、III型コラーゲンを分解する酵素として知られている。また、その発現は紫外線の照射により大きく増加し、紫外線によるコラーゲンの減少乃至変性の一因となり、皮膚のシワ形成等の大きな要因であると考えられる。
これまでに、エストロゲン様作用剤としては、例えば、ステロイド系エストロゲン、非ステロイド系エストロゲン、フラボン系化合物(特許文献11〜13参照)などが報告されている。
前記アンドロゲンは重要なホルモンであるが、それが過度に作用すると、男性型脱毛症、多毛症、脂漏症、座瘡(ニキビなど)、前立腺肥大症、前立腺腫瘍、男児性早熟等のさまざまな好ましくない症状を誘発する。
このようなテストステロン5α−リダクターゼの作用を阻害する作用(テストステロン5α−リダクターゼ活性阻害作用)を有するものとしては、例えば、ウルシ科Choerospondias属植物の抽出物(特許文献14参照)などが報告されている。
また、ジヒドロテストステロンが受容体と結合するのを阻害する作用(アンドロゲン受容体結合阻害作用)を有するものとしては、例えば、マジト及びカチュアの少なくともいずれかの抽出物(特許文献15参照)などが報告されている。
このようなサイクリックAMPホスホジエステラーゼ活性阻害作用を有するものとしては、例えば、藤茶抽出物(特許文献16参照)などが報告されている。
<1> 合歓(Albizzia julibrissin)の抽出物を含有することを特徴とする抗酸化剤である。
<2> スーパーオキサイド消去作用、及びラジカル消去作用の少なくともいずれかを有する前記<1>に記載の抗酸化剤である。
<3> 合歓(Albizzia julibrissin)の抽出物を含有することを特徴とする抗炎症剤である。
<4> 血小板凝集抑制作用を有する前記<3>に記載の抗炎症剤である。
<5> 合歓(Albizzia julibrissin)の抽出物を含有することを特徴とする美白剤である。
<6> チロシナーゼ活性阻害作用、及び幹細胞増殖因子(SCF)mRNA発現抑制作用の少なくともいずれかを有する前記<5>に記載の美白剤である。
<7> 合歓(Albizzia julibrissin)の抽出物を含有することを特徴とする抗老化剤である。
<8> マトリックスメタロプロテアーゼ−1(MMP−1)活性阻害作用、マトリックスメタロプロテアーゼ−14(MMP−14)活性阻害作用、エストロゲン様作用、スーパーオキサイド消去作用、及びラジカル消去作用の少なくともいずれかを有する前記<7>に記載の抗老化剤である。
<9> 合歓(Albizzia julibrissin)の抽出物を含有することを特徴とする育毛剤である。
<10> テストステロン5α−リダクターゼ活性阻害作用、及びアンドロゲン受容体結合阻害作用の少なくともいずれかを有する前記<9>に記載の育毛剤である。
<11> 合歓(Albizzia julibrissin)の抽出物を含有することを特徴とする抗肥満剤である。
<12> サイクリックAMPホスホジエステラーゼ活性阻害作用を有する前記<11>に記載の抗肥満剤である。
<13> 前記<1>から<2>のいずれかに記載の抗酸化剤、前記<3>から<4>のいずれかに記載の抗炎症剤、前記<5>から<6>のいずれかに記載の美白剤、前記<7>から<8>のいずれかに記載の抗老化剤、前記<9>から<10>のいずれかに記載の育毛剤、及び前記<11>から<12>のいずれかに記載の抗肥満剤の少なくともいずれかを含有することを特徴とする化粧料である。
<14> 前記<1>から<2>のいずれかに記載の抗酸化剤、前記<3>から<4>のいずれかに記載の抗炎症剤、前記<5>から<6>のいずれかに記載の美白剤、前記<7>から<8>のいずれかに記載の抗老化剤、前記<9>から<10>のいずれかに記載の育毛剤、及び前記<11>から<12>のいずれかに記載の抗肥満剤の少なくともいずれかを含有することを特徴とする飲食品である。
本発明の抗酸化剤、抗炎症剤、美白剤、抗老化剤、育毛剤、及び抗肥満剤は、合歓(Albizzia julibrissin)の抽出物を含有してなり、更に必要に応じてその他の成分を含有してなる。
前記抗炎症剤は、血小板凝集抑制作用に基づく抗炎症作用を有するものである。
前記美白剤は、チロシナーゼ活性阻害作用、及び幹細胞増殖因子(SCF)mRNA発現抑制作用の少なくともいずれかに基づく美白作用を有するものである。
前記抗老化剤は、マトリックスメタロプロテアーゼ−1(MMP−1)活性阻害作用、マトリックスメタロプロテアーゼ−14(MMP−14)活性阻害作用、エストロゲン様作用、スーパーオキサイド消去作用、及びラジカル消去作用の少なくともいずれかに基づく抗老化作用を有するものである。
