JP2014082349A - 着磁装置、回転機器の製造方法および回転機器 - Google Patents

着磁装置、回転機器の製造方法および回転機器 Download PDF

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Abstract

【課題】マグネットの磁極の着磁を改善する技術を提供する。
【解決手段】着磁装置300は、マグネット40の着磁対象面40aと対向する複数の突極306bおよび連結部306aを有する着磁ヨーク306と、マグネットの背周面と対向する背面ヨーク310と、を備える。背面ヨークは磁性体領域を含み、磁性体領域の内接円から外接円に至る単位円弧当たりの半径方向の磁気抵抗を磁路抵抗というとき、背面ヨークは複数の第1部材310aと磁路抵抗が大きい第2部材310bとが周方向に交互に連結される。
【選択図】図5

Description

本発明は、着磁装置、それを使用する回転機器の製造方法およびその製造方法によって製造される回転機器に関し、特に着磁装置による着磁技術に関する。
回転機器としてはコンピュータの記憶装置等に使用されるディスク駆動装置の一種であるハードディスクドライブが知られている。ハードディスクドライブでは、記録トラックが形成された磁気記録ディスクをブラシレスモータにより高速で回転させる。記録トラックに含まれる磁気データのリード/ライトのために、磁気記録ディスクの表面に磁気ヘッドを僅かな隙間をもって配置する。
一般的にブラシレスモータは、ステータ側にコイルが巻回されたコアを有し、ロータ側に着磁装置によって着磁された円筒状のマグネットを有する。コイルに駆動用の電流が流れると、コアから磁束が発生し、この磁束がマグネットの磁極と相互作用することによりブラシレスモータを回転させるためのトルクが生成される(例えば、特許文献1参照)。
マグネットとなるべき磁性体を着磁するための着磁装置としては、例えば特許文献2、3に記載の着磁装置が知られている。
特開2007−198555号公報 特開2006−340430号公報 特開2011−176916号公報
このような状況の下、本発明者は以下の課題を認識した。
ハードディスクドライブの大容量化を進めるひとつの手法として、記録トラックの幅を狭くすることがある。しかしながら、ハードディスクドライブが例えばトルクリップルなどにより磁気記録ディスクの面内の方向に振動する場合、記録トラックの幅が狭いと記録トラックのトレースが乱れる可能性がある。記録トラックのトレースが乱れるとデータの記録再生時に誤動作が起こる可能性がある。
あるいは、ハードディスクドライブが例えばトルクリップルなどにより振動する場合、その振動に起因して大きな騒音を発生する可能性がある。
ここでハードディスクドライブに搭載されるようなブラシレスモータのトルクリップルについて考察する。例えば3相モータの場合、UVWの各相の駆動電流が正弦波状であって、各相の駆動コイルに鎖交する磁束が正弦波状である場合には、その電流とその磁束との積に比例して発生する各相のトルクの総和は回転角に対して一定になる。これに対して、駆動電流が正弦波成分に加えて高調波成分(以下、「電流高調波成分」という。)を有し、あるいは各相のコイルに鎖交する磁束が正弦波成分に加えて高調波成分(以下、「磁束高調波成分」という。)を有する場合は、各相のトルクの総和はトルクリップルを含む。つまり、トルクリップルを低減するためには、各相の電流高調波成分を低減することと、各相の磁束高調波成分を低減することとが有効である。また、磁束高調波成分を低減するためにはマグネットの駆動用磁極の着磁波形の高調波成分を低減することが有効であるとの考えられる。ここで、マグネットの駆動用磁極の着磁波形に含まれる高調波成分のレベルは、基本波成分に対する比として全高調波歪(Total Harmonic Distortion、以下、「THD」と表記する。)と表現することができる。この表現を用いる場合、THDが大きい場合にトルクリップルが増大して、振動・騒音が増大すると言うことができる。なお、このような課題は他の回転機器についても生じうる。
本発明はこうした状況に鑑みてなされたものであり、その目的はマグネットの着磁を改善して回転機器の振動や騒音を低減する技術の提供にある。
