JP2010220274A - 回転電機の冷媒流量制御装置 - Google Patents

回転電機の冷媒流量制御装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 十分な冷却と高効率化を図ることが可能な回転電機の冷媒流量制御装置を提供すること。
【解決手段】 回転電機の冷媒流量制御装置において、ハウジング内の上部に汲み上げられる冷媒のうち、モータ内に供給される流量と冷媒溜りに還流される流量とを、回転電機の出力トルクの反力に応じて変更する流量制御バルブを備えた。
【選択図】 図1

Description

本発明は、回転電機の冷媒流量を制御する装置に関する。
従来、ハウジング内のオイル液面を調整する液面高さ調整手段として、特許文献1に記載の技術が知られている。この公報には、ギアで掻き揚げられるオイルを受け入れて貯留するオイルキャッチタンクと、このタンクのオイル排出口を開閉するドレーン弁と、変速機がパーキングポジションのときはドレーン弁を解放し、オイルキャッチタンク内のオイルをケース内に戻してケース内のオイルの液面高さを高くする一方、駆動系のシフトポジションが選択された場合には、ドレーン弁を閉塞して、オイルキャッチタンクにケース内のオイルを貯留するようにして、ハウジング内のオイルの液面高さを低くする技術が開示されている。
特開2008−51176号公報
しかしながら、駆動系のシフトポジションが選択されている場合でも、低回転高トルクという状態は当然に想定され、単にオイル液面を低下させると十分な冷却を行えないという問題があった。また、低回転でも十分な冷却ができるようにオイルの液面を高くすると、高回転時にはフリクションが増大し、効率が低下するという問題があった。
本発明は、上記問題に着目してなされたもので、駆動状態に応じた冷媒流量を供給可能な回転電機の冷媒流量制御装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の回転電機の冷媒流量制御装置では、ロータにより駆動されるポンプを用いて冷媒を汲み上げ、ハウジング内の上部に連通する流路における冷媒流量と冷媒溜りに還流される流路における冷媒流量とを、回転電機の出力トルクに対する反力により変更する流量制御バルブを備えた。
低回転高トルク時には、ポンプの汲み上げる冷媒量が少ないものの、反力が大きいため流量制御バルブによって多くがハウジング内に流れ込む。よって、低回転でも十分冷却することができる。一方、高回転低トルク時には、ポンプの汲み上げる冷媒量が多いものの、反力が小さいため流量制御バルブによって多くが冷媒溜りに還流される。よって、フリクションを抑制して高効率化を図ることができる。
実施例1のドライブユニットを表す概略図である。 実施例1の反力伝達機構の構成を表す概略図である。 実施例1のドライブユニットの潤滑特性を表す概略図である。 実施例1の流量制御バルブのストローク量と流量特性との関係を表す特性図である。 実施例1の最終的な流量特性の設定プロセスを表す特性図である。 実施例2の流量制御バルブ11のストローク量と流量特性との関係を表す特性図である。 実施例3の反力伝達機構の構成を表す概略図である。 実施例4のドライブユニットの構成を表す概略図である。
図1は本発明の回転電機の冷媒流量制御装置が適用された実施例1のドライブユニットの構成を表す概略図である。このドライブユニットは、円筒形であって両側が閉塞されたハウジング1と、ハウジング1内周に固定支持され複数のコイルから成るステータ2と、複数の永久磁石対から構成されステータ2の内周側において回転するロータ3と、ロータ3と一体に回転する駆動軸4を有する。ステータ2とロータ3によりモータ(回転電機)を構成する。尚、図1に示すように、ハウジング1は車両等に搭載された状態を表し、図1中の上方向は車両搭載時の鉛直方向上方と一致し(以下、上と記載する)、下方向は車両搭載時の鉛直方向下方と一致する(以下、下と記載する)。以下の説明において高い、低いという言葉は、この上下方向に沿った概念を表すものとする。
ハウジング1の下部にはロータ3の一部が浸漬する冷媒溜り7が形成されている。また、ハウジング1の左側面には円筒部を閉塞する第1側壁1aが形成され、この第1側壁1aの下方にはオイルパン6が取り付けられている。ハウジング1内の冷媒溜り7とオイルパン6とは流路8を介して連通されている。また、ロータ3にはオイルポンプ10が接続され、ロータ3の回転数に応じてオイルパン6内のオイルをハウジング1の上部に汲み上げる。
