JP2019008663A - ヘルプ画面提示システム、ヘルプ画面提示方法及びヘルプ画面提示プログラム - Google Patents

ヘルプ画面提示システム、ヘルプ画面提示方法及びヘルプ画面提示プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザが知りたい業務項目の情報に到達する可能性を向上させる。【解決手段】サーバー10は、ユーザの選択動作を受け付ける受付部22と、ユーザの操作を支援する情報を含むヘルプ画面を表示させる表示制御部26と、を備る。受付部22が、ユーザから第1業務項目の選択動作を受け付けた場合に、表示制御部26は、第1業務項目の下位の第2業務項目に対応する第1画面領域と、第1業務項目の派生業務項目に対応する第2画面領域とを含むヘルプ画面を表示する。【選択図】図11

Description

本発明は、ヘルプ画面提示システム、ヘルプ画面提示方法及びヘルプ画面提示プログラムに関する。
情報処理装置で実行されるアプリケーションの使い方について、ユーザがヘルプ情報を必要とすることがある。ユーザの使い勝手を向上させるために、ユーザが適切なヘルプ情報を容易に見つけ出すようにすることが望まれる。
そこで、特許文献1には、ヘルプ情報を階層化して、ユーザが所望のヘルプ情報に辿り着きやすいようにするヘルプ情報の表示機能を備えた情報処理装置が開示されている。
特開2010−73140号公報
しかしながら、従来の技術では、ユーザが探しているヘルプ情報が、ユーザが当初選択した項目の下位にない場合には、ユーザは必要な情報に辿り着けないこととなる。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、ユーザが知りたい業務項目の情報に到達する可能性を向上させることができるヘルプ画面提示システム、ヘルプ画面提示方法及びヘルプ画面提示プログラムを提供することにある。
上記の課題は、本発明に係るヘルプ画面提示システムによれば、ユーザの操作を支援するヘルプ画面提示システムにおいて、前記ユーザの選択動作を受け付ける受付部と、前記ユーザの操作を支援する情報を含むヘルプ画面を表示させる表示制御部と、を備え、前記受付部が、前記ユーザから第1業務項目の選択動作を受け付けた場合に、前記表示制御部は、前記第1業務項目の下位の第2業務項目に対応する第1画面領域と、前記第1業務項目の派生業務項目に対応する第2画面領域とを含む前記ヘルプ画面を表示することにより解決される。
また、上記の課題は、本発明に係るヘルプ画面提示方法によれば、ユーザの操作を支援するヘルプ画面提示システムによるヘルプ画面提示方法であって、前記ヘルプ画面提示システムが、前記ユーザの選択動作を受け付け、前記ユーザの操作を支援する情報を含むヘルプ画面を表示させ、前記ユーザから第1業務項目の選択動作を受け付けた場合に、前記第1業務項目の下位の第2業務項目に対応する第1画面領域と、前記第1業務項目の派生業務項目に対応する第2画面領域とを含む前記ヘルプ画面を表示することにより解決される。
また、上記の課題は、本発明に係るヘルプ画面提示プログラムによれば、ユーザの操作を支援するヘルプ画面提示システムとしてコンピュータを機能させるためのヘルプ画面提示プログラムであって、前記ヘルプ画面提示システムは、前記ユーザの選択動作を受け付ける受付部と、前記ユーザの操作を支援する情報を含むヘルプ画面を表示させる表示制御部と、を備え、前記受付部が、前記ユーザから第1業務項目の選択動作を受け付けた場合に、前記表示制御部は、前記第1業務項目の下位の第2業務項目に対応する第1画面領域と、前記第1業務項目の派生業務項目に対応する第2画面領域とを含む前記ヘルプ画面を表示することにより解決される。
上記のヘルプ画面提示システム、ヘルプ画面提示方法及びヘルプ画面提示プログラムによれば、業務項目の下位の業務項目だけでなく、派生業務項目についてもユーザに提示できる。こうすることで、ユーザが当初選択した業務項目が適切でなかった場合にも、ユーザの知りたい業務項目に到達する可能性を向上できる。
上記のヘルプ画面提示システムにおいて、前記派生業務項目は、前記第1業務項目および前記第2業務項目に対し、上位または下位の関係にない業務項目であり、かつ前記第1業務項目および前記第2業務項目と関連付けられる業務項目であると好適である。
こうすることで、第1業務項目や第2業務項目と直接的な繋がりがない派生業務項目についてもユーザに提示できる。
また、上記のヘルプ画面提示システムにおいて、前記派生業務項目のうち少なくとも1つは、前記ユーザが最も高い頻度で実行する業務項目であると好適である。
こうすることで、ユーザにとって利用頻度の高い業務項目の情報をユーザに対して提示できる。
上記のヘルプ画面提示システムにおいて、それぞれ業務項目に対応した複数のノードを、業務項目の分類に基づいて階層的に接続した木構造データを記憶する木構造データ記憶部と、前記複数のノードのうち末端のリーフノードに関連付けて、当該リーフノードと接続していない派生ノードを記憶する派生ノード記憶部と、を備え、前記受付部は、前記複数のノードのうちから前記ユーザに選択された選択ノードを受け付け、前記表示制御部は、前記選択ノードに対応した業務項目と、前記選択ノードの子ノードに対応した業務項目の情報を含む前記ヘルプ画面を表示させ、前記表示制御部は、前記受付部が前記ヘルプ画面に表示されるノードのうちから新たな選択ノードを受け付けた場合に、前記ヘルプ画面を更新し、前記表示制御部は、前記選択ノードが前記リーフノードである場合には、前記リーフノードに関連付けられる前記派生ノードに対応した業務項目である派生業務項目の情報を前記ヘルプ画面に表示させると好適である。
このように業務項目を階層順に辿って表示させることで、ユーザにとって知りたい業務項目を探しやすくなる。また、最下層の業務項目に達した場合に、その業務項目に関連する業務項目に遷移可能とすることで、ユーザが当初選択した業務項目が適切でなかった場合にも、ユーザの知りたい業務項目に到達する可能性を向上できる。
上記のヘルプ画面提示システムにおいて、メニュー画面が表示されている状態で、前記ユーザから第1操作を受け付けた場合に、前記受付部は、前記複数のノードのうちのルートノードを前記選択ノードとして受け付けることとする。
こうすることで、メニュー画面から業務項目の全体の中からユーザが知りたい業務項目の情報を探すことができる。
上記のヘルプ画面提示システムにおいて、業務画面が表示されている状態で、前記ユーザから前記第1操作を受け付けた場合に、前記受付部は、前記業務画面に対応したノードを前記選択ノードとして受け付けることとする。
こうすることで、ユーザが実行している業務に関して、ユーザが知りたい業務項目の情報を探すことができる。業務項目の全体の中からユーザが知りたい業務項目の情報を探す場合に比べて、ユーザに提示する業務項目を絞り込むことができる。これにより、ユーザにとっては自らが知りたい業務項目を効率良く探し出すことができる。
上記のヘルプ画面提示システムにおいて、質問と回答からなるヘルプ項目を記憶するヘルプ項目記憶部と、前記ヘルプ画面が表示されている状態で、前記ユーザから第2操作を受け付けた場合に、前記受付部により受け付けた前記選択ノードの遷移経路に基づいて、前記ヘルプ項目記憶部からヘルプ項目を選択するヘルプ項目選択部と、を備え、前記表示制御部は、前記ヘルプ項目選択部により選択したヘルプ項目を含むサポート画面を表示させることとする。
こうすることで、ユーザの業務項目の探し方に応じて、ユーザに適したヘルプ項目を提示することができる。これにより、ユーザにとって適切な業務項目を提示しやすくなる。
上記のヘルプ画面提示システムにおいて、前記受付部により受け付けた前記選択ノードの遷移経路に基づいて問い合わせコードを生成するコード生成部と、前記表示制御部は、前記問い合わせコードを、問い合わせ先の情報とともに前記ヘルプ画面に表示させることとする。
こうすることで、ユーザが問い合わせを行う際に、問い合わせコードを利用することでユーザが知りたい業務項目の内容を、問い合わせ先に伝えることが可能となる。
