JP2010213397A - 盤の箱体装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】例えばドア1枚分の開口しかない搬路の狭い場所への輸送・運搬が容易で、ケーブルの引き戻し作業なしで盤毎更新が可能な盤の箱体装置を提供する。
【解決手段】箱体1の内部に区分されたケーブル室5を備え、このケーブル室の周りを囲む上記箱体に、ケーブルを該箱体の内外に挿通させる開口部Aが設けられた盤の箱体装置であって、上記箱体が上記開口部を含む部分で2つに分割された第1フレーム11と第2フレーム12からなることを特徴とするものである。
【選択図】図1

Description

この発明は、例えばスイッチギヤなどに用いられる盤の箱体装置に関するものである。
既設のスイッチギヤの盤毎更新においては、搬路が狭い場所への運搬が容易で、ケーブルの引き戻し作業など据え付けが容易であることが要求される。従来のスイッチギヤの箱体装置として、内部が電気機器室とケーブル室とに隔離されるスイッチギヤの箱体であって、第1のフレーム及び第2のフレームと、この第1のフレーム及び第2のフレームの内のいずれか一方が移動可能となるように両者を接続する天井板とを有し、前記第1のフレーム及び第2のフレームの内の移動可能なフレームを他方のフレームに収納されるようにしたものがある(例えば特許文献1参照)。
特開平9−200912号公報(第2頁、図1〜図4)
上記のような従来技術においては、スイッチギヤの分解作業が不要で、輸送時は簡単に小形にでき設置時は簡単に元の状態に戻せるなどの利点が得られるものの、構造が複雑となり、部品数も多くなるので、重量が増し、コストも嵩むという課題があった。また、盤毎更新においては、既設の盤に接続されたケーブルをケーブルピットまで引き戻す作業が必要であるが、ケーブルピットが浅い場合やケーブルサイズが大きい場合には、ケーブルの引き戻し作業が大掛かりとなり、工期が長くなるという課題があった。
この発明は、上記のような従来技術の課題を解消するためになされたもので、構造が簡単で部品数も少なく、搬路が狭い場所への搬入を容易にすると共に、ケーブルの引き戻し作業が容易な盤の箱体装置を提供することを目的としている。
この発明に係る盤の箱体装置は、箱体の内部に区分されたケーブル室を備え、このケーブル室の周りを囲む上記箱体に、ケーブルを該箱体の内外に挿通させる開口部が設けられた盤の箱体装置であって、上記箱体が上記開口部を含む部分で2つに分割された第1フレームと第2フレームからなることを特徴とするものである。
この発明においては、箱体をケーブル挿通用の開口部を含む部分で2つに分割されるようにしたので、例えば設置建造物のドア1枚分の開口部を通過し得るように構成することが容易となる。また、単に2分割した構成なので構造が簡単で部品数も少なくできる。さらに、ケーブル挿通用の開口部を含む部分で分割したので、据付時には既存のケーブルの引き戻し作業なしで第1フレームと第2フレーム相互を接合することが出来る。
本発明の実施の形態1に係る盤の箱体装置の構成を概略的に示す側面から見た断面図である。 図1の箱体装置を図の左右に分割した状態を示す図であり、(a)は第1フレームを側面方向から見た要部断面図、(b)は第2フレームを側面方向から見た要部断面図、(c)は第1フレームを平面方向に見た図、(d)は第2フレームを平面方向に見た図である。 本発明の実施の形態2に係る盤の箱体装置を図の左右に分割した状態を示す図であり、(a)は第1フレームを側面方向から見た要部断面図、(b)は第2フレームを側面方向から見た要部断面図、(c)は第1フレームを平面方向に見た図、(d)は第2フレームを平面方向に見た図である。 図3に示された連結用の差込部材による連結部の近傍を拡大して示す詳細図であり、(a)は側面から見た断面図、(b)は図4(a)を下から見た断面図である。
実施の形態1.
以下、本発明の実施の形態1に係る盤の箱体装置について、図1、図2を参照して説明する。図において、盤の箱体装置は、前後に2分割可能に形成された箱体1と、箱体1内部の前方(図1の左側)部に設けられた制御室2と、この制御室2の背面側に配設された遮断器室3と、遮断器室3の後方部に仕切り壁4を介して設けられたケーブル室5を有している。なお、この例では盤がスイッチギヤの場合を示している。そして、上記制御室2及び遮断器室3は上下方向に3段に設けられ、各遮断器室3には遮断器31がそれぞれ設置されている。一方、ケーブル室5には、3相交流に対応した電源側の母線6と、遮断器31を介して負荷側に接続される負荷側のケーブル7の接続部Cなどが収容されている。
負荷側のケーブル7は、図示省略している床下のケーブルピットに敷設されている。一方、箱体1の後方底面部には負荷側のケーブル挿通用の開口部Aが設けられており、ケーブル7はスイッチギヤの設置部分でケーブルピットから立ち上げられ、該開口部Aからケーブル室5内に引き込まれている。そして、ケーブル7の端部は接続部Cでスイッチギヤの詳細図示省略している回路に接続されている。また、各制御室2の前面部には、開閉扉21がそれぞれ設けられている。
この発明の特徴部分である箱体1は、その開口部Aを通る鉛直方向の分割面B部分で前後に2つに分割できるように構成されており、前方側の第1フレーム11と、後方側の第2フレーム12からなっている。第1フレーム11と第2フレーム12は、断面L字状のアングル材を用いて溶接によって組み上げたフレームに板材をボルト、溶接等で接着した構造となっており、図示省略している複数のボルトで第1フレーム11と第2フレーム12を相互に接続して1つの箱体にするように構成されている。
