JP2010234835A - 自動搬送装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】駆動装置を使用することなく、無人搬送車上のパレットから部品をシュータに搬出する自動搬送装置を提供する。
【解決手段】本自動搬送装置1aは、パレット4と無人搬送車2との間に設けられ、該パレット4を無人搬送車2上で揺動自在に支持する支持部材6と、パレット4に設けた開閉扉10を閉状態に保持する閉保持手段と、パレット4の無人搬送車2上での揺動を規制する揺動ロック手段と、無人搬送車2がパレット4内の部品13が搬出されるシュータ5に接触した際に、揺動ロック手段及び閉保持手段を解除する解除手段とを備えたので、作業者による手作業を必要とせず、且つ駆動装置を使用することなく、無人搬送車2上のパレット4から部品13をシュータ5に搬出することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、無人搬送車を備えた自動搬送装置に関するものであり、特に、無人搬送車上のパレット内から部品をシュータ(部品収容箱)に搬出し、また、パレット交換機と無人搬送車との間でパレットを相互に搬出入させる自動搬送装置に関するものである。
従来、無人搬送車に搭載されたパレット内の部品をシュータに搬出する際、また、無人搬送車とパレット交換機との間でパレットを相互に搬出入させる際は、作業者の手作業やモータ等の駆動装置を使用して行っていた。
なお、特許文献1には、パレットを載せた無人搬送車が侵入する侵入路が形成されパレット中心を受台の所定搬入位置に合わせてパレットを受け取る搬入側受台と、パレットを載せた無人搬送車が退出する退出路が形成されパレット中心を受台の所定搬出位置中心に合わせてパレットを渡す搬出側受台と、パレットへのワークの積降しのため前記搬入側受台と搬出側受台との間に設けられワークの積降し位置が前記搬入及び搬出位置間の等距離の受渡し距離に設定された積降し用受台と、搬入位置から積降し位置及び該積降し位置から搬出位置へパレットを受渡し距離だけ同時に移動させるパレット移動リフトとを有し、パレット中心をそれぞれ受台の各位置に一致させてパレットの移動を行う無人搬送車用パレット移載装置が開示されている。
特開昭61−257748号公報
しかしながら、上述した、特許文献1の無人搬送車用パレット移載装置を含む従来の自動搬送装置では、駆動装置が採用されるため複雑化すると共にコストアップの要因となり、しかも重量増加となり採用することはできない。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、駆動装置を使用することなく、無人搬送車上のパレットから部品をシュータに搬出すると共に、パレット交換機と無人搬送車との間でパレットを相互に搬出入させる自動搬送装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の第1の自動搬送装置は、パレットを搭載する無人搬送車を備えた自動搬送装置であって、前記パレットと前記無人搬送車との間に設けられ、前記パレットの長手方向略中央部を支持して、該パレットを前記無人搬送車上で揺動自在に支持する支持部材と、前記パレットの長手方向一端に設けた開閉扉を閉状態に保持する閉保持手段と、前記パレットの前記無人搬送車上での揺動を規制する揺動ロック手段と、前記無人搬送車が前記パレット内の部品が搬出されるシュータに接触した際に、前記揺動ロック手段及び前記閉保持手段を解除する解除手段と、を備えたことを特徴としている。
これにより、作業者による手作業を必要とせず、且つ駆動装置を使用することなくパレット内の部品をシュータに搬出することができる。
また、本発明の第2の自動搬送装置は、無人搬送車に備えたパレット載置台とパレット交換機との間でパレットを相互に搬出入させる自動搬送装置であって、前記パレット載置台と前記無人搬送車との間に設けられ、前記パレット載置台の長手方向略中央部を支持して、前記パレットを前記無人搬送車上で揺動自在に支持する支持部材と、前記パレット交換機に設けられ、無人搬送車に対する最大傾斜角度で傾斜した前記パレット載置台と略同一平面上に位置するパレット載置部と、前記無人搬送車が前記パレット交換機に接触した際に、前記パレット交換機のパレット載置部と、前記無人搬送車のパレット載置台との間におけるパレットの滑動を許容する滑動許容手段と、を備えたことを特徴としている。
これにより、作業者による手作業を必要とせず、且つ駆動装置を使用することなくパレット交換機と無人搬送車に備えたパレット載置台との間でパレットを相互に搬出入させることができる。
なお、本発明の自動搬送装置の各種態様およびそれらの作用については、以下の発明の態様の項において詳しく説明する。
(発明の態様)
