JP2009091302A - 抗炎症剤、免疫賦活剤、美白剤、抗老化剤及び抗肥満剤、並びに皮膚外用剤及び美容用飲食品 - Google Patents
抗炎症剤、免疫賦活剤、美白剤、抗老化剤及び抗肥満剤、並びに皮膚外用剤及び美容用飲食品 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2009091302A JP2009091302A JP2007263927A JP2007263927A JP2009091302A JP 2009091302 A JP2009091302 A JP 2009091302A JP 2007263927 A JP2007263927 A JP 2007263927A JP 2007263927 A JP2007263927 A JP 2007263927A JP 2009091302 A JP2009091302 A JP 2009091302A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- action
- extract
- agent
- skin
- production
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Medicines Containing Plant Substances (AREA)
- Coloring Foods And Improving Nutritive Qualities (AREA)
- Cosmetics (AREA)
Abstract
【解決手段】紅藤の抽出物を含有し、一酸化窒素産生抑制作用、ヒアルロニダーゼ活性阻害作用、血小板凝集抑制作用、COX−2活性阻害作用、TNF−α産生促進作用、メラニン産生抑制作用、エラスターゼ活性阻害作用、MMP−1活性阻害作用、エストロゲン様作用、過酸化水素に対するダメージ抑制作用、インボルクリン産生促進作用、サイクリックAMPホスホジエステラーゼ活性阻害作用及び脂肪分解促進作用のうち少なくとも一つを有する抗炎症剤、免疫賦活剤、美白剤、抗老化剤及び抗肥満剤、並びに、化粧料及び美容用飲食品である。
【選択図】なし
Description
このようなヒアルロニダーゼ活性阻害作用を有する生薬としては、例えば、オスベッキア属植物の抽出物(特許文献2参照)、藤茶抽出物(特許文献3参照)、ローズマリー、タイム抽出物及びメリッサ抽出物(特許文献4参照)などが報告されている。
このような炎症の個々の反応にはプロスタグランジンが重要な役割を果たしており、炎症時におけるプロスタグランジンの産生には、主として誘導型のシクロオキシゲナーゼであるCOX−2の関与が知られている。このため、炎症反応の防止乃至予防を図る目的で、アスピリンに代表される多くのシクロオキシゲナーゼ活性阻害剤が報告されている(非特許文献2参照)。また、植物由来のCOX−2活性阻害剤としては、マンゴスチン果皮抽出物中のα−マンゴスチン及びγ−マンゴスチンが開示されている(特許文献8参照)。また、COX−2活性阻害作用を有する化合物として、例えば2−フェニル−1,2−ベンズイソセレナゾール−3(2H)−オン、2−フェニル−1,2−ベンズイソセレナゾール−3(2H)−オンの塩、又は2−フェニル−1,2−ベンズイソセレナゾール−3(2H)−オンの水和物が開示されている(特許文献9参照)。
ところが、紫外線の照射、空気の著しい乾燥、過度の皮膚洗浄、過酸化水素との接触等のある種の外的因子の影響があったり、加齢が進んだりすると、コラーゲンやエラスチン等の細胞外マトリックスの産生量が減少すると共に架橋による弾力低下を起こす。その結果、皮膚は保湿機能や弾力性が低下し、角質は異常剥離を始めるため、肌は張りや艶を失い、荒れ、シワ等の老化症状を呈するようになる。
このように皮膚の老化に伴う変化、即ち、シワ、くすみ、きめの消失、弾力性の低下等には、コラーゲンやエラスチン等の真皮マトリックス成分の減少乃至変性が関与している。
エラスターゼは皮膚真皮に存在するエラスチンの加水分解酵素である。エラスターゼは、紫外線暴露や老化により過剰発現することがあり、エラスターゼによりエラスチンが変性・破壊されると、皮膚の弾力性が低下すると考えられている。
前記MMPsは、その一次構造と基質特異性の違いから、(1)コラゲナーゼ群(MMP−1、MMP−8及びMMP−13)、(2)ゼラチナーゼ群(MMP−2及びMMP−9)、(3)ストロメライシン群(MMP−3及びMMP−10)、(4)膜結合型マトリックスメタロプロテアーゼ群(MMP−14、MMP−15、MMP−16、及びMMP−17)、(5)その他(MMP−7、MMP−11、及びMMP−12)の5つのグループに分類されている(特許文献11参照)。
前記MMPsの中でも、MMP−1及びMMP−14は、皮膚の真皮マトリックスの主な構成成分であるI型コラーゲン、II型コラーゲン、III型コラーゲンを分解する酵素として知られている。また、その発現は紫外線の照射により大きく増加し、紫外線によるコラーゲンの減少乃至変性の一因となり、皮膚のシワ形成等の大きな要因であると考えられる。
そこで、サイクリックAMPホスホジエステラーゼ阻害作用を有する物質を天然物から抽出することが試みられており、例えば、藤茶抽出物(特許文献13参照)、カエデ属植物の抽出物(特許文献14参照)、などが報告されている。
