JP2010224546A - 電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】ディスプレイ装置へのストレスを抑制する。
【解決手段】表示画面9を有したディスプレイ装置8と、前記ディスプレイ装置8を収容するとともに、前記表示画面に対向した第1開口部7aと、前記表示画面の周縁部に対向した第2開口部32Aとが形成された筐体13と、前記表示画面9が露出する位置P1と、前記表示画面9が覆われる位置P2との間で回動可能に設けられ、前記筐体を支持した支持部2と、前記表示画面9の周縁部9a4と前記筐体13との間に充填されるとともに、前記第2開口部32Aから突出することで前記表示画面9が覆われる位置P2に在る前記支持部2と当接する弾性部材26とを具備する。
【選択図】図6

Description

本発明は、ディスプレイ装置を有する電子機器に関する。
本体筐体に対して表示部筐体が回転可能になった電子機器が開示されている。この電子機器は、キーボードの載置部が設けられる本体筐体と、ディスプレイ装置等が内蔵される表示部筐体と、表示部筐体から突出するように設けられる固定部材と、を備えている。表示部筐体は、さらに、固定部材がはめ込まれる開口部を有している。固定部材は、ゴム等の弾性部材であり、表示部筐体の角部から本体筐体に向かって突出するように設けられている。
固定部材は、表示部筐体を閉じる際に本体筐体の上面に当接し、表示部筐体に生じる衝撃を吸収する。(例えば、特許文献1参照)。
特開2007−156551号公報
しかしながら、従来の技術では、ディスプレイ装置へ伝わる応力について考慮が成されていない。例えば特許文献1に示すような装置では、表示部筐体とディスプレイ装置とが当接するため、外部応力が表示部筐体からディスプレイ装置に直接伝わり、ディスプレイ装置の周縁部分が破壊される可能性がある。
本発明の目的は、ディスプレイ装置へのストレスを抑制することができる電子機器を提供することにある。
前記目的を達成するため、本発明の一つの形態に係る電子機器は、表示画面を有したディスプレイ装置と、前記ディスプレイ装置を収容するとともに、前記表示画面に対向した第1開口部と、前記表示画面の周縁部に対向した第2開口部とが設けられた筐体と、前記表示画面が露出する位置と、前記表示画面が覆われる位置との間で回動可能に設けられ、前記筐体を支持した支持部と、前記筺体内で前記ディスプレイ装置と当接されるとともに、前記第2開口部から一部が突出することで前記表示画面が覆われる位置に在る前記支持部と当接する弾性部材と、を具備する。
また、前記目的を達成するため、本発明の一つの形態に係る電子機器は、入力を受ける入力部が設けられた第1筐体と、ディスプレイ装置が収容され、開口部が設けられた第2筐体と、前記入力部が露出する位置と、前記入力部が覆われる位置との間を移動可能に前記第1筐体と第2筐体とを連結した連結部と、前記第2筐体内で前記ディスプレイ装置と当接するとともに、前記開口部から一部が突出され、前記入力部が覆われる位置で前記第1筐体と当接される弾性部材と、を具備する。
また、前記目的を達成するため、本発明の一つの形態に係る電子機器は、入力部が設けられた第1筐体と、ディスプレイ装置が収容され、開口部が設けられた第2筐体と、前記入力部が露出する位置と、前記入力部が覆われる位置との間を移動可能に前記第1筐体と第2筐体とを連結した連結部と、前記第2筐体内で前記ディスプレイ装置と当接するとともに、前記開口部から一部が突出され、前記入力部が覆われる位置で前記第1筐体と当接される当接部と、を具備する。
上記の構成によれば、ディスプレイ装置へのストレスを抑制することができる電子機器を提供できる。