上記のように構成された実施の形態1においては、箱体1が、ケーブル挿通用の開口部Aを通る鉛直方向の面B部分で前後に2つに分割するように構成されているので、例えば、建物内のスイッチギヤが設置された電気室への搬入経路で、最も隘路となるドア部分を通過させるために、例えば寸法L(図2)を、ドアの高さまたは出入り口の全幅、例えば2mより小さくするといったことが容易となる。このため、既設盤の盤毎更新も容易であり、盤搬入の障害となる機器を一時撤去する等の作業も不要にできる。
しかも、分割している部分がケーブル挿通用の開口部Aを含む部分であるので、前方側の第1フレーム11を所定位置に設置した後、後方側の第2フレーム12と合体させる前に、すぐに負荷側のケーブル7を図2(b)に示す開口部A部分からそのまま引き込み、接続することができる。ケーブル7の接続作業等、所要の作業を行った後、最後に後方側の第2フレーム12を前方側の第1フレーム11と合体させれば良いので、作業中は後方部が開放状態となっており、第2フレーム12が邪魔になることがないので、作業性に優れている。また、製品の分離・分解性も良好となる。
また、既設盤の盤毎更新の場合、ケーブルピットが浅い場合やケーブルサイズが大きい場合には、ケーブルの引き戻し作業が大掛かりとなり、工期が大幅に増す問題があったが、上記分割構成により、既設盤に接続されているケーブル7をケーブルピットまで引き戻す作業なしで、盤の更新作業が可能となる。また、作業の効率化により、短期間での盤更新が可能となる。さらに、新設工事においても、盤の搬入・据付に関係なく、例えば事前にケーブルの敷設作業を行い、あるいは盤の据付とケーブルの敷設作業を平行に実施することもでき、工期の短縮が可能となるなど、種々の効果が得られる。
実施の形態2.
次に、本発明の実施の形態2に係る盤の箱体装置について、図3、図4を参照して説明する。図において、箱体1は上記実施の形態1と同様に第1フレーム11と第2フレーム12に分割構成されている。そして、第2フレーム12における、相手側フレームである第1フレーム11に対向する分割面Bの4隅には、第1フレーム11の4隅部に挿入される連結用の差込部材8が突設されている。差込部材8はブロック片状に形成され、第2フレーム12に対しては溶接等の固定手段により固着されている。そして、差込部材8の突出部には、固定ボルト9を挿通するための複数の貫通孔8aが直交する2方向に位置をずらせて設けられている。
一方、相手側の第1フレーム11の4隅には、図4に示すように差込部材8を受け入れるための穴11aと、受け入れた差込部材8を固定するための座部11bと、この座部11bに螺設された固定ボルト9に螺合するねじ穴11cがそれぞれ所定位置に設けられている。また、差込部材8を相手側フレームに挿入したときに生じる寸法誤差による隙間を吸収するための調整用スペーサ10が差込部材8と第1フレーム11の座部11bの間に適宜介装されている。その他の構成は上記実施の形態1と同様であるので説明を省略する。
上記のように構成された実施の形態2においては、第1フレーム11に対して第2フレーム12を合体させるときに、突出された差込部材8を係り代として利用できるので、例えば上部2箇所の差込部材8を先に第1フレーム11の穴11aに挿入すれば、全体が容易に位置決めされるので、合体の作業が容易となる。また、必要に応じて調整用スペーサ10を用いることで、製造上の誤差を吸収できる。その他、実施の形態1と同様の効果が得られる。なお、分割状態において、差込部材8を第2フレーム12側に取り付けたが、寸法に余裕がある場合には第1フレーム11に取り付けても良い。
なお、上記実施の形態1では、開口部Aが箱体1の底面部に1箇所設けられている例を示したが、開口部Aの位置は必ずしも底面部に限定されるものではなく、さらに、その設置数は必ずしも1箇所に限定されるものではなく、複数個所でもよい。また、第1フレーム11と第2フレーム12の分割面Bを鉛直方向の面としたが、必ずしも鉛直方向の面に限定されるものではなく、開口部Aを通る面であれば所望により変更しても差支えるものではなく、さらに、例えば段部を有するような分割の仕方でも差支えない。また、盤がスイッチギヤの場合について説明したが、これに限定されるものではない。例えば、制御盤や分電盤、その他の電気装置の盤などであっても同様に用いることができる。
1 箱体、 11 第1フレーム、 11a 穴、 11b 座部、 11c ねじ穴、 12 第2フレーム、 2 制御室、 21 開閉扉、 3 遮断器室、 31 遮断器、 4 仕切り壁、 5 ケーブル室、 6 母線、 7 ケーブル、 8 差込部材、 8a 貫通孔、 9 固定ボルト、 10 調整用スペーサ、 A 開口部、 B 分割面、 C 接続部。

Claims (3)

  1. 箱体の内部に区分されたケーブル室を備え、このケーブル室の周りを囲む上記箱体に、ケーブルを該箱体の内外に挿通させる開口部が設けられた盤の箱体装置であって、上記箱体が上記開口部を含む部分で2つに分割された第1フレームと第2フレームからなることを特徴とする盤の箱体装置。
  2. 上記第1フレームと上記第2フレームの一方に、相手側フレームに挿入される連結用の複数の差込部材が突出されていることを特徴とする請求項1記載の盤の箱体装置。
  3. 上記差込部材を相手側フレームに挿入したときに生じる寸法誤差による隙間を吸収する調整用スペーサを設けたことを特徴とする請求項2記載の盤の箱体装置。
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