JP2010228707A - 車両のピラー補強構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】一つのヒンジレインフォースによって、ドアヒンジから荷重が入力した際のピラーの変形と、車両前後方向から衝撃荷重が入力した際のピラーの変形とを抑制する。
【解決手段】ヒンジレインフォース4は、ヒンジ取付補強板部18と上下のヒンジレインフォース起立板部19とを有する。ヒンジ取付補強板部18は、アウタパネル凸部8とピラーインナパネル2との間の閉断面に配置され、ヒンジ取付部11に対して固定されてヒンジ取付部11を補強する。上下のヒンジレインフォース起立板部19は、ヒンジ取付補強板部18の上端縁及び下端縁から車幅方向内側へ曲折されて相対向する。
【選択図】図5
【解決手段】ヒンジレインフォース4は、ヒンジ取付補強板部18と上下のヒンジレインフォース起立板部19とを有する。ヒンジ取付補強板部18は、アウタパネル凸部8とピラーインナパネル2との間の閉断面に配置され、ヒンジ取付部11に対して固定されてヒンジ取付部11を補強する。上下のヒンジレインフォース起立板部19は、ヒンジ取付補強板部18の上端縁及び下端縁から車幅方向内側へ曲折されて相対向する。
【選択図】図5
Description
本発明は、車両のピラー補強構造に関する。
ドアを開閉自在に連結支持するドアヒンジがピラーに取り付けられる車両において、ドアヒンジの取付部を補強する構造は公知である。
しかし、上記構造は、ドアヒンジからの荷重入力に対しては有効であるが、車両衝突時に車両前後方向から入力する衝撃荷重によるピラーの変形を抑制するためには有効に機能せず、このため、変形抑制のための補強部材が別途必要になる。
そこで、本発明は、一つのヒンジレインフォースによって、ドアヒンジから荷重が入力した際のピラーの変形と、車両前後方向からの衝撃荷重が入力した際のピラーの変形とをともに抑制することが可能な車両のピラー補強構造の提供を目的とする。
上記目的を達成すべく、本発明の車両のピラー補強構造は、ピラーアウタパネルとヒンジレインフォースとを備える。
ピラーアウタパネルは、車両の側部で起立してドア開口を区画するピラーを、ピラーインナパネルとともに構成する。ピラーアウタパネルは、前後のアウタパネルフランジ部と、これら前後のアウタパネルフランジ部から車幅方向外側に膨出するアウタパネル凸部とを有する。前後のアウタパネルフランジ部の車幅方向内面は、ピラーインナパネルの車幅方向外面に接合される。これにより、アウタパネル凸部とピラーインナパネルとの間に閉断面が形成される。アウタパネル凸部はヒンジ取付部を有し、ヒンジ取付部にはドアを開閉自在に連結支持するドアヒンジが取り付けられる。
ヒンジレインフォースは、ヒンジ取付補強板部と上下のヒンジレインフォース起立板部とを有する。ヒンジ取付補強板部は、アウタパネル凸部とピラーインナパネルとの間の閉断面に配置され、ヒンジ取付部に対して固定されてヒンジ取付部を補強する。上下のヒンジレインフォース起立板部は、ヒンジ取付補強板部の上端縁及び下端縁から車幅方向内側へ曲折されて相対向する。
上記構成では、ヒンジ取付部に対して固定されるヒンジ取付補強板部は、ヒンジ取付部の局所的な補強壁として機能し、ドアヒンジから荷重が入力した際のピラーの変形を抑制する。
また、ヒンジ取付補強板部の上端縁及び下端縁から車幅方向内側へ曲折されて相対向する上下のヒンジレインフォース起立板部は、車両前後方向からの衝撃荷重入力時の断面変形を抑制する隔壁として機能し、衝撃荷重が入力した際のピラーの変形を抑制する。
