JP2010225922A - 電子装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】フレキシブル基板の端子とコネクタ端子との電気的な接続状態を、電気的に検査可能な電子装置を提供する。
【解決手段】絶縁材料からなるハウジングに、複数の第1コネクタ端子24,26,27が配列されてなる第1コネクタ22が実装された回路基板12と、配線パターン28が設けられ、配線パターン28における回路基板側の端部に、第1コネクタ端子24,26,27に対応して複数の端子55,56が設けられたフレキシブル基板13と、を備え、対応する第1コネクタ端子24,26,27と端子55,56とを電気的に接続してなる電子装置であって、フレキシブル基板13には、配線パターン57の一部として、少なくとも一対の端子を短絡する閉ループパターン58が設けられている。
【選択図】図3

Description

本発明は、フレキシブル基板を備え、該フレキシブル基板がコネクタと接続された電子装置に関するものである。
従来、回路基板同士や回路基板とLCDパネルなど、2つの電子デバイスの接続において、配置自由度などの観点からフレキシブル基板を用いた接続構造が採用されている。そして、例えば特許文献1に示されるように、フレキシブル基板を備え、該フレキシブル基板がコネクタと接続された電子装置が知られている。
特許文献1に示される電子装置は液晶表示装置となっており、液晶表示素子の制御回路が形成された回路基板にコネクタが実装され、該コネクタにフレキシブル配線板(フレキシブル基板)に形成された端子部(端子)が装着されている。
特開2000−39621号公報
ところで、コネクタの端子(コネクタ端子)は列状に設けられており、近年、小型化、高密度化などの観点から、コネクタ端子間のピッチが狭くなってきている。このため、フレキシブル基板の端子と対応するコネクタ端子とが確実に接続されているか否かを目視によって判定することが困難となってきている。
本発明は上記問題点に鑑み、フレキシブル基板の端子とコネクタ端子との電気的な接続状態を、電気的に検査可能な電子装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成する為に請求項1に記載の発明は、絶縁材料からなるハウジングに、複数の第1コネクタ端子が配列されてなる第1コネクタが実装された第1電子デバイスと、配線パターンが設けられ、配線パターンにおける第1電子デバイス側の端部に、第1コネクタ端子に対応して複数の端子が設けられたフレキシブル基板と、を備え、対応する第1コネクタ端子と端子とを電気的に接続してなる電子装置であって、フレキシブル基板には、配線パターンの一部として、少なくとも一対の端子を短絡する閉ループパターンが設けられていることを特徴とする。
本発明では、フレキシブル基板の端子と第1電子デバイスの第1コネクタ端子との電気的な接続状態を検査するための専用の配線パターンとして、対をなす端子を短絡する閉ループパターンを、フレキシブル基板に設けている。したがって、閉ループパターンの両端の端子に接続される第1コネクタ端子を介して、上記した端子と第1コネクタ端子との電気的な接続状態(良好な接続・不安定な接続・非接続)を検査することが可能である。
そして、フレキシブル基板の端子と第1電子デバイスの第1コネクタ端子との接続部位の一部の電気的な接続状態を保障することで、残りの接続部位の電気的な接続状態を保障することができる。
例えば請求項2に記載のように、対をなす端子、すなわち閉ループパターンと接続された端子が、第1コネクタ端子の配列方向において互いに隣接する構成としても良い。これによれば、閉ループパターンと同一面に位置する他の配線パターンの配置(引き回し)に影響を及ぼすことなく、閉ループパターンを設けることができる。換言すれば、閉ループパターンを含む配線パターンの層数が1層のみでも構成が可能であるので、フレキシブル基板、ひいては電子装置を簡素化することができる。
その際、請求項3に記載のように、第1コネクタ端子の配列方向において、対をなす端子が、複数の端子の両端と該端部にそれぞれ隣接して位置する構成とすることが好ましい。
コネクタ端子数が増えるほど、一般にコネクタの長手方向(コネクタ端子の配列方向)の長さが長くなるため、上記長手方向における一端側が浮いた状態となるなど、フレキシブル基板の端子とコネクタ端子との間で不完全な接続状態が生じる恐れが高まる。しかしながら、コネクタ端子数が多いと、電気的な接続状態を目視によって判定することが困難である。これに対し本発明によれば、配列方向における両端部に閉ループパターンをそれぞれ設けているので、上記したような一端側が浮いた不完全な接続状態も検出することができる。これにより、残りの接続部位の電気的な接続状態の保障の信頼性を高めることができる。
一方、請求項4に記載のように、閉ループパターンが、該閉ループパターンを除く他の配線パターンとは異なる層に位置する配線パターンと、該配線パターンと端子とを電気的に接続するためのビアとを含み、第1コネクタ端子の配列方向において、対をなす端子の間に、閉ループパターンと接続されない他の端子が位置する構成としても良い。これによれば、閉ループパターンを含む、配線パターンの配置の自由度を高めることができる。
なお、第1電子デバイスとしては、例えば請求項5に記載のように、回路基板を採用することができる。その際、請求項6に記載のように、対をなす端子に対応する第1コネクタ端子に接続され、対をなす端子と対応する第1コネクタ端子との電気的な接続状態を検出するための検出回路が、回路基板に設けられた構成としても良い。また、請求項7に記載のように、対をなす端子に対応する第1コネクタ端子に接続され、対をなす端子と対応する第1コネクタ端子との電気的な接続状態を検出するためのパッドが、回路基板に設けられた構成としても良い。
次に、請求項8に記載の発明は、絶縁材料からなるハウジングに、複数の第1コネクタ端子が配列されてなる第1コネクタが実装された第1電子デバイスと、複数の接続用端子が設けられた第2電子デバイスと、配線パターンが設けられ、配線パターンにおける端部に、第1コネクタ端子及び接続用端子に対応して複数の端子が設けられたフレキシブル基板と、を備え、対応する第1コネクタ端子及び接続用端子と端子を電気的に接続してなる電子装置であって、フレキシブル基板には、配線パターンの一部として、所定電位とされ、両端に設けられた端子を介して第1コネクタ端子及び接続用端子と電気的に接続される第1配線パターンと、第1電子デバイス側の一端に端子が設けられ、他端が第1配線パターンに接続された、第1配線パターンから分岐する分岐パターンと、が設けられていることを特徴とする。