また、本発明は、第二に、TNF−α産生促進作用を有し、安全性が高く、原料の入手が容易な天然系免疫賦活剤を提供することを目的とする。
また、本発明は、第三に、メラニン産生抑制作用を有し、安全性が高く、原料の入手が容易な天然系美白剤を提供することを目的とする。
また、本発明は、第四に、エラスターゼ活性阻害作用、マトリックスメタロプロテアーゼ−1活性阻害作用、エストロゲン様作用、過酸化水素に対するダメージ抑制作用及びインボルクリン産生促進作用のうち少なくとも一つを有し、安全性が高く、原料の入手が容易な天然系抗老化剤を提供することを目的とする。
また、本発明は、第五に、サイクリックAMPホスホジエステラーゼ活性阻害作用及び脂肪分解促進作用のうち少なくとも一つを有し、安全性が高く、原料の入手が容易な天然系抗肥満剤を提供することを目的とする。
また、本発明は、第六に、本発明の前記抗炎症剤、前記免疫賦活剤、前記美白剤、前記抗老化剤及び前記抗肥満剤の少なくとも一つを、抗炎症作用、免疫賦活作用、美白作用、抗老化作用及び抗肥満作用のうち少なくとも一つの有効成分として配合した皮膚外用剤及び美容用飲食品を提供することを目的とする。
<1> 紅藤の抽出物を有効成分として含有することを特徴とする抗炎症剤である。
<2> 紅藤の抽出物が、一酸化窒素産生抑制作用、ヒアルロニダーゼ活性阻害作用、血小板凝集抑制作用及びCOX−2活性阻害作用のうち少なくとも一つを有する<1>に記載の抗炎症剤である。
<3> 紅藤の抽出物を有効成分として含有することを特徴とする免疫賦活剤である。
<4> 紅藤の抽出物が、TNF−α産生促進作用を有する<3>に記載の免疫賦活剤。
<5> 紅藤の抽出物を有効成分として含有することを特徴とする美白剤である。
<6> 紅藤の抽出物が、メラニン産生抑制作用を有する<5>に記載の美白剤である。
<7> 紅藤の抽出物を有効成分として含有することを特徴とする抗老化剤である。
<8> 紅藤の抽出物が、エラスターゼ活性阻害作用、マトリックスメタロプロテアーゼ−1活性阻害作用、エストロゲン様作用、過酸化水素に対するダメージ抑制作用及びインボルクリン産生促進作用のうち少なくとも一つを有する<7>に記載の抗老化剤である。
<9> 紅藤の抽出物を有効成分として含有することを特徴とする抗肥満剤である。
<10> 紅藤の抽出物が、サイクリックAMPホスホジエステラーゼ活性阻害作用及び脂肪分解促進作用のうち少なくとも一つを有する<9>に記載の抗肥満剤である。
<11> <1>から<10>のいずれかに記載の紅藤の抽出物を、抗炎症作用、免疫賦活作用、美白作用、抗老化作用及び抗肥満作用のうち少なくとも一つの有効成分として含有する皮膚外用剤である。
<12> <1>から<10>のいずれかに記載の紅藤の抽出物を、抗炎症作用、免疫賦活作用、美白作用、抗老化作用及び抗肥満作用のうち少なくとも一つの有効成分として含有する美容用飲食品。
本発明の免疫賦活剤によると、従来における諸問題を解決することができ、優れたTNF−α産生促進作用を通じて、免疫を賦活させることができる。
本発明の美白剤によると、従来における諸問題を解決することができ、優れたメラニン産生抑制作用を通じて、皮膚の色素化を防ぐことができる。
本発明の抗老化剤によると、従来における諸問題を解決することができ、優れたエラスターゼ活性阻害作用、マトリックスメタロプロテアーゼ−1(以下、「MMP−1」と称する。)活性阻害作用、エストロゲン様作用、過酸化水素に対するダメージ抑制作用及びインボルクリン産生促進作用のうち少なくとも一つを通じて、皮膚のシワ及び皮膚の弾力低下の防止乃至改善することができる。
本発明の抗肥満剤によると、従来における諸問題を解決することができ、サイクリックAMPホスホジエステラーゼ活性阻害作用及び脂肪分解促進作用のうち少なくとも一つを通じて、局所乃至全身の肥大化を防止乃至改善することができる。
また、本発明の抗炎症剤、免疫賦活剤、美白剤、抗老化剤及び抗肥満剤は、天然系抽出物であり安全性に優れ、味、匂い、使用感等の点で添加対象物の品質に悪影響を及ぼさないので、皮膚外用剤に配合したり、美容用飲食品に添加したりして用いるのに好適なものである。
本発明の抗炎症剤、免疫賦活剤、美白剤、抗老化剤及び抗肥満剤は、紅藤の抽出物を含有してなり、更に必要に応じてその他の成分を含有してなる。
前記免疫賦活剤は、免疫賦活作用として、TNF−α産生促進作用を有している。
前記美白剤は、美白作用として、メラニン産生抑制作用を有している。
前記抗老化剤は、抗老化作用として、エラスターゼ活性阻害作用、MMP−1活性阻害作用、エストロゲン様作用、過酸化水素に対するダメージ抑制作用及びインボルクリン産生促進作用のうち少なくとも一つを有している。
前記抗肥満剤は、抗肥満作用として、サイクリックAMPホスホジエステラーゼ活性阻害作用及び脂肪分解促進作用のうち少なくとも一つを有している。
前記紅藤の抽出物における抗炎症作用、免疫賦活作用、美白作用、抗老化作用及び抗肥満作用の少なくとも一つを有する物質の詳細については不明であるが、前記紅藤の抽出物がこれらの優れた作用を有し、抗炎症剤、免疫賦活剤、美白剤、抗老化剤及び抗肥満剤として有用であることは現在までのところ全く知られておらず、これらのことは、本発明者らの鋭意研究による新知見である。
前記紅藤(コウトウ)とは、サルゲントドクサ科の植物であって、学名は「Sargentodoxa cuneata」であり、大血藤とも呼ばれる。