本発明のある態様は、着磁装置に関する。この着磁装置は、着磁対象周面とその半径方向反対側の背周面とを有する円筒状のマグネットに着磁する着磁装置であって、当該着磁装置にマグネットが取り付けられる場合にマグネットの着磁対象面と対向し導体が巻装される複数の突極および複数の突極を連結する連結部を有する着磁ヨークと、当該着磁装置にマグネットが取り付けられる場合にマグネットの背周面と対向する環状の背面ヨークと、を備えている。そして、背面ヨークは、軟磁性を有する複数の第1部材と複数の第1部材を連結する複数の第2部材とが周方向に交互に設けられ、第2部材の半径方向寸法は第1部材の半径方向寸法より小さい。
この態様によると、導体から生じる着磁磁界の分布を複数の第1部材によって調整することができる。
本発明の別の態様は、回転機器の製造方法である。この方法は、上記の着磁装置を用いて円筒状の磁性体に着磁することと、着磁された磁性体をマグネットとして組み込むことと、を含む。
「回転機器」は、記録ディスクを駆動するための装置であってもよく、例えばブラシレスモータであってもよい。また、記録ディスクを搭載し回転駆動する装置であってもよく、例えばハードディスクドライブであってもよい。
なお、以上の構成要素の任意の組み合わせや、本発明の構成要素や表現を方法、装置、システムなどの間で相互に置換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明によれば、マグネットの着磁を改善して回転機器の振動や騒音を低減する技術を提供することができる。
ディスク駆動装置を示す上面図である。 図1のA−A線断面図である。 実施の形態に係る着磁装置の正面図である。 図3の背面ヨークを取り外した状態の正面図である。 図3のB−B線断面図であり、背面ヨークを逆相配置した状態を示す。 図3のB−B線断面図であり、背面ヨークを同相配置した状態を示す。 実施の形態に係る着磁装置の着磁コイルの展開図である。 第1の変形例に係る着磁装置の図6に対応する断面図である。 第2の変形例に係る着磁装置の図6に対応する断面図である。
以下、本発明を好適な実施の形態をもとに図面を参照しながら説明する。各図面に示される同一または同等の構成要素、部材には、同一の符号を付するものとし、適宜重複した説明は省略する。また、各図面における部材の寸法は、理解を容易にするために適宜拡大、縮小して示される。また、各図面において実施の形態を説明する上で重要ではない部材の一部は省略して表示する。
実施の形態に係る着磁装置では、マグネットに着磁するために導体に着磁電流を通電する際、この導体から生じる着磁磁界の分布を第1部材によって調整する。例えば、着磁磁界の周方向の分布を調整して最適化することより着磁後のマグネットの着磁波形のTHDを調整することができる。
まず、実施の形態に係る着磁装置を用いて円筒状の磁性体に着磁する工程と、着磁された磁性体を円筒状マグネットとして組み込む工程と、を含む製造方法により製造される回転機器の一例としてディスク駆動装置について説明する。
(ディスク駆動装置)
図1は、ディスク駆動装置100を示す上面図である。図1では、ディスク駆動装置100の内側の構成を示すため、トップカバーを外した状態が示される。ディスク駆動装置100は、ベースプレート50と、ハブ10と、磁気記録ディスク200と、データリード/ライト部8と、トップカバーと、を備える。
以降ベースプレート50に対してハブ10が搭載される側を上側として説明する。
磁気記録ディスク200は、ハブ10に載置され、ハブ10の回転に伴って回転する。ベースプレート50はアルミニウムの合金をダイカストにより成型して形成される。ベースプレート50は、後述の軸受を介してハブ10を回転自在に支持する。データリード/ライト部8は、記録再生ヘッド8aと、スイングアーム8bと、ピボットアセンブリ8cと、ボイスコイルモータ8dと、を含む。記録再生ヘッド8aは、スイングアーム8bの先端部に取り付けられ、磁気記録ディスク200にデータを記録し、磁気記録ディスク200からデータを読み取る。ピボットアセンブリ8cは、スイングアーム8bをベースプレート50に対してヘッド回転軸の周りに揺動自在に支持する。ボイスコイルモータ8dは、スイングアーム8bをヘッド回転軸の周りに揺動させ、記録再生ヘッド8aを磁気記録ディスク200の記録面上の所望の位置に移動させる。データリード/ライト部8は、ヘッドの位置を制御する公知の技術を用いて構成される。
図2は、図1のA−A線断面図である。ディスク駆動装置100は、直径が95mmの3.5インチ型の2枚の磁気記録ディスク200を搭載し、それらを回転させる。想定される2枚の磁気記録ディスク200のそれぞれの中央の孔の直径は25mm、厚みは1.27mmである。
