JP2010224689A - デバイス制御システム、情報処理装置及びデバイス制御方法 - Google Patents

デバイス制御システム、情報処理装置及びデバイス制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】通信インタフェースを経由してプロセッサからデバイスを制御する場合に性能ロスを低減できるデバイス制御システム等を提供する。
【解決手段】ホストコントローラとターゲットコントローラ間で通信が行われるシステムにおいて、ターゲットコントローラは、制御対象デバイスから送出された割込要因情報を最優先パケットでホストコントローラへ送信し、ホストコントローラは、最優先パケットにより受信した割込要因情報を保存し、プロセッサに対して割込信号を送出し、プロセッサは、割込信号を受け取ると、ホストコントローラに保存された割込要因情報を基に判断を行い、制御対象デバイスを最優先で制御すると判断した場合、制御対象デバイスを制御する命令をホストコントローラに送出し、ホストコントローラは、命令をターゲットコントローラへ送信し、ターゲットコントローラは、命令に基づいて制御対象デバイスを制御する。
【選択図】図1

Description

本発明は、通信インタフェースを経由してプロセッサからデバイスを制御するデバイス制御システム、情報処理装置及びデバイス制御方法に関する。
プロセッサにより所定のデバイスを制御するシステムとして、例えば図8(a)に示す構成がある。図8(a)では、プロセッサの例としてのCPU(Central Processing Unit)1、制御対象デバイス(制御対象となるデバイス)の例としてのRS232Cコントローラ2とがCPUバス3を介して接続されている。図8(a)では、RS232Cコントローラ2は、自身が送信した割込信号をトリガとして、CPUバス3を介してCPU1へデータを伝送することができる。
しかし、図8(a)の構成は、CPUバス3を介する構成であるため、CPU1とRS232Cコントローラ2とを別々に離して配置する場合、その距離には限度がある。
これに対し、プロセッサが通信インタフェースを経由して所定のデバイスの制御を行うシステムがある(例えば、特許文献1参照)。このようなシステムの構成例を図8(b)に示す。図8(b)では、通信インタフェースの例としてUSB(Universal Serial Bus)を用いており、CPU1を有するホスト側(のデバイス・装置・機器等)と、RS232Cコントローラ2を有するターゲット側(のデバイス・装置・機器等)とが、USBケーブル5を介して接続されている。ホスト側は、CPU1の他に、USBホストコントローラ4を有しており、CPU1とUSBホストコントローラ4はCPUバス3を介して接続されている。一方、ターゲット側は、RS232Cコントローラ2の他に、USBターゲットコントローラ6と、制御マイコン11とを有しており、USBターゲットコントローラ6と制御マイコン11はバス7を介して接続されている。また、USBホストコントローラ4とUSBターゲットコントローラ6は、USBケーブル5を介して接続されている。
図8(b)に示す構成例において、ホスト側では、USB経由でRS232Cコントローラ2を制御するために仮想変換ドライバが必要となる。また、ターゲット側では、USBとRS232Cコントローラ2へのアクセス変換を、一般的には制御マイコン11で行う。このようなことから、図8(b)に示す構成例では、ソフトウェアのオーバーヘッドがある。なお、バルク転送などによりオーバーヘッドをカバーすることができるが、小さなデータの伝送には不向きである。
すなわち、図8(b)に示す構成例では、ホスト側の仮想デバイス化のソフトウェアと、ターゲット側での(一般的に制御マイコンでの)仮想化処理を必要としているため、ソフトウェアによる仮想化処理において、性能ロス(オーバーヘッド)があるという問題があった。このような問題の要因の1つとしては、通信インタフェースを経由した制御デバイスの割込信号を、直接プロセッサに通信する手段がないことが挙げられる。
特開2008−118630号公報
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、通信インタフェースを経由してプロセッサからデバイスを制御する場合に性能ロスを低減することが可能となるデバイス制御システム、情報処理装置及びデバイス制御方法を提供することを目的とする。