本発明では、フレキシブル基板の端子と第1電子デバイスの第1コネクタ端子との電気的な接続状態を検査するための専用の配線パターンとして、第1電子デバイス側の一端に端子が設けられた分岐パターンを、フレキシブル基板に設けている。この分岐パターンは、他端が、第1コネクタ端子と接続用端子、換言すれば第1電子デバイスと第2電子デバイス、とを電気的に接続する第1配線パターンに接続されている。すなわち、第1配線パターンにおける第1電子デバイス側の端部の端子と、分岐パターンの端部の端子とが、短絡されている。したがって、上記した第1配線パターンの端子と、分岐パターンの端子とに接続される第1コネクタ端子を介して、上記した端子と第1コネクタ端子との電気的な接続状態(良好な接続・不安定な接続・非接続)を検査することが可能である。
そして、フレキシブル基板の端子と第1電子デバイスの第1コネクタ端子との接続部位の一部の電気的な接続状態を保障することで、残りの接続部位の電気的な接続状態を保障することができる。
また、第1配線パターンは、所定電位に固定された線、すなわち、電源ライン、GNDライン、所定電位の信号線などの、第1電子デバイスと第2電子デバイスとを電気的にせ接続する線である。したがって、このような第1配線パターンを、接続状態を検査するための配線パターンの一部として兼用するため、フレキシブル基板に占める、接続状態を検査するための専用の配線パターン(分岐パターン)の大きさ(面積)を小さくすることができる。また、第1コネクタと接続される、接続状態を検査するための専用の端子も、本発明では、分岐パターン側の端子のみとすることができる。したがって、第1コネクタ端子の配列方向において、フレキシブル基板、ひいては電子装置の体格を小型化することも可能である。
例えば請求項9に記載のように、第1電子デバイス側において第1配線パターンと接続された端子としての第1端子と、該第1配線パターンから分岐する分岐パターンと接続された端子としての第2端子とが、第1コネクタ端子の配列方向において互いに隣接する構成としても良い。
これによれば、第1配線パターン及び分岐パターンと同一面に位置する他の配線パターンの配置(引き回し)に影響を及ぼすことなく、第1配線パターン及び分岐パターンを設けることができる。換言すれば、第1配線パターン及び分岐パターンを含む配線パターンの層数が1層のみでも構成が可能であるので、フレキシブル基板、ひいては電子装置を簡素化することができる。
その際、請求項10に記載のように、第1コネクタ端子の配列方向において、第1端子及び第2端子の一方が、複数の端子の両端に位置する構成とすることが好ましい。
上記したように、コネクタ端子数が増えるほど、一般にコネクタの長手方向(コネクタ端子の配列方向)の長さが長くなるため、上記長手方向における一端側が浮いた状態となるなど、フレキシブル基板の端子とコネクタ端子との間で不完全な接続状態が生じる恐れが高まるが、コネクタ端子数が多いと、電気的な接続状態を目視によって判定することが困難である。これに対し本発明によれば、配列方向における両端部に第1配線パターン及び分岐パターンをそれぞれ設けているので、上記したような一端側が浮いた不完全な接続状態も検出することができる。これにより、残りの接続部位の電気的な接続状態の保障の信頼性を高めることができる。
一方、請求項11に記載のように、分岐パターンが、第1配線パターンを含む他の配線パターンとは異なる層に位置する配線パターンと、該配線パターンと端子及び第1配線パターンとを電気的に接続するためのビアとを含み、第1コネクタ端子の配列方向において、第1電子デバイス側において第1配線パターンと接続された端子としての第1端子と、この第1配線パターンから分岐する分岐パターンと接続された端子としての第2端子との間に、第1端子及び第2端子を除く他の端子が位置して位置する構成としても良い。これによれば、第1配線パターン及び分岐パターンを含む、配線パターンの配置の自由度を高めることができる。
なお、第1電子デバイスとしては、例えば請求項12に記載のように、回路基板を採用することができる。その際、請求項13に記載のように、第1電子デバイス側において第1配線パターンと接続された端子としての第1端子と、この第1配線パターンから分岐する分岐パターンと接続された端子としての第2端子とに対応する第1コネクタ端子に接続され、第1端子及び第2端子と対応する第1コネクタ端子との電気的な接続状態を検出するための検出回路が、回路基板に設けられた構成としても良い。また、請求項14に記載のように、第1電子デバイス側において第1配線パターンと接続された端子としての第1端子と、この第1配線パターンから分岐する分岐パターンと接続された端子としての第2端子とに対応する第1コネクタ端子に接続され、第1端子及び第2端子と対応する第1コネクタ端子との電気的な接続状態を検出するためのパッドが、回路基板に設けられた構成としても良い。
次に、請求項15に記載の発明は、絶縁材料からなるハウジングに、複数の第1コネクタ端子が配列されてなる第1コネクタが実装された第1電子デバイスと、絶縁材料からなるハウジングに、複数の第2コネクタ端子が配列されてなる第2コネクタが実装された第2電子デバイスと、配線パターンが設けられ、配線パターンにおける端部に、第1コネクタ端子及び第2コネクタ端子に対応して複数の端子が設けられたフレキシブル基板と、を備え、対応する第1コネクタ端子及び第2コネクタ端子と端子を電気的に接続してなる電子装置であって、第2デバイスには、少なくとも一対の第2コネクタ端子を短絡する閉ループパターンが設けられており、閉ループパターンと接続された第2コネクタ端子は、両端部に端子が設けられた配線パターンを介して、第1コネクタ端子とそれぞれ電気的に接続されていること特徴とする。
本発明では、少なくとも一対の第2コネクタ端子を短絡する閉ループパターンを、第2デバイスに設けており、閉ループパターンと接続された第2コネクタ端子が、両端部に端子が設けられた配線パターンを介して、第1コネクタ端子とそれぞれ電気的に接続されている。したがって、閉ループパターンと電気的に接続された第1コネクタ端子を介して、該第1コネクタ端子と対応する端子との電気的な接続状態(良好な接続・不安定な接続・非接続)を検査するとともに、対をなす第2コネクタ端子と対応する端子との電気的な接続状態(良好な接続・不安定な接続・非接続)を検査することが可能である。
そして、フレキシブル基板の端子と第1電子デバイスの第1コネクタ端子との接続部位の一部の電気的な接続状態と、フレキシブル基板の端子と第2電子デバイスの第2コネクタ端子との接続部位の一部の電気的な接続状態とを保障することで、それぞれの残りの接続部位の電気的な接続状態を保障することができる。