前記紅藤は、中国の華南、華中、華東、西南の各地方において、山間の疎林、谷の両側にある林の周辺に野生しており、これらの地域から容易に入手可能である。
前記抽出溶媒として使用し得る水としては、例えば、純水、水道水、井戸水、鉱泉水、鉱水、温泉水、湧水、淡水等の他、これらに各種処理を施したものが含まれる。水に施す処理としては、例えば、精製、加熱、殺菌、ろ過、イオン交換、浸透圧の調整、緩衝化等が含まれる。なお、前記抽出溶媒として使用し得る水には、精製水、熱水、イオン交換水、生理食塩水、リン酸緩衝液、リン酸緩衝生理食塩水等も含まれる。
なお、前記水と親水性有機溶媒との混合溶媒を使用する場合には、低級アルコールの場合は水10質量部に対して1質量部〜90質量部、低級脂肪族ケトンの場合は水10質量部に対して1質量部〜40質量部添加することが好ましい。多価アルコールの場合は水10質量部に対して1質量部〜90質量部添加することが好ましい。
本発明の免疫賦活剤における免疫賦活作用は、TNF−α産生促進作用に基づいて発揮される。
本発明の美白剤における美白作用は、メラニン産生抑制作用に基づいて発揮される。
本発明の抗老化剤における抗老化作用は、エラスターゼ活性阻害作用、MMP−1活性阻害作用、エストロゲン様作用、過酸化水素に対するダメージ抑制作用及びインボルクリン産生促進作用のうち少なくとも一つに基づいて発揮される。
本発明の抗肥満剤における抗肥満作用は、サイクリックAMPホスホジエステラーゼ活性阻害作用及び脂肪分解促進作用のうち少なくとも一つに基づいて発揮される。
本発明の紅藤の抽出物は、優れた抗炎症作用、免疫賦活作用、美白作用、抗老化作用及び抗肥満作用のうち少なくとも一つを有するとともに、皮膚に適用した場合の使用感と安全性に優れているため、特に、以下に説明する本発明の皮膚外用剤に配合するのに好適である。
また、本発明の紅藤の抽出物は、優れた抗炎症作用、免疫賦活作用、美白作用、抗老化作用及び抗肥満作用うちの少なくとも一つを有するとともに、消化管で消化されるようなものではないことが確認されているので、特に、以下に説明する本発明の美容用飲食品に配合するのに好適である。
本発明の皮膚外用剤は、本発明の前記抗炎症剤、免疫賦活剤、美白剤、抗老化剤及び抗肥満剤のうち少なくとも一つを有効成分として含有してなり、更に必要に応じて適宜選択したその他の成分を含有してなる。
前記その他の成分としては、本発明の抗炎症作用、免疫賦活作用、美白作用、抗老化作用及び抗肥満作用のうち少なくとも一つの妨げにならない限り、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択した成分が挙げられ、例えば、収斂剤、殺菌剤、抗菌剤、紫外線吸収剤、保湿剤、細胞賦活剤、油脂類、ロウ類、炭化水素類、脂肪酸類、アルコール類、エステル類、界面活性剤、香料、などが挙げられる。これらの成分は、前記紅藤の抽出物と共に併用した場合、相乗的に作用して、通常期待される以上の優れた作用効果をもたらすことがある。
本発明の美容用飲食品は、本発明の前記抗炎症剤、免疫賦活剤、美白剤、抗老化剤及び抗肥満剤のうち少なくとも一つを有効成分として含有してなり、更に必要に応じて適宜選択したその他の成分を含有してなる。
ここで、前記美容用飲食品とは、人の健康に危害を加えるおそれが少なく、通常の社会生活において、経口又は消化管投与により摂取されるものをいい、行政区分上の食品、医薬品、医薬部外品、などの区分に制限されるものではなく、例えば、経口的に摂取される一般食品、健康食品、保健機能食品、医薬部外品、医薬品などを幅広く含むものを意味する。
前記原料又は添加物としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選定することができるが、例えば、ブドウ糖、果糖、ショ糖、マルトース、ソルビトール、ステビオサイド、ルブソサイド、コーンシロップ、乳糖、クエン酸、酒石酸、リンゴ酸、コハク酸、乳酸、L−アスコルビン酸、dl−α−トコフェロール、エリソルビン酸ナトリウム、グリセリン、プロピレングリコール、グリセリン脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、アラビアガム、カラギーナン、カゼイン、ゼラチン、ペクチン、寒天、ビタミンB類、ニコチン酸アミド、パントテン酸カルシウム、アミノ酸類、カルシウム塩類、色素、香料、保存剤、などが挙げられる。
−紅藤の水抽出物の製造−
抽出原料として紅藤の茎の粉砕物100gを、水1,000mlに投入し、穏やかに攪拌しながら2時間、80℃に保った後、ろ過した。ろ液を40℃で減圧下に濃縮し、更に減圧乾燥機で乾燥して、抽出物(粉末状)を得た。得られた抽出物の収率を表1に示す。
−紅藤の50質量%エタノール抽出物の製造−
抽出原料として紅藤の茎の粉砕物100gを、50質量%エタノール(水とエタノールとの質量比1:1)1,000mlに投入し、穏やかに攪拌しながら2時間、80℃に保った後、ろ過した。ろ液を40℃で減圧下に濃縮し、更に減圧乾燥機で乾燥して、抽出物(粉末状)を得た。得られた抽出物の収率を表1に示す。
−紅藤の80質量%エタノール抽出物の製造−
抽出原料として紅藤の茎の粉砕物100gを、80質量%エタノール(水とエタノールとの質量比1:4)1,000mlに投入し、穏やかに攪拌しながら2時間、80℃に保った後、ろ過した。ろ液を40℃で減圧下に濃縮し、更に減圧乾燥機で乾燥して、抽出物(粉末状)を得た。得られた抽出物の収率を表1に示す。
