JP2010225207A - ディスク駆動装置 - Google Patents

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知行 田代
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義雄 平田
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Abstract

【課題】ディスク駆動装置のシャーシの一部をプラスチックにすることで、清浄空気空間を形成する部材のパーティクルの発生を低減する技術を提供する。
【解決手段】ディスク駆動装置100は、ベース1と、記録ディスク5を載置するハブ4と、ベース1上に配設され、ハブ4を回転自在に支持する軸受ユニットと、ハブ4を回転駆動するスピンドル駆動ユニットと、を備える。周環壁部40は、ベース1の外周に配置され、プラスチックで形成される。
【選択図】図1

Description

本発明は、記録ディスクを駆動するディスク駆動装置に関する。
近年、HDD(Hard Disk Drive)などのディスク駆動装置は、一層の小型化が求められている。このような背景にあって、例えば磁気的にデータを記録するディスク駆動装置では、記録ディスクを高速で回転させておき、磁気ヘッドがその記録ディスクの上を僅かに浮上した空隙を保ってトレースしながら、データを記録再生する。このようなディスク駆動装置を小型化するため、磁気ヘッドと記録ディスクの空隙を例えば10nm以下の極めて狭い空隙にして記録再生する要請がある。
また、ディスク駆動装置の小型化のため、磁気ヘッドに磁気抵抗効果型素子(以下、「MR素子」という)が用いられている。微少な空隙でMR素子を用いることに起因して、サーマルアスペリティ障害(以下、「TA障害」という)やヘッドクラッシュ障害が磁気ヘッドに発生するおそれがある。具体的にTA障害とは、磁気ヘッドの浮上トレース中に、MR素子に記録ディスク表面上の微小な異物が接触して、それら異物の運動エネルギーによりMR素子に瞬間的に熱が生じ、MR素子が瞬間的に加熱または冷却されて、MR素子の抵抗値が瞬間的に変動し、変動した抵抗値が再生信号にノイズとして重畳され、正確な再生信号の読み出しが阻害されてしまうことをいう。
例えば、特許文献1には、磁気ヘッドの記録再生素子部周辺に溝を設け、その溝の中に微小な塵挨や異物を捕集する磁気ディスク装置が開示されている。
特開平11−120533号公報
本発明者による検討の結果、TA障害は、ディスク駆動装置に付着していた0.1μm〜数μm程度の異物(以下、「パーティクル」という)が、振動や空気の流れなどにより、記録ディスク表面に付着することにより発生しているものとの知見を得た。
ディスク駆動装置は、清浄空気を満たした閉じられた清浄空気空間を形成する部材を備え、この清浄空気空間内に記録ディスクとこれを載置して駆動するハブと、このハブを回転自在に支持する軸受ユニットと、このハブを回転駆動するスピンドル駆動ユニットと、磁気ヘッドを揺動駆動するヘッド駆動ユニットと、をさらに備える。
この清浄空気空間を形成する部材からパーティクルが発生することがある。このパーティクルは清浄空気空間内に侵入し、記録ディスクに付着する。記録ディスクに付着するパーティクルが多くなるとTA障害の発生の確率も高くなる。また、磁気ヘッドと記録ディスクとの空隙を小さくした場合に清浄空気空間にパーティクルが多ければ、TA障害の発生の確率が高くなる。これにより、正確な再生信号の読み出しが阻害される場合がある。
本発明はこうした状況に鑑みなされたものであり、その目的は、ディスク駆動装置の清浄空気空間を形成する部材のパーティクルの発生を低減する技術を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある態様のディスク駆動装置は、ベースと、記録ディスクを載置するハブと、ベース上に配設され、ハブを回転自在に支持する軸受ユニットと、ハブを回転駆動するスピンドル駆動ユニットと、を備える。そしてディスク駆動装置は、ベースの外周にプラスチックで形成された周環壁部を有する。
この態様によると、周環壁部40から錆によるパーティクルが発生しなくなる。
