JP2010208516A - 自動車シートに用いるシート・バック・フレーム。 - Google Patents

自動車シートに用いるシート・バック・フレーム。 Download PDF

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正三 村石
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Abstract

【課題】荷重受けネットのメイン・バック・フレームへの取付け作業性を改善し、シート・バックの薄型化、小型化、軽量化を図る。
【解決手段】台形メイン・バック・フレームと、左右のサイド・フレーム・メンバー16、17の前端面上に上方から下方に対応的に伸びて固定的に取り付けられる左右の細長いネット・ホルダー・プレート24、25と、左右のネット側端末31、32に左右の細長い樹脂フックを対応的に縫い付けるネット28とを含み、そのネット28が、その左右の細長いネット・ホルダー・プレート24、25の上端にその左右の細長い樹脂フックの下端を対応的に引っ掛け、その状態からその左右の細長いネット・ホルダー・プレート24、25に沿ってその左右の細長い樹脂フックを下方向に下げて行くことで張力が、その台形メイン・バック・フレームの楔効果によりそのネット28に保有可能にされる。
【選択図】図9

Description

この発明は、自動車シートに用いるシート・バック・フレームに関し、特に、小型乗用車や軽自動車などのシートに適するシート・バック・フレームに関する。
その小型乗用車、軽自動車などでは、車室スペース上、シートは薄型化を図って小型化され、そして、軽量化されるのが一般的である。
通常、そのためにそのシートのシート・バックでは、ネットがネット・フレームに張り付けられ、そして、そのネットを引っ張りながらそのネット・フレームでメイン・バック・フレームに組み付けられるので、作業性が悪い。また、乗員の腰部分および背部分の支持に応じた張力をそのネットに保持可能にする必要からそのネットは上端幅よりも下端幅を狭くするので、製作が厄介でコストが掛かった。
実開昭63−54356公報
この発明の課題は、荷重受けにネットを用い、そのネットの上下端間で幅を変えずにそのネットを製作でき、そして、ネット・フレームを省いてそのネットをメイン・バック・フレームに容易に取り付けできてその取付け作業性を改善し、乗員の腰部分および背部分の支持に応じた張力をそのネットに保有可能にし、そして、シート・バックの薄型化を図れて小型化でき、そして、軽量化を図るところの自動車シートに用いるシート・バック・フレームの提供にある。
この発明は、トップ・フレーム・メンバー、ボトム・フレーム・メンバー、および左右のサイド・フレーム・メンバーで所定の台形状に枠組みされる台形メイン・バック・フレームと、上端をそのサイド・フレーム・メンバーのそのトップ・フレーム・メンバー寄りに、下端をそのサイド・フレーム・メンバーの下端にそれぞれ位置させてその左右のサイド・フレーム・メンバーの前端面上に上方から下方に対応的に伸びて固定的に取り付けられる左右の細長いネット・ホルダー・プレートと、左右のネット側端末に左右の細長い樹脂フックを対応的に縫い付けるネットとを含み、そして、そのネットが、その左右の細長いネット・ホルダー・プレートにその左右の細長い樹脂フックを対応的に引っ掛けてその台形メイン・バック・フレームに張られ、そして、張力が、その台形メイン・バック・フレームの楔効果によりそのネットに保有可能にされる。
この発明では、左右のネット側端末に左右の細長い樹脂フックを対応的に縫い付けたネットを荷重受けに用い、メイン・バック・フレームを所定の台形状に枠組みしてその台形メイン・バック・フレームの左右のサイド・フレーム・メンバーに左右の細長いネット・ホルダー・プレートを対応的に固定的に取り付け、そして、その左右の細長い樹脂フックにその左右の細長い樹脂フックを対応的に引っ掛けてそのネットをその台形メイン・バック・フレームに張るので、そのネットが、それの上下端間で幅を変えずに製作でき、ネット・フレームを省いてその台形メイン・バック・フレームに容易に取り付け可能になり、その取付け作業性が改善され、乗員の腰部分および背部分の支持に応じた張力が、そのネットに保有可能になり、そして、シート・バックが、薄型化され、小型化されて軽量化され、そして、製作コストが、低減される。