−一酸化窒素(NO)産生抑制作用試験−
製造例1〜3の各抽出物を試料として用い、下記の試験法により一酸化窒素(NO)産生抑制作用を試験した。
NO産生抑制率(%)={(B−A)/B}×100 ・・・(1)
〔但し、前記(1)式中、
A:被験試料添加時のNO量、
B:被験試料無添加時のNO量、を表す。〕
−ヒアルロニダーゼ活性阻害作用試験−
製造例1〜3の各抽出物を試料として用い、下記の試験法によりヒアルロニダーゼ活性阻害作用について試験した。
ヒアルロニダーゼ溶液(400ユニット/mL,pH3.5酢酸緩衝液)0.1mLと試料溶液0.2mLを混合し、37℃で20分間インキュベーションしたのち、活性化剤溶液(2.5mM−CaCl2)0.2mLを加え、37℃で20分間インキュベーションして酵素を活性化した。ヒアルロン酸カリウム緩衝液0.5mLを加え、37℃で40分間インキュベーションした後、0.4N水酸化ナトリウム0.2mlを加えると共に氷冷して反応を停止させた。次いで0.8Mホウ酸溶液(pH9.1)0.2mLを加え、沸騰浴中で3分間加熱後、直ちに20分間氷冷した。p−DABA試薬(p−ジメチルアミノベンズアルデヒド10gを10N塩酸12.5mLと酢酸87.5mLの混合液に溶解し、酢酸で10倍に希釈したもの)6.0mLを加えて37℃で20分間インキュベーションしたことにより、上記酵素反応で遊離したN−アセチルグルコサミンを発色させ、波長585nmの吸光度を測定した。同様の操作と吸光度測定を、酵素を添加せずに行った。さらに、試料溶液を添加せずに蒸留水を添加した場合についても同様の測定を行い、下記(2)式によりヒアルロニダーゼの阻害率を求めた。
阻害率(%)={1−(A−B)/(C−D)}×100 ・・・(2)
〔但し、前記(2)式中、
A:酵素添加, 試料溶液添加時の吸光度、
B:酵素無添加, 試料溶液添加時の吸光度、
C:酵素添加, 試料溶液無添加時の吸光度、
D:酵素無添加, 試料溶液無添加時の吸光度、を表す。〕
−血小板凝集抑制試験−
製造例1〜3の各抽出物を試料として用い、下記の試験法により血小板凝集抑制作用を試験した。
血小板凝集抑制率(%)=(1−A)/B×100 ・・・(3)
〔但し、前記(3)式中、
A:凝集惹起剤添加、試料溶液添加時の凝集率、
B:凝集惹起剤添加、試料溶液無添加時の凝集率、を表す。〕
−シクロオキシゲナーゼ−2(COX−2)活性阻害作用試験−
製造例1〜3の各抽出物を試料として用い、下記の試験法によりCOX−2活性阻害作用試験を行った。この試験は、Hwang,B.−Y.らの方法(Planta Medica 67(2001)、406−410)に一部修正を加えて行った。
COX−2活性阻害率(%)
={1−(A−C)/(B−C)}×100 ・・・(4)
〔但し、前記(4)式中、
A:被験試料添加・LPS刺激時のプロスタグランジンE2量、
B:被験試料無添加・LPS刺激時プロスタグランジンE2量、
C:被験試料無添加・LPS無刺激時のプロスタグランジンE2量、を表す。〕
−TNF−α産生促進作用試験−
製造例1〜3の各抽出物を試料として用い、下記の試験法によりTNF−α産生亢進作用試験を行った。
培養終了後、培地を抜き、終濃度0.5%のDMSOを含む10%FBS含有ダルベッコMEMで試料を溶解した試料溶液を各穴に200μL添加し、24時間培養した。培養終了後、各穴の培養上清中のTNF−α量を下記サンドイッチELISA法により測定した。
TNF−α産生促進率(%)=A/B×100 ・・・(5)
〔但し、前記(5)式中、
A:試料添加時のTNF−α量、
B:試料無添加時のTNF−α量、を表す。〕
−メラニン産生抑制作用試験−
製造例1〜3の各抽出物を試料として用い、下記の試験法によりメラニン産生抑制作用を試験した。
また細胞生存率の測定のため、同様に培養後、400μLのPBS(−)で洗浄し、終濃度0.05mg/mLで1%FBS含有ダルベッコMEMに溶解したニュートラルレッドを各穴に200μL添加した。2.5時間培養した後、ニュートラルレッド溶液を捨て、エタノール・酢酸溶液 (エタノール:酢酸:水=50:1:49)を各穴に200μL添加し、色素を抽出した。抽出後、波長540nmにおける吸光度を測定した。
空試験として、10% FBSおよび1mmol/L テオフィリン含有ダルベッコMEMのみで培養した細胞を同様の方法で試験した。得られた測定結果から、下記(6)、(7)式により、メラニン産生抑制率及び細胞生存率を求めた。結果を表7及び表8に示す。
メラニン産生抑制率(%)={1−(B/D)/(A/C)}×100 ・・・(6)
細胞生存率(%)=(D/C)×100 ・・・(7)
〔但し、前記(6)、(7)式中、
A:被験試料無添加での475nmにおける吸光度、
B:被験試料添加での475nmにおける吸光度、
C:被験試料無添加での540nmにおける吸光度、
D:被験試料添加での540nmにおける吸光度、を表す。〕
−エラスターゼ活性阻害作用試験−
製造例1〜3の各抽出物を試料として用い、下記の試験法によりエラスターゼ活性阻害作用を試験した。
エラスターゼ活性阻害率(%)={1−(C−D)/(A−B)}×100 ・・・(8)
〔但し、前記(8)式中、
A:被験試料無添加、酵素添加での波長415nmにおける吸光度、
B:被験試料無添加、酵素無添加での波長415nmにおける吸光度、
C:被験試料添加、酵素添加での波長415nmにおける吸光度、
