JP2010225288A - 画像表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】有機発光ダイオードの絶縁不良が発生するのを抑制することが可能な画像表示装置を提供することを目的とする。
【解決手段】画像表示装置であって、第1電極層と、前記第1電極層上に部分的に形成される発光層と、前記発光層上に形成される第2電極層と、前記第1電極層上であって、前記発光層と隣接して形成される保護金属層と、前記保護金属層上に形成され、上面が疎水性の密着金属層と、前記密着金属層上に形成される疎水性の絶縁物と、を備えたことを特徴とする。
【選択図】図3

Description

画像表示装置に関する。
有機発光ダイオード(OLED)等の電流制御型の発光素子を一対の基板の間に設けた画像表示装置が知られている。かかる画像表示装置では、複数個の画素をマトリックス状に配列して構成されたものが従来から用いられている。
かかる画素には、発光素子としての有機発光ダイオードが設けられており、有機発光ダイオードは、素子基板上に形成される第1電極層と、第1電極層上に形成される発光層と、発光層上に形成される第2電極層と、から構成されている。なお、発光層は、複数の層から構成されているものが一般的である。
有機発光ダイオードは、第1電極層及び第2電極層に電圧を加えて、第1電極層及び第2電極層から発光層に正孔及び電子を注入し、発光層中で正孔と電子が再結合することで、放出されるエネルギーの一部が発光層中の発光分子を励起する。そして、発光層は、その励起された発光分子が基底状態に戻るときにエネルギーを放出して光を発する。
なお、発光層の外周には、第1電極層と第2電極層とが短絡しないように、両電極層の間に樹脂材料からなる疎水性の絶縁層が介在されている。
有機発光ダイオードは、その製造プロセス中に、第1電極層の表面が酸化すると、第1電極層から発光層中に注入される電荷量が減少し、有機発光ダイオードの発光輝度が低下することがある。そのため、有機発光ダイオードの製造プロセス中に第1電極層の表面の酸化等を抑制するために、第1電極層を保護するモリブデン等からなる保護金属層を設ける技術が提案されている(例えば、下記特許文献1参照)。
特開2008−10383号公報
特許文献1に開示されている技術では、モリブデン等からなる保護金属層は第1電極層を保護することができるものの、製造プロセス中に保護金属層の表面が酸化すると、保護金属層表面が親水性の性質を示す。そのため、保護金属層表面と絶縁層との接着性が低下し、両者の界面が剥離しやすくなる。その結果、第1電極層と第2電極層とが短絡する等の絶縁不良が発生する可能性がある。
本発明は、上記課題に鑑みたものであり、有機発光ダイオードの絶縁不良が発生するのを抑制することが可能な画像表示装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の第1の態様に係る画像表示装置は、第1電極層と、前記第1電極層上に部分的に形成される発光層と、前記発光層上に形成される第2電極層と、前記第1電極層上であって、前記発光層と隣接して形成される保護金属層と、前記保護金属層上に形成され、上面が疎水性の密着金属層と、前記密着金属層上に形成される疎水性の絶縁物と、を備えたことを特徴とする。
また、本発明の第2の態様に係る画像表示装置は、前記絶縁物と前記密着金属層との間には、前記密着金属層を構成する材料を含有する疎水性の酸化膜が形成されていることを特徴とする。
また、本発明の第3の態様に係る画像表示装置は、前記第1電極層の上面全域が、前記発光層及び前記保護金属層によって被覆されていることを特徴とする。
また、本発明の第4の態様に係る画像表示装置は、前記発光層と前記保護金属層は、接触して接続されていることを特徴とする。
また、本発明の第5の態様に係る画像表示装置は、前記第1電極層及び前記密着金属層は同一材料からなることを特徴とする。
また、本発明の第6の態様に係る画像表示装置は、前記密着金属層は、前記第1電極層及び前記保護金属層のいずれよりも有機アルカリ現像液に対する被エッチング量が大きいことを特徴とする。
本発明によれば、有機発光ダイオードの絶縁不良が発生するのを抑制することが可能な画像表示装置を提供することができる。