以下に、本願において特許請求が可能と認識されている発明(以下、「請求可能発明」という場合がある。)の態様をいくつか例示し、それらについて説明する。なお、各態様は、請求項と同様に、項に区分し、各項に番号を付して、必要に応じて他の項を引用する形式で記載する。これは、あくまでも請求可能発明の理解を容易にするためであり、請求可能発明を構成する構成要素の組み合わせを、以下の各項に記載されたものに限定する趣旨ではない。つまり、請求可能発明は、各項に付随する記載、実施の形態等を参酌して解釈されるべきであり、その解釈に従う限りにおいて、各項の態様にさらに他の構成要件を付加した態様も、また、各項の態様から構成要件を削除した態様も、請求可能発明の一態様となり得るのである。なお、以下の各項において、(1)項乃至(6)項の各々が、請求項1乃至6の各々に相当する。
(1)パレットを搭載する無人搬送車を備えた自動搬送装置であって、前記パレットと前記無人搬送車との間に設けられ、前記パレットの長手方向略中央部を支持して、該パレットを前記無人搬送車上で揺動自在に支持する支持部材と、前記パレットの長手方向一端に設けた開閉扉を閉状態に保持する閉保持手段と、前記パレットの前記無人搬送車上での揺動を規制する揺動ロック手段と、前記無人搬送車が前記パレット内の部品が搬出されるシュータに接触した際に、前記揺動ロック手段及び前記閉保持手段を解除する解除手段と、を備えたことを特徴とする自動搬送装置。
(1)項の自動搬送装置では、無人搬送車がシュータに接触すると、解除手段により揺動ロック手段及び閉保持手段が解除され、その結果、パレットが無人搬送車上で支持部材を支点に開閉扉側が下方を向くように傾斜した状態となり、これと略同時に、パレット内の部品の滑動により開閉扉が開放されて、パレット内の部品がシュータに搬出される。
(2)前記解除手段は、前記無人搬送車の一部が、前記シュータの部品搬入口を構成する壁部に接触することで作動することを特徴とする(1)項に記載の自動搬送装置。
(2)項の自動搬送装置では、駆動装置を使用することなく、解除手段を作動させることができる。
(3)前記支持部材は、前記パレットを載置するパレット載置台を揺動自在に支持し、前記揺動ロック手段は、前記パレット載置台に備えられた凹状体または凸状体と、該パレット載置台側の凹状体または凸状体に嵌合する、前記無人搬送車の本体部に備えられた凸状体または凹状体とから構成されることを特徴とする(1)項または(2)項に記載の自動搬送装置。
(4)前記解除手段は、アーム部材と、該アーム部材と前記パレット載置台側の凹状体または凸状体とを連結する連結部材と、前記シュータの部品搬入口の壁部に設けた傾斜部とからなり、前記アーム部材が前記傾斜部に接触し該傾斜部に沿って上昇することで、前記アーム部材と前記連結部材を介して連結される前記パレット載置台側の凹状体または凸状体が、前記無人搬送車側の凸状体または凹状体から離れて前記揺動ロック手段が解除されることを特徴とする(3)項に記載の自動搬送装置。
(5)前記アーム部材は、前記パレット載置台に設けた支柱の縦長孔に挿通される連結ピンを介して前記閉保持手段を構成する板状部材に連結され、前記アーム部材が前記シュータの傾斜部に接触して上昇し、前記連結ピンが前記縦長孔の上端に到達した時点で該アーム部材が前記連結ピンを支点に回動することで、前記板状部材が回動して前記閉保持手段が解除されることを特徴とする請求項(4)項に記載の自動搬送装置。
(3)項、(4)項及び(5)項の自動搬送装置では、無人搬送車側のアーム部材が、シュータに設けた傾斜部に接触して該傾斜部に沿って上昇すると、アーム部材と連結部材を介して連結されるパレット載置台側の凹状体または凸状体が無人搬送車の本体部側の凸状体または凹状体から離れて揺動ロック手段が解除され、一方、アーム部材がシュータの傾斜部に接触して上昇し、連結ピンが縦長孔の上端の位置に到達した時点で該アーム部材が連結ピンを支点に回動することで、板状部材が回動して閉保持手段が解除される。
(6)無人搬送車に備えたパレット載置台とパレット交換機との間でパレットを相互に搬出入させる自動搬送装置であって、前記パレット載置台と前記無人搬送車との間に設けられ、前記パレット載置台の長手方向略中央部を支持して、前記パレットを前記無人搬送車上で揺動自在に支持する支持部材と、前記パレット交換機に設けられ、無人搬送車に対する最大傾斜角度で傾斜した前記パレット載置台と略同一平面上に位置するパレット載置部と、前記無人搬送車が前記パレット交換機に接触した際に、前記パレット交換機のパレット載置部と、前記無人搬送車のパレット載置台との間におけるパレットの滑動を許容する滑動許容手段と、を備えたことを特徴とする自動搬送装置。
(6)項の自動搬送装置では、まず第1の作用として、無人搬送車のパレット載置台上には、空のパレットが、無人搬送車のパレット載置台上に進行方向前部が下方を向くように傾斜した状態で載置され、パレット載置台での滑動が規制された状態であり、無人搬送車がパレット交換機に接触すると、滑動許容手段により、無人搬送車のパレット載置台でのパレットの滑動規制が解除されるため、パレットの自重によりパレットは無人搬送車のパレット載置台からパレット交換機のパレット載置部に滑動して搬出される。