本発明によれば、ユーザが知りたい業務項目の情報に到達する可能性を向上させることができる。
業務システムの全体構成図である。 メニュー画面の一例を示す図である。 ヘルプ画面の一例を示す図である。 ヘルプ画面の一例を示す図である。 ヘルプ画面の一例を示す図である。 ヘルプ画面の一例を示す図である。 ヘルプ画面の一例を示す図である。 サポート画面の一例を示す図である。 業務画面の一例を示す図である。 ヘルプ画面の一例を示す図である。 サーバーに備えられる機能を説明する図である。 木構造データテーブルの一例を示す図である。 業務項目の木構造を示す図である。 派生ノードデータテーブルの一例を示す図である。 ヘルプ項目データテーブルの一例を示す図である。 ヘルプ画面とサポート画面の表示制御処理のフロー図である。
以下、図1乃至図16を参照しながら、本発明の一実施形態(本実施形態)に係るヘルプ画面提示システムとしてのサーバー10を備える業務システム1について説明する。なお、以下に説明する実施形態は、本発明の理解を容易にするための一例であり、本発明を限定するものではない。すなわち、本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得るとともに、本発明にはその等価物が含まれることは勿論である。
[業務システム1の全体構成]
図1に示されるように、業務システム1は、サーバー10及びユーザ端末30を備える。サーバー10と、ユーザ端末30とは、ネットワークNWを介して通信可能に接続される。
サーバー10は、本発明に係るヘルプ画面提示システムの一態様である。ここで、ヘルプ画面提示システムは、ユーザの操作を支援するシステムである。なお、サーバー10は、ネットワークNWを介して接続されるユーザ端末30に対して、ソフトウェアサービスを提供するクラウドサーバーである。
具体的には、サーバー10は、ユーザの業務に関するソフトウェアサービスをユーザ端末30に対して提供する。この際、サーバー10は、ユーザが業務について分からない点がある場合に、ユーザ端末30に対して業務項目を表示するヘルプ画面を提示する。そして、ヘルプ画面の表示をユーザの操作に応じて更新させて、ユーザの疑問点を解消するように支援する。なお、上記のヘルプ画面の提示処理の詳細については後述する。
ユーザ端末30は、ユーザにより操作されるPC、スマートフォン、タブレット端末等のコンピュータである。ユーザ端末30は、ネットワークNWを介してサーバー10に接続し、サーバー10からソフトウェアサービスの提供を受ける。
[サーバー10のハードウェア構成]
図1に示されるように、サーバー10は、プロセッサ11、記憶装置12、通信用インターフェース13を備えるコンピュータである。
プロセッサ11は、プログラムに記述された命令セットを実行するためのハードウェア(例えばCPU)である。そして、プロセッサ11は、記憶装置12に記憶されるプログラムやデータに基づいて各種の演算処理を実行するとともに、サーバー10の各部を制御する。
記憶装置12は、例えばメモリ、磁気ディスク装置を含み構成され、各種のプログラムやデータを記憶する。一例としては、記憶装置12には、後述する木構造データテーブルT1、派生ノードデータテーブルT2、ヘルプ項目データテーブルT3等のデータが記憶される。また、記憶装置12は、プロセッサ11のワークメモリとしても用いられる。なお、プロセッサ11には、フラッシュメモリ、光学ディスク等の情報記憶媒体が含まれていてもよい。
通信用インターフェース13は、例えばネットワークインターフェースカードを含み構成され、インターネットやイントラネット等の通信網を経由して、ユーザ端末30等のコンピュータと通信する。
[ユーザ端末30のハードウェア構成]
図1に示されるように、ユーザ端末30は、プロセッサ31、記憶装置32、通信用インターフェース33、入力装置34、表示装置35を備える。なお、入力装置34及び表示装置35はユーザ端末30の外部装置として設けられていてもよい。
プロセッサ31は、プログラムに記述された命令セットを実行するためのハードウェア(例えばCPU)である。そして、プロセッサ31は、記憶装置32に記憶されるプログラムやデータに基づいて各種の演算処理を実行するとともに、ユーザ端末30の各部を制御する。
記憶装置32は、例えばメモリ、磁気ディスク装置を含み構成され、各種のプログラムやデータを記憶するほか、プロセッサ31のワークメモリとしても機能する。なお、記憶装置32には、フラッシュメモリ、光学ディスク等の情報記憶媒体が含まれていてもよい。
通信用インターフェース33は、例えばネットワークインターフェースカードを含み構成され、インターネットやイントラネット等の通信網を経由して、サーバー10等のコンピュータと通信する。
入力装置34は、例えばタッチパネル、キーボード、マウス等を含み構成され、ユーザからの入力を受け付ける。
表示装置35は、例えば液晶ディスプレイ装置、有機ELディスプレイ装置等を含み構成され、プロセッサ31により生成されるグラフィックデータに基づく画面を出力する。
例えば、後述する図2乃至図10に示す画面が、表示装置35に表示される画面の一例となる。
[業務システム1における処理の概要]
次に、図2乃至図10の画面例を参照しながら、業務システム1における処理の概要について説明する。本実施形態では、ユーザが所望する業務を行うために必要な手順を探している例について説明する。すなわち、以下の例では、業務の情報が、「解決策」に相当する。
まず、ユーザ端末30は、サーバー10にアクセスすると、ユーザ端末30の表示装置35には図2に示すメニュー画面W1が表示される。メニュー画面W1はトップメニューであり、最上位の階層に相当する。
図2に示されるように、メニュー画面W1には、ヘルプアイコン100、業務アイコン群101及び終了ボタン102が含まれる。
ヘルプアイコン100は、ヘルプ画面を表示させるためのオブジェクトである。なお、ヘルプ画面は、キーボードにおける所定のキー(例えばF1)を押下することによっても表示させることができる。
業務アイコン群101は、第1業務アイコン101A、第2業務アイコン101B、第3業務アイコン101C、第4業務アイコン101D、第5業務アイコン101E、第6業務アイコン101Fを含む。
第1業務アイコン101A〜第6業務アイコン101Fはそれぞれ、サーバー10によりユーザ端末30に対して提供される業務A〜業務Fに対応している。
終了ボタン102は、アプリケーション(サービス)の実行を終了させるためのオブジェクトである。
ここで、メニュー画面W1のヘルプアイコン100(又はキーボードのF1)が押下されると、サーバー10は、図3に示すヘルプ画面W2(ヘルプ画面W21)をポップアップ表示させる。以下において、ヘルプ画面W2の画面遷移の各状態を、ヘルプ画面W21〜ヘルプ画面W26とするが、それらに共通する点について説明する際にはヘルプ画面W2と表記することがある。
なお、本画面例においては、ヘルプ画面W2は、メニュー画面W1の上に重ねて表示されることとするが、表示態様はこれに限られない。例えば、メニュー画面W1からヘルプ画面W2に表示を切り替えるようにしてもよい。
図3に示されるように、ヘルプ画面W21には、閉じるボタン110、第1大分類表示領域111、第2大分類表示領域112が含まれる。
閉じるボタン110は、ヘルプ画面W2(ヘルプ画面W21等)を閉じるためのオブジェクトである。
第1大分類表示領域111は、第1大分類に属する業務項目を表示するための表示領域である。本実施形態では、第1大分類には、業務A〜業務Fが含まれることとする。
第1大分類表示領域111には、業務項目111A、業務項目111B、業務項目111Cが表示される。
第2大分類表示領域112は、第2大分類に属する業務項目を表示するための表示領域である。本実施形態では、第2大分類には、例えばユーザにより頻繁に実行される業務項目が含まれることとする。
第2大分類表示領域112には、業務項目112A、業務項目112B、業務項目112Cが表示される。
