JP2010220421A - 回転電機システム - Google Patents

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一朗 芹川
Mitsuhiro Kawamura
光弘 川村
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晴之 米谷
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Abstract

【課題】回転電機の軸方向寸法を短縮する。
【解決手段】回転電機は、固定子コイルと、円弧状の第1サーキットリング41、42と、円弧状の第2サーキットリング51、52とを有する。固定子コイルは、第1の3相コイル10と第2の3相コイル20を含む。第1サーキットリング41、42は、回転軸1を含む境界平面81で区切られて形成された第1空間19に、間隔をあけて軸方向に並んで複数配置される。第2サーキットリング51、52は、境界平面81を挟んで第1空間19と反対側の第2空間29に、複数配置される。第1の3相コイル10のコイルエンド部15、16は、第1サーキットリング41、42に接続される。第2の3相コイル20のコイルエンド部25、26は、第2サーキットリング51、52に接続される。
【選択図】図2

Description

本発明は、複数台の3相出力インバータにより駆動される回転電機システムに関する。
3相出力インバータによって電源供給されて駆動される回転電機は、一般に、回転軸周りを回転する回転子と、この回転子を取り囲む固定子を有する。固定子は、回転軸方向に複数積層された鋼鈑によって形成される固定子鉄心と、この固定子鉄心に巻かれる固定子コイルを有している。このような回転電機では、複数台の3相出力インバータによって駆動されているものが多くある。
しかし、複数台の3相出力インバータを回転電機に接続すると、固定子鉄心の軸方向端部に形成されるコイル接続部の構造が、複雑になる場合がある。コイルの接続部の構造が複雑になると、固定子の軸方向寸法が増大する。固定子の寸法増大に伴い、回転電機の寸法も増大する。
回転電機の寸法増大を抑制する方法として、例えば、特許文献1に開示されているように、コイルの接続構造を改良し回転電機を小型化する方法などが知られている。
特開2006−191733号公報
固定子鉄心の軸方向外側には、固定子コイル等を配線するために、部分環状の導体(サーキットリング)が複数配置される。例えば、2組の3相出力インバータを接続して回転電機を駆動するときには、少なくとも8個のサーキットリングが軸方向に互いに間隔をあけて配列されるものがある。
これらのサーキットリングの周りには、固定子コイルのコイルエンド部や、引出しリード等が複雑に配線される。このため、軸方向寸法が増大してしまう。このような場合、上記のような例では、軸方向の寸法の増大を抑制することが困難になるものもある。
本発明は上述した課題を解決するためになされたものであり、その目的は、回転電機の軸方向寸法を短縮することである。
上記目的を達成するための本発明に係る回転電機システムは、第1の3相出力インバータおよび第2の3相出力インバータを含む複数の3相出力インバータと、これらの3相出力インバータによって駆動される回転電機とを有する回転電機システムにおいて、前記回転電機は、回転軸周りを回転する回転子と、前記回転子を半径方向外側から覆うように形成された略円筒形の固定子鉄心と、前記第1の3相出力インバータからの3相の出力それぞれに対応した3つのコイルからなり、これらの各コイルが前記回転軸を含む平面で少なくとも2つに区切られて形成された第1空間内で且つ前記固定鉄心の内周側に周方向に互いに隣接するように配置されて、前記各コイルそれぞれの一方の端部に前記第1の3相出力インバータからの出力が供給される第1インバータ側コイルエンド部が形成されて、前記各コイルそれぞれの他方の端部は互いに結線されて中性点となる第1中性点側コイルエンド部が形成されて、前記第1インバータ側コイルエンド部および第1中性点側コイルエンド部それぞれが前記固定子鉄心の一方の軸方向端部から軸方向外側に向かって延びるように巻き回された第1の3相コイルと、前記第2の3相出力インバータからの3相の出力それぞれに対応した3つのコイルからなり、これらの各コイルが前記平面で区切られた空間のうち前記第1空間とは別の第2空間内で且つ前記固定鉄心の内周側に周方向に互いに隣接するように配置されて、前記各コイルそれぞれの一方