すなわち、ヒンジレインフォースは、ヒンジ取付部の局所的な補強壁として機能と衝撃荷重入力時の断面変形抑制の隔壁としての機能とを併せ持つ。従って、部品点数の削減によるコスト及び重量の低減や組み付け作業性の向上を図ることができる。
また、ヒンジレインフォースは、上下のヒンジレインフォースフランジ部を有してもよい。上下のヒンジレインフォースフランジ部は、上下のヒンジレインフォース起立板部の車幅方向内側の端縁から上下にそれぞれ曲折され、左右のアウタパネルフランジ部の間を横断する。上下のヒンジレインフォースフランジ部のそれぞれの前端部及び後端部は、アウタパネルフランジ部とピラーインナパネルとの間に挟持される。
上記構成では、ヒンジレインフォース起立板部の車幅方向内側の端縁から上下にそれぞれ曲折され、左右のアウタパネルフランジ部の間を横断する上下のヒンジレインフォースフランジ部の前端部及び後端部を、アウタパネルフランジ部とピラーインナパネルとの間に挟持したので、車両前後方向からの衝撃荷重の入力時において、ヒンジレインフォース起立板部の車両前後方向に対する傾動がヒンジレインフォースフランジ部によって抑制される。従って、ヒンジレインフォース起立板部を、断面変形を抑制する隔壁としてさらに有効に機能させることができる。
また、ピラー補強構造は、ピラーレインフォースを備えてもよい。ピラーレインフォースは、ヒンジ取付部を含み且つヒンジレインフォースよりも広く設定されたピラーアウタパネルの所定範囲に対して配置される。ピラーレインフォースは、前後のピラーレインフォースフランジ部とピラーレインフォース凸部とを有する。前後のピラーレインフォースフランジ部は、前後のアウタパネルフランジ部の車幅方向内面に近接又は接触する。ピラーレインフォース凸部は、前後のアウタパネルフランジ部から車幅方向外側に膨出してアウタパネル凸部の車幅方向内面に近接又は接触する。前後のピラーレインフォースフランジ部は、アウタパネルフランジ部とピラーインナパネルとの間に挟持されてピラーアウタパネルの所定範囲を補強する。
ヒンジレインフォースは、ピラーレインフォースとピラーインナパネルとの間に配置される。ヒンジ取付補強板部は、ピラーレインフォース凸部の車幅方向内面に接合される。上下のヒンジレインフォースフランジ部は、上下のピラーレインフォースフランジ部の車幅方向内面にそれぞれ接合される。上下のヒンジレインフォースフランジ部のそれぞれの前端部及び後端部は、ピラーレインフォースフランジ部とピラーインナパネルとの間に挟持される。
上記構成では、ヒンジ取付補強板部は、ピラーレインフォース凸部の車幅方向内面に接合され、ヒンジレインフォースフランジ部は、ピラーレインフォースフランジ部の車幅方向内面に接合されるため、ヒンジレインフォース起立板部の車幅方向外側及び内側がピラーレインフォースに接合される。すなわち、上下のヒンジレインフォースフランジ部のそれぞれの前端部及び後端部がピラーレインフォースフランジ部とピラーインナパネルとの間に挟持され、且つヒンジレインフォース起立板部の車幅方向外側及び内側がピラーレインフォースに接合されるので、車両前後方向からの衝撃荷重の入力時において、ヒンジレインフォース起立板部の車両前後方向に対する傾動がさらに抑制され、ヒンジレインフォース起立板部を、断面変形を抑制する隔壁として一段と有効に機能させることができる。
なお、ピラーレインフォースフランジ部の車幅方向内面に、上下のヒンジレインフォースフランジ部のそれぞれの前端部及び後端部のうち少なくとも一つの端部が収容されるフランジ収容部が凹設してもよい。
本発明によれば、一つのヒンジレインフォースによって、ドアヒンジから荷重が入力した際のピラーの変形と、車両前後方向から衝撃荷重が入力した際のピラーの変形とを抑制することができる。
以下、本発明の一実施形態を図1〜図6に基づいて説明する。なお、以下において、前後は車両の前後であり、内外は車幅方向の内外である。
