JP2010222078A - 記録装置 - Google Patents

記録装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2010222078A
JP2010222078A JP2009068879A JP2009068879A JP2010222078A JP 2010222078 A JP2010222078 A JP 2010222078A JP 2009068879 A JP2009068879 A JP 2009068879A JP 2009068879 A JP2009068879 A JP 2009068879A JP 2010222078 A JP2010222078 A JP 2010222078A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
housing
unit
protrusion
paper
paper feed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2009068879A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4888505B2 (ja
Inventor
Hideki Yamamoto
英樹 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
Priority to JP2009068879A priority Critical patent/JP4888505B2/ja
Publication of JP2010222078A publication Critical patent/JP2010222078A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4888505B2 publication Critical patent/JP4888505B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)

Abstract

【課題】着脱ユニットが筐体に対して完全に装着された状態を検出する。
【解決手段】インクジェットプリンタは、給紙カセット10と、筐体に設けられた支持トレイ90とを有している。給紙カセット10には、第1及び第2突起84,85が形成されている。支持トレイ90は、係合部材94と、係合部材94に設けられたトグルスイッチ96とを有している。第1突起84と係合部材94とがロック機構14を構成し、第2突起85とトグルスイッチ96とが検出機構13を構成しており、両者が近接した位置に配置されている。そして、支持トレイ90に給紙カセット10が装着されたときに、係合部材94が第1突起84を係止し、トグルスイッチ96が第2突起85を検出する。
【選択図】図5