本発明の別の態様もまた、ディスク駆動装置である。この装置は、ベースと、記録ディスクを載置するハブと、ベース上に配設され、ハブを回転自在に支持する軸受ユニットと、ハブを回転駆動するスピンドル駆動ユニットと、ベースの外周に設けられる集塵フィルタと、を備える。ベースは、記録ディスクが回転したときに、集塵フィルタの吸入口に空気が流れ込むように、載置された記録ディスクと対向するベースの対向面にガイド溝部を備える。
この態様によると、パーティクルが記録ディスクの回転に伴い発生した空気の流れによってガイド溝部96により集塵フィルタ94へ導かれ、集塵フィルタ94は、パーティクルを集めることができる。
本発明のディスク駆動装置によれば、清浄空気空間を形成する部材のパーティクルの発生を低減できる。
図1(a)は、実施形態に係るディスク駆動装置の上面図であり、図1(b)は、実施形態に係るディスク駆動装置の断面図である。 実施形態に係るディスク駆動装置の一部の断面図である。 実施形態に係るディスク駆動装置の変形例の断面図である。 実施形態に係るディスク駆動装置の変形例の断面図である。 実施形態に係るディスク駆動装置の変形例の一部の断面図である。 実施形態に係るディスク駆動装置の下面図である。 図7(a)は、実施形態に係るディスク駆動装置の変形例の上面図であり、図7(b)は、実施形態に係るディスク駆動装置の変形例の断面図である。 図8(a)は、比較技術に係るディスク駆動装置の上面図であり、図8(b)は、比較技術に係るディスク駆動装置の断面図である。
以下、本発明の好ましい実施の形態および比較技術をもとに、図面を参照しながら説明する。各図面に示される同一または同等の構成要素、部材には、同一の符号を付するものとし、適宜重複した説明は省略する。また、各図面における部材の寸法は、理解を容易にするために適宜拡大、縮小して示される。また、各図面において実施の形態および比較技術を説明する上で部材の一部は省略して表示する。
図1(a)は、実施形態に係るディスク駆動装置100の上面図であり、図1(b)は、実施形態に係るディスク駆動装置100の断面図である。また、図2は、実施形態に係るディスク駆動装置100の一部の断面図である。なお、図1(b)および図2は、図1(a)のA−A部の断面図である。ディスク駆動装置100は、固定体部16と回転体部18とヘッド駆動ユニット20とトップカバー34とスクリュー36を備える。また、固定体部16および回転体部18には、回転体部18のハブ4を相対的に回転自在に支持する軸受ユニット10、およびハブ4を回転駆動するスピンドル駆動ユニット14が含まれる。
固定体部16は、断面が略凹形状となるシャーシ32と、シャーシ32のベース1に固定されたステータコア8と、ステータコア8の突極に巻かれた3相のコイル6と、スリーブ2とを有する。シャーシ32は、窪み部分の平面領域であるベース1とベース1の外周に壁状に形成された周環壁部40とを備える。ベース1は、スリーブ2およびシャフト3が挿入される軸受孔31と、ピボットアセンブリ46が挿入されるピボット孔30とを有する。周環壁部40の外周面は矩形に形成される。周環壁部40の内周面は、記録ディスク5を囲む環状部と、ヘッド駆動ユニット20が載置される領域を囲む矩形部とが連結されて形成される。周環壁部40は、シャフト3の回転軸方向(以下、この方向を「縦方向」という)に支持するディスク駆動装置100の支持部材として機能する。一方、ベース1は、シャフト3の回転軸方向とは垂直方向(以下、この方向を「横方向」という)に支持するディスク駆動装置100の支持部材として機能する。実施形態に係るベース1と周環壁部40は異なる部材で形成される。なお、トップカバー34は、周環壁部40の上端に配置され、周環壁部40の上端面側に設けられたスクリュー孔38にスクリュー36を螺合することにより固定される。
略円筒状のスリーブ2は、ベース1の略中央部の軸受孔31に固定される。スリーブ2の一方の端部は、円盤状のプレート12に固着されている。すなわち、スリーブ2の下端部が、プレート12に固着され、プレート12により潤滑剤が外部に漏れないように封止されている。
ステータコア8は、円環部と、そこから半径方向に延伸された12個の突極とを有する。ステータコア8は、ケイ素鋼板等の磁性板材が複数枚積層された後、表面に電着塗装や粉体塗装等による絶縁コーティングが施されて形成される。マグネット7は、例えばNd−Fe−B(ネオジウム−鉄−ボロン)系の希土類材料で形成され、表面に電着塗装やスプレー塗装などによる防錆処理が施される。また、マグネット7は、マグネット7の内周部の円周方向に沿って例えば8極の駆動用磁極を有する。
