JP2010209897A - 内燃機関の可変動弁装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、複数のロッカーアームを連結ピンを介して相互に連結した状態と、その連結を解除した状態とに切り換え可能な内燃機関の可変動弁装置に関し、消費電力を低減することを目的とする。
【解決手段】本初面の内燃機関の可変動弁装置は、複数のロッカーアームを相互に連結可能な連結ピンと、連結ピンを押圧する押圧部材13と、押圧部材13と共にカムシャフト6に平行な方向に移動する係合ピン16とを備える。制御カムシャフト19が回転して制御カム20が係合ピン16を押し出すと、係合ピン16がカムシャフト6に設けられたガイド溝17に挿入する。係合ピン16がガイド溝17に沿って移動することにより、連結ピンが一方向に移動する。連結ピンが一方向に移動した後、係合ピン16がガイド溝17から外れて制御カム20の側面27に係合することにより、連結ピンが反対の方向に戻ることが阻止される。
【選択図】図7

Description

本発明は、内燃機関の可変動弁装置に関する。
特開2007−32556号公報には、複数のロッカーアームを連結ピンを介して相互に連結する状態と、その連結を解除する状態とに切り換えることにより、開弁特性を可変とする可変動弁装置が開示されている(同公報の段落0061〜0079、図15、図16等参照)。この可変動弁装置では、電磁ソレノイドとリターンスプリングとを用いて、連結ピンを連結位置と連結解除位置とに移動させる。すなわち、電磁ソレノイドをオンすると、連結ピンが電磁ソレノイドによって駆動されて連結位置へ移動する。そして、電磁ソレノイドをオフすると、連結ピンがリターンスプリングの付勢力によって連結解除位置へ移動する。
特開2007−32556号公報
上述したような従来の可変動弁装置では、複数のロッカーアームを連結した状態(あるいは連結を解除した状態)においては、リターンスプリングによって連結ピンが戻らないようにするため、電磁ソレノイドに通電し続け、電磁ソレノイドの力によってリターンスプリングが縮んだ状態を保持する必要がある。このため、電力消費が大きいという問題がある。
本発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、複数のロッカーアームを連結ピンを介して相互に連結した状態と、その連結を解除した状態とに切り換え可能な内燃機関の可変動弁装置において、消費電力を低減することを目的とする。
第1の発明は、上記の目的を達成するため、内燃機関の可変動弁装置であって、
内燃機関の吸気弁または排気弁を開閉させるためのカムが設けられたカムシャフトと、
相互に隣接して設けられた複数のロッカーアームと、
前記複数のロッカーアームを相互に連結する位置と、その連結を解除する位置とに移動可能な連結ピンと、
前記連結ピンを前記カムシャフトに平行な一方向に押圧して移動させる押圧部材と、
前記連結ピンを前記一方向と反対の方向に戻すための付勢部材と、
前記カムシャフトに設けられ、少なくとも一部が螺旋状をなすガイドレールと、
前記ガイドレールに係合する係合位置と、前記ガイドレールから外れた係合解除位置とに変位可能であり、且つ、前記押圧部材と共に前記カムシャフトに平行な方向に移動する係合部材と、
前記係合部材を前記係合解除位置から前記係合位置へと押し出すカム面と、前記係合部材が係合可能な側面とを有する制御カムが設けられた制御カムシャフトと、
前記制御カムシャフトを回転させるアクチュエータと、
を備え、
前記制御カムシャフトが回転して前記制御カムが前記係合部材を前記係合位置へ押し出すと、前記係合部材が前記ガイドレールに沿って移動することにより、前記係合部材および前記押圧部材が前記一方向に移動して、前記連結ピンが前記一方向に移動し、
前記連結ピンが前記一方向に移動した後、前記係合部材が前記ガイドレールから外れて前記制御カムの側面に係合することにより、前記係合部材、前記押圧部材および前記連結ピンが前記反対の方向に戻ることが阻止されることを特徴とする。