本発明の第1の実施形態に係るポータブルコンピュータの斜視図。 第1の実施形態に係る表示ユニットを分解して示す斜視図。 第1の実施形態に係るカバーとブラケットの斜視図。 第1の実施形態に係る表示ユニット内部を模式的に示す平面図。 第1の実施形態に係る充填部材を示す図。 図1に示す表示ユニットをF5—F5線に沿って切断して示した斜視図。 図1に示すポータブルコンピュータにおいて、表示ユニットが第2の位置にあるときに縦方向に沿って切断して示した断面図。 第2の実施形態に係る充填部材を示す図。 第2の実施形態に係るポータブルコンピュータの表示ユニット内部を模式的に示す平面図。 第3の実施形態に係るポータブルコンピュータの表示ユニット内部を模式的に示す平面図。 第3の実施形態に係るポータブルコンピュータの表示ユニットを横方向に沿って切断して示した斜視図。 第4の実施形態に係るポータブルコンピュータの表示ユニットを横方向に沿って切断して示した斜視図。
以下に本発明の実施の形態を、ポータブルコンピュータに適用した図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る電子機器としてのポータブルコンピュータ1を開示している。図1に示すように、ポータブルコンピュータ1は、本体2と表示ユニット3とを備えている。尚本明細書において、手前側(即ちユーザ側)を前方向F、ユーザから見て奥側を後方向R、ユーザから見て左側を左方向、ユーザから見て右側を右方向、ユーザから見て上方を上方向、ユーザから見て下方を下方向と定義する。
図1に示すように、電子機器の一例であるポータブルコンピュータ1は、本体2と、表示ユニット3と、本体2と表示ユニット3との間に設けられるヒンジ機構21a,21bと、を備えている。ヒンジ機構21a,21bは、表示ユニット3を回転可能に支持している。表示ユニット3は、図1に示すように本体2に対して起立した第1の位置P1と、図7に示すように本体2に対して平行になるようにこれに被さった第2の位置P2と、の間で回転することができる。
本体2は、本体筐体4を有する。本体筐体4は、上壁4a、周壁4b、および図示しない下壁を有する箱状に形成されている。本体2は、本体筐体4の内部に回路基板および複数の電子部品を搭載している。本体筐体4の上壁4aは、キーボード5を支持している。
図1に示すように、表示ユニット3は、ディスプレイ装置ハウジング7と、このディスプレイ装置ハウジング7に収容された表示装置8とを有する。ディスプレイ装置ハウジング7は、請求項でいう筐体の一例である。ディスプレイ装置ハウジング7は、窓部7aを有する。
表示装置8の一例は、例えば液晶ディスプレイ装置、プラズマディスプレイ装置、有機エレクトリックルミネッセンスディスプレイ装置、または表面電界ディスプレイ装置などが挙げられる。表示装置8は、表示画面9を有する。表示画面9は、窓部7aを通じてディスプレイ装置ハウジング7の外部に露出されている。
図2および図4に示すように、表示装置8は、矩形をした板状に形成され、第1ないし第4からなる四つの側面部8a,8b,8c,8dを有する。第1の側面部8aは、ポータブルコンピュータ1の幅方向に延び、表示画面9がユーザに向かい合う状態で表示装置8の上縁となる。第2の側面部8bは、第1の側面部8aに平行に延び、表示装置8の下縁となる。第3および第4の側面部8c,8dは、それぞれ第1の側面部8aと直交する方向に延び、それぞれ表示装置8の左縁または右縁となる。
図4に示すように、表示装置8は、第1ないし第4の側面部8a,8b,8c,8dにより形成される第1ないし第4の角部10a,10b,10c,10dを有する。
図2に示すように、ディスプレイ装置ハウジング7は、カバー12とマスク13とを有する。マスク13がカバー12に組み合わされると、両者は協働して箱状のディスプレイ装置ハウジング7を形成する。本実施例のマスク13は、例えばマグネシウム合金材料により構成され、カバー12はプラスチック材料により構成されている。
図2に示すように、マスク13は、カバー12に組み合わされる。マスク13は、表示装置8の表示画面9に対向している。窓部7aは、マスク13に形成されている。マスク13は、左右の周壁91,92を有する。マスク13をカバー12に組み付けると、左右周壁91,92はそれぞれカバー12の左右周壁16c,16dに外側から対向する。カバー12の左右周壁16c,16dはマスク13の周壁91,91に覆われる。カバー12に形成された切欠き39は、マスク13の周壁91,92が覆い隠される。