駆動軸4には減速機構として遊星歯車機構PGが設けられている。遊星歯車機構PGはサンギヤSと、ピニオンPを軸支するピニオンキャリヤPCと、リングギヤRから構成されている。駆動軸4はサンギヤSに連結され、ピニオンキャリヤPCには出力軸5が連結され、リングギヤRはハウジング1に対し僅かに相対回転可能に支持されている。リングギヤRの外周には後述する流量制御バルブ11を作動させるための反力伝達機構20が配置され、この反力伝達機構20を介して流量制御バルブ11の作動を制御する。この反力伝達機構20については後述する。出力軸5は図外の車両の駆動輪に接続され、インホイールモータとして構成されている。
オイルパン6には、オイルポンプ10の吸入側と接続された吸入油路101が接続されている。また、オイルポンプ10の吐出側と接続された吐出油路102には、流量制御バルブ11が設けられている。流量制御バルブ11の下流側には、ハウジング1内の上部に開口するオイル供給ポート103aと接続された第1流路103と、オイルパン6に接続されて汲み上げたオイルをオイルパン6内に還流する第2流路104が接続されている。流量制御バルブ11は、オイルポンプ10により汲み上げられたオイルを第1流路103と第2流路104に分配する分配量を制御する。
図2は反力伝達機構20の構成を表す概略図である。図2(a)に示すように、反力伝達機構20は、リングギヤRの外周から外周方向に延在された反力伝達ロッド21と、反力生成シリンダ22と、反力生成シリンダ22内に収装されて反力伝達ロッド21の作動によりストロークする反力生成ピストン23と、反力生成ピストン23もしくは反力伝達ロッド21を初期位置に付勢するリターンスプリング24が取り付けられている。
また、反力生成シリンダ22で発生した圧力を流量制御バルブ11側に伝達する反力伝達配管25と、流量制御バルブ11の一端に形成され反力伝達配管25内で生じた圧力を受ける受圧面26と、流量制御バルブ11を初期位置に付勢するリターンスプリング27とを有する。尚、図2に示す流量制御バルブ11の位置は、中程度の反力が発生している状態を示し、反力が生じていない初期位置は、図2中の右端に位置した状態となる。流量制御バルブ11は、反力が大きいときは吐出流路102と第1流路103とを連通し、反力が小さいときは吐出流路102と第2流路104とを連通し、反力が中程度のときは吐出流路102と第1流路103及び第2流路104の両方と連通する。
図2(b)に示すように、ロータ3から駆動軸4に出力されたモータトルクは、遊星歯車機構PGの減速比に応じて減速されて出力軸5から出力される(出力トルク)。このとき、リングギヤRには反力トルクが作用する。この反力トルクによって反力伝達ロッド21を作動させ、反力生成シリンダ22内に圧力を発生させてバルブ作動ピストン26を駆動する。
〔潤滑作用〕
次に、実施例1のドライブユニットにおける潤滑作用について説明する。図3は実施例1のドライブユニットの潤滑特性を表す概略図である。オイルポンプ10による吐出流量はオイルポンプ10の回転数に比例する。言い換えると、ロータ3とオイルポンプ10は一体に回転することから、オイルポンプ10の吐出流量は回転数に拘束されている。一方、モータの要求油量は、モータの各運転点での損失特性によって決定される。損失が高いほど発熱の可能性が高いことから要求流量は多くなり、損失が低いほど発熱の可能性が低いことから要求流量は少なくなる。つまり、モータの要求油量はモータ回転数と線形な関係には無く、回転数とトルクによって決定されるのである。
そこで、ロータ3と一体に回転駆動するオイルポンプ10を設けると共に、高トルク時には汲み上げられたオイルの大半を第1流路103に流れるよう反力を用いて流量制御バルブ11を調整し、低トルク時には汲み上げられたオイルの大半を第2流路104に流れるよう反力を用いて流量制御バルブ11を調整する。具体的には、図3のモータ出力特性に示すように、等損失マップに沿った流量特性となるように流量制御バルブ11を制御する。
〔流量特性c(L/min)を得る場合〕
例えば、モータの運転点として低回転高トルクを表すA点で動作させた場合、低回転であればオイルポンプ10により汲み上げられる流量は比較的少なめである。流量制御バルブ11は出力トルクに応じた反力により作動するため、汲み上げられた全てのオイルを第1流路103側に流し、十分な流量を確保する。すなわち、出力トルクが高ければ反力も大きくなることから、第1流路103側に流れる流量を増大させて十分な冷却性能を得ることができる。
一方、高回転高トルクを表すB点で動作させた場合、高回転であればオイルポンプ10により汲み上げられる流量は比較的多めである。流量制御バルブ11は出力トルクに応じた反力により作動するため、汲み上げられたオイルの一部分を第1流路103側に流し、その他を第2流路104側に流す。すなわち、出力トルクが低くなった分第1流路103側に流れる流量を減少させる。これにより、回転数が高まったとしてもA点と同じ流量特性c(L/min)を得ることができる。
〔流量特性b(L/min)(<c)を得る場合〕