次に第2の作用として、パレット交換機の無人搬送車側端部が下方を向くように傾斜したパレット載置部に、部品が収容されたパレットが載置されると共にパレット載置部での滑動が規制された状態で載置されており、一方、無人搬送車のパレット載置台は、進行方向前部が上方に向くように傾斜した状態で支持部材により支持された状態となっている。そして、無人搬送車がパレット交換機に接触すると、滑動許容手段により、パレット交換機のパレット載置部でのパレットの滑動規制が解除されるため、部品の重量を含むパレット全重量により、パレットはパレット交換機のパレット載置部から無人搬送車のパレット載置台に滑動して搬入される。
このように、滑動許容手段は、無人搬送車がパレット交換機に接触した際、パレット交換機のパレット載置部と無人搬送車のパレット載置台との間におけるパレットの滑動を許容すべく、無人搬送車のパレット載置台でのパレットの滑動規制またはパレット交換機のパレット載置部でのパレットの滑動規制を解除する機能を有するものである。
(7)前記パレット載置部は、前記滑動許容手段の作動時に上方に移動することを特徴とする(6)項に記載の自動搬送装置。
(7)項の自動搬送装置では、特に、パレットを、パレット交換機のパレット載置部から無人搬送車のパレット載置台に搬入させる時に有効である。すなわち、パレット載置部は、滑動許容手段の作動時に上方に移動するので、パレットがパレット交換機のパレット載置部から無人搬送車のパレット載置台に滑動する際、無人搬送車のパレット載置台に干渉することなく、スムーズに無人搬送車のパレット載置台に滑動して搬入することができる。
(8)前記無人搬送車の前記パレット載置台の進行方向前部には、前記パレット交換機の前記パレット載置部が係合する係合凹部が形成され、前記無人搬送車が前記パレット交換機に接触した際には、前記パレット交換機の前記パレット載置部が上下方向にクリアランスを有するように前記パレット載置台の前記係合凹部に係合することを特徴とする(6)項または(7)項に記載の自動搬送装置。
(8)項の自動搬送装置では、無人搬送車のパレット載置台の、パレット交換機のパレット載置部に対する位置決めが容易となる。
(9)前記パレット載置部は、自由回転ローラがパレットの移動方向に沿って複数並列に備えられたローラユニットで構成されることを特徴とする(6)項〜(8)項のいずれに記載の自動搬送装置。
(9)項の自動搬送装置では、パレット交換機のパレット載置部上でのパレットの摩擦抵抗を十分に軽減させることができる。
本発明の自動搬送装置によれば、駆動装置を使用することなく、無人搬送車上のパレット内から部品をシュータに搬出すると共に、パレット交換機と無人搬送車との間でパレットを相互に搬出入させることができる。
図1は、本発明の実施の第1形態に係る自動搬送装置の概略図である。 図2は、図1の正面図である。 図3は、図2の側面図である。 図4は、本発明の実施の第1形態に係る自動搬送装置に採用されるシュータの斜視図である。 図5は、本発明の実施の第2形態に係る自動搬送装置の概略図である。 図6は、本発明の実施の第3形態に係る自動搬送装置の概略図である。
以下、本発明を実施するための最良の形態を図1〜図6に基いて詳細に説明する。
まず、本発明の第1の実施形態に係る自動搬送装置1aを図1〜図4に基いて詳細に説明する。
図1に示すように、第1の実施形態に係る自動搬送装置1aは、作業者の手作業を必要とせず、しかも駆動装置を使用することなく無人搬送車2のパレット載置台3上のパレット4内から部品13をシュータ5に搬出するものである。
すなわち、第1の実施形態に係る自動搬送装置1aは、図1〜図3に示すように、パレット4を載置するパレット載置台3と無人搬送車2との間に設けられ、パレット載置台3の長手方向略中央部を支持して、該パレット載置台3(パレット4)を無人搬送車2上で揺動自在に支持する支持部材6と、パレット4の長手方向一端に設けた開閉扉10を閉状態に保持する閉保持手段11と、パレット載置台3の無人搬送車2上での揺動を規制する揺動ロック手段12と、無人搬送車2がパレット4内の部品13が搬出されるシュータ5に接触した際に、揺動ロック手段12及び閉保持手段11を解除する解除手段14とを備えている。
パレット4は、箱状のパレット本体15と、該パレット本体15の長手方向一端部に設けられた開閉扉10とからなる。開閉扉10は、その上端がパレット本体15の長手方向一端上部に支持されて、上端を支点に回動自在となる。パレット4の底面には、作業者が開閉扉10側に大きな重量物を収容するように、該重量物の形状に沿った窪み(図示略)が形成されている。なお、パレット4の底部に部品13の形状等をマーカ表示して、作業者にパレット4内での部品13の配列を教示するようにしてもよい。