ここで、ヘルプ画面W21の業務項目112Aが選択されたとすると、ヘルプ画面W21が図4に示されるヘルプ画面W22に切り替わる。
図4に示されるように、ヘルプ画面W22には、閉じるボタン110と中分類表示領域113が含まれる。
中分類表示領域113は、ユーザに選択された業務項目112Aの中分類の業務項目を表示する表示領域である。具体的には、「伝票作成」の中分類表示領域113には、「入金伝票の作成」の業務項目113A、「出金伝票の作成」の業務項目113B、「振替伝票の作成」の業務項目113C、「仕入伝票の作成」の業務項目113D等が含まれる。
なお、業務項目113A〜業務項目113D等は、小分類の業務項目(業務項目の最小単位)に相当する。
ここで、ヘルプ画面W22の業務項目113Aが選択されたとすると、ヘルプ画面W22が図5に示されるヘルプ画面W23に切り替わる。
図5に示されるように、ヘルプ画面W23は、閉じるボタン110、ヘルプ情報表示領域114、派生業務表示領域115、評価入力領域116、問い合わせ情報表示領域117が含まれる。
ヘルプ情報表示領域114は、業務項目113Aについて定められるヘルプ情報を表示する表示領域である。
派生業務表示領域115は、業務項目113Aについて定められる派生の業務項目を表示する表示領域である。このように、ユーザに選択された小分類の業務項目が、ユーザが所望する内容でない場合に、上記選択された小分類の業務項目に関連する業務項目の内容を選択可能に表示する。
本実施形態では、派生業務表示領域115には、「フォームの登録」の派生業務項目115A及び「入金の確認」の派生業務項目115Bが含まれる。すなわち、「入金伝票の作成」に関連する派生業務として、「伝票の作成」とは異なる分類に属する業務項目が関連付けて記憶される。
評価入力領域116は、ヘルプ画面W23の提示によりユーザの問題が解決したか否かの入力を受け付ける領域である。具体的には、評価入力領域116には、解決ボタン116A及びサポート画面表示ボタン116Bが含まれる。
ここで、解決ボタン116Aが押下された場合には、ヘルプ情報表示領域114に表示したヘルプ情報により、ユーザの問題が解決されたものと判定される。一方で、サポート画面表示ボタン116Bが押下された場合には、ヘルプ情報表示領域114に表示したヘルプ情報によってはユーザの問題が解決されなかったものと判定し、FAQの情報を提示するサポートサイト(サポート画面)に移行する。
問い合わせ情報表示領域117は、ヘルプ画面W23、サポート画面の内容でも問題が解決しなかった場合に、コールセンターに問い合わせるための情報を表示する表示領域である。
ここで、問い合わせ情報表示領域117には、問い合わせコード表示領域117Aが含まれる。問い合わせコード表示領域117Aには、ユーザによるヘルプ画面W2の遷移経路に基づいて生成した問い合わせコードが表示される。そして、コールセンターへの問い合わせ時に、問い合わせコード表示領域117Aに表示される問い合わせコードを伝えることで、ユーザの知りたい内容をコールセンターの担当者に簡単に伝達することが可能となる。
ここで、ヘルプ画面W23の派生業務項目115Aが選択されたとすると、ヘルプ画面W23が図6に示されるヘルプ画面W24に切り替わる。なお、「フォームの登録」の派生業務項目115Aは、中分類の業務項目であることとする。
図6に示されるように、ヘルプ画面W24には、閉じるボタン110と業務項目表示領域118が含まれる。
業務項目表示領域118は、ユーザに選択された派生業務項目115Aの少分類の業務項目を表示する表示領域である。具体的には、業務項目表示領域118には、業務項目118A、業務項目118B、業務項目118C、業務項目118D等が含まれる。業務項目118Aは「入金伝票のフォーム登録」であり、業務項目118Bは「出金伝票のフォーム登録」であり、業務項目118Cは「振替伝票のフォーム登録」であり、業務項目118Dは「仕入伝票のフォーム登録」である。
なお、業務項目118A〜業務項目118D等は、小分類の業務項目(業務項目の最小単位)に相当する。
ここで、ヘルプ画面W24の業務項目118Aが選択されたとすると、ヘルプ画面W24が図7に示されるヘルプ画面W25に切り替わる。
図7に示されるように、ヘルプ画面W25には、閉じるボタン110、ヘルプ情報表示領域114、派生業務表示領域115、評価入力領域116、問い合わせ情報表示領域117が含まれる。
ヘルプ画面W25の各領域の概要は、図5に示すヘルプ画面W23における各領域と同様であるため、以下ではヘルプ画面W23からの相違点について説明する。
ヘルプ情報表示領域114には、業務項目118Aについて定められるヘルプ情報が表示される。
また、派生業務表示領域115には、業務項目118Aについて定められる派生業務項目の情報が表示される。
また、問い合わせコード表示領域117Aに表示される問い合わせコードは、ヘルプ画面W24とヘルプ画面W25の画面遷移が加わったことで、ヘルプ画面W23において表示される問い合わせコードとは異なっている。
ここで、ヘルプ画面W25のサポート画面表示ボタン116Bが選択されたとすると、表示装置35に表示される画面が図8に示されるサポート画面W3に切り替わる。
図8に示されるように、サポート画面W3には、FAQ表示領域120、解決ボタン121、及び戻るボタン122が含まれる。
FAQ表示領域120は、ユーザが辿ったヘルプ画面W2の画面遷移に基づいて選択したFAQの項目を表示する領域である。
なお、図8に示す例では、ユーザが辿ったヘルプ画面W2の画面遷移に基づいて、第1ヘルプ項目120A、第2ヘルプ項目120B、第3ヘルプ項目120C等のヘルプ項目が選択されたことを示している。なお、各ヘルプ項目の表示順序は、ユーザが辿ったヘルプ画面W2の画面遷移に基づいて算出されるスコアが高い順としてよい。
解決ボタン121が押下された場合には、FAQ表示領域120に表示されたFAQにより、ユーザの問題が解決されたものと判定される。
一方で、戻るボタン122が押下された場合には、FAQ表示領域120に表示したFAQによってはユーザの問題が解決されなかったものと判定し、サポート画面W3の前の画面(すなわち図7に示す画面)に戻る。
このようにヘルプ画面W2、サポート画面W3の情報でもユーザの問題が解決しなかった場合には、ユーザは、問い合わせ情報表示領域117に示される情報に基づいてコールセンターに電話してサポートを受ける。この場合には、ユーザは、問い合わせ時に問い合わせ情報表示領域117に表示される問い合わせコードを、コールセンターの担当者に伝達することで、的確なサポートを受けることができる。
以上が、メニュー画面W1からヘルプ画面W2を表示させる際の処理の概要である。
次に、メニュー画面W1ではなく、図9に示す業務画面W4が表示されている状態においてヘルプ画面W2を表示させる際の処理の概要について説明する。
図9に示されるように、業務画面W4は伝票作成画面であることとする。すなわち、業務画面W4は、「伝票作成」の業務項目に対応した画面である。
具体的には、業務画面W4には、ヘルプアイコン100、終了ボタン102、追加ボタン130、クリアボタン131、伝票表示領域132を含む。
ヘルプアイコン100は、ヘルプ画面を表示させるためのオブジェクトである。なお、ヘルプ画面は、キーボードにおける所定のキー(例えばF1)を押下することによっても表示させることができる。
終了ボタン102は、アプリケーション(サービス)の実行を終了させるためのオブジェクトである。
追加ボタン130は、伝票の項目を追加するためのオブジェクトである。
クリアボタン131は、伝票表示領域132に入力したデータをクリアするためのオブジェクトである。
伝票表示領域132は、伝票の項目を表示するための領域である。図9に示す例では、伝票表示領域132には、項目記入欄132A、項目記入欄132B、項目記入欄132Cが含まれる。
