JP2010212349A - 発光装置 - Google Patents
発光装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2010212349A JP2010212349A JP2009055056A JP2009055056A JP2010212349A JP 2010212349 A JP2010212349 A JP 2010212349A JP 2009055056 A JP2009055056 A JP 2009055056A JP 2009055056 A JP2009055056 A JP 2009055056A JP 2010212349 A JP2010212349 A JP 2010212349A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- semiconductor laser
- light emitting
- light
- laser element
- switch
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01L—SEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
- H01L2224/00—Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
- H01L2224/01—Means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected, e.g. chip-to-package, die-attach, "first-level" interconnects; Manufacturing methods related thereto
- H01L2224/42—Wire connectors; Manufacturing methods related thereto
- H01L2224/47—Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process
- H01L2224/48—Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process of an individual wire connector
- H01L2224/4805—Shape
- H01L2224/4809—Loop shape
- H01L2224/48091—Arched
Landscapes
- Semiconductor Lasers (AREA)
Abstract
【解決手段】互いに並列接続されたn個(nは2以上の整数)の半導体レーザ素子T1〜Tnとそれぞれ直列にn個のスイッチング素子S1〜Snが設けられ、n個のスイッチング素子S1〜Snとそれぞれ並列にn個の抵抗素子R1〜Rnが設けられる。第1番目のスイッチング素子S1は、半導体レーザ素子T1にかかる電圧が閾値以下の場合にオフ状態になる。第2番目以降のスイッチング素子Si(iは2以上n以下の整数)は、半導体レーザ素子Tiにかかる電圧が閾値を超え、かつ、抵抗素子Ri−1にかかる電圧が閾値を超えている場合にオン状態になる。
【選択図】図1
Description
また、好ましくは、n個の発光部にそれぞれ属するn個の半導体レーザ素子は、共通の基板上に一列に並んで形成され、各々が、活性層、活性層よりも基板に近接する側に設けられた第1のクラッド層、および活性層よりも基板から離反する側に設けられた第2のクラッド層を含む。このとき、第1のクラッド層および活性層は、n個の半導体レーザ素子間で一体化される。一方、第2のクラッド層は、n個の半導体レーザ素子間で相互に分離される。
(発光装置の全体構成)
図1は、この発明の実施の形態1による発光装置1の構成を示す回路図である。
上式(1)に示すように、抵抗素子Rに駆動電流Iopが流れたときの抵抗素子Rの電圧降下Rv×Iopは、半導体レーザ素子Tの定格光出力における駆動電圧Vop以上の値になる。詳細は後述するが、これによって、短絡状態の半導体レーザ素子Tへの電流集中を防止することができる。
図2は、図1のスイッチ素子Sおよびスイッチ制御部10を取出して示した機能ブロック図である。図2を参照して、スイッチ素子Sおよびスイッチ制御部10は、同一のパッケージに実装されてスイッチ部80を構成する。スイッチ部80には、端子15〜17が設けられる。スイッチ素子Sは、端子15,16間に接続される。