の端部は前記第2の3相出力インバータからの出力が供給される第2インバータ側コイルエンド部が形成されて、前記各コイルそれぞれの他方の端部は互いに結線されて中性点となる第2中性点側コイルエンド部が形成されて、前記第2インバータ側コイルエンド部および第2中性点側コイルエンド部それぞれは前記第1インバータ側コイルエンド部がある側の前記固定子鉄心の軸方向端部から軸方向外側に向かって延びるように巻き回された第2の3相コイルと、それぞれが導電性を備え略円弧状で前記回転軸の半径方向外側に配置されて、それぞれが前記第1空間内で前記第1インバータ側コイルエンド部がある側の前記固定子鉄心の軸方向端部に軸方向外側に互いに所定の間隔をあけて軸方向に並んで複数配置されて、前記第1の3相出力インバータからの3相の出力それぞれの出力端子と電気的に接続され且つ前記各第1インバータ側コイルエンド部それぞれと互いに電気的に接続される複数の第1インバータ側サーキットリングと、導電性を備え略円弧状で前記回転軸の半径方向外側に配置されて、少なくとも1つの前記第1インバータ側サーキットリングと互いに所定の間隔をあけて軸方向に並んで配置されて、前記第1中性点側コイルエンド部と互いに電気的に接続される少なくとも1つの第1中性点側サーキットリングと、それぞれが導電性を備え略円弧状で前記回転軸の半径方向外側に配置されて、それぞれが前記第2空間内で前記第2インバータ側コイルエンド部がある側の前記固定子鉄心の軸方向端部に軸方向外側に互いに所定の間隔をあけて軸方向に並んで複数配置されて、前記第2の3相出力インバータからの3相の出力それぞれの出力端子と電気的に接続され且つ前記各第2インバータ側コイルエンド部それぞれと互いに電気的に接続される複数の第2インバータ側サーキットリングと、導電性を備え略円弧状で前記回転軸の半径方向外側に配置されて、少なくとも1つの前記第2インバータ側サーキットリングと互いに所定の間隔をあけて軸方向に並んで配置されて、前記第2中性点側コイルエンド部と互いに電気的に接続される少なくとも1つの第2中性点側サーキットリングと、を有することを特徴とする。
本発明によれば、回転電機の軸方向寸法を短縮することが可能になる。
本発明に係る回転電機システムの一実施形態で、固定子コイルの配置状態を示すコイル配置図である。 図1の固定子コイルおよび2台の3相出力インバータの結線図である。 従来の固定子コイルの結線図の例である。
以下、本発明に係る回転電機システムの一実施形態について、図1〜図3を参照して説明する。図1は、本実施形態の回転電機システムの固定子コイルの配置状態を示すコイル配置図である。図2は、図1の固定子コイルおよび2台の3相出力インバータの結線図である。図3は、従来の固定子コイルの結線図である。なお、図2および図3の結線図は、コイル、コイルエンド、およびサーキットリング等の各部材に対応する部位に符号を付している。
先ず、本実施形態の回転電機システムの構成について説明する。
本実施形態の回転電機システムは、水平に延びる回転軸1周りを回転する回転子2と、この回転子2を半径方向外側から覆うように配置された固定子3を有する。
回転子2の一方の端部は、負荷に連結される負荷側端部で、もう一方は反負荷側端部となる。固定子3は、詳細な図示は省略するが、固定子鉄心(図示せず)と、この固定子鉄心に巻き付けられる固定子コイルを有する。
また、この回転電機システムには、少なくとも2台の3相出力インバータ、すなわち、第1の3相出力インバータ71および第2の3相出力インバータ72を有している。第1の3相出力インバータ71および第2の3相出力インバータ72それぞれは、3相(U相、W相、V相)の出力によって、回転電機を駆動する。
固定子鉄心は、回転軸1に垂直に広がる面を有する中空円板状の鋼鈑が、軸方向に積層された略円筒形状である。この円筒形状の中空部に回転子2が挿入される。この固定子鉄心の内周側には、軸方向に延びた溝(図示せず)が互いに周方向に間隔をあけて並んで複数形成されている。この溝に固定子コイルが巻き付けられている。
固定子コイルは、第1の3相出力インバータ71からの3相の出力それぞれに対応する第1の3相コイル10と、第2の3相出力インバータ72からの3相の出力それぞれに対応する第2の3相コイル20を含む。
第1の3相コイル10は、3つのコイル、すなわち第1U相コイル11、第1W相コイル12、および第1V相コイル13を有する。第2の3相コイル20は、3つのコイル、すなわち第2U相コイル21、第2W相コイル22、および第2V相コイル23を有する。これらの6つのコイル、すなわち第1U相コイル11、第1W相コイル12、第1V相コイル13、第2U相コイル21、第2W相コイル22、および第2V相コイル23それぞれが、固定子鉄心の内周側に、等間隔に並んで配置されている。
