JP2010222790A - ブラインドの生地取付装置及びキャップ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】生地14の端部に該生地の幅方向に延びる生地押さえ13を取着し、生地押さえ13を枠体11に取着して生地14の端部を枠体に取着するブラインドの生地取付装置において、枠体11の少なくとも一端部にキャップ12を取着し、生地押さえ13の両端部をキャップ12に取着し、キャップ12には生地押さえ13とキャップ12との係合を解除する解除手段22を設けた。
【選択図】図1
Description
また、巻取軸から生地押さえを取り外すために引き出し用シートを備えたロールスクリーン(特許文献1参照)や、係合蓋により固定溝を覆ってロールパイプの全周の外径を同一としたロールスクリーン(特許文献2参照)も提案されている。
請求項3では、前記枠体は、前記生地の上端部を取着する巻取軸とし、前記巻取軸の両端部に取着したキャップに前記解除手段を設けた。
請求項5では、前記枠体は、前記生地の上端部を取着するヘッドボックスとし、前記ヘッドボックスの両端部に取着したキャップに前記解除手段を設けた。
請求項7では、前記枠体及びキャップには、前記生地押さえを収容する凹部を設け、前記凹部に取着した生地押さえの表面を前記巻取軸の外周面の延長線上に位置させ、前記凹部の開口縁と前記生地押さえとの間には、前記巻取軸に巻き取られる生地に段差を生じさせない隙間を設けた。
請求項9では、前記生地押さえは、弾性を有する合成樹脂で成形し、前記枠体は形材で形成した。
図1〜図4は、この発明を具体化した第一の実施形態として、ロールブラインドの巻取軸にスクリーン(日射遮蔽材)を構成する生地の上端を取着する生地取付装置を示す。
図3に示すように、前記取付凹部15の底面から係止突条16が巻取軸11の径方向に突出され、その係止突条16の先端部に膨径部17が形成されている。前記生地押さえ13は弾性を有する合成樹脂で板状に成形され、その断面基端側に前記膨径部17に嵌合する嵌合溝18が形成されている。
上記のように構成された生地取付装置では、次に示す作用効果を得ることができる。
(1)巻取軸11の両端部に取着したキャップ12の指掛け凹部22に指を差し入れて、生地押さえ13をその一端部から他端部に向かって巻取軸11から容易に取り外すことができる。従って、生地14の交換及び生地14の洗濯を容易に行うことができる。
(2)キャップ12に指掛け凹部22を設けたので、生地押さえ13に長い指掛け部を設ける必要はない。従って、生地押さえ13の成形に要する樹脂材料を削減して、コストを低減することができる。また、巻取軸11に指掛け凹部を設ける必要がないので、巻取軸11の製造コストを低減することができる。
(3)巻取軸11の端面がキャップ12で覆われるので、巻取軸11は形材を所要の長さに切断した後にその端面を表面処理する必要はない。従って、巻取軸11を容易に形成することができる。また、隔壁24により指掛け凹部22内にも巻取軸11の端面が露出されないので、生地押さえ13の取り外し作業を安全に行うことができる。
(4)生地押さえ13の両端部を巻取軸11両端のキャップ12に取着し、生地押さえ13の長さと同一幅の生地14を生地押さえ13で巻取軸11及びキャップ12に取着したので、巻取軸11に巻き取られる生地14に巻ずれが生じても、巻取軸11のアルミ地の表面が露出されにくい。従って、アルミ地の露出による美観の低下を防止することができる。
(5)生地押さえ13と取付凹部15の開口縁との隙間t1,t2を小さくしたので、生地14での巻取り痕の発生を防止することができる。
(第二の実施形態)
図5〜図7は、第二の実施形態を示す。この実施形態は、ロールブラインドのボトムレールに生地の下端を取着する生地取付装置を示す。
(1)ウェイトバー31の両端部に取着したキャップ35の指掛け凹部38に指を差し入れて、生地押さえ34をその一端部から他端部に向かってウェイトバー31から容易に取り外すことができる。従って、生地14の交換及び生地14の洗濯を容易に行うことができる。
(2)ウェイトバー31の端面がキャップ35で覆われるので、ウェイトバー31は形材を所要の長さに切断することで容易に形成することができる。
(第三の実施形態)