Description

本発明は、記録媒体に画像を形成する記録装置に関する。
特許文献1には、給紙カセット収納部の底面上に設けられたローラキャッチと、給紙カセットの下面に設けられた突起部と、給紙カセット収納部の奥部に設けられた検知スイッチと、給紙カセットに設けられたスライドバーとを有するファクシミリ装置について記載されている。このファクシミリ装置において、ローラキャッチは、一対のローラと、ローラを支持し且つ互いに接近する方向に弾性力を作用させている一対の支持部材とを有している。一方、突起部は、先端から徐々に広がる形状の第一案内面と、これに続き徐々に狭まる形状の第二案内面とを有している。
この構成において、突起部を一対のローラ間に挿入させる際、先端側の第一案内面がローラに接触している状態では、突起部に押出力を作用させるが、突起部がさらに挿入され、ローラが第二案内面と接触するようになると、突起部に引き込み力が作用する。そして、検知スイッチとスライドバーは、給紙カセットが給紙カセット収納部に挿入されローラキャッチと突起部との間で引き込み力が生じた後に、互いに接触して検知スイッチが給紙カセット収納部に給紙カセットが完全に挿入されたことを検知する。
特開平7−2389号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載の技術において、ローラキャッチと突起部との間に引き込み力が生じる前には、給紙カセットを押し出そうとする押出力が給紙カセットに作用する。このため、給紙カセットを給紙カセット収納部に挿入する際にユーザに係る操作荷重が大きくなる。さらに、給紙カセットに記録媒体を満載したときには極めて大きな操作荷重が必要となる。
このような問題を解決するために、ローラキャッチと突起部との間に大きな押出力が生じないように、一対のローラ間に付与された弾性力を弱めることが考えられるが、このような構成にすると引き込み力が小さくなってしまい、給紙カセットを自動で所定位置まで引き込めなくなる。さらに、ローラキャッチと検知スイッチとが比較的離れた位置に配置されているので、両者間の位置精度に誤差が生じやすい。これらより、給紙カセットが給紙カセット収納部に不完全に装着された状態でもスライドバーと検知スイッチとが接触し、給紙カセットが給紙カセット収納部に完全に装着されていると検知する虞がある。給紙カセットが不完全に装着された状態で、記録媒体の搬送などの動作を行うと搬送不良などが生じてしまう。
そこで、本発明の目的は、着脱ユニットが筐体に対して完全に装着された状態を検出することが可能な記録装置を提供することである。
本発明の記録装置は、筐体と、前記筐体内に配置され、記録媒体を収納する給紙ユニットと、前記筐体内に配置され、記録媒体を搬送する搬送ユニットと、前記筐体内において前記搬送ユニットに対向配置され、記録媒体に対して記録を行う記録部とを備えている。そして、前記給紙ユニット及び搬送ユニットの少なくともいずれかが、前記筐体に対して着脱可能な着脱ユニットであり、前記着脱ユニット及び前記筐体には、前記着脱ユニットを前記筐体に装着することによって、両者を互いに係止させるロック機構と、前記ロック機構による係止箇所に近接した位置において前記着脱ユニット及び前記筐体の両者のロック状態を検出する検出機構とが設けられている。
これによると、ロック機構による係止箇所に近接した位置においてロック状態を検出する検出機構が配置されているので、着脱ユニットが筐体に対して完全に装着された状態を検出することが可能となる。そのため、着脱ユニットが筐体に対して不完全に装着された状態で動作するのを防ぐことができる。
本発明において、前記ロック機構が、前記着脱ユニット及び前記筐体の一方に形成された第1突起と、前記着脱ユニット及び前記筐体の他方に形成され、前記着脱ユニットを前記筐体に装着したときに前記第1突起を係止する係合部材とを有しており、前記検出機構が、前記第1突起と一体的に形成された第2突起と、前記係合部材に設けられ、前記第1突起を前記係合部材が係止したときに前記第2突起を検出する検出部とを有していることが好ましい。これにより、ロック機構及び検出機構が簡易な構成となる。
また、このとき、前記係合部材及び前記検出部が、前記筐体に設けられていることが好ましい。これにより、検出部が筐体に設けられているので、ロック状態を検出した検出部からの検出信号を伝達する接点などを筐体及び着脱ユニットに設ける必要がなくなる。
また、このとき、前記検出部が、前記第2突起と当接することによって前記ロック状態を検出するスイッチであり、前記スイッチが、前記係合部材に形成されたスリット内に配置されていることが好ましい。これにより、検出部の誤動作を抑制することができる。
また、本発明において、前記着脱ユニットが前記給紙ユニットであることが好ましい。これにより、給紙ユニットが筐体に対して完全に装着された状態で検出することが可能となる。そのため、給紙ユニットから送り出される記録媒体の搬送不良を抑制することができる。
本発明の記録装置によると、ロック機構による係止箇所に近接した位置においてロック状態を検出する検出機構が配置されているので、着脱ユニットが筐体に対して完全に装着された状態を検出することが可能となる。そのため、着脱ユニットが筐体に対して不完全に装着された状態で動作するのを防ぐことができる。
本発明の第1実施形態によるインクジェットプリンタの外観を示す斜視図である。 図1に示すインクジェットプリンタの内部構造を示す概略側面図である。 (a)は給紙カセットが支持トレイに装着された状態を示す斜視図であり、(b)は給紙カセットを裏から見たときの斜視図である。 (a)は支持トレイの斜視図であり、(b)は支持トレイの部分断面図である。 支持トレイに給紙カセットを装着するときの状況を示す部分断面図である。 (a)は本発明の第2実施形態によるインクジェットプリンタの給紙カセットの斜視図であり、(b)は図6(a)に示す突出部材を上方から見たときの図である。 (a)は筐体に固定された係合部材の斜視図であり、(b)は図7(a)に示す係合部材を上方から見たときの図である。 筐体に給紙カセットを装着するときの状況を示す拡大図である。
以下、本発明の好適な実施の形態について、図面を参照しつつ説明する。