D:被験試料添加、酵素無添加での波長415nmにおける吸光度、を表す。〕
−マトリックスメタロプロテアーゼ−1(MMP−1)活性阻害作用試験−
製造例1〜3の各抽出物を試料として用い、下記の試験法によりMMP−1活性阻害作用を試験した。この試験方法は、Wunsch and Heidrich法を一部改変したものである。
MMP−1活性阻害率(%)={1−(C−D)/(A−B)}×100 ・・・(9)
〔但し、前記(9)式中、
A:被験試料無添加、酵素添加での波長320nmにおける吸光度、
B:被験試料無添加、酵素無添加での波長320nmにおける吸光度、
C:被験試料添加、酵素添加での波長320nmにおける吸光度、
D:被験試料添加、酵素無添加での320nmにおける吸光度、を表す。〕
−エストロゲン様作用試験−
製造例1〜3の各抽出物を試料として用い、下記の試験法によりエストロゲン様作用を試験した。
得られた測定結果から、下記(10)式により、エストロゲン様作用(エストロゲン依存性増殖作用)率(%)を算出した。結果を表11に示す。
エストロゲン様作用率(%)=(A/B)×100 ・・・(10)
〔但し、前記(10)式中、
A:被験試料添加時の吸光度、
B:被験試料無添加時の吸光度、を表す。〕
−過酸化水素に対するダメージ抑制作用試験−
製造例1〜3の各抽出物を試料として用い、下記の試験法により過酸化水素に対するダメージ抑制作用を試験した。
過酸化水素ダメージ抑制率(%)
={1−(C−A)/(C−B)}×100 ・・・(11)
〔但し、前記(11)式中、
A:過酸化水素処理・被験試料処理の吸光度、
B:過酸化水素処理・被験試料無処理の吸光度、
C:過酸化水素無処理・被験試料無処理の吸光度、を表す。〕
−インボルクリン産生促進作用試験−
製造例1〜3の各抽出物を試料として用い、下記の試験法によりインボルクリン産生促進作用を試験した。
培養終了後、培地を抜き、KGMで溶解した試料溶液を各穴に200μLずつ添加し、37℃、5%CO2下で48時間培養した。培養終了後、培地を抜き、細胞をプレートに固定させ細胞表面に発現したインボルクリンの量をモノクローナル抗ヒトインボルクリン抗体を用いたELISA法により測定した。得られた測定結果から、下記(12)式によりインボルクリン産生促進率(%)を算出した。結果を表13に示す。
インボルクリン産生促進率(%)=A/B×100 ・・・(12)
〔但し、前記(12)式中、
A:試料添加時の波長405nmにおける吸光度、
B:試料無添加時の波長405nmにおける吸光度、を表す。〕
−サイクリックAMPホスホジエステラーゼ活性阻害作用試験−
製造例1〜3の各抽出物を試料として用い、下記の試験法によりサイクリックAMPホスホジエステラーゼ活性阻害作用を試験した。
〔HPLC condition〕
Column :Wakosil C18−ODS 5μm
Mobil phase :1mM TBAP in 25mM KH2PO4:CH3CN=90:10
Flow rate :1.0 mL/min
Detector :260nm
次に、サイクリックAMP標準品のピーク面積(A)、試料無添加時におけるサイクリックAMP標準品とサイクリックAMPホスホジエステラーゼとの反応溶液の上清のピーク面積(B1)および試料添加時におけるサイクリックAMP標準品とサイクリックAMPホスホジエステラーゼとの反応溶液の上清のピーク面積(B2)を求めた。得られた結果から、下記(13)、(14)式により、試料無添加時のサイクリックAMP標準品分解率(C)及び試料添加時のサイクリックAMP標準品の分解率(D)を算出した。
試料無添加時の標準品の分解率(C,%)=(1−B1/A)×100 ・・・(13)
試料添加時の標準品の分解率 (D,%)=(1−B2/A)×100 ・・・(14)
ホスホジエステラーゼ活性阻害率(%)=(1−D/C)×100 ・・・(15)
−ラット副睾丸脂肪細胞を用いた脂肪分解促進試験−
製造例1〜3の各抽出物を試料として用い、下記の試験法によりラット副睾丸脂肪細胞を用いた脂肪分解促進作用を試験した。
ウイスター系ラット(7週齢)3匹をエーテル麻酔にかけ、麻酔下で断頭により放血致死させた。副睾丸上の脂肪組織を切り出し、37℃に保温した生理食塩水中で組織をハサミで細かく切った。組織小片を小型の三角フラスコに入れ、これに10mLの緩衝液A(119mmol/L 塩化ナトリウム、4.7mmol/L 塩化カリウム、2.6mmol/L 塩化カルシウム、1.2mmol/L リン酸二水素カリウム、1.2mmol/L 硫酸マグネシウム、32.3mmol/L HEPES(pH7.4)、20mg/mLウシ血清アルブミン、2mmol/Lグルコース)に溶解した10mgのコラゲナーゼを入れて1時間37℃で攪拌(100rpm/min)しながら反応した。反応後、ガーゼでろ過して未消化組織を除き、ろ液はふたつきスピッツ管に取って遠心(180×g、20秒)し、下層をパスツールピペットで取り除いた。これに緩衝液Aを10mL加え、混合した後、再度遠心した。この操作を4回繰り返し、コラゲナーゼを十分取り除いた。最後に、10mL程度の緩衝液Aを加えて、脂肪細胞液とした。
上記で調製した脂肪細胞液を96穴プレートに1穴当たり90μLずつ播種し、これに試料溶液を各穴に10μL添加して、1.5時間培養した。培養終了後、各穴から5μLずつ採取して、遊離した脂肪酸をNEFA−Cテストワコー(和光純薬株式会社)により測定した。上記と同じ操作及び測定を、試料溶液の代わりに試料溶液と等量の溶媒を添加して行った。