本発明の一実施形態に係る画像表示装置の平面図である。 表示部を構成する画素の拡大した平面図である。 図2のA−Aの長破線における一画素の拡大断面図である。 画素内の有機発光ダイオードの各層を説明する断面図である。 発光領域と取り囲む絶縁物の拡大断面図である。 図6(A),図6(B)は、本実施形態の画像表示装置の製造工程を示す画素の断面図である。 図7(A),図7(B)は、本実施形態の画像表示装置の製造工程を示す画素の断面図である。 図8(A),図8(B)は、本実施形態の画像表示装置の製造工程を示す画素の断面図である。 図9(A),図9(B)は、本実施形態の画像表示装置の製造工程を示す画素の断面図である。 図10(A),図10(B)は、本実施形態の画像表示装置の製造工程を示す画素の断面図である。 図11(A),図11(B)は、本実施形態の画像表示装置の製造工程を示す画素の断面図である。 図12(A),図12(B)は、本実施形態の画像表示装置の製造工程を示す画素の断面図である。 図13(A),図13(B)は、本実施形態の画像表示装置の製造工程を示す画素の断面図である。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
<画像表示装置の概略構成>
図1は、本発明の一実施形態に係る画像表示装置1を示す図である。画像表示装置1は、有機発光ダイオードの発光を利用している。
画像表示装置1は、テレビ等の家電機器、携帯電話又はコンピュータ機器等の電子機器に用いるものであり、素子基板2と、素子基板2上に実装される実装回路3とを有している。
素子基板2は、例えばガラス、プラスチック、金属又はセラミックからなり、素子基板2の中央に位置する表示部D1には、複数の画素4がマトリックス状に配列されている。また、素子基板2の端部に位置する実装部D2には、実装回路3が実装されている。
また、画素4は、赤色、緑色又は青色のいずれかの色を発光することができる。このことは、後述するように有機発光ダイオード5を構成する材料を適宜選択することによって、発光する色を決定することができる。なお、本実施形態においては、画素を赤色、緑色又は青色のいずれかの色を発光するものとしたが、例えば白色又は橙色等の色を発光するようにしてもよい。
画素4は、図2に示すように、発光領域R1と該発光領域R1の周囲を取り囲む非発光領域R2とを含んで構成されており、発光領域R1に発光可能な有機発光ダイオード5が設けられている。なお、図2は、図1の表示部D1の一部を拡大した平面図である。
また、各画素4には、隔壁6が設けられている。隔壁6は、断面が上部よりも下部が幅狭の形状であって、後述する絶縁物7上に形成されている。隔壁6上には、後述するように、蒸着法を用いて有機発光ダイオード5を構成する層を塗り分けるのに、蒸着マスクを載置することができる。隔壁6は、例えば酸化ケイ素、窒化ケイ素又は酸化窒化ケイ素等の無機絶縁材料、あるいはフェノール樹脂、ノボラック樹脂、アクリル樹脂又はポリイミド樹脂等の有機絶縁材料から成る。なお、隔壁6の厚みは、1μm以上4μm以下に設定されている。
また、素子基板2上には、素子基板2に対して対向するように配置された封止基板8が形成されている。封止基板8は光を透過する基板から成り、例えばガラス又はプラスチックを用いることができる。なお、本実施形態においては、素子基板2側から封止基板8側に向けて光が発せられるトップエミッション型の有機ELディスプレイであるため、封止基板8は光を透過する部材が用いられる。
素子基板2の表示部D1には、画素4を被覆するように保護膜9が形成されている。保護膜9は、隔壁6をも被覆するように形成されることで、各画素4に酸素又は水分が浸入するのを低減し、各画素4が劣化するのを抑制することができる。保護膜9は、例えば窒化珪素、酸化珪素又は酸化窒化珪素等の無機絶縁材料から成る。さらに、保護膜9上にシール材10を介して封止基板8が貼り合わされている。なお、保護膜9は、各画素4の劣化を抑制するために、厚みが1μm以上に設定されている。
