JP2010224767A - ユーザインタフェース装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ガイダンスの項目の表示優先順位を適正に決定されたユーザインタフェース装置を提供する。
【解決手段】ユーザ認証部とユーザが行った操作についての情報を操作履歴レコードとして記録する操作履歴記録部と、ログイン中のユーザが行った操作の操作回数を現ユーザ操作頻度集計結果として出力する現ユーザ操作頻度集計部と、ログイン中のユーザ以外のユーザが行った操作の操作回数を非現ユーザ操作頻度集計結果として出力する非現ユーザ操作頻度集計部と、非現ユーザ操作頻度集計結果に基づいて非現ユーザの操作頻度が相対的に高いガイダンス項目の提示優先度が高くなるようにガイダンス項目の提示優先度を求め、現ユーザ操作頻度集計結果に基づいて現ユーザの操作頻度が相対的に高い操作に関するガイダンス項目の提示優先度低下されるように、提示優先度を修正し、提示優先度を決定するガイダンス項目表示順位決定部とを有するユーザインタフェース装置。
【選択図】図3

Description

本発明はユーザインタフェース装置に関し、特に、ユーザに操作説明等を提供するガイダンス機能を有するユーザインタフェース装置に関する。
複数のユーザに利用される装置(例えば、オフィスに設置された画像処理装置)のユーザインタフェース装置にあっては、あらゆるユーザにとって使いやすいユーザインタフェースを実現することが望まれる。
画像処理装置の一形態として、デジタル複合機がある。デジタル複合機(以下、「MFP」(MultiFunction Peripheral)とも称する。)とは、スキャナ機能、コピー機能、ファクシミリ機能、メール機能等、複数の画像処理機能を集約的に有する装置である。
一般に、1台のMFPは、様々な利用目的において使用される。あるユーザは、主に紙原稿を複写するためにMFPを利用する。またあるユーザは、パーソナルコンピュータ等を介して電子データをMFPへ入力するなどして、主にプリンタとして利用する。
故に、平均的なユーザは、MFPが有する全ての機能について習熟していない。そのようなユーザであれば、自分がよく利用する機能については理解しているが、稀にしか利用しない機能についてはあやふやな理解しか持たないものである。場合によっては、平均的なユーザは、MFPが有する機能の一部については全く知らないことすらある。
例えば、オフィスに設置された1台のMFPが様々なユーザで共有使用されるような場合、該オフィスに属するユーザの1人は、パーソナルコンピュータから該MFPへ電子データを送り込み、電子データを紙媒体に打ち出すことなしにファクシミリ送信するかもしれない。にもかかわらず、同オフィスに属する別のユーザは、該MFPがファクシミリ機能を備えることすら知らない場合もある。
一般に、MFPのように多種多様な機能を備えた装置にあっては、自機が有する機能の利用法について、ユーザインタフェース装置を介してユーザに説明する機能を装備する。この機能は、一般にガイダンス機能、ヘルプ機能等と称される。近年のガイダンス機能は、ハイパーテキスト(あるいはハイパーメディア)形式で用意されることが多く、ガイダンスの文書の一部がガイダンスの別のページを表示させるためのキー(リンク)となっている。ユーザは、ガイダンスの大見出しから順にリンクを辿って所望の項目を参照する。あるいは、ユーザは、キーワード検索により、キーワードが含まれる項目をリストアップさせその中から参照する項目を選択することでガイダンスを利用する。
だが、近年のMFPのように多種多様な機能を備えた装置では、ガイダンスそのものが肥大化し、ユーザは、所望のガイダンスを迅速に参照できないケースが増えている。このような状況にあっては、単純に機能毎に、あるいは、アイウエオ順に、ガイダンスのトピックの列挙するようなガイダンス機能では、不十分である。つまり、ガイダンス機能には、何らかの基準に基づいてユーザに提示されるべきガイダンスのトピック(項目)を適切に取捨選択して、適当な数量のガイダンス項目のみを適当な順に並べてユーザに提示し、ユーザが所望のトピックを容易に選択できるようにする機能が求められている。
特許文献1は、ユーザによって選択される可能性が高い提案メニューを選択的に表示する電子レンジを開示する。当該電子レンジにおいては、ユーザが操作パネルを操作して選択したメニューを記録(サンプリング)し、メニューのなかから選択された頻度(発生頻度)の高いメニューを提案メニューとしてディスプレイ表示する。
このように特許文献1の電子レンジは、過去に選択されたメニューに関するデータに基づいて提案メニューをディスプレイ表示することで、ユーザによって選択される可能性が高いメニューをユーザに提示することを試みる。だが、当該特許文献1にかかる電子レンジにあっては、過去に選択されたメニューを記録する際に、該メニューを選択したユーザを区別することはない。そのため、該電子レンジは、現在操作中のユーザが誰であるかに関係なく、同一のメニューを提示する。
特許文献2は、画像形成装置のヘルプメニューを表示する方法について開示する。特許文献2のヘルプメニュー表示方法においては、ユーザが機能を使用した使用頻度とユーザが機能を設定するときの操作の難易度を示す機能設定難易度とに基づいてヘルプ情報の項目の表示順位を決定し、当該表示順位に基づいてヘルプメニューを作成し表示する。
このように特許文献2のヘルプメニュー表示方法は、ユーザの使用頻度に応じてヘルプ情報の表示順位を変更させることでユーザのヘルプメニュー使用の利便性を向上させている。だが、当該特許文献2にかかるヘルプメニュー表示方法にあっては、ユーザに使用頻度に応じて、使用頻度が高ければ高いほどにヘルプ項目の表示順位はより上位になる。そのため、ユーザの使用頻度が低いヘルプ項目の表示順位は下位にとどまる。よって、ユーザは、使用頻度が低いヘルプ項目を使用する場合にはヘルプの参照に困難さを感じることがあるかもしれない。
特許文献3は、ヘルプ機能制御システムを開示する。特許文献3のヘルプ機能制御システムにおいては、まず、ユーザとの対話によりユーザの能力レベルが判定される。そして、判定したユーザの能力レベルに適したヘルプ情報がユーザに提供される。また、特許文献3のヘルプ機能制御システムでは、ユーザの能力レベルは、アプリケーションソフト種別ごとに蓄積される。さらに、特許文献3のヘルプ機能制御システムでは、アプリケーション種別とその種別に関するヘルプ情報選択回数とを関係づけ、ヘルプ情報選択回数に基づいてユーザに提供されるヘルプ情報が決定される。
だが、当該特許文献3にかかるヘルプ機能制御システムにあっても、選択頻度(選択回数)が高ければ高いほどにヘルプ情報の表示の優先度は高くなる。また、アプリケーション毎にヘルプ情報選択回数が集計されるが、ヘルプ情報選択回数以外の情報、例えば、アプリケーションの利用回数等は考慮されない。
このように、ガイダンス機能(ヘルプ機能)に関する提案は、多々存在する。
特開平5−118553号公報 特開2006−146781号公報 特開2001−117688号公報