前記育毛剤は、テストステロン5α−リダクターゼ活性阻害作用、及びアンドロゲン受容体結合阻害作用の少なくともいずれかに基づく育毛作用を有するものである。
前記抗肥満剤は、サイクリックAMPホスホジエステラーゼ活性阻害作用に基づく抗肥満作用を有するものである。
前記合歓(Albizzia julibrissin)の抽出物が含有する、抗酸化作用、抗炎症作用、美白作用、抗老化作用、育毛作用、及び抗肥満作用の少なくともいずれかを発揮する物質の詳細については不明であるが、前記合歓(Albizzia julibrissin)の抽出物がこのような優れた作用を有し、抗酸化剤、抗炎症剤、美白剤、抗老化剤、育毛剤、及び抗肥満剤として有用であることは、従来には全く知られておらず、本発明者らによる新たな知見である。
抽出原料として使用する前記合歓の部位としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、花、蕾、果実、果皮、種子、種皮、茎、葉、枝、枝葉、幹、樹皮、根、根茎、根皮、これらの混合物などが挙げられ、これらの中でも、花が好ましい。
具体的には、抽出溶媒を満たした処理槽内に、前記各抽出原料を投入し、更に必要に応じて時々攪拌しながら、30分〜4時間静置して可溶性成分を溶出した後、ろ過して固形物を除去し、得られた抽出液から抽出溶媒を留去し、乾燥することにより抽出物を得ることができる。抽出溶媒量は通常、抽出原料の5倍量〜15倍量(質量比)である。抽出条件は、抽出溶媒として水を用いた場合には、通常50℃〜95℃にて1時間〜4時間程度である。また、抽出溶媒として水とエタノールとの混合溶媒を用いた場合には、通常40℃〜80℃にて30分間〜4時間程度である。なお、溶媒で抽出することにより得られる抽出液は、抽出溶媒が安全性の高いものであれば、そのまま本発明の抗酸化剤、抗炎症剤、美白剤、抗老化剤、育毛剤、及び抗肥満剤の有効成分として用いることができる。
なお、前記合歓の抽出物は、前記した各作用に基づき、スーパーオキサイド消去剤、ラジカル消去剤、血小板凝集抑制剤、チロシナーゼ活性阻害剤、幹細胞増殖因子(SCF)mRNA発現抑制剤、マトリックスメタロプロテアーゼ−1(MMP−1)活性阻害剤、マトリックスメタロプロテアーゼ−14(MMP−14)活性阻害剤、エストロゲン様作用剤、テストステロン5α−リダクターゼ活性阻害剤、アンドロゲン受容体結合阻害剤、及びサイクリックAMPホスホジエステラーゼ活性阻害剤としても、それぞれ好適に利用可能である。
本発明の抗炎症剤における抗炎症作用は、血小板凝集抑制作用に基づいて発揮される。
本発明の美白剤における美白作用は、チロシナーゼ活性阻害作用、及び幹細胞増殖因子(SCF)mRNA発現抑制作用の少なくともいずれかに基づいて発揮される。
本発明の抗老化剤における抗老化作用は、マトリックスメタロプロテアーゼ−1(MMP−1)活性阻害作用、マトリックスメタロプロテアーゼ−14(MMP−14)活性阻害作用、エストロゲン様作用、スーパーオキサイド消去作用、及びラジカル消去作用の少なくともいずれかに基づいて発揮される。
前記スーパーオキサイド消去作用、及びラジカル消去作用に基づく抗老化作用によれば、例えば、皮膚において過剰に生成された活性酸素による皮膚のしわの形成や皮膚の弾力性の低下を抑制することができる。
本発明の育毛剤における育毛作用は、テストステロン5α−リダクターゼ活性阻害作用、及びアンドロゲン受容体結合阻害作用の少なくともいずれかに基づいて発揮される。
本発明の抗肥満剤における抗肥満作用は、サイクリックAMPホスホジエステラーゼ活性阻害作用に基づいて発揮される。
また、前記抗酸化剤、抗炎症剤、美白剤、抗老化剤、育毛剤、抗肥満剤は、必要に応じて製剤化することにより、粉末状、顆粒状、錠剤状等、任意の剤形とすることができる。
本発明の化粧料は、前記した本発明の抗酸化剤、抗炎症剤、美白剤、抗老化剤、育毛剤、及び抗肥満剤の少なくともいずれかを含有してなり、更に必要に応じてその他の成分を含有してなる。
前記化粧料は、前記合歓の抽出物を、その活性を妨げないように任意の化粧料に配合したものであってもよいし、前記合歓の抽出物を主成分とした化粧料であってもよい。また、前記化粧料は、前記合歓の抽出物そのものであってもよい。