かかる目的を達成するために、本発明のデバイス制御システムは、プロセッサ及びプロセッサと接続されるホストコントローラと、制御対象デバイス及び制御対象デバイスと接続されるターゲットコントローラとを有し、プロセッサが通信インタフェースを経由して制御対象デバイスを制御するデバイス制御システムであって、ホストコントローラとターゲットコントローラとの間で通信が行われ、ターゲットコントローラは、制御対象デバイスから送出される第1の割込信号を検出すると、第1の割込信号に含まれる割込要因情報を取得し、最優先で送信すべき割込要因であると判断した場合、最優先パケットでホストコントローラへ送信し、ホストコントローラは、最優先パケットを受信すると、割込要因情報を保存し、プロセッサに対して第2の割込信号を送出し、プロセッサは、第2の割込信号を受け取ると、ホストコントローラに保存された割込要因情報を基に判断を行い、制御対象デバイスを最優先で制御すると判断した場合、制御対象デバイスを制御する命令をホストコントローラに送出し、ホストコントローラは、命令をターゲットコントローラへ送信し、ターゲットコントローラは、命令に基づいて制御対象デバイスを制御することを特徴とする。
また、本発明の情報処理装置は、本発明のデバイス制御システムにおけるターゲットコントローラ又はホストコントローラのいずれかとして動作することを特徴とする。
また、本発明のデバイス制御方法は、ホストコントローラと接続されたプロセッサが、通信インタフェースを経由して、ターゲットコントローラと接続された制御対象デバイスを制御するデバイス制御方法であって、ホストコントローラとターゲットコントローラとの間で通信が行われ、ターゲットコントローラは、制御対象デバイスから送出される第1の割込信号を検出すると、第1の割込信号に含まれる割込要因情報を取得し、最優先で送信すべき割込要因であると判断した場合、最優先パケットでホストコントローラへ送信し、ホストコントローラは、最優先パケットを受信すると、割込要因情報を保存し、プロセッサに対して第2の割込信号を送出し、プロセッサは、第2の割込信号を受け取ると、ホストコントローラに保存された割込要因情報を基に判断を行い、制御対象デバイスを最優先で制御すると判断した場合、制御対象デバイスを制御する命令をホストコントローラに送出し、ホストコントローラは、命令をターゲットコントローラへ送信し、ターゲットコントローラは、命令に基づいて制御対象デバイスを制御することを特徴とする。
本発明によれば、通信インタフェースを経由してプロセッサから制御デバイスに対するアクセスをソフトウェアのオーバーヘッドなしに処理することが可能になるため、性能ロスを低減することが可能となる。
本発明の第1の実施形態に係るデバイス制御システムの構成例を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態に係るSpace Wireターゲットコントローラの構成例を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態に係るSpace Wireホストコントローラの構成例を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態に係るデバイス制御システムの動作例の一部を示すシーケンスチャートである。 本発明の第1の実施形態に係るデバイス制御システムの動作例の一部を示すシーケンスチャートである。 本発明の第1の実施形態に係るデバイス制御システムの動作例の一部を示すシーケンスチャートである。 本発明の第2の実施形態に係るデバイス制御システムの構成例を示すブロック図である。 本発明に関連する技術例の構成を示すブロック図である。
以下、本発明を実施するための最良の形態について添付図面を参照して詳細に説明する。
〔第1の実施形態〕
本発明の一実施形態であるデバイス制御システムの構成例を図1に示す。本実施形態のデバイス制御システムは、プロセッサが通信インタフェースを経由してデバイスの制御を行う構成である。図1では、通信インタフェースの例としてSpace Wire(200Mbpsクラスの高速シリアルインタフェース)を用いている。図1に示すように、プロセッサの一例であるCPU1を有するホスト側(のデバイス・装置・機器等)と、制御対象デバイスの一例であるRS232Cコントローラ2を有するターゲット側(のデバイス・装置・機器等)とが、Space Wireケーブル10を介して接続されている。