この発明の自動車シートに用いるシート・バック・フレームは、トップ・フレーム・メンバー、ボトム・フレーム・メンバー、および左右のサイド・フレーム・メンバーで所定の台形状に枠組みされる台形メイン・バック・フレームと、そのトップ・フレーム・メンバー寄りでその左右のサイド・フレーム・メンバー間に渡されて両端で固定的に取り付けられるアッパー・クロス・ワイヤと、上端をそのサイド・フレーム・メンバーのそのアッパー・クロス・ワイヤ寄りに、下端をそのサイド・フレーム・メンバーの下端にそれぞれ位置させてその左右のサイド・フレーム・メンバーの前端面上に上方から下方に対応的に伸びて固定的に取り付けられる左右の細長いネット・ホルダー・プレートと、ネット上端末に上の細長い樹脂フックを、ネット下端末に下の細長い樹脂フックをそれぞれ縫い付け、そして、左右のネット側端末に左右の細長い樹脂フックを対応的に縫い付けるネットとを含み、そして、そのネットが、そのアッパー・クロス・ワイヤにその上の細長い樹脂フックを、そのボトム・フレーム・メンバーにその下の細長い樹脂フックをそれぞれ引っ掛け、その左右の細長いネット・ホルダー・プレートにその左右の細長い樹脂フックを対応的に引っ掛けてその台形メイン・バック・フレームに張られ、そして、張力が、その台形メイン・バック・フレームの楔効果によりそのネットに保有可能にされる。
具体的には、そのネットは、その左右の細長いネット・ホルダー・プレートの上端にその左右の細長い樹脂フックの下端を対応的に引っ掛け、そして、その状態からその左右の細長いネット・ホルダー・プレートに沿ってその左右の細長い樹脂フックを下方向に下げて行くことで張力が、その台形メイン・バック・フレームの楔効果によりそのネットに保有可能にされ、そして、そのアッパー・クロス・ワイヤにその上の細長い樹脂フックを、そのボトム・フレーム・メンバーにその下の細長い樹脂フックをそれぞれ引っ掛けてその台形メイン・バック・フレームに張られる。
以下、特定されて図示された具体例に基づいて、この発明の自動車シートに用いるシート・バック・フレームを説明するに、図1ないし図9は、小型乗用車のドライバー・シート(図示せず)のシート・バック(図示せず)に活用されるところのこの発明の自動車シートに用いるシート・バック・フレームの具体例10を示し、そして、そのシート・バックは、そのシート・バック・フレーム10にシート・バック・パッド(図示せず)を組み付け、それにシート・バック・トリム・カバー・アッセンブリ(図示せず)を被せて固定し、そして、製品に仕上げられる。そして、このシート・バックは、左右のリクライニング・デバイス40、41でそのドライバー・シートのシート・クッション(図示せず)に前倒および角度調整可能に組み付けられて支持される。具体的には、そのシート・バックでは、そのシート・バック・フレーム10が、台形メイン・バック・フレーム11、アッパー・クロス・ワイヤ23、左右の細長いネット・ホルダー・プレート24、25、およびネット28で組み立てられ、また、その台形メイン・バック・フレーム11が、トップ・フレーム・メンバー12、ボトム・フレーム・メンバー15、および左右のサイド・フレーム・メンバー16、17で一体的に枠組みされるので、その左右のリクライニング・デバイス40、41は、シート・バック・ブラケット(図示せず)でその左右のサイド・フレーム・メンバー16、17の下端に、シート・クッション・ブラケット42、43でそのシート・クッションのシート・クッション・フレーム(図示せず)の後端の両側にそれぞれ連結され、そして、そのシート・クッションにそのシート・バックを前倒および角度調整可能に支持される。
このシート・バック・フレーム10では、その台形メイン・バック・フレーム11が、そのトップ・フレーム・メンバー12、そのボトム・フレーム・メンバー15、およびその左右のサイド・フレーム・メンバー16、17で所定の台形状に枠組みされ、また、そのアッパー・クロス・ワイヤ23が、そのトップ・フレーム・メンバー12寄りでその左