第1の発明によれば、複数のロッカーアームの連結/非連結を切り換える連結ピンを、付勢部材の付勢方向と反対方向に移動させた後、係合部材がカムシャフトのガイドレールから外れて制御カムの側面に係合することにより、連結ピンが付勢部材の付勢方向へ戻ることが阻止される。このため、その状態を保持するための保持電力が不用であるので、消費電力を低減することができ、燃費の改善が図れる。
本発明の実施の形態1の内燃機関の可変動弁装置を示す部分断面図である。 本発明の実施の形態1の内燃機関の可変動弁装置を示す部分断面図である。 図1に示す可変動弁装置をカムシャフトに平行な方向から見た図である。 制御カムシャフトとその回転駆動機構(アクチュエータ)を示す図である。 制御カムシャフトとその回転駆動機構の他の例を示す図である。 係合ピンがガイド溝に挿入した状態を示す図である。 係合ピンが制御カムの側面に係合した状態を示す図である。 カムシャフトに設けられたガイド溝の展開図である。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1の内燃機関の可変動弁装置を示す部分断面図である。図1に示す一対のバルブ2は、内燃機関の一つの気筒が備える一対の吸気バルブまたは排気バルブである。以下の説明では、まず、本実施形態の内燃機関の可変動弁装置(以下、単に「可変動弁装置」と称する)1の、一つの気筒に対応する部分の構成について説明する。
図1に示すように、可変動弁装置1は、第1ロッカーアーム3と、一対の第2ロッカーアーム4,5とを備えている。一対の第2ロッカーアーム4,5は、第1ロッカーアーム3を挟んで両側に配置されている。第1ロッカーアーム3と、第2ロッカーアーム4,5とは、カムシャフト6に平行な共通の直線を中心として、それぞれ揺動可能になっている。
第1ロッカーアーム3には、ローラーが設けられている。第1ロッカーアーム3のローラーは、カムシャフト6に設けられたカム7に当接している。このカム7が回転することにより、第1ロッカーアーム3が揺動する。
カムシャフト6には、一対のゼロリフトカム8が、カム7を挟んで両側に設けられている。ゼロリフトカム8は、リフトがゼロのカム、すなわち円形のカムである。
第2ロッカーアーム4,5には、それぞれ、ローラーが設けられている。図1において、第2ロッカーアーム4,5のローラーは、一対のゼロリフトカム8にそれぞれ当接している。第2ロッカーアーム4,5は、一対のバルブ2のステムの端部にそれぞれ当接している。
第1ロッカーアーム3に形成されたピン挿入孔内には、連結ピン9が設けられている。第2ロッカーアーム4に形成されたピン挿入孔内には、連結ピン10が設けられている。第2ロッカーアーム5に形成されたピン挿入孔内には、連結ピン11が設けられている。連結ピン9と連結ピン10とは当接しており、連結ピン9と連結ピン11とは当接している。連結ピン9,10,11は、カムシャフト6と平行な方向に移動可能になっている。第2ロッカーアーム4内には、連結ピン10を図1中で左方向へ付勢するリターンスプリング(付勢部材)12が設置されている。
図1では、リターンスプリング12が伸びた状態になっている。これにより、連結ピン10の一部は、第1ロッカーアーム3のピン挿入孔内に挿入している。このため、第1ロッカーアーム3と第2ロッカーアーム4とが、連結ピン10を介して、相互に連結されている。また、連結ピン9の一部は、第2ロッカーアーム5のピン挿入孔内に挿入している。このため、第1ロッカーアーム3と第2ロッカーアーム5とが、連結ピン9を介して、相互に連結されている。このようにして、第1ロッカーアーム3と、第2ロッカーアーム4,5とが相互に連結されている。この状態では、第1ロッカーアーム3の揺動が第2ロッカーアーム4,5で伝達され、これらが一体となって揺動する。すなわち、カム7が回転すると、第1ロッカーアーム3とともに第2ロッカーアーム4,5も揺動する。これにより、バルブ2は開閉動作を行う。第2ロッカーアーム4,5が揺動する間、第2ロッカーアーム4,5のローラーは、ゼロリフトカム8から離れる。