ホスト側は、CPU1の他に、Space Wireホストコントローラ9を有しており、CPU1とSpace Wireホストコントローラ9は割込信号及びCPUバス3を介して接続されている。
ターゲット側は、RS232Cコントローラ2の他に、Space Wireターゲットコントローラ8を有しており、RS232Cコントローラ2とSpace Wireターゲットコントローラ8は割込信号及びバス12を介して接続されている。
Space Wireホストコントローラ9とSpace Wireターゲットコントローラ8は、Space Wireケーブル10を介して接続されており、Space Wireプロトコルによるデータ通信を可能としている。
CPU1及びRS232Cコントローラ2の基本的な機能は、従来一般的に使用されているものと同じであるので、ここでの説明は省略する。
図1に示す構成において、Space Wireを経由してのホスト側からターゲット側の制御デバイスが直接制御(メモリマップとして見える)可能なことは、現在RMAP(Remote Memory Access Protocol)で規定されている。しかしながらこれまでは、図1に示す構成において、制御デバイスの割込信号を即座にホスト側のプロセッサに通知する手段がなかった。よって、例えば、図1に示す構成においてRS232Cコントローラ2が数バイトのデータを受信した場合、即座にCPU1にそのデータを通知して読み取らせることができず、仮想ソフトウェアを含めたオーバーヘッドによりタイムラグが大きくなるという問題があった。本実施形態では、このような問題を解決するために、図1に示す構成において、以下に説明する構成及び動作を備えることを特徴とする。
図2は、図1に示す本実施形態のデバイス制御システムにおいて、Space Wireターゲットコントローラ8の詳細な構成を示す図である。図2に示すように、本実施形態では、Space Wireターゲットコントローラ8は、プロトコル制御回路80、受信I/F(Interface)回路81、最優先パケット送信回路82、I/O(Input/Output)コントローラ83、受信FIFO(First-IN First-Out)86、送信FIFO(First-In First-Out)87、送信I/F(Interface)回路88、セレクタ89を有する。I/Oコントローラ83は、割込検出回路84を有する。割込検出回路84は、割込要因レジスタ85を有する。また、図2に示すように、RS232Cコントローラ2とSpace Wireターゲットコントローラ8は、バス12を介して、後述する制御信号及びデータの送出・受取を行う。また、RS232Cコントローラ2からの割込信号がSpace Wireターゲットコントローラ8に接続されている。
図3は、図1に示す本実施形態のデバイス制御システムにおいて、Space Wireホストコントローラ9の詳細な構成を示す図である。図3に示すように、本実施形態では、Space Wireホストコントローラ9は、プロトコル制御回路90、受信I/F(Interface)回路91、最優先パケット判別回路92、I/O(Input/Output)コントローラ93、受信FIFO(First-IN First-Out)96、送信FIFO(First-In First-Out)97、送信I/F(Interface)回路98を有する。I/Oコントローラ93は、割込発生回路94を有する。割込発生回路94は、割込要因レジスタ95を有する。また、図3に示すように、CPU1とSpace Wireホストコントローラ9は、CPUバス3を介して、後述するデータ及び割込信号の送出・受取を行う。また、Space Wireホストコントローラ9からの割込信号がCPU1に接続されている。
次に、上述した本実施形態のデバイス制御システムの動作について説明する。図4〜図6は、本実施形態のデバイス制御システムの動作(本発明のデバイス制御方法の一実施形態)を示すシーケンスチャートである。
最初に、図4を参照して説明する。RS232Cコントローラ2は、RS232Cインタフェース経由でデータを受信すると(ステップS1)、割込信号(第1の割込信号)をSpace Wireターゲットコントローラ8へ送出する(ステップS2)。なお、受信データは、RS232Cコントローラ2にて一時的に保持される。
Space Wireターゲットコントローラ8において、I/Oコントローラ83の割込検出回路84は、RS232Cコントローラ2から送出された割込信号(第1の割込信号)を検出する(ステップS3)。割込検出回路84は、バス12を介してRS232Cコントローラ2から割込要因をリードし、割込要因レジスタ85に保存する(ステップS4)。