シール材10は、接着材としての機能を有し、硬化することによって素子基板2と封止基板8とを固着することができる。かかるシール材10は、例えばアクリル樹脂、エポキシ樹脂、ウレタン樹脂又はシリコン樹脂等の光硬化性樹脂、あるいは熱硬化性の樹脂を用いることができる。なお、本実施形態においては、紫外線の照射により硬化する光硬化性のエポキシ樹脂を用いる。なお、シール材10は有機樹脂材料からなり、素子基板2と封止基板8とを強固に接着させるために、厚みが1μm以上に設定されている。
次に、図3に示すように、素子基板2と封止基板8との間に形成される各種層について説明する。なお、図3は、図2の長破線におけるA−A断面図における一画素の断面図である。
素子基板2上には、TFTや電気配線等から成る回路層11が形成されている。さらに、回路層11上には、回路層11の所定領域以外が電気的にショートしないように、例えば窒化珪素、酸化珪素又は酸化窒化珪素等から成る絶縁層12が形成されている。
また、絶縁層12上には、回路層11及び絶縁層12に起因する表面の凹凸を低減するために、平坦化膜13が形成されている。回路層11は、複数の電気配線がパターニングされているため、その表面には凹凸が形成される。有機発光ダイオード5を凹凸な面上に形成すると、有機発光ダイオード5を構成する電極層同士が短絡し、有機発光ダイオード5が発光しないことがある。そのため、絶縁層12上に平坦化膜13が形成される。
かかる平坦化膜13は、例えばノボラック樹脂、アクリル樹脂、エポキシ樹脂又はシリコン樹脂等の絶縁性を有する有機材料を用いることができる。なお、平坦化膜13の厚みは、例えば2μm以上5μm以下に設定されている。
また、平坦化膜13には、平坦化膜13を貫通するコンタクトホールSが形成されている。かかるコンタクトホールSは、上部よりも下部が幅狭に形成されている。コンタクトホールSは、各画素4に形成されており、コンタクトホールSの底部には、回路層11の一部が露出している。
図4は、有機発光ダイオード5の構成を説明するための断面図である。発光領域R1に位置する平坦化膜13上には、有機発光ダイオード5が形成されている。図3及び図4に示すように、有機発光ダイオード5は、第1電極層14と、第1電極層14上に形成された発光層15と、発光層15上に形成された第2電極層16と、を含んで構成されている。ここで、発光領域R1は、第1電極層14と発光層15が直接接するとともに、第1電極層14と第2電極層16との間に電流が流れることで発光する領域のことをいう。
第1電極層14は、平坦化膜13上に形成される。第1電極層14は、例えばアルミニウム、銀、銅、金、ロジウム又はネオジム等の光高反射金属、あるいはこれらの合金等の光反射率の大きい材料から成る。このように、第1電極層14を光反射率の大きい材料から構成することにより、トップエミッション型の有機発光ダイオード5においては光取り出し効率を向上させることができる。なお、第1電極層14の厚みは、例えば50nm以上500nm以下に設定されている。
また、平坦化膜13上からコンタクトホールSの内周面にかけてコンタクト電極層17が形成されている。そして、コンタクトホールSの内周面に形成されるコンタクト電極層17の一部が、コンタクトホールSの底部から露出する回路層11の一部と接続されている。
そして、発光領域R1に対応する第1電極層14上に発光層15が形成され、その上に第2電極層16が形成される。
発光層15は、絶縁物7で囲まれる第1電極層14上に形成され、複数の層から構成されている。本実施形態においては、発光層15は、正孔注入層18、正孔輸送層19、有機発光層20、電子輸送層21及び電子注入層22を順次積層した構成である。また、発光層15の各層を構成する材料は、発する光の色に応じて、適当な材料が選択される。例えば、発光層15が、赤色を発する場合について説明する。
この場合、正孔注入層18は、例えば酸化ニッケル、酸化チタン、フッ化炭素、銅フタロシアニン(CuPc)、或いは1,4,5,8,9,12−ヘキサアザトリフェニレン又はこれにシアノ基などが結合した誘導体等の複素環化合物から成る。正孔注入層18の厚みは、例えば5nm以上40nm以下に設定されている。
また、正孔輸送層19は、例えばN,N’−ビス(3−メチルフェニル)−(1,1’−ビフェニル)−4,4’−ジアミン(TPD)、4,4’−ビス[N−(ナフチル)−N−フェニル−アミノ]ビフェニル(α−NPD)等の芳香族ジアミン化合物、および4,4’,4”−トリス(N−(3−メチルフェニル)N−フェニルアミノ)トリフェニルアミン(m−MTDATA)等のスターバースト芳香族又は芳香族アミン化合物を用いることができる。正孔輸送層19の厚みは、例えば10nm以上50nm以下に設定されている。