前記化粧料の用途としては、特に制限はなく、各種用途から適宜選択することができ、例えば、軟膏、クリーム、乳液、化粧水、ローション、パック、ゼリー、リップクリーム、口紅、入浴剤、アストリンゼント、ヘアトニック、シャンプー、リンスなどが挙げられる。
前記その他の成分としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、収斂剤、殺菌剤、抗菌剤、美白剤、紫外線吸収剤、保湿剤、細胞賦活剤、油脂類、ロウ類、炭化水素類、脂肪酸類、アルコール類、エステル類、界面活性剤、香料、などが挙げられる。
本発明の飲食品は、前記した本発明の抗酸化剤、抗炎症剤、美白剤、抗老化剤、育毛剤、及び抗肥満剤の少なくともいずれかを含有してなり、更に必要に応じてその他の成分を含有してなる。
ここで、前記飲食品とは、人の健康に危害を加えるおそれが少なく、通常の社会生活において、経口又は消化管投与により摂取されるものをいい、行政区分上の食品、医薬品、医薬部外品などの区分に制限されるものではなく、例えば、経口的に摂取される一般食品、健康食品、保健機能食品、医薬部外品、医薬品などを幅広く含むものを意味する。
前記飲食品は、前記合歓の抽出物を、その活性を妨げないように任意の飲食物に配合したものであってもよいし、前記合歓の抽出物を主成分とする栄養補助食品であってもよい。また、前記飲食品は、前記合歓の抽出物そのものであってもよい。
前記補助的原料又は添加物としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、ブドウ糖、果糖、ショ糖、マルトース、ソルビトール、ステビオサイド、ルブソサイド、コーンシロップ、乳糖、クエン酸、酒石酸、リンゴ酸、コハク酸、乳酸、L−アスコルビン酸、dl−α−トコフェロール、エリソルビン酸ナトリウム、グリセリン、プロピレングリコール、グリセリン脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、アラビアガム、カラギーナン、カゼイン、ゼラチン、ペクチン、寒天、ビタミンB類、ニコチン酸アミド、パントテン酸カルシウム、アミノ酸類、カルシウム塩類、色素、香料、保存剤などが挙げられる。
本発明の抗酸化剤、抗炎症剤、美白剤、抗老化剤、育毛剤、及び抗肥満剤、並びに、化粧料及び飲食品は、日常的に使用することが可能であり、有効成分である前記合歓の抽出物の働きによって、抗酸化作用、抗炎症作用、美白作用、抗老化作用、育毛作用、及び抗肥満作用の少なくともいずれかを、極めて効果的に発揮させることができるものである。
−合歓(Albizzia julibrissin)の水抽出物の製造−
合歓の花の粉砕物に、質量比で10倍量の水を加え、80℃で2時間加熱し、ろ過した。残渣に同量の水を加え、80℃で2時間加熱し、ろ過した。ろ液を濃縮、凍結乾燥して、合歓の水抽出物(凍結乾燥品)を得た。なお、得られた合歓の水抽出物の抽出率は、31.5%であった。
−合歓(Albizzia julibrissin)の50質量%エタノール抽出物の製造−
合歓の花の粉砕物に、質量比で10倍量の50質量%エタノールを加え、80℃で2時間加熱し、ろ過した。残渣に同量の50質量%エタノールを加え、80℃で2時間加熱し、ろ過した。ろ液を濃縮、凍結乾燥して、合歓の50質量%エタノール抽出物(凍結乾燥品)を得た。なお、得られた合歓の50質量%エタノール抽出物の抽出率は、29.8%であった。
−合歓(Albizzia julibrissin)の80質量%エタノール抽出物の製造−
合歓の花の粉砕物に、質量比で10倍量(質量比)の80質量%エタノールを加え、80℃で2時間加熱し、ろ過した。残渣に同量の80質量%エタノールを加え、80℃で2時間加熱し、ろ過した。ろ液を濃縮、凍結乾燥して、合歓の80質量%エタノール抽出物(凍結乾燥品)を得た。なお、得られた合歓の80質量%エタノール抽出物の抽出率は、26.9%であった。
前記製造例1から3で得られた各合歓の抽出物を被験試料として用い、下記の試験方法によりスーパーオキサイド消去作用を試験した。
また、同様の操作と吸光度の測定を、酵素溶液を添加せずに行った。このとき測定した吸光度を「試料溶液添加、酵素溶液無添加時の吸光度」とした。
また、試料溶液を添加せずに蒸留水を添加した場合についても同様の測定を行った。このとき測定した吸光度を「試料溶液無添加、酵素溶液添加時の吸光度」とした。
また、酵素溶液を添加せず、更に試料溶液を添加せずに蒸留水を添加した場合についても同様の測定を行った。このとき測定した吸光度を「試料溶液無添加、酵素溶液無添加時の吸光度」とした。