次に、割込検出回路84は、割込要因情報を基にして、当該割込を最優先でCPU1に通知すべきかどうかを判断する(ステップS5)。判断の結果、最優先ではない場合は(ステップS5/NO)、何もしない。
一方、判断の結果、最優先である場合(ステップS5/YES)、セレクタ89の切替が行われる(ステップS6)。このセレクタ89の切替の詳細について説明する。まず、割込検出回路84は、プロトコル制御回路80に対して、セレクタ89をB方向(最優先パケット送信用)に切り替えるように指示する。次に、プロトコル制御回路80は、セレクタ89をB方向に切り替えるように制御する。これにより、セレクタ89は、B方向に切り替えられる。
上記セレクタ89の切替が行われると、最優先パケットにて割込要因情報がSpace Wireホストコントローラ9へ送信される(ステップS7)。この最優先パケットの送信の詳細について説明する。まず、割込検出回路84は、最優先パケット送信回路82に対して、割込要因情報を送出する。最優先パケット送信回路82は、割込要因情報(レジスタリード値)の受け取りをトリガとして、その割込要因情報を含む最優先パケットを生成する。この最優先パケットには、「最優先で処理されるべき」であることを示す情報も含まれる。最優先パケット送信回路82は、生成した最優先パケットを、セレクタ89を介して送信I/F回路88へ送出する。送信I/F回路88は、受け取った最優先パケットを、Space Wireケーブル10経由で、Space Wireホストコントローラ9へ送信する。
Space Wireホストコントローラ9において、受信I/F回路91は、Space Wireターゲットコントローラ8から送信された信号を受信する(ステップS8)。そして、受信I/F回路91は、その受信信号を最優先パケット判別回路92へ送出する。
次に、図5を参照して説明する。最優先パケット判別回路92は、受信I/F回路91から受け取った受信信号が最優先パケットであるか否かを判別する(ステップS9)。判別の結果、最優先パケットではない場合(ステップS9/NO)、後述するステップS24へ進む。
一方、判別の結果、最優先パケットである場合(ステップS9/YES)、最優先パケット判別回路92は、最優先パケットをI/Oコントローラ93へ送出する。
I/Oコントローラ93の割込発生回路94は、受け取った最優先パケットに含まれている割込要因情報(レジスタリード値)を割込要因レジスタ95に保存する(ステップS10)。
割込発生回路94は、CPU1に対して、CPUバス3を介して割込信号(第2の割込信号)を送出する(ステップS11)。
CPU1は、Space Wireホストコントローラ9から送出された割込信号(第2の割込信号)を受け取ると、バス経由でSpace Wireホストコントローラ9の割込要因レジスタ95へアクセスし、保存されている割込要因情報を読み込む(ステップS12)。
CPU1は、割込要因情報に基づいて、RS232Cコントローラで一時保存されているデータが、最優先で受信すべきデータであるかどうかを判断する(ステップS13)。判断の結果、最優先ではない場合(ステップS13/NO)、何もしない。
一方、判断の結果、最優先である場合(ステップS13/YES)、CPU1は、RS232Cコントローラ2に対してデータを送信するように命令する制御信号(CPU命令)を、CPUバス3を介してSpace Wireホストコントローラ9へ送出する(ステップS14)。
Space Wireホストコントローラ9において、まず送信FIFO97が、上記CPU命令を受け取る。次に、送信FIFO97は、CPU命令をプロトコル制御回路90へ送出する。次に、プロトコル制御回路90は、CPU命令を送信I/F回路98へ送出する。送信I/F回路98は、CPU命令を、Space Wireケーブル10経由で、Space Wireターゲットコントローラ8へ送信する(ステップS15)。
Space Wireターゲットコントローラ8おいて、受信I/F回路81は、Space Wireホストコントローラ9から送信された信号(CPU命令)を受信する(ステップS16)。そして、受信I/F回路91は、受信したCPU命令をプロトコル制御回路80へ送出する。