例えば請求項16に記載のように、対をなす第2コネクタ端子、すなわち閉ループパターンと接続された第2コネクタ端子が、第2コネクタ端子の配列方向において互いに隣接する構成としても良い。これによれば、閉ループパターン以外に配線パターンが存在しても、同一面に位置する他の配線パターンの配置(引き回し)に影響を及ぼすことなく、閉ループパターンを設けることができる。換言すれば、閉ループパターンを含む配線パターンの層数が1層のみでも構成が可能であるので、第2電子デバイス、ひいては電子装置を簡素化することができる。
その際、請求項17に記載のように、第2コネクタ端子の配列方向において、対をなす第2コネクタ端子が、複数の第2コネクタ端子の両端と該端部にそれぞれ隣接して位置する構成とすることが好ましい。本発明の作用効果は、請求項3に記載の発明の作用効果と同様であるので、その記載を省略する。
一方、請求項18に記載のように、閉ループパターンが、該閉ループパターンを除く他の配線パターンとは異なる層に位置する配線パターンと、該配線パターンと第2コネクタ端子とを電気的に接続するためのビアとを含み、第2コネクタ端子の配列方向において、対をなす第2コネクタ端子の間に、閉ループパターンと接続されない他の第2コネクタ端子が位置する構成としても良い。これによれば、閉ループパターンを含む、配線パターンの配置の自由度を高めることができる。
なお、第1電子デバイスとしては、例えば請求項19に記載のように、回路基板を採用することができる。その際、請求項20に記載のように、閉ループパターンと電気的に接続される第1コネクタ端子に接続され、閉ループパターンと電気的に接続される、第2コネクタ端子と対応する前記端子の電気的な接続状態、及び、第1コネクタ端子と対応する端子の電気的な接続状態を検出するための検出回路が、回路基板に設けられた構成としても良い。また、請求項21に記載のように、閉ループパターンと電気的に接続される第1コネクタ端子に接続され、閉ループパターンと電気的に接続される、第2コネクタ端子と対応する前記端子の電気的な接続状態、及び、第1コネクタ端子と対応する端子の電気的な接続状態を検出するためのパッドが、回路基板に設けられた構成としても良い。
第1実施形態に係る電子装置の概略構成を示す斜視図である。 電子装置のうち、主としてフレキシブル基板の配線パターンを模式的に示す平面図である。 電子装置の要部のブロック構成を示す図である。 検出回路の変形例を示す図である。 回路基板の変形例を示す図である。 回路基板の変形例を示す図である。 第2実施形態に係る電子装置のうち、主としてフレキシブル基板の配線パターンを模式的に示す平面図である。 第2実施形態に係る電子装置の要部のブロック構成を示す図である。 第3実施形態に係る電子装置の概略構成を示す斜視図である。 電子装置の要部のブロック構成を示す図である。
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態に係る電子装置の概略構成を示す斜視図である。図1では、電子装置のうち、LCDパネルや回路基板に実装された電子部品を省略して図示している。図2は、図1に示す電子装置のうち、主としてフレキシブル基板の配線パターンを模式的に示す平面図である。図3は、図1に示す電子装置の要部のブロック構成を示す図である。
本実施形態では、電子装置の一例として、液晶表示装置(LCDモジュール)の例を示す。
図1〜図3に示す液晶表示装置10は、要部として、LCDパネル11と、LCDパネル11の制御回路が構成された回路基板12と、LCDパネル11と回路基板12とを電気的に接続するフレキシブル基板13(以下、FPC13と示す)と、を有している。
回路基板12は、絶縁基材に配線を配置してなる配線基板に、抵抗、コンデンサ、ダイオード、トランジスタ、ICなどの電子部品を実装してなるものであり、特許請求の範囲に記載の第1電子デバイスに相当する。そして、回路基板12は、LCDパネル11の制御回路として、LCDパネル11の各画素を制御するLCDコントローラ20(ドライバ含む)及びCPU21(Central Processing Unit)などを有している。それ以外にも、図示しないインターフェースやメモリなどを有している。
本実施形態では、ガラスエポキシ樹脂(ガラス繊維強化エポキシ樹脂)からなる絶縁基材に、銅箔をパターニングしてなる配線が配置されて、配線基板が構成されている。なお、絶縁基材の構成材料としては、上記したガラスエポキシ樹脂に限定されるものではなく、その他の合成樹脂材料やセラミックなどを採用することができる。また、絶縁基材に配置される配線の層数も特に限定されるものではない。
この配線基板の一面、換言すれば回路基板12の一面には、FPC13用の第1コネクタ22が実装されている。この第1コネクタ22は、FPC13の接続用として周知の構造を有している。具体的には、要部として、図1に示すように、合成樹脂などの絶縁材料からなり、図示しない溝部を有するハウジング23と、該ハウジング23に保持されるとともに、溝部に設けられた第1コネクタ端子24(図1では省略、図3参照)と、斜面を有し、溝部内壁に沿って昇降自在に設けられたスライダ25と、を有している。そして、FPC13の一端を溝部内に挿入した状態で、スライダ25を溝部の内方に押し込むことで、FPC13を第1コネクタ端子24に近づけて、後述するFPC13の端子54を、対応する第1コネクタ端子24に圧接させ、両者24,54を電気的に接続するようになっている。
第1コネクタ22を構成する第1コネクタ端子24は、ハウジング23の長手方向に沿って配列(具体的には1列配置)されている。配列された複数の第1コネクタ端子24のうち、図3に示すように、両端部と両端部に隣接する部位とに位置する第1コネクタ端子27を除く第1コネクタ端子26は、回路基板12の配線28を介してLCDコントローラ20と電気的に接続されている。すなわち、第1コネクタ端子26は、LCDコントローラ20とLCDパネル11とを電気的に接続するための、回路基板12側の端子となっている。
一方、第1コネクタ端子27としての、両端部にそれぞれ位置する第1コネクタ端子27aと該端子27aに隣接する第1コネクタ端子27bは、該第1コネクタ端子27a,27bに対応するFPC13の端子54(後述する端子56a,56b)との電気的な接続状態を検出するための、回路基板12側の接続状態検出専用端子となっている(図3では、便宜上、一方の第1コネクタ端子27bの符号を27としている)。そして、接続状態を検出するために、回路基板12に設けられた検出回路29と接続されている。
図3に示すように、端部に位置する第1コネクタ端子27aは、ともに、回路基板12の配線30を介してGNDに接続(接地)されている。一方、第1コネクタ端子27bは、ともに、回路基板12の配線31、及び、図示しないI/Oを介して、CPU21の電圧検出部21aと接続されている。この配線31には、抵抗32(例えば4.7kΩ)を介して、所定電圧Vcc(例えば5V)の電圧源33が接続されている。すなわち、対をなす第1コネクタ端子27aと第1コネクタ端子27bとで、電位が異なっている。そして、これら配線30,31、抵抗32(所謂プルアップ抵抗)、及び電圧源33により、上記した検出回路29が構成されている。