しかしながら従来技術にあるように、例えば、使用頻度が高い機能に関連したガイダンス項目や、参照される頻度が高いガイダンス項目を優先して表示するようにガイダンス機能を構成した場合、ヘビーユーザにとっては、熟知した機能に関連したガイダンス項目が上位に優先的にガイダンス表示されることとなり、かえってガイダンス機能の利便性が損なわれるという問題が生じる。それと同時に、使用頻度が低い機能に関連したガイダンス項目や、参照される頻度が低いガイダンス項目が、上位に優先的に表示されることは望むべくもない。よって、従来のガイダンス機能では、例えば、ユーザが稀にしか使用しない機能に関連したガイダンス項目は、ユーザの注意を惹きにくい位置に表示されることになる。そのため、上述のオフィスの例のように、あるユーザが、頻繁に利用する機能について、別のユーザは、そのような機能の存在すら知らないことがある。
上記問題点を鑑み、本発明は、従来よりもさらに適切にガイダンスの各ガイダンス項目について表示優先順位を決定することができる、改良されたガイダンス機能を備えたユーザインタフェース装置を提供することを目的とする。
本発明は、その一態様において、所定の装置に接続可能であって、複数のガイダンス項目から構成されたガイダンスを提示する機能を備えたユーザインタフェース装置であって、ユーザがログインするためのユーザ認証を行うユーザ認証部と、ログイン中のユーザが行った操作についての情報を、記憶領域である操作履歴保持部に操作履歴レコードとして記録する操作履歴記録部と、操作履歴レコードを取得して集計し、ユーザ認証部において認証されログイン中のユーザが行った操作の操作回数を現ユーザ操作頻度集計結果として出力する現ユーザ操作頻度集計部と、操作履歴レコードを取得して集計し、ユーザ認証部において認証されログイン中のユーザ以外のユーザが行った操作の操作回数を非現ユーザ操作頻度集計結果として出力する非現ユーザ操作頻度集計部と、非現ユーザ操作頻度集計結果に基づいて複数のガイダンス項目間において非現ユーザの操作頻度が相対的に高いガイダンス項目の提示優先度が相対的に高くなるようにガイダンス項目の暫定提示優先度を求め、現ユーザ操作頻度集計結果に基づいて複数のガイダンス項目間において現ユーザの操作頻度が相対的に高い操作に関するガイダンス項目の提示優先度が、現ユーザの操作頻度が相対的に低いガイダンス項目の提示優先度よりも、より大きく低下されるように、暫定提示優先度を修正し、最終的な提示優先度を決定するガイダンス項目表示順位決定部と、最終的な提示優先度に基づいて、ガイダンス項目一覧画面を表示する表示部と、を有するユーザインタフェース装置である。
本発明の一態様においては、さらに、機能設定項目と当該機能設定項目に関係するガイダンス項目との関連付け情報を設定項目−ガイダンス項目関連付け情報として保持する設定項目−ガイダンス項目関連付け情報保持部を備え、非現ユーザ操作頻度集計結果は、ガイダンス項目がログイン中のユーザ以外のユーザによって選択された回数を各ガイダンス項目ごとに集計した情報であり、現ユーザ操作頻度集計結果は、所定の装置の有する機能に関する各機能設定項目がログイン中のユーザによって操作された回数を、設定項目−ガイダンス項目関連付け情報に基づいて、各ガイダンス項目ごとに集計された情報に換算した情報であることが好ましい。
本発明の一態様においては、ガイダンス項目一覧画面は、ガイダンスを提示する機能が起動されて初めて表示部に表示される画面であることが好ましい。
本発明の一態様においては、操作履歴記録部は、所定の装置の有する機能である、複数のジョブモード、および、複数のジョブモードに共通の設定を行うモード、それぞれについて、独立した操作履歴レコードを記録し、ガイダンス項目表示順位決定部は、所定の装置の稼働しているモードに応じて、当該モードに対応した操作履歴レコードに基づいて提示優先度を決定することが好ましい。
本発明は、従来よりもさらに適切にガイダンスのガイダンス項目について表示優先順位を決定することができるガイダンス機能を備えたユーザインタフェース装置を提供し、もって、ユーザのガイダンスへのアクセシビリティ向上という効果を奏する。
本発明の実施の形態に係るユーザインタフェース装置を備えたデジタル複合機の内部構造を示した立面図 本発明の実施の形態に係るユーザインタフェース装置を備えたデジタル複合機のハードウェア構成のブロック図 本発明の実施の形態に係るユーザインタフェース装置を備えたデジタル複合機の機能的構成のブロック図 本発明の実施の形態に係るユーザインタフェース装置を備えたデジタル複合機がする処理のフローチャート ガイダンス機能TOP画面の例 コピーモードにかかるガイダンス機能TOP画面の例 ガイダンス機能TOP画面の別例 本発明の実施の形態に係るユーザインタフェース装置を備えたデジタル複合機がする処理のフローチャート コピーモードで稼働中のデジタル複合機の表示部表示例(TOP画面) 本発明の実施の形態に係るユーザインタフェース装置を備えたデジタル複合機がする処理のフローチャート ガイダンス機能操作回数集計テーブルの例 ジョブの機能設定項目設定回数集計テーブルの例 機能設定項目−ガイダンス項目関連付けテーブルの例
以下、本発明の実施の形態について、詳細に説明する。
本発明は、その実施の形態の1つにおいては、デジタル複合機(MFP)のユーザインタフェース装置(UI装置)である。本実施の形態によるMFPのUI装置は、タッチパネル付きLCDを備える。後で図を参照して詳述するが、当該UI装置は、LCD上にガイダンスを表示することができる。当該ガイダンスは、UI装置内あるいはMFP内もしくはMFPの外部の装置に保持された複数のガイダンス項目からなる。ガイダンス項目とは、ユーザに特定の機能、操作法、等について説明するための文書である。また、ガイダンス項目には、さらに特定の機能、操作法、等について説明するガイダンスサブ項目を含めることができ、ガイダンス項目およびガイダンスサブ項目は、階層構造もしくはツリー構造を構成する。なお、ガイダンスサブ項目にさらにサブ項目が含まれてもよい。本実施の形態にかかるUI装置は、ガイダンス項目等をハイパーテキスト形式の文書として保持することができる。よって、ユーザは、特定のガイダンス項目等に埋め込まれたリンクを辿って別のガイダンス項目を参照することも可能である。
ユーザのする入力は、タッチパネルに対する押圧として、UI装置に入力される。
本実施の形態にかかるUI装置は、ガイダンス項目を単位として構成されたガイダンスをユーザに提供する機能(ガイダンス機能)において、ガイダンス項目を一覧表示することができる。当該ガイダンス項目一覧において表示されるガイダンス項目およびガイダンス項目の順番は、当該UI装置を備えたMFPに対してなされた過去の操作の記録(操作履歴レコード)に基づいて決定される。
このような構成により、本実施形態によるUI装置は、その操作性、利用するユーザの利便性の向上を図っている。
より具体的には、本実施の形態にかかるUI装置は、現在UI装置を操作してガイダンス機能を利用しているユーザの操作履歴レコード(「現ユーザ操作履歴レコード」)、当該ガイダンス機能を利用中のユーザ以外のユーザの操作履歴レコード(「非現ユーザ操作履歴レコード」)、に基づいて操作頻度集計を行い、当該操作頻度集計の結果に基づいて、ユーザに提示するガイダンス項目、および、ユーザに提示するガイダンス項目の提示優先度を決定する。そして、UI装置は、提示優先度が高いガイダンス項目が上位に表示されるようにガイダンス項目一覧(正確には、各ガイダンス項目を表示するためのリンクの一覧)を表示する。ここで、現ユーザ操作履歴レコードおよび非現ユーザ操作履歴レコードからなる操作履歴レコードを、「全ユーザ操作履歴レコード」と称することにする。