マスク13の左右周壁91,92の内周面には、例えば複数の係合爪94が設けられている。一方、カバー12の左右周壁16c,16dには、この係合爪94に対応する被係合部95が設けられ、互いに係合する。これによりマスク13はカバー12に着脱自在に固定される。
マスク13は、窓部7aの近傍に形成されるとともに、表示装置8の表示画面9の周縁部9aを露出させた連通部32を有している。マスク13は、表示装置8の表示画面9に対向している第1の面33と、第1の面33とは反対側の第2の面34と、を有している。連通部32は、この第1の面33と第2の面34とを連通している。
本実施形態において、連通部32は、窓部7aの近傍に設けられた貫通孔32Aとして形成されている。貫通孔32Aは、例えば、円形をなしている。
本実施例のポータブルコンピュータ1は、表示装置8の表示画面9の周縁部9aと、表示画面9に対向している第1の面33との間に充填材26を有している。充填材26は、透明で弾力性のある例えばシリコン樹脂で構成される。このため、充填材26は、成形後においては、ゴム状の弾性を有している。図5に示すように、充填材26は、表示装置8とマスク13との間に充填される本体部26aと、本体部26aから一体に突出した突出部26bと、を有している。突出部26bは、角を丸くしたアーチ形の突起として形成されている。本体部26aは、表示画面9と当接する当接面26a1を有する。突出部26bは、第2の位置P2で本体筐体4の上壁4aと当接する当接面26b1を有する。本体部26aの幅l,nは突出部26bの直径mより長い。即ち、本実施例のポータブルコンピュータ1において、当接面26a1は当接面26b1より広い面積を有し、表示装置8を安定して保持することを可能とする。
上述した通り、本実施例のポータブルコンピュータ1は、表示画面(表示画面9)を有したディスプレイ装置(表示装置8)と、ディスプレイ装置を収容するとともに、前記表示画面に対向した第1開口部(窓部7a)と、前記表示画面の周縁部に対向した第2開口部(連通部32)とが形成された筐体(ディスプレイ装置ハウジング7)と、前記表示画面が露出する位置(第1の位置P1)と、前記表示画面が覆われる位置(第2の位置P2)との間で回動可能に設けられ、前記筐体を支持した支持部(本体筐体4)と、前記表示画面の周縁部と前記筐体との間に充填されるとともに、前記第2開口部から突出することで前記表示画面が覆われる位置に在る前記支持部と当接する弾性部材(充填材26)とを具備する。
また、本実施例の充填材26は、ヒンジ機構21a,21bとは表示画面9を隔てて反対側に位置する、ディスプレイ装置ハウジング7の上部に設けられる。このような構成により、ヒンジ機構21a,21bの回転中心から遠退いた、トルクの大きくなる領域における衝撃に対応することができる。
また、本実施例の充填材26は、表示画面9aの周縁部に亘って、左右対称に複数個形成されているため、各領域に係るストレスを均等に分散することができる。
図4は、カバー12と表示装置8との間係を模式的に示す図である。カバー12は、背壁15と周壁16とを有する。背壁15は、表示装置8の背後に位置するとともに、表示装置8の背面(すなわち表示画面9とは反対の面)に対向している。背壁15は、表示装置8の外形より大きく形成されている。
周壁16は、背壁15の周縁部から起立するとともに、表示装置8の側面部8a,8b,8c,8dを取り囲んでいる。詳しくは、周壁16は、上周壁16a、下周壁16b、左周壁16c、および右周壁16dを有する。上周壁16aおよび下周壁16bは、ポータブルコンピュータ1の幅方向に沿って互いに平行に延びている。左周壁16cおよび右周壁16dは、上周壁16aに直交する方向に沿って延びている。左右周壁16c,16dは、背壁15の外縁に比べてわずかにカバー12の内側に入り込んだ位置に形成されている。図4に示すように、カバー12は、周壁16a,16b,16c,16dにより形成される第1ないし第4の角部17a,17b,17c,17dを有する。
カバー12の上周壁16aは、この上周壁16aの中央部に形成されるとともに表示装置8の第1の側面部8aに対向する第1の壁部16aaと、この上周壁16aの左右両端部に形成されるとともに、表示装置8に対向しない第2の壁部16abとを有する。カバー12の下周壁16bは、この下周壁16bの中央部に形成されるとともに表示装置8の第2の側面部8bに対向する第1の壁部16baと、この下周壁16bの左右両端部に形成されるとともに、表示装置8に対向しない第2の壁部16bbとを有する。