図1に示すように、第1実施形態におけるインクジェットプリンタ1は直方体形状の筐体1aを有し、その正面(図1の紙面左方の手前側の面)には、上から順に2つの開口3a,3bが形成されている。開口3aには、下端の水平軸を支点として開閉可能な扉4が設けられている。開口3a及び扉4は、筐体1aの奥行き方向(図2の紙面に対して垂直な方向であって主走査方向)に関して、搬送ユニット50と対向配置されている。この構成において、搬送ユニット50上で用紙Pがジャムしたときに、ユーザが扉4を開けて搬送ユニット50を図示しない昇降機構で下降させ、ジャムした用紙P(記録媒体)を取り除くことが可能となる。
インクジェットプリンタ1は、図2に示すように、マゼンタ、シアン、イエロー、ブラックのインクをそれぞれ吐出する4つのインクジェットヘッド2を有するカラーインクジェットプリンタである。このプリンタ1には、図2中下方に給紙ユニット10が、図2中上方に排紙部15がそれぞれ設けられており、これらの間に搬送方向Aに沿って用紙Pを搬送する搬送ユニット50が設けられている。さらに、プリンタ1には、これらの動作を制御する制御部100が含まれている。
4つのインクジェットヘッド2は、主走査方向に長尺な略直方体形状を有しており、副走査方向に沿って並べられている。すなわち、このインクジェットプリンタ1は、ライン式プリンタである。なお、本実施形態において、副走査方向とは用紙Pの搬送方向Aと平行な方向であり、主走査方向とは副走査方向に直交する方向であって水平面に沿った方向である。
インクジェットヘッド2は、圧力室を含むインク流路が形成された流路ユニットと、圧力室のインクに圧力を与えるアクチュエータとが貼り合わされた積層体(ともに図示せず)を有しており、底面はインクを吐出する吐出面2aとなっている。吐出面2aには、インクを吐出する複数の吐出口(不図示)が形成されている。吐出面2aは、主走査方向に関して、用紙Pよりも若干長く形成されており、用紙Pの全面に画像を形成する(縁なし印刷する)ことが可能となっている。
給紙ユニット(着脱ユニット)10は、図2に示すように、積層された複数の用紙Pを収納可能な給紙カセットである。給紙カセット10は、図3(a)に示すように、上方に向かって開口した箱形状を有している。また、給紙カセット10は、主走査方向に関して、筐体1aに設けられた支持トレイ90に対して開口3bから着脱可能に配置されている。そして、給紙カセット10が、主走査方向に平行な挿入方向Bに沿って筐体1a(支持トレイ90)に装着されたときに、図2中上下方向に関して搬送ユニット50と重なる位置に配置される。
また、筐体1a内には、図2に示すように、給紙ローラ12と、給紙ローラ12を回転させる給紙モータ(不図示)とが設けられている。給紙ローラ12は、最も上方に位置する用紙Pと回転しながら接触することで給紙カセット10から用紙Pを送り出す。なお、給紙モータは制御部100によって制御される。給紙カセット10の図2中左端部側には、給紙カセット10から搬送ユニット50に向かって湾曲しながら延在する搬送ガイド17が設けられている。
この構成において、制御部100の制御により、給紙ローラ12が図2中時計回りに回転することによって、給紙ローラ12と接触した用紙Pが搬送ガイド17を通って搬送ユニット50に送り出される。
また、給紙カセット10の裏面側には、図3(b)に示すように、凹部80が形成されている。凹部80の底面81には、底面81から突出した突起部材82が形成されている。突起部材82は、挿入方向Bに関して、底面81の中央からやや上流側に配置されている。突起部材82は、主走査方向に延在した一対の第1延在部83aと副走査方向に延在しこれら第1延在部83aと繋がった第2延在部83bとを有する第1突起84と、主走査方向に延在し第2延在部83bの中央と繋がった第2突起85とを含んでいる。つまり、突起部材82を構成する第1及び第2突起84,85は一体的に形成されている。
一対の第1延在部83aは、第2突起85と主走査方向に沿って重ならないように、第2延在部83bの両端側と接続されている。また、第1延在部83aは、挿入方向Bに関して、第2延在部83bよりも下流に配置されており、第2突起85は、第2延在部83bよりも上流に配置されている。すなわち、第2突起85は、主走査方向に関して、第2延在部83bを境界に一対の第1延在部83aとは反対側に配置されている。
第1突起84の上面には、傾斜面84aが形成されている。傾斜面84aは、一対の第1延在部83aの上面であって、中央近傍から下流端(第2延在部83bから離れた一端)にかけて裏面81に近づく方向に傾斜している。第2突起85の上面にも、中央近傍から上流端(第2延在部83bから離れた一端)にかけて裏面81に近づく方向に傾斜した傾斜面85aが形成されている。なお、突起部材82の底面81からの高さは、凹部80の深さとほぼ同じである。
支持トレイ90は、図4(a)に示すように、給紙カセット10が装着可能な嵌合部91を有しており、挿入方向Bの上流側壁が欠設されている。なお、支持トレイ90の上流端は、筐体1aの開口3bに接続されており、嵌合部91と開口3bとが連通している。支持トレイ90には、嵌合部91に給紙カセット10が装着されたときに、突起部材82の第1突起84と係合する係合部材94が設けられている。この係合部材94と第1突起84は、後述するように給紙カセット10を筐体1a(支持トレイ90)にロックするロック機構14を構成している。
係合部材94は、嵌合部91の底面92に形成された開口93から嵌合部91内に突出するように、付勢部材(不図示)によって付勢されている。つまり、係合部材94は、図4(b)中上下方向に揺動可能に設けられている。係合部材94には、傾斜面94aが形成されている。傾斜面94aは、挿入方向Bに関して、上面の中央近傍から上流端(開口3b側の一端)にかけて底面92に近づく方向に傾斜している。また、係合部材94の上部であって副走査方向の中央には、主走査方向に延在したスリット95が形成されている。スリット95は、支持トレイ90に給紙カセット10が装着されたときに、第2突起85が侵入可能な位置に配置されている。
