JP2010210595A - ラフロードテスタ - Google Patents

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Abstract

【課題】タイヤが配置されるローラの周長によって制限されることなく、様々な路面の凹凸状態を再現することができるラフロードテスタを提供する。
【解決手段】凹凸部18・18・・・および凹凸部28・28・・・が形成されるローラ(例えば、全ての駆動ローラ5a・6a・7a・8aと全ての従動ローラ5b・6b・7b・8b)のうち、少なくとも一つのローラ(例えば、駆動ローラ5aおよび駆動ローラ6aの二つのローラ)は、外周面と、該外周面に形成される挿通孔21b・21b・・・に挿通される突起部材29・29・・・によって凹凸部18・18が形成されるとともに、各ローラ5a・6aが回転する状態において、挿通孔21b・21b・・・に挿通された状態の突起部材29・29・・・を、挿通孔21b・21b・・・の軸芯方向に往復変位する変位機構19・19を備える。
【選択図】図5

Description

本発明は、車両の走行試験に用いられるラフロードテスタの技術に関する。
車両の耐久性等を試験するための装置として、悪装路における走行状態(異音発生の有無や乗り心地等)を再現することができるラフロードテスタが知られている。ラフロードテスタを用いれば、例えば、車両が振動することによって隠蔽部に配置されたコネクタが揺れて周辺部と接触する音等、平坦な路面を走行しているときには発生しない音を発生させることが可能となり、路面の状況変化(舗装材料の違いや継ぎ目の有無等)に起因して車両が振動することによって発生する異音を再現することが可能になる。
例えば、以下に示す特許文献1に開示されているラフロードテスタでは、一対の駆動ローラと従動ローラとを互いの軸芯が平行となるように設けて、さらに各ローラの外周面上には着脱自在な突起物が突設される構成としており、各ローラの外周面に車輪(タイヤ)が接するようにして車両を配置して、各ローラを回転させると同時に、外周面の突起物をタイヤと接触させることにより、車両に対して振動を与える構成としている。そして、突起物の配置数やピッチを適宜変更することによって、振動の発生状況を変化させることが可能である。
実開昭61−89139号公報
しかしながら、係る特許文献1に記載された従来の構成では、各ローラの外周面上に付設する突起物の配置数やピッチのパターンは、各ローラの外周面の周長によって制限されてしまう。また、ラフロードテスタで設定可能な各ローラの大きさ(直径)にも限界があるため、従来のラフロードテスタでは、様々な振動の発生パターンに対応することが困難であった。このため、従来のラフロードテスタでは、実際の路面の様々な凹凸状態を十分に再現することができなかった。
本発明は、係る現状の課題を鑑みてなされたものであり、タイヤが配置されるローラの周長によって制限されることなく、様々な路面の凹凸状態を再現することができるラフロードテスタを提供することを目的としている。
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
即ち、請求項1においては、車両が備える複数のタイヤのうち少なくとも一つのタイヤが接する一つまたは複数のローラからなるタイヤ配置部を一つまたは複数備え、少なくとも一つの前記タイヤ配置部をなす前記一つまたは複数のローラのうち、少なくとも一つの前記ローラの外周面に凹凸部が形成されるとともに、該凹凸部の形状が調整可能であるラフロードテスタであって、前記凹凸部が形成される前記ローラのうち、少なくとも一つの前記ローラは、前記外周面と、該外周面に形成される挿通孔に挿通される突起部材によって前記凹凸部が形成されるとともに、前記ローラが回転する状態において、前記挿通孔に挿通された状態の前記突起部材を、該挿通孔の軸芯方向に往復変位する変位機構を備えるものである。
請求項2においては、前記変位機構は、前記ローラの軸芯と同一の軸芯上に回転可能に支持されるカム軸と、前記カム軸上に固設され前記突起部材に接するカムと、前記突起部材を前記カムに対して押圧する方向に付勢する弾性部材と、を備えるものである。
請求項3においては、前記タイヤ配置部は、前記車両が備える左側前方の左前タイヤが接する左側前方の左前駆動ローラおよび左前従動ローラからなる前記左前タイヤに対応する左前タイヤ配置部と、前記車両が備える右側前方の右前タイヤが接し、右側前方の右前駆動ローラと右前従動ローラからなる前記右前タイヤに対応する右前タイヤ配置部と、を備え、前記左前駆動ローラは、該左前駆動ローラの外周面と、該外周面に形成される挿通孔に挿通される突起部材によって前記凹凸部が形成されるとともに、前記変位機構を備え、かつ、前記右前駆動ローラは、該右前駆動ローラの外周面と、該外周面に形成される挿通孔に挿通される突起部材によって前記凹凸部が形成されるとともに、前記変位機構を備えるものである。
請求項4においては、前記タイヤ配置部は、前記車両が備える左側後方の左後タイヤが接する左側後方の左後駆動ローラおよび左後従動ローラからなる前記左後タイヤに対応する左後タイヤ配置部と、前記車両が備える右側後方の右後タイヤが接し、右側後方の右後駆動ローラと右後従動ローラからなる前記右後タイヤに対応する右後タイヤ配置部と、を備え、前記左後駆動ローラは、該左後駆動ローラの外周面と、該外周面に形成される挿通孔に挿通される突起部材によって前記凹凸部が形成されるとともに、前記変位機構を備え、かつ、前記右後駆動ローラは、該右後駆動ローラの外周面と、該外周面に形成される挿通孔に挿通される突起部材によって前記凹凸部が形成されるとともに、前記変位機構を備えるものである。
請求項5においては、前記タイヤ配置部は、前記車両が備える左側前方の左前タイヤと右側前方の右前タイヤが接する駆動ローラおよび従動ローラからなる前記各前タイヤに対応する前方タイヤ配置部を備え、前記駆動ローラは、該駆動ローラの外周面と、該外周面に形成される挿通孔に挿通される突起部材によって前記凹凸部が形成されるとともに、前記変位機構を備えるものである。
請求項6においては、前記タイヤ配置部は、前記車両が備える左側後方の左後タイヤと右側後方の右後タイヤが接する駆動ローラおよび従動ローラからなる前記各後タイヤに対応する後方タイヤ配置部を備え、前記駆動ローラは、該駆動ローラの外周面と、該外周面に形成される挿通孔に挿通される突起部材によって前記凹凸部が形成されるとともに、前記変位機構を備えるものである。
請求項7においては、前記タイヤ配置部は、前記車両が備える左側前方の左前タイヤが接する左側前方の左前駆動ローラからなる前記左前タイヤに対応する左前タイヤ配置部と、前記車両が備える右側前方の右前タイヤが接する右側前方の右前駆動ローラからなる前記右前タイヤに対応する右前タイヤ配置部と、を備え、前記左前駆動ローラは、該左前駆動ローラの外周面と、該外周面に形成される挿通孔に挿通される突起部材によって前記凹凸部が形成されるとともに、前記変位機構を備え、かつ、前記右前駆動ローラは、該右前駆動ローラの外周面と、該外周面に形成される挿通孔に挿通される突起部材によって前記凹凸部が形成されるとともに、前記変位機構を備えるものである。