右のサイド・フレーム・メンバー16、17間に渡されて両端でその左右のサイド・フレーム・メンバー16、17に溶接され、さらに、その左右の細長いネット・ホルダー・プレート24、25が、それの上端をそのサイド・フレーム・メンバー16、17のそのアッパー・クロス・ワイヤ23寄りに、それの下端をそのサイド・フレーム・メンバー16、17の下端にそれぞれ位置させてその左右のサイド・フレーム・メンバー16、17の前端面20、20上に上方から下方に対応的に伸びて複数のボルト37およびナット38でその左右のサイド・フレーム・メンバー16、17に対応的に締め付けられて固定的に取り付けられ、またさらに、そのネット28が、それのネット上端末29に上の細長い樹脂フック33を、それのネット下端末30に下の細長い樹脂フック34をそれぞれ縫い付け、そして、左右のネット側端末31、32に左右の細長い樹脂フック35、36を対応的に縫い付け、それら樹脂フック33、34、35、36でそのボトム・フレーム・メンバー15、そのアッパー・クロス・ワイヤ23、その左右の細長いネット・ホルダー・プレート24、25に引っ掛け止めされてその台形メイン・バック・フレーム11に張られる。
実際、そのネット28は、その左右の細長いネット・ホルダー・プレート24、25の上端にその左右の細長い樹脂フック35、36の下端を対応的に引っ掛けてはめ合わせ、そして、その状態からその左右の細長いネット・ホルダー・プレート24、25に沿ってその左右の細長い樹脂フック35、36を下方向に下げて行くことでそのネット28は張られて行き、張力が、その台形メイン・バック・フレーム11の楔効果によりそのネット28に保有され、そして、そのネット28は、そのアッパー・クロス・ワイヤ23にその上の細長い樹脂フック33を、そのボトム・フレーム・メンバー15にその下の細長い樹脂フック34をそれぞれ引っ掛けてその台形メイン・バック・フレーム11に張られる。
その台形メイン・バック・フレーム11では、予め、そのトップ・フレーム・メンバー12が、所定の外径、肉厚の細長い鋼管から所定の長さのブランクに切断され、そして、そのブランクを折り曲げて両端に左右の溶接アーム13、14を有する逆U字形状に成形され、また、そのボトム・フレーム・メンバー15が、所定の厚さの鋼板から所定の形状のブランクに打ち抜かれ、そして、そのブランクから所定の形状にプレス成形され、その際に適宜に多数の肉取り穴を打ち抜き、さらに、その左右のサイド・フレーム・メンバー16、17が、所定の厚さの鋼板から所定の形状のブランクに打ち抜かれ、そして、そのブランクを上端すぼまりにプレス形成しながらウェブ18の外周部分を所定のフランジ長さのフロント・フランジ19およびリア・フランジ21に折り曲げ、そして、そのフロント・フランジ19に前端面20を、そのリア・フランジ21に後端面22をそれぞれ形成し、そして、それら、すなわち、そのトップ・フレーム・メンバー12が、その左右の溶接アーム13、14でその左右のサイド・フレーム・メンバー16、17の上端に対応的に溶接され、そのボトム・フレーム・メンバー15がそれの両端でその左右のサイド・フレーム・メンバー16、17の下端間に溶接されてその台形メイン・バック・フレーム11に一体的に枠組みされ、その後に、ヘッドレスト・フレーム50がそのトップ・フレーム・メンバー12に溶接されてその台形メイン・バック・フレーム11に一体的に取り付けられる。
その台形メイン・バック・フレーム11は、図9に示されたように自身の台形状による楔効果でそのネット28に張力を保有させるために、その左右のサイド・フレーム・メンバー16、17の上端間の幅FRM−aも下端間の幅FRM−bもそのネット28の幅BANEX−aよりも適宜に広く設定され、そして、その左右のサイド・フレーム・メンバー16、17のその下端間のその幅FRM−bはその上端間のその幅FRM−aよりも適宜に広く設定される。勿論、その台形メイン・バック・フレーム11の台形状を決定するその左右のサイド・フレーム・メンバー16、17のその上端間のその幅FRM−aおよびその下端間の幅FRM−bは、そのネットに保有させる張力とそのネット幅BANEX
−aとによって設定される。
