JP2010218170A - データ転送装置、情報処理装置、アービトレーション方法及び画像形成システム - Google Patents

データ転送装置、情報処理装置、アービトレーション方法及び画像形成システム Download PDF

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Abstract

【課題】適切なタイミングで適切なアービトレーションに切り替えることで、効率の良いデータ転送を実現すること。
【解決手段】本発明に係るデータ転送装置は、アービトレーションテーブルの切替えを行うためのトリガーを検知する検知手段と、前記検知手段によって検知されたトリガーに基づいて、前記アービトレーションテーブルの切替えを行う切替え手段と、アービトレーションテーブルが切替えられた場合、切替え後のアービトレーションテーブルに従って調停し複数のデータを転送するアービタとを具備することを特徴とする。
【選択図】図7

Description

本発明は、データ転送装置、情報処理装置、アービトレーション方法及び画像形成システムの分野に関する。
近年、伝送速度が数Gbpsを超え、Ethernet(登録商標)よりも格段に高速なデータ転送が可能な高速シリアル伝送路が実用化されてきており、従来のコンピュータネットワークに近い通信方式をとったローカルI/O(In/Out)の標準規格が普及しつつある。このため、コンピュータネットワークと同様の、シリアル伝送路とスイッチを用いたパケットデータ通信によって、LSI(Large Scale Integration)チップ内、チップ間、ボード間のデータ通信網が、組込み用途の電子機器にも利用されるようになった。
具体的に、PC(Personal Computer)システムをはじめとしてMFP(Multi Function Printer)などの組込みシステムでも、機器内の大量データ転送のためにPCI Express(登録商標:以下PCIeという場合がある)が用いられるようになってきている。高速シリアル通信規格であるPCIeのメリットとしては、帯域を広げるためにはレーン数を増やすだけでよく、従来のパラレル通信規格によるPCIよりも帯域の増減が柔軟である。また、実装LSIの端子数を減らせる、実装ボード上の配線数を減らせるなどのメリットがある。PC向けに量産されているので、実装部品の価格が比較的安価であることもそのメリットの一つである。
一つのPCIeシステムにPCIeデバイスを複数接続するためには、複数のPCIeポートをシステムに実装する必要があるが、通常PCIeポートはLSIとして実装されるため、LSI開発完了後にPCI Expressポートを増やすためには、LSIの再開発か、PCI Express Switch(以下PCIe SW又は単にスイッチという場合がある)を使用する。PCIe SWを採用すると、LSIを再開発する必要はなくなり再開発にかかるコスト(開発費や開発時間)を抑えることができる点でメリットがある。前述のMFPおいても、コントローラとスキャナ間、コントローラとプロッタ間の接続にPCIe SWを利用すれば、コントローラLSI変更をせずに、1台のコントローラで複数のデバイスを接続することができる。また例えば複数のプロッタ出力等のさらなる拡張も容易である。
ところで、複数のデバイス(データ通信装置)が共通の通信経路を経由して接続され互いにデータ通信を行うデータ通信システムにおいては、異なる種類のトラフィックが同一の通信経路を使用してデータ転送を行うと競合が発生し、トラフィックごとに要求される通信品質(データ転送レートや連続性)が得られなくなるという問題がある。そのため、通信経路(バスなど)に複数のデバイスが存在する場合、何らかの方法でそれぞれのデバイスにその使用権をうまく割り当てていかなければならない。単純に、一番早く到達した通信の順に使用権を割り当てることができるが(早いもの勝ち方式)、デバイスやアプリケーションによっては、品質等の問題から、ある通信は何よりも優先させたい場合がある。
現在のPCIe規格においては、このような問題に対して、RR(Round Robin)方式、WRR(Weighted Round Robin)方式、TBWRR(Time Base Weighted Round Robin)方式などのPCIe SWのアービトレーション機能(調停機能)が提供されている。これら機能を用いれば、PCIeの帯域に対して、比較的余裕のある場合の転送(例えば帯域利用率30%〜70%程度)であれば、各ポートに対してアービトレーション機能(ポートアービトレーション機能)が有効に機能し、ポートに適切なサービスが与えられる。図1は、通信経路の競合を摸式的に示す図の一例である。デバイス0に対する通信が競合したとき、PCIe SWにおいて、デバイス2からのデータ通信に使用権が割り当てられる例が示されている。さらにPCIe SWのアービトレーション機能に関して、少し詳細に触れていく。
(1)RR(Round Robin)/WRR(Weighted Round Robin)
RR方式のアービトレーションにおいては、各ポートに対して通信の優先度が順番に回ってきて、通信の競合が起こった場合には最も優先度の高いポートが通信を行うことができる。通信を実施したポートは優先度が最も低くなり、他のポートが通信していなければ通信できるが、他のポートが通信している間は、自分のポートの優先度が高くなるまで通信を行うことはできない。RR方式を用いると、各ポートは順番に優先度が割り当てられて、通常の通信状態(例えば帯域利用率30%〜70%程度)であれば、各ポートに対して凡そ平等な通信機会の割り当てを行うことができる。
WRR(Weighted Round Robin) 方式のアービトレーションにおいては、基本的にその動作はRR方式と同じであるが、ポート毎に重み付けができる点で特徴がある。例えば、ポート1:ポート2に2:1の重みを設定し、ポート1の優先度が高くなった場合には、ポート1が2つの通信を優先的に行うことができ、2つの通信が終わった段階で、ポート1の優先度が下がり、ポート2の優先度が上がる仕組みである。これによって優先的に通信させたいデバイスに対し、多くの通信機会の割り当てを行うことができる。
(2)TBWRR(Time Base Weighted Round Robin)方式
TBWRR方式のアービトレーションにおいては、通信時間に対して各ポートの通信割り当て時間が予め決められており、複数ポートからのデータが存在しても必ず割り当ての帯域が確保される。つまり、1つの通信割り当て時間(タイムスロット:PCI Express規格値100ns)には、タイムスロットごとに通信が可能なポートが決められている。例えば、ポート1(P1)とポート2(P2)が1対2の割合で通信する場合には、アービトレーションテーブルを次のように設定する。
P1/P2/P2/P1/P2/P2/P1/P2/P2