請求項8においては、前記タイヤ配置部は、前記車両が備える左側後方の左後タイヤが接する左側後方の左後駆動ローラからなる前記左後タイヤに対応する左後タイヤ配置部と、前記車両が備える右側後方の右後タイヤが接する右側後方の右後駆動ローラからなる前記右後タイヤに対応する右後タイヤ配置部と、を備え、前記左後駆動ローラは、該左後駆動ローラの外周面と、該外周面に形成される挿通孔に挿通される突起部材によって前記凹凸部が形成されるとともに、前記変位機構を備え、かつ、前記右後駆動ローラは、該右後駆動ローラの外周面と、該外周面に形成される挿通孔に挿通される突起部材によって前記凹凸部が形成されるとともに、前記変位機構を備えるものである。
請求項9においては、前記タイヤ配置部は、前記車両が備える左側前方の左前タイヤと右側前方の右前タイヤが接する駆動ローラからなる前記各前タイヤに対応する前方タイヤ配置部を備え、前記駆動ローラは、該駆動ローラの外周面と、該外周面に形成される挿通孔に挿通される突起部材によって前記凹凸部が形成されるとともに、前記変位機構を備えるものである。
請求項10においては、前記タイヤ配置部は、前記車両が備える左側後方の左後タイヤと右側後方の右後タイヤが接する駆動ローラからなる前記各後タイヤに対応する後方タイヤ配置部を備え、前記駆動ローラは、該駆動ローラの外周面と、該外周面に形成される挿通孔に挿通される突起部材によって前記凹凸部が形成されるとともに、前記変位機構を備えるものである。
本発明の効果として、以下に示すような効果を奏する。
請求項1においては、ローラ部材の周長に制限されることなく、一つのローラ部材によって様々な路面の凹凸状態を再現することができる。さらに、ローラ部材を回転させた状態のままで、再現する路面の凹凸状態を容易に変更することができる。
請求項2においては、簡易な機構で、堅牢なラフロードテスタを構成することができる。また、異なる形状のカムに交換することによって、様々な路面の凹凸状態の再現に対応することができる。
請求項3においては、ローラ部材の周長に制限されることなく、一つのローラ部材によって様々な路面の凹凸状態を再現することができるラフロードテスタを、車両の駆動特性に応じた構成とすることができる。
請求項4においては、ローラ部材の周長に制限されることなく、一つのローラ部材によって様々な路面の凹凸状態を再現することができるラフロードテスタを、車両の駆動特性に応じた構成とすることができる。
請求項5においては、ローラ部材の周長に制限されることなく、一つのローラ部材によって様々な路面の凹凸状態を再現することができるラフロードテスタを、車両の駆動特性に応じた構成とすることができる。
請求項6においては、ローラ部材の周長に制限されることなく、一つのローラ部材によって様々な路面の凹凸状態を再現することができるラフロードテスタを、車両の駆動特性に応じた構成とすることができる。
請求項7においては、ローラ部材の周長に制限されることなく、一つのローラ部材によって様々な路面の凹凸状態を再現することができるラフロードテスタを、車両の駆動特性に応じた構成とすることができる。
請求項8においては、ローラ部材の周長に制限されることなく、一つのローラ部材によって様々な路面の凹凸状態を再現することができるラフロードテスタを、車両の駆動特性に応じた構成とすることができる。
請求項9においては、ローラ部材の周長に制限されることなく、一つのローラ部材によって様々な路面の凹凸状態を再現することができるラフロードテスタを、車両の駆動特性に応じた構成とすることができる。
請求項10においては、ローラ部材の周長に制限されることなく、一つのローラ部材によって様々な路面の凹凸状態を再現することができるラフロードテスタを、車両の駆動特性に応じた構成とすることができる。
本発明の第一実施例に係るラフロードテスタの全体構成を示す平面模式図。 本発明の第一実施例に係るラフロードテスタの全体構成を示す側面断面模式図。 本発明の第一実施例に係るラフロードテスタの他の実施態様を示す側面断面模式図。 本発明の第一実施例に係るラフロードテスタに備えられる駆動ローラを示す平面断面模式図。 本発明の第一実施例に係るラフロードテスタに備えられる駆動ローラを示す側面断面模式図、(a)突起部材の最大突出状態を示す図、(b)突起部材の収納状態を示す図。 本発明の第二実施例に係るラフロードテスタの全体構成を示す模式図。 本発明の第二実施例に係るラフロードテスタに対する車両の配置状態を示す図、(a)A位置への車両の配置状態を示す側面模式図、(b)B位置への車両の配置状態を示す側面模式図。 本発明の第二実施例に係るラフロードテスタに備えられるローラを示す側面模式図、(a)A位置に対応するローラを示す模式図、(b)B位置に対応するローラを示す模式図。
次に、発明の実施の形態を説明する。
まず始めに、本発明の第一実施例に係るラフロードテスタの全体構成について、図1〜図3を用いて説明をする。図1は本発明の第一実施例に係るラフロードテスタの全体構成を示す平面模式図、図2は本発明の第一実施例に係るラフロードテスタの全体構成を示す側面断面模式図、図3は本発明の第一実施例に係るラフロードテスタの他の実施態様を示す側面断面模式図である。
図1および図2に示す如く、本発明の第一実施例に係るラフロードテスタ1は、本体部2、タイヤ配置部3、駆動装置4、伝達装置15等によって構成されている。また、ラフロードテスタ1による試験の際には、ラフロードテスタ1上に試験対象たる車両10が配置される。尚、本実施例では、車両10は、図1および図2中に示す矢印Xの方向を前進方向として配置されるものとする。
本体部2は、後述する各ローラ、駆動装置4、伝達装置15等を収容する部位であり、上面は、蓋部2aによって覆われている。そして、該蓋部2aが配設される面の高さを車両10が走行する床面の高さ(FL)とし、本体部2の蓋部2aより下方の部位は、床面(FL)より下方の掘り込まれたスペースに配設される構成としている。また、蓋部2aには、タイヤ配置部3の上部を地上(即ち、FLに比して上方)に臨ませるための開口部2b・2b・・・が形成されている。
タイヤ配置部3は、車両10がラフロードテスタ1に配置されるときに、車両10の各タイヤである左前タイヤ11、右前タイヤ12、左後タイヤ13、右後タイヤ14が配置される部位であり、各タイヤ11・12・13・14に対応する左前タイヤ配置部5、右前タイヤ配置部6、左後タイヤ配置部7、右後タイヤ配置部8からなる構成としている。