ディスク駆動装置100は、略カップ状のハブ10と、シャフト20と、フランジ22と、実施の形態に係る着磁装置によって着磁された円筒状の磁性体であるマグネット40と、ベースプレート50と、積層コア60と、コイル70と、スリーブ80と、プレート90と、潤滑剤92と、を備える。
ハブ10は、モータ回転軸Rを中心とする凸状に形成される。以降、2枚の磁気記録ディスク200がハブ10に載置された場合を考える。ハブ10のうち上側に突き出た部分の円筒状の外筒面10bに2枚の磁気記録ディスク200の中央の孔が嵌合される。また、2枚の磁気記録ディスク200のうち下側の磁気記録ディスクは、ハブ10の表面のうち外筒面10bの下端から径方向に張り出した着座面10cに着座する。外筒面10bの直径は25mmである。より正確には外筒面10bの直径は、24.978±0.01mmである。
円環状の第1スペーサ202は、2枚の磁気記録ディスク200の間に挿入される。ク
ランパ206は、円環状の第2スペーサ204を介して2枚の磁気記録ディスク200および第1スペーサ202をハブ10に対して押しつけて固定する。クランパ206は、複数のクランプネジ208によってハブ10の上面10aに対して固定される。
ハブ10の内周面10dには円筒状のマグネット40が接着固定される。マグネット40は、例えば、希土類磁石材料やフェライト磁石材料から円筒状に形成される。本実施の形態ではネオジウム系希土類磁石材料によって形成される。マグネット40の表面には電着塗装やスプレー塗装などによる表面層形成処理が施され、例えば、発錆が抑制される。マグネット40は内周面40aと外周面40bと有する。マグネット40の内周面40aは着磁対象周面とされその周方向に8極の駆動用着磁が施される。マグネット40を製造するために使用される着磁装置については後述する。マグネット40は、積層コア60の12本の突極と径方向に対向する。
シャフト20の一端はハブ10の中心に設けられた開口部に圧入と接着を併用して固着される。シャフト20の他端にはフランジ22が圧入される。
ベースプレート50の上面50aには、モータ回転軸Rを中心とした突出部52が設けられる。その突出部52の外周面は、モータ回転軸Rを中心とする円筒状の側面52aである。突出部52の内周面52bには、スリーブ80が接着固定される。スリーブ80にはシャフト20が収まる。スリーブ80のフランジ22側の面にはプレート90が接着固定される。
シャフト20およびフランジ22と、スリーブ80およびプレート90との間には潤滑剤92が注入される。シャフト20、フランジ22、潤滑剤92、スリーブ80およびプレート90はハブ10を回転自在に支持するための軸受を構成する。
スリーブ80の内周面には、上下に離間した1組のヘリングボーン形状の径動圧溝82が形成される。フランジ22の上面には、ヘリングボーン形状の第1軸動圧溝24が、フランジ22の下面には、ヘリングボーン形状の第2軸動圧溝26が形成される。ディスク駆動装置100の回転時には、これらの動圧溝が潤滑剤92に生成する動圧によって、ハブ10およびシャフト20は半径方向および軸方向に支持される。
スリーブ80の開放端側には、スリーブ80の内周面とシャフト20の外周面との間の隙間が上方に向けて徐々に広がる部分であるキャピラリーシール部98が形成される。キャピラリーシール部98は毛細管現象により潤滑剤92の漏れ出しを防止する。
積層コア60は円環部とそこから半径方向外側に伸びる12本の突極とを有する。積層コア60は、8枚の薄型電磁鋼板を積層しカシメにより一体化して形成される。積層コア60の表面には電着塗装や粉体塗装などによる絶縁塗装が施される。それぞれの突極にはコイル70が巻回される。このコイル70に3相の略正弦波状の駆動電流が流れることにより突極に沿って磁束が発生する。積層コア60は、その円環部の内周面が突出部52の側面52aに圧入されもしくは隙間ばめによって接着固定される。
以上のように構成されたディスク駆動装置100の動作について説明する。ディスク駆動装置100のハブ10を回転させるために、3相の駆動電流がディスク駆動装置100に供給される。その駆動電流がコイル70を流れることにより、突極に沿って磁束が発生する。この磁束によってマグネット40にトルクが与えられ、ハブ10が回転する。
(着磁装置)
図3〜図6は、着磁装置300を説明するための説明図である。図3は着磁装置300の正面図である。図4は着磁装置300の背面ヨークを取り外した状態の正面図である。図5は、図3のB−B線断面図であり、背面ヨークを後述する逆相配置にした状態を示している。図6は、図3のB−B線断面図であり、背面ヨークを後述する同相配置にした状態を示している。図5および図6は、着磁装置300に被着磁マグネット40をセットした状態を示している。