Vop>TH1>0 …(2)
を満たすように設定すれば、半導体レーザ素子T1が短絡故障になり電圧V1が閾値電圧TH1以下のほぼ0Vになった場合に、スイッチ素子S1がオフ状態になる。一方、半導体レーザ素子T1が正常状態の場合には、電圧V1は閾値電圧TH1を超えるので、スイッチ素子S1はオン状態になる。
図4は、図1のスイッチ素子Sおよびスイッチ制御部11を取出して示した機能ブロック図である。図4のスイッチ制御部11は、端子15,18間の電圧を検知する電圧比較部13およびAND回路14をさらに含む点で図2のスイッチ制御部10と異なる。スイッチ素子Sおよびスイッチ制御部11は同一のパッケージに実装されて、スイッチ部81が構成される。スイッチ部81には、端子15〜18が設けられる。
次に、上記のように構成された発光装置1の動作について説明する。
図7は、定常状態の発光装置1において半導体レーザ素子T3が短絡故障したときの動作を説明するための図である。図7では、図6の場合と同様に、電圧比較部12,13およびAND回路14(図1参照)の出力信号がHレベル(活性状態)のとき、これらの各要素を黒色に着色して示している。また、発光状態の半導体レーザ装置が発光状態にあるときも黒色に着色して示している。
図8は、図7(E)の状態から、さらに半導体レーザ素子T1が故障した場合を示す図である。
前述のように、各発光部Aにおいて、定格光出力における半導体レーザ素子Tの駆動電流Iopと等しい大きさの電流が流れたときの抵抗素子Rの電圧降下Rv×Iopは、定格光出力における駆動電圧Vop以上の大きさである(前述の(1)式参照)。ここで、以下の理由によって、各発光部Aの抵抗素子Rの抵抗値Rvは、半導体レーザ素子Tの定格光出力における直流抵抗値(Vop/Iop)よりも十分に大きいほうが望ましい。
また、実施の形態1の発光装置1によれば、短絡故障後も概ね1つ飛ばしで半導体レーザ素子を発光させることができるため、短絡故障前後で半導体レーザ素子Tの発光位置自体は大きく変わらない。そのため光学系の設計が容易になる利点がある。
複数個の半導体レーザ素子が基板上に形成されたチップを分割せずにバー状態のままで使用する場合には、隣接する半導体レーザ素子間での熱干渉の影響を考慮する必要がある。熱干渉とは、ある半導体レーザ素子が駆動状態のときに生じる熱が隣の半導体レーザ素子の温度上昇をもたらすことにより、複数の半導体レーザ素子を駆動状態とした場合、単体を駆動させたときよりも素子の温度が上がってしまう現象である。素子の温度が上昇することによって光出力の低下や信頼性の低下といった悪影響がある。熱干渉の影響を小さくするにはそれぞれの半導体レーザ素子の活性領域の間隔を離すことが有効である。しかし、半導体レーザ素子間の間隔を広げるとスペースの無駄が大きくなり、コストが高くなるという問題が生じる。
図11は、実施の形態1による発光装置1の具体的構成の一例を示す平面図である。図11は、図1でn=8の場合の発光装置1の具体的構成例を示している。また、図11において、半導体レーザ素子Tの配列方向をX軸方向とし、半導体レーザ素子Tの基板(図16の参照符号41)の面方向に沿ってX軸と垂直な方向をY軸方向とし、基板41の厚み方向をZ軸方向とする。
図16は、図1および図11の半導体レーザ素子Tの構造の一例を示す断面図である。各半導体レーザ素子T1〜T8の構造は同じであるので、図16は、バー状態に連結された半導体レーザ素子T1〜T8(以下、半導体レーザバーとも称する)のうち、半導体レーザ素子T2,T3の部分を代表として示したものである。また、以下では窒化物系半導体レーザを例に挙げて説明するが、半導体レーザ素子Tの材料および構成は下記の例に限られるものでない。なお、窒化物系半導体レーザは蛍光体と組み合わせることにより照明装置として利用することができる。
図17は、図16の半導体レーザバーの製造工程を説明するための模式図である。
図1の各発光部Aにおいて、光出力を増大させるために、各半導体レーザ素子Tを並列接続された複数の半導体レーザ素子に置換えてもよい。この場合、各発光部Aにおいて、並列接続された複数の半導体レーザ素子のいずれか1つが短絡故障すれば、短絡故障した発光部Aの複数の半導体レーザ素子が全て消灯することになる。しかし、予備の発光部Aの複数の半導体レーザ素子が発光するので、全体としての光出力は変わらない。