また、各タイヤ配置部5・6・7・8は、それぞれ能動的に駆動される駆動ローラと従動的に駆動される従動ローラを組み合わせて構成されている。つまり、左前タイヤ配置部5は駆動ローラ5aと従動ローラ5bからなり、右前タイヤ配置部6は駆動ローラ6aと従動ローラ6bからなり、左後タイヤ配置部7は駆動ローラ7aと従動ローラ7bからなり、右後タイヤ配置部8は駆動ローラ8aと従動ローラ8bからなる構成としている。
また、前側の各タイヤ配置部5・6の駆動ローラ5a・6aは、ローラ軸20・20によって、本体部2に対して軸受等を介して回転可能に支持されている。また、その他の各ローラ(即ち、後側の各タイヤ配置部7・8の駆動ローラ7a・8aおよび各従動ローラ5b・6b・7b・8b)は支持軸16によって、本体部2に対して軸受等を介して回転可能に支持されている。ここで、各ローラを支持している各ローラ軸20・20および各支持軸16・16・・・は、互いに平行となるように車両10の進行方向(矢印Xの方向)に対して垂直でかつ水平な方向に支持されている。また、タイヤ配置部5・6は、各駆動ローラ5a・6aを接続して一体的な構成(即ち、単一の駆動ローラ)とすることも可能である。
駆動装置4は、各駆動ローラ5a・6aと接続されるモータ4aと、後述するカム軸22と接続されるモータ4b等によって構成されている。各駆動ローラ5a・6aを支持する各ローラ軸20・20にはプーリー26・26が固設されており、各プーリー26・26とモータ4a・4aのプーリー4d・4dの間にVベルト4c・4cを巻回することによって、モータ4aによって発生させる回転力が各駆動ローラ5a・6aに伝達される構成としている。
つまり、本発明の第一実施例に係るラフロードテスタ1では、車両10の前側の各タイヤ11・12に対応する各タイヤ配置部5・6の各駆動ローラ5a・6aは、それぞれ駆動装置4と接続されており、駆動装置4によって、能動的に駆動することができる構成としている。
そして、各駆動ローラ5a・6aに伝達された回転力は、さらに、伝達装置15によって、車両10の後側の各タイヤ13・14に対応する各タイヤ配置部7・8の各駆動ローラ7a・8aに伝達される。
伝達装置15は、前側の各駆動ローラ5a・6aに伝達された回転力を、後側の各駆動ローラ7a・8aに伝達するための装置であり、例えば、プーリーとVベルトを組合せた構成の装置等を採用することができる。
このような構成により、各タイヤ配置部5・6・7・8に各タイヤ11・12・13・14が配置された状態で、駆動装置4によって、前側の各駆動ローラ5a・6aが駆動される、前側の各タイヤ11・12は、各駆動ローラ5a・6aと接触することによって従動的に駆動され回転する。このとき、各従動ローラ5b・6bも、各タイヤ11・12と接触することによって従動的に駆動され回転する。このように前側の各タイヤ11・12は、各駆動ローラ5a・6aによって駆動されつつ、各従動ローラ5b・6bによって補助され、安定した走行状態が再現される。
またこれと同時に、伝達装置15によって、後側の各駆動ローラ7a・8aが駆動されると、後側の各タイヤ13・14は、各駆動ローラ7a・8aと接触することによって従動的に駆動され回転する。このとき、各従動ローラ7b・8bも、各タイヤ13・14と接触することによって駆動され回転する。このため、後側の各タイヤ13・14についても、各駆動ローラ7a・8aによって駆動されつつ、各従動ローラ7b・8bによって補助され、安定した走行状態が再現される。
また、カム軸22・22にはプーリー27・27が固設されている。そして、各プーリー27・27とモータ4b・4bのプーリー4e・4eの間にVベルト4f・4fを巻回することによって、モータ4bによって発生させる回転力が各カム軸22・22に伝達される構成としている。
また、各ローラ5a・5b・6a・6b・7a・7b・8a・8bの外周面には、突起物9・9・・・が突設され、凹凸部18・18あるいは凹凸部28・28・・・を形成している。突起物9・9・・・は、ラフロードテスタ1によって再現される路面の凹凸状態を調整するために設けられる部材であり、突起物9・9・・・はボルト・ナット等によって外周面に締結され着脱可能な構成としている。そして、突起物9・9・・・の状態(形状・個数・配置・取り付けピッチ等)を調整することによって、凹凸部28・28・・・の形状を変更し、所望する路面の凹凸状態を再現する構成としている。
本発明の第一実施例に係るラフロードテスタ1では、前側の各駆動ローラ5a・6aに突設される突起物は、他の各ローラに突設される突起物9・9・・・とは異なっており、突設高さが調整可能である突起部材29・29・・・を採用しており、凹凸部28・28・・・とは異なる凹凸部18・18を形成する構成としている。尚、本発明の第一実施例に係るラフロードテスタ1では、前側の各駆動ローラ5a・6aに突設される突起物9・9・・・のみについて、その突設高さ等の状態を調整することができる構成としているが、各ローラに突設される全ての突起物9・9・・・について、その突設高さ等の状態を調整することができる構成とすることも可能である。
また、図3に示す如く、本発明の第一実施例に係るラフロードテスタ1では、車両10の前方の各タイヤ11・12に対応するタイヤ配置部5・6を、従動ローラを備えることなく駆動ローラ5a・6aのみによって構成することも可能である。
さらに、図示は省略するが、車両10の前方の各タイヤ11・12に対応するタイヤ配置部5・6を、従動ローラを備えることなく駆動ローラ5a・6aのみによって構成しつつ、駆動ローラ5a・6aを接続して一体的な構成(即ち、単一の駆動ローラ)とすることも可能である。
またさらに、図1〜図3に示したラフロードテスタ1は、車両10の前方の各タイヤ11・12に対応する駆動ローラ5a・6aを駆動装置4によって駆動する構成としており、FF(前輪駆動)車に適した構成としているが、FR(後輪駆動)車に適した構成とするために、後方の各タイヤ13・14に対応する駆動ローラ7a・8aを駆動装置4によって駆動する構成とすることも可能である。またこの場合にタイヤ配置部7・8は、各駆動ローラ7a・8aを接続して一体的な構成(即ち、単一の駆動ローラ)とすることも可能である。
そして、ラフロードテスタ1をFR(後輪駆動)車に適した構成とした場合にも、車両10の後方の各タイヤ13・14に対応するタイヤ配置部7・8を、従動ローラを備えることなく駆動ローラ7a・8aのみによって構成したり、あるいは、車両10の後方の各タイヤ13・14に対応するタイヤ配置部7・8を、従動ローラを備えることなく駆動ローラ7a・8aのみによって構成しつつ、駆動ローラ7a・8aを接続して一体的な構成(即ち、単一の駆動ローラ)とすることも可能である。
次に、突起部材を有する駆動ローラの構成について、図4を用いて説明をする。図4は本発明の第一実施例に係るラフロードテスタに備えられる駆動ローラを示す平面断面模式図である。尚、ここでは、左前タイヤ配置部5の駆動ローラ5aについて、例示して説明をするが、右前タイヤ配置部6の駆動ローラ6aについても同様の構成としている。