カバー12の左周壁16cは、この左周壁16cの中央部に形成されるとともに表示装置8の第3の側面部8cに対向する第1の壁部16caと、この左周壁16cの上下両端部に形成されるとともに、表示装置8に対向しない第2の壁部16cbとを有する。カバー12の右周壁16dは、この右周壁16dの中央部に形成されるとともに表示装置8の第4の側面部8dに対向する第1の壁部16daと、この右周壁16dの上下両端部に形成されるとともに、表示装置8に対向しない第2の壁部16dbとを有する。
カバー12の下端部には、第1ないし第3の突出部18a,18b,18cが設けられている。第1の突出部18aは、カバー12の下端部の中央部からカバー12の外側に突出している。第1の突出部18aには、インバータなどの電子部品19が収容されている。第2および第3の突出部18c,18cは、カバーの左右両端部からそれぞれカバー12の外側に突出している。
図1に示すように、ポータブルコンピュータ1は、ディスプレイ装置ハウジング7を本体筐体4に対して回動可能に連結する一対のヒンジ機構21a,21bを有する。
図3に示すように、ヒンジ機構21a,21bは、それぞれヒンジ軸23、第1のブラケット24、および第2のブラケット25を有する。ヒンジ軸23は、ディスプレイ装置ハウジング7と本体筐体4との間に設けられている。第1のブラケット24は、一端部がヒンジ軸23に連結されるとともに、他端部が本体筐体4に固定されている。第2のブラケット25は、一端部がヒンジ軸23に連結されているとともに、他端部がディスプレイ装置ハウジング7内に延び、ディスプレイ装置ハウジング7に固定されている。
第1および第2のブラケット24,25は、ヒンジ軸23を介して互いに回動可能である。ブラケット25は、表示装置8にねじ38で固定される。具体的には、ねじ38がブラケット25のねじ挿通孔に挿通され、表示装置8のねじ穴37に係合することで、ブラケット25は表示装置8に固定される。ねじ38は、表示装置8の第4の側面部8dに直交する方向に沿ってねじ挿通孔およびねじ穴37に取り付けられる。
図4に示すように、カバー12内の領域は、第1ないし第3の領域55,56,57に区分される。第1の領域55は、表示装置8の背後に位置し、表示装置8の背面に対向する。第2の領域56は、上周壁16aの第1の壁部16aaと表示装置8の第1の側面部8aとの間、下周壁16bの第1の壁部16baと表示装置8の第2の側面部8bとの間、左周壁16cの第1の壁部16caと表示装置8の第3の側面部8cとの間、並びに、右周壁16dの第1の壁部16daと表示装置8の第4の側面部8dとの間に形成される。第3の領域57は、第1の領域55と第2の領域56とを外れたディスプレイ装置ハウジング7の周縁部に形成される。すなわち、第3の領域57は、周壁16a,16b,16c,16dの互いに隣り合ういずれか二つの第2の壁部16ab,16bb,16cb,16dbによって規定される領域である。さらに換言すれば、表示装置8の角部10a,10b,10c,10dとカバー12の角部17a,17b,17c,17dとの間に形成される領域である。なお第3の領域57は、カバー12の背壁15の一部のみならず、各周壁16a,16b,16c,16dの内周面の一部をも含む。
次に、本実施例のポータブルコンピュータ1におけるストレス緩和作用について、図6及び図7を参照しながら説明する。
上述した通り、本実施例のポータブルコンピュータ1は、マスク13から突出した突出部26bを有している。図6と図7に示すように、突出部26bは、本体部26aから延びて、連通部32を通って外界に突出する。充填材26の材質としては、シリコン樹脂が適当であるが、これに準ずる相当品であってもよい。
充填材26の本体部26aは、表示装置8とマスク13との間の隙間に充填され、この隙間内に空気が残留しないようにしている。本体部26aは、表示装置8とマスク13との間で、表示装置8に加えられる衝撃を吸収する。また、本体部26aは、表示装置8とマスク13との干渉を抑制するとともに、表示装置8を保持する。