無人搬送車2は、床面の所定経路に敷設された走行磁気テープ(図示略)に沿って自走するもので、無人搬送車2上にはパレット載置台3が一体的に備えられている。無人搬送車2とパレット載置台3との間には、パレット載置台3の長手方向中央部付近を支持して、パレット載置台3を無人搬送車2上で揺動自在に支持する支持部材6が備えられている。また、後述するが、無人搬送車2には、揺動ロック手段12の一構成として、進行方向後端に幅方向に沿って複数の凸状体21が備えられる。
なお、無人搬送車2の進行方向前端部には、後述する第2及び第3の実施形態に係る自動搬送装置1b、1cでその機能が発揮される、後方に向かって斜め上方に傾斜する傾斜部46が形成される。
パレット載置台3の上面には、パレット4の平面視形状に対応した凹部18が形成される。そして、パレット載置台3の凹部18にパレット4が載置されると、パレット載置台3上でパレット4の移動が規制される。また、図2及び図3に示すように、パレット載置台3の4隅には支柱31が立設され、進行方向前側の2本の支柱31には、上下方向中央部に縦長孔32がそれぞれ形成される。さらに、パレット載置台3には、後述するが、揺動ロック手段12の一構成として、その進行方向後端に、幅方向に間隔をおいて複数(図2では2箇所)の凹状体20が備えられる。
なお、パレット載置台3の長手方向両端部には、後述する第2及び第3の実施形態に係る自動搬送装置1b、1cにてその機能を発揮する係合凹部43が形成される。
閉保持手段11は、図2に示すように、パレット4の開閉扉10の外面に当接して該開閉扉10を閉状態に保持する板状部材19で構成される。
揺動ロック手段12は、図1及び図3に示すように、パレット載置台3の進行方向後端に幅方向に間隔をおいて複数(図では2箇所)形成される凹状体20と、無人搬送車2の本体部の進行方向後端でパレット載置台3に設けた凹状体20と対応する位置に形成される凸状体21とからなる。これらパレット載置台3側の各凹状体20と無人搬送車2側の各凸状体21とが嵌合することで、パレット載置台3の無人搬送車2上での揺動が規制される。なお、これらパレット載置台3側の各凹状体20及び無人搬送車2側の各凸状体21を磁性体にて形成し、いずれか一方に永久磁石を備えてもよい。これにより、これらパレット載置台3側の凹状体20と、無人搬送車2側の凸状体21との嵌合力を大きくすることができる。
解除手段14は、図2及び図3に示すように、閉保持手段11の構成である板状部材19と連結されるアーム部材22と、該アーム部材22と揺動ロック手段12の一構成であるパレット載置台3に備えた各凹状体20とを連結する連結部材23と、図4に示すシュータ5の部品搬入口25の壁部に設けた傾斜部24とから構成される。
アーム部材22は、パレット4の一側方から外方に向かって延設される水平方向延設部26と、該水平方向延設部26の基端部に接続され上下方向に延びる上下方向延設部27とからなる逆L字状に形成される。
連結部材23は蛇腹状に形成され、アーム部材22の上下方向延設部27の下端から連続して上下方向に延びる上下方向延設部34aと、該上下方向延設部34aの下端からパレット載置台3の長手方向に沿って延びる一側長手方向延設部28と、該一側長手方向延設部28の端部から連続してパレット載置台3の幅方向に沿って延びる幅方向延設部29と、該幅方向延設部29の端部から連続してパレット載置台3の長手方向に沿って延びる他側長手方向延設部30と、該他側長手方向延設部30の端部から上方に延びる上下方向延設部34bとからなる。また、連結部材23の幅方向延設部29に、パレット載置台3の進行方向後端に設けた各凹状体20が連結される。
なお、連結部材23は、蛇腹状に形成されているので、アーム部材22の水平方向延設部26の回動に伴う屈曲や伸縮作用を吸入することができる。
そして、パレット載置台3に設けた前側の2本の支柱31の内一方の支柱31の前面に、板状部材19が開閉扉10の開放を規制するように該開閉扉10の外面に当接する方向に配置され、該板状部材19は縦長孔32に挿通される連結ピン33によりアーム部材22の上下方向延設部27に連結され、連結ピン33を支点に回動自在に、且つ縦長孔32の範囲で上下方向に移動自在に支柱31に支持される。また、他方の支柱31に設けた縦長孔32内に挿通される連結ピン33には、連結部材23の上下方向延設部34bの上端が接続される。
シュータ5は、図1、図3及び図4に示すように、上方が開放される箱状に形成され、パレット4と対向する面が開放され、その部位がパレット4内の部品13を搬入する部品搬入口25として機能するように、所定位置に配設されている。また、部品搬入口25を構成する3辺の壁部で上下方向に延びる一方の壁部の角部は、斜め方向にカットされて傾斜部24が形成される。なお、シュータ5の部品搬入口25の幅方向の距離はパレット載置台3の幅方向の距離より長く設定され、シュータ5の部品搬入口25内に、パレット載置台3の進行方向前部が進入できる構成となっており、シュータ5に設けた傾斜部24と、無人搬送車2に備えたアーム部材22の水平方向延設部26とが互い対向するようになる。