次に、モータの運転点として低回転中トルクを表すC点で動作させた場合、低回転であればオイルポンプ10により汲み上げられる流量は比較的少なめである。流量制御バルブ11は出力トルクに応じた反力により作動するため、汲み上げられたオイルの大部分を第1流路103側に流し、出力トルクがA点より低い分だけ第2流路104側に流すことで、モータ損失に応じた流量を確保する。一方、高回転中トルクを表すD点で動作させた場合、高回転であればオイルポンプ10により汲み上げられる流量は比較的多めである。流量制御バルブ11は出力トルクに応じて作動させるため、汲み上げられたオイルの一部分を第1流路103側に流し、出力トルクの低下分だけ第2流路104側に流す。すなわち、出力トルクが低くなった分第1流路103側に流れる流量を減少させる。これにより、回転数が高まったとしてもC点と同じ流量特性b(L/min)を得ることができる。尚、流量特性a(L/min)を得る場合には、更に流量制御バルブ11によって第2流路104に還流する量が増大する。
ここで、流量特性設定プロセスについて説明する。図4は流量制御バルブ11のストローク量と流量特性との関係を表す特性図である。図4(a)に示すように、流量制御バルブ11のストローク位置と第1流路103に流れる流量との関係を検討する。この場合、オイルポンプ10を一定回転数(3000rpm)で駆動した場合、図4(b)に示すように、ストロークの初期においては緩やかに流量が増大し、ストロークの後期においてはほぼ線形に流量が増大している特性が見て取れる。ストローク量は、反力によって決定されるため、モータ出力トルクと流量の関係は図4(c)に示す関係となることが分かる。
図5は最終的な流量特性の設定プロセスを表す特性図である。流量制御バルブ11をある位置に固定し、オイルポンプ10の回転数を変化させたとき、第1流路103に流れる流量は回転数に対して線形に増大していく(図5(a)参照)。よって、図4において説明したモータ出力トルクに対する流量特性を重ね合わせると、モータ出力トルク毎に回転数に対する流量特性を描くことができ、この描かれた範囲が流量調整可能範囲となる。この関係を用いることで、図3に示すように回転数とトルクによって流量特性をモータ損失に応じた特性に設定する。
以上説明したように、実施例1にあっては下記の作用効果を得ることができる。
(1) ハウジング1内に収装されたロータ3を有するモータ(回転電機)と、オイル(冷媒)を貯留するオイルパン6と、ロータ3により駆動されオイルパン6に貯留されたオイルをハウジング1上部に汲み上げるオイルポンプ10と、オイルポンプ10の吐出口側に接続されハウジング1内の上部に接続された第1流路103と、オイルポンプ10の吐出口側に接続されオイルパン6に接続された第2流路104と、モータの出力トルクに対する反力により作動し、反力が高いときは、低いときに比べて第1流路103側への供給量を増大させ、第2流路104側への供給量を減少させる流量制御バルブ11と、を備えた。
低回転高トルク時には、オイルポンプ10の汲み上げるオイルが少ないものの、流量制御バルブ11によって多くがハウジング1内に流れ込むため、低回転でも十分冷却することができる。一方、高回転低トルク時には、オイルポンプ10の汲み上げるオイルが多いものの、流量制御バルブ11によって多くがオイルパン6に還流されるため、過剰な流量とならずフリクションを抑制できる。
また、モータ損失とモータ側の要求流量とは相関を有する。このとき、モータ反力を利用して流量調整することで、特別な電子制御アクチュエータ等を備えることなく、機械的構成によって最適な流量調整を達成できる。すなわち、オイルポンプ吐出量が回転数により規定されていても、実際にモータ側に供給される流量をモータ損失に応じた流量に設定できるからである。
(2)モータは、ロータ3と接続されたサンギヤSと、出力軸5と接続されたキャリヤPCと、リングギヤRとを有し、流量制御バルブ11は、ハウジング1とリングギヤRとの間に作用する反力によって作動することとした。よって、ステータ2のようにロータ3との位置関係が重要なものを利用するのではなく、多少の相対移動が生じても問題の無い要素を用いることで、安定したモータ制御を達成できる。
(3)モータは、電動車両のインホイールモータである。インホイールモータはタイヤのサイズが限られていることから、レイアウト上制約が非常に多い。このとき、他のユニットと分離独立して流量を制御できるように構成しているため、搭載性が良好な冷媒流量制御装置を提供することができる。