回転体部18は、記録ディスク5を載置する略カップ状のハブ4と、ハブ4に一方の端部が固定されたシャフト3と、シャフト3の他方の端部に固定されたフランジ9と、ハブ4の内筒部22に固定された略円筒状のマグネット7とを有する。
シャフト3の上端部がハブ4の中心孔に固定され、シャフト3の下端部が円盤状のフランジ9に固定される。
ハブ4は、軟磁性を有する鉄鋼板がプレス加工や切削加工などにより加工されて、略カップ状の所定の形状を形成する。ハブ4のフランジ形状の外延部24には、ドーナツ形状である記録ディスク5が載置される。
軸受ユニット10は、ラジアル動圧溝とスラスト動圧溝とを有する。軸受ユニット10は、シャフト3およびスリーブ2を含んで構成されてよく、ベース1上に配設される。ラジアル動圧溝およびスラスト動圧溝はハブ4を回転自在に支持する軸受として機能する。2つのヘリングボーン形状のラジアル動圧溝が、スリーブ2の内周面に上下に離間して形成される。また、ヘリングボーン形状またはスパイラル形状のスラスト動圧溝が、スリーブ2の下面に対抗するフランジ9の面と、プレート12と対抗するフランジ9の面とに形成される。
キャピラリーシール部13は、スリーブ2の上方の開放端側に設けられ、スリーブ2の内周面とシャフト3の外周面との隙間が上方の開放端に向かって徐々に拡がるように形成される。上述したラジアル動圧溝とそれに対向する面、スラスト動圧溝とそれに対向する面、およびキャピラリーシール部13によって形成される空間には、オイルなどの潤滑剤が注入される。潤滑剤が外気と接する境界面(液面)は、キャピラリーシール部13の中途の位置に設定される。キャピラリーシール部13は、潤滑剤の漏れ出しを毛細管現象により防止する。
シャフト3が回転することにより、ラジアル動圧溝は、潤滑剤にラジアル動圧を発生し、回転体部18をラジアル方向に支持する。またフランジ9が回転することにより、スラスト動圧溝は潤滑剤にスラスト動圧を発生し、回転体部18をスラスト方向に支持する。なお、ラジアル動圧溝およびキャピラリーシール部13をシャフト3に形成し、スリーブ2の内周面を直線状に形成する構成であってよい。
スピンドル駆動ユニット14は、ステータコア8と、コイル6と、マグネット7とを有する。コイル6は所定のワイヤを下側からステータコア8の突極に所定の回数巻きつけられ、その後、連続して隣接するステータコア8の突極に上側からワイヤを巻きつけられる。このようにステータコア8の突極に連続的に所定の回数巻いた後、ステータコア8の突極の下側に巻き終わりのワイヤを引き出す。さらに、巻き終わりのワイヤは、ベース1に設けた孔部を通じてベース1の反対側に引き出され、ベース1の反対側の下面に配設された配線部材に電気的に接続される。引き出されたワイヤの巻き終わりの部分は解けないように接着剤で固定される。かかる固定は、超音波洗浄時にワイヤが共振し大きな振幅で振動し断線することを防止するためになされる。所定の駆動回路により配線部材を通じて3相の略正弦波状の電流がコイル6に通電されると、コイル6は回転磁界を発生する。マグネット7の駆動用磁極と、コイル6から発生された回転磁界との相互作用により回転駆動力が生じ、回転体部18が回転する。即ちスピンドル駆動ユニット14は、回転体部18を回転駆動する。
ヘッド駆動ユニット20は、磁気ヘッド42とヘッドサスペンション44と、スイングアーム50と、ピボットアセンブリ46と、ボイスコイルモータ48とを備える。磁気ヘッド42はヘッドサスペンション44の先端に固定される。ヘッドサスペンション44はスイングアーム50の一端に固定される。スイングアーム50の回転軸はピボットアセンブリ46を介してベース1に固定される。すなわち、ピボットアセンブリ46は、ピボット孔30に挿入され、ベース1に支持される。ボイスコイルモータ48は、スイングアーム50をピボットアセンブリ46の回転軸を中心に揺動させ、磁気ヘッド42を記録ディスク5の所望の位置に移動させる。
シャーシ32と、シャーシ32の窪み部分の空間を覆うトップカバー34とで密閉されて、清浄空気空間52が形成される。清浄空気空間52は、パーティクルを除去した清浄な空気で満たされる。清浄空気空間52内には、磁気記録媒体である記録ディスク5と、回転体部18と、ヘッド駆動ユニット20とが配置される。