脂肪分解促進率(%)=A/B×100 ・・・(16)
〔但し、前記(16)式中、
A:試料溶液添加時の遊離脂肪酸量、
B:試料溶液無添加(対照)時の遊離脂肪酸量、を表す。〕
−乳液−
下記組成から乳液を常法により製造した。
・製造例2の紅藤の50%エタノール抽出物・・・0.10g
・ホホバオイル・・・4.00g
・1,3−ブチレングリコール・・・3.00g
・ポリオキシエチレンセチルエーテル(20E.O.)・・・2.50g
・オリーブオイル・・・2.00g
・スクワラン・・・2.00g
・セタノール・・・2.00g
・モノステアリン酸グリセリル・・・2.00g
・オレイン酸ポリオキシエチレンソルビタン(20E.O.)・・・2.00g
・パラオキシ安息香酸メチル・・・0.15g
・黄杞エキス・・・0.10g
・グリチルリチン酸ジカリウム・・・0.10g
・イチョウ葉エキス・・・0.10g
・コンキオリン・・・0.10g
・オウバクエキス・・・0.10g
・カツミレエキス・・・0.10g
・香料・・・0.05g
・精製水・・・残部(合計100.00g)
−化粧水−
下記組成から化粧水を常法により製造した。
・製造例2の紅藤の50%エタノール抽出物・・・0.10g
・グリセリン・・・3.00g
・1,3−ブチレングリコール・・・3.00g
・オレイン酸ポリオキシエチレンソルビタン(20E.O.)・・・2.00g
・パラオキシ安息香酸メチル・・・0.15g
・クエン酸・・・0.10g
・クエン酸ソーダ・・・0.10g
・油溶性甘草エキス・・・0.10g
・海藻エキス・・・0.10g
・クジンエキス・・・0.10g
・キシロビオースミクスチャー・・・0.05g
・香料・・・0.05g
・精製水・・・残部(合計:100.00g)
−クリーム−
下記組成からクリームを常法により製造した。
・製造例2の紅藤の50%エタノール抽出物・・・0.10g
・スクワラン・・・10.00g
・1,3−ブチレングリコール・・・6.00g
・流動パラフィン・・・5.00g
・サラシミツロウ・・・4.00g
・セタノール・・・3.00g
・モノステアリン酸グリセリル・・・3.00g
・ラノリン・・・2.00g
・オレイン酸ポリオキシエチレンソルビタン(20E.O.)・・・1.50g
・パラオキシ安息香酸メチル・・・1.50g
・ステアリン酸・・・1.00g
・酵母抽出液・・・0.10g
・シソ抽出液・・・0.10g
・シナノキ抽出液・・・0.10g
・ジユ抽出液・・・0.10g
・香料・・・0.10g
・精製水・・・残部(合計:100.00g)
−パック−
下記組成からパックを常法により製造した。
・製造例2の紅藤の50%エタノール抽出物・・・0.20g
・ポリビニルアルコール・・・15.00g
・エタノール・・・10.00g
・プロピレングリコール・・・7.00g
・ポリエチレングリコール・・・3.00g
・セージ抽出液・・・0.10g
・トウキ抽出液・・・0.10g
・ニンジン抽出液・・・0.10g
・パラオキシ安息香酸エチル・・・0.05g
・香料・・・0.05g
・精製水・・・残部(合計:100.00g)
−錠剤状栄養補助食品−
下記の混合物を打錠して、錠剤状栄養補助食品を製造した。
・製造例2の紅藤の50%エタノール抽出物・・・30g
・粉糖(ショ糖)・・・178g
・ソルビット・・・10g
・グリセリン脂肪酸エステル・・・12g
−顆粒状栄養補助食品−
下記の混合物を顆粒状に形成して、栄養補助食品を製造した。
・製造例2の紅藤の50%エタノール抽出物・・・20g
・ビートオリゴ糖・・・1000g
・ビタミンC・・・167g
・ステビア抽出物・・・10g
−顆粒状栄養補助食品−
下記の混合物を顆粒状に形成して、栄養補助食品を製造した。
・製造例2の紅藤の50%エタノール抽出物・・・20g
・ビートオリゴ糖・・・1000g
・ビタミンC・・・167g
・ステビア抽出物・・・10g
また、本発明の抗炎症剤、免疫賦活剤、美白剤、抗老化剤及び抗肥満剤のうち少なくとも一つを添加した美容用飲食品は、経口摂取によっても優れた抗炎症剤、免疫賦活剤、美白剤、抗老化剤及び抗肥満剤のうち少なくとも一つを有し、安全性にも優れているので、例えば健康食品、栄養補助食品などに幅広く用いられる。
Claims (12)
- 紅藤の抽出物を有効成分として含有することを特徴とする抗炎症剤。
- 紅藤の抽出物が、一酸化窒素産生抑制作用、ヒアルロニダーゼ活性阻害作用、血小板凝集抑制作用及びシクロオキシゲナーゼ−2活性阻害作用のうち少なくとも一つを有する請求項1に記載の抗炎症剤。
- 紅藤の抽出物を有効成分として含有することを特徴とする免疫賦活剤。
- 紅藤の抽出物が、TNF−α産生促進作用を有する請求項3に記載の免疫賦活剤。
- 紅藤の抽出物を有効成分として含有することを特徴とする美白剤。
- 紅藤の抽出物が、メラニン産生抑制作用を有する請求項5に記載の美白剤。
- 紅藤の抽出物を有効成分として含有することを特徴とする抗老化剤。
- 紅藤の抽出物が、エラスターゼ活性阻害作用、マトリックスメタロプロテアーゼ−1活性阻害作用、エストロゲン様作用、過酸化水素に対するダメージ抑制作用及びインボルクリン産生促進作用のうち少なくとも一つを有する請求項7に記載の抗老化剤。
- 紅藤の抽出物を有効成分として含有することを特徴とする抗肥満剤。