着磁装置300は、着磁コイル302と、着磁ヨーク306と、着磁ベース308と、背面ヨーク310と、スペーサー314を備える。着磁装置300は、例えば、ネオジウム系の希土類磁石材料から形成された円筒状の被着磁マグネット40に着磁を施して着磁済みのマグネット40を生成する。以下、着磁前および着磁工程にあるマグネット40を被着磁マグネット40と表記し、着磁後に着磁装置300から取り出された着磁済みのマグネット40を単にマグネット40と表記する。
図4〜図6を参照して着磁ヨーク306について説明する。
着磁ヨーク306は、連結部306aと、そこから半径方向外側に伸び、マグネット40が有すべき磁極の数、例えば上の例では8極に対応して8つの着磁突極306bとを含む。連結部306aは着磁ベース308上に固定的に設けられ、略ボビン形状を有し、その胴部で8つの着磁突極306bを連結する。着磁ヨーク306は、連結部306aと着磁突極306bとを別々に形成した後に結合して形成してもよい。この場合は複雑な形状であっても容易に形成できる。実施の形態で着磁ヨーク306は、連結部306aと8つの着磁突極306bとが一体にシームレスに形成される。この場合は連結部306aと着磁突極306bの結合強度を高くしうる。着磁ヨーク306は、例えば、純鉄のように軟磁性を有する材料から切削加工により削り出して形成できる。着磁ヨーク306は、表面の微小な凹凸を低減するためにサンドブラストなどの表面平滑化処理が施される。
着磁装置300に着磁対象の磁性体が取り付けられる場合、8本の着磁突極306bは被着磁マグネット40の着磁対象面である内周面40aと対向する。8本の着磁突極306bは対称軸Sに対して8回対称となるように形成される。相互に隣接する着磁突極306b同士の間には軸方向に延在するスロット空間が形成される。したがって、スロット空間は周方向に等間隔に8箇所設けられる。
次に図4および図7を参照して着磁コイル302について説明する。
図7は実施の形態に係る着磁装置300の着磁コイル302を平面に展開した状態を模式的に示す展開図である。図7において破線は被着磁マグネット40を示す。着磁コイル302は、銅や銀などの良導体から形成されて、点線で図示する8つの着磁突極306bに装着される。着磁コイル302は、8箇所のスロット空間のそれぞれに、例えば、2本づつ配設される軸方向導体302aと、軸方向導体302aを周方向に連結する連結導体302bとを有する導体を含む。図7において、左端の軸方向導体302aaと右端の軸方向導体302abとは同一のスロット空間に配設される。着磁コイル302には図示しない着磁用の電源からT1からT2に向けて着磁のための電流が流される。図7において軸方向導体302aに添えられた矢印は電流の流れる方向の一例を示す。着磁コイル302は、電流を流したときに隣り合う着磁突極306bに逆極性の磁極を形成するように配置される。
着磁コイル302は、例えば、表面に絶縁層を有する銅製のワイヤを着磁突極に巻回して形成することができる。この場合は着磁コイルの形成が容易になる。実施の形態においては、着磁コイル302は、銅の素材から着磁コイル302の導体の形状に切削加工によって削り出した後、その導体をスロット空間にはめ込んで形成している。この場合、軸方向導体302aや連結導体302bは切削面を含んで構成されるから、形状の誤差が小さくなり、後に説明する着磁の不揃いが抑制される。
着磁コイルの導体の断面形状には特別の制限はない。実施の形態では着磁コイル302の導体の断面は矩形(正方形を含む。)とされる。この場合、占有空間が同一である条件において、断面が円である場合に比べて断面積が大きくなりその分電気抵抗が小さくなるから、ジュール熱による着磁装置300の温度上昇を抑制できる。また、断面が円である場合に比べて切削加工による削り出しが容易である。なお、角部が面取されている形状も実質的に矩形とみなせる場合は矩形に含む。
着磁コイル302に電流が流れるときにはアンペールの法則により軸方向導体302aと連結導体302bとの周囲に着磁磁界が発生する。被着磁マグネット40は、その着磁磁界の強さに応じて磁区の方向が揃えられることによって着磁される。着磁磁界の強さは導体からの距離が遠くなるほど小さくなる。このため、それぞれの軸方向導体302aと被着磁マグネット40の内周面40aとの距離が不揃いの場合は、着磁も不揃いになる。実施の形態では、軸方向導体302aは、中心軸Sを中心とする所定の円周上に位置している。この結果、それぞれの軸方向導体302aと内周面40aとの距離の差が低減され、着磁の不揃いが抑制される。