なお、操作履歴レコードは、操作を行ったユーザの情報(ユーザ名等)と、当該操作の内容とを記録することができる。当該操作履歴レコードに記録される「操作の内容」には、ガイダンス機能(ヘルプ機能)において当該ユーザが選択し参照したガイダンス項目(「ガイダンス機能操作履歴レコード」)、ならびに、ガイダンス機能以外の所謂通常の操作モードにおいて当該ユーザがMFPに設定した設定項目の内容(例えば、デフォルト設定から変更された設定項目についての変更の内容)、および、当該設定の下で実行されたジョブの内容等(「過去ジョブ設定操作履歴レコード」)が含まれる。
また、上記した「当該ユーザがMFPに設定した設定項目の内容」および「当該設定の下で実行されたジョブの内容」は、関係する内容を含んだガイダンス項目と関連づけされている。
本実施の形態によるUI装置のガイダンス機能においては、ユーザに提示するガイダンス項目および提示されるガイダンス項目間における提示優先度が以下のようにして決定される。
本実施の形態によるUI装置は、現在ガイダンス機能を利用中のユーザ以外にかかる操作履歴レコード(「非現ユーザ操作履歴レコード」)についての操作頻度集計の結果にもとづいて、ユーザに提示するガイダンス項目および提示されるガイダンス項目それぞれの提示優先度を決定する。具体的には、操作頻度集計の結果において利用頻度が相対的に高いガイダンス項目の提示優先度が相対的に高くなるように提示優先度を暫定的に決定する。
そして、本実施の形態によるUI装置は、現在、ガイダンス機能を利用中のユーザにかかる操作履歴レコード(「現ユーザ操作履歴レコード」)についての操作頻度集計の結果にもとづいて、上記暫定的に決定した提示優先度を修正し、提示優先度を最終的に決定する。具体的には、現ユーザが過去に実行したジョブ(過去ジョブ)においてジョブに設定した機能(デフォルト値から値が変更された設定項目)に関係するガイダンス項目についての提示優先度を、上記暫定的に決定した提示優先度から低減されるように、提示優先度を修正する。そして修正後の提示優先度を、最終的な提示優先度として定める。
このように、本実施の形態によるユーザインタフェース装置は、現ユーザ以外の操作頻度集計の結果に基づいてガイダンス表示されるガイダンス項目間の提示優先度の高低を求めることにより、現ユーザが所属する環境において、総体的に、よく利用(参照)されるガイダンス項目を優先的に上位に表示することが可能となる。
こうすることによって、現ユーザが属する環境に適合したガイダンス表示が可能となる。このことは、現ユーザが頻繁には利用しないが現ユーザが属する環境において利用されることが多い機能について、現ユーザが知識を取得する機会を提供することになる。
さらに、本実施の形態によるユーザインタフェース装置は、現ユーザが過去に実行したジョブにおいて設定した設定項目(デフォルト値から設定値が変更された設定項目等)に関係するガイダンス項目について、上記現ユーザ以外の操作頻度集計の結果にもとづいて決定された提示優先度を低減させるように各ガイダンス項目の提示優先度を修正する。
こうすることによって、現ユーザにとって熟知していると思われる情報を提供するためのガイダンス項目の提示優先度が低下し、現ユーザにとって不要であると思われるガイダンス項目の表示順位が下がるため、現ユーザがあまり利用しないが現ユーザが属する環境においてよく利用される機能に関するガイダンス項目の表示順位が相対的に上昇する。
このようにして、本実施の形態によるユーザインタフェース装置は、そのガイダンス機能(ヘルプ機能)においてガイダンス項目(正確には、ガイダンス項目を詳細表示するためのリンク)の表示順序を決定し、現ユーザへの機能説明啓蒙になるとともに、かつ、ユーザ個々にとっても煩わしい表示がカットされ、もって、所望のガイダンスを表示するまでに要する時間の短縮化、および、操作性の向上を図る。
また、本実施の形態によるユーザインタフェース装置においては、ユーザが過去ジョブにおいて設定した設定項目に関係するガイダンス項目の提示優先度を低減させる際に、ユーザが当該設定項目を設定した頻度(通算設定回数等)について所定の重み付け演算を行って、当該ガイダンス項目の提示優先度の低下の程度を適当に調整することも可能である。当該重み付け演算における重みの値を大きくすればするほど、ユーザが過去ジョブにおいて設定した設定項目に関係するガイダンス項目の提示優先度の低下の度合いを大きくすることが可能である。このことは、すなわち、ユーザがあまり利用しないがユーザが属する環境において利用される機能についてのガイダンス項目の提示優先度がより劇的に上昇することに対応する。
図1は、ユーザインタフェース装置100を備えたMFP1の全体の構成を示す図である。図1に示すように、MFP1は、原稿画像を読み取るイメージリーダ部10と、読み取った画像を記録シート上にプリントして再現するプリンタ部20と、ユーザインタフェース装置100とを有する。
イメージリーダ部10は、原稿ガラス版(不図示)に載置された原稿の画像をスキャナで読み取る公知のものであって、スキャナに設置された露光ランプの照射により得られた原稿画像は、集光レンズにより結像され、さらに分光器によりレッド(R)、グリーン(G)、ブルー(B)の3種類の波長の光に分光されて、それぞれレッド用CCDイメージセンサ、グリーン用イメージセンサ、ブルー用イメージセンサに入射される。
各CCDイメージセンサ(以下、「CCDセンサ」という。)からの出力信号は、AD変換され、これにより原稿のR、G、Bについての画像データが得られる。
イメージリーダ部10で得られた各色成分毎の画像データは、制御部30において各種のデータ処理を受け、更にシアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、ブラック(K)の各再現色の画像データに変換される(以下、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの各再現色をC、M、Y、Kと表し、各再現色に関連する構成部分の番号にこのC、M、Y、Kを添字として付加する)。
画像データは、制御部30内の記憶領域に再現色ごとに格納され、位置ずれ補正のための必要な画像補正を受けた後、記録シートの供給と同期して1走査ラインごとに読み出されてレーザダイオードの駆動信号となる。
プリンタ部20は、周知の電子写真方式により画像を形成するものであって、転写ベルト41が張架されてなる記録シート搬送部40と、転写ベルト41に対向して記録シート搬送方向上流側(以降、単に「上流側」という)から搬送方向下流側(以降、単に「下流側」という)に沿って所定間隔で配置されたM、C、Y、Kの各色の画像プロセス部50M〜50Kと、画像プロセス部ごとに設けられた露光走査部60M〜60Kと、記録シート40の上流側に記録シートを給送する給紙部70と、下流側に配置された定着部80とからなる。