次に、図6を参照して説明する。プロトコル制御回路80は、CPU命令を受け取ると、RS232Cコントローラ2に対してデータ送信を要求するように、I/Oコントローラ83に指示する。I/Oコントローラ83は、プロトコル制御回路80からの指示を受けると、バス12を介して、RS232Cコントローラ2に対し、データ送信を要求する制御信号を送出する(ステップS17)。
RS232Cコントローラ2は、I/Oコントローラ83から送出された制御信号を受け取ると、自身がRS232Cインタフェース経由で受信したデータを、バス12を介して、Space Wireターゲットコントローラ8へ送出する(ステップS18)。
Space Wireターゲットコントローラ8において、まず送信FIFO87が、上記データを受け取る(ステップS19)。次に、送信FIFO87は、データをプロトコル制御回路80へ送出する。
ここで、I/Oコントローラ83の割込検出回路84は、プロトコル制御回路80に対し、セレクタ89をA方向(データ送信用)に切り替えるよう指示する。そして、その指示を受けたプロトコル制御回路80は、セレクタ89をA方向に切り替える(ステップS20)。
次に、プロトコル制御回路90は、先に送信FIFO87から受け取ったデータを送信I/F回路88へ送出する。送信I/F回路88は、そのデータを、Space Wireケーブル10経由で、Space Wireホストコントローラ9へ送信する(ステップS21)。
Space Wireホストコントローラ9において、受信I/F回路91は、Space Wireターゲットコントローラ8から送信された信号を受信する(ステップS22)。そして、受信I/F回路91は、その受信信号を最優先パケット判別回路92へ送出する。
最優先パケット判別回路92は、受信I/F回路91から受け取った受信信号が最優先パケットであるか否かを判別する(ステップS23)。判別の結果、最優先パケットである場合(ステップS23/YES)、上述したステップS10へ進む。
一方、判別の結果、最優先パケットではない場合(ステップS23/NO)、最優先パケット判別回路92は、データをプロトコル制御回路90へ送出する。
プロトコル制御回路90は、受け取ったデータを受信FIFO96へ送出するとともに、I/Oコントローラ93に対し、CPU1に対する割込信号の発生を指示する。データは、受信FIFO96にて一時的に保持される。この指示を受けたI/Oコントローラ93の割込発生回路94は、CPU1に対して割込信号を送出する(ステップS24)。
CPU1は、割込信号を受け取ると、割込要因のレジスタをリードして、最優先パケットではないと判断した上で、I/Oコントローラ93に対し、CPUバス3を介して、受信FIFO96にて一時保持されているデータの送信を要求する制御信号を送出する(ステップS25)。
I/Oコントローラ83は、CPU1から上記制御信号を受け取ると、受信FIFO96からCPUバス3を介して、一時保存していたデータをCPU1へ送出する(ステップS26)。
CPU1は、Space Wireホストコントローラ9から上記データを受け取る(ステップS27)。このようにして、CPU1は、RS232Cコントローラ2で受信したデータを受信することになる。
以上説明したように本実施形態によれば、プロセッサにより制御されるデバイスを、Space Wireインタフェースを経由してプロセッサと接続する構成において、ソフトウェアのオーバーヘッドによる性能低下を防いだまま、プロセッサからの直接制御を可能にする。これにより、プロセッサから離れた場所にデバイスを配置でき、ハードウェアの応用構成が広がる。
〔第2の実施形態〕
上記第1の実施形態では、図1に示すように、ホスト側とターゲット側とが1対1の構成を例としたが、本実施形態では、ホスト側とターゲット側とが1対複数の構成とする。本実施形態のデバイス制御システムの構成を図7に示す。図7に示すように、本実施形態では、1つのホスト側と、3つのターゲット側A,B,Cとで構成される。ホスト側と、ターゲット側A,B,Cとは、Space Wireケーブル10とルータ13を介して接続される。なお、ホスト側とターゲット側A,B,Cの構成及び動作は、上記第1の実施形態で説明したものと同じであるので、ここでの説明は省略する。
図7に示す本実施形態のデバイス制御システムでは、各ターゲット側からホスト側に対して最優先パケットがそれぞれ送信されることになる。そこで、本実施形態のデバイス制御システムでは、ホスト側と各ターゲット側との間に、中継装置としてのルータ13を有する構成とする。