一方の軸方向端部から固定子鉄心をみたときに、固定子コイルは、第1U相コイル11を起点として、周方向に沿って、第1U相コイル11、第1W相コイル12、第1V相コイル13、第2U相コイル21、第2W相コイル22、第2V相コイル23の順に配置されている。各コイルそれぞれは、固定子鉄心の内周に形成された溝に別々に巻きつけられている。
また、第1の3相コイル10の各コイルそれぞれは、回転軸1を含む所定の平面を境界平面81として、この境界平面81によって2つに区切られたうちの一方の空間(第1空間19)に全て配置されている。第2の3相コイル20の各コイルそれぞれは、境界平面81によって2つに区切られたうちの他方の空間、すなわち第2空間29に配置されている。
第1U相コイル11、第1W相コイル12、第1V相コイル13それぞれの一方の端部には、第1の3相出力インバータ71からの出力が供給される第1インバータ側コイルエンド部15が形成される。また、反対側の端部には、端部同士が互いに電気的に結線されて中性点となる第1中性点側コイルエンド部16が形成される。
同様に、第2U相コイル21、第2W相コイル22、第2V相コイル23それぞれの一方の端部には、第2の3相出力インバータ72からの出力が供給される第2インバータ側コイルエンド部25が形成される。また、反対側の端部には、端部同士が互いに電気的に結線されて中性点となる第2中性点側コイルエンド部26が形成される。
第1インバータ側コイルエンド部15、第1中性点側コイルエンド部16、第2インバータ側コイルエンド部25、および第2中性点側コイルエンド部26それぞれは、固定子鉄心の負荷側端部から軸方向外側に向かって延びるように巻き回されている。
固定子鉄心の負荷側端部の軸方向外側には、3つの第1インバータ側サーキットリング41および1つの第1中性点側サーキットリング42が、軸方向外側に互いに間隔をあけて配置されている。これらのサーキットリング41、42は、回転軸1に垂直な平面内に周方向に延びる円弧状であって、回転軸1を中心とする中心角が180度未満の円弧状である。また、これらのサーキットリング41、42は、回転軸1の半径方向外側で且つ全てが第1空間19内に配置されている。これらのサーキットリング41、42それぞれの横断面形状は、軸方向に短い長方形であることが好ましい。
なお、これらのサーキットリング41、42は、固定子鉄心の負荷側端部から軸方向外側に延びる固定部材(図示せず)等で固定されている。
3つの第1インバータ側サーキットリング41それぞれは、第1の3相出力インバータ71からの3相の出力それぞれに対応する各出力端子と電気的に接続される。さらに、これらの第1インバータ側サーキットリング41それぞれは、第1U相コイル11、第1W相コイル12、および第1V相コイル13それぞれの第1インバータ側コイルエンド部15と互いに電気的に接続されている。例えばV相に対応する出力端子と電気的に接続された第1インバータ側サーキットリング41は、第1V相コイル13の第1インバータ側コイルエンド部15と電気的に接続される。
第1中性点側サーキットリング42は、第1U相コイル11、第1W相コイル12、および第1V相コイル13それぞれの第1中性点側コイルエンド部16と互いに電気的に接続されている。
第2空間29には、3つの第2インバータ側サーキットリング51および1つの第2中性点側サーキットリング52が、軸方向外側に互いに間隔をあけて配置されている。これらのサーキットリング51、52それぞれは、第1空間19に配置された第1インバータ側サーキットリング41等と、境界平面81を挟んでほぼ対向するように配置される。
第2インバータ側サーキットリング51および第2中性点側サーキットリング52それぞれは、第1インバータ側サーキットリング41等と同様に、回転軸1に垂直な平面内に周方向に延びる円弧状であって、回転軸1を中心とする中心角が180度未満の円弧状である。これらのサーキットリング51、52それぞれの横断面形状は、軸方向に短い長方形であることが好ましい。
なお、これらのサーキットリング51、52は、固定子鉄心の負荷側端部から軸方向外側に延びる固定部材(図示せず)等で固定されている。