次に、第1の実施形態に係る自動搬送装置1aの作用を説明する。
なお、パレット4内には、大型の部品13が開閉扉10側に配置されるように部品13が多数収容されている。
そして、無人搬送車2は、パレット載置台3の凹部18にパレット4が載置された状態でシュータ5まで走行する。
次に、シュータ5の部品搬入口25にパレット載置台3の進行方向前端が進入されるまで無人搬送車2を走行させると、無人搬送車2に備えた、アーム部材22(解除手段14)の水平方向延設部26がシュータ5の部品搬入口25の壁部に設けた傾斜部24(解除手段14)に接触する。
すると、アーム部材22の水平方向延設部26がシュータ5の傾斜部24に沿って上昇することで、アーム部材22全体が支柱31に設けた縦長孔32の範囲において上昇し、それに伴い、板状部材19(閉保持手段11)及び連結部材23(解除手段14)が上方にそれぞれ移動する。その後、縦長孔32内の連結ピン33が縦長孔32の上端に到達した時点で、アーム部材22の水平方向延設部26は縦長孔32の上端に位置した連結ピン33を中心に反時計周り方向に回動すると共に板状部材19も同方向に回動する。
その結果、パレット載置台3に設けた各凹状体20(揺動ロック手段12)が、無人搬送車2の本体部に設けた各凸状体21(揺動ロック手段12)から離れて揺動ロック手段12が解除され、パレット載置台3(パレット4)が無人搬送車2上で支持部材6を中心に揺動自在となるが、パレット4の重心が開閉扉10側に位置しているために、パレット載置台3は、進行方向前部が下方を向くように最大傾斜角度で傾斜した状態となる。
これと略同時に、板状部材19が反時計周りに回動することで、パレット4の開閉扉10の閉保持状態が解除されて、開閉扉10が部品13の滑動により開放されて、部品13がパレット4内からシュータ5に搬出される。
最終的に、パレット4内から部品13がシュータ5へ搬出された後は、無人搬送車2は、後述する受入用パレット交換機35(図5参照)へ走行し、空のパレット4が受入用パレット交換機35のパレット載置部36に搬出されるようになる(以下に説明する第2の実施形態に係る自動搬送装置1bが採用される)。この時、閉保持手段11及び揺動ロック手段12は解除手段14により解除された状態となっており、パレット載置台3は、進行方向前部が下方を向くように最大傾斜角度で傾斜した状態となっている。
以上説明したように、第1の実施形態に係る自動搬送装置1aによれば、無人搬送車2のパレット載置台3に載置されたパレット4内の部品13をシュータ5に搬出する際には、無人搬送車2を、パレット載置台3の進行方向前端がシュータ5の部品搬入口25に進入されるまで走行させれば、アーム部材22の水平方向延設部26がシュータ5の部品搬入口25に設けた傾斜部24に接触すると共に、アーム部材22全体が上昇し且つアーム部材22の水平方向延設部26が連結ピン33を支点に反時計周り方向に回動する。
その結果、パレット載置台3に設けた各凹状体20が無人搬送車2に設けた各凸状体21から離れて揺動ロック手段12が解除され、パレット載置台3が、進行方向前部が下方を向くように最大傾斜角度で傾斜した状態となる。これと同時に、板状部材19が反時計周りに回動することで、パレット4の開閉扉10の閉保持状態が解除されて、開閉扉10が部品13の滑動により開放されて、部品13がパレット4内からシュータ5へ搬出される。
これにより、作業者による手作業を必要とせず、且つ駆動装置を使用することなくパレット4内の部品13をシュータ5に搬出することができる。
次に、第2の実施形態に係る自動搬送装置1bを図5に基いて詳細に説明する。
第2の実施形態に係る自動搬送装置1bは、作業者の手作業を必要とせず、しかも駆動装置を使用することなく、無人搬送車2に備えたパレット載置台3上のパレット4を受入用パレット交換機35のパレット載置部36へ搬出させるものである。
第2の実施形態に係る自動搬送装置1bは、パレット載置台3と無人搬送車2との間に設けられ、パレット載置台3の長手方向略中央部を支持して、パレット載置台3を無人搬送車2上で揺動自在に支持する支持部材6と、受入用パレット交換機35に設けられ、無人搬送車2に対して最大傾斜角度で傾斜したパレット載置台3と略同一平面上に位置するパレット載置部36と、無人搬送車2が受入用パレット交換機35に接触した際に、受入用パレット交換機35のパレット載置部36と無人搬送車2のパレット載置台3との間におけるパレット4の滑動を許容する滑動許容手段37bとを備えている。