そして、測定結果から、下記数式1によりスーパーオキサイド消去率を求めた。結果を表1に示す。なお、被験試料は、試料濃度100μg/mL、50μg/mL、25μg/mLで使用した。
<数式1>
スーパーオキサイド消去率(%)={1−(A−B)/(C−D)}×100
A:試料溶液添加、酵素溶液添加時の吸光度
B:試料溶液添加、酵素溶液無添加時の吸光度
C:試料溶液無添加、酵素溶液添加時の吸光度
D:試料溶液無添加、酵素溶液無添加時の吸光度
前記製造例1から3で得られた各合歓の抽出物を被験試料として用い、下記の試験方法により非常に安定なラジカルである1,1−diphenyl−2−picrylhydrazyl radical(DPPH)を使用してラジカル消去作用を試験した。
コントロールとして、試料溶液の代わりに試料溶液を溶解した溶媒を用いて同様に操作し、波長520nmの吸光度を測定した。また、ブランクとして、エタノールに試料溶液3mLを加えた後、直ちに波長520nmの吸光度を測定した。
そして、測定結果から、下記数式2によりラジカル消去率(%)を求めた。結果を表3に示す。なお、被験試料は、試料濃度200μg/mL、100μg/mL、50μg/mLで使用した。
<数式2>
ラジカル消去率(%)={1−(B−C)/A}×100
A:コントロールの吸光度
B:試料溶液を添加した場合の吸光度
C:ブランクの吸光度
前記製造例1から3で得られた各合歓の抽出物を被験試料として用い、下記の試験方法により血小板凝集抑制作用を試験した。
<数式3>
血小板凝集抑制率(%)={(A−B)/A}×100
A:コントロールの血小板凝集率
B:被験試料溶液添加時の血小板凝集率
前記製造例1から3で得られた各合歓の抽出物を被験試料として用い、下記の試験方法によりチロシナーゼ活性阻害作用を試験した。
チロシナーゼ活性阻害率は、下記数式4により求めた。結果を表6に示す。なお、被験試料は、試料濃度400μg/mLで使用した。
<数式4>
チロシナーゼ活性阻害率(%)={1−(St−Sb)/(Ct−Cb)}×100
St:被験試料溶液の波長475nmにおける吸光度
Sb:被験試料溶液ブランクの波長475nmにおける吸光度
Ct:コントロール溶液の波長475nmにおける吸光度
Cb:コントロール溶液ブランクの波長475nmにおける吸光度
前記製造例1から3で得られた各合歓の抽出物を被験試料として用い、下記の試験方法により幹細胞増殖因子(SCF)mRNA発現抑制作用を試験した。
次に、EpiLife−KG2を用いて35mmシャーレ(FALCON社製)に40×104cells/2mL/シャーレずつ播き、37℃、5%CO2下で一晩培養した。24時間後に培養液を捨て、HEPES緩衝液1mLを加え、UV−B照射(50mJ/cm2)を行い、その後、EpiLife−KG2で必要濃度に溶解した被験試料を各シャーレに2mLずつ添加し、37℃、5%CO2下で24時間培養した。培養後、培養液を捨て、TRIzol(R) Reagent(Invitrogen社製;Cat.no.15596−026)にてtotal RNAを抽出し、それぞれのRNA量を分光光度計にて測定し、200ng/μLになるようにtotal RNAを調製した。
このtotal RNAを鋳型とし、SCF(Stem Cell Factor)、及び内部標準であるGAPDHのmRNAの発現量を測定した。検出はリアルタイムPCR装置(Smart Cycler(R)、Cepheid社製)を用いて、Takara One Step SYBR(R) RT−PCR Kit(Perfect Real Time、code No.RR046A)によるリアルタイム One Step RT−PCR反応により行った。
SCFのmRNAの発現量は、「紫外線未照射、被験試料無添加」、「紫外線未照射、被験試料添加」、「紫外線照射、被験試料無添加」、及び「紫外線照射、被験試料添加」でそれぞれ培養した細胞から調製した総RNA標品を基にして、GAPDHの値で補正値を求め、更に「紫外線未照射、被験試料無添加」の補正値を100とした時の「紫外線照射、被験試料無添加」、「紫外線未照射、被験試料添加」、及び「紫外線照射、被験試料添加」の補正値を算出した。
幹細胞増殖因子(SCF)mRNA発現抑制率は、下記数式5により求めた。結果を表7に示す。なお、被験試料は、試料濃度10μg/mL、1μg/mLで使用した。
<数式5>
幹細胞増殖因子(SCF)mRNA発現抑制率(%)={(A−B)−(A−C)}/(A−B)×100