FPC13は、絶縁基材に配線を配置してなる配線基板であって、可撓性を有しており、大きく変形させることが可能なものである。本実施形態では、互いに離れた位置関係にあるLCDパネル11と回路基板12との間で、電気信号を伝達する配線(電気的な中継部材)としての機能を果たしている。具体的には、図2に示すように、合成樹脂からなるベースフィルム51の一面上に銅箔をパターニングしてなる配線パターン52が設けられ、配線パターン52の大部分は、ポリイミドなどのカバーレイ53によって被覆・保護されている。すなわち、配線パターン52が1層のみの、片面基板となっている。そして、配線パターン52のうち、カバーレイ53から露出された両端側の部位が端子となっている。なお、図2では、便宜上、端子のうち、第1コネクタ22の第1コネクタ端子24と電気的に接続される、回路基板12側端部の端子54のみを示している。
端子54は、第1コネクタ22の第1コネクタ端子24に対応して設けられている。すなわち、第1コネクタ端子24の配列方向に沿って設けられている。配列された複数の端子54のうち、図2に示すように、両端部と両端部に隣接する部位とに位置する端子56を除く端子55、すなわち、第1コネクタ端子26に対応する各端子55は、配線パターン52のうち、両端側の端子(一方が端子54)を接続する配線パターン57とそれぞれ電気的に接続されている。すなわち、端子55は、第1コネクタ端子26とともにLCDコントローラ20とLCDパネル11とを電気的に接続するための、FPC13側の端子となっている。
一方、端子56としての、両端部にそれぞれ位置する端子56aと、該端子56aに隣接する端子56bとは、配線パターン52のうち、互いに隣接する上記端子56a,56bを短絡する閉ループパターン58と電気的に接続されている。すなわち、閉ループパターン58の一端が端部の端子56aと接続され、他端が上記端子56aに隣接する端子56bに接続されている。これにより、端子56a,56bは、対応する第1コネクタ端子27a,27bとの電気的な接続状態を検出するための、FPC13側の接続状態検出専用端子となっている。また、本実施形態では、図2及び図3に示すように、両端側に2つの閉ループパターン58が設けられ、配列方向において、2つの閉ループパターン58の間に、配線パターン57が位置している。
このように、本実施形態に係る液晶表示装置10では、回路基板12に実装された第1コネクタ22の第1コネクタ端子27a,27bと、FPC13の端子56a,56bが接続された状態で、上記した回路基板12の検出回路29とFPC13の閉ループパターン58とが電気的に接続されて、電流経路が構成されるようになっている。
次に、上記した液晶表示装置10における、接続状態検出について説明する。例えば、LCDパネル11と回路基板12とを組み付ける工程において、先ずLCDパネル11の図示しない端子と、FPC13の図示しない端子とを電気的に接続した後、FPC13の端子54側の端部を、第1コネクタ22の溝部内に挿入し、FPC13と第1コネクタ22とを嵌合する。
そして、この状態で、液晶表示装置10の電源を投入すると、CPU21の電圧検出部21aが、検出回路29を構成する配線31からの入力レベルをチェックする。第1コネクタ端子27a,27bと対応する端子56a,56bとの接続状態が良好(正常)であると、上記した条件から、配線31の電位がほぼ「0V」となる。このとき、本実施形態では、一例として、CPU21(電圧検出部21a)に「L」信号が入力されるようになっている。
一方、第1コネクタ端子27a,27bと対応する端子56a,56bとが非接続状態であると、上記した条件から、配線31の電位がほぼ「5V」となる。このとき、本実施形態では、一例として、CPU21(電圧検出部21a)に「H」信号が入力されるようになっている。
また、第1コネクタ端子27a,27bと対応する端子56a,56bとが不安定な接続状態(完全に接触はしていない状態)であると、上記した条件から、配線31の電位が「0Vよりも高い電位」となる。このとき、本実施形態では、一例として、CPU21(電圧検出部21a)に「H」信号が入力されるようになっている。
CPU21(電圧検出部21a)は、上記入力が「L」であると、第1コネクタ端子27a,27bと対応する端子56a,56b、ひいては第1コネクタ端子24と端子54とが、良好な接続状態を確保しているものと判定する。一方、入力が「H」であると、第1コネクタ端子27a,27bと対応する端子56a,56b、ひいては第1コネクタ端子24と端子54とが、正常に接続されていない(非接続状態若しくは不安定な接続状態にある)ものと判定する。
そして、本実施形態では、一例として、CPU21が、判定結果を表示する旨の指示信号をLCDコントローラ20に出力する。このとき、LCDパネル11に、接続状態が正常である旨の表示を行うことで、接続様態が正常であることを外部に通知することができる。なお、第1コネクタ端子24と端子54とが、良好に接続されていれば、配線28、第1コネクタ端子26、端子55、配線パターン57を介して、LCDコントローラ20とLCDパネル11とが電気的に接続されるため、LCDパネル11に、接続状態が正常である旨の表示を行うことができる。
一方、接続状態の異常については、LCDパネル11に、接続状態が異常である旨の表示がなされる、若しくは、LCDパネル11に判定結果が表示されないことをもって、外部に通知することができる。
このように、本実施形態に係る液晶表示装置10(電子装置)では、第1コネクタ22と接続される端子54として、FPC13に、接続状態検出専用の2つの端子56a,56bを設けるとともに、配線パターン52として、LCDコントローラ20とLCDパネル11とを電気的に接続するための配線パターン57とは別に、上記端子56a,56bを短絡する閉ループパターン58を設けている。したがって、閉ループパターン58の両端の端子56a,56bと接続される第1コネクタ端子27a,27bを介して、上記した端子56a,56bと第1コネクタ端子27a,27bとの電気的な接続状態を検査することができる。そして、端子56a,56bと第1コネクタ端子27a,27bとの電気的な接続状態を保障することで、残りの接続部位、すなわち、端子55と第1コネクタ端子24との接続部位全体の電気的な接続状態を保障することができる。