露光走査部60M〜60Kは、それぞれ、上記制御部30から出力された駆動信号を受けてレーザ光を発するレーザダイオードや、このレーザ光を偏向して感光体ドラム51M〜51K上を主走査方向に露光走査させるためのポリゴンミラー等を備える。画像プロセス部50M〜50Kは、感光体ドラム51M〜51Kと、その周囲に配設された帯電チャージャ52M〜52K、現像器53M〜53Kおよび転写チャージャ54M〜54Kなどからなり、メンテナンスが容易なようにユニット化されて1個のケーシング内に収納されている。
給紙部70は、サイズの異なる記録シートを収納する給紙トレイ71〜74と、この記録シートを各給紙トレイから繰り出すためのピックアップローラ75〜78、転写ベルト41に送り出すタイミングをとるためのレジストローラ79などからなり、また用紙の有無、及び給紙トレイの引き出し/セットを検知するセンサ710〜740などからなる。
感光体ドラム51M〜51Kは、前記露光を受ける前に不図示のクリーナで表面の残存トナーが除去され、同じく不図示のイレーサランプに照射されて除電された後、帯電チャージャ52M〜52Kにより一様に帯電されており、このように一様に帯電した状態で上記レーザ光による露光を受けると、感光体ドラム51M〜51Kの表面に静電潜像が形成される。各静電潜像は、それぞれ各色の現像器53M〜53Kにより現像され、これにより感光体ドラム51M〜51K表面にM、C、Y、Kのトナー像が形成され、各転写位置において転写ベルト41の裏面側に配設された転写チャージャ54M〜54Kの静電的作用により、記録シート搬送部40により搬送されてくる記録シート上に順次転写されていく。
この際、各色の作像動作は、そのトナー像が搬送されてくる記録シートの同じ位置に重ね合わせて転写されるように、上流側から下流側に向けてタイミングをずらして実行される。各色のトナー像が多重転写された記録シートは、転写ベルト41により定着部80にまで搬送される。定着部80の定着ローラ801は内部ヒータを備え、制御部30は、定着ローラ801の表面温度を温度検出センサSE10で検出しながら内部ヒータへの通電を制御して所定の定着温度に維持する。記録シートは、ここで高熱で加圧され、その表面のトナー粒子がシート表面に融着して定着された後、排紙トレイ81上に排出される。ちなみに、定着部80は交換可能なユニット構成(以下、定着部ユニット)である。
従動ローラ43のほぼ下方の位置には、転写ベルト41表面に当接して、後述する位置ずれ量検出時に転写ベルト41に転写されたレジストマークのトナーを除去するクリーニングブレード49が配設されている。なお、イメージリーダ部10の前面の操作しやすい位置には、操作パネル(ユーザインタフェース装置)100が設けられており、ここから操作者がコピー開始の指示やコピー枚数の設定、プリントモードの指定、ジョブモードに関わらないより一般的な設定、ヘルプ機能(ガイダンス機能)の呼び出し、などのキー入力を行う。このユーザインタフェース装置100には、液晶表示板(LCDパネル)などで構成される表示部101が設けられ、操作者により設定されたコピーモードや各種のメッセージを表示するようになっている。
また、装着筐体11のプリンタ部20の前面部分には、開閉可能な前ドア21が設けられており、この前ドアを前方に開放して、用紙搬送系に紙詰まり(ジャム)が生じたときにジャム紙を取り除き、あるいは、トナーの補給などのメンテナンスが実行できるようになっている。この前ドア21が開放されるとリミットスイッチやスライドスイッチからなるドア開放検知センサSE3で検出され、その検出信号は制御部30に送られる。その他のSE4〜SE9は、反射型光電センサやリミットスイッチなどからなるジャムセンサであり、制御部30は、各ジャムセンサSE3〜SE9において、通過する記録シートの前縁を検出してから所定時間経過してもその後縁が検出されないときや、上流側のジャムセンサが記録シートの後縁を検出してから所定時間経過しても下流側のジャムセンサで当該記録シートの前縁が検出されない場合に紙詰まり(ジャム)が発生したと判断するようになっている。
また、装着筐体11右側面のほぼ中央の位置には、メインの電源スイッチ22が設けられている。
記録シート搬送部40は、転写ベルト41と、同ベルトが張架される駆動ローラ42、従動ローラ43、テンションローラ44および補助ローラ45などからなる。
駆動ローラ42は、従動ローラ43の回転軸を中心として上下に揺動可能に保持された揺動フレーム46の右端部に回転可能に保持される。この駆動ローラ42は、揺動フレーム46に設置されたステッピングモータ(不図示)により回転駆動され、その回転速度は、転写ベルト41の搬送面が感光体ドラム51M〜51Kの周速(システムスピード)と同じ速度となるように制御部30によって制御される。
カラープリントモードを実行するときには、全感光体ドラム51M〜51Kと転写ベルト41の記録シート搬送面とを接触させる。一方、単色プリントモード時は、画像形成に関与しない感光体ドラム51M〜51Yと転写ベルト41の搬送面を離間させる。
これにより、単色プリントモード時に、感光体ドラム51M〜51Yを停止させても、転写ベルト41との間で摩擦が生じたりせず、画像形成に悪影響を与えることなしに、当該感光体ドラムの観光面やその周辺部材の無駄な消耗を阻止することができる。
各感光体ドラムも交換可能なユニット構成(以下、イメージングユニット)である。
(UI装置のハードウェア構成について)
図2は、MFP1の操作部(ユーザインタフェース装置100)のハードウェア構成を示すブロック図である。
ユーザインタフェース装置(以下、「UI装置」とも称する。)100は、UI装置100全体を制御する中央処理装置(ユーザインタフェース制御部)111を有し、ユーザインタフェース制御部(以下、「UI制御部」とも称する。)111は、MFP1全体を制御するMFPシステム制御部30sと通信可能に接続される。
また、UI装置100は、データ記憶領域であるユーザインタフェース記憶部113を有する。ユーザインタフェース記憶部(以下、「UI記憶部」とも称する。)113は、UI制御部111が実行するUI装置制御プログラムや、表示部(LCDパネル部)101に表示させる画像のデータ(例えば、各ガイダンス項目の文書のデータ)を格納するリード・オンリー・メモリ(ROM)113a、および、UI制御部111がワークメモリとして使用するランダム・アクセス・メモリ111bを備える。
さらに、UI装置100は、表示部(LCDパネル部)101を制御するLCD制御部(LCD制御CPU)117を有する。LCD制御部117は、ビデオメモリ(VRAM)119のリード・ライト制御を行って表示部(LCDパネル部)101の画像表示制御を行う。具体的には、ROM113に格納されている操作キー図案等の画像データは、UI制御部111からLCD制御部117へ送られてVRAM119に一旦格納され、その後にLCD制御部117がVRAM119から読み出して表示部(LCDパネル部)111へ出力する。
また、LCDパネル部101はタッチパネル部103sと統合されており、ユーザがタッチパネル部103sに触れると、ユーザが触れた位置の情報は入出力制御部115を介してUI制御部111へ送られる。タッチパネル部103sは、UI装置100の入力部(ソフトウェアキー)を構成する。UI制御部111は、受け取った位置情報に基づいて操作キー等の押下を認識し、ユーザの操作、設定等の内容に応じた処理を行う。