そのアッパー・クロス・ワイヤ23は、所定の外径の細長いワイヤから所定の長さに切断され、そして、その台形メイン・バック・フレーム11では、そのトップ・フレーム・メンバー12がそれの両端にその左右の溶接アーム13、14を連続的に折り曲げて逆U字形状に成形され、そして、その左右の溶接アーム13、14がその左右のサイド・フレーム・メンバー16、17の上端に対応して溶接されるので、そのアッパー・クロス・ワイヤ23はそのトップ・フレーム・メンバー12寄りでその左右の溶接アーム13、14間に渡され、両端でその左右の溶接アーム13、14に溶接されてそのネット28の上端を止め可能にする。
そのアッパー・クロス・ワイヤ23は、そのようにその左右の溶接アーム13、14間に溶接されたが、そのトップ・フレーム・メンバーがその左右の溶接アーム13、14を省いて成形される場合、そのアッパー・クロス・ワイヤ23は、そのトップ・フレーム・メンバー12寄りでその左右のサイド・フレーム・メンバー16、17間に渡されてそれの両端でその左右のサイド・フレーム・メンバー16、17に溶接される。
その左右の細長いネット・ホルダー・プレート24、25は、図2ないし図5に示したようにその台形メイン・バック・フレーム11のその左右のサイド・フレーム・メンバー16、17のそのフロント・フランジ19の長さ、すなわち、フランジ幅よりも広い幅で樹脂から所定の長さおよび厚さに成形され、そして、両端側にボルト穴26、27を明ける細長い樹脂プレートである。
そして、その左右の細長いネット・ホルダー・プレート24、25は、それの上端をその台形メイン・バック・フレーム11のその左右のサイド・フレーム・メンバー16、17のそのアッパー・クロス・ワイヤ23寄りに、それの下端をその左右のサイド・フレーム・メンバー16、17の下端にそれぞれ位置させてその左右のサイド・フレーム・メンバー16、17のその前端面20、20上に上方から下方に対応的に伸びてその複数のボルト37およびナット38でその左右のサイド・フレーム・メンバー16、17に対応的に締め付けられて固定的に取り付けられると、その左右の細長いネット・ホルダー・プレート24、25は、図4および図5に示されたようにそれの外側の側端面をその左右のサイド・フレーム・メンバー16、17の外側面よりも外側に対応的に突き出してそのネット28のその左右の細長い樹脂フック35、36を対応的に引っ掛け可能にしている。
そのネット28は、ネット織物や繊維から織られた弾性的に伸縮可能な布などを用い、そして、ネット上端末29に上の細長い樹脂フック33を、ネット下端末30に下の細長い樹脂フック34をそれぞれ縫い付け、そして、左右のネット側端末31、32に左右の細長い樹脂フック35、36を対応的に縫い付けてそれら樹脂フック33、34、35、36による引っ掛け止めによってその台形メイン・バック・フレーム11に張られる。
したがって、このシート・バック・フレーム10では、ネット張り作業を次のように行う。そのネット28は、先ず、その左右の細長いネット・ホルダー・プレート24、25の上端にその左右の細長い樹脂フック35、36の下端を対応的に引っ掛け、次に、その状態からその左右の細長いネット・ホルダー・プレート24、25に沿ってその左右の細長い樹脂フック35、36を下方向に下げて行き、そうすると張力がその台形メイン・バック・フレーム11の楔効果によりそのネット28に保有可能にされ、その左右の細長いネット・ホルダー・プレート24、25の下端までのその左右の細長い樹脂フック35、36の下端を下げてそのアッパー・クロス・ワイヤ23にその上の細長い樹脂フック33をそのボトム・フレーム・メンバー15にその下の細長い樹脂フック34をそれぞれ引っ掛けてその台形メイン・バック・フレーム11に張られる。
そのようにそのネット28は荷重受けとして張力を保有した状態にその台形メイン・バ
ック・フレーム11に簡単に、そして、容易に張られて取り付けられ、ネット張り作業が非常に簡単で容易になる。
また、このシート・バック・フレーム10では、そのネット28が上下端間で幅を変えずに製作でき、そして、ネット・フレームを省いてそのメイン・バック・フレーム11に簡単で容易に取り付けでき、そのネット張りの作業性、すなわち、取付け作業性が改善され、乗員の腰部分および背部分の支持に適合した張力がそのネット28に保有可能になり、そして、シート・バックが薄型化され、小型化できて軽量化される。
そのネット28は、また、その左右の細長いネット・ホルダー・プレート24,25にその左右の細長い樹脂フック35、36を対応的に引っ掛けてその台形メイン・バック・フレーム11に張られ、そうすると張力がその台形メイン・バック・フレーム11の楔効果によりそのネット28に保有可能にされ、次に、そのアッパー・クロス・ワイヤ23にその上の細長い樹脂フック33を、そのボトム・フレーム・メンバー15にその下の細長い樹脂フック34をそれぞれ引っ掛けてその台形メイン・バック・フレームに張られても構わない。
先に図面を参照して説明されたところのこの発明の特定された具体例から明らかであるように、この発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者にとって、この発明の内容は、その発明の性質(nature)および本質(substance)に由来し、そして、それらを内在させると客観的に認められる別の態様に容易に具体化される。勿論、この発明の内容は、その発明の課題に相応し(be commensurate with)、そして、その発明の成立に必須である。
上述から理解されるように、この発明の自動車シートに用いるシート・バック・フレームは、トップ・フレーム・メンバー、ボトム・フレーム・メンバー、および左右のサイド・フレーム・メンバーで所定の台形状に枠組みされる台形メイン・バック・フレームと、上端をそのサイド・フレーム・メンバーのそのトップ・フレーム・メンバー寄りに、下端をそのサイド・フレーム・メンバーの下端にそれぞれ位置させてその左右のサイド・フレーム・メンバーの前端面上に上方から下方に対応的に伸びて固定的に取り付けられる左右の細長いネット・ホルダー・プレートと、左右のネット側端末に左右の細長い樹脂フックを対応的に縫い付けるネットとを含み、そして、そのネットが、その左右の細長いネット・ホルダー・プレートにその左右の細長い樹脂フックを対応的に引っ掛けてその台形メイン・バック・フレームに張られ、そして、張力が、その台形メイン・バック・フレームの楔効果によりそのネットに保有可能にされるので、この発明の自動車シートに用いるシート・バック・フレームでは、そのネットが上下端間で幅を変えずに製作でき、ネット・フレームを省いて荷重受けとして張力を保有した状態にその台形メイン・バック・フレームに簡単に、そして、容易に張られて取り付けられ、ネット張り作業が非常に簡単で容易になり、ネット張りの作業性、すなわち、取付け作業性が改善され、乗員の腰部分および背部分の支持に適合した張力がそのネットに保有可能になり、そして、シート・バックの薄型化が図られて小型化が図られ、そして軽量化が図られ、その結果、自動車シートにとって非常に有用で実用的である。
小型乗用車のドライバー・シートのシート・バックに活用されるところのこの発明の自動車シートに用いるシート・バック・フレームの具体例を示した斜視図である。 そのシート・バック・フレームを分解して示した分解斜視図である。 ネットを省いたそのシート・バック・フレームを示した正面図である。 図3の4−4線に沿って示した断面図である。 図4を部分的に拡大して示した断面図である。 ネットを示した正面図である。 図6の7−7線に沿って示した断面図である。 図7を部分的に拡大して示した断面図である。 そのシート・バック・フレームのネット張り作業を示した正面図である。
10 シート・バック・フレーム
11 台形メイン・バック・フレーム
12 トップ・フレーム・メンバー
13 左の溶接アーム
14 右の溶接アーム
15 ボトム・フレーム・メンバー
16 左のサイド・フレーム・メンバー
17 右のサイド・フレーム・メンバー
18 ウェブ
19 フロント・フランジ
20 前端面
21 リア・フランジ
22 後端面
23 アッパー・クロス・ワイヤ
24 左の細長いネット・ホルダー・プレート
25 右の細長いネット・ホルダー・プレート
26 ボルト穴
27 ボルト穴
28 ネット
29 ネット上端末
30 ネット上端末
31 左のネット側端末
32 右のネット側端末
33 上の細長い樹脂フック
34 下の細長い樹脂フック
35 左の細長い樹脂フック