A:紫外線未照射、被験試料無添加時の補正値
B:紫外線照射、被験試料無添加時の補正値
C:紫外線照射、被験試料添加時の補正値
前記製造例1から3で得られた各合歓の抽出物を被験試料として用い、下記の試験方法によりマトリックスメタロプロテアーゼ−1(MMP−1)活性阻害作用を試験した。この試験方法は、Wunsch and Heidrich法を一部改変したものである。
なお、MMP−1としては、COLLAGENASE Type IV from Clostridium histolyticum(シグマ社製)を使用した。
Pz−peptideとしては、Pz−Pro−Leu−Gly−Pro−D−Arg−OH(BACHEM Fenichemikalien AG社製)を使用した。
そして、得られた結果から、下記数式6によりMMP−1活性阻害率を求めた。結果を表8に示す。なお、被験試料は、試料濃度400μg/mL、100μg/mLで使用した。
<数式6>
MMP−1活性阻害率(%)={1−(C−D)/(A−B)}×100
A:試料溶液無添加、酵素添加での波長320nmにおける吸光度
B:試料溶液無添加、酵素無添加での波長320nmにおける吸光度
C:試料溶液添加、酵素添加での波長320nmにおける吸光度
D:試料溶液添加、酵素無添加での波長320nmにおける吸光度
前記製造例1から3で得られた各合歓の抽出物を被験試料として用い、下記の試験方法によりマトリックスメタロプロテアーゼ−14(MMP−14)活性阻害作用を試験した。
MMP−14としては、Enzyme(Human,Recombinant) From:E.coli recombinant human MMP−14 catalytic domain(Biomol社製)を用いた。
基質としては、thiopeptide(Ac−PLG−[2−mercapto−4−methyl−pentanoyl]−LG−OC2H5)(Biomol社製)を用いた。
そして、得られた結果から、下記数式7により、MMP−14活性阻害率を求めた。結果を表9に示す。なお、被験試料は、試料濃度400μg/mLで使用した。
<数式7>
MMP−14活性阻害率(%)=(A−B)/A×100
A:試料溶液無添加時の30分間における傾斜度の値
B:試料溶液添加時の30分間における傾斜度の値
前記製造例1から3で得られた各合歓の抽出物を被験試料として用い、下記の試験方法によりエストロゲン様作用を試験した。
エストロゲン様作用は、MTTアッセイを用いて測定した。培養終了後、培地を抜き、1質量%のNEAA、1mmol/Lのピルビン酸ナトリウムを含有するMEMに終濃度0.4mg/mLで溶解したMTT〔3−(4,5−Dimethyl−2−thiazolyl)−2,5−diphenyl−2H−tetrazolium Bromide〕を各穴に200μLずつ添加した。2時間培養した後に、細胞内に生成したブルーホルマザンを2−プロパノール200μLで抽出した。抽出後、波長570nmにおける吸光度を測定した。同時に濁度として波長650nmにおける吸光度を測定し、両者の差をもってブルーホルマザン生成量とした。ポジティブコントロールとして、10−9mol/Lのエストラジオールを使用した。
そして、得られた測定結果から、下記数式8によりエストロゲン様作用(エストロゲン依存性増殖作用)率を求めた。結果を表10に示す。なお、被験試料は、試料濃度3.125μg/mLで使用した。
<数式8>
エストロゲン様作用率(%)=(A/B)×100
A:試料溶液添加の場合の吸光度
B:試料溶液無添加の場合の吸光度
前記製造例1から3で得られた各合歓の抽出物を被験試料として用い、下記の試験方法によりテストステロン5α−リダクターゼ活性阻害作用を試験した。
予め、3α−アンドロスタンジオール、ジヒドロテストステロン(DHT)、及び、テストステロンの標準品の塩化メチレン溶液を同様にガスクロマトグラフィー分析し、これら3化合物の精秤量とピーク面積よりピーク面積あたりの化合物量を算出しておき、S−9による反応後の3α−アンドロスタンジオール、ジヒドロテストステロン(DHT)、及び、テストステロンそれぞれのピーク面積あたりの濃度を求めた(数式9)。その後、数式10に従い、被験試料の変換率を求めた。
<数式9>
濃度(%)=被験試料のピーク面積×標準品濃度/標準品のピーク面積
<数式10>
変換率(%)=(A+B)/(A+B+C)
A:3α−アンドロスタンジオールの濃度
B:ジヒドロテストステロン(DHT)の濃度
C:テストステロンの濃度