係合部材94内には、制御部100に接続されたトグルスイッチ(検出部)96が設けられている。トグルスイッチ96は、スリット95内に配置され且つ主走査方向に揺動可能なレバー96aを有している。レバー96aは、スリット95内において、支持トレイ90に給紙カセット10が装着されたときに、第2突起85と当接可能な位置に配置されている。このレバー96aは、図示しない付勢部材によって上下方向に沿う非検出位置(図4(b)中実線で示す位置)に付勢されている。そして、トグルスイッチ96は、レバー96aと第2突起85とが当接することによってレバー96aが図中左方に傾いた検出位置(図4(b)中二点鎖線で示す位置)に揺動したときに、給紙カセット10が支持トレイ90に装着されたことを検出する検出信号を制御部100に送信する。つまり、トグルスイッチ96と第2突起85とが給紙カセット10が支持トレイ90に装着されたことを検出する検出機構13を構成している。
ここで、給紙カセット10を筐体1aに装着するときの動作について図5を参照しつつ説明する。図5(a)に示すように、開口3bを通して給紙カセット10を支持トレイ90に挿入する。すると、係合部材94の傾斜面94aと第1突起84とが当接し、給紙カセット10の挿入に連れて係合部材94が下降する。係合部材94の下降に伴って、係合部材94と第1突起84の傾斜面84aとが当接する。
そして、給紙カセット10が支持トレイ90に完全に装着される装着位置(給紙カセット10の上流側面が筐体1aの開口3bが形成された正面と同一平面上に配置される位置)まで挿入されると、第1突起84が係合部材94を通過し、係合部材94が上昇する。つまり、係合部材94の上面と第1突起84とが当接しなくなって、係合部材94が付勢部材によって上昇する。すると、第1突起84の第2延在部83bが、図5(b)に示すように、挿入方向Bとは反対方向に移動するのを係合部材94の上部が係止する。つまり、給紙カセット10が支持トレイ90から取り外せないようにロックされる。このように係合部材94と第1突起84とがロック機構14を構成している。
また、ロック機構14によって給紙カセット10がロックされるときには、第2突起85がスリット95と対向する位置にあり、係合部材94の上昇に伴って第2突起85がスリット95内に侵入する。このとき、第2突起85のスリット95内への侵入に伴って、第2突起85とレバー96aとが当接し、レバー96aが非検出位置から検出位置に揺動する。そして、トグルスイッチ96から検出信号が制御部100に送信される。つまり、ロック機構14によって給紙カセット10が支持トレイ90に対してロックされると同時に、給紙カセット10が支持トレイ90に完全に装着されたことを検出する検出信号が制御部100に送信される。これにより、制御部100は、給紙カセット10から用紙Pを搬送ユニット50に向けて送り出すことを許可し、上述のように給紙ローラ12を制御して、搬送ユニット50に用紙Pを送り出すことが可能となる。
図2に戻って、搬送ユニット50は、4つのインクジェットヘッド2と対向する位置に配置されており、2つのベルトローラ51,52と、両ローラ51,52間に架け渡されるように巻回されたエンドレスの搬送ベルト53と、制御部100に制御されベルトローラ52を回転させる搬送モータ(不図示)と、吸着装置60とを有している。2つのベルトローラ51,52は、搬送方向Aに沿って並設されている。
搬送ベルト53は、例えば、ポリイミド、フッ素樹脂からなり、10〜1014Ωcm程度の体積抵抗率及び可撓性を有しているが、同様の体積抵抗率及び可撓性を有することが可能であれば、どのような材質であってもよい。
吸着装置60は、絶縁材料から構成された板状のベース部材61と、上面61aに接着された2つの電極62,63と、これら電極62,63全体を覆うように上面61aに接着された保護フィルム64とを含んでいる。これら電極62,63は、搬送方向Aに沿って延在する複数の長尺部を有し、これら長尺部が副走査方向に交互に配置された櫛歯形状となっている。また、電極62,63は図示しない電源に接続されている。なお、電源は、制御部により制御される。
保護フィルム64は、例えば、ポリイミド、フッ素樹脂からなり、10〜1014Ωcm程度の体積抵抗率を有しているが、同様の体積抵抗率を有することが可能であれば、どのような材質であってもよい。なお、吸着装置60は、保護フィルム64が搬送ベルト53の上側ループの内周面と接触する位置に配置されており、搬送ベルト53の内周側からこれを支持している。これにより、搬送ベルト53の上側ループの搬送面54とインクジェットヘッド2の吐出面2aとが対向しつつ平行になり、且つ、吐出面2aと搬送ベルト53の搬送面54との間に僅かな隙間が形成されている。当該隙間は、用紙搬送経路の一部を構成している。
吸着装置60の上流端部であって、電極62,63の長尺部と対向する位置には、ニップローラ71が配置されている。ニップローラ71は、給紙カセット10から送り出された用紙Pを搬送面54に押さえ付ける。
この構成において、制御部100の制御により、ベルトローラ52を図2中時計回りに回転させることによって、搬送ベルト53が回転する。このとき、搬送ベルト53の回転に伴ってベルトローラ51及びニップローラ71も回転する。また、このとき、制御部100の制御により、2つの電極62,63に互いに異なる電位(電極62は正又は負の電位、電極63はグランド電位)が印加される。このように2つの電極62,63に電位が印加されると、電流が、電極62から保護フィルム64→搬送ベルト53→用紙Pに至り、用紙Pから搬送ベルト53→保護フィルム64を通って電極63に流れる。そして、搬送ベルト53の用紙Pと対向する部分に正又は負の電荷が生じ、用紙Pの搬送ベルト53と対向する面に先の電荷とは極性の異なる電荷が誘起され、これらの電荷同士が引き合うことで用紙Pを搬送ベルト53に吸着させる吸着力が生じる。
こうして、給紙カセット10から送り出された用紙Pが、吸着装置60による吸着力によって搬送面54に吸着されながら搬送方向Aに搬送される。さらにこのとき、搬送ベルト53の搬送面54上に吸着されつつ搬送されてきた用紙Pが4つのインクジェットヘッド2のすぐ下方を順に通過する際に、制御部100が各インクジェットヘッド2を制御し、用紙Pに向けて各色のインクを吐出する。こうして、用紙Pに所望のカラー画像が形成される。