ここで、比較技術に係る構成をもとに、本発明者が認識した課題を説明する。
図8(a)は、比較技術に係るディスク駆動装置200の上面図であり、図8(b)は、比較技術に係るディスク駆動装置200の断面図である。なお、図8(b)は、図8(a)のA’−A’部の断面図である。
比較技術に係るディスク駆動装置200のベース51とその外周の周環壁部59は、一体的にアルミダイキャストで成型された母材を切削加工して形成される。この周環壁部59にはトップカバー54をスクリュー56で固定するため複数のスクリュー孔58が設けられている。このスクリュー孔58は、アルミダイキャストされた母材をドリル加工され、その後にタップ加工によりねじ孔が形成される。
この後、ベース51と周環壁部59は、水で洗浄され、表面のパーティクルなどの異物が除去される。しかし、洗浄の後にスクリュー孔58には洗浄水が僅かに残留する。残留した洗浄水はアルミニウム素材と反応して錆を生じさせる。この錆がパーティクルとなって清浄空気空間52に侵入して記録ディスク5に付着してTA障害の確率を高くする課題があった。
図1に戻る。この課題に対応するため、実施形態に係る周環壁部40がプラスチックモールドで形成される。この結果、周環壁部40から発生する錆によるパーティクルが無くなり、記録ディスク5に付着するパーティクルが少なくなって、TA障害の発生が低減される。
周環壁部40を形成するプラスチックとして、熱硬化性プラスチックや熱可塑性プラスチック他の種々の材料が用いられる。例えば、LCP(液晶ポリマー)である例えば住友化学株式会社(登録商標)製のスミカスーパー(登録商標)LCP、PPS(ポリフェニレンサルファイド)である例えば出光興産(登録商標)製のC−600SG、または、PEI(ポリエーテルイミド)である例えばポリペンコ(登録商標)社製のウルテム等が容易に精度を確保できる点で好ましい。また、静電気対応のため導電性を必要とする場合はカーボン繊維を周環壁部40のプラスチックに添加してよい。また、機械的強度を高めるためにガラス繊維を周環壁部40のプラスチックに添加してよい。
更に、実施形態に係る周環壁部40は、ベース1を成形金型に入れた状態でその成形金型にプラスチックが充填されて形成される。これにより、ベース1と周環壁部40との境界部分に隙間がなくなり、清浄空気空間52の気密性を高めることができる。プラスチックを充填する方法としては種々の方法を用いることができる。例えば、インジェクション成型またはコンプレッション成型の方法が容易に精度を確保できる点で好ましい。なお、ベース1は、後述の方法で予め形成されていてよい。
また、実施形態に係る周環壁部40は、サイドゲート方式、ピンゲート方式、またはフィルムゲート方式によってプラスチック材料が充填されて形成されてよい。これにより、所望の周環壁部40の形状が安定して精度良く形成され、トップカバー34を周環壁部40に固定しても、周環壁部40とトップカバー34の境界部分の隙間が殆どなくなり、清浄空気空間52の気密性を高めることができる。
サイドゲート方式では、周環壁部40の外周側の壁部からプラスチック材料を注入する。この結果、周環壁部40の部分的な密度の不均一さが解消され、所望の周環壁部40の形状が安定して得られる。
また、ピンゲート方式では、トップカバー34と接する周環壁部40の上端面からプラスチック材料を注入する。この結果、周環壁部40の密度の不均一さが解消され、所望の周環壁部40の形状が安定して得られる。
さらにフィルムゲート方式では、周環壁部40の外周側の壁部からプラスチック材料を注入する。この結果、プラスチック材料の密度がさらに均一化され、所望の周環壁部40の形状が安定して得られる。さらに、使用温度範囲において周環壁部40の表面がより平らになり、トップカバー34を周環壁部40に固定しても、周環壁部40とトップカバー34の境界部分の隙間が殆どなくなり、清浄空気空間52の気密性を高めることができる。
また、ベース1の孔含領域60は一体で形成されてよい。具体的には、磁気ヘッド42を駆動するヘッド駆動ユニット20の回転軸を挿入するピボット孔30と、軸受ユニット10を挿入する軸受孔31とを有するベース1の孔含領域は、ピボット孔30および軸受孔31が形成される際に一体とされる。孔含領域60は、ベース1のうち、ピボット孔30および軸受孔31を形成する領域と、ピボット孔30と軸受孔31とをつなぐ領域を含む。また、孔含領域60は、ベース1全体であってよい。孔含領域60が一体で形成されるとは、孔含領域60が一つの部材から構成されることをいい、例えば、ベース1のピボット孔30と軸受孔31を連結する領域が予め離れており、それぞれ孔に必要な部材を固定させた後、ベース1の離れた部分を接合してベース1を形成することを含まないことをいう。例えば、孔含領域60に含まれるピボット孔30と軸受孔31とは、同一の加工工程で同時に形成される。