着磁コイル302に電流が流れると、それぞれの導線の間に引力や反発力が発生して導線が振動する。導線が振動して例えば着磁突極306bに触れると導線の表面層が傷つき、最悪の場合は導線と着磁突極306bとが短絡し故障することがある。このため着磁ヨーク306の着磁突極306bや連結部306aと着磁コイル302の導線との隙間には図示しない硬化性樹脂が介在している。この硬化性樹脂としては特別な制限はないが、実施の形態では熱硬化性のエポキシ樹脂を充填した後、加熱硬化している。この結果、導線の振動が抑えられ着磁装置の信頼性が向上する。
次に、図5、図6を参照して背面ヨーク310について説明する。
背面ヨーク310は、略中空円筒形状を有し、着磁ヨーク306の周囲を隙間を介して環囲するように着磁ベース308上に設けられる。背面ヨーク310は、純鉄などの軟磁性を有する8つの第1部材310aと、第1部材310aを連結する8つの第2部材310bとが周方向に交互に設けられる。つまり、第1部材310aは着磁突極306bの数と同数設けられる。第2部材310bは、第1部材310aと異なる材料から形成することも可能であるが、実施の形態では同一の材料から形成される。
つまり、背面ヨーク310は第1部材310aと第2部材310bとを有する磁性体領域を含んでいる。本願において、この磁性体領域の内接円から外接円に至る単位円弧当たりの半径方向の磁気抵抗を磁路抵抗と定義する。第1部材310aは内接円と外接円とに接する部分を有するから、半径方向の磁路は磁性体領域で構成される割合が高い。第2部材310bは当該外接円には接するが当該内接円とは非接触であるから半径方向の磁路は磁性体領域で構成される割合が相対的に低くなる。このため、背面ヨーク310は第1部材310aの磁路抵抗は第2部材310bの磁路抵抗より小さい。したがって、背面ヨーク310は第1部材310aと磁路抵抗が相対的に大きい第2部材310bとが周方向に交互に連結されている。
背面ヨーク310は、第2部材310bの半径方向寸法Yは第1部材310aの半径方向寸法Xより小さい。背面ヨーク310は、第1部材と第2部材とを別々に形成した後、結合するようにしてもよい。この場合は複雑な形状であっても容易に形成できる。実施の形態の着磁ヨーク310は、8つの第1部材310aと8つの第2部材310bとが一体にシームレスに形成される。この場合は第1部材310aと第2部材310bの結合強度が高い。背面ヨーク310は、純鉄などの軟磁性を有する材料から切削加工して形成される。背面ヨーク310は、表面の微小な凹凸を低減するためにサンドブラストなどの表面平滑化処理が施される。
8つの第1部材310aはそれぞれ8つの着磁突極306bの周方向の位置に対応する位置に設けられる。第1部材310aの着磁突極306bに対する位置関係は、着磁されるマグネットの材料がフェライト系か希土類系か、異方性か等方性か、マグネットの磁気特性や形状、所望の着磁波形など要素に対応して設定することができる。例えば図5のように、第1部材310aの周方向の中心を、隣接する着磁突極306bの隙間であるスロット空間の周方向の中心と中心軸Sとを通る直線上に配置することができる(以下、このような配置を「逆相配置」と表記する。)。つまり逆相配置では、それぞれの第1部材310aの周方向の中心は着磁突極306bの隙間であるスロット空間の周方向の中心と対向している。
また、例えば図6のように、第1部材310aの周方向の中心を、着磁突極306bの周方向の中心と中心軸Sとを通る直線上に配置することができる(以下、このような配置を「同相配置」と表記する。)。つまり同相配置では、それぞれの第1部材310aの周方向の中心は着磁突極306bの周方向の中心と対向している。
第1部材310aは、第2部材310bに対して半径方向外向きに延在する外向延在部と、半径方向内向きに延在する内向延在部と、の少なくともいずれかを設けることができる。外向延在部や内向延在部を設けることにより、着磁の際における被着磁マグネット40内の磁界の分布を調整して所望の着磁波形を得ることができる。外向延在部あるいは内向延在部の形状は、着磁されるマグネットの材料がフェライト系か希土類系か、異方性か等方性か、マグネットの磁気特性や形状、所望の着磁波形などに対応して設定することができる。実施の形態の背面ヨーク310は内向延在部310eを有し外向延在部は設けていない。