特に本実施形態では、閉ループパターン58と接続された端子56a,56bが、第1コネクタ端子24の配列方向において互いに隣接しているため、他の配線パターン57の配置(引き回し)に影響を及ぼすことなく、閉ループパターン58を設けることができる。換言すれば、本実施形態に示したように、FPC13を、1層の配線パターン52のみを有する構成とすることができるので、FPC13、ひいては液晶表示装置10を簡素化することができる。
また、閉ループパターン58と接続された端子56a,56bが、配列された複数の端子54の両端と該端部にそれぞれ隣接して位置している。換言すれば、配列方向において、両端部に閉ループパターン58をそれぞれ設けている。したがって、配列方向において、一端側が浮いた不完全な接続状態も検出することができる。これにより、端子55と第1コネクタ端子24との接続部位全体の、電気的な接続状態の保障の信頼性を高めることができる。
また、本実施形態では、回路基板12内に、上記した検出回路29と電圧検出部21aを設けるとともに、LCDパネル11を、接続状態の判定結果を報知する報知手段として用いている。したがって、液晶表示装置10の構成を簡素化することができる。
しかしながら、例えば、報知手段としてLCDパネル11を用いるのではなく、ブザーやLEDなど、LCDパネル11とは別に報知手段を備え、電圧検出部21a(CPU21)から報知手段に対して、判定結果に応じた指示信号を出力する構成としても良い。
また、回路基板12に設けた検出回路29の構成は上記例に限定されるものではない。例えば図4に示すように、検出回路29が、一端が配線31に接続され、他端が接地された抵抗34をさらに備え、電圧Vccを抵抗32,34により分圧する構成としても良い。一例として、図4では、5Vの電圧源33に対し、抵抗32,34の抵抗値がともに2.2kΩとなっており、接続状態が正常であれば、上記同様配線31の電位がほぼ「0V」、非接続状態であれば、配線31の電位がほぼ「2.5V」となるようになっている。図4は、検出回路の変形例を示す図である。
また、本実施形態では、CPU21が電圧検出部21aを兼ねる例を示したが、CPU21とは別に電圧検出部21aが設けられた構成としても良い。さらには、回路基板12の回路としてではなく、図5に示すように、配線31の端部に接続状態検出用のパッド35を設け、該パッド35に、外部の電圧検出装置14を接触させることで、接続状態を判定するようにしても良い。図5は、回路基板の変形例を示す図である。
また、本実施形態では、回路基板12に検出回路29が設けられる例を示したが、例えば図6に示すように、回路基板12に、第1コネクタ端子27a,27bにそれぞれ接続されるパッド36を設け、回路基板12が検出回路29(及び電圧検出部21a)を有さない構成としても良い。この場合、パッド36に図示しないテスタの接触子を当接させることで、例えば抵抗値に基づき、端子56a,56bと第1コネクタ端子27a,27bとの電気的な接続状態を検出することができる。図6は、回路基板の変形例を示す図である。
また、本実施形態では、CPU21の電圧検出部21aが、「H」又は「L」の入力信号に基づいて、端子56a,56bと第1コネクタ端子27a,27bとの接続状態を判定する例を示した。しかしながら、配線31の電位(値)そのものに基づいて、電圧検出部21aが、上記接続状態を判定する構成としても良い。
また、本実施形態では、閉ループパターン58の全体が、他の配線パターン57と同一面に位置する、すなわち、FPC13が1層の配線パターン52のみを有する例を示した。しかしながら、閉ループパターン58が、他の配線パターン57とは異なる層に位置する配線パターンと、該配線パターンと端子56a,56bとを電気的に接続するためのビアとを含み、配列方向において、上記端子56a,56bの間に、配線パターン57と接続される端子55が位置する構成としても良い。すなわち、FPC13が、少なくとも2層の配線パターン52を有する構成(例えば両面基板)としても良い。これによれば、FPC13において、閉ループパターン58を含む、配線パターン52の配置の自由度を高めることができる。例えば、配列方向において、端子56a,56bの位置を、端部と該端部に隣接する部位を除く部位とすることもできる。
また、本実施形態では、回路基板12が、CPU21とは別に、LCDコントローラ20を備える例を示したが、1つのマイコンとして、LCDコントローラ20とCPU21の機能が集約された構成としても良い。
また、本実施形態では、LCDパネル11と回路基板12とを組み付ける工程において、接続状態を検査する例を示した。しかしながら、例えば車両に搭載した状態で、IGオンにともなって、液晶表示装置10の電源が投入され、上記したごとく、接続状態が検査されても良い。
また、本実施形態では、配列方向の両端側において、検出回路29の構成を同じとする例を示した。しかしながら、一方の検出回路29と他方の検出回路29とで、構成を異なるものとしても良い。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態を、図7及び図8に基づいて説明する。図7は、第2実施形態に係る電子装置のうち、主としてフレキシブル基板(FPC)の配線パターンを模式的に示す平面図である。図8は、第2実施形態に係る電子装置の要部のブロック構成を示す図である。
本実施形態でも、電子装置として、液晶表示装置(LCDモジュール)の例を示す。この液晶表示装置は、第1実施形態によるものと共通するところが多いので、以下、共通部分については詳しい説明は省略し、異なる部分を重点的に説明する。また、本実施形態においては、第1実施形態と同一の要素について、同一の符号を付与するものとする。
第1実施形態では、FPC13と第1コネクタ22との接続状態を検出するために、FPC13に、接続状態検出専用の2つの端子56a,56bを設けるとともに、配線パターン52として、配線パターン57とは別に、上記端子56a,56bを短絡する、接続状態検出専用の閉ループパターン58を設ける例を示した。
これに対し、本実施形態では、FPC13が、LCDパネル11と回路基板12とを電気的に接続する配線パターン57、すなわち、両端側に端子(一端側が端子54)を有する配線パターン57として、電源電位、GND電位など、所定電位とされた第1配線パターン57aを有するとともに、回路基板12側の一端に接続状態検出専用の端子59が設けられ、他端が第1配線パターン57aに接続された分岐パターン60を有する点を特徴とする。この分岐パターン60は、第1配線パターン57aから分岐した態様となっている。
なお、本実施形態では、LCDパネル11が、COG(Chip On Glass)構造のLCDパネル11となっており、特許請求の範囲に記載の第2電子デバイスに相当する。そして、図示しないガラス基板上に、LCDコントローラ11a(第1実施形態に示したLCDコントローラ20に相当)の構成されたマイコンが実装されている。