搬送ユニット50の搬送方向Aのすぐ下流側には、剥離部材9が設けられている。剥離部材9は、その先端が用紙Pと搬送ベルト53との間に入り込むことによって、用紙Pを搬送面54から剥離する。なお、用紙Pの前端が剥離部材9に到達するころには、搬送面54と用紙Pの前端との間の吸着力が弱まっているので、用紙Pが剥離部材9によって搬送面54から剥離される。
搬送ユニット50と排紙部15との搬送経路に沿う間には、4つの送りローラ21a,21b,22a,22bと、送りローラ21a,21bと送りローラ22a,22bとの間に配置された搬送ガイド18とが配置されている。送りローラ21b,22bは、制御部100に制御される送りモータ(不図示)によって回転駆動される。この構成において、制御部100の制御により、送りローラ21b,22bが回転され、搬送ユニット50から排出された用紙Pが送りローラ21a,21bに挟持されながら搬送ガイド18を通されて図2中上方に送られる。そして、送りローラ22a,22bに挟持されながら排紙部15に送られる。なお、送りローラ21a,22aは、従動ローラであり用紙搬送に伴って回転する。
以上のように、本実施形態のインクジェットプリンタ1によると、図5(b)に示すように、給紙カセット10を筐体1aに装着したとき、ロック機構14による係止箇所(係合部材94の上部と第2延在部83bとの当接箇所)と、検出機構13の検出箇所(レバー96aと第2突起85との当接箇所)とが挿入方向Bに沿って重なり且つ近接した位置に配置されている。つまり、給紙カセット10を筐体1aに装着したときに、ロック機構14と検出機構13とが近接した位置に配置されている。このため、給紙カセット10が筐体1aに対して完全に装着された状態を精度よく検出することが可能となる。したがって、給紙カセット10が筐体1aに対して不完全に装着された状態で動作するのを防ぐことができる。
また、ロック機構14が第1突起84と係合部材94とで構成され、検出機構13が第2突起85とトグルスイッチ96とで構成されているので、両機構13,14が簡易な構成となる。また、係合部材94及びトグルスイッチ96が支持トレイ90(筐体1a)側に設けられているので、ロック状態を検出したトグルスイッチ96からの検出信号を伝達する接点などを、筐体1a及び給紙カセット10に別途設ける必要がなくなる。
また、トグルスイッチ96のレバー96aがスリット95内に配置されているので、例えば、給紙カセット10を取り外した状態でジャム処理などの操作をユーザが行っている際に、ユーザの手や指がレバー96aに接触しにくくなる。そのため、トグルスイッチ96のレバー96aが揺動して誤動作するのを抑制することができる。
また、給紙カセット10と支持トレイ90とに、ロック機構14及び検出機構13を構成する部材が設けられているので、給紙カセット10が筐体1aに対して完全に装着された状態を検出することが可能となる。そのため、給紙カセット10から送り出される用紙Pの搬送不良を抑制することができる。
続いて、本発明の第2実施形態について図6〜図8を参照しつつ以下に説明する。なお、第1実施形態と同様なものには、同符号で示し説明を省略する。本実施形態における給紙カセット(給紙ユニット)210は、図6に示すように、第1実施形態の給紙カセット10とほぼ同様な構成を有しており、突起部材82の代わりに給紙カセット210の挿入方向Bに延在する側面211aから突出可能な突出部材282が設けられている。また、本実施形態におけるインクジェットプリンタには、図7に示すように、支持トレイ90に設けられた係合部材94の代わりに、筐体1aの開口3b近傍に係合部材294が設けられている。
突出部材282は、板状のベース部材283と、ベース部材283から突出した第1突起284と、第1突起284から突出し第1突起284と一体的に形成された第2突起285とを有している。ベース部材283は、第1及び第2突起284,285が側面211aの挿入方向上流端近傍に形成された開口211bから外側に向かって突出するように、付勢部材(不図示)によって付勢されている。つまり、突出部材282は、副走査方向に揺動可能に設けられている。
第1突起284には、挿入方向Bに関して、頂部284aから上流端に向かって傾斜した上流傾斜面284bと、頂部284aから下流端に向かって傾斜した下流傾斜面284cとが形成されている。上流傾斜面284bは、ベース部材283の上面との間でなす角度がベース部材283の上面と下流傾斜面284cとの間でなす角度よりも大きくなるように形成されている。これは、筐体1aに装着された給紙カセット210を筐体1aから取り外すときに、突出部材282を揺動させにくくするためである。
第2突起285は、下流傾斜面284cの幅方向(鉛直方向であって図6(b)中紙面垂直方向)の中央から突出して形成されている。また、第2突起285は、挿入方向Bに関して頂部284aから下流傾斜面284cの下流端近傍まで延在しており、その幅が下流傾斜面284cよりも小さくなっている。なお、第2突起285の幅は、後述する係合部材294のスリット295よりも狭くなっている。
係合部材294は、図7に示すように、筐体1aの開口3bが形成された正面の裏面に固定されたベース部材297及びベース部材297に固定された支持部材298に一体的に固定されている。係合部材294は、挿入方向Bに沿って延在した略直方体形状を有している。図7(b)に示すように、係合部材294の右側側面299には、部分的に突出した突出部が形成されており、この突出部の頂部294aから上流端に向かって傾斜した上流傾斜面294bと、頂部294aから当該側面299の中央に向かって傾斜した下流傾斜面294cとが形成されている。また、係合部材294は、側面299(上流及び下流傾斜面294b,294cを含む)を鉛直方向に分断するように形成されたスリット295を有している。係合部材294は、給紙カセット210が筐体1aに装着されたときに、第2突起285がスリット295に侵入可能な位置に配置されている。