本実施形態の車両のピラー補強構造は、ピラーアウタパネル1とピラーインナパネル2とピラーレインフォース3とヒンジレインフォース4とを備える。
ピラーアウタパネル1とピラーインナパネル2とは、車両の側部で起立してドア開口5を区画するピラー6を構成する。
ピラーアウタパネル1のうち開口5の前方部分は、前後のアウタパネルフランジ部7と、これら前後のアウタパネルフランジ部7から外側に膨出するアウタパネル凸部8とを有する。アウタパネル凸部8は、アウタパネル突出板部9と、アウタパネル突出板部9の前端縁及び後端縁から内側へ曲折されて前後のアウタパネルフランジ部7にそれぞれ連続するアウタパネル起立板部10とを有する。前後のアウタパネルフランジ部7の内面は、ピラーインナパネル2の外面に接合される。これにより、アウタパネル凸部8とピラーインナパネル2との間に閉断面が形成される。
アウタパネル凸部8(アウタパネル突出板部9)はヒンジ取付部11を有し、ヒンジ取付部11にはドア開口5を閉するドア12を開閉移動自在に連結支持するドアヒンジ13が取り付けられる。
ピラーレインフォース3は、ピラーアウタパネル1の所定範囲に対して配置される。この所定範囲は、ヒンジ取付部11を含み、且つヒンジレインフォース4よりも広く設定された範囲であり、本実施形態ではドア開口5の前下部である。ピラーレインフォース3のうち開口5の前方部分は、前後のピラーレインフォースフランジ部14と、これら前後のピラーレインフォースフランジ部14から外側に膨出するピラーレインフォース凸部15とを有する。
前記ピラーレインフォース凸部15は、前記アウタパネル突出板部9の内面に近接又は接触するピラーレインフォース突出板部16と、前記前後のアウタパネル起立板部10の後面及び前面にそれぞれ近接又は接触し、前記ピラーレインフォース突出板部16の前端縁及び後端縁から内側へ曲折されて前後のピラーレインフォースフランジ部14にそれぞれ連続するピラーレインフォース起立板部17とを有する。前後のピラーレインフォースフランジ部14は、前後のアウタパネルフランジ部7の内面に近接又は接触する。前後のピラーレインフォースフランジ部14は、アウタパネルフランジ部7とピラーインナパネル2との間に挟持されてピラーアウタパネル1の所定範囲を補強する。
ヒンジレインフォース4は、ヒンジ取付補強板部18と上下のヒンジレインフォース起立板部19と上下のヒンジレインフォースフランジ部20とを有し、ピラーレインフォース3とピラーインナパネル2との間に配置される。
ヒンジ取付補強板部18は、ピラーレインフォース凸部15とピラーインナパネル2との間の閉断面に配置され、ヒンジ取付部11と対向するピラーレインフォース突出板部16の内面に接合されて、ピラーレインフォース3とともにヒンジ取付部11を補強する。ヒンジ取付補強板部18の内面上には、ヒンジ13を締結固定するためのウエルドナット21が溶着されている。ウエルドナット21による締結により、ヒンジ13は、層状に重ねられたアウタパネル突出板部9とピラーレインフォース突出板部16とヒンジ取付補強板部18とに締結固定される。上下のヒンジレインフォース起立板部19は、ヒンジ取付補強板部18の上端縁及び下端縁から内側へ曲折されて相対向する。すなわち、アウタパネル起立板部10とピラーレインフォース起立板部17とがともに前後方向と交叉するように上下方向に沿って配置されているのに対し、ヒンジレインフォース起立板部19は、上下方向と交叉するように前後方向に沿って配置されている。