テストステロン5α−リダクターゼ活性阻害率は、上記変換率に基づいて、下記数式11により求めた。
<数式11>
テストステロン5α−リダクターゼ活性阻害率(%)=(1−E/D)×100
D:空試験での変換率
E:被験試料添加での変換率
なお、ガスクロマトグラフィーの条件は、以下のとおりである。
[ガスクロマトグラフィーの条件]
・使用機器:Shimadzu GC−7A(株式会社島津製作所製)
・カラム:DB−1701(直径0.53mm×30m、膜厚:1.0μm)
・カラム温度/注入温度:240℃/300℃
・検出器:FID
・キャリアガス:窒素ガス
前記製造例1から3で得られた各合歓の抽出物を被験試料として用い、下記の試験方法によりアンドロゲン受容体結合阻害作用を試験した。
回収した細胞を1.0×105cells/mlの濃度に2%DCC−FBS含有MEMで希釈し、96穴プレートに1穴当たり100μLずつ播種し、37℃、5%CO2下で一晩培養した。
培養終了後、培地を抜き、10−9mol/Lのジヒドロテストステロン(DHT)を含む0.5%BSA含有Ham F12+MEM(以下、「HMB」と称することがある。)に溶解した被験試料を100μL添加し、48時間培養した。
その後、終濃度0.4mg/mLで2%DCC−FBS含有MEMに溶解したMTTを各穴に100μL添加し、2時間培養した後に、細胞内に生成したブルーホルマザンを2−プロパノール200μLで抽出した。
抽出後、ブルーホルマザンを含有するイソプロパノールについて、ブルーホルマザンの吸収極大点がある570nmの吸光度を測定した。同時に濁度として、650nmにおける吸光度を測定し、両吸光度の差をもってブルーホルマザンの生成量とした(下記結合阻害率の計算式における吸光度はこの補正済み吸光度である)。
空試験としてHMBのみで培養した細胞を用い、陽性対照として10−9mol/LのDHTのみを含有したHMBで培養した細胞を用い、同様の方法で試験を行って補正した。
アンドロゲン受容体結合阻害率(%)は、下記数式12により求めた。
<数式12>
アンドロゲン受容体結合阻害率(%)={1−(C−D)/(A−B)}×100
A:DHT添加、被験試料無添加の場合の吸光度
B:DHT無添加、被験試料無添加の場合の吸光度
C:DHT添加、被験試料添加の場合の吸光度
D:DHT無添加、被験試料添加の場合の吸光度
前記製造例1から3で得られた各合歓の抽出物を被験試料として用い、下記の試験方法によりサイクリックAMPホスホジエステラーゼ活性阻害作用を試験した。
[HPLCの条件]
Column:Wakosil C18−ODS 5μm
Mobil phase:1mM TBAP in 25mM KH2PO4:CH3CN=90:10
Flow rate:1.0mL/min
Detector:260nm
次に、サイクリックAMP標準品のピーク面積(A)、試料無添加時におけるサイクリックAMP標準品とサイクリックAMPホスホジエステラーゼとの反応溶液の上清のピーク面積(B1)および試料添加時におけるサイクリックAMP標準品とサイクリックAMPホスホジエステラーゼとの反応溶液の上清のピーク面積(B2)を求めた。得られた結果から、下記式より試料無添加時のサイクリックAMP標準品分解率(C)及び試料添加時のサイクリックAMP標準品の分解率(D)を算出した。
試料無添加時の標準品の分解率(C)(%)=(1−B1/A)×100
試料添加時の標準品の分解率(D)(%)=(1−B2/A)×100
その後、上記式により算出した各分解率(C)及び(D)に基づいて、下記数式13によりサイクリックAMPホスホジエステラーゼ阻害率(%)を算出した。結果を表13に示す。なお、被験試料は、試料濃度200μg/mL、50μg/mLで使用した。
<数式13>
サイクリックAMPホスホジエステラーゼ活性阻害率(%)=(1−D/C)×100
−乳液−
下記組成に従い、乳液を常法により製造した。
・合歓(Albizzia julibrissin)の花の50質量%エタノール抽出物(製造例2)・・・0.10g
・ホホバオイル・・・4.00g
・1,3−ブチレングリコール・・・3.00g
・アルブチン・・・3.00g
・ポリオキシエチレンセチルエーテル(20E.O.)・・・2.50g
・オリーブオイル・・・2.00g
・スクワラン・・・2.00g
・セタノール・・・2.00g
・モノステアリン酸グリセリル・・・2.00g
・オレイン酸ポリオキシエチレンソルビタン(20E.O.)・・・2.00g
・パラオキシ安息香酸メチル・・・0.15g