上記テーブルでは、タイムスロットごとに通信可能なポートが切り替わり、該当ポート以外の通信を許さない。このため、各ポートはリクエストを発行すれば、順番が回ってきたタイムスロットで必ず通信を行うことができる。
しかしながら、PCIe SWにおいて、上記RR、WRR、及びTBWRR方式のようなアービトレーション機能を利用しても、問題が発生する場合ある。例えば、前述のRR又はWRR方式のアービトレーションは、競合が起こった場合に調停を行うので、各デバイス間でリクエスト発行能力に差がある場合には、リクエスト発行能力の高いデバイスが次々と通信を行ってしまい、意図した帯域の配分ができなくなるという問題がある。以下、具体的に説明を行う。
図2は、RR/WRR方式のアービトレーションを説明する図の一例である。図に示されるように、ポート1からポート0に対して通信(リードアクセス:Memory Read Request)を行い、ポート2からポート0に対して通信が発生していない場合、ポート0において何ら通信の競合(及び調停)は発生せず、そのレスポンス含めて帯域一杯に通信を行うことができる。
図3は、RR/WRR方式のアービトレーションを説明する図の一例である。前提条件として、ポート1とポート2の帯域設定は2:1である。図に示されるように、ポート1からポート0に対して通信(リードアクセス)を行い、ポート2からポート0に対して通信(リードアクセス)を行う。なお、ポート1、ポート2に接続されるデバイスのリクエスト発行能力は1:1(4:4)と等しい。リードリクエスト1及びリードリクエスト2が同時に発行されると、ポート0においてアービトレーション機能が動作して、リードリクエスト1:リードリクエスト2=2:1の比率で出力バッファに蓄えられてから、順にポート0(Up stream)から送出される。またこれらリードリクエストに対するレスポンスが、リクエスト発行順に応答される。なお、リードアクセス(要求)は、例えば、ポート0に接続されるメモリに対して何らかのデータ読み込み要求を行うものであるので、そのレスポンス(データ)は比較的大きなデータ容量になっている。そして、各ポートはリードリクエストに対するレスポンスデータが戻ってきたところで次のリードリクエストを発行する。このような場合、リードリクエスト及びレスポンスともに設定通りの2:1でアービトレーション(調停)が行われ、先の帯域設定どおりの動作を実現している。
図4は、RR/WRR方式のアービトレーションの問題点を説明する図の一例である。前提条件として、ポート1とポート2の帯域設定は2:1である。図に示されるように、ポート1からポート0に対して通信(リードアクセス)を行い、ポート2からポート0に対して通信(リードアクセス)を行う。なお、ポート1、ポート2に接続されるデバイスのリクエスト発行能力は1:2(4:8)と異なり、ポート2に接続されるデバイスのリクエスト発行能力が高い。各ポートはリードリクエストに対するレスポンスデータが戻ってきたところで次のリードリクエストを発行する。ここでPCIeターゲットデバイスの標準的な実装では、NPH(Non-Posted-Header)バッファを使い切った状態ではレスポンスデータが帰ってくるまで次のリクエストを発行できないので、この間に他のPCIeターゲットデバイスはリクエストを発行可能である。リードリクエスト1及びリードリクエスト2が同時に発行されると、ポート0においてアービトレーション機能が動作して、リードリクエスト1:リードリクエスト2=1:2の比率で出力バッファに蓄えられてから、順にポート0(Up stream)から送出される。またこれらリードリクエストに対するレスポンスが、リクエスト発行順に応答される。なお、RR/WRR方式のアービトレーション機能が動作するのは同時に通信が到達(競合)した場合であり、競合しない場合は、到達した通信から転送される。図に示されるように、デバイス間にリクエスト発行能力に差異がある場合、ポート2に接続されるデバイスからの通信が次々とリードリクエスト2を発行してしまう。またリードリクエスト自体はデータ量が少ないがそのレスポンスのデータ量は大きく、レスポンス2によってポート0におけるDown streamが詰まってしまうため、優先すべきポート1からのレスポンス1が戻ってくるまでには遅延が生じてしまう。勿論、この遅延はリードリクエストの場合に限られず、メモリへの書き込み要求であるライトアクセス(Memory Write Request)の場合も同様に遅延が生じうる。なお、PCIe SWのポートアービトレーションはポート内部から外部方向への通信(リクエスト)競合を調停するものであり、ポート外部から内部方向への通信(リクエスト又はレスポンス)の調停を行うものではない。
また、前述のTBWRR方式のアービトレーションでは、タイムスロットごとに通信が可能なポートが決められているので、各ポートはリクエストを発行すれば、順番が回ってきたタイムスロットで必ず通信を行うことができる。よって、アービトレーションテーブルにおいて、優先したい通信(ポート)に対して、その割当て時間を大きくなるよう設定すればよい。但し、その反面、自ポートのタイムスロットにそのポートが通信しなかった場合はその順番においては何ら通信が発生しないことになり、他のポートがそのとき通信を待っている場合、そのタイムスロットが無駄になるという問題がある。具体的に、ポート1の順番のときにポート1は通信するデータがなく、ポート2には通信するデータがある場合、ポート2はポート1のタイムスロットにおいては通信を行うことはできない。ポート2は、ポート2のタイムスロットがくるまで通信を待たされることになるので、この間は帯域の無駄が発生する。その間は無通信(アイドル)状態になってしまうからである。前述の例では、ポート1とポート2が2:1のタイムスロット比率でアービトレーションテーブルが設定されているので、ポート1の通信が全くない場合であっても、ポート2の最大通信帯域は、全体の3分の1しか確保することができない。
以上このように、上記RR/WRR方式のアービトレーション機能を利用すると、TBWRR方式と異なり、比較的通信が空いている場合は、いつでもポートは通信を行うことができるが、競合が発生した場合、優先されるべきデバイスであってもレスポンスの遅延が発生してしまう場合がある。つまり、デバイスのリクエスト発行能力やトラフィックデータの種類によっては、ポートアービトレーションの設定と実際のトラフィックのプライオリティとがうまく整合しないケースがあるのである。また、TBWRR方式のアービトレーション機能を利用すると、優先されるデバイスには多くのタイムスロットが割り当てられているので、順番が回ってきたタイムスロットで遅延なく通信を行うことができるが、通信が空いている場合でもタイムスロットが割り当てられるまで他のポートは通信を行えず、上述したようなタイムスロットの無駄が生じてしまう。つまり、いずれのアービトレーション方式においても一長一短があり万能ではない。