上下のヒンジレインフォースフランジ部20は、上下のヒンジレインフォース起立板部19の内側の端縁から上下にそれぞれ曲折され、左右のアウタパネルフランジ部7の間(左右のピラーレインフォースフランジ部14の間)を横断する。上下のヒンジレインフォースフランジ部20は、上下のピラーレインフォースフランジ部14の内面にそれぞれ接合される。上下のヒンジレインフォースフランジ部20のそれぞれの前端部20a及び後端部20bは、アウタパネルフランジ部7とピラーインナパネル2との間(ピラーレインフォースフランジ部14とピラーインナパネル2との間)に挟持される。
ピラーレインフォースフランジ部14の内面には、上下のヒンジレインフォースフランジ部20の後端部20bが収容されるフランジ収容部22が凹設されている。
本実施形態のピラー補強構造によれば、ヒンジ取付部11に対して固定されるヒンジ取付補強板部18は、ヒンジ取付部11の局所的な補強壁として機能し、ドアヒンジ13から荷重が入力した際のピラー6の変形を抑制する。
また、図6に示すように、ヒンジ取付補強板部18の上端縁及び下端縁から内側へ曲折されて相対向する上下のヒンジレインフォース起立板部19は、図中矢印で示すように前方から衝撃荷重が入力したとき、又は後方から衝撃荷重が入力したときに、ピラー6の断面変形を抑制する隔壁として機能し、衝撃荷重が入力した際のピラー6の変形を抑制する。
すなわち、ヒンジレインフォース4は、ヒンジ取付部11の局所的な補強壁として機能と衝撃荷重入力時の断面変形抑制の隔壁としての機能とを併せ持つ。従って、部品点数の削減によるコスト及び重量の低減や組み付け作業性の向上を図ることができる。
また、ヒンジレインフォース起立板部19の内側の端縁から上下にそれぞれ曲折され、左右のアウタパネルフランジ部7の間を横断する上下のヒンジレインフォースフランジ部20の前端部及び後端部を、アウタパネルフランジ部7とピラーインナパネル2との間に挟持したので、車両前後方向からの衝撃荷重の入力時において、ヒンジレインフォース起立板部19の前後方向に対する傾動がヒンジレインフォースフランジ部20によって抑制される。従って、ヒンジレインフォース起立板部19を、ピラー6の断面変形を抑制する隔壁としてさらに有効に機能させることができる。
また、ヒンジ取付補強板部18は、ピラーレインフォース突出板部16の内面に接合され、ヒンジレインフォースフランジ部20は、ピラーレインフォースフランジ部14の内面に接合されるため、ヒンジレインフォース起立板部19の外側及び内側がピラーレインフォース3に接合された状態となる。すなわち、上下のヒンジレインフォースフランジ部20のそれぞれの前端部及び後端部がピラーレインフォースフランジ部14とピラーインナパネル2との間に挟持され、且つヒンジレインフォース起立板部19の外側及び内側がピラーレインフォース3に接合されるので、前後方向からの衝撃荷重の入力時において、ヒンジレインフォース起立板部19の車両前後方向に対する傾動がさらに抑制され、ヒンジレインフォース起立板部19を、ピラー6の断面変形を抑制する隔壁として一段と有効に機能させることができる。
以上、本発明者によってなされた発明を適用した実施形態について説明したが、この実施形態による本発明の開示の一部をなす論述及び図面により本発明は限定されることはない。すなわち、この実施形態に基づいて当業者等によりなされる他の実施形態、実施例及び運用技術等は全て本発明の範疇に含まれることは勿論である。
本発明は、車両のピラー補強構造として広く適用可能である。
1:ピラーアウタパネル
2:ピラーインナパネル
3:ピラーレインフォース
4:ヒンジレインフォース
5:ドア開口
6:ピラー
7:アウタパネルフランジ部
8:アウタパネル凸部
9:アウタパネル突出板部
10:アウタパネル起立板部
11:ヒンジ取付部
12:ドア
13:ドアヒンジ
14:ピラーレインフォースフランジ部
