JP2013197410A - 発光素子、光源装置及び投影装置 - Google Patents

発光素子、光源装置及び投影装置 Download PDF

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Abstract

【課題】光源のアレイを構成する個々の半導体レーザを分解して単体で取り出したとしても、それ自体では容易に発光させることが困難となる。
【解決手段】各パッケージ41A,41A,…がアレイ配列され、電極端子が直列接続された複数の半導体レーザ40,40,…と、半導体レーザ40,40,…夫々に対してパッケージ内で直列接続された、複数のスイッチ42,42,…とを備え、半導体レーザ40,40,…を発光タイミングに同期して駆動し、半導体レーザの発光時にスイッチ42,42,…を導通させる。
【選択図】図2

Description

本発明は、発光素子とその発光素子を用いる光源装置及び投影装置に関する。
複数の半導体レーザを束ねたアレイとすることで高出力化と起動性を確保した光源を有するプロジェクタが種々企画され、製品化されている。(例えば、特許文献1)
特開2011−077155号公報
上述したプロジェクタで使用される、例えば、高出力な光を発する発光素子である半導体レーザをアレイ化した光源は、複数の半導体レーザが出力する各光束を束ねて1本の太い光束を得るようにしたものであるが、該光源装置を構成する個々の半導体レーザ単体でも、大幅に光強度が高いものが使用されている。
図11は、光源部を構成する光源装置1の接続構成を示す。光源装置1は、複数N個(N:2以上の自然数)の半導体レーザパッケージ1A,1A,…の電極端子を直列接続して構成され、その両端間に、1個の半導体レーザの駆動電圧VfをN倍した電圧(Vf×N)が印加される。
図12は、上記光源装置1を構成する個々の半導体レーザパッケージ1Aの一般的な構造を示す部分断面図である。同図で半導体レーザパッケージ1Aは、フランジ部2A及びシリンダ部2Bからなるメタルカン2と呼ばれる缶状の金属内に、発光部アノード3A及び発光部カソード3Bを含む発光部が封入され、且つフランジ部2Aを貫通するように、発光部にそれぞれ接続されたアノードリード4A及びカソードリード4Bが缶内から缶外へ導出される。また、発光部アノード3A及び発光部カソード3Bを含む発光部はフランジ部2Aと一体的に形成された突出部2Dに設置される。
シリンダ部2Bの上底面中央には発振したレーザ光を透過させるためのガラス製の窓2Cが嵌め込まれる。メタルカン2内には半導体レーザとしての高い発光効率を維持するために窒素ガスなどの不活性ガスが充填される。メタルカン2内に空気が入った場合、空気中の酸素で発光部の発光層が劣化して発光効率が著しく低下するため、内部を開けることはできない。
ところで、上述した光源装置では、プロジェクタを分離することで半導体レーザを簡単に抜き取ることができ、その半導体レーザを他の装置等に利用することが可能であった。
本発明は上記のような実情に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、光源装置を構成する個々の発光素子を分解して単体で取り出したとしても、それ自体では容易に発光させることが困難な発光素子、光源装置及び投影装置を提供することにある。
本発明の一態様は、電流が流れることで光を発する発光部を内部に備えた発光素子であって、上記発光素子は、当該発光素子の内部に、上記発光部と直列接続されたスイッチング素子を有することを特徴とする。
本発明によれば、光源装置を構成する個々の発光素子を分解して単体で取り出したとしても、それ自体では容易に発光させることが困難となる。
本発明の一実施形態に係るDLP(登録商標)方式のデータプロジェクタ装置の機能回路構成を示すブロック図。 同実施形態に係るLD光源装置の第1の構成例での接続構成を示す回路図。 同実施形態に係るLD光源装置の第1の構成例での個々の半導体レーザのパッケージ構造を示す概略部分断面図。 同実施形態に係るLD光源装置の第2の構成例での接続構成を示す回路図。 同実施形態に係るLD光源装置の第2の構成例での個々の半導体レーザのパッケージ構造を示す概略部分断面図。 同実施形態に係るLD光源装置の第3の構成例での接続構成を示す回路図。 同実施形態に係るLD光源装置の第3の構成例での個々の半導体レーザのパッケージ構造を示す概略部分断面図。 同実施形態に係るLD光源装置の第3の構成例でのIC内容を示す図。 同実施形態に係る第4の構成例での接続構成を示す回路図。 同実施形態に係る第4の構成例での信号シーケンス図。 一般的な半導体レーザ光源装置の接続構成を示す回路図。 図11の半導体レーザ光源装置を構成する個々の半導体レーザのパッケージ構造を示す概略部分断面図。
以下本発明をDLP(登録商標)方式のデータプロジェクタ装置に適用した場合の一実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、本実施形態に係るデータプロジェクタ装置10の概略機能構成を示す図である。