また、有機発光層20は、例えばビス(2−メチル−8−キノリノラト)−4−(フェニルフェノラト)アルミニウム、1,4−フェニレンビス(トリフェニルシラン)、1,3−ビス(トリフェニルシリル)ベンゼン、1,3,5−トリ(9H−カルバゾール−9−イル)ベンゼン、CBP、Alq又はSDPVBi等のホスト材料に、トリス(1−フェニルイソキノリナト−C2,N)イリジウム等の有機金属化合物、或いはDCJTB、クマリン、キナクリドン、フェナンスレン基を有するペリノン誘導体、或いはオリゴチオフェン誘導体又はペリレン誘導体等のドーパント材料を含有したものを用いることができる。有機発光層20の厚みは、例えば20nm以上40nm以下に設定されている。
また、電子輸送層21は、例えばトリス(8−キノリノラト)アルミニウム(Alq)、オキサゾール、オキサジアゾール、トリアゾール、イミダゾール、イミダゾロン、スチルベン誘導体、ピラゾリン誘導体、テトラヒドロイミダゾール、ポリアリールアルカン、ブタジエンを用いることができる。電子輸送層21の厚みは、例えば20nm以上60nm以下に設定されている。
また、電子注入層22は、例えば例えばフッ化リチウム、フッ化セシウム、フッ化炭素等を用いることができる。電子注入層22の厚みは、例えば0.5nm以上2nm以下に設定されている。
発光層15上には、第2電極層16が形成されている。第2電極層16は、発光層15の上面側から光を取り出すために、例えばインジウム錫酸化物(ITO)、錫酸化物等の光透過性を有する導電材料を用いて形成される。また、第2電極16が、例えばマグネシウム、銀、アルミニウム又はカルシウム等の材料から成る場合、その厚みを100nm以下にすることによって、光透過性の電極とすることができる。このようにして、第2電極層16は、発光層15の発する光が透過する。そして、透過した光は、画像表示装置1の外部に放出される。
発光層15は、第1電極層14と第2電極層16との間に電流が流れ、発光層15中に注入された正孔と電子とが結合することによって励起されて発光する。そして、発光層15が発する光が第1電極層14と第2電極層16との間で定在波となって共振し、発光する光を強めるために、発光層15の厚みが調整されている。
図5は、絶縁物7と第1電極層14との間の各層を説明するための画素の拡大断面図である。図3及び図5に示すように、非発光領域R2に位置する第1電極層14上には、発光層15と併設して保護金属層23が形成されている。保護金属層23は、高融点金属からなるため、後述する両性金属からなる密着金属層24と比較して有機アルカリ現像液に対して耐性を有する。保護金属層23は、後述する有機発光ダイオード5の形成する製造プロセスにおいて第1電極層14を形成後、発光層15を形成するまでの間、第1電極層14の上面が酸化する等のプロセスダメージを受けるのを軽減する機能を備えている。なお、保護金属層23は、第1電極層14の上面に粉塵が付着することも抑制することができる。仮に、第1電極層14の上面の酸化が大きく進行していると、第1電極層14と第2電極層16との間に電圧を印加して発光層15を発光させようとしても、第1電極層14から発光層15への電荷注入効率が低下し、発光層15の発光輝度が所望する発光輝度と比較して大きくて低下する結果となる。
保護金属層23は、第1電極層14との密着性が優れた材料が選択され、保護金属層23と第1電極層14との界面における剥離を効果的に抑制することができる。なお、保護金属層23は、例えば、モリブデン、タングステン又はチタン、或いはそれらを主成分とする高融点金属からなる。また、保護金属層23の厚みは、例えば、5nm以上100nm以下に設定されている。
そして、第1電極層14の上面は、発光層15及び保護金属層23によって被覆されている。そのため、第1電極層14の上面が大気に対して露出していないため、第1電極層14の上面が酸化するのを抑制することができる。