図4に示す如く、本発明の一実施例に係るラフロードテスタ1に備えられる突起部材29・29・・・を有する駆動ローラ5aは、ローラ軸20、ローラ部材21、カム軸22、カム23・24等からなる構成としている。
ローラ軸20は、本体部2との間に介設される軸受25・25によって、回転可能に支持されている。また、ローラ軸20上には、該ローラ軸20の軸芯と同一軸芯とする円筒状のローラ部材21が固設されている。ローラ軸20の一端部20aには、プーリー26が固設されており、該プーリー26に巻回されるVベルト4cを介して、駆動装置4による回転力が伝達される構成としている。
ローラ部材21は、駆動ローラ5aに対して左前タイヤ11が接地する部位の基部であって、凹凸部18の凹部を形成する部材であり、ローラ部材21の外周面21aには、挿通孔21b・21b・・・が形成されている。
挿通孔21b・21b・・・は、ローラ部材21の外周面21aに対して垂直な方向に形成される孔部であり、該挿通孔21b・21b・・・には、突起部材29・29・・・が変位可能な状態で挿通される構成としている。
尚、本実施例では、各挿通孔21b・21b・・・に対して、管状のガイド部材21c・21c・・・を配設している。ガイド部材21c・21c・・・には、突起部材29・29・・・の外径と略同じ内径の管状部材を採用しており、各挿通孔21b・21b・・・に対して軸芯を一致させて付設されている。これにより、突起部材29・29・・・が挿通状態においてがたつくことがなくなり、挿通孔21b・21b・・・の軸芯方向に向けて精度良く突起部材29・29・・・を変位させることが可能となる。また、ここでは、突起部材29(即ち、挿通孔21b)の各ピッチや配置が規則的である場合を例示しているが、突起部材29(即ち、挿通孔21b)の各ピッチや配置は不規則であってもかまわない。
突起部材29は、凹凸部18の凸部を形成する略円柱状に形成される部材であり、一端部に突起部29aが形成され、他端部に鍔状の当接部29bが形成されている。そして、突起部材29は、ローラ部材21の内側から挿通孔21bに対して突起部29a側から挿通され、ローラ部材21の外周面21aから突起部29aを突出させることによって、駆動ローラ5aにおいて、前述した突起物9・9・・・と同様の役割を果たす凸部を形成する役割を果たしている。尚、本実施例では、略円柱状の突起部材29を例示しているが、突起部材29の形状は、例えば、角柱状や円錐台状等であってもよく、所望する振動の発生条件や車両10の条件等に応じて様々な形状のものを採用することが可能である。
カム軸22は、ローラ軸20に対して軸受25・25を介設して回転可能に支持される略円筒状の軸部であり、該カム軸22上には、カム23・24が固設されている。また、カム軸22の一端部22aには、プーリー27が固設されており、該プーリー27に巻回されるVベルト4fを介して、駆動装置4による回転力が伝達される構成としている。このような構成により、カム軸22はローラ軸20とは独立して回転駆動することが可能となっている。つまり、駆動ローラ5aでは、カム軸22、カム23・24、プーリー27、Vベルト4fおよびモータ4b等によって、突起部材29の変位機構19を構成している。
突起部材29は、ばね部材30を介挿した状態で挿通孔21b(詳しくはガイド部材21c)に対して挿通されており、ばね部材30によって、ローラ部材21の軸芯方向に変位するように常時付勢されている。これにより、突起部材29の当接部29bは、常時カム23・24と当接した状態を保持することができ、カム軸22が回転し、当接部29bが当接するカム23・24の輪郭線が変位するのに伴って、突起部材29を挿通孔21bの軸芯方向に変位させることができる。
また、本実施例では、カム23・24はボルトナット等を用いてカム軸22に締結し、カム23・24を着脱可能な構成としている。これにより、カム23・24を異なる形状のカムと交換することによって、突起部材29の変位(即ち、変位量や変位のタイミング等)を調整することが可能となる。
このような構成により、ローラ軸20に対するカム軸22の位相を調整して、変位機構19によって、突起部29aの突出量(即ち、突設高さ)を調整することができる。
また、ローラ軸20に対するカム軸22の位相を固定しておけば、突起部材29の変位を一定に保持することができ、突起部29aの突出量(突設高さ)を一定に保持することもできる。つまり、駆動ローラ5aでは、凹凸部28の形状を車両10の走行状態を再現しながら調整することができる。
即ち、本発明の第一実施例に係るラフロードテスタ1では、変位機構19は、ローラ部材21の軸芯と同一の軸芯上に回転可能に支持されるカム軸22と、カム軸22上に固設され突起部材29・29・・・に接するカム23・24と、突起部材29をカム23・24に対して押圧する方向に付勢するばね部材30・・・と、を備えるものである。
このような構成により、簡易な機構で、堅牢なラフロードテスタ1を構成することができる。また、異なる形状のカム23・24に交換することによって、様々な路面の凹凸状態の再現に対応することができる。
また、本発明の一実施例に係るラフロードテスタ1では、車両10が備える左側前方の左前タイヤ11が接する左側前方の駆動ローラ5aおよび従動ローラ5bからなる左前タイヤ11に対応する左前タイヤ配置部5と、車両10が備える右側前方の右前タイヤ12が接し、右側前方の駆動ローラ6aと従動ローラ6bからなる右前タイヤ12に対応する右前タイヤ配置部6と、を備え、左側前方の駆動ローラ5aは、該駆動ローラ5aの外周面と、該外周面に形成される挿通孔21b・21b・・・に挿通される突起部材29・29・・・によって凹凸部18が形成されるとともに、変位機構19を備え、かつ、右側前方の駆動ローラ6aは、該駆動ローラ6aの外周面と、該外周面に形成される挿通孔21b・21b・・・に挿通される突起部材29・29・・・によって凹凸部18が形成されるとともに、変位機構19を備える構成とすることができる。
また、本発明の一実施例に係るラフロードテスタ1では、車両10が備える左側後方の左後タイヤ13が接する左側後方の駆動ローラ7aおよび従動ローラ7bからなる左後タイヤ13に対応する左後タイヤ配置部7と、車両10が備える右側後方の右後タイヤ14が接し、右側後方の駆動ローラ8aと従動ローラ8bからなる右後タイヤ14に対応する右後タイヤ配置部8と、を備え、左側後方の駆動ローラ7aは、該駆動ローラ7aの外周面と、該外周面に形成される挿通孔21b・21bに挿通される突起部材29・29・・・によって凹凸部18が形成されるとともに、変位機構19を備え、かつ、右側後方の駆動ローラ8aは、該駆動ローラ8aの外周面と、該外周面に形成される挿通孔21b・21b・・・に挿通される突起部材29・29・・・によって凹凸部18が形成されるとともに、変位機構19を備える構成とすることができる。