ルータ13は、各ターゲット側から送信される各最優先パケットを受信する。そして、ルータ13は、例えば、受信した順序に従って各最優先パケットをホスト側へ送信する。又は、例えば、Space Wireターゲットコントローラ8は、優先順位を示す情報を最優先パケットに含めて送信を行うようにし、ルータ13は、受信した各最優先パケットの優先順位を認識し、その優先順位に従って各最優先パケットをホスト側へ送信する。このように、本実施形態では、ルータ13を用いることで、各最優先パケットを順序良く取り扱うことができる。
以上説明したように本実施形態によれば、上記第1の実施形態の効果に加え、1つのプロセッサで複数のデバイスを制御することができ、低コスト化を実現できる。
なお、本実施形態では、ホスト側及びターゲット側とは別にルータ13を設ける構成としが、上述したルータ13の機能をホスト側(例えば、Space Wireホストコントローラ9)にて実現するように構成してもよい。
以上、本発明の実施形態について説明したが、上記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の変形が可能である。
1 CPU
2 RS232Cコントローラ
3 CPUバス
4 USBホストコントローラ
5 USBケーブル
6 USBターゲットコントローラ
7 バス
8 Space Wireターゲットコントローラ
9 Space Wireホストコントローラ
10 Space Wireケーブル
11 制御マイコン
12 バス
13 ルータ
80 プロトコル制御回路
81 受信I/F回路
82 最優先パケット送信回路
83 I/Oコントローラ
84 割込検出回路
85 割込要因レジスタ
86 受信FIFO
87 送信FIFO
88 送信I/F回路
89 セレクタ
90 プロトコル制御回路
91 受信I/F回路
92 最優先パケット判別回路
93 I/Oコントローラ
94 割込発生回路
95 割込要因レジスタ
96 受信FIFO
97 送信FIFO
98 送信I/F回路

Claims (13)

  1. プロセッサ及び前記プロセッサと接続されるホストコントローラと、制御対象デバイス及び前記制御対象デバイスと接続されるターゲットコントローラとを有し、前記プロセッサが通信インタフェースを経由して前記制御対象デバイスを制御するデバイス制御システムであって、
    前記ホストコントローラと前記ターゲットコントローラとの間で通信が行われ、
    前記ターゲットコントローラは、
    前記制御対象デバイスから送出される第1の割込信号を検出すると、前記第1の割込信号に含まれる割込要因情報を取得し、最優先で送信すべき割込要因であると判断した場合、最優先パケットで前記ホストコントローラへ送信し、
    前記ホストコントローラは、
    前記最優先パケットを受信すると、前記割込要因情報を保存し、前記プロセッサに対して第2の割込信号を送出し、
    前記プロセッサは、
    前記第2の割込信号を受け取ると、前記ホストコントローラに保存された前記割込要因情報を基に判断を行い、前記制御対象デバイスを最優先で制御すると判断した場合、前記制御対象デバイスを制御する命令を前記ホストコントローラに送出し、
    前記ホストコントローラは、
    前記命令を前記ターゲットコントローラへ送信し、
    前記ターゲットコントローラは、
    前記命令に基づいて前記制御対象デバイスを制御することを特徴とするデバイス制御システム。
  2. 前記ターゲットコントローラは、
    前記第1の割込信号を検出した場合、前記第1の割込信号に含まれる前記割込要因情報を保存することを特徴とする請求項1記載のデバイス制御システム。
  3. 前記ターゲットコントローラは、
    前記第1の割込信号を検出した場合、前記第1の割込信号に含まれる前記割込要因情報を基に、前記最優先パケットで前記割込要因情報を前記プロセッサに通知すべきかを判断し、
    前記最優先パケットで通知すべきであると判断した場合、前記割込要因情報を前記最優先パケットで前記ホストコントローラへ送信することを特徴とする請求項1又は2記載のデバイス制御システム。
  4. 前記ホストコントローラは、
    前記ターゲットコントローラから信号を受信すると、前記信号が前記最優先パケットであるかを判断し、
    前記最優先パケットであると判断した場合、前記割込要因情報を保存し、前記プロセッサに対して前記第2の割込信号を送出することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載のデバイス制御システム。