ハードウェアキー部103hもまた、入力制御部115によって制御される。ハードウェアキー部103hは、テンキー(図1における103ha)やスタートキー(図1における103hb)、パネルリセットキー等で構成されるハードウェアキーのほか、マシンの状態を示すLED、ならびに、ハードウェアキー103hおよびソフトウェアキー103sを介してなされた入力の受理をユーザに通知するためのブザー等から構成される。
また、入力制御部115は、必要に応じ、UI制御部111を介してMFPシステム制御部30sとの通信との通信を行う。例えば、ユーザがハードウェアキー部103h内のスタートキーを押下すると、入出力制御部115、UI制御部111を介してMFPシステム制御部30sへ当該押下の情報が通信され、ジョブ(例えば、一連の複写動作)が開始される。
上記構成に加え、UI装置100は、所定の方法でユーザを認証するユーザ認証部121を備える。ユーザ認証部121の認証方法には、周知の方法を用いることができる。また、ハードウェアキー部103h、ソフトウェアキー部103s等を用いてユーザにユーザ名、パスワード等を入力させて当該入力に基づいてMFPシステム制御部30s等がユーザ認証を行ってもよい。
定着部ユニットや、各色のイメージングユニットなどのユニットは、複写/印字による使用回数(ライフカウンタ)により、ニアライフ、ライフ等の状態を決定している。
それらは、各ユニットがカウント値をバックアップし、そのカウント値により状態をMFPシステム制御部30sに通知する。
そして、実行中ジョブが完了した時点(あるいは、ジョブの実行指示が入力された時点等、当該ジョブにかかる設定内容が確定した時点)において、ジョブにかかる設定内容(ジョブモード、デフォルト値から変更された設定値を有する設定項目の情報)が操作履歴レコードとして、UI記憶部113に保存される。また、ガイダンス機能(ヘルプ機能)が実行中にあっては、選択されたガイダンス項目の情報が操作履歴レコードとして、UI記憶部113に保存される。なお、当該レコードの保存先は、MFP1本体のMFPシステム制御部30sの記憶領域でもよい。あるいは、保存先は、HDD等の脱着可能なメディアでもよいし、MFP1がネットワーク接続されている場合はその配下のサーバーでもよい。
(UI装置の機能構成について)
図3は、UI装置100の機能的構成を示すブロック図である。本図に示される機能は、UI制御部111において実行されるコンピュータプログラムの作用、および、UI制御部111の制御下において動作するハードウェア構成要素の作用により実現される。当該コンピュータプログラムは、UI記憶部113に保持されることが望ましいが、MFP1の本体の記憶領域、あるいは、MFP1外部の記憶装置の記憶領域に保持されることも可能である。また、当該コンピュータプログラムを実行する主体は、UI制御部111でなくともよい。当該コンピュータプログラムは、MFP1本体の中央処理装置、あるいは、MFP1の外部に位置する中央処理装置によって実行されてもよい。
UI制御部111においては、当該コンピュータプログラムの実行により、
ユーザが行った操作(例えば、過去ジョブにおいてした、設定値をデフォルト値から変更する操作)の内容、回数、等ならびにガイダンス機能(ヘルプ機能)においてユーザが選択したガイダンス項目の内容、回数、等をUI記憶部113の操作履歴保持部141に操作履歴レコードとして記録する操作履歴記録部131、
設定項目と当該設定項目に関係するガイダンス項目との関連付け情報を保持する設定項目−ガイダンス項目関連付け情報保持部143、
UI記憶部113の操作履歴保持部141に格納されている操作履歴レコードを取得する操作履歴取得部133、
取得した操作履歴レコードから、現在UI装置を操作してガイダンス機能を利用しているユーザ(現ユーザ)についての操作頻度を集計する現ユーザ操作頻度集計部135a、および、現ユーザ以外のユーザについての操作頻度を集計する非現ユーザ操作頻度集計部135bを備える操作頻度集計部135、
非現ユーザについての操作頻度集計の結果にもとづいて操作頻度が相対的に高いガイダンス項目の提示優先度が相対的に高くなるようにガイダンス項目の提示優先度を暫定的に決定する非現ユーザ頻度考慮表示順位決定部137b、および、現ユーザについての操作頻度集計の結果にもとづいて操作頻度が相対的に高い設定項目に関係するガイダンス項目の提示優先度を低減させるように、非現ユーザ頻度考慮表示順位決定部137bが暫定的に決定した提示優先度を修正し、提示優先度を最終的に決定する現ユーザ頻度考慮表示順位修正部137aを備えるガイダンス項目表示順位決定部137、が実現される。
また、UI記憶部141は、各ガイダンス項目の内容(好ましくは、ハイパーテキスト形式の文書)を保持するガイダンス項目保持部145を備える。
UI記憶部141の操作履歴保持部141は、各ユーザについて、過去ジョブにおいて設定操作がなされた設定項目の情報(設定回数等)を保持する、過去ジョブ設定操作履歴レコード141a、および、各ユーザについて、選択され参照されたガイダンス項目の情報(選択回数等)を保持する、ガイダンス機能操作履歴レコード141b、を備える。
また、現ユーザ操作頻度集計部135aは、先ず、現ユーザについての過去ジョブ設定操作履歴レコードについて操作頻度集計を行い、次に、当該操作頻度集計の結果を、設定項目−ガイダンス項目関連付け情報に基づいて、各ガイダンス項目についての値に換算することができる。現ユーザ操作頻度集計部135aは、当該換算演算においては、所定の設定項目について、あるいは、所定のガイダンス項目について、重み付け演算を実行することができる。重み付け演算において用いられる重み値は、予め保持することが望まれる。
次に、LCD制御部117は、UI制御部111からの指示にもとづいて、操作キー(ソフトウェアキー)をLCDパネル101に表示する処理を行う。
入出力制御部115は、ハードウェアキー部103hおよびソフトウェアキー部103sからの入力を受け、ユーザがした操作についての情報をUI制御部111へ出力する。
(処理フローチャート)
以下、MFP1およびUI装置が行う処理について、フローチャート等を参照して説明する。
((ガイダンス機能操作記録処理のフローチャート))
先ず、図4、図5A、図5B、図6を参照し、ガイダンス機能操作履歴レコード141b(図3)を記録する処理について説明する。本処理は、ユーザ認証部121(図2、図3)を用いてログインしたユーザ(現ユーザ)が、ガイダンス機能(ヘルプ機能)を呼び出し、所望のガイダンス項目を参照する際に行った操作(ガイダンス項目の選択等)をガイダンス機能操作履歴レコード141b(図3)に記録する処理である。
図4を参照すれば、ステップS101において、UI装置100は、ユーザ認証部121を介したユーザ認証が成功したか、否か、について判定する。
UI装置100がユーザ認証は成功した、と判定した場合(ステップS101における「YES」)、処理は、ステップS103へ移行する。
UI装置100がユーザ認証は成功しなかった、と判定した場合(ステップS101における「NO」)、処理は、終了する。
ステップS103において、UI装置100は、ガイダンス機能(ヘルプ機能)を起動中もしくは実行中であるか、否か、(表示部(LCDパネル部101)がガイダンス画面(ヘルプ画面)を表示中か、否か、)について判定する。