ここで、業務画面W4のヘルプアイコン100(又はキーボードのF1)が押下されると、サーバー10は、図10に示すヘルプ画面W26(ヘルプ画面W2)をポップアップ表示させる。
なお、本画面例においては、ヘルプ画面W26は、業務画面W4の上に重ねて表示されることとするが、表示態様はこれに限られない。例えば、業務画面W4からヘルプ画面W26に表示を切り替えるようにしてもよい。
図10に示されるように、ヘルプ画面W26には、業務画面W4で表示される業務項目(伝票作成)の下位の分類の業務項目の情報が表示される。
すなわち、ヘルプ画面W26は、ヘルプ画面W22と実質的に同内容の情報が表示される。
このように、業務システム1では、ヘルプアイコン100が押下されたタイミングで表示している画面に対応する業務項目に基づいて、ヘルプ画面W2の内容を決定する。
なお、ヘルプ画面W26を表示した以降の処理は、図4乃至図8の画面例と同様であるためここでの説明は省略する。
以上のように、業務システム1では、業務項目を階層順に辿って表示させることで、ユーザにとって知りたい業務項目を探しやすくなる。また、最下層の業務項目に達した場合に、その業務項目に関連する業務項目に遷移可能とすることで、ユーザが当初選択した業務項目が不正確であった場合にも、ユーザの知りたい業務項目に到達する可能性を向上させることができる。
[サーバー10の機能]
次に、図11に基づいて、以上の処理を実現するためにサーバー10に備えられる機能について説明する。
図11に示されるように、サーバー10は、木構造データ記憶部20、派生ノード記憶部21、受付部22、ヘルプ項目記憶部23、ヘルプ項目選択部24、コード生成部25、及び表示制御部26を備える。
サーバー10に備えられる上記の各部の機能は、プロセッサ11が、記憶装置12に記憶されるプログラム(ヘルプ画面提示プログラム)及びデータに基づいて、サーバー10の各部を制御することにより実現されるものである。なお、サーバー10は、上記のヘルプ画面提示プログラムを、コンピュータ読み取り可能な情報記憶媒体から読み込むこととしてもよいし、インターネットやイントラネット等の通信網を介して受信してもよい。
また、サーバー10は、上記のヘルプ画面提示プログラムに基づいて処理を実行することで、本発明に係るヘルプ画面提示方法が実現される。
以下、サーバー10に備えられる上記の各部の機能の詳細について説明する。
[木構造データ記憶部20]
木構造データ記憶部20は、それぞれ解決策(業務項目)に対応した複数のノードを、解決策(業務項目)の分類に基づいて階層的に接続した木構造データを記憶する。
「解決策」とは、ユーザの課題を解消するための情報である。本実施形態では、ユーザは業務に関する情報を探していることとし、業務項目が上記の「解決策」の一例に相当する。
「業務項目」とは、業務システム1においてユーザが実行する業務(作業)を階層構造に分析した際の各階層に対応する項目である。例えば、業務を階層構造に基づいて木構造に表した際の各ノードに対応するものが「業務項目」となる。
また例えば、「業務項目」は、業務を大分類、中分類、小分類等に階層化して分類した際の各分類に対応する。より具体的には、業務が大きな分類として「伝票処理」、「顧客管理」等を含む場合に、これらが大分類の業務項目の一例に相当する。また、上記の「伝票処理」が「伝票作成」、「伝票管理」等を含む場合に、これらが中分類の業務項目の一例に相当する。そして、上記の「伝票作成」が、「入金伝票の作成」、「出金伝票の作成」、「振替伝票の作成」、「仕入伝票の作成」等を含む場合に、これらが小分類の業務項目の一例に相当する。
また例えば、「業務項目」は、業務システム1においてユーザに対して提供されるサービスに対応して定めてもよい。また例えば、「業務項目」は、業務システム1で実行されるアプリケーションに備えられる機能に対応させて定めてもよい。
「ノード」とは、業務を構成する業務項目を木構造の形式で表現した際の、各業務項目に対応するものである。各ノードは、親ノード又は子ノードの少なくとも一方を有する。
具体的には、中分類の業務項目は、大分類の業務項目の子ノードになる。一方で、中分類の業務項目は、小分類の業務項目の親ノードになる。また、大分類の業務項目と中分類の業務項目は、小分類の業務項目の先祖ノードになる。
また、各ノードについては、対応する業務項目についてのヘルプ情報が関連付けられることとしてよい。なお、ヘルプ情報には、業務項目に係る業務の方法の説明書、マニュアル等を含むこととしてよい。
「業務項目の分類」とは、業務項目を大きく分類した大分類、各大分類をさらに分類した中分類、各中分類をさらに分類した小分類等の階層的な分類である。なお、業務項目の分類は3階層に限られず、2階層、4階層以上であってもよい。
「階層的に接続する」とは、業務項目の分類の階層に基づいて、各業務項目を接続することである。具体的には、業務を大分類、中分類、小分類の3階層の業務項目に分類する場合に、この3階層の構造に従って各業務項目を接続することである。
「木構造データ」とは、業務を構成する複数の業務項目(ノード)を、分類の階層構造に基づいて接続したデータである。木構造データのうち、最上位のノードをルートノード、最下位のノードをリーフノードとする。なお、業務を大分類、中分類、小分類に分ける場合には、大分類の業務項目の親ノードがルートノードとなり、小分類の業務項目がリーフノードとなる。
木構造データ記憶部20は、主にサーバー10の記憶装置12により実現される。
具体的には、記憶装置12は、木構造データテーブルT1を記憶する。
図12には、木構造データテーブルT1の一例を示した。図12に示されるように、木構造データテーブルT1には、ノードを識別するノードID、ノードに対応する業務項目の名称、親ノードのノードID、子ノードのノードID、表示内容が関連付けて記憶される。
木構造データテーブルT1に示すデータについて説明すると、「N0000」は、ルートノードであり、「業務メニュー」(メニュー画面W1)に対応する。
そして、「N0001」と「N0002」は、「N0000」の子ノードである。また、「N0011」と「N0012」は、「N0001」の子ノードである。
もちろん、木構造データテーブルT1に示すデータは一例でありこれに限られるものではない。
[派生ノード記憶部21]
派生ノード記憶部21は、複数のノードのうち末端のリーフノードに関連付けて、当該リーフノードと接続していない派生ノードを記憶する。
「リーフノード」とは、木構造データを構成するノードのうちの最下端のノードである。換言すれば、「リーフノード」とは、親ノードを有するが、子ノードを有しないノードのことである。例えば、業務を大分類、中分類、小分類の3つに分類した場合に、小分類に相当するノードが「リーフノード」に相当する。
「接続」とは、木構造データに含まれるノード同士が親子関係にあることをいう。すなわち、木構造データに含まれる第1ノードと第2ノードとが親子の関係である場合には、第1ノードと第2ノードは接続されている。一方で、第1ノードと第2ノードが親子の関係にない場合には、第1ノードと第2ノードは接続されていない。
「派生ノード」とは、木構造データに含まれるノード同士が親子関係にはないが、関連性が設定されているノードのことである。すなわち、「派生ノード」は、接続されていないノード間に設定可能である。
なお、「派生ノード」には向きの情報があってもよい。すなわち、第1ノードが第2ノードの派生ノードであり、第2ノードは第1ノードの派生ノードではない場合には、第2ノードから第1ノードに向かうことは可能であるが、その逆は可能でないこととなる。
また、第1ノードが第2ノードの派生ノードである場合に、第1ノードは、第2ノードの先祖ノード以外のノードであることとしてもよい。こうすることで、第2ノードから、木構造データにおいては先祖、子孫の関係にない第1ノードを「派生ノード」に設定できる。
以下、木構造データにおける派生ノードの具体例について図13を参照しながら説明する。
図13に示す木構造データTDは、木構造データテーブルT1に示される複数のノードを親子関係(階層関係)に基づいて接続したものである。なお、図13の実線で示したリンクは、木構造データテーブルT1における親子関係があるノードを示している。