実施の形態1の場合には、半導体レーザ素子Tの短絡故障の発生の状況に応じて、n個(nは1以上の整数)の半導体レーザ素子Tのうちで発光状態になる素子と、非発光状態になる素子とが切換わるようになっていた。
図19は、この発明の実施の形態3による発光装置3の構成を示す回路図である。実施の形態3の発光装置3は、実施の形態2の発光装置2において、偶数番目に設けられた予備の発光部Bの構成を簡略化したものである。以下、実施の形態1、2と同一または相当する部分については同一の参照符号を付して説明を繰り返さない。
図20は、この発明の実施の形態4による発光装置4の構成を示す回路図である。以下の説明では、実施の形態1と同一または相当する部分については同一の参照符号を付して説明を繰り返さない。
実施の形態4において、各発光部Di(iは1以上m以下の整数。ただし、この変形例においてmは2以上の整数である。)の半導体レーザ素子Uiを抵抗素子Riに置換えることもできる。すなわち、各発光部Di(iは1以上m以下の整数)は、実施の形態1の図1の発光部A1と同一の構成を有する。
実施の形態5の発光装置5は、実施の形態1の発光装置1の変形例である。実施の形態1の場合、第i番目(実施の形態5において、iは2以上n以下の整数)の発光部Aiの電圧比較部13は、第i−1番目の発光部Ai−1における抵抗素子Ri−1の両端にかかる電圧を検出することによって、発光部Ai−1におけるスイッチ素子Si−1がオン状態かオフ状態かを検知していた。
図22、図23を参照して、フォトダイオードWは、対応する半導体レーザ素子Tから出射されるレーザ光の強度をモニタする。フォトダイオードWを代表して、図23に示すフォトダイオードW7の場合について説明すると、フォトダイオードW7の受光領域63が、半導体レーザ素子T7の出射端と反対側の端部を臨むように配置される。フォトダイオードW7のアノード電極62はサブマウント30上の電極パターン33Gに半田36によって接続される。
実施の形態6の発光装置6は、実施の形態2の発光装置2の変形例である。具体的には、発光装置6の各スイッチ制御部91は、実施の形態5の場合と同様に、隣接するスイッチ素子Sの両端の電圧の検出に代えてフォトダイオードWの出力を検出する。
図25に示すように発光部F1〜F8はサブマウント30上に番号順に実装される。半導体レーザ素子T1〜T8はサブマウント30上にバー状態で実装されている。紙面表側(+Z方向)には、半導体レーザ素子T1〜T8の基板の裏面側に形成された共通の電極32が配置される。共通の電極32は−側の電源ノードVNと接続される。
実施の形態7の発光装置7は、実施の形態4の発光装置4の変形例である。具体的には、発光装置7の各発光部G1〜G6において、スイッチ制御部92は、半導体レーザ素子Tの両端の電圧の検出に代えて半導体レーザ素子Tの光出力をフォトダイオードWによって検出することによって、半導体レーザ素子Tが短絡状態にあるか否かを検出する。
Claims (22)
- n個(nは2以上の整数)の発光部を備え、
前記n個の発光部の各々は、
前記n個の発光部で共通の第1および第2の電源ノード間に設けられた半導体レーザ素子と、
前記第1および第2の電源ノード間で前記半導体レーザ素子に対して直列に接続されたスイッチ素子と、
前記半導体レーザ素子が短絡状態であるか否かを検出し、前記半導体レーザ素子が短絡状態であることを検出した場合に前記スイッチ素子を非導通状態にするスイッチ制御部と、
前記スイッチ素子と並列に接続されたバイパス素子とを含み、
前記n個の発光部の各々において、前記バイパス素子は、前記半導体レーザ素子の定格光出力における駆動電流と等しい大きさの電流が流れたときに、前記半導体レーザ素子の定格光出力における駆動電圧以上の電圧降下を生じるような電気抵抗特性を有し、
前記n個の発光部にそれぞれ属する複数の前記半導体レーザ素子は、前記第1および第2のノード間で互いに並列に設けられる、発光装置。 - 前記n個の発光部に第1番から第n番まで番号を付したとき、第i番目(iは2以上n以下の整数)の発光部に属する前記スイッチ制御部は、第i−1番目の発光部に属する前記スイッチ素子の両端にかかる電圧をさらに検出し、
第i番目の発光部に属する前記スイッチ制御部は、第i番目の発光部に属する前記半導体レーザ素子が短絡状態である場合に加えて、さらに、第i番目の発光部に属する前記半導体レーザ素子が短絡状態でない場合で、かつ、第i−1番目の発光部に属する前記スイッ素子の両端にかかる電圧が第1の閾値以下の場合にも前記スイッチ素子を非導通状態にし、