UI装置100が、ガイダンス機能(ヘルプ機能)を起動中もしくは実行中である、と判定した場合(ステップS103における「YES」)、処理は、ステップS105へ移行する。
UI装置100が、ガイダンス機能(ヘルプ機能)を起動中でも実行中でもない、と判定した場合(ステップS103における「NO」)、処理は、終了する。
図5A、図5B、図6は、ガイダンス機能実行時におけるLCDパネル部101の表示例である。
図5Aは、ヘルプメニューTOP画面の例図である。ヘルプメニューTOP画面とは、ガイダンス機能(ヘルプ機能)が起動されて最初に表示される画面である。なお、ガイダンス機能の起動は、例えば、ハードウェアキー部103hの「help」キーの押下を受けて、開始される。
図5Bは、図5Aにおける項目1「コピー」が選択された場合に遷移する画面(ジョブモード=コピーにおけるヘルプメニュー)である。図5Bのメニュー表示例は、ジョブモードがコピーである場合における例図であるが、UI装置100は、他のジョブモード(スキャンモード、FAXモード、プリントモード、BOXモード、および、管理者モード/ユーザモードでの緒設定)についても同様のメニュー画面を備える。
なお、MFP1のジョブモードがコピーモードである状態において「help」キーが押下された場合には、図5Bに示すようなコピーモード用メニュー画面を、ヘルプメニューTOP画面として、ガイダンス機能起動後直ちに表示してもよい。
図6は、図5Aにおける「TOPメニュー切替」キーが押下されたときに表示される画面表示例図である。この画面は、謂わば、FAQ形式でガイダンス項目を表示するメニュー画面である。UI装置100は、このようなFAQ形式のメニュー画面をヘルプメニューTOP画面として表示することも可能である。FAQ形式のメニュー画面においては、本実施の形態によるガイダンス項目提示優先度決定処理(後述)の結果にもとづいて、表示されるガイダンス項目(ガイダンス項目の内容を表示するためのリンク)、および、それらの表示順序が決定される。
図4に戻り、ステップS105において、UI装置100は、入力部(ハードウェアキー部103hあるいはソフトウェアキー部103s(ともに図3))のキー操作を受け付ける。
そして、ステップS107において、UI装置100は、入力部のキー操作を受け付けたか、否か、について判定する。
UI装置100が、入力部のキー操作を受け付けた、と判定した場合(ステップS107における「YES」)、処理は、ステップS109へ移行する。
UI装置100が、入力部のキー操作を受け付けていない、と判定した場合(ステップS107における「NO」)、処理は、ステップS105へ戻る。
ステップS109において、UI装置100は、受け付けたキー操作がガイダンスすべきジョブモード(コピーモード、スキャンモード、FAXモード、プリントモード、BOXモード、および、管理者モード/ユーザモードでの緒設定)の選択ならびにガイダンス項目の選択(「ガイダンス項目等」)であるか、否か、について判定する。
UI装置100が、受け付けたキー操作はガイダンス項目等のためのキー操作である、と判定した場合(ステップS109における「YES」)、処理は、ステップS111へ移行する。
UI装置100が、受け付けたキー操作はガイダンス項目等のためのキー操作ではない、と判定した場合(ステップS109における「NO」)、処理は、ステップS105へ移行する。
ステップS111において、UI装置100は、受け付けたキー操作により選択されるガイダンス項目等について、現ユーザの操作履歴レコード(ガイダンス機能操作履歴レコード)の内容を更新する。
ステップS113において、UI装置100は、受け付けたキー操作に従ってガイダンス機能を実行する。
このようにして、UI装置100は、ユーザ(現ユーザ)がガイダンス機能を利用するために行ったキー操作を記録し、どのユーザがどのようなガイダンスを利用したか、についての情報を収集する。
((ジョブ設定操作記録処理のフローチャート))
次に、図7、図8を参照し、過去ジョブ設定操作履歴レコード141a(図3)を記録する処理について説明する。本処理は、ユーザ認証部121(図2、図3)を用いてログインしたユーザ(現ユーザ)が、実行したジョブにおいて、当該ジョブにかかる設定項目を設定する際に行った操作(ジョブにかかる諸設定項目についてのデフォルト値からの変更等)を過去ジョブ設定操作履歴レコード141a(図3)に記録する処理である。
図7を参照すれば、ステップS101において、UI装置100は、ユーザ認証部121を介したユーザ認証が成功したか、否か、について判定する。
UI装置100がユーザ認証は成功した、と判定した場合、処理はステップS103へ移行し、ユーザ認証は成功しなかった、と判定した場合、処理は終了する。
ステップS103において、UI装置100は、ガイダンス機能(ヘルプ機能)を起動中もしくは実行中であるか、否か、(表示部(LCDパネル部101)がガイダンス画面(ヘルプ画面)を表示中か、否か、)について判定する。
UI装置100が、ガイダンス機能(ヘルプ機能)を起動中もしくは実行中である、と判定した場合(ステップS103における「YES」)、処理は、終了する。
UI装置100が、ガイダンス機能(ヘルプ機能)を起動中でも実行中でもない、と判定した場合(ステップS103における「NO」)、処理は、ステップS105へ移行する。
図8は、ジョブモードがコピーである場合のジョブ設定TOP画面の表示例である。ユーザは、ソフトウェアキー部103sおよびハードウェアキー部103hをキー操作することにより、カラーモード(カラー設定にかかる設定項目)や、仕上がりモード(仕上がり設定(とじ、ステープル処理等)にかかる設定項目)や、原稿指定モード(用紙サイズ指定にかかる設定項目、および、倍率設定にかかる設定項目)をデフォルト値から変更することが可能である。また、各設定項目は、その下位の階層に複数の設定項目を備えることが可能である。
図7に戻り、ステップS105において、UI装置100は、入力部(ハードウェアキー部103hあるいはソフトウェアキー部103s(ともに図3))のキー操作を受け付ける。
そして、ステップS107において、UI装置100は、入力部のキー操作を受け付けたか、否か、について判定する。
UI装置100が、入力部のキー操作を受け付けた、と判定した場合、処理は、ステップS201へ移行し、入力部のキー操作を受け付けていない、と判定した場合、処理は、ステップS105へ戻る。
ステップS201において、UI装置100は、受け付けたキー操作が、ジョブ設定項目を設定するための入力であるか、否か、について判定する。
UI装置100が、受け付けたキー操作はジョブ設定項目を設定するための入力である、と判定した場合(ステップS201における「YES」)、処理は、ステップS203へ移行する。
UI装置100が、受け付けたキー操作はジョブ設定項目を設定するための入力ではない、と判定した場合(ステップS201における「NO」)、処理は、ステップS205へ移行する。
ステップS203において、UI装置100は、受け付けたキー操作に従ってジョブ設定項目の値を変更し、処理は、ステップS105へ戻る。