本実施形態においても、FPC13として、第1実施形態同様、配線パターン52が1層のみの、片面基板を採用している。そして、上記した第1配線パターン57aと該第1配線パターン57aから分岐する分岐パターン60とが、配列方向に沿って並設された複数の配線パターン52において、互いに隣接している。より詳しくは、配列方向の一端側(紙面左側)では、端部が第1配線パターン57a、その内側が分岐パターン60とされ、他端側(紙面右側)では、端部が分岐パターン60、その内側が第1配線パターン57aとなっている。そして、両端に1組ずつ設けられた第1配線パターン57a及び分岐パターン60の間に、その他の配線パターン57(第1配線パターン57aを除く)が位置している。
これに合わせて、端子54の位置も、配列方向の一端側では、端部が第1配線パターン57aに接続された端子55a、その内側が分岐パターン60に接続された端子59とされ、他端側では、端部が端子59、その内側が端子55aとなっている。そして、両端に1組ずつ設けられた端子55a,59の間に、その他の端子55が位置している。
一方、第1コネクタ22を構成する第1コネクタ端子24のうち、図8に示すように、端子55a,59に対応する第1コネクタ端子26a,38を除く第1コネクタ端子26は、回路基板12の配線39を介してCPU21と電気的に接続されている。
また、上記した第1コネクタ端子26a,38は、配列方向に沿って並設された複数の第1コネクタ端子24において、互いに隣接している。より詳しくは、配列方向の一端側では、端部が端子55aに対応する第1コネクタ端子26a、その内側が端子59に対応する第1コネクタ端子38とされ、他端側では、端部が第1コネクタ端子38、その内側が第1コネクタ端子26aとなっている。そして、両端に1組ずつ設けられた第1コネクタ端子26a,38の間に、その他の第1コネクタ端子26が位置している。
図8に示すように、第1配線パターン57aに対応する第1コネクタ端子26aは、ともに、回路基板12の配線30を介してGNDに接続(接地)されている。すなわち、第1配線パターン57aは所謂GNDラインであり、第1コネクタ端子26a、端子55a、及び第1配線パターン57aを介して、LCDパネル11のLCDコントローラ11aに、GND電位が供給されるようになっている。
一方、分岐パターン60に対応する第1コネクタ端子38は、第1実施形態に示した第1コネクタ端子27b同様、回路基板12の配線31、及び、図示しないI/Oを介して、CPU21の電圧検出部21aと接続されている。この配線31には、抵抗32(例えば4.7kΩ)を介して、所定電圧Vcc(例えば5V)の電圧源33が接続されている。すなわち、対をなす第1コネクタ端子26aと第1コネクタ端子38とで、電位が異なっている。そして、これら配線30,31、抵抗32(所謂プルアップ抵抗)、及び電圧源33により、第1実施形態に示した検出回路29(図3参照)と同様の、検出回路29が構成されている。
このように構成される液晶表示装置10においても、第1実施形態に示した液晶表示装置10と同様の効果を期待することができる。また、第1実施形態に示した種々の変形態様を適用することができる。
さらに、本実施形態では、所定電位に固定され配線(GNDライン)である第1配線パターン57aを、接続状態を検査するための配線パターンの一部として兼用し、分岐パターン60とともに、第1実施形態に示した閉ループパターン58に相当する電流経路を構成する。したがって、第1実施形態に示した閉ループパターン58に比べて、FPC13に占める、接続状態を検査するための専用の配線パターン(本実施形態では分岐パターン60のみ)の大きさ(面積)を小さくすることができる。また、FPC13において、接続状態を検査するための専用の端子も、本実施形態では、分岐パターン60側の端子38のみとすることができる。したがって、第1実施形態で示した効果に加え、配列方向において、FPC13、ひいては液晶表示装置10の体格を小型化することも可能である。
なお、本実施形態では、第1配線パターン57aとしてGNDラインの例を示したが、それ以外にも、電源ラインや所定電位の信号線などの、第1電子デバイスとしての回路基板12と第2電子デバイスとしてのLCDパネル11とを電気的に接続する配線を採用することができる。
また、本実施形態では、配列方向の一端側(紙面左側)では、端部が第1配線パターン57a(端子55a)、その内側が分岐パターン60(端子59)とされ、他端側(紙面右側)では、端部が分岐パターン60(端子59)、その内側が第1配線パターン57a(端子55a)とされる例を示した。しかしながら、両端側において第1配線パターン57a(端子55a)が端部とされても良いし、両端側において分岐パターン60(端子59)が端部とされても良い。
(第3実施形態)
次に、本発明の第3実施形態を、図9及び図10に基づいて説明する。図9は、第3実施形態に係る電子装置の概略構成を示す斜視図である。図10は、図9に示す電子装置の要部のブロック構成を示す図である。
本実施形態に示す電子装置は、上記した各実施形態によるものと共通するところが多いので、以下、共通部分については詳しい説明は省略し、異なる部分を重点的に説明する。また、本実施形態においては、上記各実施形態と同一の要素について、同一の符号を付与するものとする。
本実施形態においては、第1電子デバイスとしての回路基板12に実装された第1コネクタ22と、第2電子デバイスとしての回路基板15に実装された第2コネクタ80とに、FPC13が嵌合され、これにより、電子装置としての電子制御装置10(例えばECU)が構成されている。すなわち、FPC13を介して2つの回路基板12,15が接続された所謂BtoB接続構造となっている。
そして、このような電子装置(電子制御装置10)において、回路基板15に、第2コネクタ80を構成する少なくとも一対の第2コネクタ端子81(後述する第2コネクタ端子81b,81c)を短絡する閉ループパターン84が設けられ、閉ループパターン84と接続された第2コネクタ端子81b,81cが、FPC13の配線パターン57b,57cを介して、第1コネクタ22の第1コネクタ端子26b,26cとそれぞれ電気的に接続されていること特徴とする。すなわち、第1実施形態に対して、閉ループが、FPC13から回路基板15(第2電子デバイス)側にまで伸びている点を特徴とする。
本実施形態においても、FPC13として、第1実施形態同様、配線パターン52が1層のみの、片面基板を採用している。そして、FPC13は、配線パターン52として、第1電子デバイスとしての回路基板12と、第2電子デバイスとしての回路基板15とを電気的に接続する配線パターン57のみを有している。また、端子54として、回路基板12側の端部には、上記実施形態で示した端子55のみを有するとともに、回路基板15側の端部には、端子61を有している。