また、本発明の一実施例に係るラフロードテスタ1では、車両10が備える左側前方の左前タイヤ11と右側前方の右前タイヤ12が接する駆動ローラ5a(あるいは駆動ローラ6a)および従動ローラ5b(あるいは従動ローラ6b)からなる各前タイヤ11・12に対応する前方タイヤ配置部(即ち、左前タイヤ配置部5と右前タイヤ配置部6を一体化したタイヤ配置部)を備え、駆動ローラ5a(あるいは駆動ローラ6a)は、該駆動ローラ5a(あるいは駆動ローラ6a)の外周面と、該外周面に形成される挿通孔21b・21b・・・に挿通される突起部材29・29・・・によって凹凸部18が形成されるとともに、変位機構19を備える構成とすることができる。
また、本発明の一実施例に係るラフロードテスタ1では、車両10が備える左側後方の左後タイヤ13と右側後方の右後タイヤ14が接する駆動ローラ7a(あるいは駆動ローラ8a)および従動ローラ7b(あるいは従動ローラ8b)からなる各後タイヤ13・14に対応する後方タイヤ配置部(即ち、左後タイヤ配置部7と右後タイヤ配置部8を一体化したタイヤ配置部)を備え、駆動ローラ7a(あるいは駆動ローラ8a)は、該駆動ローラ7a(あるいは駆動ローラ8a)の外周面と、該外周面に形成される挿通孔21b・21b・・・に挿通される突起部材29・29・・・によって凹凸部18が形成されるとともに、変位機構19を備える構成とすることができる。
また、本発明の一実施例に係るラフロードテスタ1では、車両10が備える左側前方の左前タイヤ11が接する左側前方の駆動ローラ5aからなる左前タイヤ11に対応する左前タイヤ配置部5と、車両10が備える右側前方の右前タイヤ12が接する右側前方の駆動ローラ6aからなる右前タイヤ12に対応する右前タイヤ配置部6と、を備え、左側前方の駆動ローラ5aは、該駆動ローラ5aの外周面と、該外周面に形成される挿通孔21b・21b・・・に挿通される突起部材29・29・・・によって凹凸部18が形成されるとともに、変位機構19を備え、かつ、右前前方の駆動ローラ6aは、該駆動ローラ6aの外周面と、該外周面に形成される挿通孔21b・21b・・・に挿通される突起部材29・29・・・によって凹凸部18が形成されるとともに、変位機構19を備える構成とすることができる。
また、本発明の一実施例に係るラフロードテスタ1では、車両10が備える左側後方の左後タイヤ13が接する左側後方の駆動ローラ7aからなる左後タイヤ13に対応する左後タイヤ配置部7と、車両10が備える右側後方の右後タイヤ14が接する右側後方の駆動ローラ8aからなる右後タイヤ14に対応する右後タイヤ配置部8と、を備え、左側後方の駆動ローラ7aは、該駆動ローラ7aの外周面と、該外周面に形成される挿通孔21b・21b・・・に挿通される突起部材29・29・・・によって凹凸部18が形成されるとともに、変位機構19を備え、かつ、右側後方の駆動ローラ8aは、該駆動ローラ8aの外周面と、該外周面に形成される挿通孔21b・21b・・・に挿通される突起部材29・29・・・によって凹凸部18が形成されるとともに、変位機構19を備える構成とすることができる。
また、本発明の一実施例に係るラフロードテスタ1では、車両10が備える左側前方の左前タイヤ11と右側前方の右前タイヤ12が接する駆動ローラ5a(あるいは駆動ローラ6a)からなる各前タイヤ11・12に対応する前方タイヤ配置部(即ち、左前タイヤ配置部5と右前タイヤ配置部6を一体化したタイヤ配置部)を備え、駆動ローラ5a(あるいは駆動ローラ6a)は、駆動ローラ5a(あるいは駆動ローラ6a)の外周面と、該外周面に形成される挿通孔21b・21b・・・に挿通される突起部材29・29・・・によって凹凸部18が形成されるとともに、変位機構19を備える構成とすることができる。
また、本発明の一実施例に係るラフロードテスタ1では、車両10が備える左側後方の左後タイヤ13と右側後方の右後タイヤ14が接する駆動ローラ7a(あるいは駆動ローラ8a)からなる各後タイヤ13・14に対応する後方タイヤ配置部(即ち、左後タイヤ配置部7と右後タイヤ配置部8を一体化したタイヤ配置部)を備え、駆動ローラ7a(あるいは駆動ローラ8a)は、該駆動ローラ7a(あるいは駆動ローラ8a)の外周面と、該外周面に形成される挿通孔21b・21b・・・に挿通される突起部材29・29・・・によって凹凸部18が形成されるとともに、変位機構19を備える構成とすることができる。
このような構成により、ローラ部材21の周長に制限されることなく、一つのローラ(例えば、駆動ローラ5a)によって様々な路面の凹凸状態を再現することができるラフロードテスタ1を、車両10の駆動特性(FF車であるかFR車であるか等)に応じた構成とすることができる。
次に、本発明の第一実施例に係る駆動ローラにおける突起部材の変位状況について、図5を用いて説明をする。図5は本発明の第一実施例に係るラフロードテスタに備えられる駆動ローラを示す側面断面模式図、(a)突起部材の最大突出状態を示す図、(b)突起部材の収納状態を示す図である。
ローラ部材21内でカム軸22を回転させることによって変位機構19を作動させ、ローラ軸20に対するカム軸22の回転位相が、図5(a)に示す状態(即ち、カム23の頂部23aと当接部29bとが接する状態)となった場合には、突起部材29がカム23によって押圧され、ばね部材30による付勢力に抗して、突起部29aが最も挿通孔21bから突出した状態となる。
さらに、ローラ部材21内でカム軸22が回転し、ローラ軸20に対するカム軸22の回転位相が、図5(b)に示す状態(即ち、カム23の谷部23bと当接部29bとが対面する状態)となった場合には、突起部材29に対するカム23によって押圧量が図5(a)に示す状態から減少するため、突起部材29がばね部材30による付勢力によってローラ部材21内に押し戻され、突起部29aが挿通孔21b内に完全に収納された状態となる。
このように、突起部材29は、変位機構19によって、ローラ軸20とカム軸22の回転角度の位相差に応じて挿通孔21bの軸芯方向に往復変位される。つまり、ローラ軸20とカム軸22の単位時間あたりの回転数(角速度)が同じであれば、突起部材29の突起部29aの突出量(突設高さ)は一定に保持され、ローラ軸20とカム軸22の単位時間あたりの回転数(角速度)に差異があれば、突起部材29が挿通孔21bの軸芯方向にカム23の輪郭形状に応じた一定の規則性をもって往復変位する。この往復変位するときの振幅は、回転数の差異によって定まる。
本実施例では、駆動装置4をローラ軸20に接続されるモータ4aと、カム軸22に接続されるモータ4bによって構成することにより、各モータ4a・4bの回転数をそれぞれ制御することによって、ローラ軸20とカム軸22との角速度差を調整することにより、突起部材29の往復変位動作を調整することが可能な構成としている。