背面ヨーク310について、それぞれの第1部材310aと第2部材310bとの接続部分の形状に特別な制限はないが、実施の形態では第1部材310aと第2部材310bとは滑らかな曲面で接続される。この場合、外部から圧環応力を受けた場合に変形しにくい点で好ましい。
スペーサー314は、中空リング状の部材であって、例えば、PEEK樹脂などの非磁性材料から切削加工によって形成される。スペーサー314の外周面は背面ヨーク310の内周面310cに対応する形状にされる。スペーサー314の内周面は被着磁マグネット40の背周面40bに対応する形状にされる。スペーサー314は着磁ベース308に固定的に設けられる。スペーサー314は、被着磁マグネット40を着磁ヨーク306と背面ヨーク310との間に挿入しあるいは抜き出す際の傷つきを防止する。スペーサー314と着磁ベース308は別々に形成した後、例えば、接着固定してもよい。実施の形態ではスペーサー314と着磁ベース308とは一体にシームレスに形成される。
スペーサー314の外周面に背面ヨーク310の内周面310cが、例えば、接着固定される。スペーサー314は被着磁マグネット40の背周面40bと背面ヨーク310の内周面310cとの隙間に介在する。この結果、被着磁マグネット40と背面ヨーク310の隙間が所定の範囲内に維持される。検討により、被着磁マグネット40と背面ヨーク310の隙間を変化させることによって着磁後のマグネット40の磁極の着磁波形が変化することが確認されている。このためスペーサー314は、着磁後のマグネット40の磁極の着磁波形が所定の波形になるように、半径方向厚み寸法などの形状が設定される。なお上記では、スペーサー314は周方向に連続するリングである場合について説明したが、これに限られない。スペーサー314は周方向に不連続であってもよいし、スペーサーを設けない構成も可能である。
図7を参照する。突極部306bの上下の端部には着磁コイル302の周方向に延在する連結導体302bが設けられる。このため、突極部306bの上下の端部付近は連結導体302bが発生する磁界の影響を強く受ける。一方、連結導体302bからの距離が相対的に大きい中央部では、連結導体302bから発生する磁界の影響が小さい。このため、被着磁マグネット40を着磁ヨーク306の突極部306bの上下の端部に近い位置に支持して着磁すると、着磁されたマグネット40の上下の端部と中央部とで着磁波形の差異が大きくなる。上下の端部と中央部とで着磁波形に大きな差があると、マグネット40全体としてTHDを低減することが難しい。
この課題に対応して、突極部306bの軸方向寸法Aを被着磁マグネット40の軸方向寸法Bの3倍以上とし、被着磁マグネット40を突極部306bの軸方向中央部に支持して着磁することができる。一方、突極部306bの軸方向寸法Aが大きすぎると、着磁コイル302の軸方向の寸法が大きくなり、着磁コイル302の抵抗が大きくなる。着磁コイル302の抵抗が大きいと、着磁電流が制限され、所望の大きさの着磁磁界を発生することができない。当業者の経験から、突極部306bの軸方向寸法Aは被着磁マグネット40の軸方向寸法Bの20倍を超えない範囲にすることが望ましい。実施の形態では、突極部306bの軸方向寸法Aを被着磁マグネット40の軸方向寸法Bの5倍から10倍の範囲としている。この場合、製造誤差を考慮しても、必要なレベルの着磁磁界を発生するとともに、着磁波形のTHDが実用上で問題のないレベルに抑制できることが確認されている。
以上のように構成された着磁装置300の動作について説明する。着磁装置300には、着磁ヨーク306と背面ヨーク310との間に被着磁マグネット40が装着される。この状態で、着磁装置300は、着磁コイル302に図示しない着磁用の電源から、例えば、T1からT2に向けて着磁電流が流される。この着磁電流によって着磁コイル302の主に軸方向導体302aの周囲に発生する磁界によって被着磁マグネット40が着磁される。着磁されたマグネット40は回転機器に組み込まれる。
(THD性能評価試験)
実施の形態の着磁装置300において、背面ヨーク310の配置を変えて着磁したマグネット40の着磁波形について検討した。具体的には、着磁したマグネット40の表面に磁束密度に対応する出力信号を出力する磁気センサーを近接させる。この状態でマグネット40を一定の速度で回転させながら磁気センサーの出力を記録し、記録した着磁波形をフーリエ変換を用いて分析することで着磁波形のTHDを評価した。
また、着磁電流の大きさは、回転機器100に被評価マグネット40を組み込んだ状態における逆起電力定数がそれぞれ略等しくなるように調整して着磁した。