なお、第2の実施形態に係る自動搬送装置1bに採用されたパレット載置台3及び無人搬送車2は、第1の実施形態に係る自動搬送装置1aに採用されたものと同等であり、閉保持手段11(図5では図示略)、揺動ロック手段12及びシュータ5の傾斜部24を除く解除手段14(図5では図示略)を備えているが、閉保持手段11及び揺動ロック手段12は解除手段14により解除された状態である。
受入用パレット交換機35は、無人搬送車2のパレット載置台3から空のパレット4を受け入れるものであり、本体部40bと、該本体部40b上に上下方向に移動自在に支持されるパレット載置部36とを備えている。本体部40b上のパレット載置部36の上面は、無人搬送車2上を進行方向前部が下方を向くように最大傾斜角度で傾斜したパレット載置台3の凹部18の底部と略同一平面となる。
パレット載置部36は、自由回転ローラ41がパレット4の滑動方向に沿って複数並列に備えられたローラユニット42で構成される。このローラユニット42が本体部40bに上下方向に移動自在に支持される。なお、ローラユニット42の最も下方に位置する端部には、パレット4のローラユニット42からの逸脱を規制するストッパ44が備えられる。
パレット載置台3は、第1の実施形態に係る自動搬送装置1aに採用したパレット載置台3と同じ構成であるが、その長手方向両端部に設けた係合凹部43には、無人搬送車2が受入用パレット交換機35に接触した際、受入用パレット交換機35のローラユニット42の最も上方に位置する端部が上下方向にクリアランスを有するように係合される。
滑動許容手段37bは、無人搬送車2が受入用パレット交換機35に接触した際に、無人搬送車2のパレット載置台3上でのパレット4の滑動規制を解除するものである。
すなわち、滑動許容手段37bは、無人搬送車2の進行方向前端部に設けられ、後方に向かって斜め上方に傾斜する傾斜部46と、受入用パレット交換機35のローラユニット42に連結部材(図示略)を介して連結され、傾斜部46が接触した際に時計周り方向に回転すると共に上方に移動する回転体47と、該回転体47に連結され、回転体47を中心として時計周り方向に回転する第1回転バー48と、パレット載置台3に連結され、第1回転バー48の回転により第1回転バー48と干渉して時計周り方向に回転する第2回転バー49と、第2回転バー49に直線運動変換機構(図示略)を介して連結され、該第2回転バー49の回転に伴い、パレット載置台3の凹部18の底部から突出して、パレット4の前端を押上げる押上部材50とから構成される。なお、押上部材50は、第2回転バー49が時計周り方向に回転しない限り、パレット載置台3の凹部18の底部内に没入している状態となる。
次に、第2の実施形態に係る自動搬送装置1bの作用を説明する。
なお、第2の実施形態に係る自動搬送装置1bは、第1の実施形態に係る自動搬送装置1aを使用してパレット4内の部品13をシュータ5に搬出した後に使用されるため、無人搬送車2上のパレット載置台3は、進行方向前部が下方を向くように最大傾斜角度で傾斜した状態となっている。しかしながら、無人搬送車2の走行中、パレット4はパレット載置台3の凹部18内に載置されているため、パレット4がパレット載置台3上を滑動することはない。
そして、無人搬送車2のパレット載置台3上のパレット4を受入用パレット交換機35のローラユニット42(パレット載置部36)に搬出させる際には、無人搬送車2を、その前端部に設けられた傾斜部46を受入用パレット交換機35の回転体47に接触させながら走行させて、受入用パレット交換機35のローラユニット42の端部を、無人搬送車2のパレット載置台3に設けた係合凹部43に係合させる。
すると、受入用パレット交換機35の回転体47が上方に移動すると共にローラユニット42が連結部材を介して上方に移動し、回転体47の時計周り方向への回転により第1回転バー48が時計周り方向に回転して、第2回転バー49に干渉し第2回転バー49が時計周り方向に回転する。
その結果、第2回転バー49の回転に伴い、その回転作用が直線変換機構を経由して押上部材50に伝達されて、該押上部材50がパレット載置台3の凹部18の底部から突出し、パレット4の前端を押し上げる。
これにより、受入用パレット交換機35のローラユニット42(パレット載置部36)と、無人搬送車2のパレット載置台3との間におけるパレット4の滑動が許容されるので、パレット4は、その前端がパレット載置台3の凹部18から乗り上がるようにしてパレット載置台3上を滑動し、受入用パレット交換機35のローラユニット42上に滑動して、ストッパ44により停止される。なお、この時、ローラユニット42が若干上方に移動しているため、パレット4がパレット載置台3からローラユニット42にスムーズに乗り移るようになる。
最終的に、パレット4が受入用パレット交換機35に搬出された後、無人搬送車2が受入用パレット交換機35から離れると、回転体47、第1回転バー48及び第2回転バー49が元の位置に復帰し、押上部材50もパレット載置台3の凹部18の底部内に没入する。