ステップS205において、UI装置100は、受け付けたキー操作が、ジョブの実行を指示するための入力であるか、否か、について判定する。
UI装置100が、受け付けたキー操作はジョブの実行を指示するための入力である、と判定した場合(ステップS205における「YES」)、処理は、ステップS207へ移行する。
UI装置100が、受け付けたキー操作はジョブの実行を指示するための入力ではない、と判定した場合(ステップS205における「NO」)、処理は、ステップS105へ戻る。
ステップS207において、UI装置100は、MFP1に対し、現在のジョブ設定の内容に従ってジョブを実行することを指示する入力があったことを通知し、当該通知を受けたMFP1は、ジョブを実行する。
ステップS209において、UI装置100は、ジョブが実行されるまでに受け付けたキー操作により選択されたジョブ設定項目について、現ユーザの操作履歴レコード(過去ジョブ設定操作履歴レコード)の内容を更新する。
このようにして、UI装置100は、ユーザ(現ユーザ)がジョブを実行するために行った設定操作を記録し、どのユーザがどのようなジョブをどのような設定で利用したか、についての情報を収集する。
((ガイダンス項目提示優先度決定処理のフローチャート))
最後に、図9、図10、図11、図12を参照し、本実施の形態によるUI装置100によるガイダンス項目提示優先度決定処理について説明する。本処理は、ユーザ認証部121(図2、図3)を用いてログインしたユーザ(現ユーザ)が、ガイダンス機能(ヘルプ機能)を呼び出した際にメニュー画面に表示されるガイダンス項目、およびそれらの表示される順序を決定し、メニュー画面を表示部(LCDパネル101)に表示する処理である。
図9を参照すれば、ステップS301において、UI装置100は、ガイダンス機能を実行する対象となるジョブモードを決定する。例えば、ガイダンス機能が起動される直前において、MFP1がコピーモードで稼働しているような場合には、UI装置100は、ガイダンス機能実行対象ジョブモードを「コピー」に特定する。他のジョブモード(スキャンモード、FAXモード、プリントモード、BOXモード、および、管理者モード/ユーザモードでの緒設定(ジョブモードに共通の設定を行うジョブモード))についても同様である。また、MFP1がいずれのジョブモードでも無い状態にある場合には、UI装置100は、ガイダンス機能実行対象ジョブモードを、全てのジョブモードが含まれるように特定してよい。
本説明においては、以降、ガイダンス機能実行対象ジョブモードが、「コピー」に特定されたものとして説明する。
ステップS303において、UI装置100は、現ユーザを特定する。現ユーザの特定は、例えば、直前にユーザ認証を行って現在MFP1にログイン中のユーザを現ユーザに特定するように行えばよい。
本説明においては、以降、現ユーザが、「ユーザ1」に特定されたものとして説明する。
ステップS305において、UI装置100の設定操作履歴取得部133(図3)は、ガイダンス機能実行対象ジョブモードに関するガイダンス機能操作回数集計テーブルを取得(導出)し、当該テーブルを操作頻度集計部135へ出力する。この、ガイダンス機能操作回数集計テーブルは、UI記憶部113のガイダンス機能操作履歴レコード141bに基づいて導出されるテーブル形式のデータである。
図10は、ステップS305において取得(導出)されるコピーモードについてのガイダンス機能操作回数集計テーブルの例である。該テーブルには、コピーモードのガイダンス項目(ガイダンス項目1、ガイダンス項目2、ガイダンス項目3、...)それぞれについて、選択されて参照された回数が、ユーザ毎に集計される。例えば、ユーザ1は、ガイダンス項目1をこれまでに10回参照している。また、例えば、ユーザ2は、ガイダンス項目3をこれまでに一度も参照していない。
図9に戻り、ステップS307において、操作頻度集計部135の非現ユーザ操作頻度集計部135b(図3)は、現ユーザ以外のユーザ(非現ユーザ)がこれまでにガイダンス項目を参照した回数を、ガイダンス項目ごとに集計し、非現ユーザ操作頻度集計結果を導出する。なお、本ステップにおいては、上記非現ユーザ操作頻度集計結果を導出する代わりに、現ユーザを含めた全ユーザについての操作頻度集計を行い、全ユーザ操作頻度集計結果を導出してよく、後の処理においても、該結果を非現ユーザ操作頻度集計結果に代えて利用してもよい。
ステップS309において、UI装置100の設定操作履歴取得部133(図3)は、ガイダンス機能実行対象ジョブモードに関するジョブの機能設定項目設定価数集計テーブルを取得(導出)し、当該テーブルを操作頻度集計部135へ出力する。この、機能設定項目設定価数集計テーブルは、UI記憶部113の過去ジョブ設定操作履歴レコード141aに基づいて導出されるテーブル形式のデータである。
図11は、ステップS309において取得(導出)されるコピーモードについての機能設定項目設定価数集計テーブルの例である。該テーブルには、コピーモードの機能設定項目(機能設定項目1、機能設定項目2、機能設定項目3、...)それぞれについて、過去に実行されたジョブにおいてデフォルト値から変更されて設定された回数が、ユーザ毎に集計される。例えば、ユーザ1は、機能設定項目1をこれまでに10回設定している。また、例えば、ユーザ2は、機能設定項目3をこれまでに一度も設定(デフォルト値から変更)していない。
図9に戻り、ステップS311において、操作頻度集計部135の現ユーザ操作頻度集計部135a(図3)は、現ユーザがこれまでに機能設定項目を設定した回数を、機能設定項目ごとに集計し、現ユーザ操作頻度集計結果を導出する。
ステップS313において、操作頻度集計部135の現ユーザ操作頻度集計部135a(図3)は、設定項目−ガイダンス項目関連付け情報保持部143(図3)に保持される機能設定項目−ガイダンス項目関連付け情報を参照し、ステップS311において導出した現ユーザ操作頻度集計結果を、各ガイダンス項目についての値に換算し、換算後の値を、現ユーザ操作頻度集計換算結果として出力する。
図12は、ステップS313において参照される機能設定項目−ガイダンス項目関連付け情報(テーブル)の例である。該テーブルには、コピーモードの機能設定項目(機能設定項目1、機能設定項目2、機能設定項目3、...)それぞれについて、当該機能設定項目と関係があるガイダンス項目との関連付け情報が記録されている。例えば、機能設定項目1は、ガイダンス項目1と関係があることが示される。また、例えば、機能設定項目6は、ガイダンス項目6およびガイダンス項目17といった複数のガイダンス項目と関連付けされる。
図9に戻り、ステップS315において、操作頻度集計部135の現ユーザ操作頻度集計部135a(図3)は、現ユーザ操作頻度集計換算結果について所定の重み付け演算を行う。本ステップにおいて用いられる重み値は、ジョブに関する機能設定項目ごとに、各ユーザについて予め定められていることが望ましい。本重み値は、原則として正の実数であることが望ましい。また、特に、重み値が1以上の実数である場合、当該機能設定項目と関係があるガイダンス項目の提示優先度は、重み付け演算を行わない場合に較べて、大きく低下する。逆に、重み値が1以上の実数である場合、当該機能設定項目と関係があるガイダンス項目の提示優先度は、重み付け演算を行わない場合に較べて、あまり低下しないようになる。