3つの第2インバータ側サーキットリング51それぞれは、第2の3相出力インバータ72からの3相の出力それぞれに対応する各出力端子と電気的に接続される。さらに、これらの第2インバータ側サーキットリング51それぞれは、第2U相コイル21、第2W相コイル22、および第2V相コイル23それぞれの第2インバータ側コイルエンド部25と互いに電気的に接続されている。例えば第2の3相出力インバータ72のU相に対応する出力端子と電気的に接続された第2インバータ側サーキットリング51は、第2U相コイル21の第2インバータ側コイルエンド部25と電気的に接続される。
第2中性点側サーキットリング52は、第2U相コイル21、第2W相コイル22、および第2V相コイル23それぞれの第2中性点側コイルエンド部26と互いに電気的に接続されている。
図2の結線図では、第1の3相出力インバータ71と電気的に接続される第1インバータ側サーキットリング41は、第1V相コイル13用のもののみを示し、第1U相コイル11用および第1W相コイル12用の図示は省いている。同様に、第2の3相出力インバータ72と電気的に接続される第2インバータ側サーキットリング51は、第2U相コイル21用のもののみを示し、第2W相コイル22用および第2V相コイル23用の図示は省いている。
従来の一般的な2組の3相コイルおよび2台の3相出力インバータの結線図の概略は、図3に示すように、第1の3相出力インバータ71に対応する第1インバータ側サーキットリング41と、第2中性点側サーキットリング52とが、軸方向に交差する部分(交差部85)がある。
これに対して、本実施形態では、回転軸1を含む境界平面81を境界にして、第1空間19側に第1の3相コイル10を配置して、第2空間29側に第2の3相コイル20を配置している。これによって、第1の3相コイル10と電気的に接続されるサーキットリング41、42を第1空間19内に配置して、第2の3相コイル20と電気的に接続されるサーキットリング51、52を第2空間29内に配置することが可能になる。
これにより、第1空間19側のサーキットリング41、42と、第2空間29側のサーキットリング51、52とが、軸方向に互いに重なる部分がなくなる。このため、同じ空間内に配置されるサーキットリング同士の軸方向距離を短くすることが可能になる。
したがって、回転電機の軸方向寸法を短縮することが可能になる。
上記実施形態の説明は、本発明を説明するための例示であって、特許請求の範囲に記載の発明を限定するものではない。また、本発明の各部構成は上記実施形態に限らず、特許請求の範囲に記載の技術的範囲内で種々の変形が可能である。
例えば、本実施形態では、第1中性点側コイルエンド部16は、1つの第1中性点側サーキットリング42に電気的に接続されて、第2中性点側コイルエンド部26は、1つの第2中性点側サーキットリング52に電気的に接続されているが、これに限らない。例えば、第1中性点側サーキットリング42を3つ配置して、第1U相コイル11、第1W相コイル12、および第1V相コイル13それぞれの第1中性点側コイルエンド部16を、3つの第1中性点側サーキットリング42それぞれに電気的に接続してもよい。この場合、3つの第1中性点側サーキットリング42それぞれに引出しリード等を電気的に接続して、これらの引出しリードを互いに結線するとよい。
また、本実施形態では、1つの境界平面81によって、第1空間19および第2空間29を形成して、それぞれの空間に別々の3相コイルに対応するサーキットリングを配置しているが、これに限らない。例えば、回転軸1を含む3つの平面で空間を区切ることによって、3つの空間を形成して、それぞれの空間に別々の3相コイルを1組ずつ配置してもよい。この場合、3つの空間それぞれに、各3相コイルに対応するサーキットリングを配置するとよい。
1…回転軸、2…回転子、3…固定子、10…第1の3相コイル、11…第1U相コイル、12…第1W相コイル、13…第1V相コイル、15…第1インバータ側コイルエンド部、16…第1中性点側コイルエンド部、19…第1空間、20…第2の3相コイル、21…第2U相コイル、22…第2W相コイル、23…第2V相コイル、25…第2インバータ側コイルエンド部、26…第2中性点側コイルエンド部、29…第2空間、41…第1インバータ側サーキットリング、42…第1中性点側サーキットリング、51…第2インバータ側サーキットリング、52…第2中性点側サーキットリング、71…第1の3相出力インバータ、72…第2の3相出力インバータ、81…境界平面、85…交差部

Claims (2)