第i番目の発光部に属する前記スイッチ制御部は、第i番目の発光部に属する前記半導体レーザ素子が短絡状態でない場合で、かつ、第i−1番目の発光部に属する前記スイッチ素子の両端にかかる電圧が第1の閾値を超える場合に前記スイッチ素子を導通状態にする、請求項1に記載の発光装置。 - 前記n個の発光部に第1番から第n番まで番号を付したとき、第i番目(iは2以上n以下の整数)の発光部に属する前記スイッチ制御部は、第i−1番目の発光部に属する前記半導体レーザ素子の出力光の強度が第2の閾値を超えるか否かをさらに検出し、
第i番目の発光部に属する前記スイッチ制御部は、第i番目の発光部に属する前記半導体レーザ素子が短絡状態である場合に加えて、さらに、第i番目の発光部に属する前記半導体レーザ素子が短絡状態でない場合で、かつ、第i−1番目の発光部に属する前記半導体レーザ素子の出力光の強度が前記第2の閾値を超える場合にも前記スイッチ素子を非導通状態にし、
第i番目の発光部に属する前記スイッチ制御部は、第i番目の発光部に属する前記半導体レーザ素子が短絡状態でない場合で、かつ、第i−1番目の発光部に属する前記半導体レーザ素子の出力光の強度が前記第2の閾値以下の場合に前記スイッチ素子を導通状態にする、請求項1に記載の発光装置。 - 前記n個の発光部にそれぞれ属するn個の前記半導体レーザ素子は、前記番号の順に一列に配設される、請求項2または3に記載の発光装置。
- 前記n個の発光部の各々において、前記スイッチ制御部は、前記半導体レーザ素子が短絡状態でないことを検出した場合に前記スイッチ素子を導通状態にする、請求項1に記載の発光装置。
- 前記n個の発光部の各々において、前記スイッチ制御部は、前記半導体レーザ素子の両端にかかる電圧が第3の閾値以下であることを検出することによって、前記半導体レーザ素子が短絡状態であることを検出する、請求項1〜5のいずれか1項に記載の発光装置。
- 前記バイパス素子は、抵抗体によって構成される、請求項1〜6のいずれか1項に記載の発光装置。
- 前記n個の発光部にそれぞれ属するn個の前記半導体レーザ素子は、共通の基板上に一列に並んで形成され、各々が、活性層、前記活性層よりも前記基板に近接する側に設けられた第1のクラッド層、および前記活性層よりも前記基板から離反する側に設けられた第2のクラッド層を含み、
前記第1のクラッド層および前記活性層は、n個の前記半導体レーザ素子間で一体化され、
前記第2のクラッド層は、n個の前記半導体レーザ素子間で相互に分離される、請求項1〜7のいずれか1項に記載の発光装置。 - n個(nは1以上の整数)の第1の発光部と、
前記n個の第1の発光部にそれぞれ対応するn個の第2の発光部とを備え、
前記n個の第1の発光部の各々は、
前記n個の第1および第2の発光部で共通の第1および第2の電源ノード間に設けられた第1の半導体レーザ素子と、
前記第1および第2の電源ノード間で前記第1の半導体レーザ素子に対して直列に接続された第1のスイッチ素子と、
前記第1の半導体レーザ素子が短絡状態であるか否かを検出し、前記第1の半導体レーザ素子が短絡状態であることを検出した場合に前記第1のスイッチ素子を非導通状態にし、前記第1の半導体レーザ素子が短絡状態でないことを検出した場合に前記第1のスイッチ素子を導通状態にする第1のスイッチ制御部と、
前記第1のスイッチ素子と並列に接続された第1のバイパス素子とを含み、
前記n個の第1の発光部の各々において、前記第1のバイパス素子は、前記第1の半導体レーザ素子の定格光出力における駆動電流と等しい大きさの電流が流れたとき、前記第1の半導体レーザ素子の定格光出力における駆動電圧以上の電圧降下を生じるような電気抵抗特性を有し、
前記n個の第2の発光部の各々は、
前記第1および第2の電源ノード間に設けられた第2の半導体レーザ素子と、
前記第1および第2の電源ノード間で前記第2の半導体レーザ素子に対して直列に接続された第2のスイッチ素子と、
対応する第1の発光部に属する前記第1のスイッチ素子の両端にかかる電圧を検出し、検出した電圧が第1の閾値以下の場合に前記第2のスイッチ素子を非導通状態にする第2のスイッチ制御部とを含み、
前記n個の第1の発光部にそれぞれ属する複数の前記第1の半導体レーザ素子および前記n個の第2の発光部にそれぞれ属する複数の前記第2の半導体レーザ素子は、前記第1および第2のノード間で互いに並列に設けられる、発光装置。 - 前記n個の第2の発光部の各々において、前記第2のスイッチ制御部は、前記第2の半導体レーザ素子が短絡状態であるか否かをさらに検出し、