  5. 前記ターゲットコントローラは、
    前記第1の割込信号として、前記制御対象デバイスがデータを受信したときに前記制御対象デバイスから送出される信号を検出し、
    前記ホストコントローラは、
    前記制御対象デバイスを制御する命令として前記プロセッサにより送出された、前記制御対象デバイスに前記データを前記ホストコントローラへ送信させるための命令を、前記ターゲットコントローラへ送信することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載のデバイス制御システム。
  6. 前記ホストコントローラと前記ターゲットコントローラは、スペースワイヤプロトコルにより通信を行うことを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載のデバイス制御システム。
  7. 請求項1から6のいずれか1項に記載のデバイス制御システムにおけるターゲットコントローラ又はホストコントローラのいずれかとして動作することを特徴とする情報処理装置。
  8. ホストコントローラと接続されたプロセッサが、通信インタフェースを経由して、ターゲットコントローラと接続された制御対象デバイスを制御するデバイス制御方法であって、
    前記ホストコントローラと前記ターゲットコントローラとの間で通信が行われ、
    前記ターゲットコントローラは、
    前記制御対象デバイスから送出される第1の割込信号を検出すると、前記第1の割込信号に含まれる割込要因情報を取得し、最優先で送信すべき割込要因であると判断した場合、最優先パケットで前記ホストコントローラへ送信し、
    前記ホストコントローラは、
    前記最優先パケットを受信すると、前記割込要因情報を保存し、前記プロセッサに対して第2の割込信号を送出し、
    前記プロセッサは、
    前記第2の割込信号を受け取ると、前記ホストコントローラに保存された前記割込要因情報を基に判断を行い、前記制御対象デバイスを最優先で制御すると判断した場合、前記制御対象デバイスを制御する命令を前記ホストコントローラに送出し、
    前記ホストコントローラは、
    前記命令を前記ターゲットコントローラへ送信し、
    前記ターゲットコントローラは、
    前記命令に基づいて前記制御対象デバイスを制御することを特徴とするデバイス制御方法。
  9. 前記ターゲットコントローラは、
    前記第1の割込信号を検出した場合、前記第1の割込信号に含まれる前記割込要因情報を保存することを特徴とする請求項8記載のデバイス制御方法。
  10. 前記ターゲットコントローラは、
    前記第1の割込信号を検出した場合、前記第1の割込信号に含まれる前記割込要因情報を基に、前記最優先パケットで前記割込要因情報を前記プロセッサに通知すべきかを判断し、
    前記最優先パケットで通知すべきであると判断した場合、前記割込要因情報を前記最優先パケットで前記ホストコントローラへ送信することを特徴とする請求項8又は9記載のデバイス制御方法。
  11. 前記ホストコントローラは、
    前記ターゲットコントローラから信号を受信すると、前記信号が前記最優先パケットであるかを判断し、
    前記最優先パケットであると判断した場合、前記割込要因情報を保存し、前記プロセッサに対して前記第2の割込信号を送出することを特徴とする請求項8から10のいずれか1項に記載のデバイス制御方法。
  12. 前記ターゲットコントローラは、
    前記第1の割込信号として、前記制御対象デバイスがデータを受信したときに前記制御対象デバイスから送出される信号を検出し、
    前記ホストコントローラは、
    前記制御対象デバイスを制御する命令として前記プロセッサにより送出された、前記制御対象デバイスに前記データを前記ホストコントローラへ送信させるための命令を、前記ターゲットコントローラへ送信することを特徴とする請求項8から11のいずれか1項に記載のデバイス制御方法。
  13. 前記ホストコントローラと前記ターゲットコントローラは、スペースワイヤプロトコルにより通信を行うことを特徴とする請求項8から12のいずれか1項に記載のデバイス制御方法。
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