係合部材294内には、制御部100に接続されたトグルスイッチ(検出部)296が設けられている。トグルスイッチ296のレバー296aも、第1実施形態と同様に、スリット295内に配置され且つ主走査方向に揺動可能となっている。レバー296aは、スリット295内において、筐体1aに給紙カセット210が装着されたときに、第2突起285と当接可能な位置に配置されている。このレバー296aは、図示しない付勢部材によって図7(b)に示す位置(非検出位置)に付勢されている。そして、トグルスイッチ296は、レバー296aと第2突起285とが当接することによってレバー296aがトグルスイッチ296側に倒れた検出位置に揺動したときに(図8(c)参照)、給紙カセット210が筐体1aに装着されたことを検出する検出信号を制御部100に送信する。つまり、トグルスイッチ296と第2突起285とが給紙カセット210が筐体1aに装着されたことを検出する検出機構213を構成している。
続いて、給紙カセット210を筐体1aに装着するときの動作について、図8を参照しつつ説明する。図8(a)に示すように、開口3bを通して給紙カセット210を筐体1aに挿入する。すると、第2突起285がスリット295内に侵入するとともに、係合部材294の頂部294aと第1突起284の下流傾斜面284cとが当接する。突出部材282は、図8(b)に示すように、給紙カセット210の挿入に連れて給紙カセット210内に(図8中右方に)移動する。この突出部材282の移動に伴って第2突起285がスリット295内から外側に移動する。そして、給紙カセット210が筐体1aに完全に装着される装着位置(給紙カセット210の上流側面が筐体1aの開口3bが形成された正面と同一平面上に配置される位置)に達するまでの間、第1突起284の頂部284aが係合部材294の頂部294aを通過し下流傾斜面294cと当接するように、突出部材282が給紙カセット210の外側(図7中左方)に向かって移動する。この突出部材282の移動に伴って第2突起285がスリット295内に移動する。
給紙カセット210が装着位置に達すると、図8(c)に示すように、頂部284aが下流傾斜面294cの下流端に位置し、頂部284a及び上流傾斜面284bと下流傾斜面294cとが当接する。このとき、給紙カセット210が挿入方向Bとは反対方向に引き抜かれようとしても、下流傾斜面294cが第1突起284を係止しており、さらには第1突起284の上流傾斜面284bとベース部材283の上面との間でなす角度が比較的大きなものとなっているため、給紙カセット210が筐体1aから容易に取り外せないようにロックされる。このように係合部材294と第1突起284とがロック機構214を構成している。
また、ロック機構214によって給紙カセット210がロックされるときには、図8(c)に示すように、第2突起285がレバー296aを非検出位置から検出位置に揺動させるようにレバー296aと当接する。このとき、トグルスイッチ296から検出信号が制御部100に送信される。つまり、ロック機構214によって給紙カセット210がロックされると同時に、給紙カセット210が筐体1aに完全に装着されたことを検出する検出信号が制御部100に送信される。これにより、制御部100は、第1実施形態と同様に、給紙カセット210から用紙Pを搬送ユニット50に向けて送り出すことを許可し、搬送ユニット50に用紙Pを送り出すことが可能となる。
以上のように、本実施形態のインクジェットプリンタにおいても、図8(c)に示すように、給紙カセット210を筐体1aに装着したとき、ロック機構214による係止箇所(頂部284a及び上流傾斜面284bと下流傾斜面294cとの当接箇所)と、検出機構213の検出箇所(レバー296aと第2突起285との当接箇所)とが近接した位置に配置されている。つまり、給紙カセット210を筐体1aに装着したときに、ロック機構214と検出機構213とが近接した位置に配置されている。このため、給紙カセット210が筐体1aに対して完全に装着された状態を精度よく検出することが可能となる。したがって、第1実施形態と同様に、給紙カセット210が筐体1aに対して不完全に装着された状態で動作するのを防ぐことができる。なお、第1実施形態と同様な構成においては、同様な効果を得ることができる。
以上、本発明の好適な実施の形態について説明したが、本発明は上述の実施の形態に限られるものではなく、特許請求の範囲に記載した限りにおいて様々な変更が可能なものである。例えば、トグルスイッチ96,296に代えて、給紙カセット10,210がロック機構14,214によってロックされたときに、第2突起85,285を検出するフォトセンサを採用してもよい。このとき、検出機構を構成する第2突起85,285に代えて、第1突起84,284を直接検出してもよい。このように、検出機構は、検出する部材に応じて種々のセンサ及びスイッチを用いることが可能である。また、ロック機構による係合箇所と、検出機構による検出箇所とが近接しておれば、第1突起84,284と、第2突起85,285は一体的に形成されていなくてもよい。また、係合部材94,294及びトグルスイッチ96,296が給紙カセットに設けられ、第1及び第2突起84,85,284,285が筐体1aに設けられていてもよい。また、トグルスイッチ96,296のレバー96a,296aがスリット内に配置されていなくてもよい。また、第2実施形態においては、突出部材282が給紙カセット210の一方の側面211aに設けられているが、当該側面211aと対向する他方の側面にも設けられていてもよい。この場合、係合部材294を筐体1aの対応する位置にさらに設けられておればよい。
また、上述した第1及び第2実施形態においては、給紙カセット10,210及び筐体1aにロック機構14,214及び検出機構13,213を構成する部材が設けられているが、これら部材が搬送ユニット50及び筐体1aに設けられていてもよい。この場合、メンテナンスなどで筐体1aから分離した搬送ユニット50を筐体1aに装着する際に、搬送ユニット50が筐体1aに精度良く装着されているかを検出することが可能となる。このため、搬送ユニットが筐体1aに対して不完全に装着された状態で動作するのを防ぐことができる。また、本発明は、インクジェットヘッド以外の記録ヘッドが採用された記録装置においても適用することが可能である。
1 インクジェットプリンタ(記録装置)
1a 筐体
2 インクジェットヘッド(記録部)
10,210 給紙カセット(着脱ユニット)
13,213 検出機構
14,214 ロック機構
50 搬送ユニット
84,284 第1突起
85,285 第2突起
90 支持トレイ
94,294 係合部材
95,295 スリット
96,296 トグルスイッチ(検出部)