連結ピン11は、円柱状の押圧部材13に当接している。押圧部材13は、支持部14に支持されており、カムシャフト6と平行な方向に移動可能になっている。押圧部材13は、アーム15を介して、係合ピン(係合部材)16と連結されている。カムシャフト6には、ガイド溝(ガイドレール)17が形成されている。ガイド溝17の一部は、螺旋状になっている。係合ピン16は、ガイド溝17に挿入(係合)する係合位置と、ガイド溝17から外れた係合解除位置とに変位可能になっている。
図1に示す状態では、係合ピン16はガイド溝17から外れている。この状態から係合ピン16をガイド溝17に挿入させると、カムシャフト6の回転に伴い、係合ピン16はガイド溝17内を相対的に移動する。このとき、係合ピン16がガイド溝17の螺旋状部分18に沿って移動すると、係合ピン16は、図1中で右方向へ移動する。これに伴い、アーム15を介して係合ピン16と連結されている押圧部材13も、図1中で右方向へ移動する。押圧部材13が図1中で右方向へ移動すると、これに押圧されて連結ピン9,10,11が図1中で右方向へ移動する。
図2は、連結ピン9,10,11が押圧部材13に押圧されて図1中で右方向へ移動した後の状態を示している。図2に示す状態では、リターンスプリング12は、縮んだ状態になっている。また、図2に示す状態では、連結ピン9と連結ピン10とは、第1ロッカーアーム3と第2ロッカーアーム4との隙間で当接している。このため、第1ロッカーアーム3と第2ロッカーアーム4とは連結されない。また、連結ピン9と連結ピン11とは、第1ロッカーアーム3と第2ロッカーアーム5との隙間で当接している。このため、第1ロッカーアーム3と第2ロッカーアーム5とは連結されない。このため、第1ロッカーアーム3の揺動は、第2ロッカーアーム4,5へ伝達されない。また、第2ロッカーアーム4,5のローラーが当接しているゼロリフトカム8は、円形であるので、カムシャフト6が回転しても、第2ロッカーアーム4,5は揺動しない。このように、第1ロッカーアーム3と、第2ロッカーアーム4,5との連結が解除された状態では、第2ロッカーアーム4,5が揺動しないので、バルブ2は閉じたままに維持される。
上述したように、可変動弁装置1では、第1ロッカーアーム3と第2ロッカーアーム4,5とを連結することにより、バルブ2を開閉動作させることができ、第1ロッカーアーム3と第2ロッカーアーム4,5との連結を解除することにより、バルブ2の動作を停止させることができる。
図3は、図1に示す可変動弁装置1をカムシャフト6に平行な方向から見た図である。図3において、係合ピン16は、ガイド溝17から外れた係合解除位置にある。可変動弁装置1は、カムシャフト6と平行に配置された制御カムシャフト19を有している。制御カムシャフト19には、制御カム20が設けられている。制御カム20には、係合ピン16を係合解除位置から係合位置へ押し出すためのカム面21を有するカム山が設けられている。本実施形態の制御カム20には、そのカム山が制御カムシャフト19の中心線に対して対称な位置に二つ設けられている。押圧部材13は、回転可能になっている。係合ピン16は、アーム15が押圧部材13を中心に回転することにより、係合解除位置と係合位置との間を変位する。係合ピン16は、図示しない付勢部材により図3中で反時計回りに付勢されている。これにより、係合ピン16は、制御カム20に当接している。
図4は、制御カムシャフト19とその回転駆動機構(アクチュエータ)を示す図である。図4に示すように、モータ22は、歯車減速機構23を介して、制御カムシャフト19を回転駆動する。図5は、制御カムシャフト19とその回転駆動機構の他の例を示す図である。図5に示すように、電磁ソレノイド24の往復動を、リンク機構25によって回転運動に変換することにより、制御カムシャフト19を回転駆動してもよい。
図3に示す状態から、係合ピン16をガイド溝17に挿入(係合)させる際には、制御カムシャフト19を同図中で反時計回りに回転させる。そうすると、係合ピン16は、制御カム20のカム面21によって押し出されて、ガイド溝17に挿入する。図6は、係合ピン16がガイド溝17に挿入した状態を示している。係合ピン16がガイド溝17に挿入したら、制御カムシャフト19の回転を停止させる。