保護金属層23上には、上面が疎水性の密着金属層24が形成されている。密着金属層24は、後述する絶縁物7との密着性及び保護金属層23との密着性が優れた材料が選択される。密着金属層24は、例えば、アルミ二ウム、亜鉛、スズ、鉛、ガリウム又はインジウム等の両性金属からなる。
密着金属層24は、後述するように有機発光ダイオード5を形成する製造プロセスにおいて上面が酸化して、密着金属層24の上面に酸化膜24aが形成されても密着金属層24の酸化膜24aは疎水性の性質を示す。仮に、保護金属層23上に密着金属層24を形成せずに、保護金属層23が大気中に露出された場合、保護金属層23の上面が酸化されて、保護金属層23の上面に酸化膜が形成される。かかる酸化膜は、例えば、酸化モリブデン等の水溶性の性質を示す親水性であるため、疎水性を示す樹脂との密着性が悪い。一方、本実施形態においては、密着金属層24の上面に形成される酸化膜24aは、疎水性を示すため、疎水性の材料との密着性が優れている。つまり、疎水性同士の材料は、密着性が優れているため、酸化膜24aと疎水性の材料からなる絶縁物7との密着力は良好に維持され、両者の界面において両者が剥離するのを効果的に抑制することができる。
ここで、酸化物が、親水性又は疎水性のどちらの性質を示すかについて説明する。酸化物である共有結合の物質は、種類の異なる原子同士の電気陰性度の差又は分子の非対称な立体構造による電荷の偏りの影響に起因し、分子内における正電荷と負電荷の重心が一致しないと極性分子となり、分子内における正電荷と負電荷の重心が一致すると無極性分子となる。例えば、水は極性分子であって、他の極性分子と混ざりやすく、他の極性分子を溶かしやすい。このように、極性分子となる酸化物は親水性を示す。
また、密着金属層24の下面は、酸化されにくいものの、密着金属層24の直下に形成されている保護金属層23は金属材料からなるため、両者は金属同士の結合により、密着性が良好に維持され、両社の界面において両者が剥離しようとするのを十分に抑制することができる。その結果、密着金属層24は、その直上に位置する絶縁物7と、直下に位置する保護金属層23との良好に密着することにより、両界面における剥離を効果的に抑制できる。
また、密着金属層24は、後述するように保護金属層23を形成する製造プロセスにおいて、密着金属層24の厚みと絶縁物7の現像時間によって発光領域R1における密着金属層24の張出しを制御し、保護金属層23のエッチング領域を調整することができる。その結果、保護金属層23のサイドエッチングを軽減することができ、有機発光ダイオードの絶縁不良を抑制することができる。なお、密着金属層24の厚みは、例えば、5nm以上500nm以下に設定されている。
絶縁物7は、密着金属層24上に形成されるとともに、発光領域R1、及びコンタクト電極層17と第2電極層16とが直接接続されるコンタクト領域を除いて、非発光領域R2に形成されている。そして、絶縁物7の一部は、平坦化膜13の上面の一部と直接接続されている。つまり、絶縁物7は、平面視して発光領域R1に対応する第1電極層14の一部を露出するとともに、コンタクトホールSの内周面から平坦化膜13上にかけて形成されるコンタクト電極層17の一部を露出している。なお、絶縁物7は、疎水性の材料であって、例えば、フェノール樹脂、アクリル樹脂又はポリイミド樹脂等の有機絶縁材料、あるいは窒化珪素、酸化珪素又は酸化窒化珪素等の無機絶縁材料から成る。
絶縁物7上には、発光層15の一部が発光領域R1から非発光領域R2にかけて形成されている。さらに、第2電極層16が、発光領域R1からコンタクト領域にかけて形成されている。つまり、隔壁6にて囲まれる領域に第2電極層16が形成されている。第2電極層16は、後述するように蒸着法を用いて表示部D1全面に形成しようとしたとき、隔壁6によって第2電極層16が画素4ごとに形成される。隔壁6が上部よりも下部が幅狭になっていることにより、隔壁6の上面には、第2電極層16と同一材料の膜が被着するものの、隔壁6の側面全てに第2電極層16が被着しないため、隔壁6の側面で第2電極層16が不連続となる。
本実施形態によれば、発光領域R1の周囲に形成される樹脂材料の絶縁物7とその直下に位置する金属材料の保護金属層23との間に密着金属層24を形成し、両材料との接着性を良好に維持することにより、保護金属層23の上面及び下面の剥離を効果的に抑制することができる。その結果、有機発光ダイオード5の絶縁不良が発生するのを抑制することができる。