尚、本実施例では、ローラ軸20とカム軸22をそれぞれ回転駆動する構成としているが、例えば、ローラ軸20のみを回転駆動し、カム軸22とローラ軸20を一体的に回転させる構成としつつ、カム23をカム軸22に対して位相を調整することができるような変位機構を介して支持する構成としても、本実施例と同様の作用効果を得ることが可能である。
また、本実施例では、カム23・24を用いて、カム機構によって突起部材29の往復変位させる変位機構19を構成する例を示しているが、本発明の一実施例に係るラフロードテスタ1において採用する変位機構をこれに限定するものではなく、例えば、各突起部材29・29・・・を個別に支持するアクチュエータ等の変位機構として採用し、全ての突起部材の個別に制御して往復変位させる構成とすることも可能である。
即ち、本発明の第一実施例に係るラフロードテスタ1は、車両10が備える複数のタイヤ11・12・13・14のうち少なくとも一つのタイヤ(本実施例では、全てのタイヤ11・12・13・14)が接する一つまたは複数のローラ(本実施例では、各駆動ローラ5a・6a・7a・8aと各従動ローラ5b・6b・7b・8b)からなるタイヤ配置部を一つまたは複数(本実施例では、4つのタイヤ配置部5・6・7・8)備え、少なくとも一つの前記タイヤ配置部(本実施例では、全てのタイヤ配置部5・6・7・8)をなす前記一つまたは複数のローラ(本実施例では、全ての駆動ローラ5a・6a・7a・8aと全ての従動ローラ5b・6b・7b・8b)のうち、少なくとも一つの前記ローラ(本実施例では、全ての駆動ローラ5a・6a・7a・8aと全ての従動ローラ5b・6b・7b・8b)の外周面に凹凸部18・18・・・および凹凸部28・28・・・が形成されるとともに、該凹凸部18・18・・・および凹凸部28・28・・・の形状が調整可能であるラフロードテスタ1であって、凹凸部18・18・・・および凹凸部28・28・・・が形成されるローラ(本実施例では、全ての駆動ローラ5a・6a・7a・8aと全ての従動ローラ5b・6b・7b・8b)のうち、少なくとも一つのローラ(本実施例では、駆動ローラ5aおよび駆動ローラ6aの二つのローラ)は、外周面と該外周面に形成される挿通孔21b・21b・・・に挿通される突起部材29・29・・・によって凹凸部18・18が形成されるとともに、各ローラ5a・6aが回転する状態において、挿通孔21b・21b・・・に挿通された状態の突起部材29・29・・・を、挿通孔21b・21b・・・の軸芯方向に往復変位する変位機構19・19を備えるものである。
このような構成により、ローラ部材21の周長に制限されることなく、一つのローラ(例えば、駆動ローラ5a)によって様々な路面の凹凸状態を再現することができる。さらに、駆動ローラ5aを回転させた状態のままで、再現する路面の凹凸状態を容易に変更することができる。
次に、本発明の第二実施例に係るラフロードテスタの全体構成について、図6および図7を用いて説明をする。図6は本発明の第二実施例に係るラフロードテスタの全体構成を示す模式図、図7は本発明の第二実施例に係るラフロードテスタに対する車両の配置状態を示す図、(a)A位置への車両の配置状態を示す側面模式図、(b)B位置への車両の配置状態を示す側面模式図である。
図6に示す如く、本発明の第二実施例に係るラフロードテスタ31は、本体部32、タイヤ配置部33、駆動装置たるモータ34、伝達装置45等によって構成されている。また、ラフロードテスタ31による試験の際には、ラフロードテスタ31上に第一実施例と同様の試験対象たる車両10が配置されるものとする。尚、本実施例では、車両10は、図6および図7(a)・(b)中に示す矢印Xの方向を前進方向として配置されるものとする。
本体部32は、後述する各ローラ、モータ34、伝達装置45等を収容する部位であり、上面は、蓋部32aによって覆われている。そして、この蓋部32aが配設される面の高さを車両10が走行する床面の高さ(FL)とし、本体部32の蓋部32aより下方の部位は、床面(FL)より下方の掘り込まれたスペースに配設される構成としている。また、蓋部32aには、タイヤ配置部33の上部を地上(即ち、FLに比して上方)に臨ませるための開口部32b・32b・・・が形成されている。
タイヤ配置部33は、車両10がラフロードテスタ31に配置されるときに、車両10の各タイヤである左前タイヤ11、右前タイヤ12、左後タイヤ13、右後タイヤ14が配置される部位であり、各タイヤ11・12・13・14に対応する左前タイヤ配置部35、右前タイヤ配置部36、左後タイヤ配置部37、右後タイヤ配置部38からなる構成としている。
また、各タイヤ配置部35・36・37・38は、それぞれ一つの駆動ローラと二つの従動ローラの合計三つのローラからなる構成としている。つまり、左前タイヤ配置部35は駆動ローラ35aと従動ローラ35b・35cからなり、右前タイヤ配置部36は駆動ローラ36aと従動ローラ36b・36cからなり、左後タイヤ配置部37は駆動ローラ37aと従動ローラ37b・37cからなり、右後タイヤ配置部38は駆動ローラ38aと従動ローラ38b・38cからなる構成としている。
また、前側の各タイヤ配置部35・36の駆動ローラ35a・36aは、ローラ軸50・50によって、本体部32に対して軸受等を介して回転可能に支持されている。また、その他の各ローラ(即ち、後側の各タイヤ配置部37・38の駆動ローラ37a・38aおよび各従動ローラ35b・36b・37b・38b・35c・36c・37c・38c)は支持軸46によって、本体部32に対して軸受等を介して回転可能に支持されている。ここで、各ローラを支持している各ローラ軸50・50および各支持軸46・46・・・は、互いに平行となるように車両10の進行方向(矢印Xの方向)に対して垂直でかつ水平な方向に支持されている。
また、各ローラ35a・35b・36a・36b・37a・37b・38a・38bの外周面には、突起物39・39・・・が突設され、凹凸部48・48・・・を形成している。また、各ローラ35c・36c・37c・38cの外周面には、突起物40・40・・・が突設され、凹凸部49・49・・・を形成している。突起物39・40は、ラフロードテスタ31によって再現される路面の凹凸状態を調整するために設けられる部材であり、突起物39・40・・・はボルト・ナット等によって外周面に締結され着脱可能な構成としている。そして、突起物39・40の状態(形状・個数・配置・取り付けピッチ等)を調整することによって、凹凸部48・48・・・および凹凸部49・49・・・の形状を変更し、所望する路面の凹凸状態を再現する構成としている。