図13に示す木構造データTDにおいて、「N0011」、「N0012」等はリーフノードであり、子ノードを有さない末端のノードである。そして、「N0011」からは破線のリンクが「N0003」に接続されている。同様に「N0012」からは破線のリンクが「N0021」に接続されている。これらの破線のリンクで接続された先のノードが「派生ノード」に該当する。
派生ノード記憶部21は、主にサーバー10の記憶装置12により実現される。
具体的には、記憶装置12は、派生ノードデータテーブルT2を記憶する。
図14には、派生ノードデータテーブルT2の一例を示す。図14に示されるように、派生ノードデータテーブルT2には、ノードを識別するノードIDに関連付けて、そのノードの派生ノードのノードIDが記憶される。
[受付部22]
受付部22は、ユーザの選択動作を受け付ける。ここで、「ユーザの選択動作」とは、ユーザが知ろうとする業務項目を選択する操作である。
本実施形態では、受付部22は、複数のノードのうちからユーザに選択された選択ノードを受け付ける。
「選択ノード」とは、木構造データを構成する複数のノードのうちから、ユーザの操作に基づいて選択された1つのノードである。例えば、ヘルプ画面W2に表示されるノード(業務項目)のうちから、ユーザが選択したノードが、上記の「選択ノード」となる。例えばヘルプ画面W2に表示されるカーソルにより一のノードが指示された状態でクリック操作が行われた場合に、当該一のノードを「選択ノード」として選択することとしてよい。
また、受付部22は、メニュー画面が表示されている状態で、ユーザから第1操作を受け付けた場合に、複数のノードのうちのルートノードを選択ノードとして受け付ける。
「メニュー画面」とは、業務システム1において実行可能な業務を選択可能に表示するトップメニューを表示する画面である。「メニュー画面」は、木構造データにおけるルートノードに対応する画面である。例えば、メニュー画面W1が上記の「メニュー画面」の一例に相当する。
「第1操作」とは、ヘルプ画面を表示させるための操作である。例えば、「第1操作」は、入力装置34がキーボードである場合に、キーボードの所定のキー(例えばF1)の押下操作である。また例えば、「第1操作」は、入力装置34がタッチパネルである場合に、タッチパネルの所定の接触パターンである。また例えば、「第1操作」は、入力装置34がマイクである場合に、所定の音声の入力である。また例えば、「第1操作」は、表示装置35に表示される画面の所定のボタン(例えばヘルプボタン)の押下操作である。
「ルートノード」とは、木構造データを構成する複数のノードのうちの最上位のノードである。換言すれば、「ルートノード」は子ノードを有するが、親ノードを有さないノードである。なお、木構造データは、1つのルートノードを有する。
業務項目に対応した業務画面が表示されている状態で、ユーザから第1操作を受け付けた場合に、受付部22は、業務画面に対応した業務項目のノードを選択ノードとして受け付ける。
「業務画面」とは、業務を実行するための画面である。例えば、業務が「伝票作成」である場合には、「伝票作成」を実行するための「伝票作成画面(業務画面W4)」が「業務画面」の一例に相当する。
また、「メニュー画面」がルートノードに対応し、「業務画面」はルートノードの子孫のノードに対応する。
受付部22は、主にサーバー10のプロセッサ11、記憶装置12及び通信用インターフェース13により実現される。
具体的には、プロセッサ11は、通信用インターフェース13を介してユーザ端末30からヘルプ画面の表示要求を受け付けた場合に、ユーザ端末30の表示装置35に表示されている画面に基づいて「選択ノード」を設定する。すなわち、プロセッサ11は、表示装置35に表示されている画面がメニュー画面W1である場合には、ルートノードを「選択ノード」に設定する。また、プロセッサ11は、表示装置35に表示されている画面が業務画面W4である場合には、業務画面W4に対応する業務項目のノードを「選択ノード」に設定する。
そして、プロセッサ11は、記憶装置12に記憶される木構造データテーブルT1、派生ノードデータテーブルT2、上記設定した「選択ノード」に基づいて表示装置35にヘルプ画面W2を表示させる。そして、プロセッサ11は、上記のヘルプ画面W2を表示装置35に表示させた後には、ヘルプ画面W2において選択されたノードを新たな「選択ノード」に設定する。
[ヘルプ項目記憶部23]
ヘルプ項目記憶部23は、質問と回答からなるヘルプ項目を記憶する。
「質問と回答からなるヘルプ項目」とは、質問と、その質問に対する回答とを組としたものである。例えば、FAQやQ&A等は上記の「ヘルプ項目」の一例に相当する。
例えば、「ヘルプ項目」は、ユーザからの問い合わせに応じた具体的な事例についてのFAQであることとしてよい。
ヘルプ項目記憶部23は、主にサーバー10の記憶装置12により実現される。
具体的には、記憶装置12は、ヘルプ項目データテーブルT3を記憶する。
図15には、ヘルプ項目データテーブルT3の一例を示す。図15に示されるように、ヘルプ項目データテーブルT3には、ヘルプ項目を識別するヘルプ項目ID、ノードパス、質問、回答、評価の情報が記憶される。
「ノードパス」は、ユーザが辿ったヘルプ画面W2に対応するノードの遷移を示す情報である。例えば、ヘルプ項目ID「H0001」については、パスP1として「N0012」、パスP2として「N0211」、パスP3として「N0012−N0211」が関連付けられているとする。
なお、パスP1とは「N0012」のノードを経由してサポート画面W3に遷移した場合に該当する。
パスP2とは「N0211」のノードを経由してサポート画面W3に遷移した場合に該当する。
パスP3とは「N0012」と「N0211」の両方のノードを経由してサポート画面W3に遷移した場合に該当する。
すなわち、パスP1〜パスP3のいずれかでサポート画面W3に遷移してきた場合には、ヘルプ項目ID「H0001」の情報が選択される。
「質問」は、ヘルプ項目の質問内容を示すテキスト情報である。
「回答」は、ヘルプ項目の回答内容を示すテキスト情報である。
「評価」は、ノードパスごとのヘルプ項目の評価値である。なお、ノードパスごとのヘルプ項目の評価値は、例えばサポート画面W3の解決ボタン121が押下された場合に、そのサポート画面W3への遷移に対応するノードパスの評価値を所定値加算することで更新することとしてよい。
すなわち、ヘルプ項目の評価値は、そのヘルプ項目がユーザの問題解決に役立つ度合いを示す。換言すれば、ヘルプ項目の評価値が高い程、そのヘルプ項目がユーザの問題解決に有用であることを示す。一方、ヘルプ項目の評価値が低いほど、そのヘルプ項目がユーザの問題解決には有用ではなかったことを示す。
[ヘルプ項目選択部24]
ヘルプ項目選択部24は、ヘルプ画面が表示されている状態で、ユーザから第2操作を受け付けた場合に、受付部22により受け付けた選択ノードの遷移経路に基づいて、ヘルプ項目記憶部23からヘルプ項目を選択する。
「第2操作」とは、ヘルプ項目を含むサポート画面を表示させるための操作である。例えば、「第2操作」は、ヘルプ画面に含まれる所定のボタンを押下する操作である。具体的には、ヘルプ画面W25のサポート画面表示ボタン116Bを押下する操作が「第2操作」の一例に相当する。
「選択ノードの遷移経路」とは、受付部22により受け付けた選択ノードの履歴である。また、換言すれば、「選択ノードの遷移経路」とは、木構造データにおいて、受付部22により受け付けた選択ノードのリストである。なお、上記の選択ノードのリストには、少なくともリーフノードの情報を含めることとしてもよい。
ヘルプ項目選択部24は、主にサーバー10のプロセッサ11、記憶装置12及び通信用インターフェース13により実現される。
具体的には、プロセッサ11は、通信用インターフェース13を介してユーザ端末30からサポート画面W3の表示要求を受け付けると、サポート画面W3への遷移までに受付部22により受け付けた選択ノードの履歴を取得する。