<画像表示装置の製造方法>
以下に、本発明の実施形態に係る画像表示装置1の製造方法について、図6〜図13を用いて詳細に説明する。
まず、素子基板2上に、回路層11及び絶縁層12をパターニングして形成された基板を準備する。なお、回路層11及び絶縁層12は、従来周知の蒸着法、CVD法又はスパッタリング法等の薄膜形成技術、フォトリソグラフィー法又はエッチング法等の薄膜加工技術を用いて、所定パターンに形成される。
そして、回路層11及び絶縁層12を被覆するように例えば従来周知のスピンコート法を用いて有機樹脂膜を形成する。さらに、有機樹脂膜上に露光マスクを用いて有機樹脂膜を露光し、さらに現像、ベーキング処理を行い、図6(A)に示すように、回路層11の一部を露出させて、上部よりも下部が幅狭なコンタクトホールSを有する平坦化膜13を形成する。なお、有機樹脂膜は、硬化後に平坦化膜13となる。
次に、図6(B)に示すように、平坦化膜13上に、例えば、アルミニウム及びネオジウムとの合金を用いた両性金属であって、且つ光高反射金属からなる第1金属膜14xを形成する。具体的には、平坦化膜13及びスルーホールSに対して、スパッタリング法を用いて第1金属膜14xを形成する。なお、第1金属膜14xは、後述するようにパターニングされると、第1電極層14とコンタクト電極層17となる。
そして、図7(A)に示すように、第1金属膜14x上に、例えば、モリブデンを用いた高融点金属からなる保護金属膜23xを形成する。具体的には、第1金属膜14xで被覆されている基板上に対してスパッタリング法を用いて保護金属膜23xを形成する。なお、保護金属膜23xは、後述するようにパターニングされると、保護金属層23となる。
さらに、図7(B)に示すように、保護金属膜23x上に、例えば、アルミ二ウムを用いた疎水性の密着金属膜24xを形成する。具体的には、保護金属膜23x上で被覆されている基板上に対してスパッタリング法を用いて密着金属膜24xを形成する。なお、密着金属膜24xは、後述するようにパターニングされると、密着金属層24となる。
次に、図8(A)に示すように、フォトリソグラフィー法を用いて、露光、現像及びエッチング可能なフォトレジストからなる樹脂膜25xを形成する。このようにして、基板上に下方から上方に向けて両性金属からなる第1金属膜14xと、高融点金属からなる保護金属膜23xと、疎水性の両性金属からなる密着金属膜24xと、樹脂膜25xとを積層した積層基板を準備することができる。
そして、図8(B)に示すように、樹脂膜25xの露光する箇所以外をフォトマスクで覆って、樹脂膜25xの一部Rxを露光する。この後、図9(A)に示すように、樹脂膜25xの一部Rx及びその直下に位置する密着金属膜24xの一部を有機アルカリ現像液を用いて除去する。なお、樹脂膜25xの一部Rxと密着金属膜24xの一部が除去されることで、樹脂膜25xがパターニングされ、パターン樹脂膜25が形成される。
具体的には、有機アルカリ現像液にて露光された樹脂膜25xの一部Rxが現像される。その後、エッチングされた一部Rxの直下に、密着金属膜24xの一部が露出し、該露出した密着金属膜24xが有機アルカリ現像液にてさらにエッチングされる。そして、密着金属膜24xがパターニングされて、パターン密着金属膜24yとなる。なお、有機アルカリ現像液は、例えば、水酸化テトラエチルアンモニウムを用いる。密着金属膜24xは、アルカリに可溶な両性金属であるため、有機アルカリ現像液にてエッチングされる。その結果、保護金属膜23xの一部が露出する。なお、保護金属膜23xは、有機アルカリ現像液に対して反応性の低い高融点金属であるため、有機アルカリ現像液にてエッチングされにくい。つまり、密着金属膜は、保護金属膜よりも有機アルカリ現像液に対する被エッチング量が大きい。
次に、図9(B)に示すように、パターン樹脂膜25から露出する保護金属膜23xの一部及びその直下に位置する第1電極膜14xの一部を混酸を用いてエッチングし、基板上の一部である平坦化膜13の一部を露出させる。このとき、第1電極膜14xがエッチングされてパターニングされることで、第1電極層14及びコンタクト電極層17が形成される。このように、第1電極層14とコンタクト電極層17とは、同じ工程にて同時に形成される。そのため、第1電極層14とコンタクト電極層17とは同様の材料からなる。なお、第1電極層14とコンタクト電極層17とは、分離されており、両者はこの時点でお互いから絶縁されている状態である。さらに、保護金属膜23xがエッチングされてパターニングされることで、第1電極層14及びコンタクト電極層17上にパターン保護金属膜23yが形成される。