  1. 第1の3相出力インバータおよび第2の3相出力インバータを含む複数の3相出力インバータと、これらの3相出力インバータによって駆動される回転電機とを有する回転電機システムにおいて、
    前記回転電機は、
    回転軸周りを回転する回転子と、
    前記回転子を半径方向外側から覆うように形成された略円筒形の固定子鉄心と、
    前記第1の3相出力インバータからの3相の出力それぞれに対応した3つのコイルからなり、これらの各コイルが前記回転軸を含む平面で少なくとも2つに区切られて形成された第1空間内で且つ前記固定鉄心の内周側に周方向に互いに隣接するように配置されて、前記各コイルそれぞれの一方の端部に前記第1の3相出力インバータからの出力が供給される第1インバータ側コイルエンド部が形成されて、前記各コイルそれぞれの他方の端部は互いに結線されて中性点となる第1中性点側コイルエンド部が形成されて、前記第1インバータ側コイルエンド部および第1中性点側コイルエンド部それぞれが前記固定子鉄心の一方の軸方向端部から軸方向外側に向かって延びるように巻き回された第1の3相コイルと、
    前記第2の3相出力インバータからの3相の出力それぞれに対応した3つのコイルからなり、これらの各コイルが前記平面で区切られた空間のうち前記第1空間とは別の第2空間内で且つ前記固定鉄心の内周側に周方向に互いに隣接するように配置されて、前記各コイルそれぞれの一方の端部は前記第2の3相出力インバータからの出力が供給される第2インバータ側コイルエンド部が形成されて、前記各コイルそれぞれの他方の端部は互いに結線されて中性点となる第2中性点側コイルエンド部が形成されて、前記第2インバータ側コイルエンド部および第2中性点側コイルエンド部それぞれは前記第1インバータ側コイルエンド部がある側の前記固定子鉄心の軸方向端部から軸方向外側に向かって延びるように巻き回された第2の3相コイルと、
    それぞれが導電性を備え略円弧状で前記回転軸の半径方向外側に配置されて、それぞれが前記第1空間内で前記第1インバータ側コイルエンド部がある側の前記固定子鉄心の軸方向端部に軸方向外側に互いに所定の間隔をあけて軸方向に並んで複数配置されて、前記第1の3相出力インバータからの3相の出力それぞれの出力端子と電気的に接続され且つ前記各第1インバータ側コイルエンド部それぞれと互いに電気的に接続される複数の第1インバータ側サーキットリングと、
    導電性を備え略円弧状で前記回転軸の半径方向外側に配置されて、少なくとも1つの前記第1インバータ側サーキットリングと互いに所定の間隔をあけて軸方向に並んで配置されて、前記第1中性点側コイルエンド部と互いに電気的に接続される少なくとも1つの第1中性点側サーキットリングと、
    それぞれが導電性を備え略円弧状で前記回転軸の半径方向外側に配置されて、それぞれが前記第2空間内で前記第2インバータ側コイルエンド部がある側の前記固定子鉄心の軸方向端部に軸方向外側に互いに所定の間隔をあけて軸方向に並んで複数配置されて、前記第2の3相出力インバータからの3相の出力それぞれの出力端子と電気的に接続され且つ前記各第2インバータ側コイルエンド部それぞれと互いに電気的に接続される複数の第2インバータ側サーキットリングと、
    導電性を備え略円弧状で前記回転軸の半径方向外側に配置されて、少なくとも1つの前記第2インバータ側サーキットリングと互いに所定の間隔をあけて軸方向に並んで配置されて、前記第2中性点側コイルエンド部と互いに電気的に接続される少なくとも1つの第2中性点側サーキットリングと、
    を有することを特徴とする回転電機システム。
  2. 前記第1中性点側サーキットリングおよび第2中性点側サーキットリングはそれぞれ少なくとも3つずつ有し、
    前記第1の3相コイルの各コイルの前記第1中性点側コイルエンド部を形成する側の端部それぞれは、3つの前記第1中性点側サーキットリングそれぞれに電気的に接続されて、これら3つの前記第1中性点側サーキットリングが互いに結線されて前記第1の3相コイルの中性点を形成するように構成されて、
    前記第2の3相コイルの各コイルの前記第2中性点側コイルエンド部を形成する側の端部それぞれは、3つの前記第2中性点側サーキットリングそれぞれに電気的に接続されて、これら3つの前記第2中性点側サーキットリングが互いに結線されて前記第2の3相コイルの中性点を形成するように構成されていること、
    を特徴とする請求項1に記載の回転電機システム。
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