・グリチルリチン酸ステアリル・・・0.10g
・黄杞エキス・・・0.10g
・グリチルリチン酸ジカリウム・・・0.10g
・イチョウ葉エキス・・・0.10g
・コンキオリン・・・0.10g
・オウバクエキス・・・0.10g
・カミツレエキス・・・0.10g
・香料・・・0.05g
・精製水・・・残部(合計100.00g)
−化粧水−
下記組成に従い、化粧水を常法により製造した。
・合歓(Albizzia julibrissin)の花の水抽出物(製造例1)・・・0.10g
・グリセリン・・・3.00g
・1,3−ブチレングリコール・・・3.00g
・アスコルビン酸グルコシド・・・2.00g
・オレイン酸ポリオキシエチレンソルビタン(20E.O.)・・・2.00g
・パラオキシ安息香酸メチル・・・0.15g
・グリチルリチン酸二カリウム・・・0.10g
・クエン酸・・・0.10g
・クエン酸ソーダ・・・0.10g
・油溶性甘草エキス・・・0.10g
・海藻エキス・・・0.10g
・クジンエキス・・・0.10g
・キシロビオースミクスチャー・・・0.05g
・香料・・・0.05g
・精製水・・・残部(合計:100.00g)
−クリーム−
下記組成に従い、クリームを常法により製造した。
・合歓(Albizzia julibrissin)の花の80質量%エタノール抽出物(製造例3)・・・0.10g
・スクワラン・・・10.00g
・1,3−ブチレングリコール・・・6.00g
・流動パラフィン・・・5.00g
・サラシミツロウ・・・4.00g
・セタノール・・・3.00g
・モノステアリン酸グリセリル・・・3.00g
・ラノリン・・・2.00g
・オレイン酸ポリオキシエチレンソルビタン(20E.O.)・・・1.50g
・パラオキシ安息香酸メチル・・・1.50g
・ステアリン酸・・・1.00g
・アスコルビン酸リン酸マグネシウム・・・0.10g
・グリチルレチン酸・・・0.10g
・酵母抽出液・・・0.10g
・シソ抽出液・・・0.10g
・シナノキ抽出液・・・0.10g
・ジユ抽出液・・・0.10g
・香料・・・0.10g
・精製水・・・残部(合計:100.00g)
−パック−
下記組成に従い、パックを常法により製造した。
・合歓(Albizzia julibrissin)の花の50質量%エタノール抽出物(製造例2)・・・0.20g
・ポリビニルアルコール・・・15.00g
・エタノール・・・10.00g
・プロピレングリコール・・・7.00g
・ポリエチレングリコール・・・3.00g
・セージ抽出液・・・0.10g
・トウキ抽出液・・・0.10g
・ニンジン抽出液・・・0.10g
・パラオキシ安息香酸エチル・・・0.05g
・香料・・・0.05g
・精製水・・・残部(合計:100.00g)
−ヘアトニック−
下記組成の育毛作用を有するヘアトニックを、常法により製造した。
・塩酸ピリドキシン・・・0.1g
・レゾルシン・・・0.01g
・D−パントテニルアルコール・・・0.1g
・グリチルリチン酸ジカリウム・・・0.1g
・l−メントール・・・0.05g
・1,3−ブチレングリコール・・・4.0g
・センブリエキス・・・0.1g
・ニンジンエキス・・・0.1g
・クジンエキス・・・0.1g
・合歓(Albizzia julibrissin)の花の水抽出物(製造例1)・・・0.2g
・香料・・・適量
・精製水・・・残部(合計:100.00g)
−シャンプー−
下記組成に従い、シャンプーを常法により製造した。
・ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸ナトリウム・・・30.0g
・ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸アンモニウム・・・20.0g
・ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン・・・6.0g
・ヤシ油脂肪酸モジエタノールアミド・・・4.0g
・ジステアリン酸エチレングリコール・・・2.0g
・防腐剤(パラオキシ安息香酸メチル)・・・0.15g
・合歓(Albizzia julibrissin)の花の80質量%エタノール抽出物(製造例3)・・・0.2g
・ムクロジエキス・・・0.2g
・黄杞エキス・・・0.5g
・オウバクエキス・・・0.3g
・ローズマリーエキス・・・0.5g
・香料・・・0.01g
・1,3−ブチレングリコール・・・3.0g