入力部11は、例えばピンジャック(RCA)タイプのビデオ入力端子、D−sub15タイプのRGB入力端子、USB端子、HDMI(High−Definition Multimedia Interface)端子などにより構成される。入力部11に入力された各種規格の画像信号は、入力部11で必要によりデジタル化された後に、システムバスSBを介して画像変換部12に送られる。
画像変換部12は、スケーラとも称され、入力される画像データを投影に適した所定のフォーマットの画像データに統一して投影駆動部13へ送る。
投影駆動部13は、投影コントローラ14の主としてタイミングに関する制御に基づき、画像変換部12から送られてきた画像データに応じて、所定のフォーマットに従ったフレームレート、例えば120[フレーム/秒]と色成分の分割数、及び表示階調数を乗算した、より高速な時分割駆動により、空間的光変調素子であるマイクロミラー素子15を表示するべく駆動する。
投影コントローラ14は、予め設定されたタイミングに基づき、上記投影駆動部13によるマイクロミラー素子15の各色成分毎に対応した表示駆動を制御する。
このマイクロミラー素子15は、アレイ状に配列された複数、例えばWXGA(Wide eXtended Graphic Array)(横1280画素×縦800画素)分の微小ミラーの各傾斜角度を個々に高速でオン/オフ動作して画像を表示することで、その反射光により光像を形成する。
一方で、光源部16から時分割でR,G,Bの原色光が単独及び組み合わせて補色とした光源光が循環的に出射される。この光源部15からの光源光が、ミラー17で全反射して上記マイクロミラー素子15に照射される。
そして、マイクロミラー素子15での反射光で光源光の色成分に対応した光像が形成され、形成された光像が投影レンズ部18を介して、投影対象となる図示しないスクリーンに投影表示される。
なお図中の光源部16は、実構造としての光源部16を構成する各種光学レンズやミラー等の光学系の構成部品を極力簡略化し、説明に特化したものである。光源部16は、赤色光を発するLED光源装置(以下「R−LED光源装置」と称する)19を有する。
R−LED光源装置19が発する赤色光(R)は、ダイクロイックミラー20を透過し、ダイクロイックミラー21で反射された後、さらにミラー22で反射されて、上記ミラー17に至る。
光源部16は、さらに励起光としての青色のレーザ光を発するLD光源装置(以下「励起LD光源装置」と称する)23を有する。
励起LD光源装置23が発する励起光としての青色のレーザ光(B)は、上記ダイクロイックミラー20を透過した後に蛍光ホイール24の周面に照射される。この蛍光ホイール24は、ホイールモータ(M)25により回転されるもので、上記青色のレーザ光が照射される周面全周に渡ってリング状の蛍光体層24gを形成している。
より詳細には、蛍光ホイール24の上記レーザ光が照射される円周上に蛍光体を塗布することで蛍光体層24gが形成される。蛍光ホイール24の蛍光体層24gが形成されている面の裏面には図示しない反射板が蛍光体層24gと重なるように設けられている。
蛍光ホイール24の蛍光体層24gに励起光としての青色のレーザ光が照射されることで、緑色光(G)が反射光として励起する。この緑色光は、上記ダイクロイックミラー20で反射され、上記ダイクロイックミラー21でも反射された後、上記ミラー22で反射されて、上記ミラー17に至る。
さらに光源部16は、青色光を発するLD光源装置(以下「B−LD光源装置」と称する)26を有する。
B−LD光源装置26が発する青色光(B)は、上記ダイクロイックミラー21を透過し、上記ミラー22で反射されて、上記ミラー17に至る。
以上の如く、上記ダイクロイックミラー20は、青色光,赤色光を透過する一方で、緑色光を反射する。上記ダイクロイックミラー21は、青色光を透過する一方で、緑色光及び赤色光を反射する。
光源駆動部27は、上記R−LED光源装置19、励起LD光源装置23、及びB−LD光源装置26の各発光駆動と、上記ホイールモータ25による蛍光ホイール24の回転駆動を、上記投影駆動部13からのタイミング信号及び後述するCPU28の制御の下に実行する。
上記各回路の動作すべてをCPU28が制御する。このCPU28は、メインメモリ29及びプログラムメモリ30と直接接続される。メインメモリ29は、例えばSRAMで構成され、CPU28のワークメモリとして機能する。プログラムメモリ30は、電気的に書換可能な不揮発性メモリで構成され、CPU28が実行する動作プログラムや各種定型データ等を記憶する。CPU28は、上記メインメモリ29及びプログラムメモリ30を用いて、このデータプロジェクタ装置10内の制御動作を実行する。
上記CPU28は、操作部31からのキー操作信号に応じて各種投影動作を実行する。
この操作部31は、データプロジェクタ装置10の本体に設けられるキー操作部と、このデータプロジェクタ装置10専用の図示しないリモートコントローラからの赤外光を受光する赤外線受光部とを含み、ユーザが本体のキー操作部またはリモートコントローラで操作したキーに基づくキー操作信号をCPU28へ直接出力する。