そして、プロセッサ11は、上記取得した選択ノードの履歴に基づいて、記憶装置12に記憶されるヘルプ項目データテーブルT3から該当するヘルプ項目を選択する。
[コード生成部25]
コード生成部25は、受付部22により受け付けた選択ノードの遷移経路に基づいて問い合わせコードを生成する。
「問い合わせコード」とは、ユーザがサポートセンター等に問い合わせる際に、ユーザの状況を伝達するために用いられる情報である。例えば、「問い合わせコード」は、ユーザにより選択された選択ノードの遷移経路を符号化したデータとしてよい。すなわち、問い合わせコードは、ユーザが選択した選択ノードの遷移経路を復号可能なデータである。
一例としては、コード生成部25は、選択ノードの識別情報(ノードID)を順次連結することで問い合わせコードを生成する。
サポートセンターへの問い合わせ時に問い合わせコードを用いることで、サポートセンター側では、ユーザの問い合わせコードから、ユーザがどの業務項目について調べていたのかを把握することができる。
コード生成部25は、主にサーバー10のプロセッサ11、記憶装置12及び通信用インターフェース13により実現される。
具体的には、プロセッサ11は、リーフノードに対応する業務項目のヘルプ画面W2をユーザ端末30の表示装置35に表示させる際に、上記のリーフノードまでに辿った選択ノードの経路を符号化した問い合わせコードを生成する。例えば、プロセッサ11は、選択ノードを順番に繋げたテキストデータを、所定の可逆圧縮の符号化方法により符号化することで、上記の問い合わせコードを生成することとしてよい。
[表示制御部26]
表示制御部26は、ユーザの操作を支援する情報を含むヘルプ画面を表示させる。ここで、「ユーザの操作を支援する情報」とは、例えばユーザに対して業務の実行の方法を案内するヘルプ情報である。具体的には、ヘルプ画面W2に表示される情報が「ユーザの操作を支援する情報」の一例に相当する。
また、表示制御部26は、受付部22がユーザから第1業務項目の選択動作を受け付けた場合に、第1業務項目の下位の第2業務項目に対応する第1画面領域と、第1業務項目の派生業務項目に対応する第2画面領域とを含むヘルプ画面を表示する。
上記の「第1業務項目」とは、下位の業務項目を有する業務項目である。例えば、大分類と中分類に属する業務項目が「第1業務項目」となり得る。なお、「第1業務項目」は、ユーザにより任意に選択されるものである。具体的には、図4の「伝票作成」が「第1業務項目」の一例に相当する。
上記の「第2業務項目」とは、「第1業務項目」の下位の業務項目である。例えば、第1業務項目が中分類である場合には、第1業務項目の小分類に属する業務項目が「第2業務項目」となり得る。具体的には、図5の「仕入伝票の作成」が「第2業務項目」の一例に相当する。この「仕入伝票の作成」は、「伝票作成」の下位の業務項目である。
上記の「第1画面領域」とは、少なくとも上記の「第2業務項目」の情報を表示する画面領域である。「第2業務項目」が複数ある場合には、「第1画面領域」にはそのうちの少なくとも1つが表示されることとしてよい。具体的には、図5のヘルプ情報表示領域114が「第1画面領域」の一例に相当する。
上記の「派生業務項目」とは、「第1業務項目」や「第2業務項目」と上位下位の関係にない業務項目であるが、「第1業務項目」や「第2業務項目」と関連付けられる業務項目である。
例えば、派生業務項目のうち少なくとも1つは、ユーザが最も高い頻度で実行する業務項目としてよい。
ここで、ユーザが最も高い頻度で実行する業務項目とは、所定期間内における実行回数が最も多い業務項目である。上記の所定期間は、例えば一週間、一月等任意に設定される期間としてよい。
また、派生業務項目は、複数のユーザ(例えば全ユーザや所定の属性を有するユーザ)の操作履歴の統計から選択するようにしてもよい。
上記の「第2画面領域」とは、少なくとも上記の「派生業務項目」の情報を表示する画面領域である。「派生業務項目」が複数ある場合には、「第2画面領域」にはそのうちの少なくとも1つが表示されることとしてよい。具体的には、図5の派生業務表示領域115が「第2画面領域」の一例に相当する。
本実施形態では、表示制御部26は、選択ノードに対応した解決策(業務項目)の情報と、選択ノードの子ノードに対応した解決策(業務項目)の情報を含むヘルプ画面を表示させる。
「選択ノードに対応した解決策(業務項目)の情報」とは、選択ノードに対応する解決策(業務項目)に関連付けられるヘルプ情報である。
「選択ノードの子ノード」とは、選択ノードと直接接続されたノードであって、選択ノードの下位のノードである。例えば、表示制御部26は、選択ノードに複数の子ノードがある場合には、その全ての子ノードについての業務項目の情報をヘルプ画面に表示させてもよいし、一部の子ノードについての業務項目の情報をヘルプ画面に表示させてもよい。
「選択ノードの子ノードに対応した業務項目の情報」とは、選択ノードの子ノードの名称、属性等の情報である。
「ヘルプ画面」とは、選択ノードに関連したヘルプ情報を表示するための画面である。例えば「ヘルプ画面」には、選択ノードの業務項目に関するヘルプ情報、選択ノードの子ノードを選択するための情報を表示するための画面である。
具体的には、ヘルプ画面W21乃至ヘルプ画面W26等が「ヘルプ画面」の一例に相当する。
表示制御部26は、受付部22がヘルプ画面に表示されるノードのうちから新たな選択ノードを受け付けた場合に、ヘルプ画面を更新する。
「ヘルプ画面に表示されるノード」とは、ヘルプ画面に表示される業務項目を示すオブジェクトである。オブジェクトとは、アイコン、テキスト、図形等のディスプレイに表示される表示物である。
「新たな選択ノード」とは、ヘルプ画面に表示されるノードからユーザにより選択されるノードである。例えば、ヘルプ画面に表示される選択ノードの子ノードのうちからユーザにより選択されるノードが「新たな選択ノード」となる。
「ヘルプ画面を更新する」とは、新たな選択ノードが選択された場合に、当該新たな選択ノードに基づいてヘルプ画面を更新することである。例えば、表示制御部26は、新たな選択ノードに対応する業務項目のヘルプ情報、新たな選択ノードの子ノードの情報に基づいて、ヘルプ画面の表示を更新する。
表示制御部26は、選択ノードがリーフノードである場合には、リーフノードに関連付けられる派生ノードに対応した解決策(業務項目)の情報をヘルプ画面に表示させる。
例えば、表示制御部26は、リーフノードに関連付けて派生ノード記憶部21に記憶される派生ノードを特定し、特定した派生ノードに対応した業務項目の情報をヘルプ画面に表示させる。ここで、派生ノードに対応した業務項目の情報は、例えば、業務項目の属性(名称、内容等)の情報である。
また、表示制御部26は、ヘルプ項目選択部24により選択したヘルプ項目を含むサポート画面を表示させる。すなわち、表示制御部26は、第2操作に応じてヘルプ項目選択部24がヘルプ項目を選択した場合に、選択されたヘルプ項目を含むサポート画面を、ユーザ端末30の表示装置35に表示させる。
「サポート画面」とは、ヘルプ項目選択部24により選択したヘルプ項目を一覧表示した画面である。例えば、FAQの画面が上記の「サポート画面」の一例に相当する。
表示制御部26は、問い合わせコードを、問い合わせ先の情報とともにヘルプ画面に表示させる。なお、上記の「問い合わせコード」は、コード生成部25により生成されるコードである。
「問い合わせ先の情報」とは、ユーザが電話、電子メール、チャット等により問い合わせるサポートセンター等の宛先の情報である。サポートセンターの電話番号、電子メールアドレス等の上記の「問い合わせ先の情報」の一例に相当する。
表示制御部26は、主にサーバー10のプロセッサ11、記憶装置12及び通信用インターフェース13により実現される。