ところで、上記RR、WRR方式のアービトレーション機能を利用した場合の遅延は、システムによって大きな問題になる場合がある。つまり、以下に説明するような状況においては、アービトレーション機能が意図したとおりに効果を発揮せず、データの等時性が特に問題になるシステムにおいては、データ転送が期待する時間内に完了しないとそのシステムが破綻してしまう場合がある。
例えば、MFP(マルチ・ファンクション・プリンタ)やLP(レーザー・プリンタ)などのシステムにおいては、1ライン描画時間(例えば100usec)内に、メインメモリからプロッタのラインバッファへ、その描画対象のラインデータの転送を完了する必要がある。仮にデータ転送遅れが発生すると、印刷が異常画像となるためシステムとして深刻な問題となってしまう。一例として、1ライン描画時間の試算は次の通りである。
<条件>
毎分60枚のA4印刷機
A4紙長手方向は約7300ライン(600dpi時)
印刷時紙搬送の紙間隔はA4紙の20%程度と仮定
<計算>
1ライン辺りの描画時間 = 60[sec]÷(7300[line]x120[%]x60[枚]) = 114[usec]
印刷データCMYK各2ビットなら、
2[bit] x 5200[dot]/1[line] x4[色]= 41600[bit]/1[line]
1ライン内の平均転送レート = 41.6k[bit]/1[line]/114[usec] = 364.90M[bit]/[sec]
つまり、1ライン内平均で364.90Mbps以上の転送速度が必要となり、印刷動作中に1ラインでもこのレートを下回ると、異常画像が発生する。最終的に画像が紙媒体に印刷されるため、コンピュータネットワーク通信における動画や音声のストリーミングのようにデータの欠落や圧縮による品質劣化は一切許されないという非常に厳しい制約がある。これは、データ転送の同期制約がメカ駆動条件によって決まるためであり、特に電子写真プロセスを用いたプロッタでは、重量の大きい感光体ドラムや紙搬送メカを高速で駆動するため、データ転送途中で駆動速度を変更することができない。このためメカの駆動速度に同期したタイミングでデータ転送量を制御する必要があるのである。
従来、PCI Express SWを用いた画像処理装置では、通信の競合が起こった際にポート毎の帯域割り当てをうまく行うことができず、例えば、実装レーン数がx4で十分である所、x8またはx16など、過剰な帯域のポートを実装したPCI Express SWを実装する必要があった。また若しくは、帯域の競合を避けるためPCI Express SWをプリンタ系、スキャナ系、演算処理系などで分ける必要があった。しかし、これら解決策では実装部品コストが上がり、実装面積も増大するという問題があった。
特許文献1に記載される発明は、このような課題を解決するためにユーザがアプリケーションに合わせてアービトレーションテーブルを選択するシステムを提供する。このシステムは、アービトレーション方法をユーザによる選択、もしくはソフトウェア(BIOS)により選択する方法である。しかしながら、ユーザによるマニュアル操作やソフトウェア操作では、短い時間内でアービトレーション方式を切り替えることはできない。
例えば、画像形成装置(MFP)の内部バスでは、コピー動作時にはスキャナ部からデータを読み込みながらプリンタ部からデータを出力することになるが、コピー動作中のプリンタ部の1ラインデータ転送に100usec以下の時間が要求される。しかし、プリンタ部へのラインデータ転送とスキャナ部からのデータの転送とが同時に発生すると、複数デバイスから短時間で大量データ転送が起こり、PCIe SW内部で競合が発生する。ラインデータを規定時間内に転送完了するためには、100us以下程度の時間内でPCIeの帯域を有効に使うために、1us以下程度の短い時間でアービトレーションの切り替えが必要になるからである。
そこで本発明では上記のような問題に鑑み、適切なタイミングで適切なアービトレーションに切り替えることで、効率の良いデータ転送を実現するデータ転送装置、情報処理装置、アービトレーション方法及び画像形成システムを提供することを目的とする。
そこで上記課題を解決するため、本発明に係るデータ転送装置は、アービトレーションテーブルの切替えを行うためのトリガーを検知する検知手段と、前記検知手段によって検知されたトリガーに基づいて、前記アービトレーションテーブルの切替えを行う切替え手段と、アービトレーションテーブルが切替えられた場合、切替え後のアービトレーションテーブルに従って調停し複数のデータを転送するアービタとを具備することを特徴とする。
なお、本発明の構成要素、表現または構成要素の任意の組合せを、方法、装置、システム、コンピュータプログラム、記録媒体、などに適用したものも本発明の態様として有効である。
本発明によれば、適切なタイミングで適切なアービトレーションに切り替えることで、効率の良いデータ転送を実現するデータ転送装置、情報処理装置、アービトレーション方法及び画像形成システムを提供することができる。
通信経路の競合の一例を摸式的に示す図である。 RR/WRR方式のアービトレーションの一例を説明する図である。 RR/WRR方式のアービトレーションの一例を説明する図である。 RR/WRR方式のアービトレーションの問題点の一例を説明する図である。 PCI Expressシステムの一般構成例を示す図である。 本実施形態におけるPCI Expressシステムの構成例を示す図である。 スイッチ110の構成例を示す図である。 本実施形態に係るスイッチ110の主要な機能構成を示す機能ブロック図の一例を示す図である。 優先させるデータがあるときのポート0におけるデータ転送の様子の一例を示す図である。 TBWRR方式のポートアービトレーションの一例を説明する図である。 スイッチ110の動作の一例を説明するフローチャートである。 メモリリクエストを検知してテーブル切替えの一例を説明する図である。 ヘッダー内のベンダ定義領域の一例を説明する図である。 メッセージパケットを検知してテーブル切替えの一例を説明する図である。 コンフィグレーションリクエストの検知に基づくテーブル切替えの一例を説明する図である。
本発明を実施するための形態を各実施形態において図面を用いて説明する。以下、PCIe によるデータ転送システムを例として本発明の説明を行う。
[実施形態]
(システムの構成)
図5は、PCI Expressシステムの一般構成を示す図の一例である。CPU110やメモリ111が接続されたルートコンプレックス112に対して、PCIeグラフィックス113がPCIe114aにより接続され、また、エンドポイント115aやレガシーエンドポイント116aがPCIe114bにより接続されたスイッチ(PCI Express Switch)117aがPCIe114cにより接続され、さらには、エンドポイント115bやレガシーエンドポイント116bがPCIe114dにより接続されたスイッチ117bやPCIバススロット118が接続されたPCIブリッジ119がPCIe114eにより接続されたスイッチ117cがPCIe114fにより接続されたツリー構造(木構造)とされている。