また、他の評価条件は、当業者としての知識に基づいて予め実験により見出した適当な値に設定した。
(第1実施例)
(評価1)被評価マグネット1:ネオジュウム系希土類ボンド等方性マグネット
(1)比較例1(サンプル数は5個)
背面ヨークを用いない状態で着磁した。
この場合の着磁波形のTHDの平均値は3.3%であった。
(2)比較例2(サンプル数は1個)
背面ヨーク310を図6のように同相配置した状態で着磁した。
この場合の着磁波形のTHDは4.2%であった。
(3)実施例1(サンプル数は1個)
背面ヨーク310を図5のように逆相配置した状態で着磁した。
この場合の着磁波形のTHDは1.6%であった。
(第2実施例)
(評価2)被評価マグネット2:フェライトボンド異方性マグネット
(1)比較例3(サンプル数は1個)
背面ヨークを用いない状態で着磁した。
この場合の着磁波形のTHDの平均値は6.1%であった。
(2)実施例2(サンプル数は1個)
背面ヨーク310を図6のように同相配置した状態で着磁した。
この場合の着磁波形のTHDは2.8%であった。
(3)比較例4(サンプル数は1個)
背面ヨーク310を図4のように逆相配置した状態で着磁した。
この場合の着磁波形のTHDは4.6%であった。
評価1の結果から、第1実施例によれば比較例1に比べて着磁波形のTHDが低減されることが判明した。また評価2の結果から、第2実施例によれば比較例3に比べて着磁波形のTHDが低減されることが判明した。また評価1及び評価2の結果から、第1部材310aの着磁突極306bに対応する位置を変えることによって着磁波形のTHDを調整することが可能であることが判明した。
以上、実施の形態に係る着磁装置300の構成および動作について説明した。これらの実施の形態は例示であり、それらの各構成要素の組み合わせにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
図8は、第1の変形例に係る着磁装置500の図6に対応する断面図である。着磁装置300に対して背面ヨーク510とスペーサ514の形状が異なる。他の構成は着磁装置300と同様であり重複する記載は省略する。背面ヨーク510は第1部材510aに外向延在部510eを有し内向延在部は設けていない。背面ヨーク510の外向延在部510dは略歯車状の凸状部にされる。
図9は、第2の変形例に係る着磁装置600の図6に対応する断面図である。着磁装置300に対して背面ヨーク610とスペーサ614の形状が異なる。他の構成は着磁装置300と同様であり重複する記載は省略する。背面ヨーク610は第1部材610aに外向延在部610eを有し内向延在部は設けていない。背面ヨーク610の外周面は外向延在部610dを含めて略八角形にされる。
実施の形態に係る着磁装置300を使用して生成されるマグネット40が搭載されるディスク駆動装置100として、マグネットが積層コアの外側に位置する、いわゆるアウターロータ型のディスク駆動装置について説明したが、これに限られない。たとえばマグネットが積層コアの内側に位置する、いわゆるインナーロータ型のディスク駆動装置のマグネットを製造する際に、実施の形態に係る技術的思想を適用してもよい。
実施の形態に係る着磁装置300を使用して生成されるマグネット40が搭載されるディスク駆動装置100として、スリーブがベースプレートに固定され、シャフトがスリーブに対して回転するディスク駆動装置について説明したが、これに限られない。たとえばシャフトがベースプレートに固定され、スリーブがハブと共にシャフトに対して回転するようなシャフト固定型のディスク駆動装置に、実施の形態に係る着磁装置300を使用して生成されるマグネット40を搭載してもよい。
実施の形態では、主にハードディスクドライブに用いられるマグネットの製造過程で着磁装置300を使用する場合について説明したが、これに限られない。例えば、着磁装置300を使用して製造されたマグネットを有するブラシレスモータを製作し、そのブラシレスモータをDVD(DigitalVersatileDisc)装置等の光学ディスク記録再生装置に搭載してもよい。
以上、実施の形態にもとづき本発明を説明したが、実施の形態は、本発明の原理、応用を示しているにすぎないことはいうまでもなく、実施の形態には、請求の範囲に規定された本発明の思想を逸脱しない範囲において、多くの変形例や配置の変更が可能であることはいうまでもない。