前記n個の第2の発光部の各々において、前記第2のスイッチ制御部は、対応する第1の発光部に属する前記第1のスイッチ素子の両端にかかる電圧が前記第1の閾値以下の場合に加えて、さらに、対応する第1の発光部に属する前記第1のスイッチ素子の両端にかかる電圧が前記第1の閾値を超えた場合であり、かつ、前記第2の半導体レーザ素子が短絡状態である場合にも前記第2のスイッチ素子を非導通状態にし、
前記n個の第2の発光部の各々において、前記第2のスイッチ制御部は、対応する第1の発光部に属する前記第1のスイッチ素子の両端にかかる電圧が前記第1の閾値を超えた場合であり、かつ、前記第2の半導体レーザ素子が短絡状態でない場合に前記第2のスイッチ素子を導通状態にし、
前記n個の第2の発光部の各々は、前記第2のスイッチ素子と並列に接続された第2のバイパス素子をさらに含み、
前記n個の第2の発光部の各々において、前記第2のバイパス素子は、前記第2の半導体レーザ素子の定格光出力における駆動電流と等しい大きさの電流が流れたとき、前記第2の半導体レーザ素子の定格光出力における駆動電圧以上の電圧降下を生じるような電気抵抗特性を有する、請求項9に記載の発光装置。 - 前記n個の第2の発光部の各々において、前記第2のスイッチ制御部は、対応する第1の発光部に属する前記第1のスイッチ素子の両端にかかる電圧が前記第1の閾値を超えた場合に前記第2のスイッチ素子を導通状態にする、請求項9に記載の発光装置。
- n個(nは1以上の整数)の第1の発光部と、
前記n個の第1の発光部にそれぞれ対応するn個の第2の発光部とを備え、
前記n個の第1の発光部の各々は、
前記n個の第1および第2の発光部で共通の第1および第2の電源ノード間に設けられた第1の半導体レーザ素子と、
前記第1および第2の電源ノード間で前記第1の半導体レーザ素子に対して直列に接続された第1のスイッチ素子と、
前記第1の半導体レーザ素子が短絡状態であるか否かを検出し、前記第1の半導体レーザ素子が短絡状態であることを検出した場合に前記第1のスイッチ素子を導通状態にし、前記第1の半導体レーザ素子が短絡状態でないことを検出した場合に前記第1のスイッチ素子を導通状態にする第1のスイッチ制御部と、
前記第1のスイッチ素子と並列に接続された第1のバイパス素子とを含み、
前記n個の第1の発光部の各々において、前記第1のバイパス素子は、前記第1の半導体レーザ素子の定格光出力における駆動電流と等しい大きさの電流が流れたとき、前記第1の半導体レーザ素子の定格光出力における駆動電圧以上の電圧降下を生じるような電気抵抗特性を有し、
前記n個の第2の発光部の各々は、
前記第1および第2の電源ノード間に設けられた第2の半導体レーザ素子と、
前記第1および第2の電源ノード間で前記第2の半導体レーザ素子に対して直列に接続された第2のスイッチ素子と、
対応する第1の発光部に属する前記第1の半導体レーザ素子の出力光の強度が第2の閾値を超えるか否かを検出し、出力光の強度が前記第2の閾値を超えた場合に前記第2のスイッチ素子を非導通状態にする第2のスイッチ制御部とを含み、
前記複数の第1の発光部にそれぞれ属する複数の前記第1の半導体レーザ素子および前記複数の第2の発光部にそれぞれ属する複数の前記第2の半導体レーザ素子は、前記第1および第2のノード間で互いに並列に設けられる、発光装置。 - 前記n個の第2の発光部の各々において、前記第2のスイッチ制御部は、前記第2の半導体レーザ素子が短絡状態であるか否かをさらに検出し、
前記n個の第2の発光部の各々において、前記第2のスイッチ制御部は、対応する第1の発光部に属する前記第1の半導体レーザ素子の出力光の強度が前記第2の閾値を超えた場合に加えて、さらに、対応する第1の発光部に属する前記第1の半導体レーザ素子の出力光の強度が前記第2の閾値以下の場合であり、かつ、前記第2の半導体レーザ素子が短絡状態である場合にも前記第2のスイッチ素子を非導通状態にし、
前記n個の第2の発光部の各々において、前記第2のスイッチ制御部は、対応する第1の発光部に属する前記第1の半導体レーザ素子の出力光の強度が前記第2の閾値以下の場合であり、かつ、前記第2の半導体レーザ素子が短絡状態でない場合に前記第2のスイッチ素子を導通状態にし、
前記n個の第2の発光部の各々は、前記第2のスイッチ素子と並列に接続された第2のバイパス素子をさらに含み、