Claims (5)

  1. 筐体と、
    前記筐体内に配置され、記録媒体を収納する給紙ユニットと、
    前記筐体内に配置され、記録媒体を搬送する搬送ユニットと、
    前記筐体内において前記搬送ユニットに対向配置され、記録媒体に対して記録を行う記録部とを備えており、
    前記給紙ユニット及び搬送ユニットの少なくともいずれかが、前記筐体に対して着脱可能な着脱ユニットであり、
    前記着脱ユニット及び前記筐体には、前記着脱ユニットを前記筐体に装着することによって、両者を互いに係止させるロック機構と、前記ロック機構による係止箇所に近接した位置において前記着脱ユニット及び前記筐体の両者のロック状態を検出する検出機構とが設けられていることを特徴とする記録装置。
  2. 前記ロック機構が、前記着脱ユニット及び前記筐体の一方に形成された第1突起と、前記着脱ユニット及び前記筐体の他方に形成され、前記着脱ユニットを前記筐体に装着したときに前記第1突起を係止する係合部材とを有しており、
    前記検出機構が、前記第1突起と一体的に形成された第2突起と、前記係合部材に設けられ、前記第1突起を前記係合部材が係止したときに前記第2突起を検出する検出部とを有していることを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
  3. 前記係合部材及び前記検出部が、前記筐体に設けられていることを特徴とする請求項2に記載の記録装置。
  4. 前記検出部が、前記第2突起と当接することによって前記ロック状態を検出するスイッチであり、
    前記スイッチが、前記係合部材に形成されたスリット内に配置されていることを特徴とする請求項2又は3に記載の記録装置。
  5. 前記着脱ユニットが前記給紙ユニットであることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の記録装置。
JP2009068879A 2009-03-19 2009-03-19 記録装置 Active JP4888505B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009068879A JP4888505B2 (ja) 2009-03-19 2009-03-19 記録装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009068879A JP4888505B2 (ja) 2009-03-19 2009-03-19 記録装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010222078A true JP2010222078A (ja) 2010-10-07
JP4888505B2 JP4888505B2 (ja) 2012-02-29