上記CPU28はさらに、上記システムバスSBを介して音声処理部32とも接続される。音声処理部32は、PCM音源等の音源回路を備え、投影動作時に与えられる音声データをアナログ化し、スピーカ部33を駆動して拡声放音させ、あるいは必要によりビープ音等を発生させる。
(LD光源装置の第1の構成)
次に上記励起LD光源装置23及びB−LD光源装置26の第1の構成例について説明する。
図2(A)は、上記光源部16内の励起LD光源装置23及びB−LD光源装置26の基本的な接続構成を示す。同図に示すように励起LD光源装置23及びB−LD光源装置26は、例えば、複数N個(N:2以上の自然数)の半導体レーザパッケージ(発光素子)41A,41A,…の電極端子を直列接続して構成され、その両端間に、1個の半導体レーザの駆動電圧VfをN倍した電圧(Vf×N)が光源駆動部27により印加される。
なお、励起LD光源装置23を構成する半導体レーザパッケージ41Aの個数Nと、B−LD光源装置26を構成する半導体レーザパッケージ41Aの個数Nは、設計上の理由により必ずしも一致せずとも良い。
また、個々の半導体レーザパッケージ41Aにおいては、発光部40のカソード側に常開型の高耐圧スイッチ42が直列接続され、電圧「Vf×N」が印加される。
したがって図2(B)に示すように個々の半導体レーザパッケージ41Aでは、3端子中の♯1がLD40のアノードに、♯2が高耐圧スイッチ42のLD40とは直接接続されない側の端子に、そして♯3が高耐圧スイッチ42に接続される。
図3は、上記励起LD光源装置23(B−LD光源装置26)を構成する個々の半導体レーザパッケージ41Aの構造を示す概略部分断面図である。同図で半導体レーザパッケージ1Aは、フランジ部43A及びシリンダ部43Bからなるメタルカン43と呼ばれる缶状の金属内に、発光部アノード40A及び発光部カソード40Bを含む発光部40と、高耐圧スイッチ42とが封入され、且つフランジ部43Aを貫通するように、発光部40と高耐圧スイッチ42とにそれぞれ接続されたアノードリード44A、カソードリード44B、及びスイッチリード44Cが缶内から缶外へ導出される。また、発光部アノード40A及び発光部カソード40Bを含む発光部40と、高耐圧スイッチ42とはフランジ部43Aと一体的に形成された突出部43Dに設置される。即ち、半導体レーザパッケージ41Aの内部に発光部40と高耐圧スイッチ42が設置されている。
上記高耐圧スイッチ42は、実装上はメタルカン43のフランジ部43A上であって突出部43Dに固定的に設置される。また、シリンダ部43Bの上底面中央には発振したレーザ光を透過させるためのガラス製の窓43Cが嵌め込まれる。メタルカン43内には半導体レーザとしての高い発光効率を維持するために不活性ガスが充填される。
上記のような構成にあって、データプロジェクタ装置10の光源部16を構成する励起LD光源装置23またはB−LD光源装置26が取り出され、個々の半導体レーザパッケージ41Aにまで分解された場合を考える。
この場合、半導体レーザパッケージ41A内の発光部40を発光させるためには、アノードリード44Aに電圧Vfを印加し、カソードリード44Bを接地させると共に、常開型の高耐圧スイッチ42を導通させるべく、スイッチリード44Cに対して電圧Vf×Nを印加する必要がある。
例えばVf=3.0[V]であり、励起LD光源装置23(またはB−LD光源装置26)を構成する直列接続された半導体レーザパッケージ41A,41A,…の数N=6であった場合、スイッチリード44Cに対して18[V]を印加する必要がある。
したがって、一般的な想定の範疇を超える電圧値をスイッチリード44Cに印加しなければ発光部40を点灯させることができず、光源装置を構成する個々の半導体レーザを分解して単体で取り出したとしても、それ自体では容易に発光させることが困難となる。
加えて、高耐圧スイッチ42が導通した状態でないと発光部40を点灯させることができないため、発光部40の静電気対策としても有効であり、静電気によるLD40の破壊を回避できる。
尚、本実施形態では、励起LD光源装置23に半導体レーザパッケージを複数個設置し、常開型の高耐圧スイッチ42を導通させるべく、スイッチリード44Cに対して電圧Vf×Nを印加しているが、その他にも、例えば、半導体レーザパッケージを1つだけ励起LD光源装置23に設置する構成でも本発明は適応でき、その場合には電圧Vfを印加することで導通する常開型の高耐圧スイッチ42を設置すればよい。
(LD光源装置の第2の構成)
次に上記励起LD光源装置23及びB−LD光源装置26の第2の構成例について説明する。
図4(A)は、上記光源部16内の励起LD光源装置23及びB−LD光源装置26の基本的な接続構成を示す。同図に示すように励起LD光源装置23及びB−LD光源装置26は、複数N個(N:2以上の自然数)の半導体レーザパッケージ(発光素子)46A,46A,…の電極端子を直列接続して構成され、その両端間に、1個の半導体レーザの駆動電圧VfをN倍した電圧(Vf×N)が光源駆動部27により印加される。
なお、励起LD光源装置23を構成する半導体レーザパッケージ46Aの個数Nと、B−LD光源装置26を構成する半導体レーザパッケージ46Aの個数Nは、設計上の理由により必ずしも一致せずとも良い。