前記n個の第2の発光部の各々において、前記第2のバイパス素子は、前記第2の半導体レーザ素子の定格光出力における駆動電流と等しい大きさの電流が流れたとき、前記第2の半導体レーザ素子の定格光出力における駆動電圧以上の電圧降下を生じるような電気抵抗特性を有する、請求項12に記載の発光装置。 - 前記n個の第2の発光部の各々において、前記第2のスイッチ制御部は、対応する第1の発光部に属する前記第1の半導体レーザ素子の出力光の強度が前記第2の閾値以下の場合に前記第2のスイッチ素子を導通状態にする、請求項12に記載の発光装置。
- 前記n個の第1の発光部にそれぞれ属するn個の前記第1の半導体レーザ素子と、前記n個の第2の発光部にそれぞれ属するn個の前記第2の半導体レーザ素子とは、一方向に沿って互いに交互に配設される、請求項9〜14のいずれか1項に記載の発光装置。
- n個(nは1以上の整数)の発光部を備え、
前記n個の発光部の各々は、
前記n個の発光部で共通の第1および第2の電源ノード間に設けられた第1の半導体レーザ素子と、
前記第1および第2の電源ノード間で前記第1の半導体レーザ素子に対して直列に接続されたスイッチ素子と、
前記第1の半導体レーザ素子が短絡状態であるか否かを検出し、前記第1の半導体レーザ素子が短絡状態であることを検出した場合に前記スイッチ素子を非導通状態にし、前記第1の半導体レーザ素子が短絡状態でないことを検出した場合に前記スイッチ素子を導通状態にするスイッチ制御部と、
前記スイッチ素子と並列に接続された第2の半導体レーザ素子とを含み、
前記n個の発光部にそれぞれ属する複数の前記第1の半導体レーザ素子は、前記第1および第2の電源ノード間で互いに並列に設けられる、発光装置。 - 前記n個の発光部の各々において、前記スイッチ制御部は、前記第1の半導体レーザ素子の両端にかかる電圧が第1の閾値以下であることを検出することによって、前記第1の半導体レーザ素子が短絡状態であることを検出する、請求項16に記載の発光装置。
- 前記n個の発光部の各々において、前記スイッチ制御部は、前記第1の半導体レーザ素子の出力光の強度が第2の閾値以下であることを検出することによって、前記第1の半導体レーザ素子が短絡状態であることを検出する、請求項16に記載の発光装置。
- 前記発光装置は、前記第1および第2の電源ノード間に流す駆動電流を供給するための電源部をさらに備え、
前記電源部は、前記駆動電流の供給を開始するときに、第1の電流量で前記駆動電流を出力した後に、前記第1の電流量よりも大きい第2の電流量で前記駆動電流を出力する、請求項1〜18のいずれか1項に記載の発光装置。 - 互いに並列に設けられたp個(pは3以上の整数)の半導体レーザ素子と、
前記p個の半導体レーザ素子のうち、選択したq個(qは2以上p−1以下の整数)の半導体レーザ素子のみに駆動電流を供給する制御電源部とを備え、
前記制御電源部は、選択したq個の半導体レーザ素子の各々が短絡状態であるか否かを検出し、いずれか1つの半導体レーザ素子が短絡状態であることを検出した場合には、短絡状態の半導体レーザ素子を除くp−1個の半導体レーザ素子のうち、選択したq個の半導体レーザ素子にのみ前記駆動電流を供給する、発光装置。 - 前記p個の半導体レーザ素子は一列に配設され、
前記制御電源部によって選択されたq個の半導体レーザ素子の相互間には、未選択の半導体レーザ素子が少なくとも1個設けられる、請求項20に記載の発光装置。 - 短絡状態の半導体レーザ素子が検出される前に選択されたq個の半導体レーザ素子うちで隣接する半導体レーザ素子間の間隔の最小値は、短絡状態の半導体レーザ素子が検出された後に選択されたq個の半導体レーザ素子のうちで隣接する半導体レーザ素子間の間隔の最小値以下である、請求項20または21に記載の発光装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009055056A JP5071944B2 (ja) | 2009-03-09 | 2009-03-09 | 発光装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009055056A JP5071944B2 (ja) | 2009-03-09 | 2009-03-09 | 発光装置 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012149426A Division JP5497108B2 (ja) | 2012-07-03 | 2012-07-03 | 発光装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010212349A true JP2010212349A (ja) | 2010-09-24 |