モータ34は、各駆動ローラ35a・36aと接続される駆動装置たるモータ34・34等によって構成される。また、各駆動ローラ35a・36aを支持する各ローラ軸50・50にはプーリー47・47が固設されており、各プーリー47・47とモータ34・34のプーリー34a・34aの間にVベルト34b・34bを巻回することによって、モータ34・34によって発生させる回転力が各駆動ローラ35a・36aに伝達される構成としている。
つまり、本発明の第二実施例に係るラフロードテスタ31では、車両10の前側の各タイヤ11・12に対応する各タイヤ配置部35・36の各駆動ローラ35a・36aは、それぞれモータ34と接続されており、モータ34によって、能動的に駆動することができる構成としている。
そして、各駆動ローラ35a・36aに伝達された回転力は、さらに、伝達装置45によって、車両10の後側の各タイヤ13・14に対応する各タイヤ配置部37・38の各駆動ローラ37a・38aに伝達される。
尚、本実施例では、モータ34を備える構成を例示しているが、本発明の第二実施例に係るラフロードテスタ31では、必ずしもモータ34を必要とするものではなく、車両10のエンジンを作動させて、駆動輪(例えば、FF車の場合には、前側の各タイヤ11・12)を回転駆動することによって、走行状態を再現する構成とすることも可能である。この場合、前側の各ローラは全て従動ローラとして構成する。
このように、本発明の第二実施例に係るラフロードテスタ31では、各タイヤ配置部35・36・37・38において、車両10の配置を、図7(a)・(b)に示すようにA位置およびB位置を選択することが可能な構成としている。
そして、このような構成により、図7(a)に示すA位置に車両10が配置され、各タイヤ配置部35・36・37・38のA位置に各タイヤ11・12・13・14が配置された状態で、モータ34によって、前側の各駆動ローラ35a・36aを駆動すると、前側の各タイヤ11・12が各駆動ローラ35a・36aによって駆動されて回転する。このとき、各従動ローラ35b・36bも、各タイヤ11・12によって駆動されて回転するため、前側の各タイヤ11・12について、安定した走行状態を再現することができる。
また、図7(b)に示すB位置に車両10が配置された場合には、各タイヤ配置部35・36・37・38のB位置に各タイヤ11・12・13・14が配置された状態で、モータ34によって、前側の各駆動ローラ35a・36aを駆動すると、前側の各タイヤ11・12が各駆動ローラ35a・36aによって駆動されて回転する。このとき、各従動ローラ35c・36cも、各タイヤ11・12によって駆動されて回転するため、前側の各タイヤ11・12について、安定した走行状態を再現することができる。
次に、本発明の第二実施例に係るラフロードテスタに備えられる各ローラについて、図8を用いて説明をする。図8は本発明の第二実施例に係るラフロードテスタに備えられるローラを示す側面模式図、(a)A位置に対応するローラを示す模式図、(b)B位置に対応するローラを示す模式図である。
A位置に車両10が配置された場合に対応する、左前タイヤ配置部35を構成する従動ローラ35bは、例えば、図8(a)に示す如く、突起物39のピッチP1が粗く、突起物39の突出高さh1が高いような構成とし、低周波の振動を再現することができる凹凸部48の構成としている。そして、図示しないその他の各タイヤ配置部36・37・38の従動ローラ36b・37b・38bについても、これと同様の構成としている。
また、B位置に車両10が配置された場合に対応する、タイヤ配置部35を構成する従動ローラ35cは、例えば、図8(b)に示す如く、突起物40のピッチP2が細かく、突起物40の突出高さh2が低いような構成とし、高周波の振動を再現することができる凹凸部49の構成としている。そして、図示しないその他の各タイヤ配置部36・37・38の各従動ローラ36c・37c・38cについても、これと同様の構成としている。
尚、ここでは、各ピッチP1・P2や配置が規則的であるような場合を例示しているが、突起物39・40のピッチや配置は不規則であってもかまわないし、各ローラにおける突起物39・40のピッチや配置がそれぞれに異なっていてもかまわない。
また、本実施例では、各駆動ローラ35a・36a・37a・38aについては、前側の各従動ローラ35b・36b・37b・38bと同様の凹凸形状とした例を示しているが、各駆動ローラ35a・36a・37a・38aの凹凸形状は適宜自由に設定可能であり、例えば、後側の各従動ローラ35c・36c・37c・38cと同様の凹凸形状としたり、あるいは、各駆動ローラ35a・36a・37a・38aを独自の凹凸形状としたりすることも可能である。つまり、本発明の第二実施例に係るラフロードテスタ31では、各駆動ローラ35a・36a・37a・38aの凹凸形状の設定を変更することによっても、路面の凹凸形状を変更することができる。
このような構成により、車両10の配置としてA位置またはB位置を選択するだけで、少なくとも、2種類の異なる路面の凹凸状態を再現することが可能となり、従来では再現し切れなかった様々な路面の凹凸状態を再現することが可能になる。
尚、本実施例では、各タイヤ配置部35・36・37・38は、それぞれ一つの駆動ローラと二つの従動ローラの合計三つのローラからなる構成としており、A位置・B位置の2位置を形成する構成を例示しているが、設置スペース等が許容される範囲で、各タイヤ配置部35・36・37・38を、合計四つ以上のローラからなる構成とし、3系統以上の振動パターンに対応することも可能である。
1 ラフロードテスタ
4 駆動装置
5・6・7・8 各タイヤ配置部
5a・6a・7a・8a 駆動ローラ
5b・6b・7b・8b 従動ローラ
9 突起物
10 車両
11・12・13・14 各タイヤ
18 凹凸部
19 変位機構
20 ローラ軸
21 ローラ部材
21a 外周面
21b 挿通孔
22 カム軸
23 カム
24 カム
28 凹凸部
29 突起部材

Claims (10)

  1. 車両が備える複数のタイヤのうち少なくとも一つのタイヤが接する一つまたは複数のローラからなるタイヤ配置部を一つまたは複数備え、
    少なくとも一つの前記タイヤ配置部をなす前記一つまたは複数のローラのうち、少なくとも一つの前記ローラの外周面に凹凸部が形成されるとともに、
    該凹凸部の形状が調整可能であるラフロードテスタであって、
    前記凹凸部が形成される前記ローラのうち、少なくとも一つの前記ローラは、
    前記外周面と、該外周面に形成される挿通孔に挿通される突起部材によって前記凹凸部が形成されるとともに、
    前記ローラが回転する状態において、前記挿通孔に挿通された状態の前記突起部材を、該挿通孔の軸芯方向に往復変位する変位機構を備える、
    ことを特徴とするラフロードテスタ。
  2. 前記変位機構は、
    前記ローラの軸芯と同一の軸芯上に回転可能に支持されるカム軸と、
    前記カム軸上に固設され前記突起部材に接するカムと、