- 紅藤の抽出物が、サイクリックAMPホスホジエステラーゼ活性阻害作用及び脂肪分解促進作用のうち少なくとも一つを有する請求項9に記載の抗肥満剤。
- 請求項1から10のいずれかに記載の紅藤の抽出物を、抗炎症作用、免疫賦活作用、美白作用、抗老化作用及び抗肥満作用のうち少なくとも一つの有効成分として含有する皮膚外用剤。
- 請求項1から10のいずれかに記載の紅藤の抽出物を、抗炎症作用、免疫賦活作用、美白作用、抗老化作用及び抗肥満作用のうち少なくとも一つの有効成分として含有する美容用飲食品。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007263927A JP2009091302A (ja) | 2007-10-10 | 2007-10-10 | 抗炎症剤、免疫賦活剤、美白剤、抗老化剤及び抗肥満剤、並びに皮膚外用剤及び美容用飲食品 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007263927A JP2009091302A (ja) | 2007-10-10 | 2007-10-10 | 抗炎症剤、免疫賦活剤、美白剤、抗老化剤及び抗肥満剤、並びに皮膚外用剤及び美容用飲食品 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009091302A true JP2009091302A (ja) | 2009-04-30 |
Family
ID=40663635
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007263927A Pending JP2009091302A (ja) | 2007-10-10 | 2007-10-10 | 抗炎症剤、免疫賦活剤、美白剤、抗老化剤及び抗肥満剤、並びに皮膚外用剤及び美容用飲食品 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2009091302A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101120607B1 (ko) | 2009-05-11 | 2012-03-16 | 주식회사 메디사랑 | 초음파 진동자를 이용한 혈소판 추출방법 |
Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05222054A (ja) * | 1992-02-14 | 1993-08-31 | Rikagaku Kenkyusho | 新規抗生物質rk−1409b、その製造法並びに抗腫瘍剤及び抗炎症剤 |
JPH06199885A (ja) * | 1992-11-30 | 1994-07-19 | Tsumura & Co | 新規な化合物および該化合物を有効成分とする抗炎症剤 |
JPH06345634A (ja) * | 1993-06-03 | 1994-12-20 | Dowa Mining Co Ltd | 美白化粧料 |
JP2003048844A (ja) * | 2001-08-03 | 2003-02-21 | Yakult Honsha Co Ltd | ウレアーゼ活性阻害剤 |
JP2003508415A (ja) * | 1999-08-27 | 2003-03-04 | ミシガン ステイト ユニヴァーシティー | 天然シクロオキシゲナーゼ阻害剤を含有する食物サプリメント |
JP2007161646A (ja) * | 2005-12-14 | 2007-06-28 | Mikimoto Pharmaceut Co Ltd | ヒアルロニダーゼ活性阻害剤 |
JP2007526259A (ja) * | 2004-03-04 | 2007-09-13 | 学校法人日本大学 | 石豆蘭抽出物およびその調製方法と用途 |
-
2007
- 2007-10-10 JP JP2007263927A patent/JP2009091302A/ja active Pending
Patent Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05222054A (ja) * | 1992-02-14 | 1993-08-31 | Rikagaku Kenkyusho | 新規抗生物質rk−1409b、その製造法並びに抗腫瘍剤及び抗炎症剤 |
JPH06199885A (ja) * | 1992-11-30 | 1994-07-19 | Tsumura & Co | 新規な化合物および該化合物を有効成分とする抗炎症剤 |
JPH06345634A (ja) * | 1993-06-03 | 1994-12-20 | Dowa Mining Co Ltd | 美白化粧料 |
JP2003508415A (ja) * | 1999-08-27 | 2003-03-04 | ミシガン ステイト ユニヴァーシティー | 天然シクロオキシゲナーゼ阻害剤を含有する食物サプリメント |
JP2003048844A (ja) * | 2001-08-03 | 2003-02-21 | Yakult Honsha Co Ltd | ウレアーゼ活性阻害剤 |
JP2007526259A (ja) * | 2004-03-04 | 2007-09-13 | 学校法人日本大学 | 石豆蘭抽出物およびその調製方法と用途 |