JP5071944B2 JP5071944B2 (ja) | 2012-11-14 |
Family
ID=42972245
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009055056A Active JP5071944B2 (ja) | 2009-03-09 | 2009-03-09 | 発光装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5071944B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013197410A (ja) * | 2012-03-21 | 2013-09-30 | Casio Comput Co Ltd | 発光素子、光源装置及び投影装置 |
JP2014017337A (ja) * | 2012-07-06 | 2014-01-30 | Sharp Corp | 灯具、車両用前照灯、および半導体レーザアレイ |
WO2014091551A1 (ja) * | 2012-12-11 | 2014-06-19 | パイオニア株式会社 | 光源ユニット、光源ユニットの制御方法、プログラム及び記録媒体 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002141604A (ja) * | 2000-11-07 | 2002-05-17 | Sony Corp | 半導体レーザ |
JP2006128236A (ja) * | 2004-10-27 | 2006-05-18 | Mitsubishi Electric Corp | 光半導体モジュール |
JP2008130377A (ja) * | 2006-11-21 | 2008-06-05 | Matsushita Electric Works Ltd | Led点灯回路およびそれを用いる照明器具 |
JP2009026889A (ja) * | 2007-07-18 | 2009-02-05 | Mitsubishi Electric Corp | 半導体レーザ装置および半導体レーザ装置の動作停止回避方法 |
-
2009
- 2009-03-09 JP JP2009055056A patent/JP5071944B2/ja active Active
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002141604A (ja) * | 2000-11-07 | 2002-05-17 | Sony Corp | 半導体レーザ |
JP2006128236A (ja) * | 2004-10-27 | 2006-05-18 | Mitsubishi Electric Corp | 光半導体モジュール |
JP2008130377A (ja) * | 2006-11-21 | 2008-06-05 | Matsushita Electric Works Ltd | Led点灯回路およびそれを用いる照明器具 |
JP2009026889A (ja) * | 2007-07-18 | 2009-02-05 | Mitsubishi Electric Corp | 半導体レーザ装置および半導体レーザ装置の動作停止回避方法 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013197410A (ja) * | 2012-03-21 | 2013-09-30 | Casio Comput Co Ltd | 発光素子、光源装置及び投影装置 |
JP2014017337A (ja) * | 2012-07-06 | 2014-01-30 | Sharp Corp | 灯具、車両用前照灯、および半導体レーザアレイ |