また、個々の半導体レーザパッケージ46Aにおいては、発光部40のカソード側に常開型のスイッチ47が直列接続される。このスイッチ47は、同じく半導体レーザパッケージ46A内に備えられる加速度センサ48(電子素子)の検知出力が所定の“L”レベルで安定した状態でオンし、その他の状態ではオフする。即ち、加速度センサ48は、レーザパッケージ46Aに対して与えられる加速度を検知し、レーザパッケージ46Aにかかる加速度が時間に対して変化していない場合、加速度センサの出力は“L”レベルで安定となり、レーザパッケージ46Aにかかる加速度が時間に対して変化している場合、加速度センサの出力は“L”レベル以外のレベルとなる。
したがって図4(B)に示すように個々の半導体レーザパッケージ46Aでは、全4端子中の♯1が発光部40のアノードに、♯2がスイッチ47の発光部40とは直接接続されない側の端子に、♯3が加速度センサ48の動作用電圧Vs用端子に、そして♯4が同加速度センサ48用GND端子に接続される。
図5は、上記励起LD光源装置23(B−LD光源装置26)を構成する個々の半導体レーザパッケージ46Aの構造を示す概略部分断面図である。同図で半導体レーザパッケージ46Aは、フランジ部49A及びシリンダ部49Bからなるメタルカン49と呼ばれる缶状の金属内に、発光部アノード40A及び発光部カソード40Bからなる発光部40、スイッチ47、及び加速度センサ48が封入され、且つフランジ部49Aを貫通するように、発光部40とスイッチ47、加速度センサ48にそれぞれ接続されたアノードリード50A、カソードリード50B、センサ電源リード50C、及びセンサGNDリード50Dが缶内から缶外へ導出される。また、発光部アノード40A及び発光部カソード40Bからなる発光部40、スイッチ47、及び加速度センサ48はフランジ部49Aと一体的に形成された突出部49Dに設置される。即ち、半導体レーザパッケージ46Aの内部に発光部40とスイッチ47と、加速度センサ48が設置されている。
上記スイッチ47及び加速度センサ48は、実装上はメタルカン49のフランジ部49A上であって突出部49Dに固定的に設置される。また、シリンダ部49Bの上底面中央には発振したレーザ光を透過させるためのガラス製の窓49Cが嵌め込まれる。メタルカン49内には半導体レーザとしての高い発光効率を維持するために不活性ガスが充填される。
上記のような構成にあって、データプロジェクタ装置10の光源部16を構成する励起LD光源装置23またはB−LD光源装置26が取り出され、個々の半導体レーザパッケージ46Aにまで分解された場合を考える。
この場合、半導体レーザパッケージ46A内の発光部40を発光させるためには、アノードリード50Aに電圧Vfを印加し、カソードリード50B及びセンサGNDリード50Dを接地させると共に、センサ電源リード50Cに予め設定された所定の動作電圧Vsを印加する必要がある。
その上で、加速度センサ48が正常に動作し、且つその検知出力が一定のレベルに保たれている状態、すなわち半導体レーザパッケージ46Aが何ら物理的な外力を与えられていない状態であれば、この加速度センサ48の検知出力によりスイッチ47が導通し、発光部40を任意に発光させることができるものとする。
一方で、センサ電源リード50C及びセンサGNDリード50D間に所定の電位差Vsを設けず、加速度センサ48を動作させない場合、及びセンサ電源リード50C及びセンサGNDリード50D間に所定の電位差Vsを設けて加速度センサ48を動作させても、半導体レーザパッケージ46A自体に何らかの物理的な外力を与えられている状態であれば、この加速度センサ48の検知出力のレベルによりスイッチ47がオフし、発光部40での発光を阻止させるものとする。
したがって、この種の半導体レーザパッケージを分解により取り出して、さらにアノードリード50Aとセンサ電源リード50Cに印加する電圧をそれぞれ仮に突き止めて電気的に適正な接続を行なったとしても、静止状態でなければスイッチ47が導通せず、発光部40を発光させることができず、光源装置を構成する個々の半導体レーザを分解して単体で取り出したとしても、それ自体では容易に発光させることが困難となる。
なお上記第2の構成例では、発光部40と直列接続するものとして単にスイッチ47を設ける場合について説明したが、これに代えて上記第1の構成例と同様に高耐圧スイッチ42を設け、加速度センサ48の検知出力を昇圧するための昇圧回路を介在させて高耐圧スイッチ42のオン/オフ制御を行なうものとしても良く、その場合には発光部40の静電気対策にも寄与することが可能となる。
(LD光源装置の第3の構成)
次に上記励起LD光源装置23及びB−LD光源装置26の第3の構成例について説明する。
図6(A)は、上記光源部16内の励起LD光源装置23及びB−LD光源装置26の基本的な接続構成を示す。同図に示すように励起LD光源装置23及びB−LD光源装置26は、複数N個(N:2以上の自然数)の半導体レーザパッケージ(発光素子)51A,51A,…の電極端子を直列接続して構成され、その両端間に、1個の半導体レーザの駆動電圧VfをN倍した電圧(Vf×N)が光源駆動部27により印加される。