図8及び図9は、第三の実施形態を示す。この実施形態は、プリーツカーテンの生地をヘッドボックスに取着する生地取付装置を示す。
(1)ヘッドボックス43の両端部に取着したキャップ46の指掛け凹部49に指を差し入れて、生地押さえ42をその一端部から他端部に向かってヘッドボックス43から容易に取り外すことができる。従って、生地14の交換を容易に行うことができる。
(2)ヘッドボックス43の端面がキャップ46で覆われるので、ヘッドボックス43は形材を所要の長さに切断することで容易に形成することができる。
・各実施形態において、指掛け凹部を備えたキャップを枠体の一端だけに取着してもよい。
・各実施形態において、係止突条のない取付凹部で生地押さえを保持するようにしてもよい。
・図10に示すように、第一の実施形態において、キャップ12には凹部20及び指掛け凹部22のみを設け、突条や庇部を設けない構成としてもよい。第二及び第三の実施形態においても、キャップ35,46には指掛け凹部38,49のみを設けるようにしてもよい。
Claims (10)
- 日射遮蔽材を構成する生地の端部に該生地の幅方向に延びる生地押さえを取着し、前記生地押さえを枠体に係合させて前記生地の端部を前記枠体に取着するブラインドの生地取付装置において、
前記枠体の少なくとも一端部にキャップを取着し、前記生地押さえの少なくとも一端部を前記枠体の端部から突出させ、前記キャップには前記生地押さえと前記枠体との係合を解除する解除手段を設けたことを特徴とするブラインドの生地取付装置。 - 前記解除手段は、前記枠体と生地押さえとの係合を解除する方向への操作力を前記生地押さえの一端部に付与可能とした係合解除用凹部としたことを特徴とする請求項1記載のブラインドの生地取付装置。
- 前記枠体は、前記生地の上端部を取着する巻取軸とし、前記巻取軸の両端部に取着したキャップに前記解除手段を設けたことを特徴とする請求項1又は2記載のブラインドの生地取付装置。
- 前記枠体は、前記生地の下端部を取着するウェイトバーとし、前記ウェイトバーの両端部に取着したキャップに前記解除手段を設けたことを特徴とする請求項1又は2記載のブラインドの生地取付装置。
- 前記枠体は、前記生地の上端部を取着するヘッドボックスとし、前記ヘッドボックスの両端部に取着したキャップに前記解除手段を設けたことを特徴とする請求項1又は2記載のブラインドの生地取付装置。
- 前記枠体及びキャップには、前記生地押さえを収容する凹部を設け、前記凹部には前記生地押さえを嵌合可能とした突条を設けたことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載のブラインドの生地取付装置。
- 前記枠体及びキャップには、前記生地押さえを収容する凹部を設け、前記凹部に取着した生地押さえの表面を前記巻取軸の外周面の延長線上に位置させ、前記凹部の開口縁と前記生地押さえとの間には、前記巻取軸に巻き取られる生地に段差を生じさせない隙間を設けたことを特徴とする請求項3又は6記載のブラインドの生地取付装置。
- 前記キャップの係合解除用凹部に対向する前記枠体の端面を、前記キャップで覆うことを特徴とする請求項2乃至7のいずれか1項に記載のブラインドの生地取付装置。
- 前記生地押さえは、弾性を有する合成樹脂で成形し、前記枠体は形材で形成したことを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載のブラインドの生地取付装置。
- 枠体の端部に取着され、前記枠体と生地押さえとの係合を解除するための指掛け凹部を備えたことを特徴とするキャップ。
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JP2011184863A (ja) * | 2010-03-04 | 2011-09-22 | Tachikawa Blind Mfg Co Ltd | ロールブラインドのスクリーン取付装置 |
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KR200468506Y1 (ko) | 2013-07-04 | 2013-08-22 | 강민주 | 블라인드 시트 고정용 행거 |
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