次に実施例2について説明する。基本的な構成は実施例1と同じであるため異なる点についてのみ説明する。図6は実施例2の流量制御バルブ11のストローク量と流量特性との関係を表す特性図である。図6(a)に示すように、流量特性をストローク初期は流量変化をより少なく設定し、ストローク後期は流量変化を大きく設定するものである。具体的には、図6(b)に示すように、流量制御バルブ11の形状として、第1流路103側に斜面を形成し、これにより流量変化感度調整部とする。これにより、ストロークが大きくなると流量を等比級数的に増大させることができる。一方、第2流路104側に斜面を形成すれば、ストロークが大きくなってもあまり流量は変化せず、ストロークが小さいときに大きく流量を増大させることも可能である。
(4)モータの出力トルクが低いときの流量変化率と出力トルクが高いときの流量変化率とが異なるように設定することで、モータの特性に応じて自由に流量特性を設定することができ、より状態に応じた冷媒流量制御を達成できる。
次に実施例3について説明する。基本的な構成は実施例1と同じであるため、異なる点についてのみ説明する。図7は実施例3の反力伝達機構20の構成を表す概略図である。実施例3ではモータ等に発生する振動等に起因する発散を防止する観点から、リターンスプリング24,27にダンパ30,31を設けたものである。尚、このダンパは一方のリターンスプリングにのみ設けることとしてもよい。
(5)ハウジング1とリングギヤRとの間及び/又は流量制御バルブ11にダンパ30,31(減衰部材)を設けたため、振動により流量特性が変化することがなく、トルク変動を防止することができる。
図8は実施例4のドライブユニットの構成を表す概略図である。実施例1ではオイルパン6をドライブユニットと一体に取り付けた。これに対し、実施例4では、オイルパン6を別体とし、配管によって両者を接続したものである。インホイールモータのようにレイアウト規制が多いものの場合、このように配置することで、レイアウト自由度を高めることができるものである。
以上、各実施例について説明したが、本発明の範囲であれば他の構成を取っても構わない。例えば、実施例1では減速機構を備えた構成としたが、減速機構を備えることなく、ステータに生じる反力に応じて流量制御バルブ11を作動させる構成としてもよい。また、実施例1では配管をハウジングの外側に構成した例を示したが、ハウジング内に油路を形成し、その油路を用いて実施例1と同様の構成としてもよい。また、冷媒溜り7とオイルパン6との接続について単に流路8で接続する例を示したが、この流路に適切なオリフィス特性を設定し、冷媒溜り7内のオイル液面の高さを適宜調節する構成としてもよい。この場合、モータに作用するフリクションを最適に制御することができ、更にモータの高効率化を図ることができる。
また、オイルポンプ10をモータの出力軸5と反対側に配置したが、モータの出力軸5と同じ側に配置してもよいし、同軸上に限らずオフセットして配置してもよい。
1 ハウジング
2 ステータ
3 ロータ
4 駆動軸
5 出力軸
6 オイルパン
7 冷媒溜り
8 流路
10 オイルポンプ
20 反力伝達機構
30 ドレーン
PG 遊星歯車機構(減速機構)

Claims (5)

  1. ハウジング内に収装されたロータを有する回転電機と、
    冷媒を貯留する冷媒溜りと、
    前記ロータにより駆動され前記冷媒溜りに貯留された冷媒をハウジング上部に汲み上げるポンプと、
    前記ポンプの吐出口側に接続され前記ハウジング内の上部に接続された第1流路と、
    前記ポンプの吐出口側に接続され前記冷媒溜りに接続された第2流路と、
    前記回転電機の出力トルクに対する反力により作動し、反力が高いときは、低いときに比べて前記第1流路側への供給量を増大させ、前記第2流路側への供給量を減少させる流量制御バルブと、
    を備えたことを特徴とする回転電機の冷媒流量制御装置。
  2. 請求項1に記載の回転電機の冷媒流量制御装置において、
    前記流量制御バルブは、前記回転電機の出力トルクが低いときの流量変化率と出力トルクが高いときの流量変化率とが異なるように設定することを特徴とする回転電機の冷媒流量制御装置。
  3. 請求項1または2に記載の回転電機の冷媒流量制御装置において、
    前記回転電機は、前記ロータと接続されたサンギヤと、回転電機出力軸と接続されたキャリヤと、リングギヤとを有し、
    前記流量制御バルブは、前記ハウジングと前記リングギヤとの間に作用する反力によって作動することを特徴とする回転電機の冷媒流量制御装置。
  4. 請求項3に記載の回転電機の冷媒流量制御装置において、
    前記ハウジングと前記リングギヤとの間及び/又は前記流量制御バルブに減衰部材を設けたことを特徴とする回転電機の冷媒流量制御装置。
  5. 請求項1ないし4いずれか一つに記載の回転電機の冷媒流量制御装置において、
    前記回転電機は、電動車両のインホイールモータであることを特徴とする回転電機の冷媒流量制御装置。
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