10ハブ、20シャフト、22フランジ、40マグネット、40a内周面、50ベースプレート、60積層コア、70コイル、100ディスク駆動装置、200磁気記録ディスク、300着磁装置、302着磁コイル、306a連結部、306b着磁突極、308着磁ベース、310背面ヨーク、310a第1部材、310b第2部材、314スペーサー、Rモータ回転軸。

Claims (14)

  1. 着磁対象周面とその半径方向反対側の背周面とを有する円筒状のマグネットに着磁する着磁装置であって、
    当該着磁装置に前記マグネットが取り付けられる場合に前記マグネットの前記着磁対象面と対向するとともに導体が装着される複数の突極および前記複数の突極を連結する連結部を有する着磁ヨークと、
    当該着磁装置に前記マグネットが取り付けられる場合に前記マグネットの前記背周面と対向する環状の背面ヨークと、
    を備え、
    前記背面ヨークは磁性体領域を含み、前記磁性体領域の内接円から外接円に至る単位円弧当たりの半径方向の磁気抵抗を磁路抵抗というとき、前記背面ヨークは複数の第1部材と前記第1部材より磁路抵抗が大きい第2部材とが周方向に交互に連結されることを特徴とする着磁装置。
  2. 前記複数の第1部材と前記第2部材とは一体にシームレスに形成され、前記第1部材の半径方向寸法は前記第2部材の半径方向寸法より大きいことを特徴とする請求項1に記載の着磁装置。
  3. 前記複数の第1部材は前記複数の突極の数と同数設けられることを特徴とする請求項1または2に記載の着磁装置。
  4. 前記複数の第1部材は前記複数の突極の位置に対応する位置に設けられることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の着磁装置。
  5. 前記複数の第1部材は、当該着磁装置に前記マグネットが取り付けられる場合に当該マグネットから半径方向に遠離する方向に延在する背面延在部を含むことを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の着磁装置。
  6. 前記複数の第1部材は、当該着磁装置に前記マグネットが取り付けられる場合に当該マグネットに半径方向に接近する方向に延在するマグネット延在部を含むことを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の着磁装置。
  7. 前記背面ヨークは、前記磁性体領域の側面が滑らかな曲面にされることを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の着磁装置。
  8. 当該着磁装置に前記マグネットが取り付けられる場合に当該マグネットと前記背面ヨークとに介在するスペーサーをさらに備えることを特徴とする請求項1から7のいずれかに記載の着磁装置。
  9. 前記導体は切削加工された切削面を有することを特徴とする請求項1から8のいずれかに記載の着磁装置。
  10. 前記導体は断面が略矩形である部分を有することを特徴とする請求項1から9のいずれかに記載の着磁装置。
  11. 前記導体の前記着磁ヨークの中心軸に沿った軸方向延在部は、当該中心軸を中心とする円周上に位置することを特徴とする請求項1から10のいずれかに記載の着磁装置。
  12. 前記着磁ヨークは、略円筒状の円筒部および前記円筒部の両端面を貫通して前記導体を保持する複数の貫通孔を含み、前記複数の貫通孔は前記円筒部の中心軸を中心とする円周上に位置することを特徴とする請求項1から11のいずれかに記載の着磁装置。
  13. 請求項1から12のいずれかに記載の着磁装置を用いてマグネットに着磁することと、
    着磁されたマグネットとして組み込むことと、
    を含むことを特徴とする回転機器の製造方法。
  14. 請求項13に記載の回転機器の製造方法によって製造されることを特徴とする回転機器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107393679A (zh) * 2017-07-28 2017-11-24 始兴县标准微型马达有限公司 一种微型直流电机充磁装置及充磁组件
CN107845480A (zh) * 2017-10-27 2018-03-27 陈沈 一种全自动铁氧体磁瓦多路充磁设备
JP2018182123A (ja) * 2017-04-17 2018-11-15 住友金属鉱山株式会社 異方性磁石の成形用金型及びこれを用いた異方性磁石の製造方法

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