図6は、本実施形態におけるPCI Expressシステムの構成を示す図の一例である。図示例は、組込みシステムへ適用する一例として、画像形成装置(MFP)へのPCI Express適用例を示す。本実施形態に係る画像形成装置1は、図中、メインメモリ101、コントローラ102、ネットワークインターフェース103、プロッタエンジン104、プロッタ105、及びスイッチ(図5のスイッチ117に相当)110を含み構成される。
メインメモリ101は、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)に搭載され、印刷データ(ビットマップイメージ)を記憶する画像メモリである。コントローラ102は、画像形成装置全体を制御するコントローラであり、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、及びCPUを有する。ROMは、画像形成装置1が起動されるときに実行されるプログラムや各種データを格納している。また、RAMは、ROMやHDD(非図示)から読み出された各種プログラムやデータを一時保持する。更に、CPUは、RAMが一時保持しているプログラムを実行する。コントローラは、例えば、ネットワークインターフェース103を介して印刷データを受信した場合に、PDL(Page Description Language)を解釈可能なプログラム(PDLパーサ)をCPUにより実行し、印刷データを解釈してビットマップイメージを生成する。
ネットワークインターフェース103は、画像形成装置1をネットワークなどのデータ伝送路に接続するインタフェースである。プロッタエンジン104及びプロッタ105は、例えば、電子写真プロセス方式によってメインメモリ101のビットマップイメージを紙媒体(印刷用紙)に印刷する。
スイッチ110は、上述したようにPCI Expressデバイスを相互に接続するPCI Express Switch(データ転送装置)である。図に示されるスイッチ110はポート0〜3を備え、データ転送の高速化を図るべくコントローラ102、ネットワークインターフェース103及びプロッタエンジン104を高速シリアルバスであるPCI Expressにより相互に接続している。なお、上流(非図示のルートコンプレックスに近い方)側のポートはアップストリームポートと、下流側(非図示のルートコンプレックスから遠い方)のポートはダウンストリームポートと称される。
また他にも、非図示であるが、画像形成装置1は、ハードウェアキーやタッチパネル等で構成される入力装置やディスプレイ等で構成される表示装置を含む操作パネル、読み取り面に配置された原稿を光学的に読み取り画像データを生成するスキャナ(スキャナエンジン)、ファクシミリなどを備えており、コピー、プリンタ、ファクシミリ、スキャナなどの複数の機能を実現している。
図7は、スイッチ110の構成図の一例を示す。図7(a)はスイッチ110の全体構成を示す図であり、図7(b)はスイッチ110の各ポートの詳細を示す図である。スイッチ110は、複数のポートを備え、PCI Expressによりデバイスを接続し、デバイスから転送されてきたパケット(データ)を転送する転送手段(受信手段及び送信手段を含む)を有している。
スイッチ110は、図に示されるように構成として、PCIeコア111、ルーティング回路112、アービタ回路113、テーブル切替え回路114、及びテーブルメモリ115を含む。PCIeコア111は、PCI Expressのアーキテクチャの中心となるTransaction Layer(トランザクション層)、Datalink Layer(データリンク層)、Physical Layer(物理層)の3層構造を有し、PCI Expressによるデータ通信を担うPCIe通信部である。ルーティング回路112は、ポートで受信したパケット(データ)を他の適切な送信ポートに転送する。アービタ回路113は、ルーティング回路112からのパケットを受け、データの競合時、テーブルメモリ115内のポートアービトレーションテーブルを参照してどのポートからのパケットを送信するかを調停(決定)する。なお詳細は後述するが、本発明に係るアービタ回路113は複数のポートアービトレーション方式に対応する。テーブル切替え回路114は、PCIeコア111のTransaction Layerからパケットの情報を取得して、ポートアービトレーション方式及びポートアービトレーションテーブルを変更する。テーブルメモリ115は、ポート毎に、複数のポートアービトレーションテーブルを有しており、テーブル切替え回路114により、現在有効なポートアービトレーションテーブルが決定される。図中、ポートアービトレーションテーブル115aが現在有効なテーブルとなっており、アービタ回路113は、このポートアービトレーションテーブル115aを参照してパケットの調停を行う。
(機能)
図8は、本実施形態に係るスイッチ110の主要な機能構成を示す機能ブロック図である。スイッチ110は、転送部801、アービトレーション部802、トリガー検知部803、テーブル切替え部804、及びテーブルメモリ115を含む構成である。詳細に関しては後述するので、ここでは簡単に説明する。
転送部801は、PCIeデバイスから転送されてきたパケット(データ)を転送する機能を有している。転送部801は、例えば、前述の複数のポートや、PCIeコア111及びルーティング回路112に相当する。
アービトレーション部802は、テーブルメモリ115内の有効なポートアービトレーションテーブルを参照してパケットの調停を行う。またRR方式、WRR方式、TBWRR方式など複数のアービトレーション方式に対応しており、有効なポートアービトレーションテーブルに応じてそのポートアービトレーション方式も切替える。調停されたパケットは転送部801により転送される。アービトレーション部802は、例えば、前述のアービタ回路113に相当する。
トリガー検知部803は、有効なポートアービトレーションテーブルの切替えを行うトリガーを検知する機能を有している。トリガーを検知すると、テーブル切替え部804にトリガーを伝達する。トリガー検知部803は、例えば、前述のテーブル切替え回路114に相当する。
テーブル切替え部804は、トリガー検知部803からのトリガーを受けて、テーブルメモリ内の有効なポートアービトレーションテーブルの切替えを行う。例えば、ポートアービトレーションテーブル115aからポートアービトレーションテーブル115bへのテーブル切替えを行う。テーブル切替え部804は、例えば、前述のテーブル切替え回路114に相当する。