なお、励起LD光源装置23を構成する半導体レーザパッケージ51Aの個数Nと、B−LD光源装置26を構成する半導体レーザパッケージ51Aの個数Nは、設計上の理由により必ずしも一致せずとも良い。
また、個々の半導体レーザパッケージ51Aにおいては、発光部40のカソード側に常開型のスイッチ47が直列接続される。このスイッチ47は、同じく半導体レーザパッケージ51A内に備えられるゲートIC52(電子素子)のゲート出力によりオン/オフ制御される。ゲートIC52は、この半導体レーザパッケージ51A外から与えられる外部信号に応じて上記スイッチ47へのゲート出力を変化させる。
なおこのゲートIC52は、一旦電源が落とされると当該ゲートIC52に読み込ませた外部信号(判定信号)情報が消去される揮発性記憶部を備えたゲートICである。
図6(B)に示すように個々の半導体レーザパッケージ51Aでは、全5端子中の♯1が発光部40のアノードに、♯2がスイッチ47の発光部40とは直接接続されない側の端子に、♯3がゲートIC52の動作用電圧Vic端子に、♯4が同外部信号入力端子に、そして♯5がゲートIC52用GND端子にそれぞれ接続される。
図7は、上記励起LD光源装置23(B−LD光源装置26)を構成する個々の半導体レーザパッケージ51Aの構造を示す概略部分断面図である。同図で半導体レーザパッケージ51Aは、フランジ部53A及びシリンダ部53Bからなるメタルカン53と呼ばれる缶状の金属内に、発光部アノード40A及び発光部カソード40Bからなる発光部40、スイッチ47、及びゲートIC52が封入され、且つフランジ部53Aを貫通するように、発光部40とスイッチ47、ゲートIC52にそれぞれ接続されたアノードリード54A、カソードリード54B、ゲートIC電源リード54C、ゲートIC外部信号リード54D、及びゲートICGNDリード50Eが缶内から缶外へ導出される。また、発光部アノード40A及び発光部カソード40Bからなる発光部40、スイッチ47、及びゲートIC52はフランジ部53Aと一体的に形成された突出部53Dに設置される。即ち、半導体レーザパッケージ51Aの内部に発光部40とスイッチ47と、ゲートIC52とが設置されている。
上記スイッチ47及びゲートIC52は、実装上はメタルカン53のフランジ部53A上であって突出部53Dに固定的に設置される。また、シリンダ部53Bの上底面中央には発振したレーザ光を透過させるためのガラス製の窓53Cが嵌め込まれる。メタルカン53内には半導体レーザとしての高い発光効率を維持するために不活性ガスが充填される。
上記のような構成にあって、データプロジェクタ装置10の光源部16を構成する励起LD光源装置23またはB−LD光源装置26が取り出され、個々の半導体レーザパッケージ51Aにまで分解された場合を考える。
この場合、半導体レーザパッケージ51A内の発光部40を発光させるためには、アノードリード54Aに電圧Vfを印加し、カソードリード54B及びゲートICGNDリード50Eを接地させると共に、ゲートIC電源リード54Cに予め設定された所定の動作電圧Visを印加し、さらにゲートIC外部信号リード54Dに適正な外部信号を入力する必要がある。
ここでゲートIC外部信号リード54Dを介してゲートIC52に与える外部信号としては、図8に示すように、専用コード信号を用いる場合Iと、光源駆動周波数信号を用いる場合IIとが考えられる。専用コード信号を用いる場合、外部信号は光源駆動部27を介してCPU28が与えることになる。
専用コード信号を用いる場合、予めゲートIC52に設定されている専用コードと、外部信号として与えられる専用コード信号の値の一致を判断した場合にのみゲートIC52がスイッチ47を導通させ、発光部40の発光が可能となる。
したがって、この種の半導体レーザパッケージを分解により取り出して、アノードリード54AとゲートIC電源リード54Cに印加する電圧をそれぞれ仮に突き止めて電気的に適正な接続を行なったとしても、正しいコード信号をゲートIC外部信号リード54Dに入力しなければスイッチ47が導通せず、発光部40を発光させることができないので、結果として光源装置を構成する個々の半導体レーザを分解して単体で取り出したとしても、それ自体では容易に発光させることが困難となる。
また、光源駆動周波数信号を用いる場合、予めゲートIC52に設定されている励起LD光源装置23またはB−LD光源装置26の光源周波数と、外部信号として与えられる交流信号の周波数とが一致した場合にのみゲートIC52がスイッチ47を導通させ、発光部40の発光を可能とさせる。
尚、この場合、外部信号として光源駆動部27が与える交流信号は、駆動周波数との同一化により光源駆動部27内で容易に再生することが可能である。
したがって、この種の半導体レーザパッケージを分解して、アノードリード54AとゲートIC電源リード54Cに印加する電圧をそれぞれ仮に突き止めて電気的に適正な接続を行なったとしても、励起LD光源装置23またはB−LD光源装置26の駆動周波数と等しい交流信号をゲートIC外部信号リード54Dに入力しなければスイッチ47が導通せず、LD40を発光させることができないので、結果として光源装置を構成する個々の半導体レーザを分解して単体で取り出したとしても、それ自体では容易に発光させることが困難となる。