具体的には、プロセッサ11は、受付部22により受け付けた選択ノードがリーフノードでない場合には、当該選択ノードについて木構造データテーブルT1に記憶される子ノードの情報に基づいてヘルプ画面W2を生成する。そして、プロセッサ11は、通信用インターフェース13を介して、ヘルプ画面W2をユーザ端末30の表示装置35に表示させる。
また、プロセッサ11は、受付部22により受け付けた選択ノードがリーフノードである場合には、当該選択ノードについて木構造データテーブルT1に記憶される表示内容(ヘルプ情報)、及び派生ノードデータテーブルT2に記憶される派生ノードに基づいてヘルプ画面W2を生成する。さらに、プロセッサ11は、リーフノードに対応するヘルプ画面W2には、コード生成部25により生成した問い合わせコードの表示を含める。そして、プロセッサ11は、通信用インターフェース13を介して、ヘルプ画面W2をユーザ端末30の表示装置35に表示させる。
そして、プロセッサ11は、ユーザ端末30の表示装置35に表示されたヘルプ画面W2を介して、新たな業務項目(選択ノード)の選択を受け付けた場合には、新たな選択ノードに基づいてヘルプ画面W2を生成する。そして、プロセッサ11は、通信用インターフェース13を介して、ヘルプ画面W2をユーザ端末30の表示装置35に表示させる。
また、プロセッサ11は、ユーザ端末30の表示装置35に表示されたヘルプ画面W2を介して、サポート画面の表示要求を受け付けた場合には、ヘルプ項目選択部24により選択されたヘルプ項目に基づいてサポート画面W3を生成する。そして、プロセッサ11は、通信用インターフェース13を介して、サポート画面W3をユーザ端末30の表示装置35に表示させる。
[ヘルプ画面W2、サポート画面W3の表示制御処理]
次に、図16のフロー図を参照しながら、サーバー10により実行されるヘルプ画面W2、サポート画面W3の表示制御処理の流れについて説明する。
図16に示されるように、サーバー10のプロセッサ11は、通信用インターフェース13を介してユーザ端末30からヘルプ操作を受け付けた場合には(S1:Yes)、S2に進む。一方、プロセッサ11は、上記のヘルプ操作を受け付けていない場合には(S1:No)、待機する。
S2において、サーバー10のプロセッサ11は、ユーザ端末30の表示装置35に表示される画面に基づいて選択ノードを決定する(S2)。具体的には、プロセッサ11は、ヘルプ操作を受け付けた際に表示装置35に表示される画面がメニュー画面W1である場合には、ルートノードを選択ノードとする。また、プロセッサ11は、ヘルプ操作を受け付けた際に表示装置35に表示される画面が業務画面(例えば業務画面W4)である場合には、業務画面に対応する業務項目に対応するノードを選択ノードとする。
次に、プロセッサ11は、選択ノードがリーフノードである場合には(S3:Yes)、S4に進み、選択ノードがリーフノードでない場合には(S3:No)、S6に進む。
S4において、プロセッサ11は、選択ノードに関連付けて派生ノードデータテーブルT2に記憶される派生ノードを取得する(S4)。そして、プロセッサ11は、ヘルプ操作を受け付けてからの選択ノードの遷移経路(履歴)に基づいて問い合わせコードを生成する(S5)。
次に、プロセッサ11は、選択ノードに対応する業務項目のヘルプ情報、及び選択ノードがリーフノードである場合にはS4及びS5で得た情報に基づいて、ヘルプ画面を生成する(S6)。例えば、ヘルプ画面W2がヘルプ画面の一例である。
そして、プロセッサ11は、上記生成したヘルプ画面を、ユーザ端末30に提示する(S7)。具体的には、プロセッサ11は、上記のヘルプ画面を、通信用インターフェース13を介してユーザ端末30に送信して、ユーザ端末30の表示装置35に表示させる。
ここで、ユーザ端末30のプロセッサ31は、表示装置35に表示されるヘルプ画面を介して、新たな選択ノードを受け付けると、通信用インターフェース33を介してサーバー10に選択ノードの更新を通知する。
これに対し、選択ノードの更新があった場合には(S8:Yes)、プロセッサ11は、S2に戻る。なお、この場合、プロセッサ11は、ユーザ端末30から通知されたノードを新たな選択ノードとして決定する。
また、選択ノードの更新がない場合であって(S8:No)、サポート画面の表示要求を受け付けた場合には(S9:Yes)、プロセッサ11はS10に進む。
S10において、プロセッサ11は、ヘルプ操作を受け付けてからの選択ノードの遷移経路(履歴)に基づいて、ヘルプ項目データテーブルT3からヘルプ項目を選択する(S10)。
次いで、プロセッサ11は、上記選択したヘルプ項目を表示させるサポート画面を生成する(S11)。例えば、サポート画面W3がサポート画面の一例である。
そして、プロセッサ11は、上記生成したサポート画面を、ユーザ端末30に提示する(S12)。具体的には、プロセッサ11は、上記のサポート画面を、通信用インターフェース13を介してユーザ端末30に送信して、ユーザ端末30の表示装置35に表示させる。
ユーザ端末30のプロセッサ31は、表示装置35に表示されるサポート画面W3において、戻るボタン122の押下操作を受け付けた場合には、ヘルプ画面に戻る旨をサーバー10に要求する。
プロセッサ11は、ユーザ端末30からヘルプ画面に戻る要求を受け付けると(S13:Yes)、S8に戻る。
また、S13において、ユーザ端末30からヘルプ画面に戻る要求を受け付けておらず(S13:No)、終了操作を受け付けた場合には(S14:Yes)、プロセッサ11は、処理を終了する。
なお、S14において終了操作を受け付けない場合には(S14:No)、プロセッサ11は、S13に戻る。
また、S9において、サポート画面の表示要求を受け付けておらず(S9:No)、終了操作を受け付けていない場合には(S15:No)、プロセッサ11は、S8に戻る。
一方で、S15で終了操作を受け付けた場合には(S15:Yes)、処理を終了する。
[サーバー10により奏される効果]
以上説明したサーバー10によれば、ユーザ端末30の表示装置35に業務項目を階層順に辿って表示させることで、ユーザにとって知りたい業務項目を探しやすくなる。また、最下層の業務項目に達した場合に、その業務項目に関連する業務項目に遷移可能とすることで、ユーザが当初選択した業務項目が適切でなかった場合にも、ユーザの知りたい業務項目に到達する可能性を向上できる。
また、サーバー10は、メニュー画面W1が表示されている状態で、ユーザからヘルプ画面の表示操作(第1操作)を受け付けた場合に、木構造データTDのうちルートノードを選択ノードとして受け付ける。
こうしてメニュー画面W1から表示されるヘルプ画面W2を辿ることで、ユーザは業務項目の全体の中から知りたい業務項目の情報を探すことができる。
また、サーバー10は、業務項目に対応した業務画面W4が表示されている状態で、ユーザからヘルプ画面の表示操作(第1操作)を受け付けた場合に、木構造データTDのうち業務画面に対応した業務項目のノードを選択ノードとして受け付ける。
こうすることで、ユーザが実行している業務に関して、ユーザが知りたい業務項目の情報を探すことができる。業務項目の全体の中からユーザが知りたい業務項目の情報を探す場合に比べて、ユーザに提示する業務項目を絞り込むことができる。これにより、ユーザにとっては自らが知りたい業務項目を効率良く探し出すことができる。
また、サーバー10は、ヘルプ画面W2の遷移に基づいて選択されたヘルプ項目を含むサポート画面W3を表示させる。
こうすることで、ユーザの業務項目の探し方に応じて、ユーザに適したヘルプ項目を提示することができる。これにより、ユーザにとって適切な解決策を提示しやすくなる。
また、サーバー10は、ヘルプ画面W2の遷移に基づいて生成した問い合わせコードを問い合わせ先の情報とともにヘルプ画面W2に表示させる。
こうすることで、ユーザが問い合わせを行う際に、問い合わせコードを利用することでユーザが知りたい業務項目の内容を、問い合わせ先に伝えることが可能となる。
[その他の実施形態]