・精製水・・・残部(合計:100.00g)
−リンス−
下記組成に従い、リンスを常法により製造した。
・塩化ステアリルトリメチルアンモニウム・・・1.5g
・ポリオキシエチレンセチルエーテル・・・1.0g
・セチルアルコール・・・2.0g
・オクチルドデカノール・・・1.0g
・カチオン化セルロース・・・0.5g
・プロピレングリコール・・・5.0g
・合歓(Albizzia julibrissin)の花の50質量%エタノール抽出物(製造例2)・・・0.2g
・ムクロジエキス・・・0.2g
・黄杞エキス・・・0.5g
・オウバクエキス・・・0.3g
・ローズマリーエキス・・・0.5g
・香料・・・3.0g
・精製水・・・残部(合計:100.00g)
−錠剤状栄養補助食品−
下記の混合物を打錠して、錠剤状栄養補助食品を製造した。
・合歓(Albizzia julibrissin)の花の50質量%エタノール抽出物(製造例2)・・・30g
・粉糖(ショ糖)・・・178g
・ソルビット・・・10g
・グリセリン脂肪酸エステル・・・12g
−顆粒状栄養補助食品−
下記の混合物を顆粒状に形成して、顆粒状栄養補助食品を製造した。
・合歓(Albizzia julibrissin)の花の80質量%エタノール抽出物(製造例3)・・・20g
・ビートオリゴ糖・・・1,000g
・ビタミンC・・・167g
・ステビア抽出物・・・10g
−顆粒状栄養補助食品−
下記の混合物を顆粒状に形成して、顆粒状栄養補助食品を製造した。
・合歓(Albizzia julibrissin)の花の水抽出物(製造例1)・・・20g
・ビートオリゴ糖・・・1,000g
・ビタミンC・・・167g
・ステビア抽出物・・・10g
また、本発明の抗酸化剤、抗炎症剤、美白剤、抗老化剤、育毛剤、及び抗肥満剤の少なくともいずれかを配合した飲食品は、経口摂取によっても優れた抗酸化作用、抗炎症作用、美白作用、抗老化作用、育毛作用、及び抗肥満作用の少なくともいずれかを有し、かつ安全性にも優れているので、例えば、健康食品、栄養補助食品などに好適に利用可能である。
Claims (14)
- 合歓(Albizzia julibrissin)の抽出物を含有することを特徴とする抗酸化剤。
- スーパーオキサイド消去作用、及びラジカル消去作用の少なくともいずれかを有する請求項1に記載の抗酸化剤。
- 合歓(Albizzia julibrissin)の抽出物を含有することを特徴とする抗炎症剤。
- 血小板凝集抑制作用を有する請求項3に記載の抗炎症剤。
- 合歓(Albizzia julibrissin)の抽出物を含有することを特徴とする美白剤。
- チロシナーゼ活性阻害作用、及び幹細胞増殖因子(SCF)mRNA発現抑制作用の少なくともいずれかを有する請求項5に記載の美白剤。
- 合歓(Albizzia julibrissin)の抽出物を含有することを特徴とする抗老化剤。
- マトリックスメタロプロテアーゼ−1(MMP−1)活性阻害作用、マトリックスメタロプロテアーゼ−14(MMP−14)活性阻害作用、エストロゲン様作用、スーパーオキサイド消去作用、及びラジカル消去作用の少なくともいずれかを有する請求項7に記載の抗老化剤。
- 合歓(Albizzia julibrissin)の抽出物を含有することを特徴とする育毛剤。
- テストステロン5α−リダクターゼ活性阻害作用、及びアンドロゲン受容体結合阻害作用の少なくともいずれかを有する請求項9に記載の育毛剤。
- 合歓(Albizzia julibrissin)の抽出物を含有することを特徴とする抗肥満剤。
- サイクリックAMPホスホジエステラーゼ活性阻害作用を有する請求項11に記載の抗肥満剤。
- 請求項1から2のいずれかに記載の抗酸化剤、請求項3から4のいずれかに記載の抗炎症剤、請求項5から6のいずれかに記載の美白剤、請求項7から8のいずれかに記載の抗老化剤、請求項9から10のいずれかに記載の育毛剤、及び請求項11から12のいずれかに記載の抗肥満剤の少なくともいずれかを含有することを特徴とする化粧料。
- 請求項1から2のいずれかに記載の抗酸化剤、請求項3から4のいずれかに記載の抗炎症剤、請求項5から6のいずれかに記載の美白剤、請求項7から8のいずれかに記載の抗老化剤、請求項9から10のいずれかに記載の育毛剤、及び請求項11から12のいずれかに記載の抗肥満剤の少なくともいずれかを含有することを特徴とする飲食品。
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