例えばディスク駆動装置100において、ヘッド駆動ユニット20の回転中心と記録ディスク5の回転中心の位置関係が、接合時の誤差や温度により経時的に変化することがある。かかる位置関係が変化すると、磁気ヘッド42が所望の記録トラック上をトレースできず、データのリード/ライトを行うエラー率が増加する。孔含領域60を一体で形成することで、位置関係の変化が少なくなり、データのリード/ライトのエラー率を軽減することができる。
また、ベース1の孔含領域60は、アルミニウム合金であって、ダイカスト(以下、「アルミダイカスト」という)により一体で形成されてよい。例えば、ベース1の孔含領域60に、アルミダイカスト成型した母材にカチオン電着塗装(以下、EDコートという)が施されて、ピボット孔30と軸受孔31とが同一の機械加工工程により一体で形成される。これにより、ヘッド駆動ユニット20の回転中心と記録ディスク5の回転中心のベース1上での位置関係の変化が少なくなり、データのリード/ライトのエラー率をより軽減することができる。
また、孔含領域60は、金属の板材料をプレス加工することで一体で形成されてよい。これにより、ベース1の孔含領域60の加工の手数が減り、ディスク駆動装置100の生産性が向上する。
金属の板材料として、以下の材料を用いてよい。例えばアルミニウムを主体とする金属板は軽量で錆びにくい点で好ましい。また、冷間圧延鋼板をプレス成型した後に無電解ニッケルメッキを施した金属板は、強磁性を有しており、マグネット7を吸引することでディスク駆動装置100にモーメントの加振が加わった場合でも、回転体部18の回転精度が安定し、強度が高い点で好ましい。また、ステンレス製の金属板は強度が高く、錆びにくい点で好ましい。特にSUS430のフェライト系ステンレスのように強磁性を有するステンレスは、マグネット7を吸引することでディスク駆動装置100にモーメントの加振が加わった場合でも回転体部18の回転精度が安定させ、強度が高く、錆びにくい点で好適である。
金属板の加工については以下の加工方法を用いてよい。例えば、金属板は順送金型又はトランスファー金型によりプレス加工することで形成される。この加工の際に、ピボット孔30と軸受孔31とは同一の工程により形成されてよい。
図3は、実施形態に係るディスク駆動装置100の変形例の断面図である。本図では、載置された記録ディスク5と対向するベース64の領域が、プラスチックで形成されたカバー部68に覆われる。すなわち、シャーシ66は、ベース64およびシャーシ66の外枠の周環壁部70に加えて、カバー部68をさらに備える。本図に示すように、カバー部68は、回転体部18と対向するベース64の台座領域およびピボットアセンブリ46のベース64の台座領域以外のベース64の上面および下面を覆う。
ベース64のカバー部68に覆われる領域には、複数の結合孔72がベース64に形成される。ベース64の上側のカバー部68と、ベース64の下側のカバー部68とは、結合孔72を介して結合する。これにより、ベース64とカバー部68の密着度が高まり、シャーシ66の横方向の剛性が高まる。
カバー部68で覆われているベース64の厚さは、図1(b)に示すベース1の厚さより薄くなる。シャーシ66に含まれるプラスチックの比率を高めることで、ディスク駆動装置100の生産コストを抑え、ディスク駆動装置100を軽量化することができる。また、ベース64の一部表面を成型が容易なプラスチックに替えることで、複雑な形状の部分の機械加工が減らせ、ディスク駆動装置100の生産性が向上する。カバー部68および周環壁部70は、ベース64を成形金型に入れた状態でその成形金型にプラスチックが充填されて形成されてよい。これにより一層の生産性向上が期待できる。なお、ピンゲート方式では、ベース64の周環壁部70およびカバー部68の上面からプラスチック材料を注入してよい。また、カバー部68の材料は、周環壁部40の材料と同様であってよい。