ポータブルコンピュータ1の表示ユニット3が図1に示す第1の位置P1から、図7に示す第2の位置P2に移動すると、充填材26の突出部26bが本体2の上壁4aに当接する。これによって、突出部26bが衝撃力を吸収し、表示ユニット3が本体2の上壁4aに対して勢い良くぶつけられてしまうことが防止される。このとき、この衝撃による応力は、充填材26の本体部26aに逃がされて分散されるため、表示装置8において応力集中を生じることはない。
第1の実施形態によれば、ポータブルコンピュータ1は、本体2と、本体2に対して起立した第1の位置P1と、本体2に対して被さった第2の位置P2と、の間で回転可能な表示ユニット3と、を具備し、表示ユニット3は、表示装置8と、表示装置8の前面を覆うとともに、表示装置8に対向する第1の面33と、この第1の面33とは反対側の第2の面34と、第1の面33と第2の面34とを連通する連通部32と、を有するマスク13と、表示装置8とマスク13との間の隙間に充填された本体部26aと、本体部26aから一体に延びて連通部32を経由して外界に突出するとともに、表示ユニット3が第2の位置P2にある際に本体2に当接する突出部26bと、を有する樹脂製の充填材26と、を具備する。
上記の構成によれば、表示ユニット3を第1の位置P1から第2の位置P2にする際に、表示ユニット3に生じる衝撃を充填材26によって吸収することができる。このとき、本体2に衝突して突出部26bにおいて生じた応力は、連通部32を経由して本体部26aに分散されるため、突出部26bの近傍にある表示装置8において応力が集中してしまうことがない。これによって、表示装置8にひび割れ等が生じてしまうことを防止することができる。また、突出部26bは、本体部26aと一体になった充填材26として成形されるため、表示装置8に対して突出部26bを位置合わせして接着する必要がない。このため、表示ユニット3を簡単に製造することができる。
連通部32は、マスク13に設けられた貫通孔32Aである。この構成によれば、簡単な構造で連通部32を形成することができる。この充填材26は、シリコン樹脂製である。この素材によれば、表示装置8とマスク13との間の隙間を埋めるとともに、本体2に当接する突出部26bを有する充填材26を簡単に実現することができる。
続いて、図8、図9を参照して、本実施例のポータブルコンピュータの第2の実施形態について説明する。第2の実施形態の電子機器の一例であるポータブルコンピュータ1は、充填材26の形状が異なる点で第1の実施形態のものと異なっているが、他の部分は第1の実施形態と概ね共通している。このため、主として異なる部分について説明し、共通する部分については共通の符号を付して説明を省略する。
第2の実施形態のポータブルコンピュータ1は、図1に示すものとほぼ同様の外観を有している。表示ユニット3は、図1に示す第1の位置P1と、図7に示すような第2の位置P2との間で回転することができる。
図8及び図9に示すように、第2の実施形態のポータブルコンピュータ1における充填材26では、表示装置8における表示画面9の周縁部上領域9bに亘って設けられる本体部26aと、当該本体部26aから延出するとともに周縁部上領域9bに対向する複数の貫通孔32Aから其々突出する突出部26bとを有している。このような構成によれば、第1の実施例同様、表示ユニット3を第1の位置P1から第2の位置P2にする際に表示ユニット3に生じる衝撃を充填材26によって吸収することができる。このとき、本体2に衝突して突出部26bにおいて生じた応力は、表示画面9の周縁部上領域9bに設けられた本体部26aで分散される。これによって、第1の実施例の構成以上に表示装置8にかかるストレスを抑制することができる。尚、ここでは表示画面9の周縁部上領域9bに亘って充填部材26を設けた場合を示したが、これに限らず、表示画面9の周縁部側面領域9c,9d、又は下領域9eに亘って充填部材26を設けても良いものとする。