また、受入用パレット交換機35のパレット載置部36上に搬出されたパレット4は、フォークリフトによりトラック等に運搬される。
以上説明したように、第2の実施形態に係る自動搬送装置1bによれば、無人搬送車2が受入用パレット交換機35に接触すると、滑動許容手段37bにより、無人搬送車2のパレット載置台3でのパレット4の滑動規制が解除されるため、パレット4の自重によりパレット4は無人搬送車2のパレット載置台3上から受入用パレット交換機35のローラユニット42(パレット載置部36)に滑動することができる。
これにより、作業者による手作業を必要とせず、且つ駆動装置を使用することなく無人搬送車2上の空のパレット4を受入用パレット交換機35に搬出させることができる。
次に、第3の実施形態に係る自動搬送装置1cを図6に基いて詳細に説明する。
第3の実施形態に係る自動搬送装置1cは、作業者の手作業を必要とせず、しかも駆動装置を使用することなく、部品13の収容されたパレット4を搬出用パレット交換機52のパレット載置部36から無人搬送車2に備えたパレット載置台3上へ搬入させるものである。なお、第3の実施形態に係る自動搬送装置1cを説明する際には、第2の実施形態に係る自動搬送装置1bと相違する点のみを説明する。
なお、第3の実施形態に係る自動搬送装置1cに採用されたパレット載置台3及び無人搬送車2は、第1及び第2の実施形態に係る自動搬送装置1a、1bに採用されたものと同等であり、閉保持手段11(図6では図示略)、揺動ロック手段12(図6では図示略)及びシュータ5の傾斜部24を除く解除手段14(図6では図示略)を備えているが、閉保持手段11及び揺動ロック手段12は解除手段14により解除された状態である。
また、第3の実施形態に係る自動搬送装置1cに採用されるパレット載置台3及び無人搬送車2には、第2の実施形態に係る自動搬送装置1bのパレット載置台3及び無人搬送車2に採用した滑動許容手段37bの一構成部材である、第2回転バー49(図6では図示略)及び押上部材50(図6では図示略)についても備えられているが、これらは、第3の実施形態に係る自動搬送装置1cで作動することはない。
搬出用パレット交換機52は、部品13が収容されたパレット4を無人搬送車2のパレット載置台3に搬出するものであり、本体部40cと、該本体部40c上に上下方向に移動自在に支持されるローラユニット42(パレット載置部36)とを備えている。搬出用パレット交換機52の本体部40cは、第2の実施形態に係る自動搬送装置1bに採用した受入用パレット交換機35の本体部40bより高く形成され、本体部40b上のローラユニット42の上面が、無人搬送車2上で進行方向前部が上方を向くように最大傾斜角度で傾斜したパレット載置台3の凹部18の底部と略同一平面になる。
滑動許容手段37cは、無人搬送車2が搬出用パレット交換機52に接触した際に、搬出用パレット交換機52のローラユニット42(パレット載置部36)上でのパレット4の滑動規制を解除するものである。
すなわち、滑動許容手段37cは、無人搬送車2の前端部に設けられ、斜め後方に傾斜する傾斜部46と、搬出用パレット交換機52の本体部40cに連結され、傾斜部46が接触した際に時計周り方向に回転すると共に上方に移動する回転体54と、該回転体54に伝達機構55を介して連結されると共にローラユニット42に回転自在に支持され、回転体54の回転に伴い時計周り方向に回転するストッパ56とから構成される。
次に、第3の実施形態に係る自動搬送装置1cの作用を説明する。
なお、第3の実施形態に係る自動搬送装置1cでは、無人搬送車2上のパレット載置台3は、進行方向前部が上方を向くように最大傾斜角度で傾斜した状態となっている。
そして、搬出用パレット交換機52のローラユニット42(パレット載置部36)に載置された、部品13の収容されたパレット4を無人搬送車2のパレット載置台3に搬入させる際には、無人搬送車2を、その前端部に設けられた傾斜部46を搬出用パレット交換機52のローラユニット42に設けた回転体54に接触させながら走行させて、搬出用パレット交換機52のローラユニット42の端部を、無人搬送車2のパレット載置台3に設けた係合凹部43に係合させる。
すると、搬出用パレット交換機52に備えた回転体54が時計周り方向に回転すると共に上方に移動して、その回転作用が伝達機構55を経由してストッパ56に伝達されて該ストッパ56が時計周り方向に回転する。
その結果、搬出用パレット交換機52のローラユニット42(パレット載置部36)と、無人搬送車2のパレット載置台3との間におけるパレット4の滑動が許容されるので、パレット4は、搬出用パレット交換機52のローラユニット42から無人搬送車2のパレット載置台3の凹部18内へ滑動して停止される。なお、無人搬送車2の傾斜部46が搬出用パレット交換機52に設けた回転体54に接触すると、ローラユニット42が上昇して各ローラ41の上面がパレット載置台3の凹部18周辺の上面によりも上方に位置するため、パレット4がローラユニット42上からパレット載置台3の凹部18内にスムーズに滑動するようになる。
