JP2010215394A - 印刷装置の給紙機構及び給紙方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】通常経路CRのヘッドユニット110上流に配置され、給紙に係る記録媒体を保持し、画像形成部に対する記録媒体の送出タイミングを調整する一対のレジストローラ240a,240bと、レジストローラ240a,240bに至る給紙系搬送路FRと、給紙系搬送路FR側からレジストローラ240a,240bに対し記録媒体を供給する給紙手段とを備え、通常経路CR上を搬送される記録媒体に対するバックテンションに応じて、給紙手段の動作速度又は動作加速度を制御する。
【選択図】 図7
Description
(1)予め給紙経路の搬送条件を経路情報記憶部に記憶しておき、
(2)レジストローラの加減速度に関する情報を取得し、経路情報記憶部に記憶された搬送条件を照合し、該レジストローラと給紙手段との間における記録媒体の弛み量を、アシスト条件算出部においてアシスト条件として算出し、
(3)アシスト条件に基づいて、給紙手段の動作速度又は動作加速度を制御する。
本発明の実施形態について図面を参照して説明する。図1は、本実施形態に係る印刷装置100の印刷用紙搬送経路の概要を示す図であり、図2A及び図2Bは、給紙系搬送路FR、通常経路CR、及び反転経路SRを模式的に示した図である。なお、図中、駆動部を構成するローラの個数は適宜省略している。
本実施形態において、上述した給紙系搬送路FRは、本発明に係る給紙機構を備えている。図3は、本実施形態に係る給紙機構の合流点付近を拡大して示す側面図である。
各搬送経路における搬送駆動制御は、上述した演算処理部330によって行われる。図4、図5及び図6は、演算処理部330及びその周辺装置の搬送制御に関するモジュールを示すブロック図である。なお、説明中に用いられる「モジュール」とは、装置や機器等のハードウェア、或いはその機能を持ったソフトウェア、又はこれらの組み合わせなどによって構成され、所定の動作を達成するための機能単位を示す。
用紙検出モジュール群500は、搬送に係る記録媒体に関する情報を取得するモジュール群であり、用紙検出センサ511〜514と、紙質検出機構520と、用紙サイズ検出機構530を備えている。
搬送駆動制御部350は、図5に詳細に示すように、各搬送経路の搬送を制御する各制御部351〜355を含むモジュール群であり、演算処理部330から送信されたデータを受信し、このデータを基に搬送経路内における各駆動部を制御する。
そして、本実施形態におけるアシスト制御は、演算処理部330によって、各経路における搬送条件、及び用紙種別に基づいて、各駆動部の動作を制御することにより行われる。
以上の構成を有する搬送制御機構を動作させることによって、本発明の搬送制御方法を実施することができる。図7は、本実施形態に係るアシスト制御の概要を示すフローチャート図である。
静音アシストモードでは、図8(a)に示すように、レジストモータの加速と同時に一次給紙モータの加速を開始し、レジストモータの加速が終了し、レジストモータと一次給紙の間に形成されたたるみ量が吸収されるタイミング、或いはたるみが吸収された後一定量搬送したタイミング(ここでは、レジストモータの回転速度が一定になった瞬間)で、一次給紙モータの減速を開始し、その後は、レジストモータの動作に関係なく、一次給紙モータを停止させる。
搬送アシストモードでは、図8(b)に示すように、レジストモータの加速と同時に中間搬送モータの加速を開始し、記録媒体の通過が検出されるまでレジストローラと中間搬送モータとを同期させて加速・減速させ、記録媒体が中間搬送ローラを通過した時点で、中間搬送ローラを停止させる。
再給紙アシストモードでは、図9A及びBに示すように、レジストモータの加速と同時に再給紙ローラの加速を開始し、記録媒体の通過が検出されるまでレジストローラと再給紙ローラとを同期させて加速・減速させ、記録媒体がスイッチバックローラ281及び再給紙ローラ282を通過した時点で、順次、スイッチバックローラ281及び再給紙ローラ282を停止させる。
L1 =L(1)+L(2)+L(3)
L(2)=Lbr−(L(1)+L(4))
の関係が成り立つように制御する。詳述すると、図9Bに示したタイミングチャートにおいて、レジストローラの搬送速度が、0から立ち上がりを開始するタイミングは、再給紙ローラとレジストローラとの間でたるんだ用紙が、アシスト制御されながらベルトプラテン方向(通常経路CR側)に押し出される動作が開始されるタイミングである。また、図9B中、レジストローラの搬送速度が一定速度になる期間L(2)の開始タイミングT1では、レジストローラを通過した用紙の先端が搬送ベルト160に到達し、搬送ベルト160の一定速度に従うタイミングである。このため、L(1)+L(2)+L(4)がLbrに等しくなり、上式が成立する。
L2 =用紙長さ−(Lss+Lsr)
で算出される。
なお、用紙長さが(Lss+Lsr+たるみ)より大きい場合のみ停止が実行される。
一方、給紙ローラの停止動作タイミングは、図9bに示すL3に相当する時間であり、
L3=用紙長さ−Lsr
で算出される。
(作用効果)
このような本実施形態によれば、各給紙経路の特性に応じたレジストローラの加減速度に関する情報を取得し、レジストローラと給紙手段との間における記録媒体の弛み量に基づいて、給紙手段の動作速度又は動作加速度を調整するため、記録媒体に作用するバックテンションを解消させることができ、弛みが解消される際に発生する騒音を低減できる。このとき、本実施形態では、給紙経路の長さ、給紙経路の屈曲数、又はローラの数など、給紙経路に固有の搬送条件に応じて給紙手段のアシスト制御を行うため、より適正にバックテンションを低減できる。
DR…排紙経路
FR…給紙系搬送路
R…レジスト部
SR…反転経路
10…記録媒体
100…印刷装置
110…ヘッドユニット
120…サイド給紙トレイ