WO2014091551A1 (ja) * | 2012-12-11 | 2014-06-19 | パイオニア株式会社 | 光源ユニット、光源ユニットの制御方法、プログラム及び記録媒体 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5071944B2 (ja) | 2012-11-14 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN106505410B (zh) | 垂直腔面发射激光器阵列及其制造方法 | |
JP2009021506A (ja) | 半導体レーザアレイ、発光装置、半導体レーザアレイの製造方法および発光装置の製造方法 | |
US11581707B2 (en) | Method of producing a laser diode bar and laser diode bar | |
JP2006302981A (ja) | マルチスポット型面発光レーザおよびその駆動方法 | |
US20060104565A1 (en) | Optical semiconductor module | |
US8098699B2 (en) | Semiconductor laser apparatus and optical apparatus | |
US11923662B2 (en) | Edge-emitting laser bar | |
US20220149589A1 (en) | Laser element | |
WO2018003551A1 (ja) | 半導体レーザ装置、半導体レーザモジュール及び溶接用レーザ光源システム | |
US8477823B2 (en) | Semiconductor laser apparatus and optical apparatus | |
JP5071944B2 (ja) | 発光装置 | |
JP2006278662A (ja) | 光通信用光源 | |
JP5497108B2 (ja) | 発光装置 | |
JP2002141604A (ja) | 半導体レーザ | |
US20050157769A1 (en) | Nitride semiconductor laser device | |
JP2015018981A (ja) | 2次元面発光レーザアレイ発光装置 | |
JP2018098419A (ja) | 半導体レーザ、光源ユニット、通信システム及び波長多重光通信システム | |
JP4885688B2 (ja) | 半導体レーザ装置 | |
JP6615318B2 (ja) | レーザ光源モジュール、および故障レーザダイオードの特定方法 | |
JP2005093742A (ja) | 面発光レーザおよびこれを用いたレーザモジュール | |
JP6835152B2 (ja) | 発光素子アレイ、および光伝送装置 | |
US20120250718A1 (en) | Multi-wavelength semiconductor laser device | |
JP2021068920A (ja) | 発光素子アレイ | |
JP7102930B2 (ja) | 発光素子アレイ、発光素子アレイの製造方法、および光伝送装置 | |
KR101521574B1 (ko) | 반도체 발광소자를 제조하는 방법 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20110223 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20120330 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120508 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120703 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20120724 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20120815 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5071944 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150831 Year of fee payment: 3 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |