JP2010208597A - 車両用空気調和装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】長い配管を設けることを必要とせずに、装置全体としての小型化を可能とすることができる車両用空気調和装置を提供すること。
【解決手段】エバポレータ6(冷房用熱交換器)とヒータコア7(暖房用熱交換器)とが、これらの熱交換面同士が互いに平行になるように、かつ、これらが搭載される車両の車幅方向に配列され、ヒータコア7の車両前方側の側面に、車両前方側のエンジンルームの隔壁19を貫通する暖房用配管25が接続される暖房用配管接続部25aが設けられる。
【選択図】図5
【解決手段】エバポレータ6(冷房用熱交換器)とヒータコア7(暖房用熱交換器)とが、これらの熱交換面同士が互いに平行になるように、かつ、これらが搭載される車両の車幅方向に配列され、ヒータコア7の車両前方側の側面に、車両前方側のエンジンルームの隔壁19を貫通する暖房用配管25が接続される暖房用配管接続部25aが設けられる。
【選択図】図5
Description
本発明は、車両用空気調和装置に関するものである。
従来、空調ケース内に、上流の送風機側から下流の吹出口側へ向かって、冷房用熱交換器、エアミックスドア、および、暖房用熱交換器、をこれらの順に車両前後方向に沿って配列した車両用空気調和装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
ところで、車両用空気調和装置より車両前方側にはエンジンルームが設けられていることが多い。そして、このエンジンルームと冷房用熱交換器との間で冷房用配管を介して冷媒の受渡しを行い、このエンジンルームと暖房用熱交換器との間で暖房用配管を介して加温冷却水の受渡しを行っている。
ここで、上述した特許文献1に提案されている技術によれば、冷房用熱交換器の熱交換面と暖房用熱交換器の熱交換面とを通過する風の通過方向は車両前後方向である。
そして、エンジンルームの隔壁と冷房用熱交換器とは、これらの間に少なくとも送風通路を確保することができる距離以上離れ、また、エンジンルームの隔壁と暖房用熱交換器とは、これらの間に少なくとも冷房用熱交換器およびエアミックスドアを配置することができる距離以上離れている。
このため、冷房用配管および暖房用配管を長く設ける必要があり(図8参照)、この長い配管を設けるためのスペースの確保が必要であった。
本発明は、上記問題に鑑みなされたものであり、長い配管を設けることを必要とせずに、装置全体としての小型化を可能とすることができる車両用空気調和装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る車両用空気調和装置にあっては、暖房用熱交換器をエンジンルームの隔壁と近い位置に設ける構成により、暖房用配管を従来と比較して短くすることができる。
すなわち、冷房用熱交換器と暖房用熱交換器とが、これらの熱交換面同士が互いに平行になるように、かつ、これらが搭載される車両の車幅方向に配列され、前記暖房用熱交換器の車両前方側の側面に、車両前方側のエンジンルームの隔壁を貫通する暖房用配管が接続される暖房用配管接続部が設けられることを特徴とする。
このように構成された本発明に係る車両用空気調和装置によれば、冷房用熱交換器の熱交換面と暖房用熱交換器の熱交換面とを通過する風の通過方向は車幅方向となる。
このため、従来のように、車両前方側のエンジンルームの隔壁と冷房用熱交換器との間に送風通路を確保することを必要とせず、また、車両前方側のエンジンルームの隔壁と暖房用熱交換器との間に冷房用熱交換器およびエアミックスドアを配置するスペースを確保することを必要としない。
つまり、エンジンルームの隔壁と冷房用熱交換器との距離、および、エンジンルームの隔壁と暖房用熱交換器との距離を、いずれも従来と比較して短くすることができ、冷房用配管および暖房用配管を短くすることができるため、装置全体としての小型化を可能とすることができる。
さらに、暖房用配管接続部が設けられる暖房用熱交換器の側面は、エンジンルームの隔壁の方向に向いている車両前方側の側面であるため、暖房用配管をより一層短くすることができ、かつ、配管を曲げ加工することなく直管を使用することができるので、装置全体をさらに小型化することができとともに、製造コストを低減させることができる。
そして、本発明に係る車両用空気調和装置において、前記冷房用熱交換器の車両前方側の側面に、車両前方側のエンジンルームの隔壁を貫通する冷房用配管が接続される冷房用配管接続部が設けられる構成とすることが好ましい。
このように構成された本発明に係る車両用空気調和装置によれば、冷房用配管接続部が設けられる冷房用熱交換器の側面は、エンジンルームの隔壁の方向に向いている車両前方側の側面であるため、冷房用配管をより一層短くすることができ、かつ、配管を曲げ加工することなく直管を使用することができるので、装置全体をさらに小型化することができるとともに、製造コストを低減させることができる。
なお、膨張弁が冷房用熱交換器に直付け又は、極短い配管を介して接続されているものにあっては、膨張弁又は凝縮器と膨張弁とを接続する配管も、上記冷房用配管に含めるものとする。
また、本発明に係る車両用空気調和装置において、前記冷房用熱交換器の熱交換面および前記暖房用熱交換器の熱交換面を通過する風の送風方向上流側に設けられる送風機と、前記送風方向下流側に設けられ、複数の吹出口からの吹出モードを切り換える吹出口モジュールと、の間に内外気切換ボックスが設けられる構成とすることが好ましい。
このように構成された本発明に係る車両用空気調和装置によれば、送風機と吹出口モジュールとの間に位置する内外気切換ボックスは、車両用空気調和装置の略中央に設けられることになる。
このため、従来のように、内外気切換ボックスを乗員の足元スペース等に設けることを必要とせず、車室内のスペースを広く確保することができ、かつ、左ハンドルの車両でも右ハンドルの車両でも本発明に係る車両用空気調和装置を共用することができる。
また、吹出口モジュールおよび内外気切換ボックスは、それぞれ車室内に設けられたエアコンコントロールからの入力信号に基づいて制御が行われるように、エアコンコントロールとケーブルを介して繋がっているのが一般的であるが、本発明に係る車両用空気調和装置によれば、吹出口モジュールと内外気切換ボックスとは、いずれもエアコンコントロールと近い位置に設けられるため、ケーブルの配線を行い易くなる。
さらに、本発明に係る車両用空気調和装置において、スライドして温風とバイパス風との混合比を変化させるエアミックスドアが前記冷房用熱交換器と前記暖房用熱交換器との間に設けられ、前記エアミックスドアよりも車両後方側に、前記吹出口モジュールの一部であって、下方に延びたフット通路が設けられる構成とすることが好ましい。
このように構成された本発明に係る車両用空気調和装置によれば、冷房用熱交換器と暖房用熱交換器との車両前後方向の大きさの違いを利用して、従来デッドスペースとなっていたスペースにフット通路を設けるため、装置全体をより小型化することができる。
本発明に係る車両用空気調和装置によれば、長い配管を設けることを必要とせずに、装置全体としての小型化を可能とすることができる。
以下、本発明の車両用空気調和装置100を実現する形態を、図面に示す実施例1に基づいて説明する。
図1は、実施例1の車両用空気調和装置100が車両内に取り付けられた状態を示す模式図であり、図2は、図1の車両用空気調和装置100の全体構成を示す斜視図であり、図3は、図1の車両用空気調和装置100の内部の詳細な構造を示す分解斜視図である。
実施例1の車両用空気調和装置100は、図1に示すように、インストルメントパネル1の内部であって、車幅方向の略中央に設けられている。
また、車両用空気調和装置100は、車室内に設けられたエアコンコントロール2からの入力信号に基づいて制御が行われるように、第1ケーブル3と第2ケーブル4とを介して、エアコンコントロール2と繋がっている。
この車両用空気調和装置100は、図2、3に示すように、第1ケーブル3と、第2ケーブル4と、送風機5と、送風機5からの風を冷却するエバポレータ6(冷房用熱交換器)と、エバポレータ6からの風を加熱するヒータコア7(暖房用熱交換器)と、エアミックスドア16と、空調ケース8と、吹出口モジュール9と、内外気切換ボックス10と、を有している。
第1ケーブル3は、エアコンコントロール2と内外気切換ボックス10とを繋ぎ、第2ケーブル4は、エアコンコントロール2と吹出口モジュール9とを繋いでいる。
送風機5は、送風方向上流側に設けられ、後述する内外気切換ボックス10の内気導入口14または外気導入口15から導入された風を、送風機5より下方に位置するエバポレータ6に向けて送風するものである。
エバポレータ6とヒータコア7とは、図3に示すように、これらの熱交換面同士が互いに平行になるように、かつ、車両の車幅方向に配列されている。
エアミックスドア16は、エバポレータ6とヒータコア7との間に設けられ、上下方向にスライドして温風とバイパス風との混合比を変化させる。
空調ケース8は、送風機5、エバポレータ6、ヒータコア7、およびエアミックスドア16を収容している。そして、空調ケース8の一部であって、エアミックスドア16の上方には、温風またはバイパス風を吹出口モジュール9へ送るための送風用開口18が開口されている。
吹出口モジュール9は、デフ吹出用開口11と、ベント吹出用開口12と、フット吹出用開口13と、デフドア20と、ベントドア21と、フットドア22と、を有し(図4、図5に図示する)、図3の矢印Cに示すように、送風方向下流側であって空調ケース8の送風用開口18の上部に設けられる。
この吹出口モジュール9は、エアコンコントロール2の操作に基づき、切換えドア(デフドア20、ベントドア21、フットドア22)が第2ケーブル4を介して制御されて、吹出用開口(デフ吹出用開口11、ベント吹出用開口12、フット吹出用開口13)からの吹出モードが切換えられる。
さらに、この吹出口モジュール9は、図3に示すように、下方に延びたフット通路17を有するL字形状を呈しており、吹出口モジュール9が送風用開口18の上部に設けられたとき、このフット通路17がエアミックスドア16よりも車両後方側に位置する。
内外気切換ボックス10は、図2に示すように、送風機5と吹出口モジュール9との間に設けられ、内気導入口14と、外気導入口15と、内外気切換ドア23と、を有している。そして、エアコンコントロール2の操作に基づき、内外気切換ドア23が第1ケーブル3を介して制御されて、導入口(内気導入口14、外気導入口15)からの導入モードが切換えられる。
図4は、図2の車両用空気調和装置100を矢印Aの方向から見た正面図であり、図5は、図2の車両用空気調和装置100を矢印Bの方向から見た側面図である。
車両用空気調和装置100より車両前方側には、図5に示すように、車両の駆動源が搭載されるエンジンルーム(図示せず)が備えられている。
車両用空気調和装置100には、暖房用配管25と、膨張弁26と、接続配管27と、が設けられている。
暖房用配管25は、エンジンルームとヒータコア7との間で加温冷却水の受渡しを行うものであり、エンジンルームの隔壁19を貫通している。また、ヒータコア7の車両前方側の側面には、この暖房用配管25が接続される暖房用配管接続部25aが設けられている。
膨張弁26は、圧縮した冷媒を膨張させて低温低圧にするものであり、エバポレータ6の車両前方側の側面に極短い配管である接続配管27を介して接続され、かつ、エンジンルームの隔壁19を貫通している。この膨張弁26と接続用配管27とを合わせて冷房用配管24とする。
冷房用配管24(膨張弁26、接続用配管27)は、エンジンルームとエバポレータ6との間で冷媒の受渡しを行うものである。また、エバポレータ6の車両前方側の側面には、この冷房用配管24が接続される冷房用配管接続部24aが設けられている。
次に、作用を説明する。
従来の車両用空気調和装置にあっては、エバポレータ、エアミックスドア、および、ヒータコア、をこれらの順に車両前後方向に沿って配列しているため、エバポレータの熱交換面とヒータコアの熱交換面とを通過する風の通過方向は車両前後方向であった。
このため、車両前方側にエンジンルームが設けられている場合、エンジンルームの隔壁とエバポレータとは、これらの間に少なくとも送風通路を確保することができる距離以上離れ、また、エンジンルームの隔壁とヒータコアとは、これらの間に少なくともエバポレータおよびエアミックスドアを配置することができる距離以上離れていた。
これに対し、実施例1の車両用空気調和装置100にあっては、エバポレータ6とヒータコア7とは、車両の車幅方向に並列して配置されているため、これらの熱交換面を通過する風の通過方向は車幅方向となる。
すなわち、車両用空気調和装置100内では、次のように風が流れる。
まず、内外気切換ボックス10の内気導入口14または外気導入口15から導入された風は、送風機5によって下方に送風されてエバポレータ6へ進む。この風は、エバポレータ6の熱交換面を通過するときに冷却される。
また、エバポレータ6を通過した冷風は、エアミックスドア16が上方にスライドした場合にはヒータコア7に導かれて加熱され(温風)、一方、エアミックスドア16が下方にスライドした場合にはヒータコア7を迂回して直接送風用開口18に導かれる(バイパス風)。そして、この温風とバイパス風との比率は、エアミックスドア16の上下方向の位置により制御される。
なお、エバポレータ6の熱交換面を通過し、送風用開口18に至るまでの送風方向が、上述したように、車幅方向となる。
さらに、温風またはバイパス風は、送風用開口18を通過して吹出口モジュール9に送られ、デフ用吹出用開口11、ベント吹出用開口12、または、フット吹出用開口13から吹き出されて車室内に送風される。
次に、効果を説明する。
このように構成された実施例1に係る車両用空気調和装置100によれば、エバポレータ6の熱交換面とヒータコア7の熱交換面とを通過する風の通過方向は車幅方向となる。
このため、エンジンルームの隔壁19とエバポレータ6との距離、および、エンジンルームの隔壁19とヒータコア7との距離を、いずれも従来と比較して短くすることができ、冷房用配管24および暖房用配管25を短くすることができるため、装置全体としての小型化を可能とすることができる。
また、暖房用配管接続部25aが設けられるヒータコア7の側面は、エンジンルームの隔壁19の方向に向いている車両前方側の側面である。
このため、暖房用配管25をより一層短くすることができ、かつ、配管を曲げ加工することなく直管を使用することができるので、装置全体をさらに小型化することができるとともに、製造コストを低減させることができる。
そして、冷房用配管接続部24aが設けられるエバポレータ6の側面は、エンジンルームの隔壁19の方向に向いている車両前方側の側面である。
このため、冷房用配管24をより一層短くすることができ、かつ、配管を曲げ加工することなく直管を使用することができるので、装置全体をさらに小型化することができるとともに、製造コストを低減させることができる。
さらに、送風機5と吹出口モジュール9との間に内外気切換ボックス10が設けられるので、送風機5と吹出口モジュール9との間に位置する内外気切換ボックス10は、車両用空気調和装置100の略中央に設けられることになる。
このため、従来のように、内外気切換ボックス10を乗員の足元スペース等に設けることを必要とせず、車室内のスペースを広く確保することができ、かつ、左ハンドルの車両でも右ハンドルの車両でも本発明に係る車両用空気調和装置100を共用することができる。
また、吹出口モジュール9と内外気切換ボックス10とは、いずれもエアコンコントロール2と近い位置に設けられる。このため、ケーブル(第1ケーブル3、第2ケーブル4)の配索を行い易くなる。
さらに、エアミックスドア16よりも車両後方側に、吹出口モジュール9の一部であって、下方に延びたフット通路17が設けられる。このため、エバポレータ6とヒータコア7との車両前後方向の大きさの違いを利用して、従来デッドスペースとなっていたスペースにフット通路17を設けるため、装置全体をより小型化することができる。
以上、本発明の車両用空気調和制御装置を実施例1に基づいて説明してきたが、具体的な構成については、実施例1に限られるものではなく、特許請求の範囲の各請求項に係る発明の要旨を逸脱しない限り、設計の変更や追加等は許容される。
実施例1では、送風機5と吹出口モジュール9との間に内外気切換ボックス10が設けられ、かつ、上下方向にスライドするエアミックスドア16よりも車両前後方向にフット通路17が設けられる例を示した。
しかし、例えば、図6、7に示すような構成にしても良い。図6は、図3の車両用空気調和装置100の変形例を説明するための分解斜視図であり、図7は、図6の車両用空気調和装置100´を矢印Eの方向から見た平面図である。
車両用空気調和装置100´は、図6、7に示すように、エバポレータ6´とヒータコア7´との間に設けられたエアミックスドア16´を車両前後方向にスライド可能にする。
エアミックスドア16´が車両後方側にスライドした場合には、エバポレータ6´の熱交換面を通過した風はヒータコア7´に導かれて加熱される(温風)。一方、エアミックスドア16´が車両前方側にスライドした場合には、エバポレータ6´の熱交換面を通過した風はヒータコア7´を迂回して直接送風用開口18´に導かれる(バイパス風)。そして、この温風とバイパス風との比率は、エアミックスドア16´の車両前後方向の位置により制御される。
さらに、矢印Dに示すように空調ケース8´の送風用開口18´の上部に設けたとき、フット通路17´がエアミックスドア16´の送風方向下流側に位置し、内外気切換ボックス10´が、吹出口モジュール9´の上部に設けられるように構成したものである。
すなわち、エバポレータとヒータコアとが、これらの熱交換面同士が互いに平行になるように、かつ、これらが搭載される車両の車幅方向に沿って配列され、ヒータコアの車両前方側の側面に、車両前方側のエンジンルームの隔壁を貫通する暖房用配管が接続される暖房用配管接続部が設けられるものであれば、本発明に含まれる。
なお、膨張弁がエバポレータに直付け、又は、実施例1のように極短い配管を介して接続されているものにあっては、膨張弁又は凝縮器と膨張弁とを接続する配管も、上記冷房用配管に含めるものとする。
5 送風機
6 エバポレータ(冷房用熱交換器)
7 ヒータコア(暖房用熱交換器)
8 空調ケース
9 吹出口モジュール
10 内外気切換ボックス
19 エンジンルームの隔壁
20 デフドア
21 ベントドア
22 フットドア
24 冷房用配管
24a 冷房用配管接続部
25 暖房用配管
25a 暖房用配管接続部
26 膨張弁
27 接続配管
100 車両用空気調和装置
6 エバポレータ(冷房用熱交換器)
7 ヒータコア(暖房用熱交換器)
8 空調ケース
9 吹出口モジュール
10 内外気切換ボックス
19 エンジンルームの隔壁
20 デフドア
21 ベントドア
22 フットドア
24 冷房用配管
24a 冷房用配管接続部
25 暖房用配管
25a 暖房用配管接続部
26 膨張弁
27 接続配管
100 車両用空気調和装置
Claims (4)
- 冷房用熱交換器と暖房用熱交換器とが、これらの熱交換面同士が互いに平行になるように、かつ、これらが搭載される車両の車幅方向に配列され、
前記暖房用熱交換器の車両前方側の側面に、車両前方側のエンジンルームの隔壁を貫通する暖房用配管が接続される暖房用配管接続部が設けられることを特徴とする車両用空気調和装置。 - 前記冷房用熱交換器の車両前方側の側面に、車両前方側のエンジンルームの隔壁を貫通する冷房用配管が接続される冷房用配管接続部が設けられることを特徴とする請求項1に記載の車両用空気調和装置。
- 前記冷房用熱交換器の熱交換面および前記暖房用熱交換器の熱交換面を通過する風の送風方向上流側に設けられる送風機と、前記送風方向下流側に設けられ、複数の吹出口からの吹出モードを切り換える吹出口モジュールと、の間に内外気切換ボックスが設けられることを特徴とする請求項1または2に記載の車両用空気調和装置。
- スライドして温風とバイパス風との混合比を変化させるエアミックスドアが前記冷房用熱交換器と前記暖房用熱交換器との間に設けられ、
前記エアミックスドアよりも車両後方側に、前記吹出口モジュールの一部であって、下方に延びたフット通路が設けられることを特徴とする請求項3に記載の車両用空気調和装置。
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JP2009059965A JP2010208597A (ja) | 2009-03-12 | 2009-03-12 | 車両用空気調和装置 |
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2009
- 2009-03-12 JP JP2009059965A patent/JP2010208597A/ja active Pending
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