配線パターン57には、接続状態検出専用の配線パターン57b,57cが含まれている。具体的には、配列方向における両端部に配線パターン57bが位置し、該配線パターン57bに隣接して配線パターン57cが位置している。そして、配線パターン57bの回路基板12側には端子55b、回路基板15側には端子61bがそれぞれ設けられている。一方、配線パターン57cの回路基板12側には端子55c、回路基板15側には端子61cがそれぞれ設けられている。
回路基板12は、第1実施形態に示した構成と似通った構成を有している。異なる点は、LCDコントローラ20に代えて、第1回路部40が構成されている点と、CPU21の電圧検出部21aに代えて、電圧検出部41が構成されている点である。そして、第1回路部40と電圧検出部41との間に信号のやり取りがなく、電圧検出部41は、回路基板12の外部に設けられた報知部16と電気的に接続されている。そして、電圧検出部41の判定結果を、報知部16にて外部に報知するようになっている。
また、第1コネクタ端子24として、上記実施形態で示した第1コネクタ端子26のみを有しており、配列された第1コネクタ端子26として、端子55bに対応する第1コネクタ端子26bと、端子55cに対応する第1コネクタ端子26cを含んでいる。そして、これら第1コネクタ26b,26cと接続される検出回路29は、第1実施形態と同じ構成となっている。なお、検出回路29との接続構造としては、第1コネクタ端子26bが、第1実施形態で示した第1コネクタ端子27aに相当し、第1コネクタ端子26cが、第1実施形態で示した第1コネクタ端子27bに相当する。
回路基板15は、回路基板12同様、絶縁基材に配線を配置してなる配線基板に、抵抗、コンデンサ、ダイオード、トランジスタ、ICなどの電子部品を実装してなるものであり、特許請求の範囲に記載の第2電子デバイスに相当する。そして、回路基板15を構成する配線基板の一面には、第2コネクタ80が実装されている。
第2コネクタ80は、第1コネクタ22同様、FPC13の接続用として周知の構造を有しており、その説明は割愛する。第2コネクタ80を構成する第2コネクタ端子81は、図示しないハウジングの長手方向に沿って配列(具体的には1列配置)されている。配列された複数の第2コネクタ端子81のうち、図10に示すように、両端部と両端部に隣接する部位とに位置する第2コネクタ端子81b,81cを除く第2コネクタ端子81は、回路基板15に設けられた配線82を介して、同じく回路基板15に設けられた第2回路部83と電気的に接続されている。
一方、両端部にそれぞれ位置する第2コネクタ端子81bと該端子81bに隣接する第2コネクタ端子81cは、互いに隣接する上記第2コネクタ端子81b,81cを短絡する閉ループパターン84と電気的に接続されている。すなわち、閉ループパターン84の一端が端部の第2コネクタ端子81bと接続され、他端が上記第2コネクタ端子81bに隣接する第2コネクタ端子81cに接続されている。そして、図10に示すように、回路基板15には、配列方向において、両端側に2つの閉ループパターン84が設けられ、2つの閉ループパターン84の間に、配線82が位置している。
このように、本実施形態に係る電子制御装置10(電子装置)では、FPC13と回路基板15との間に、端子55b、配線パターン57b、端子61b、第2コネクタ端子81b、閉ループパターン84、第2コネクタ端子81c、端子61c、配線パターン57c、端子55cからなる大きな閉ループが構成される。そして、この閉ループが、第1実施形態に示した閉ループパターン58と同様の機能を果たす。
したがって、本実施形態に係る電子制御装置10(電子装置)においても、第1実施形態に示した液晶表示装置10と同様の効果を期待することができる。また、第1実施形態に示した種々の変形態様を適用することができる。
さらに本実施形態では、上記した大きな閉ループ内に、FPC13と、第2電子デバイスとしての回路基板15との接続部位(端子61b,61cと第2コネクタ端子81b,81c)も含んでいる。したがって、FPC13と、第1電子デバイスとしての回路基板12との接続部位(端子55b,55cと第1コネクタ端子26b,26c)の電気的な接続状態を検査するとともに、上記したFPC13と、第2電子デバイスとしての回路基板15との接続部位の電気的な接続状態も検査することができる。そして、これにより、一度の検査で、FPC13の端子54と回路基板12の第1コネクタ端子24、FPC13の端子61と回路基板15の第2コネクタ端子81の、電気的な接続状態を保障することができる。
なお、本実施形態では、第2電子デバイスとして、回路基板15の例を示したが、第2実施形態で示したLCDパネル11のように、パネル11側に回路(配線パターン)を有する第2電子デバイスであれば、上記した構成を採用することができる。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は上記した実施形態になんら制限されることなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲において、種々変形して実施することが可能である。
10・・・液晶表示装置(電子装置)
11・・・LCDパネル
12・・・回路基板(第1電子デバイス)
13・・・フレキシブル基板(FPC)
21a・・・電圧検出部
22・・・第1コネクタ
24,26,27,27a,27b・・・第1コネクタ端子
29・・・検出回路
58・・・閉ループパターン

Claims (21)

  1. 絶縁材料からなるハウジングに、複数の第1コネクタ端子が配列されてなる第1コネクタが実装された第1電子デバイスと、
    配線パターンが設けられ、前記配線パターンにおける前記第1電子デバイス側の端部に、前記第1コネクタ端子に対応して複数の端子が設けられたフレキシブル基板と、を備え、
    対応する前記第1コネクタ端子と前記端子とを電気的に接続してなる電子装置であって、
    前記フレキシブル基板には、前記配線パターンの一部として、少なくとも一対の前記端子を短絡する閉ループパターンが設けられていることを特徴とする電子装置。
  2. 対をなす前記端子は、前記第1コネクタ端子の配列方向において互いに隣接していることを特徴とする請求項1に記載の電子装置。
  3. 前記第1コネクタ端子の配列方向において、対をなす前記端子は、複数の前記端子の両端と該端部にそれぞれ隣接して位置することを特徴とする請求項2に電子装置。
  4. 前記閉ループパターンは、該閉ループパターンを除く他の配線パターンとは異なる層に位置する配線パターンと、該配線パターンと前記端子とを電気的に接続するためのビアとを含み、