以上説明したように、第3の実施形態に係る自動搬送装置1cによれば、無人搬送車2が搬出用パレット交換機52に接触すると、滑動許容手段37cにより、ローラユニット42上でのパレット4の滑動規制が解除されるため、部品13の重量を含むパレット4全重量により、パレット4は搬出用パレット交換機52のローラユニット42(パレット載置部36)から無人搬送車2のパレット載置台3に滑動することができる。
これにより、作業者による手作業を必要とせず、且つ駆動装置を使用することなく搬出用パレット交換機52に載置された、部品13を収容したパレット4を無人搬送車2に搬入させることができる。
なお、以上説明した第1〜第3実施形態に係る自動搬送装置1a、1b、1cには、共通のパレット載置台3及び無人搬送車2が採用されるため、パレット4内の部品13の搬出及びパレット4の交換がスムーズに行われる。しかしながら、第1の実施形態に係る自動搬送装置1aには、必ずしもパレット載置台3は必要ではなく、パレット4を直接無人搬送車2に揺動自在に支持させてもよい。
1a、1b、1c 自動搬送装置,2 無人搬送車,3 パレット載置台,4 パレット,5 シュータ,6 支持部材,10 開閉扉,11 閉保持手段,12 揺動ロック手段,13 部品,14 解除手段,19 板状部材,20 凹状体,21 凸状体,22 アーム部材,23 連結部材,24 傾斜部,31 支柱,32 縦長孔,33 連結ピン,35 受入用パレット交換機,36 パレット載置部,37a、37b 滑動許容手段,42 ローラユニット,43 係合凹部,46 傾斜部,50 押上部材,52 搬出用パレット交換機,56 ストッパ

Claims (6)

  1. パレットを搭載する無人搬送車を備えた自動搬送装置であって、
    前記パレットと前記無人搬送車との間に設けられ、前記パレットの長手方向略中央部を支持して、該パレットを前記無人搬送車上で揺動自在に支持する支持部材と、
    前記パレットの長手方向一端に設けた開閉扉を閉状態に保持する閉保持手段と、
    前記パレットの前記無人搬送車上での揺動を規制する揺動ロック手段と、
    前記無人搬送車が前記パレット内の部品が搬出されるシュータに接触した際に、前記揺動ロック手段及び前記閉保持手段を解除する解除手段と、
    を備えたことを特徴とする自動搬送装置。
  2. 前記解除手段は、前記無人搬送車の一部が、前記シュータの部品搬入口を構成する壁部に接触することで作動することを特徴とする請求項1に記載の自動搬送装置。
  3. 前記支持部材は、前記パレットを載置するパレット載置台を揺動自在に支持し、
    前記揺動ロック手段は、前記パレット載置台に備えられた凹状体または凸状体と、該パレット載置台側の凹状体または凸状体に嵌合する、前記無人搬送車の本体部に備えられた凸状体または凹状体とから構成されることを特徴とする請求項1または2に記載の自動搬送装置。
  4. 前記解除手段は、アーム部材と、該アーム部材と前記パレット載置台側の凹状体または凸状体とを連結する連結部材と、前記シュータの部品搬入口の壁部に設けた傾斜部とからなり、前記アーム部材が前記傾斜部に接触し該傾斜部に沿って上昇することで、前記アーム部材と前記連結部材を介して連結される前記パレット載置台側の凹状体または凸状体が、前記無人搬送車側の凸状体または凹状体から離れて前記揺動ロック手段が解除されることを特徴とする請求項3に記載の自動搬送装置。
  5. 前記アーム部材は、前記パレット載置台に設けた支柱の縦長孔に挿通される連結ピンを介して前記閉保持手段を構成する板状部材に連結され、前記アーム部材が前記シュータの傾斜部に接触して上昇し、前記連結ピンが前記縦長孔の上端に到達した時点で該アーム部材が前記連結ピンを支点に回動することで、前記板状部材が回動して前記閉保持手段が解除されることを特徴とする請求項4に記載の自動搬送装置。
  6. 無人搬送車に備えたパレット載置台とパレット交換機との間でパレットを相互に搬出入させる自動搬送装置であって、
    前記パレット載置台と前記無人搬送車との間に設けられ、前記パレット載置台の長手方向略中央部を支持して、前記パレットを前記無人搬送車上で揺動自在に支持する支持部材と、
    前記パレット交換機に設けられ、無人搬送車に対する最大傾斜角度で傾斜した前記パレット載置台と略同一平面上に位置するパレット載置部と、
    前記無人搬送車が前記パレット交換機に接触した際に、前記パレット交換機のパレット載置部と、前記無人搬送車のパレット載置台との間におけるパレットの滑動を許容する滑動許容手段と、
    を備えたことを特徴とする自動搬送装置。
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