図6に示す状態からカムシャフト6が回転すると、係合ピン16は、ガイド溝17内を相対的に移動する。このとき、係合ピン16がガイド溝17の螺旋状部分18に沿って相対的に移動すると、係合ピン16は、カムシャフト6と平行な方向に移動する。これにより、前述したように、連結ピン9,10,11が押圧部材13に押圧されて図2に示す位置へと移動し、第1ロッカーアーム3と、第2ロッカーアーム4,5との連結が解除される。その結果、バルブ2が閉状態で動作を休止する。
このように、可変動弁装置1では、連結ピン9,10,11をリターンスプリング12の付勢方向と反対の方向に移動させる力を、カムシャフト6の回転力によって供給している。よって、連結ピン9,10,11をリターンスプリング12の付勢方向と反対の方向に移動させるための電力を必要としないので、消費電力を低減することができる。
係合ピン16がガイド溝17の螺旋状部分18に沿って相対的に移動するとき、係合ピン16は、図4に示すように、制御カム20のカム面21上を、制御カムシャフト19と平行な方向に移動する。後述するように、ガイド溝17の螺旋状部分18の先にある終端部26では、溝の深さが漸減している。係合ピン16は、螺旋状部分18を超えて終端部26に達すると、自動的にガイド溝17から外れる。図4に示すように、係合ピン16は、ガイド溝17から外れると同時に、制御カム20のカム山の側面27に係合する。図7は、係合ピン16が制御カム20のカム山の側面27に係合した状態を図6と同じ方向から見た図である。
係合ピン16が制御カム20の側面27に係合することにより、押圧部材13および連結ピン9,10,11がリターンスプリング12の付勢力によって押し戻されることを阻止することにできる。これにより、第1ロッカーアーム3と第2ロッカーアーム4,5とが連結されていない状態、すなわちバルブ2の動作が休止した状態を保持することができる。係合ピン16が制御カム20の側面27に係合しているときには、係合ピン16が制御カム20を回転させるような力が作用することはない。よって、モータ22へ通電する必要はない。すなわち、本実施形態の可変動弁装置1によれば、第1ロッカーアーム3と第2ロッカーアーム4,5との連結が解除されていない状態を維持する間は、電力を必要としない。また、第1ロッカーアーム3と第2ロッカーアーム4,5との連結されている状態(図1に示す状態)においては、リターンスプリング12の力によって連結ピン9,10,11が位置決めされているので、電力を必要としないことは言うまでもない。
第1ロッカーアーム3と第2ロッカーアーム4,5とが連結されていない状態から、第1ロッカーアーム3と第2ロッカーアーム4,5とが連結されている状態へ切り換えるには、制御カム20を回転させて、係合ピン16がカム山のない位置に接触するようにする。これにより、係合ピン16と制御カム20の側面27との係合が解除されるので、リターンスプリング12が伸長して、連結ピン9,10,11が図1に示す位置へ戻ることにより、第1ロッカーアーム3と第2ロッカーアーム4,5とが連結される。
以上説明したように、本実施形態の可変動弁装置1によれば、第1ロッカーアーム3と第2ロッカーアーム4,5とが連結されている状態と、第1ロッカーアーム3と第2ロッカーアーム4,5とが連結されていない状態との切り換えを行うときだけモータ22を駆動すればよく、何れかの状態を維持する間は電力を必要としない。このため、消費電力を十分に低減することができる。
図8は、カムシャフト6に設けられたガイド溝17の展開図である。以下、図8を参照して、本実施形態の可変動弁装置1を直列4気筒エンジンに適用した場合について説明する。図8に示すように、直列4気筒エンジン用のカムシャフト6には、#1気筒〜#4気筒に対応する4本のガイド溝17が設けられている。各気筒のガイド溝17は、螺旋状部分18以外の部分は、周方向に沿って真っ直ぐに形成されている。