続いて、図10、図11を参照して、本実施例のポータブルコンピュータの第3の実施形態について説明する。第3の実施形態の電子機器の一例であるポータブルコンピュータ1は、充填材26及びカバー12の形状が異なる点で第1の実施形態のものと異なっているが、他の部分は第1の実施形態と概ね共通している。このため、主として異なる部分について説明し、共通する部分については共通の符号を付して説明を省略する。
第3の実施形態のポータブルコンピュータ1は、図1に示すものとほぼ同様の外観を有している。表示ユニット3は、図1に示す第1の位置P1と、図7に示すような第2の位置P2との間で回転することができる。
図10に示すように、第2の実施形態のポータブルコンピュータ1では、カバー12の背壁15から起立した複数の第1および第2のリブ81,82が形成されている。第1のリブ81は、表示装置8の第3および第4の側面部8c,8dとカバー12の左右周壁16c,16dとの間に形成される。第2のリブ82は、表示装置8の第1の側面部8aとカバー12の上周壁16aとの間に形成される。第1および第2のリブ81,82は、表示装置8の側面部8a,8c,8dに対向する面83を有している。
図11に示すように、第2の実施形態の表示ユニット3では、第1および第2のリブ81,82と表示装置8との間に、充填材26から延出して形成された延出部26Cが設けられる。即ち、本実施形態において、表示装置8とマスク13との間に充填された充填材26は、表示装置8の外縁に亘って設けられるとともに、表示装置8が左右・上下方向へスライドしないように当該表示装置8を側面から保持することができる。また、本実施例の構成によれば、表示ユニット3の側面に生じる衝撃を充填材26の延出部26Cによって吸収することができる。このとき生じた応力は、延出部26Cにおいて吸収・分散されるため、延出部26Cの近傍にある表示装置8側面においてストレスが集中してしまうことがない。これによって、表示装置8側面にひび割れ等が生じてしまうことを防止することができる。尚ここでは、カバー12の背壁15から起立したリブ81,82を部分的に形成した場合を示したが、これに限らず表示装置8の側面を囲むように形成しても良く、これに合わせて延出部26Cを側面全体に亘って設けても良いものとする。このような構成にすることで、よりストレスを効率よく分散させることができる。
続いて、図12を参照して、本実施例のポータブルコンピュータの第4の実施形態について説明する。第4の実施形態の電子機器の一例であるポータブルコンピュータ1は、充填材26の形状が異なる点で第2の実施形態のものと異なっているが、他の部分は第1の実施形態と概ね共通している。このため、主として異なる部分について説明し、共通する部分については共通の符号を付して説明を省略する。
第4の実施形態のポータブルコンピュータ1は、図1に示すものとほぼ同様の外観を有している。表示ユニット3は、図1に示す第1の位置P1と、図7に示すような第2の位置P2との間で回転することができる。
図12に示すように、第3の実施形態の表示ユニット3では、カバー12の背壁15と表示装置8との間に、充填材26から延出して形成された延出部26Dが設けられる。即ち、本実施形態において、表示装置8とマスク13との間に充填された充填材26は、表示装置8の背面に亘って設けられるとともに、表示装置8がカバー12と干渉しないように当該表示装置8を保持することができる。また、本実施例の構成によれば、カバー12に生じる衝撃を充填材26の延出部26Dによって吸収することができるとともに、表示ユニット3を第1の位置P1から第2の位置P2にする際に、表示ユニット3に生じる衝撃を充填材26によって吸収することができる。このとき、カバー12側から衝撃を受けて生じた応力や、本体2に衝突して突出部26bにおいて生じた応力は、連通部32を経由して本体部26a及び延出部26Dに分散されるため、突出部26bの近傍にある表示装置8において応力が集中してしまうことがない。これによって、表示装置8にひび割れ等が生じてしまうことを防止することができる。このように第3の実施例の構成では、第1の実施例及び第2の実施例の効果に加えて、表示装置8を両面で保持できる効果、及びカバー12側からのストレスを緩和する効果を得ることができる。