なお、ステップS313およびステップS315における処理においては、(ガイダンス項目ごとの値に換算する前の)現ユーザ操作頻度集計結果について、機能設定項目ごとの集計値に対し、重み付け演算を行ってから、現ユーザ操作頻度集計結果を導出し、重み付け演算された現ユーザ操作頻度集計結果から(ガイダンス項目ごとの値に換算されたテーブルデータである)現ユーザ操作頻度集計換算結果を導出してもよい。
ステップS317およびステップS319において、ガイダンス項目表示順位決定部137は、ステップS311において導出された非現ユーザ操作頻度集計結果と、ステップS315において導出された現ユーザ操作頻度集計換算結果とから、表示するガイダンス項目およびそれらの表示順位を、ガイダンス項目の提示優先度として導出する。
具体的には、ステップS317において、非現ユーザ操作頻度集計結果から、現ユーザ操作頻度集計換算結果を、各ガイダンス項目について、減算し、操作頻度集計結果を導出する。そして、ステップS319において、ガイダンス項目表示順位決定部137は、操作頻度集計結果の値が高い順にガイダンス項目をソートし、ソート後のガイダンス項目の順序が、提示優先度の順序と一致するように、提示優先度を決定する。
なお、ステップS317およびステップS319においては、非現ユーザ操作頻度集計結果から、現ユーザ操作頻度集計換算結果を、各ガイダンス項目について、減算することで提示優先度の基準となる値を導出している。これに代えて、ガイダンス項目表示順位決定部137は、非現ユーザの操作頻度に基づいて提示優先度を暫定的に決定し(非現ユーザ頻度考慮表示順位決定部137b)、それから、現ユーザの操作頻度に基づく提示優先度に基づいて、暫定的に決定された提示優先度を修正し、最終的な提示優先度を決定してもよい。
いずれにせよ、本実施の形態のUI装置100は、提示するべきガイダンス項目、および、それらの提示の順序(提示優先度)を、非現ユーザの操作頻度が高い順になるように暫定的に決定し、現ユーザの操作頻度が高い機能設定項目に関係するガイダンス項目については、暫定的に決定された提示優先度を低下させるように修正し、最終的な提示優先度を決定している。
最後に、ステップS321において、UI装置100は、ステップS319において導出した提示優先度に従ってガイダンス項目の一覧を表示部(LCDパネル101)に表示する。
このように、本実施の形態によるUI装置は、ガイダンス項目の表示において、現ユーザ以外の操作頻度に基づいて操作頻度が高いほどに表示順位が上がるようにガイダンス項目の提示優先度を決定しつつ、現ユーザが熟知していると思われる機能設定項目に関係するガイダンス項目の提示優先度を低下させるように提示優先度を修正する。このようにしてガイダンス項目およびそれらの表示順位を決定することにより、ユーザが所属する環境に適合したガイダンスの表示が可能となる。加えて、熟知した機能に関係するガイダンス項目はカットされるため、所望ガイダンスを表示することが容易化、加速化される。
なお、本実施の形態によるUI装置は、ガイダンス項目の内容にガイダンスサブ項目を複数備えることが可能であり、ガイダンスサブ項目においてもさらに入れ子構造で下位の項目を備えることが可能である。その場合、提示優先度は、ガイダンス項目についてのみならず、ガイダンスサブ項目、および、さらにその下位に位置する項目のそれぞれについて、決定可能である。
本発明は、設置環境に対して高度に最適化されたガイダンス機能を備えたUI装置として有用である。
1 ・・・ デジタル複合機
10 ・・・ イメージリーダ部
20 ・・・ プリンタ部
30s・・・ MFPシステム制御部
30p・・・ 画像処理制御部
100 ・・・ UI装置
101 ・・・ LCDパネル部(表示部)
103s・・・ タッチパネル部(ソフトウェアキー部)
103h・・・ ハードウェアキー部
111 ・・・ UI制御部
113 ・・・ UI記憶部
115 ・・・ 入出力制御部
117 ・・・ LCD制御部
119 ・・・ VRAM
121 ・・・ ユーザ認証部

Claims (4)

  1. 所定の装置に接続可能であって、複数のガイダンス項目から構成されたガイダンスを提示する機能を備えたユーザインタフェース装置であって、
    ユーザがログインするためのユーザ認証を行うユーザ認証部と、
    前記ログイン中のユーザが行った操作についての情報を、記憶領域である操作履歴保持部に操作履歴レコードとして記録する操作履歴記録部と、
    前記操作履歴レコードを取得して集計し、前記ユーザ認証部において認証されログイン中のユーザが行った操作の操作回数を現ユーザ操作頻度集計結果として出力する現ユーザ操作頻度集計部と、
    前記操作履歴レコードを取得して集計し、前記ユーザ認証部において認証されログイン中のユーザ以外のユーザが行った操作の操作回数を非現ユーザ操作頻度集計結果として出力する非現ユーザ操作頻度集計部と、
    前記非現ユーザ操作頻度集計結果に基づいて前記複数のガイダンス項目間において非現ユーザの操作頻度が相対的に高いガイダンス項目の提示優先度が相対的に高くなるようにガイダンス項目の暫定提示優先度を求め、前記現ユーザ操作頻度集計結果に基づいて前記複数のガイダンス項目間において現ユーザの操作頻度が相対的に高い操作に関するガイダンス項目の提示優先度が、現ユーザの操作頻度が相対的に低いガイダンス項目の提示優先度よりも、より大きく低下されるように、前記暫定提示優先度を修正し、最終的な提示優先度を決定するガイダンス項目表示順位決定部と、
    前記最終的な提示優先度に基づいて、ガイダンス項目一覧画面を表示する表示部と、を有するユーザインタフェース装置。
  2. さらに、機能設定項目と当該機能設定項目に関係するガイダンス項目との関連付け情報を設定項目−ガイダンス項目関連付け情報として保持する設定項目−ガイダンス項目関連付け情報保持部を備え、
    前記非現ユーザ操作頻度集計結果は、前記ガイダンス項目が前記ログイン中のユーザ以外のユーザによって選択された回数を各ガイダンス項目ごとに集計した情報であり、
    前記現ユーザ操作頻度集計結果は、前記所定の装置の有する機能に関する各機能設定項目が前記ログイン中のユーザによって操作された回数を、前記設定項目−ガイダンス項目関連付け情報に基づいて、各ガイダンス項目ごとに集計された情報に換算した情報である、請求項1に記載のユーザインタフェース装置。
  3. 前記ガイダンス項目一覧画面は、前記ガイダンスを提示する機能が起動されて初めて前記表示部に表示される画面である、請求項1に記載のユーザインタフェース装置。
  4. 前記操作履歴記録部は、前記所定の装置の有する機能である、複数のジョブモード、および、前記複数のジョブモードに共通の設定を行うモード、それぞれについて、独立した操作履歴レコードを記録し、
    前記ガイダンス項目表示順位決定部は、前記所定の装置の稼働しているモードに応じて、当該モードに対応した操作履歴レコードに基づいて前記提示優先度を決定する、請求項1に記載のユーザインタフェース装置。
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