JP2007161646A (ja) * | 2005-12-14 | 2007-06-28 | Mikimoto Pharmaceut Co Ltd | ヒアルロニダーゼ活性阻害剤 |
Non-Patent Citations (1)
Title |
---|
JPN6012061730; DAMU A G et al: Heterocycles Vol.60, No.7, 20030701, P.1645-1652 * |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101120607B1 (ko) | 2009-05-11 | 2012-03-16 | 주식회사 메디사랑 | 초음파 진동자를 이용한 혈소판 추출방법 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2009051790A (ja) | 抗酸化剤、抗老化剤、抗炎症剤、育毛剤、抗肥満剤、及び美白剤、並びに化粧料及び美容用飲食品 | |
JP5863721B2 (ja) | 肥満解消剤、脂肪分解促進剤、サイクリックamp−ホスホジエステラーゼ活性阻害剤、及びラット副睾丸脂肪細胞の脂肪分解促進剤 | |
JP6338561B2 (ja) | 皮膚化粧料、頭髪化粧料および飲食品 | |
JP5162174B2 (ja) | 育毛剤及び抗肥満剤 | |
JP5822423B2 (ja) | 皮膚線維芽細胞増殖促進剤、トランスグルタミナーゼ−1産生促進剤、エラスターゼ活性阻害剤、mmp−1活性阻害剤、エストロゲン様作用剤、i型コラーゲン産生促進剤、及びuv−bダメージからの回復作用剤 | |
JP2009046465A (ja) | 皮膚化粧料及び飲食品 | |
JP5797372B2 (ja) | 血小板凝集抑制剤、幹細胞増殖因子(SCF)mRNA発現抑制剤、マトリックスメタロプロテアーゼ−1(MMP−1)活性阻害剤、及びマトリックスメタロプロテアーゼ−14(MMP−14)活性阻害剤 | |
JP2022125278A (ja) | プロフィラグリンmRNA発現促進剤、セリンパルミトイルトランスフェラーゼmRNA発現促進剤、ヒアルロン酸合成酵素3mRNA発現促進剤及び抗老化剤 | |
JP5936925B2 (ja) | マトリックスメタロプロテアーゼ−2(MMP−2)活性阻害剤、マトリックスメタロプロテアーゼ−9(MMP−9)mRNA発現上昇抑制剤、表皮角化細胞増殖促進剤、アンドロゲンレセプター拮抗剤、毛乳頭細胞増殖促進剤、エンドセリン−1mRNA発現上昇抑制剤、及びSCFmRNA発現上昇抑制剤 | |
JP5534654B2 (ja) | 抗炎症剤 | |
JP4672269B2 (ja) | 抗老化剤、血小板凝集抑制剤、抗酸化剤、抗アレルギー剤、皮膚化粧料及び飲食品 | |
JP5220346B2 (ja) | 皮膚化粧料 | |
JP2014114235A (ja) | メラニン産生抑制剤及びコラーゲン産生促進剤 | |
JP5307366B2 (ja) | 育毛剤 | |
JP5867981B2 (ja) | マトリックスメタロプロテアーゼ−1(mmp−1)活性阻害剤、エストロゲン様作用剤、i型コラーゲン産生促進剤、ヒアルロン酸産生促進剤、及びuv−bダメージからの回復剤 | |
JP4722595B2 (ja) | 抗炎症剤、抗酸化剤及び美白剤、並びに皮膚化粧料 | |
JP5300233B2 (ja) | 皮膚化粧料 | |
JP5085198B2 (ja) | 抗酸化剤 | |
JP2010155787A (ja) | 抗炎症剤、抗老化剤、抗肥満剤、及び育毛剤、並びに、化粧料、及び美容用飲食品 | |
JP5419258B2 (ja) | 化粧料 | |
JP2009091302A (ja) | 抗炎症剤、免疫賦活剤、美白剤、抗老化剤及び抗肥満剤、並びに皮膚外用剤及び美容用飲食品 | |
JP4748926B2 (ja) | 皮膚化粧料及び飲食品 | |
JP5719882B2 (ja) | サイクリックAMP−ホスホジエステラーゼ活性阻害剤、エラスターゼ活性阻害剤、マトリックスメタロプロテアーゼ−1(MMP−1)活性阻害剤、マトリックスメタロプロテアーゼ−14(MMP−14)活性阻害剤、表皮角化細胞増殖促進剤、エストロゲン様作用剤、エンドセリン−1mRNA発現上昇抑制剤及びSCFmRNA発現上昇抑制剤 | |
JP7361412B2 (ja) | 皮膚化粧料、頭髪化粧料および飲食品 | |
KR20190033871A (ko) | 피부 노화 개선 복합 화장료 조성물 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20101008 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20121127 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130128 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130219 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20130625 |