なお上記第3の構成例では、発光部40と直列接続するものとして単にスイッチ47を設ける場合について説明したが、これに代えて上記第1の構成例と同様に高耐圧スイッチ42を設け、ゲートIC52の出力を昇圧するための昇圧回路を介在させるか、あるいはゲートIC52自体の出力段に昇圧回路を含むことにより、高耐圧スイッチ42のオン/オフ制御を行なうものとしても良く、その場合には発光部40の静電気対策にも寄与することが可能となる。
(LD光源装置の第4の構成)
また、上記第3の構成の別構成例をあらたに第4の構成として説明する。
図9は、上記光源部16内の励起LD光源装置23及びB−LD光源装置26の基本的な接続構成を示す。同図に示すように励起LD光源装置23及びB−LD光源装置26は、複数N個(N:2以上の自然数)の半導体レーザパッケージ(発光素子)61A,61A,…の電極端子を直列接続して構成され、その両端間に、光源駆動部27内の定電流源81から1個の半導体レーザの駆動電圧VfをN倍した電圧(Vf×N)が印加される。
なお、励起LD光源装置23を構成する半導体レーザパッケージ61Aの個数Nと、B−LD光源装置26を構成する半導体レーザパッケージ61Aの個数Nは、設計上の理由により必ずしも一致せずとも良い。
また、個々の半導体レーザパッケージ61Aにおいては、発光部40のアノード側に常開型のスイッチであるFET70が直列接続される。このFET70は、同じく半導体レーザパッケージ61A内に備えられるゲートIC80(電子素子)のゲート出力によりオン/オフ制御される。
ゲートIC80は、上記図6のIC52に相当するもので、この半導体レーザパッケージ61A外のCPU28からコンデンサCを介して与えられる外部信号(ID信号)(判定信号)に応じて上記FET70へのゲート出力を変化させる。
また、個々の半導体レーザパッケージ61Aでは、FET70の発光部40とは接続されない側の端子にダイオード71のアノードが接続される。ダイオード71のカソードは抵抗72の一端と接続され、該抵抗72の他端が、上記ゲートIC80、リセット回路74、及びツェナーダイオード73のカソードと並列接続される。
リセット回路の上記抵抗72と接続されない他端は、ゲートIC80、ツェナーダイオード73のアノードと共に上記発光部40のカソードに接続される。このリセット回路74は、電流印加量が一旦ゼロになって、再度電流が印加されることで、ゲートIC80に記憶されている信号情報を消去するために設置する回路である。
図示する如く、ゲートIC80は、動作用電圧として発光部40のための駆動電圧Vfを当該LD40と共有して利用している。
上記のような構成にあって、ゲートIC80の動作用電圧を発光部40と共有することで、半導体レーザパッケージ61A内から供給することができるため、上記図6で示したゲートIC52の動作用電圧Vic端子の存在を割愛できる。
また、リセット回路74を設けたので、励起LD光源装置23及びB−LD光源装置26に電流が印加された場合にゲートIC80に記憶された情報をリセットする。
このような構成としたことで、一旦記憶させた外部信号情報が電源を遮断した状態でも維持されるような、不揮発性記憶部を有するゲートICを使用する場合であっても、上記リセット動作により必ず電源投入時には正しいコード信号の書き込みが必要となる。
図10は、本第4の構成例での信号シーケンス図を示すものである。図10(A)は励起LD光源装置23及びB−LD光源装置26への駆動電流を示す。図10(B)は、CPU128からの外部信号であるID信号を示す。
一旦、励起LD光源装置23及びB−LD光源装置26への駆動電流の印加が停止した後、再度、励起LD光源装置23及びB−LD光源装置26に駆動電流が印加されると、まず、リセット回路74によって図10(B)に示すようにゲートIC80内に記憶された外部信号情報が必ずリセットされ、その後、ゲートIC80が外部信号情報をチェックする。
以上LD光源装置の各構成例でも説明したように本実施形態によれば、光源装置を構成する個々の半導体レーザを分解して単体で取り出したとしても、それ自体では容易に発光させることが困難となる。
なお、高耐圧スイッチ42自体を取り外す又は、発光部カソード40Bとカソードリード44B(50B,54B)とを短絡するためには、メタルカン43(49,53)を開封しなければならず、LD40をメタルカン43(49,53)内で封入している窒素ガス等の不活性ガスを拡散させて発光部40の発光層が直接空気に触れることとなるので、空気中の酸素で素子の発光層が劣化して発光効率が著しく低下し、実用上はメタルカン43(49,53)を開封しての半導体レーザパッケージ41Aの分解は不可能となる。
また、高耐圧スイッチ42またはスイッチ47に対して、加速度センサ48及びゲートIC52を組み合わせて利用しても良く、例えば加速度センサ48の検知出力が所定の“L”レベルで安定した状態でのみ、ゲートIC外部信号リード54Dを介してゲートIC52に外部からの信号を与えるような構成にしてもよい。