テーブルメモリ115は、ポート毎に、複数のポートアービトレーションテーブルを有している。例えば、RR方式、WRR方式、TBWRR方式など複数のアービトレーション方式に対応するポートアービトレーションテーブル115を有する。また同一のアービトレーション方式であっても、異なる設定(定義)内容のポートアービトレーションテーブル115を有しうる。
(動作)
次いで、本実施形態に係るスイッチ110の動作について説明を行う。先の図6のように、コントローラ102のPCIeポートにスイッチ110を介して、ネットワークインターフェース103及びプロッタエンジン104が接続されるPCI Expressシステムを用いて説明する。ここで、プロッタエンジン104へのプロッタデータ(印刷データ)は、高いデータ転送レートと等時性が要求されるトラフィックであり、ネットワークインターフェース103からの印刷データは、等時性の制約が比較的弱いものとする。
本PCI Expressシステムでは、画像形成装置1がネットワークに接続された他のPCから印刷要求を受けたとき、PCからの印刷データは一旦メインメモリ(画像メモリ)101に蓄積される。この時点ではプロッタへのデータ転送はないため、ネットワークインターフェース103からメインメモリへ101の転送がスイッチ110のデータ転送帯域を使い切っても問題なく、アービトレーション方式としてはRR又はWRR方式が適している。スイッチ110は通常状態では規格で定められた標準的なWRR方式(又はRR方式)で動作しており、ネットワークインターフェース103からの転送データを自由に転送することができる。
このとき、ポートアービトレーションテーブル115aには、WRRアルゴリズムの重み情報が格納(定義)されている。WRR方式では、複数の入力ポート(ポート1〜x)から入力されたデータを、入力ポート数よりも少ない数の出力ポート(ポート0)に出力する際に、各入力ポートからのデータ転送に競合が発生した場合、ポート毎に設定された重み情報に基づいて、データ転送量の調停が行われる。
例えば、下記に示すように、
ポート1:1(Weight)
ポート2:1(Weight)
ポートx:1(Weight)
というポートアービトレーションテーブル115aがポート0において設定された場合、ポート0の複数のチャネル(ポート1〜x)がともに連続のリクエストを発行していると、ポート1、ポート2、ポートx、ポート1、ポート2、ポートx・・・といった順に、均等にリクエストが、アービトレーション部802より調停される。
また例えば、下記に示すように、
ポート1:1(Weight)
ポート2:2(Weight)
ポートx:1(Weight)
というポートアービトレーションテーブル115aがポート0において設定された場合、ポート0の複数のチャネル(ポート1及びポート2)がともに連続のリクエストを発行していると、ポート1、ポート2、ポート2、ポートx、ポート1、ポート2、ポート2、ポートx・・・といった順に、1:2:1の比率でリクエストが重み付けされて、アービトレーション部802より調停される。
このように、PCからの印刷データは一旦メインメモリ101に蓄積された時点では、データ転送高いデータ転送レートと等時性が要求されるプロッタ(ポート2に接続)へのデータ転送はないため、ポート1やその他ポートxでのアービトレーションは、WRR方式(又はRR方式)で動作するようになっている。
次に、PCから1ページ分の印刷データが送られ、レンダリング処理の後、プロッタへデータを転送する段階において、ネットワークインターフェース103からの転送よりもプロッタへのデータ転送を優先して処理する必要がある。プロッタへデータ転送は、データ転送高いデータ転送レートと等時性が要求されるからである。この場合、アービトレーション方式としてはTBWRR方式が適している。前述したように、ネットワークインターフェース103からのライトアクセス(Memory Write Request)に起因して、プロッタへデータ転送に遅延が引き起こされる可能性があるからである。
図9は、優先させるデータがあるときのポート0におけるデータ転送の様子を示す図の一例である。望ましくは、図9(b)に示されるように、メインメモリ101からプロッタエンジン104への印刷(プロッタ)データが、間断なく読み出されるように、プロッタエンジン104からのメモリリードリクエスト及び読み出し印刷データを含むメモリリードリクエストレスポンスが、優先して処理されるとよい。従って、トリガー検知部803は、優先されるべきプロッタへデータ転送をトリガーとして検知し、テーブル切替え部804は、トリガーを受けてテーブルメモリ115内の有効なポートアービトレーションテーブルの切替えを行う。例えば、ポートアービトレーションテーブル115aからポートアービトレーションテーブル115bへのテーブル切替えを行う。この場合のポートアービトレーションテーブル115bは、TBWRRアルゴリズムのタイムスロット情報が格納(定義)されている。
図10は、TBWRR方式のポートアービトレーションを説明する図の一例である。図10(a)はポート0のポートアービトレーションテーブルの設定例を示し、図10(b)はポート0におけるデータ転送の様子を示す。TBWRR方式の場合、テーブルの1エントリあたり例えば100ns(ナノ秒)の時間が割り当てられる。図に示されるように、ポートアービトレーションテーブルではポート2対して多くのタイムスロットが割り当てられており、ポート2(プロッタエンジン104)からのデータが、ポート1(ネットワークインターフェース103)からのデータより優先されて転送されていることがわかる。
図11は、スイッチ110の動作を説明するフローチャートである。上述したスイッチ110の動作を確認的に説明する。まずPCIeシステムの起動時若しくはプロッタを使用するアプリケーションプログラムの起動時に初期化されて動作を開始する(S1101)。プロッタがスイッチ110のポート2に接続されていること、スイッチ110のポート1にはプロッタ以外のデバイスが接続されていることを認識し、スイッチ110のポート0に対して、上述のテーブル切替え機能を有効にする。また初期時に有効なポートアービトレーションテーブル115が設定される。
トリガー検知部803がトリガー(詳細は後述)を検知すると(S1102)、トリガーを解析し(S1103)、テーブル変更に適うトリガーか否かを判定する(S1104)。なお、トリガーに関して詳細は後述する。
トリガーがテーブル変更すべきものである場合、テーブル切替え部804は、有効なポートアービトレーションテーブル115の切替えを行う。これ以後アービトレーション部802は、変更されたポートアービトレーションテーブル(及びアービトレーション方式)に従ってデータの調停を行う。再度トリガーを検知した場合(再びS1102)、再度のテーブル変更もありうる。例えば、元のWRR方式のポートアービトレーションに戻す場合である。なお、システムシャットダウン等により当該フローチャートを終了(END)できる。