本発明は、上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。更に、異なる実施形態に構成要素を適宜組み合わせてもよい。
また、電子機器は、上記実施形態に示したポータブルコンピュータ1用に限らず、例えば携帯電話機のようなその他の電子機器に対しても実施可能である。
1…ポータブルコンピュータ
2…本体ユニット
3…表示ユニット
4…本体筐体
7…ディスプレイ装置ハウジング
8…表示装置
8a,8b,8c,8d…側面部
9…表示画面
9a…表示画面周縁部
12…カバー
13…マスク
15…背壁
16a,16b,16c,16d…周壁
21a.21b…ヒンジ機構
23…ヒンジ軸
26…充填材
26a…本体部
26B…突出部
32…連通部
32A…貫通孔
33…第1の面
34…第2の面
P1…第1の位置
P2…第2の位置。

Claims (10)

  1. 表示画面を有したディスプレイ装置と、
    前記ディスプレイ装置を収容するとともに、前記表示画面に対向した第1開口部と、前記表示画面の周縁部に対向した第2開口部とが設けられた筐体と、
    前記表示画面が露出する位置と、前記表示画面が覆われる位置との間で回動可能に設けられ、前記筐体を支持した支持部と、
    前記筺体内で前記ディスプレイ装置と当接されるとともに、前記第2開口部から一部が突出することで前記表示画面が覆われる位置に在る前記支持部と当接する弾性部材と、
    を具備することを特徴とする電子機器。
  2. 入力を受ける入力部が設けられた第1筐体と、
    ディスプレイ装置が収容され、開口部が設けられた第2筐体と、
    前記入力部が露出する位置と、前記入力部が覆われる位置との間を移動可能に前記第1筐体と第2筐体とを連結した連結部と、
    前記第2筐体内で前記ディスプレイ装置と当接するとともに、前記開口部から一部が突出され、前記入力部が覆われる位置で前記第1筐体と当接される弾性部材と、
    を具備することを特徴とする電子機器。
  3. 前記弾性部材は、前記第1筺体と当接した第1当接面と、当該第1当接面より広い面積を有するとともに、前記ディスプレイ装置と当接した第2当接面とを有したことを特徴とする請求項2に記載の電子機器。
  4. 前記弾性部材は、前記第2筺体の開口部の直径以上の幅を有するとともに、前記第2筐体の内面と当接した第3当接面を有したことを特徴とする請求項3に記載の電子機器。
  5. 前記弾性部材は、前記ディスプレイ装置外縁に亘って前記第2筐体内に収容されたことを特徴とする請求項4に記載の電子機器。
  6. 前記第2筐体は、前記ディスプレイ装置の側面部と対向して設けられたリブを有し、
    前記弾性部材は、前記ディスプレイ装置の側面部と前記リブとの間に設けられたことを特徴とする請求項5に記載の電子機器。
  7. 入力部が設けられた第1筐体と、
    ディスプレイ装置が収容され、開口部が設けられた第2筐体と、
    前記入力部が露出する位置と、前記入力部が覆われる位置との間を移動可能に前記第1筐体と第2筐体とを連結した連結部と、
    前記第2筐体内で前記ディスプレイ装置と当接するとともに、前記開口部から一部が突出され、前記入力部が覆われる位置で前記第1筐体と当接される当接部と、
    を具備することを特徴とする電子機器。
  8. 前記当接部は、前記第1筺体と当接する第1当接面と、当該第1当接面より広い面積を有するとともに、前記ディスプレイ装置と当接した第2当接面とを有したことを特徴とする請求項7に記載の電子機器。
  9. 前記当接部は、前記第2筺体の開口部の直径以上の幅を有するとともに、前記第2筐体の内面と当接した第3当接面を有したことを特徴とする請求項8に記載の電子機器。
  10. 前記第2筐体は、前記ディスプレイ装置の側面部と対向して設けられたリブを有し、
    前記当接部は、前記ディスプレイ装置の側面部と前記リブとの間に設けられたことを特徴とする請求項9に記載の電子機器。
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