15:ピラーレインフォース凸部
16:ピラーレインフォース突出板部
17:ピラーレインフォース起立板部
18:ヒンジ取付補強板部
19:ヒンジレインフォース起立板部
20:ヒンジレインフォースフランジ部
21:ウエルドナット
22:フランジ収容部
2:ピラーインナパネル
3:ピラーレインフォース
4:ヒンジレインフォース
5:ドア開口
6:ピラー
7:アウタパネルフランジ部
8:アウタパネル凸部
9:アウタパネル突出板部
10:アウタパネル起立板部
11:ヒンジ取付部
12:ドア
13:ドアヒンジ
14:ピラーレインフォースフランジ部
15:ピラーレインフォース凸部
16:ピラーレインフォース突出板部
17:ピラーレインフォース起立板部
18:ヒンジ取付補強板部
19:ヒンジレインフォース起立板部
20:ヒンジレインフォースフランジ部
21:ウエルドナット
22:フランジ収容部
Claims (3)
- 車両の側部で起立してドア開口を区画するピラーをピラーインナパネルとともに構成し、前後のアウタパネルフランジ部とこれら前後のアウタパネルフランジ部から車幅方向外側に膨出するアウタパネル凸部とを有し、前記前後のアウタパネルフランジ部の車幅方向内面が前記ピラーインナパネルの車幅方向外面に接合されることにより該ピラーインナパネルとの間で閉断面を形成するとともに、ドアを開閉自在に連結支持するドアヒンジが取り付けられるヒンジ取付部を前記アウタパネル凸部に有するピラーアウタパネルと、
前記閉断面に配置され前記ヒンジ取付部に対して固定されて該ヒンジ取付部を補強するヒンジ取付補強板部と該ヒンジ取付補強板部の上端縁及び下端縁から車幅方向内側へ曲折されて相対向する上下のヒンジレインフォース起立板部と、を有するヒンジレインフォースと、
を備えたことを特徴とする車両のピラー補強構造。 - 請求項1に記載の車両のピラー補強構造であって、
前記ヒンジレインフォースは、前記上下のヒンジレインフォース起立板部の車幅方向内側の端縁から上下にそれぞれ曲折され、前記左右のアウタパネルフランジ部の間を横断する上下のヒンジレインフォースフランジ部を有し、
前記上下のヒンジレインフォースフランジ部のそれぞれの前端部及び後端部は、前記アウタパネルフランジ部と前記ピラーインナパネルとの間に挟持される
ことを特徴とする車両のピラー補強構造。 - 請求項2に記載の車両のピラー補強構造であって、
前記ヒンジ取付部を含み且つ前記ヒンジレインフォースよりも広く設定された前記ピラーアウタパネルの所定範囲に対して配置され、前記前後のアウタパネルフランジ部の車幅方向内面に近接又は接触する前後のピラーレインフォースフランジ部とこれら前後のピラーレインフォースフランジ部から車幅方向外側に膨出して前記アウタパネル凸部の車幅方向内面に近接又は接触するピラーレインフォース凸部とを有し、これら前後のピラーレインフォースフランジ部が前記アウタパネルフランジ部と前記ピラーインナパネルとの間に挟持されて前記ピラーアウタパネルの前記所定範囲を補強するピラーレインフォースを備え、
前記ヒンジレインフォースは、前記ピラーレインフォースと前記ピラーインナパネルとの間に配置され、
前記ヒンジ取付補強板部は、前記ピラーレインフォース凸部の車幅方向内面に接合され、
前記上下のヒンジレインフォースフランジ部は、前記上下のピラーレインフォースフランジ部の車幅方向内面にそれぞれ接合され、
前記上下のヒンジレインフォースフランジ部のそれぞれの前端部及び後端部は、前記ピラーレインフォースフランジ部と前記ピラーインナパネルとの間に挟持される
ことを特徴とする車両のピラー補強構造。
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