具体的には、混酸にて露出する保護金属膜23xの一部をエッチングし、第1電極膜14xの一部を露出させる。さらに、露出した第1電極膜14xの一部を混酸にてエッチングされる。その結果、第1電極膜14xの直下に位置する平坦化膜13の一部が露出する。なお、混酸は、例えば、燐酸、硝酸又は酢酸等の酸と水とを混合した水溶液を用いる。保護金属膜23xと第1電極膜14xは、両性金属又は高融点金属であるため混酸にてエッチングされる。
そして、図10(A)に示すように、パターン樹脂膜25を、レジスト剥離液を用いて剥離し、パターン密着金属膜24yを露出させる。このとき、第1電極層14の上面は、パターン密着金属膜24yにて被覆されているため、第1電極層14の上面の酸化は抑制される。その後、パターン密着金属膜24yの上面を、オゾン洗浄又は大気中の酸素による自然酸化を用いて酸化させる。
次に、酸化したパターン保護金属膜23y上及び露出する平坦化膜13上を被覆するように、フォトリソグラフィー法を用いて、例えば、フェノール樹脂、ノボラック樹脂、アクリル樹脂又はポリイミド樹脂等からなる絶縁膜7xを形成する。そして、図10(B)に示すように、絶縁膜7xの露光する箇所以外をフォトマスクで覆って、絶縁膜7xの一部Rxを露光する。
次に、図11(A)に示すように、露光された絶縁膜7xの一部Rx及びその直下に位置するパターン密着金属膜24yの一部を、アルカリ現像液を用いて除去して密着金属層24を形成する。このようにして、絶縁膜7xをパターニングして、パターン絶縁物7を形成することができる。その結果、密着金属層24の上面の一部から露出する平坦化膜13上にかけて絶縁物7を形成することができる。そして、発光領域R1に位置するパターン保護金属膜23yを露出させる。このとき、第1電極層14の上面をパターン保護金属膜23yで被覆した状態である。この状態で、図11(B)に示すように、従来周知の薄膜形成技術・薄膜加工技術を用いて、絶縁物7上に上部よりも下部が幅狭な隔壁6を形成する。
そして、図12(A)に示すように、絶縁物7にて被覆されずに露出した状態のパターン保護金属層23yの一部を、硝酸の含有比率が15wt%〜35wt%、酢酸の含有比率が25wt%〜45wt%、燐酸の含有比率が0.1wt%〜5wt%である混酸を用いてウェットエッチングし、第1電極層14の上面を露出させる。このとき、パターン保護金属膜23yをウェットエッチングしてパターングすることにより、保護金属層23を形成することができる。そして、露出していたパターン保護金属膜23yをエッチングし、その直下に第1電極層14の一部を露出させることができる。
そして、図12(B)に示すように、第1電極層14上に、例えば蒸着法を用いて、発光層15を形成する。具体的には、発光層15を形成する際は、蒸着マスクを隔壁6上に載置する。そして、各画素4を、赤色、緑色又は青色と発光する色に応じた有機材料を塗り分けることができる。
そして、図13(A)に示すように、発光層15上から絶縁物7上にかけて、第2電極層16を形成する。第2電極層16を構成する際は、蒸着マスクを用いずに、発光層15上から絶縁物7上を介してコンタクト電極層17上にまで形成することができる。このようにして、各画素4に有機発光ダイオード5を形成することができる。そして、第2電極層16とコンタクト電極層17とを直接接続することにより、第2電極層16とコンタクト電極層17とを電気的に接続することができる。
さらに、図13(B)に示すように、例えばスパッタリング法又はCVD法を用いて、表示部D1上に有機発光ダイオード5が劣化しないように保護膜9を形成する。有機発光ダイオード5を保護膜9で被覆することにより、外気から有機発光ダイオード5が晒されるのを防止することができる。