<実施例1>
上述したように、本発明に係るスイッチ110においては、トリガー検知部803が優先されるべきプロッタへデータ転送をトリガーとして検知すると、テーブル切替え部804によりポートアービトレーションテーブル115の切替えがなされ、アービトレーション部802が変更されたアービトレーション方式に従ってデータの調停を行う。次に、トリガー検知部803によるトリガー検知の実施例について説明を行う。
具体的に、本実施例のトリガー検知部803は、スイッチ110の特定のポートからの「メモリリクエスト」が通過したときに、これをトリガーとして検知する。メモリリクエストは、メモリリードリクエスト及びメモリライトリクエストを含む。つまり、特定のポートとは優先すべきデータ転送を行うデバイス(プロッタエンジン104)が接続されたポートであり、特定のポートであるポート2からメモリリクエストパケットが通過したときに、トリガー検知部803は、これをトリガーとして検知する。
PCIeシステムの起動時若しくはプロッタを使用するアプリケーションプログラムの起動時に、スイッチ110のPCIeの固有情報等を持ったレジスタ群に基づいて、プロッタがスイッチ110のポート2に接続されていること、スイッチ110のポート1にはプロッタ以外のデバイスが接続されていることを認識する。また、スイッチ110のポート0に対して、上述のテーブル切替え機能を有効にして、初期化時に有効(参照)とされるポートアービトレーションテーブルを設定する(初期化動作)。なお、このテーブル切替え機能を使用するか否か、初期化時に有効とされるポートアービトレーションテーブル、どのポートのパケットに対して動作するかなど諸設定を行うためのスイッチ110のレジスタ群へは、各ポートのコンフィギュレーションレジスタやスイッチに割り当てられたIO空間を経由して、コントローラ102のCPUからアクセスし、コンフィグレーションリクエストにより読み書きを行うことができる。
PCIeシステムが動作を開始してから、プロッタデータの準備できてプロッタがデータ転送を始めると、トリガー検知部803はプロッタからのメモリリードリクエスト通過を検出して、テーブル切替え部804がポートアービトレーションテーブル115の変更によりアービトレーション方式をWRR方式(又はRR方式)からTBWRR方式に変更する。プロッタデータの転送がより優先的に行われる一方で、余った帯域でネットワークインターフェース103からのデータ転送も行われる。
なお、プロッタデータの転送が完了したときは、テーブル切替え部804はポートアービトレーションテーブル115の変更によりアービトレーション方式をTBWRR方式から元のWRR方式(又はRR方式)に変更する。方法としては、トリガー検知部803が一定時間プロッタからのリードリクエスト通過を検出しなくなったときに、アービトレーション方式を元に戻すためのトリガーをテーブル切替え部804に再伝達する。
図12は、メモリリクエストを検知してテーブル切替えを説明する図の一例である。図に示されるように、ポート2からのメモリリードリクエストが検知されると、ポートアービトレーションテーブル115の変更を行い、これによりアービトレーション方式がWRR方式からTBWRR方式に変更されている。その結果、図10(a)に示されるポートアービトレーションテーブルに従って調停がなされ、プロッタデータの転送がより優先的に行われる。
<実施例2>
本実施例のトリガー検知部803は、スイッチ110の特定のポートからの「メッセージリクエスト」を受信したときに、これをトリガーとして検知する。PCI Express規格では、ベンダ独自のメッセージリクエストパケット(ベンダメッセージ)を定義することができるようになっている。従って、ポートアービトレーションテーブル115の変更を行うためのベンダメッセージ(Message Codeとペイロードデータ)を定義しておく。図13は、ヘッダー内のベンダ定義領域を説明する図の一例である。図に示されるように、Message Codeとペイロードデータを自由に定義することができる。そしてプロッタエンジン104において、データ転送を行うときにはまず上述のメッセージリクエストをスイッチ110に送信する機能を設けておく。また、データ転送を終えたときにも上述のメッセージリクエストをスイッチ110に送信する機能を設けておく。
PCIeシステムが動作を開始してから、プロッタデータの準備できてプロッタがデータ転送を始めるとき、プロッタエンジン104は上述のメッセージリクエスト(パケット)をスイッチ110に送信する。トリガー検知部803はプロッタエンジン104からのメッセージリクエストを検出して、テーブル切替え部804がポートアービトレーションテーブル115の変更によりアービトレーション方式をWRR方式(又はRR方式)からTBWRR方式に変更する。プロッタデータの転送がより優先的に行われる一方で、余った帯域でネットワークインターフェース103からのデータ転送も行われる。なお例えば、検知されたメッセージリクエストパケット内のペイロードデータが「1」であれば、1番のポートアービトレーションテーブル(TBWRR方式)に切替え、「0」であれば、初期化時のポートアービトレーションテーブル(WRR方式)に切替えるようにすることができる。
また、プロッタデータの転送が完了したときは、プロッタエンジン104は上述の、例えばメッセージリクエストパケット内のペイロードデータが「0」であるメッセージリクエストをスイッチ110に送信する。トリガー検知部803はプロッタエンジン104からのメッセージリクエストを検出して、テーブル切替え部804はポートアービトレーションテーブル115の変更により、初期化時のポートアービトレーションテーブルに切替えるようにすることができる。具体的には、アービトレーション方式をTBWRR方式から元のWRR方式(又はRR方式)に変更する。
図14は、メッセージパケットを検知してテーブル切替えを説明する図の一例である。図に示されるように、ポート2からのメッセージリクエストが検知されると、ポートアービトレーションテーブル115の変更を行い、これによりアービトレーション方式がWRR方式からTBWRR方式に変更されている。その結果、図10(a)に示されるポートアービトレーションテーブルに従って調停がなされ、プロッタデータの転送がより優先的に行わる。
<実施例3>