図4は、実施形態に係るディスク駆動装置100の変形例の断面図である。本図では、プラスチックで形成されたカバー部74は、スピンドル駆動ユニット14と対向するベースの領域を覆う。つまり、図3に示したカバー部68より、回転体部18と対向するベース78の台座領域分だけ、ベース78をカバー部74で覆う領域が増加している。シャーシ84は、ベース78およびシャーシ84の外枠の周環壁部70に加えて、カバー部74をさらに備える。
ベース78は、軸受ユニット10を挿入する軸受孔31の周りに孔部76を有してよい。すなわちベース78は、回転体部18と対向する台座領域に孔部76を有する。孔部76は、結合孔72を含んでよい。なお、孔部76はカバー部74により塞がれ、清浄空気空間52内の気密が保持され、清浄空気空間52へのパーティクルの侵入が防止される。金属のベース78に孔部76を設けたことで、ディスク駆動装置100が軽量化される。周環壁部70およびカバー部74は、ベース78を成形金型に入れた状態でその成形金型にプラスチックが充填されて形成されてよい。これにより一層の生産性向上が期待できる。
孔部76の形成方法については以下の加工方法を用いてよい。例えば、金属板を順送金型又はトランスファー金型によりプレス加工して形成する。この加工の際に、ピボット孔30と軸受孔31と孔部76とを同一の工程により形成してよい。
図8の比較技術に係るベース51とコイル6とが接近している場合に、コイル6とそれに対向する金属のベース51が接触し、コイル6がショートするおそれがある。この課題に対応するため、図4に示すように、ベース78の孔部76は、スピンドル駆動ユニット14のコイルと対向する位置に設けられる。コイル6と対向するシャーシ84の対向部分82は、カバー部74のプラスチックで形成する。これにより、コイル6のショートを防止することができる。なお、カバー部74の材料は、周環壁部40の材料と同様であってよい。
図5は、実施形態に係るディスク駆動装置100の変形例の一部の断面図である。本図では、ステータコア8に巻かれたコイル6のワイヤ85の配線を説明する。コイル6のワイヤ85は、プラスチックで形成されたカバー部74の引き出し孔86を通じてシャーシ84の下面側に引き出される。これにより、引き出し孔86がプラスチックで形成されることから、ワイヤ85が引き出し孔86の内周面に接触しても、コイル6がショートすることを防止できる。なお、ワイヤ85のうち、ステータコア8に巻かれていない部分を「ワイヤ85の引出部」という。
引き出し孔86は、ベース78に設けられた孔部76を埋めたカバー部74に形成されてよい。すなわちカバー部74は、孔部76を覆いつつ、孔部76より径が小さい引き出し孔86を形成する。ワイヤ85はプラスチックで形成された引き出し孔86を通じて引き出され、配線部材88に電気的に接続される。すなわちワイヤ85は、引き出し孔86を介して配線される。シャーシ84の非清浄空間側の下面には絶縁部材87が例えば両面テープなどで固着されている。この絶縁部材87上にはワイヤ85が接続される配線部材88が固着されている。防護部材89は、引き出し孔86とワイヤ85の引出部に液体状の樹脂が塗布されて形成され、ワイヤ85の引出部を防護している。なお、防護部材89は、ワイヤ85の引出部に塗布された直後に紫外線が照射されて、防護部材89の表面が硬化され、その後加熱炉に入れて防護部材89の内部が硬化されて形成される。防護部材89の液状の樹脂としては、エポキシアクリルハイブリッド樹脂を主成分としたものが好適である。また、絶縁部材87の材料はポリイミドであってよい。
図6は、実施形態に係るディスク駆動装置100の下面図である。シャーシ32は、シャーシ32の下面に、軸受ユニット10を挿入する軸受孔31の周りに第1リブ90を有してよい。また、シャーシ32は、シャーシ32の下面に、ピボット孔30の周りに第2リブ91を有してよい。第1リブ90および第2リブ91は、ベースに形成されてよい。第1リブ90は、軸受孔31を囲む第1リングと、第1リングから放射状に延伸される第1延伸部とを有する。また、第2リブ91は、ピボット孔30を囲む第2リングと、第2リングから放射状に延伸された第2延伸部とを有する。第1リブ90および第2リブ91によって、シャーシ32の全体的な剛性が高まり、ヘッド駆動ユニット20の回転中心と回転体部18の回転中心の位置関係の変化を抑制することができる。なお、リブが形成されるベースは、上述のカバー部に覆われていてよい。これにより、プラスチックの比率が高まったシャーシの剛性を補うことができる。