Family

ID=43039699

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009068879A Active JP4888505B2 (ja) 2009-03-19 2009-03-19 記録装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4888505B2 (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62181543A (ja) * 1986-02-06 1987-08-08 Oki Electric Ind Co Ltd 回線暗号装置間の鍵配送方式
JPH03116322A (ja) * 1989-09-29 1991-05-17 Nec San-Ei Instr Co Ltd 行列変換装置
JP2003321133A (ja) * 2002-05-07 2003-11-11 Ricoh Co Ltd 給紙装置及び画像形成装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62181543A (ja) * 1986-02-06 1987-08-08 Oki Electric Ind Co Ltd 回線暗号装置間の鍵配送方式
JPH03116322A (ja) * 1989-09-29 1991-05-17 Nec San-Ei Instr Co Ltd 行列変換装置
JP2003321133A (ja) * 2002-05-07 2003-11-11 Ricoh Co Ltd 給紙装置及び画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP4888505B2 (ja) 2012-02-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4968053B2 (ja) 記録装置
JP4706739B2 (ja) 記録装置
JP4586858B2 (ja) 記録装置
JP5098600B2 (ja) 記録装置
US9145005B2 (en) Recording device
US9090103B2 (en) Recording apparatus
US8336983B2 (en) Ink-jet recording apparatus for dealing with jams of recording media
JP5505635B2 (ja) インクジェット記録装置の搬送装置
JP5831678B2 (ja) 液体噴射装置
JP2007158138A (ja) 部品収納ケース及び電子機器
JP2004330470A (ja) 液体供給装置及び記録装置
JP4888505B2 (ja) 記録装置
JP5195694B2 (ja) 記録装置
JP2006198806A (ja) プラテン及び該プラテンを備えた記録装置と液体噴射装置
JP2006264160A (ja) カバー開閉装置、インクジェット式記録装置、液体噴射装置
JP5141793B2 (ja) インクジェット記録装置
JP2009248316A (ja) 記録装置
JP5360694B2 (ja) 記録装置
JP6205332B2 (ja) 印刷装置
JP6485168B2 (ja) 記録装置
JP5935455B2 (ja) 搬送装置及び画像記録装置
JP2009226780A (ja) 印刷装置
JP2012192667A (ja) 液体噴射装置
JP4241782B2 (ja) 記録装置
JP2010125766A (ja) インクジェット記録装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110805

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110817

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111017

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20111115

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20111128

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4888505

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141222

Year of fee payment: 3