本実施例のトリガー検知部803は、コントローラ102のCPUからの「コンフィグレーションリクエスト」を受信したときに、これをトリガーとして検知する。より詳細には、プロッタデータが準備できた後、コントローラ102のCPUは、プロッタのデータ転送を始める前(指示する前)に、コンフィグレーションリクエストを発行して、スイッチ110のポート0のポートアービトレーション変更用のレジスタを書き換える。また同様に、プロッタデータの転送が完了したときにも、コンフィグレーションリクエストを発行して、スイッチ110のポート0のポートアービトレーション変更用のレジスタを書き換える。
上述したように、PCIeシステムの起動時等において、スイッチ110のPCIeの固有情報等を持ったレジスタ群に基づいて、初期化時に有効(参照)とされるポートアービトレーションテーブルを設定する(初期化動作)。従って、コントローラ102のCPUは、プロッタのデータ転送を始める前(指示する前)に、コンフィグレーションリクエストを発行して、レジスタを書き換えることで、有効(参照)とされるポートアービトレーションテーブルを変更(設定)する。トリガー検知部803はコンフィグレーションリクエストをトリガーとして検知すると、テーブル切替え部804がポートアービトレーションテーブル115の変更を行い、これによりアービトレーション方式をWRR方式(又はRR方式)からTBWRR方式に変更する。なおこの場合、テーブル切替え部804は、レジスタの書換えによってテーブルを切替えるものとする。
勿論、実際にはレジスタが書き換えられているので、書換え後のポートアービトレーションテーブルが、あたかも初期化時に有効とされるポートアービトレーションテーブルの如く、アービトレーション部802は、書換え後ポートアービトレーションテーブル(及びアービトレーション方式)に従ってデータの調停を行う。
図15は、コンフィグレーションリクエストを検知してテーブル切替えを説明する図の一例である。図に示されるように、コントローラ102のCPUからのコンフィグレーションリクエストが検知されると、ポートアービトレーションテーブル115の変更を行い、これによりアービトレーション方式がWRR方式からTBWRR方式に変更されている。その結果、図10(a)に示されるポートアービトレーションテーブルに従って調停がなされ、プロッタデータの転送がより優先的に行わる。
[総括]
以上本発明に係るPCI Express Switchは、1のアップストリームポートにおいて複数のダウンストリームポートからのデータにより競合が起こりうる場合、優先すべきデータ転送を行うデバイス(例えばプロッタ)が接続された特定のポートから優先すべきデータ転送がなされるとき、アップストリームポートにおけるポートアービトレーション方式を変更し、優先すべきデータ転送を優先的に調停しその転送を行う。より詳細には、アップストリームポートにおけるポートアービトレーション方式(及び参照されるポートアービトレーションテーブル)をTBWRR方式に変更することで、確実に優先すべきデータに帯域を割り当てて優先すべきデータを優先的に転送する。その一方、優先すべきデータ転送がなされないときは、その他のポートが帯域を有効に利用できるように、アップストリームポートにおけるポートアービトレーション方式をRR/WRR方式に変更する。また、ポートアービトレーション方式の変更は、所定のトリガーによって行うので短時間でのその変更(切替え)が可能である。従って、高いデータ転送レートと等時性が要求されるトラフィックの転送に効果的である。
即ち本発明によれば、適切なタイミングで適切なアービトレーションに切り替えることで、効率の良いデータ転送を実現するデータ転送装置、情報処理装置、アービトレーション方法及び画像形成システムを提供することが可能となる。
なお、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
例えば、本発明を画像形成システムに適用することができる。上述の実施形態においては、組込みシステムへ本発明に係るPCI Expressシステムを適用する一例として、画像形成装置(MFP)を一例として取り上げたが、これを画像形成システムに適用できる。具体的には、PCI Express Switchは、PCI Expressより容易に複数のPCI Expressデバイスを接続(拡張)することができる。従って、従来イーサネット(登録商標)等を利用して接続していた所これに代えて、複数の画像形成装置をPCI Express Switchを介して相互に接続する。これにより高速シリアルバスの利点を享受しつつ、PCI Express Switchは上述したような動作を行うので、画像形成装置間において優先すべきデータをより優先して転送することができる。メインメモリ(画像メモリ)と、スキャナ又はプロッタ間のデータ転送など、特に高いデータ転送レートと等時性が要求されるトラフィックの転送に効果的である。なお、画像形成装置は、スキャナ、プリンタ等を含み、自由な組合せや構成でシステムを構築できる。
1 画像形成装置
101 メインメモリ
102 コントローラ
103 ネットワークインターフェース
104 プロッタエンジン
105 プロッタ
110 スイッチ
111 PCIeコア
112 ルーティング回路
113 アービタ回路
114 テーブル切替え回路114
115 テーブルメモリ115
801 転送部
802 アービトレーション部
803 トリガー検知部
804 テーブル切替え部
特開2006−155183号公報

Claims (17)

  1. アービトレーションテーブルの切替えを行うためのトリガーを検知する検知手段と、
    前記検知手段によって検知されたトリガーに基づいて、前記アービトレーションテーブルの切替えを行う切替え手段と、
    アービトレーションテーブルが切替えられた場合、切替え後のアービトレーションテーブルに従って調停し複数のデータを転送するアービタと、
    を具備することを特徴とするデータ転送装置。
  2. 前記アービトレーションテーブルは、RR(Round Robin)方式又はWRR(Weighted Round Robin)方式、及びTBWRR(Time Base Weighted Round Robin)方式による設定情報が格納されるアービトレーションテーブルであり、
    前記切替え手段は、前記トリガーが優先すべきデータの転送に伴って発生するトリガーである場合、当該トリガーに基づき前記RR方式又は前記WRR方式のアービトレーションテーブルから前記TWRR方式のアービトレーションテーブルへの切替えを実行する切替え手段であり、
    前記アービタは、前記切替え手段による切替え後の前記TWRR方式のアービトレーションテーブルに従って調停し前記優先すべきデータを優先して転送するアービタであることを特徴とする請求項1に記載のデータ転送装置。
  3. 前記切替え手段は、前記トリガーが優先すべきデータの転送の完了に伴って発生するトリガーである場合、当該トリガーに基づき前記TBWRR方式のアービトレーションテーブルから前記RR方式又は前記WRR方式のアービトレーションテーブルへの切替えを実行する切替え手段であり、