次に、ガラスからなる封止基板8を準備する。そして、封止基板8上に、例えばディスペンサ法、またはスクリーン印刷法を用いて、未硬化のシール材を塗布する。このようにして、未硬化のシール材が塗布された状態の封止基板8を準備することができる。
次に、上述した工程により得られた素子基板2と封止基板8の両方を用意する。そして、両基板を位置合わせして、両基板を未硬化のシール材を介して貼り合わせる。なお、封止基板8を未硬化のシール材によって、素子基板2に貼り合わせる作業は、例えば窒素ガス又はアルゴンガス等の不活性ガス中や、高真空中で行うことによって、素子基板2と封止基板8との間に酸素や水分が含まれるのを抑制することができる。
さらに、未硬化のシール材を硬化させて、素子基板2と封止基板8の両者を固着させることができる。ここで、未硬化のシール材が硬化することにより、シール材10となる。このようにして、有機ELパネルを作製することができる。そして、素子基板2の非表示領域D2上に実装回路3を実装することで、画像表示装置1を作製することができる。
本実施形態によれば、絶縁物7と保護金属層23との間に密着金属層24を形成することができ、両材料との接着性を良好に維持することにより、保護金属層23の上面及び下面の剥離を効果的に抑制することができる。その結果、有機発光ダイオード5の絶縁不良が発生するのを抑制することができる。
なお、本発明は上述の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更、改良等が可能である。上述した実施形態においては、トップエミッションの画像表示装置について説明したが、本発明の作用効果を奏するのであれば、ボトムエミッションの画像表示装置であっても構わない。また、隔壁を有さないトップエミッション構造であって、且つ第2電極層が全画素で共通電極となるカソードコモンの画像表示装置であってもよい。
1 画像表示装置
2 素子基板
3 実装回路
4 画素
5 有機発光ダイオード
6 隔壁
7 絶縁物
8 封止基板
9 保護膜
10 シール材
11 回路層
12 絶縁層
13 平坦化膜
14 第1電極層
15 発光層
16 第2電極層
17 コンタクト電極層
18 正孔注入層
19 正孔輸送層
20 有機発光層
21 電子輸送層
22 電子注入層
23 保護金属層
24 密着金属層
24a 酸化膜
D1 表示部
D2 実装部
R1 発光領域
R2 非発光領域
S コンタクトホール

Claims (6)

  1. 第1電極層と、
    前記第1電極層上に部分的に形成される発光層と、
    前記発光層上に形成される第2電極層と、
    前記第1電極層上であって、前記発光層と隣接して形成される保護金属層と、
    前記保護金属層上に形成され、上面が疎水性の密着金属層と、
    前記密着金属層上に形成される疎水性の絶縁物と、を備えたことを特徴とする画像表示装置。
  2. 請求項1に画像表示装置であって、
    前記絶縁物と前記密着金属層との間には、前記密着金属層を構成する材料を含有する疎水性の酸化膜が形成されていることを特徴とする画像表示装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の画像表示装置であって、
    前記第1電極層の上面全域が、前記発光層及び前記保護金属層によって被覆されていることを特徴とする画像表示装置。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の画像表示装置であって、
    前記発光層と前記保護金属層は、接触して接続されていることを特徴とする画像表示装置。
  5. 請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の画像表示装置であって、
    前記第1電極層及び前記密着金属層は同一材料からなることを特徴とする画像表示装置。
  6. 請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の画像表示装置であって、
    前記密着金属層は、前記第1電極層及び前記保護金属層のいずれよりも有機アルカリ現像液に対する被エッチング量が大きいことを特徴とする画像表示装置。

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