なお上記実施形態は、DLP(登録商標)方式のデータプロジェクタ装置10に使用される光源部16内の励起LD光源装置23またはB−LD光源装置26に適用した場合について説明したが、データプロジェクタ装置に限らず本発明を適用可能である。
尚、上記実施形態では、光源部16内の励起LD光源装置23またはB−LD光源装置26を、複数の半導体レーザパッケージをアレイ配列した光源装置として説明したが、それ以外にも、一つの半導体レーザパッケージを配置して光源装置を構築するものでも良い。
また、本実施形態では、発光素子として半導体レーザパッケージを例にとって説明したが、それに限らず、例えば発光ダイオードパッケージ等の他の発光素子に、本発明を適応してもよいことは勿論である。
その他、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。また、上述した実施形態で実行される機能は可能な限り適宜組み合わせて実施しても良い。上述した実施形態には種々の段階が含まれており、開示される複数の構成要件による適宜の組み合せにより種々の発明が抽出され得る。例えば、実施形態に示される全構成要件からいくつかの構成要件が削除されても、効果が得られるのであれば、この構成要件が削除された構成が発明として抽出され得る。
以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
請求項1記載の発明は、電流が流れることで光を発する発光部を内部に備えた発光素子であって、上記発光素子は、当該発光素子の内部に、上記発光部と直列接続されたスイッチング素子を有することを特徴とする。
請求項2記載の発明は、上記請求項1記載の発明において、上記発光素子は、当該発光素子の内部に、上記スイッチング素子と接続された電子素子をさらに備えることを特徴とする。
請求項3記載の発明は、上記請求項2記載の発明において、上記電子素子は、上記スイッチング素子に接続され、上記発光素子対して与えられる加速度を検知する加速度センサを含むことを特徴とする。
請求項4記載の発明は、上記請求項2または3記載の発明において、上記電子素子は、上記スイッチング素子に接続され、外部から入力される判定信号が、予め自身に記憶された信号と一致するかどうか判定するゲート制御回路を含むことを特徴とする。
請求項5記載の発明は、上記請求項4記載の発明において、上記ゲート制御回路は、上記光源装置の駆動開始時に上記ゲート制御回路に記憶された上記判定信号の情報を消去するリセット回路を備えることを特徴とする。
請求項6記載の発明は、上記請求項1乃至5何れか記載の発明において、上記発光素子はレーザダイオードであることを特徴とする。
請求項7記載の発明は、上記請求項1乃至6何れか記載の発明において、上記発光素子は、内部に不活性ガスが充填されていることを特徴とする。
請求項8記載の発明は、電流が流れることで光を発する発光部を内部に有する発光素子を備えた光源装置であって、上記発光素子は、当該発光素子の内部に、上記発光部と直列接続されたスイッチング素子を有し、上記光源装置は、上記発光素子の発光タイミングに、上記スイッチング素子を導通し、且つ上記発光素子を駆動する駆動制御手段をさらに具備したことを特徴とする。
請求項9記載の発明は、上記請求項8記載の発明において、上記発光素子は複数個配置され、互いに直列接続されており、上記スイッチング素子は複数個配置され、上記複数の発光素子に対してそれぞれ直列接続されており、上記複数のスイッチング素子は、それぞれ上記複数の発光素子の駆動電圧に当該発光素子の個数を乗じた電圧値で導通する高耐圧スイッチで構成し、上記駆動制御手段は、当該駆動制御手段により上記発光素子に印加される駆動電圧を直接上記高耐圧スイッチに供給することを特徴とする。
請求項10記載の発明は、電流が流れることで光を発する発光部を内部に有する発光素子を備えた光源装置であって、上記発光素子は、当該発光素子の内部に、上記発光部と直列接続されたスイッチング素子と、上記スイッチング素子と接続された電子素子とを有し、上記光源装置は上記発光素子を駆動する駆動制御手段を有し、上記電子素子は、当該電子素子による検知結果に基づいて、上記スイッチング素子を導通することを特徴とする。
請求項11記載の発明は、電流が流れることで光を発する発光部を内部に有する発光素子、当該発光素子の内部に、上記発光部と直列接続されたスイッチング素子、及び上記発光素子の発光タイミングに上記スイッチング素子を導通し、且つ上記発光素子を駆動する駆動制御部を有する光源部と、画像信号を入力する入力部と、上記光源部からの光を用い、上記入力部で入力した画像信号に基づいた光像を形成して投影する投影部とを具備したことを特徴とする。
請求項12記載の発明は、電流が流れることで光を発する発光部を内部に有する発光素子、当該発光素子の内部に、上記発光部と直列接続されたスイッチング素子、上記スイッチング素子と接続され、当該自電子素子による検知結果に基づいて上記スイッチング素子を導通する電子素子、及び上記発光素子を駆動する駆動制御部を有する光源部と、画像信号を入力する入力部と、上記光源部からの光を用い、上記入力部で入力した画像信号に基づいた光像を形成して投影する投影部とを具備したことを特徴とする。