第1リブ90および第2リブ91の加工については以下の加工方法を用いてよい。例えば、金属板は順送金型又はトランスファー金型によりプレス加工して形成される。この加工の際に、ピボット孔30と軸受孔31と孔部76とが同一工程で形成されてよい。
図7(a)は、実施形態に係るディスク駆動装置100の変形例の上面図であり、図7(b)は、実施形態に係るディスク駆動装置100の変形例の断面図である。なお、図7(a)および(b)では、記録ディスク5やヘッド駆動ユニット20などを除いて記載している。また、図7(b)は、図7(a)に示す線分C−Dの断面図である。
ディスク駆動装置100は、清浄空気空間52内のパーティクルを集塵する集塵フィルタ94と、集塵フィルタ94への吸入口95と、吸入口95につながるガイド溝部96とを備える。なお、本図では、記録ディスク5の回転方向は反時計回りの方向である。
集塵フィルタ94は、シャーシ32に設けられ、載置される記録ディスク5より外周に配置される。ガイド溝部96は、記録ディスク5が回転したときに集塵フィルタ94の吸入口95に空気が流れ込むように、載置された記録ディスク5と対向するベース1の対向面に形成される。ガイド溝部96は、ガイド溝部96の内壁を形成する第1ガイド面92と第2ガイド面93を有する。
第1ガイド面92は、周環壁部40の内周の矩形部と環状部が連結される箇所98から、周環壁部40の内周の環状部に沿って、吸入口95までの位置に設けられる。第2ガイド面93は、ハブ4の外周近傍から吸入口95までの位置に直線状に設けられる。ガイド溝部96の第1ガイド面92と第2ガイド面93との幅が狭まる端部に吸入口95が連接して配置される。吸入口95は、記録ディスク5の外周近傍に位置する。第1ガイド面92と第2ガイド面93は、記録ディスク5の回転による空気の流れを規制し、規制した空気を集塵フィルタ94に導く。
ここで、記録ディスク5が回転すると、清浄空気空間52の環状空間において、空気が記録ディスク5の回転方向に流れる。シャーシ32の窪み部分の清浄空気空間52において、ピボット孔30と軸受孔31とを結ぶ直線を基準に当該空間を本図に示す上下に分けると、記録ディスク5の回転により矩形空間から上側の環状空間に空気が流れ込み、下側の環状空間から矩形空間に空気が流れ出る。そこで、吸入口95およびガイド溝部96は、軸受孔31とピボット孔30とを結ぶ線を基準にシャーシ32を分けた場合、記録ディスク5が回転したときに清浄空気空間52の矩形空間から環状空間に空気が流れ込む側に配置される。これにより、効率的にパーティクルを集塵することができる。なお、記録ディスク5の回転方向は時計回りの方向であれば、集塵フィルタ94、吸入口95およびガイド溝部96は、軸受孔31とピボット孔30とを結ぶ線分と線対称の位置に設けられる。
吸入口95から集塵フィルタ94までは、パーティクルが清浄空気空間52の環状空間に漏れないようにガイド部97が設けられる。
回転体部18および記録ディスク5の回転により剥離したパーティクルが、この回転に伴い発生した空気の流れによってガイド溝部96により集塵フィルタ94へ導かれ、集塵フィルタ94に捕捉される。これにより、パーティクルが記録ディスク5に付着することを抑制することができ、TA障害の発生率を抑制することができる。なお、集塵フィルタ94およびガイド溝部96を設ける実施形態は、上述のシャーシの一部をプラスチックにする実施形態と組み合わせてよく、一層のTA障害の改善が期待できる。
本発明は、上述の各実施形態に限定されるものではなく、当業者の知識に基づいて各種の設計変更等の変形を加えることも可能である。各図に示す構成は、一例を説明するためのもので、同様な機能を達成できる構成であれば、適宜変更可能であり、同様な効果を得ることができる。