図8中には、併せて、#1気筒に対応する制御カム20が図4と同様に描かれている。他の気筒に対しても、同様の制御カム20がそれぞれ設けられている。そして、各気筒の制御カム20は、共通の制御カムシャフト19を介して連結されている。従って、1個のモータ22によって、全気筒の制御カム20を回転させることができる。
各気筒のガイド溝17の始端部28の位置は、揃えられている。各気筒の係合ピン16をガイド溝17に係合させる際には、各気筒の係合ピン16の位置がこの始端部28に一致したタイミングで制御カム20を回転させ、カム面21によって各気筒の係合ピン16を一斉に押し出し、ガイド溝17に挿入させる。
前述したように、係合ピン16が螺旋状部分18に沿って移動するときに、連結ピン9,10,11が押圧部材13に押圧されて移動する。連結ピン9,10,11の移動は、カム7のリフトがない区間で行う。このため、各気筒のガイド溝17の螺旋状部分18の位置は、その気筒のカム7のリフトがない区間に対応するように、気筒毎に異なる位置とされている。このため、始端部28から螺旋状部分18までの距離が気筒毎に異なっている。
図8中には、#1気筒のガイド溝17の隣に、このガイド溝17の深さが図示されている。これに示されるように、ガイド溝17の終端部26は、溝の深さが漸減している。他の気筒のガイド溝17の終端部26も、同様に構成されている。よって、各気筒の係合ピン16は、螺旋状部分18を超えて終端部26に達すると、自動的にガイド溝17から外れ、それと同時に、制御カム20のカム山の側面27に係合する。
以上説明したように、本実施形態によれば、複数の気筒の可変動弁装置1の切り換えを一つのアクチュエータ(モータ22)で実行することができる。このため、消費電力を更に低減することができる。また、機構の簡素化が図れ、製造コストを低減することができる。
1 可変動弁装置
2 バルブ
3 第1ロッカーアーム
4,5 第2ロッカーアーム
6 カムシャフト
7 カム
8 ゼロリフトカム
9,10,11 連結ピン
12 リターンスプリング
13 押圧部材
16 係合ピン
17 ガイド溝
18 螺旋状部分
19 制御カムシャフト
20 制御カム
21 カム面
24 電磁ソレノイド
25 リンク機構
26 終端部
27 側面
28 始端部

Claims (1)

  1. 内燃機関の吸気弁または排気弁を開閉させるためのカムが設けられたカムシャフトと、
    相互に隣接して設けられた複数のロッカーアームと、
    前記複数のロッカーアームを相互に連結する位置と、その連結を解除する位置とに移動可能な連結ピンと、
    前記連結ピンを前記カムシャフトに平行な一方向に押圧して移動させる押圧部材と、
    前記連結ピンを前記一方向と反対の方向に戻すための付勢部材と、
    前記カムシャフトに設けられ、少なくとも一部が螺旋状をなすガイドレールと、
    前記ガイドレールに係合する係合位置と、前記ガイドレールから外れた係合解除位置とに変位可能であり、且つ、前記押圧部材と共に前記カムシャフトに平行な方向に移動する係合部材と、
    前記係合部材を前記係合解除位置から前記係合位置へと押し出すカム面と、前記係合部材が係合可能な側面とを有する制御カムが設けられた制御カムシャフトと、
    前記制御カムシャフトを回転させるアクチュエータと、
    を備え、
    前記制御カムシャフトが回転して前記制御カムが前記係合部材を前記係合位置へ押し出すと、前記係合部材が前記ガイドレールに沿って移動することにより、前記係合部材および前記押圧部材が前記一方向に移動して、前記連結ピンが前記一方向に移動し、
    前記連結ピンが前記一方向に移動した後、前記係合部材が前記ガイドレールから外れて前記制御カムの側面に係合することにより、前記係合部材、前記押圧部材および前記連結ピンが前記反対の方向に戻ることが阻止されることを特徴とする内燃機関の可変動弁装置。
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