1…半導体レーザアレイ、1A…半導体レーザパッケージ、2…メタルカン、2A…フランジ部、2B…シリンダ部、2C…窓、3A…発光部アノード、3B…発光部カソード、4A…アノードリード、4B…カソードリード、10…データプロジェクタ装置、11…入力部、12…画像変換部、13…投影駆動部、14…投影コントローラ、15…マイクロミラー素子、16…光源部、17…ミラー、18…投影レンズ部、19…R−LEDアレイ、20,21…ダイクロイックミラー、22…ミラー、23…励起LDアレイ、24…蛍光ホイール、25…ホイールモータ、26…B−LDアレイ、27…光源駆動部、28…CPU、29…メインメモリ、30…プログラムメモリ、31…操作部、32…音声処理部、33…スピーカ部、40…半導体レーザ(LD)、41A…半導体レーザパッケージ、42…高耐圧スイッチ、43…メタルカン、44A〜44C…リード、46A…半導体レーザパッケージ、47…スイッチ、48…加速度センサ、49…メタルカン、49A…フランジ部、49B…シリンダ部、49C…蓋、50A〜50D…リード、51A…半導体レーザパッケージ、52…ゲートIC、53…メタルカン、54A〜54E…リード、61A…半導体レーザパッケージ、70…FET、74…リセット回路、80…ゲートIC、81…定電流源。

Claims (12)

  1. 電流が流れることで光を発する発光部を内部に備えた発光素子であって、
    上記発光素子は、当該発光素子の内部に、上記発光部と直列接続されたスイッチング素子を有することを特徴とする発光素子。
  2. 上記発光素子は、当該発光素子の内部に、上記スイッチング素子と接続された電子素子をさらに備えることを特徴とする請求項1記載の発光素子。
  3. 上記電子素子は、上記スイッチング素子に接続され、上記発光素子対して与えられる加速度を検知する加速度センサを含むことを特徴とする請求項2記載の発光素子。
  4. 上記電子素子は、上記スイッチング素子に接続され、外部から入力される判定信号が、予め自身に記憶された信号と一致するかどうか判定するゲート制御回路を含むことを特徴とする請求項2または3記載の発光素子。
  5. 上記ゲート制御回路は、上記光源装置の駆動開始時に上記ゲート制御回路に記憶された上記判定信号の情報を消去するリセット回路を備えることを特徴とする請求項4記載の発光素子。
  6. 上記発光素子はレーザダイオードであることを特徴とする請求項1乃至5何れか記載の発光素子。
  7. 上記発光素子は、内部に不活性ガスが充填されていることを特徴とする請求項1乃至6何れか記載の発光素子。
  8. 電流が流れることで光を発する発光部を内部に有する発光素子を備えた光源装置であって、
    上記発光素子は、当該発光素子の内部に、上記発光部と直列接続されたスイッチング素子を有し、
    上記光源装置は、上記発光素子の発光タイミングに、上記スイッチング素子を導通し、且つ上記発光素子を駆動する駆動制御手段をさらに具備したことを特徴とする光源装置。
  9. 上記発光素子は複数個配置され、互いに直列接続されており、
    上記スイッチング素子は複数個配置され、上記複数の発光素子に対してそれぞれ直列接続されており、
    上記複数のスイッチング素子は、それぞれ上記複数の発光素子の駆動電圧に当該発光素子の個数を乗じた電圧値で導通する高耐圧スイッチで構成し、
    上記駆動制御手段は、当該駆動制御手段により上記発光素子に印加される駆動電圧を直接上記高耐圧スイッチに供給することを特徴とする請求項8記載の光源装置。
  10. 電流が流れることで光を発する発光部を内部に有する発光素子を備えた光源装置であって、
    上記発光素子は、当該発光素子の内部に、上記発光部と直列接続されたスイッチング素子と、上記スイッチング素子と接続された電子素子とを有し、
    上記光源装置は上記発光素子を駆動する駆動制御手段を有し、
    上記電子素子は、当該電子素子による検知結果に基づいて、上記スイッチング素子を導通することを特徴とする光源装置。
  11. 電流が流れることで光を発する発光部を内部に有する発光素子、当該発光素子の内部に、上記発光部と直列接続されたスイッチング素子、及び上記発光素子の発光タイミングに上記スイッチング素子を導通し、且つ上記発光素子を駆動する駆動制御部を有する光源部と、
    画像信号を入力する入力部と、
    上記光源部からの光を用い、上記入力部で入力した画像信号に基づいた光像を形成して投影する投影部と
    を具備したことを特徴とする投影装置。
  12. 電流が流れることで光を発する発光部を内部に有する発光素子、当該発光素子の内部に、上記発光部と直列接続されたスイッチング素子、上記スイッチング素子と接続され、当該自電子素子による検知結果に基づいて上記スイッチング素子を導通する電子素子、及び上記発光素子を駆動する駆動制御部を有する光源部と、
    画像信号を入力する入力部と、
    上記光源部からの光を用い、上記入力部で入力した画像信号に基づいた光像を形成して投影する投影部と
    を具備したことを特徴とする投影装置。
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