    前記突起部材を前記カムに対して押圧する方向に付勢する弾性部材と、
    を備える、
    ことを特徴とする請求項1に記載のラフロードテスタ。
  3. 前記タイヤ配置部は、
    前記車両が備える左側前方の左前タイヤが接する左側前方の左前駆動ローラおよび左前従動ローラからなる前記左前タイヤに対応する左前タイヤ配置部と、
    前記車両が備える右側前方の右前タイヤが接し、右側前方の右前駆動ローラと右前従動ローラからなる前記右前タイヤに対応する右前タイヤ配置部と、
    を備え、
    前記左前駆動ローラは、
    該左前駆動ローラの外周面と、該外周面に形成される挿通孔に挿通される突起部材によって前記凹凸部が形成されるとともに、前記変位機構を備え、かつ、
    前記右前駆動ローラは、
    該右前駆動ローラの外周面と、該外周面に形成される挿通孔に挿通される突起部材によって前記凹凸部が形成されるとともに、前記変位機構を備える、
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のラフロードテスタ。
  4. 前記タイヤ配置部は、
    前記車両が備える左側後方の左後タイヤが接する左側後方の左後駆動ローラおよび左後従動ローラからなる前記左後タイヤに対応する左後タイヤ配置部と、
    前記車両が備える右側後方の右後タイヤが接し、右側後方の右後駆動ローラと右後従動ローラからなる前記右後タイヤに対応する右後タイヤ配置部と、
    を備え、
    前記左後駆動ローラは、
    該左後駆動ローラの外周面と、該外周面に形成される挿通孔に挿通される突起部材によって前記凹凸部が形成されるとともに、前記変位機構を備え、かつ、
    前記右後駆動ローラは、
    該右後駆動ローラの外周面と、該外周面に形成される挿通孔に挿通される突起部材によって前記凹凸部が形成されるとともに、前記変位機構を備える、
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のラフロードテスタ。
  5. 前記タイヤ配置部は、
    前記車両が備える左側前方の左前タイヤと右側前方の右前タイヤが接する駆動ローラおよび従動ローラからなる前記各前タイヤに対応する前方タイヤ配置部を備え、
    前記駆動ローラは、
    該駆動ローラの外周面と、該外周面に形成される挿通孔に挿通される突起部材によって前記凹凸部が形成されるとともに、前記変位機構を備える、
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のラフロードテスタ。
  6. 前記タイヤ配置部は、
    前記車両が備える左側後方の左後タイヤと右側後方の右後タイヤが接する駆動ローラおよび従動ローラからなる前記各後タイヤに対応する後方タイヤ配置部を備え、
    前記駆動ローラは、
    該駆動ローラの外周面と、該外周面に形成される挿通孔に挿通される突起部材によって前記凹凸部が形成されるとともに、前記変位機構を備える、
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のラフロードテスタ。
  7. 前記タイヤ配置部は、
    前記車両が備える左側前方の左前タイヤが接する左側前方の左前駆動ローラからなる前記左前タイヤに対応する左前タイヤ配置部と、
    前記車両が備える右側前方の右前タイヤが接する右側前方の右前駆動ローラからなる前記右前タイヤに対応する右前タイヤ配置部と、
    を備え、
    前記左前駆動ローラは、
    該左前駆動ローラの外周面と、該外周面に形成される挿通孔に挿通される突起部材によって前記凹凸部が形成されるとともに、前記変位機構を備え、かつ、
    前記右前駆動ローラは、
    該右前駆動ローラの外周面と、該外周面に形成される挿通孔に挿通される突起部材によって前記凹凸部が形成されるとともに、前記変位機構を備える、
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のラフロードテスタ。
  8. 前記タイヤ配置部は、
    前記車両が備える左側後方の左後タイヤが接する左側後方の左後駆動ローラからなる前記左後タイヤに対応する左後タイヤ配置部と、
    前記車両が備える右側後方の右後タイヤが接する右側後方の右後駆動ローラからなる前記右後タイヤに対応する右後タイヤ配置部と、
    を備え、
    前記左後駆動ローラは、
    該左後駆動ローラの外周面と、該外周面に形成される挿通孔に挿通される突起部材によって前記凹凸部が形成されるとともに、前記変位機構を備え、かつ、
    前記右後駆動ローラは、
    該右後駆動ローラの外周面と、該外周面に形成される挿通孔に挿通される突起部材によって前記凹凸部が形成されるとともに、前記変位機構を備える、
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のラフロードテスタ。
  9. 前記タイヤ配置部は、
    前記車両が備える左側前方の左前タイヤと右側前方の右前タイヤが接する駆動ローラからなる前記各前タイヤに対応する前方タイヤ配置部を備え、
    前記駆動ローラは、
    該駆動ローラの外周面と、該外周面に形成される挿通孔に挿通される突起部材によって前記凹凸部が形成されるとともに、前記変位機構を備える、
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のラフロードテスタ。
  10. 前記タイヤ配置部は、
    前記車両が備える左側後方の左後タイヤと右側後方の右後タイヤが接する駆動ローラからなる前記各後タイヤに対応する後方タイヤ配置部を備え、
    前記駆動ローラは、
    該駆動ローラの外周面と、該外周面に形成される挿通孔に挿通される突起部材によって前記凹凸部が形成されるとともに、前記変位機構を備える、
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のラフロードテスタ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101354560B1 (ko) 2012-11-22 2014-01-24 한국타이어 주식회사 타이어 트레드의 내구성 평가 유동형 돌기물
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JP2018529096A (ja) * 2015-09-16 2018-10-04 デュール アセンブリ プロダクツ ゲーエムベーハー 機能テストスタンドのためのホイール受容エリア、およびフローティングプレートの調整手段を作動させる方法
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