    前記アービタは、前記切替え手段による切替え後の前記RR方式又は前記WRR方式のアービトレーションテーブルに従って調停し前記複数のデータを転送するアービタであることを特徴とする請求項2に記載のデータ転送装置。
  4. 前記トリガーは、前記優先すべきデータを発生させる所定デバイスから送信されるメモリリクエストパケットであること、
    を特徴とする請求項2又は3に記載のデータ転送装置。
  5. 前記トリガーは、前記優先すべきデータを発生させる所定デバイスから送信されるメッセージパケットであること、
    を特徴とする請求項2又は3に記載のデータ転送装置。
  6. 前記トリガーは、前記アービタが従う前記アービトレーションテーブルを設定するコンフィグレーションリクエストパケットであること、
    を特徴とする請求項2又は3に記載のデータ転送装置。
  7. 複数のデータ通信装置と、
    前記複数のデータ通信装置に接続されたデータ転送装置とを具備し、
    前記データ転送装置は、
    前記複数のデータ通信装置から送信された複数のデータを転送する場合に発生するトリガーであり、アービトレーションテーブルの切替えを行うためのトリガーを検知する検知手段と、
    前記検知手段によって検知されたトリガーに基づいて、前記アービトレーションテーブルの切替えを行う切替え手段と、
    アービトレーションテーブルが切替えられた場合、切替え後のアービトレーションテーブルに従って調停し前記複数のデータを転送するアービタと、
    を特徴とする情報処理装置。
  8. 前記アービトレーションテーブルは、RR(Round Robin)方式又はWRR(Weighted Round Robin)方式、及びTBWRR(Time Base Weighted Round Robin)方式による設定情報が格納されるアービトレーションテーブルであり、
    前記切替え手段は、前記トリガーが優先すべきデータの転送に伴って発生するトリガーである場合、当該トリガーに基づき前記RR方式又は前記WRR方式のアービトレーションテーブルから前記TBWRR方式のアービトレーションテーブルへの切替えを実行する切替え手段であり、
    前記アービタは、前記切替え手段による切替え後の前記TBWRR方式のアービトレーションテーブルに従って調停し前記優先すべきデータを優先して転送するアービタであることを特徴とする請求項7に記載の情報処理装置。
  9. 前記切替え手段は、前記トリガーが優先すべきデータの転送の完了に伴って発生するトリガーである場合、当該トリガーに基づき前記TBWRR方式のアービトレーションテーブルから前記RR方式又は前記WRR方式のアービトレーションテーブルへの切替えを実行する切替え手段であり、
    前記アービタは、前記切替え手段による切替え後の前記RR方式又は前記WRR方式のアービトレーションテーブルに従って調停し前記複数のデータを転送するアービタであることを特徴とする請求項8に記載の情報処理装置。
  10. 前記トリガーは、前記優先すべきデータを発生させる所定デバイスから送信されるメモリリクエストパケットであること、
    を特徴とする請求項8又は9に記載の情報処理装置。
  11. 前記トリガーは、前記優先すべきデータを発生させる所定デバイスから送信されるメッセージパケットであること、
    を特徴とする請求項8又は9に記載の情報処理装置。
  12. 前記トリガーは、前記アービタが従う前記アービトレーションテーブルを設定するコンフィグレーションリクエストパケットであること、
    を特徴とする請求項8又は9に記載の情報処理装置。
  13. アービトレーションテーブルの切替えを行うためのトリガーを検知する検知手順と、
    前記検知手順によって検知されたトリガーに基づいて、前記アービトレーションテーブルの切替えを行う切替え手順と、
    アービトレーションテーブルが切替えられたとき、切替え後のアービトレーションテーブルに従って調停し前記複数のデータを転送する転送手順と、
    を有すること特徴とするアービトレーション方法。
  14. 前記アービトレーションテーブルは、RR(Round Robin)方式又はWRR(Weighted Round Robin)方式、及びTBWRR(Time Base Weighted Round Robin)方式による設定情報が格納されるアービトレーションテーブルであり、
    前記切替え手順は、前記トリガーが優先すべきデータの転送に伴って発生したものであるとき、当該トリガーに基づき前記RR方式又は前記WRR方式のアービトレーションテーブルから前記TWRR方式のアービトレーションテーブルへの切替えを行い、
    前記転送手順は、前記切替え手順による切替え後の前記TWRR方式のアービトレーションテーブルに従って調停し前記優先すべきデータを優先して転送すること、
    を特徴とする請求項13に記載のアービトレーション方法。
  15. 複数の画像形成装置と、
    前記複数の画像形成装置に接続されたデータ転送装置とを具備し、
    前記データ転送装置は、
    前記複数の画像形成装置から送信された複数のデータを転送する場合に発生するトリガーであり、アービトレーションテーブルの切替えを行うためのトリガーを検知する検知手段と、
    前記検知手段によって検知されたトリガーに基づいて、前記アービトレーションテーブルの切替えを行う切替え手段と、
    アービトレーションテーブルが切替えられた場合、切替え後のアービトレーションテーブルに従って調停し前記複数のデータを転送するアービタと、
    を特徴とする画像形成システム。
  16. 前記アービトレーションテーブルは、RR(Round Robin)方式又はWRR(Weighted Round Robin)方式、及びTBWRR(Time Base Weighted Round Robin)方式による設定情報が格納されるアービトレーションテーブルであり、
    前記切替え手段は、前記トリガーが優先すべきデータの転送に伴って発生するトリガーである場合、当該トリガーに基づき前記RR方式又は前記WRR方式のアービトレーションテーブルから前記TBWRR方式のアービトレーションテーブルへの切替えを実行する切替え手段であり、
    前記アービタは、前記切替え手段による切替え後の前記TBWRR方式のアービトレーションテーブルに従って調停し前記優先すべきデータを優先して転送するアービタであることを特徴とする請求項15に記載の画像形成システム。
  17. 前記優先すべきデータは、前記画像形成装置の備えるスキャナ又はプロッタへのデータであること、
    を特徴とする請求項16に記載の画像形成システム。
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