1 ベース、 2 スリーブ、 3 シャフト、 4 ハブ、 5 記録ディスク、 6 コイル、 7 マグネット、 8 ステータコア、 9 フランジ、 10 軸受ユニット、 12 プレート、 13 キャピラリーシール部、 14 スピンドル駆動ユニット、 16 固定体部、 18 回転体部、 20 ヘッド駆動ユニット、 22 内筒部、 24 外延部、 30 ピボット孔、 31 軸受孔、 32 シャーシ、 34 トップカバー、 36 スクリュー、 38 スクリュー孔、 40 周環壁部、 42 磁気ヘッド、 44 ヘッドサスペンション、 46 ピボットアセンブリ、 48 ボイスコイルモータ、 50 スイングアーム、 51 ベース、 52 清浄空気空間、 54 トップカバー、 56 スクリュー、 58 スクリュー孔、 59 周環壁部、 60 孔含領域、 62 カバー部、 64 ベース、 66 シャーシ、 68 カバー部、 70 周環壁部、 72 結合孔、 74 カバー部、 76 孔部、 78 ベース、 84 シャーシ、 85 ワイヤ、 86 孔、 87 絶縁部材、 88 配線部材、 89 防護部材、 90 第1リブ、 91 第2リブ、 92 第1ガイド面、 93 第2ガイド面、 94 集塵フィルタ、 95 吸入口、 96 ガイド溝部、 97 ガイド部、 100 ディスク駆動装置。

Claims (13)

  1. ベースと、
    記録ディスクを載置するハブと、
    前記ベース上に配設され、前記ハブを回転自在に支持する軸受ユニットと、
    前記ハブを回転駆動するスピンドル駆動ユニットと、を備え、
    前記ベースの外周にプラスチックで形成された周環壁部を有することを特徴とするディスク駆動装置。
  2. 前記周環壁部は、前記ベースを成形金型に入れた状態でその成形金型にプラスチックが充填されて形成されることを特徴とする請求項1に記載のディスク駆動装置。
  3. 前記周環壁部は、サイドゲート方式、ピンゲート方式、またはフィルムゲート方式により形成されることを特徴とする請求項2に記載のディスク駆動装置。
  4. 磁気ヘッドを駆動するヘッド駆動ユニットの回転軸を挿入するピボット孔と、前記軸受ユニットを挿入する軸受孔とを有する前記ベースの孔含領域は、前記ピボット孔および前記軸受孔が形成される際に一体とされていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のディスク駆動装置。
  5. 前記ベースの孔含領域は、アルミニウム合金であって、ダイカストにより一体で形成されることを特徴とする請求項4に記載のディスク駆動装置。
  6. 前記ベースの孔含領域は、金属板をプレス加工することで一体で形成されることを特徴とする請求項4に記載のディスク駆動装置。
  7. 載置された記録ディスクと対向する前記ベースの領域は、プラスチックで形成されたカバー部に覆われることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載のディスク駆動装置。
  8. 前記カバー部は、前記スピンドル駆動ユニットと対向する前記ベースの領域を覆うことを特徴とする請求項7に記載のディスク駆動装置。
  9. 前記ベースは、前記軸受ユニットを挿入する軸受孔の周りに孔部を有することを特徴とする請求項8に記載のディスク駆動装置。
  10. 前記ベースの前記孔部は、前記スピンドル駆動ユニットのコイルと対向する位置に設けられ、
    前記カバー部は、前記孔部を覆いつつ、前記孔部より径が小さい引き出し孔を形成し、
    前記コイルのワイヤは、前記引き出し孔を介して配線されることを特徴とする請求項9に記載のディスク駆動装置。
  11. 前記ベースは、前記軸受ユニットを挿入する軸受孔の周りにリブを有することを特徴とする請求項1〜10のいずれかに記載のディスク駆動装置。
  12. 前記ベースの外周に設けられる集塵フィルタをさらに備え、
    前記ベースは、前記記録ディスクが回転したときに前記集塵フィルタの吸入口に空気が流れ込むように、載置された記録ディスクと対向する前記ベースの対向面にガイド溝部を備えることを特徴とする請求項1〜11のいずれかに記載のディスク駆動装置。
  13. ベースと、
    記録ディスクを載置するハブと、
    前記ベース上に配設され、前記ハブを回転自在に支持する軸受ユニットと、
    前記ハブを回転駆動するスピンドル駆動ユニットと、
    前記ベースの外周に設けられる集塵フィルタと、を備え、
    前記ベースは、前記記録ディスクが回転したときに、前記集塵フィルタの吸入口に空気が流れ込むように、載置された記録ディスクと対向する前記ベースの対向面にガイド溝部を備えることを特徴とするディスク駆動装置。
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