36 右の細長い樹脂フック
37 ボルト
38 ナット
FRM−a 幅
FRM−b 幅
BANEX−a 幅
40 左のリクライニング・デバイス
41 右のリクライニング・デバイス
42 シート・クッション・ブラケット
43 シート・クッション・ブラケット
44 インターロック・シャフト
50 ヘッドレスト・フレーム

Claims (4)

  1. トップ・フレーム・メンバー、ボトム・フレーム・メンバー、および左右のサイド・フレーム・メンバーで所定の台形状に枠組みされる台形メイン・バック・フレームと、上端をそのサイド・フレーム・メンバーのそのトップ・フレーム・メンバー寄りに、下端をそのサイド・フレーム・メンバーの下端にそれぞれ位置させてその左右のサイド・フレーム・メンバーの前端面上に上方から下方に対応的に伸びて固定的に取り付けられる左右の細長いネット・ホルダー・プレートと、左右のネット側端末に左右の細長い樹脂フックを対応的に縫い付けるネットとを含み、そして、そのネットが、その左右の細長いネット・ホルダー・プレートにその左右の細長い樹脂フックを対応的に引っ掛けてその台形メイン・バック・フレームに張られ、そして、張力が、その台形メイン・バック・フレームの楔効果によりそのネットに保有可能にされるところの自動車シートに用いるシート・バック・フレーム。
  2. そのネットが、その左右の細長いネット・ホルダー・プレートの上端にその左右の細長い樹脂フックの下端を対応的に引っ掛け、そして、その状態からその左右の細長いネット・ホルダー・プレートに沿ってその左右の細長い樹脂フックを下方向に下げて行くことで張力が、その台形メイン・バック・フレームの楔効果によりそのネットに保有可能にされるところの請求項1に記載の自動車シートに用いるシート・バック・フレーム。
  3. トップ・フレーム・メンバー、ボトム・フレーム・メンバー、および左右のサイド・フレーム・メンバーで所定の台形状に枠組みされる台形メイン・バック・フレームと、そのトップ・フレーム・メンバー寄りでその左右のサイド・フレーム・メンバー間に渡されて両端で固定的に取り付けられるアッパー・クロス・ワイヤと、上端をそのサイド・フレーム・メンバーのそのアッパー・クロス・ワイヤ寄りに、下端をそのサイド・フレーム・メンバーの下端にそれぞれ位置させてその左右のサイド・フレーム・メンバーの前端面上に上方から下方に対応的に伸びて固定的に取り付けられる左右の細長いネット・ホルダー・プレートと、ネット上端末に上の細長い樹脂フックを、ネット下端末に下の細長い樹脂フックをそれぞれ縫い付け、そして、左右のネット側端末に左右の細長い樹脂フックを対応的に縫い付けるネットとを含み、そして、そのネットが、そのアッパー・クロス・ワイヤにその上の細長い樹脂フックを、そのボトム・フレーム・メンバーにその下の細長い樹脂フックをそれぞれ引っ掛け、その左右の細長いネット・ホルダー・プレートにその左右の細長い樹脂フックを対応的に引っ掛けてその台形メイン・バック・フレームに張られ、そして、張力が、その台形メイン・バック・フレームの楔効果によりそのネットに保有可能にされるところの自動車シートに用いるシート・バック・フレーム。
  4. そのネットが、その左右の細長いネット・ホルダー・プレートの上端にその左右の細長い樹脂フックの下端を対応的に引っ掛け、そして、その状態からその左右の細長いネット・ホルダー・プレートに沿ってその左右の細長い樹脂フックを下方向に下げて行くことで張力が、その台形メイン・バック・フレームの楔効果によりそのネットに保有可能にされ、そして、そのアッパー・クロス・ワイヤにその上の細長い樹脂フックを、そのボトム・フレーム・メンバーにその下の細長い樹脂フックをそれぞれ引っ掛けてその台形メイン・バック・フレームに張られるところの請求項3に記載の自動車シートに用いるシート・バック・フレーム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012136060A (ja) * 2010-12-24 2012-07-19 Ts Tech Co Ltd 乗物用シート

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