130…給紙トレイ
140…排紙口
150…排紙台
160…搬送ベルト
161…駆動ローラ
162…従動ローラ
170,172…切替機構
183…給紙ローラ
210a〜f,215…ガイド部材
211〜213…拡幅部
214…合流点
220…一次給紙ローラ
220a,220b…ピックアップローラ
240…レジスト駆動部
240a,240b…レジストローラ
281…スイッチバックローラ
282…再給紙ローラ
290…搬送ローラ
295…中間搬送ローラ
330…演算処理部
331…ジョブデータ受信部
332…用紙種別取得部
333…操作信号取得部
334…経路情報記憶部
335…アシスト条件算出部
336…画像処理部
336a…画像形成制御部
336b…色変換回路
337…スケジューリング部
338…アシスト制御部
340…操作パネル
341…通信インターフェース
350…搬送駆動制御部
351…レジストモータ駆動制御部
352…中間搬送モータ駆動制御部
353…一次給紙モータ駆動制御部
354…反転・再給紙モータ駆動制御部
355…搬送モータ駆動制御部
500…用紙検出モジュール群
511〜514…用紙検出センサ
520…紙質検出機構
530…用紙サイズ検出機構
Claims (5)
- 搬送経路上を搬送される記録媒体に、画像形成部により画像を形成する印刷装置の給紙機構であって、
前記搬送経路の一部を形成し、前記記録媒体を供給する給紙経路から前記画像形成部を経て、排紙経路へ至る通常経路と、
前記通常経路に分岐接続され、該通常経路から前記記録媒体が受け渡されて、搬送機構を正転及び逆転させることにより該記録媒体を往復させて該通常経路に戻すことにより該記録媒体の表裏を反転させる反転経路と、
前記通常経路の前記画像形成部上流に配置され、前記記録媒体を保持し、前記画像形成部に対する記録媒体の送出タイミングを調整する一対のレジストローラと、
前記反転経路から前記レジストローラに至る再給紙経路において、前記レジストローラに対し記録媒体を供給する給紙手段と、
前記記録媒体に対する前記給紙手段からの張力に応じて、該給紙手段の動作速度又は動作加速度を制御するアシスト制御部と
を有することを特徴とする印刷装置の給紙機構。 - 前記再給紙経路は、他の給紙経路と合流して前記レジストローラに至るように形成され、
前記アシスト制御部は、前記再給紙経路又は前記他の給紙経路におけるそれぞれの張力に応じて前記給紙手段の制御を切り換える
ことを特徴とする請求項1に記載の印刷装置の給紙機構。 - 前記記録媒体に対する張力は、前記再給紙経路又は前記他の給紙経路の長さ、屈曲数、又はローラの数の少なくとも1つに応じて決定されること特徴とする請求項2に記載の印刷装置の給紙機構。
- 前記画像形成において、前記記録媒体の搬送スケジュールを決定するスケジューリング部をさらに備え、
前記アシスト制御部は、前記スケジューリングに従って給紙手段からの張力を決定し、この決定に応じて、前記再給紙経路における給紙手段の動作速度又は動作加速度を制御する
ことを特徴とする請求項1に記載の印刷装置の給紙機構。 - 前記搬送経路の一部を形成し、前記記録媒体を供給する給紙経路から前記画像形成部を経て、排紙経路へ至る通常経路と、
前記通常経路に分岐接続され、該通常経路から前記記録媒体が受け渡されて、搬送機構を正転及び逆転させることにより該記録媒体を往復させて該通常経路に戻すことにより該記録媒体の表裏を反転させる反転経路と、
前記通常経路の前記画像形成部上流に配置され、前記給紙に係る記録媒体を保持し、前記画像形成部に対する記録媒体の送出タイミングを調整する一対のレジストローラと、
前記反転経路から前記レジストローラに至る再給紙経路において、前記レジストローラに対し記録媒体を供給する給紙手段と、
を備え、前記搬送経路上を搬送される記録媒体に、画像形成部により画像を形成する印刷装置における給紙方法であって、
予め前記給紙経路の搬送条件を経路情報記憶部に記憶しておき、
前記レジストローラの加減速度に関する情報を取得し、前記経路情報記憶部に記憶された搬送条件を照合し、該レジストローラと前記給紙手段との間における前記記録媒体の弛み量を、アシスト条件算出部においてアシスト条件として算出し、
前記アシスト条件に基づいて、該給紙手段の動作速度又は動作加速度を制御する
ことを特徴とする印刷装置の給紙方法。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2009066480A JP2010215394A (ja) | 2009-03-18 | 2009-03-18 | 印刷装置の給紙機構及び給紙方法 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2009066480A JP2010215394A (ja) | 2009-03-18 | 2009-03-18 | 印刷装置の給紙機構及び給紙方法 |
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JP2009066480A Pending JP2010215394A (ja) | 2009-03-18 | 2009-03-18 | 印刷装置の給紙機構及び給紙方法 |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012218835A (ja) * | 2011-04-05 | 2012-11-12 | Riso Kagaku Corp | 画像形成装置 |
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2009
- 2009-03-18 JP JP2009066480A patent/JP2010215394A/ja active Pending
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