    前記第1コネクタ端子の配列方向において、対をなす前記端子の間に、前記閉ループパターンと接続されない他の前記端子が位置していることを特徴とする請求項1に記載の電子装置。
  5. 前記第1電子デバイスは、回路基板であることを特徴とする請求項1〜4いずれか1項に記載の電子装置。
  6. 前記回路基板には、対をなす前記端子に対応する前記第1コネクタ端子に接続され、対をなす前記端子と対応する前記第1コネクタ端子との電気的な接続状態を検出するための検出回路が設けられていることを特徴とする請求項5に記載の電子装置。
  7. 前記回路基板には、対をなす前記端子に対応する前記第1コネクタ端子に接続され、対をなす前記端子と対応する前記第1コネクタ端子との電気的な接続状態を検出するためのパッドが設けられていることを特徴とする請求項5に記載の電子装置。
  8. 絶縁材料からなるハウジングに、複数の第1コネクタ端子が配列されてなる第1コネクタが実装された第1電子デバイスと、
    複数の接続用端子が設けられた第2電子デバイスと、
    配線パターンが設けられ、前記配線パターンにおける端部に、前記第1コネクタ端子及び前記接続用端子に対応して複数の端子が設けられたフレキシブル基板と、を備え、
    対応する前記第1コネクタ端子及び前記接続用端子と前記端子を電気的に接続してなる電子装置であって、
    前記フレキシブル基板には、前記配線パターンの一部として、所定電位とされ、両端に設けられた前記端子を介して前記第1コネクタ端子及び前記接続用端子と電気的に接続される第1配線パターンと、前記第1電子デバイス側の一端に前記端子が設けられ、他端が前記第1配線パターンに接続された、前記第1配線パターンから分岐する分岐パターンと、が設けられていることを特徴とする電子装置。
  9. 前記第1電子デバイス側において前記第1配線パターンと接続された前記端子としての第1端子と、該第1配線パターンから分岐する前記分岐パターンと接続された前記端子としての第2端子とは、前記第1コネクタ端子の配列方向において互いに隣接していることを特徴とする請求項8に電子装置。
  10. 前記第1コネクタ端子の配列方向において、前記第1端子及び前記第2端子の一方が、複数の前記端子の両端に位置することを特徴とする請求項9に記載の電子装置。
  11. 前記分岐パターンは、前記第1配線パターンを含む他の配線パターンとは異なる層に位置する配線パターンと、該配線パターンと前記端子及び前記第1配線パターンとを電気的に接続するためのビアとを含み、
    前記第1コネクタ端子の配列方向において、前記第1電子デバイス側において前記第1配線パターンと接続された前記端子としての第1端子と、前記第1配線パターンから分岐する前記分岐パターンと接続された前記端子としての第2端子との間に、前記第1端子及び前記第2端子を除く他の前記端子が位置していることを特徴とする請求項8に記載の電子装置。
  12. 前記第1電子デバイスは、回路基板であることを特徴とする請求項8〜11いずれか1項に記載の電子装置。
  13. 前記回路基板には、前記第1電子デバイス側において前記第1配線パターンと接続された前記端子としての第1端子と、前記第1配線パターンから分岐する前記分岐パターンと接続された前記端子としての第2端子とに対応する前記第1コネクタ端子に接続され、前記第1端子及び前記第2端子と対応する前記第1コネクタ端子との電気的な接続状態を検出するための検出回路が設けられていることを特徴とする請求項12に記載の電子装置。
  14. 前記回路基板には、前記第1電子デバイス側において前記第1配線パターンと接続された前記端子としての第1端子と、前記第1配線パターンから分岐する前記分岐パターンと接続された前記端子としての第2端子とに対応する前記第1コネクタ端子に接続され、前記第1端子及び前記第2端子と対応する前記第1コネクタ端子との電気的な接続状態を検出するためのパッドが設けられていることを特徴とする請求項12に記載の電子装置。
  15. 絶縁材料からなるハウジングに、複数の第1コネクタ端子が配列されてなる第1コネクタが実装された第1電子デバイスと、
    絶縁材料からなるハウジングに、複数の第2コネクタ端子が配列されてなる第2コネクタが実装された第2電子デバイスと、
    配線パターンが設けられ、前記配線パターンにおける端部に、前記第1コネクタ端子及び前記第2コネクタ端子に対応して複数の端子が設けられたフレキシブル基板と、を備え、
    対応する前記第1コネクタ端子及び前記第2コネクタ端子と前記端子を電気的に接続してなる電子装置であって、
    前記第2デバイスには、少なくとも一対の前記第2コネクタ端子を短絡する閉ループパターンが設けられており、
    前記閉ループパターンと接続された前記第2コネクタ端子は、両端部に前記端子が設けられた前記配線パターンを介して、前記第1コネクタ端子とそれぞれ電気的に接続されていること特徴とする電子装置。
  16. 対をなす前記第2コネクタ端子は、前記第2コネクタ端子の配列方向において互いに隣接していることを特徴とする請求項15に記載の電子装置。
  17. 前記第2コネクタ端子の配列方向において、対をなす前記第2コネクタ端子は、複数の前記第2コネクタ端子の両端と該端部にそれぞれ隣接して位置することを特徴とする請求項16に記載の電子装置。
  18. 前記閉ループパターンは、該閉ループパターンを除く他の配線パターンとは異なる層に位置する配線パターンと、該配線パターンと前記第2コネクタ端子とを電気的に接続するためのビアとを含み、
    前記第2コネクタ端子の配列方向において、対をなす前記第2コネクタ端子の間に、前記閉ループパターンと接続されない他の前記第2コネクタ端子が位置していることを特徴とする請求項15に記載の電子装置。
  19. 前記第1電子デバイスは、回路基板であることを特徴とする請求項15〜18いずれか1項に記載の電子装置。
  20. 前記回路基板には、前記閉ループパターンと電気的に接続される前記第1コネクタ端子に接続され、前記閉ループパターンと電気的に接続される、前記第2コネクタ端子と対応する前記端子の電気的な接続状態、及び、前記第1コネクタ端子と対応する前記端子の電気的な接続状態を検出するための検出回路が設けられていることを特徴とする請求項19に記載の電子装置。
  21. 前記回路基板には、前記閉ループパターンと電気的に接続される前記第1コネクタ端子に接続され、前記閉ループパターンと電気的に接続される、前記第2コネクタ端子と対応する前記端子の電気的な接続状態、及び、前記第1コネクタ端子と対応する前記端子の電気的な接続状態を検出するためのパッドが設けられていることを特徴とする請求項19に記載の電子装置。
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