本発明は上記の実施形態に限定されるものではない。例えば、ヘルプ画面W2において問い合わせ情報表示領域117を表示するのは、サポート画面W3を表示した後に、戻るボタン122が押下されて、再びヘルプ画面W2を表示する際としてもよい。こうすることで、ユーザは自らサーバー10から提供されるヘルプ情報を確認した後に限って、コールセンターへの問い合わせが可能なように制御できる。これにより、コールセンターへの問い合わせを必要な場合に限定し、コールセンターへの問い合わせの数を低減できる。
また、ヘルプ画面W2において、解決策(業務項目)を検索するための検索欄を設けて、業務項目を検索可能としてもよい。
また、上記の実施形態では、ユーザに業務項目を解決策として提示する例について説明したが、ユーザに対して解決策として提示する情報は業務項目に限定されない。
また、リーフノード以外のノードについてのヘルプ画面W2においても、問い合わせ情報表示領域117等の情報を表示させるようにしてもよい。
本実施形態では、本発明のヘルプ画面提示システムをサーバー10に適用した例について説明したが、スタンドアロンのコンピュータに本発明のヘルプ画面提示システムを適用してもよい。
1 業務システム
10 サーバー(ヘルプ画面提示システム)
11 プロセッサ
12 記憶装置
13 通信用インターフェース
20 木構造データ記憶部
21 派生ノード記憶部
22 受付部
23 ヘルプ項目記憶部
24 ヘルプ項目選択部
25 コード生成部
26 表示制御部
30 ユーザ端末
31 プロセッサ
32 記憶装置
33 通信用インターフェース
34 入力装置
35 表示装置
100 ヘルプアイコン
101 業務アイコン群
101A 第1業務アイコン
101B 第2業務アイコン
101C 第3業務アイコン
101D 第4業務アイコン
101E 第5業務アイコン
101F 第6業務アイコン
102 終了ボタン
110 閉じるボタン
111 第1大分類表示領域
111A 業務項目
111B 業務項目
111C 業務項目
112 第2大分類表示領域
112A 業務項目
112B 業務項目
112C 業務項目
113 中分類表示領域
113A 業務項目
113B 業務項目
113C 業務項目
113D 業務項目
114 ヘルプ情報表示領域
115 派生業務表示領域
115A 派生業務項目
115B 派生業務項目
116 評価入力領域
116A 解決ボタン
116B サポート画面表示ボタン
117 問い合わせ情報表示領域
117A 問い合わせコード表示領域
118 業務項目表示領域
118A 業務項目
118B 業務項目
118C 業務項目
118D 業務項目
120 FAQ表示領域
120A 第1ヘルプ項目
120B 第2ヘルプ項目
120C 第3ヘルプ項目
121 解決ボタン
122 戻るボタン
130 追加ボタン
131 クリアボタン
132 伝票表示領域
132A 項目記入欄
132B 項目記入欄
132C 項目記入欄
T1 木構造データテーブル
T2 派生ノードデータテーブル
T3 ヘルプ項目データテーブル
W1 メニュー画面
W2 ヘルプ画面
W21 ヘルプ画面
W22 ヘルプ画面
W23 ヘルプ画面
W24 ヘルプ画面
W25 ヘルプ画面
W26 ヘルプ画面
W3 サポート画面
W4 業務画面
NW ネットワーク
TD 木構造データ

Claims (10)

  1. ユーザの操作を支援するヘルプ画面提示システムにおいて、
    前記ユーザの選択動作を受け付ける受付部と、
    前記ユーザの操作を支援する情報を含むヘルプ画面を表示させる表示制御部と、を備え、
    前記受付部が、前記ユーザから第1業務項目の選択動作を受け付けた場合に、前記表示制御部は、前記第1業務項目の下位の第2業務項目に対応する第1画面領域と、前記第1業務項目の派生業務項目に対応する第2画面領域とを含む前記ヘルプ画面を表示することを特徴とするヘルプ画面提示システム。
  2. 前記派生業務項目は、前記第1業務項目および前記第2業務項目に対し、上位または下位の関係にない業務項目であり、かつ前記第1業務項目および前記第2業務項目と関連付けられる業務項目であることを特徴とする請求項1に記載のヘルプ画面提示システム。
  3. 前記派生業務項目のうち少なくとも1つは、前記ユーザが最も高い頻度で実行する業務項目であることを特徴とする請求項1または2に記載のヘルプ画面提示システム。
  4. それぞれ業務項目に対応した複数のノードを、業務項目の分類に基づいて階層的に接続した木構造データを記憶する木構造データ記憶部と、
    前記複数のノードのうち末端のリーフノードに関連付けて、当該リーフノードと接続していない派生ノードを記憶する派生ノード記憶部と、を備え、
    前記受付部は、前記複数のノードのうちから前記ユーザに選択された選択ノードを受け付け、
    前記表示制御部は、前記選択ノードに対応した業務項目と、前記選択ノードの子ノードに対応した業務項目の情報を含む前記ヘルプ画面を表示させ、
    前記表示制御部は、前記受付部が前記ヘルプ画面に表示されるノードのうちから新たな選択ノードを受け付けた場合に、前記ヘルプ画面を更新し、
    前記表示制御部は、前記選択ノードが前記リーフノードである場合には、前記リーフノードに関連付けられる前記派生ノードに対応した業務項目である派生業務項目の情報を前記ヘルプ画面に表示させることを特徴とする請求項1に記載のヘルプ画面提示システム。
  5. メニュー画面が表示されている状態で、前記ユーザから第1操作を受け付けた場合に、前記受付部は、前記複数のノードのうちのルートノードを前記選択ノードとして受け付けることを特徴とする請求項4に記載のヘルプ画面提示システム。
  6. 業務画面が表示されている状態で、前記ユーザから前記第1操作を受け付けた場合に、前記受付部は、前記業務画面に対応したノードを前記選択ノードとして受け付けることを特徴とする請求項5に記載のヘルプ画面提示システム。
  7. 質問と回答からなるヘルプ項目を記憶するヘルプ項目記憶部と、
    前記ヘルプ画面が表示されている状態で、前記ユーザから第2操作を受け付けた場合に、前記受付部により受け付けた前記選択ノードの遷移経路に基づいて、前記ヘルプ項目記憶部からヘルプ項目を選択するヘルプ項目選択部と、を備え、
    前記表示制御部は、前記ヘルプ項目選択部により選択したヘルプ項目を含むサポート画面を表示させることを特徴とする請求項4乃至6のいずれかに記載のヘルプ画面提示システム。
  8. 前記受付部により受け付けた前記選択ノードの遷移経路に基づいて問い合わせコードを生成するコード生成部と、
    前記表示制御部は、前記問い合わせコードを、問い合わせ先の情報とともに前記ヘルプ画面に表示させることを特徴とする請求項7に記載のヘルプ画面提示システム。
  9. ユーザの操作を支援するヘルプ画面提示システムによるヘルプ画面提示方法であって、
    前記ヘルプ画面提示システムが、
    前記ユーザの選択動作を受け付け、
    前記ユーザの操作を支援する情報を含むヘルプ画面を表示させ、
    前記ユーザから第1業務項目の選択動作を受け付けた場合に、前記第1業務項目の下位の第2業務項目に対応する第1画面領域と、前記第1業務項目の派生業務項目に対応する第2画面領域とを含む前記ヘルプ画面を表示することを特徴とするヘルプ画面提示方法。
  10. ユーザの操作を支援するヘルプ画面提示システムとしてコンピュータを機能させるためのヘルプ画面提示プログラムであって、
    前記ヘルプ画面提示システムは、
    前記ユーザの選択動作を受け付ける受付部と、
    前記ユーザの操作を支援する情報を含むヘルプ画面を表示させる表示制御部と、を備え、
    前記受付部が、前記ユーザから第1業務項目の選択動作を受け付けた場合に、前記表示制御部は、前記第1業務項目の下位の第2業務項目に対応する第1画面領域と、前記第1業務項目の派生業務項目に対応する第2画面領域とを含む前記ヘルプ画面を表示することを特徴とするヘルプ画面提示プログラム。
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