JP5738783B2 - 自動車のリア・シートに用いるシート・バック - Google Patents
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Description
また、セカンド・シートでは、シート・バックが、センター・シート・バックを一体化した片側シート・バックと他側シート・バックとの6対4分割にされ、そして、そのセンター・シート・バックにセンター・アームレストを組み込む構造を採るのが一般的でそのセンター・アームレストは、また、シート・バックのフレーム・ボトム・パイプに2ヶ所以上で溶接された左右のセンター・アームレスト・ブラケット間にシャフトで前倒し可能に支持される構造が採られるので、そのバンやそのワゴンがそのサード・シートにおいてその前倒しさせたシート・バック上に大きな荷物を載せて走行する際、急ブレーキが掛けられると、その大きな荷物は慣性でそのセカンド・シートのそのシート・バックに当り、そのシート・バック・フレームのそのフレーム・ボトム・パイプがその大きな荷物の大きな荷重により変形され、それに伴ってその左右のセンター・アームレスト・ブラケットが間隔を広げる方向に開かれてそのシャフトがその左右のセンター・アームレスト・ブラケットから抜け外れ、そして、そのセンター・アームレストがそのセンター・シート・バックから外れ落ちてしまうことが発生する恐れがあった。
ター・アームレスト・ブラケットがブラケット・ピッチ保持ワイヤで連結されるのが望ましく、そのブラケット・ピッチ保持ワイヤが非直線状に成形されてその左右のセンター・アームレスト・ブラケット間に連結されるのがさらに望ましい。
りたたみセカンド・シートに活用されるところのこの発明の自動車のリア・シートに用いるシート・バックの具体例10を示し、この場合、その左右6対4分割型折りたたみセカンド・シートにおいて左の折りたたみシートのシート・バック10に具体化され、そして、左のバック・パッド、左のバック・カバー、センター・バック・パッド、センター・バック・カバーなどを省いて示された。勿論、この左の折りたたみシートは、センター・クッション(図示せず)を一体化した左のシート・クッション(図示せず)、センター・シート・バック11を一体化したそのシート・バック10、左のヘッドレスト(図示せず)、およびセンター・ヘッドレスト(図示せず)などで組み立てられる。
6が予め、所定の肉厚、大きさ、形状の鋼板ブランクから上端すぼまり形状にプレス形成され、そして、その左右のフレーム・サイド15、16がそれらの上端すぼまりでそのフレーム・トップ14のその溶接アーム20、21に対応的に溶接されてU字形状フレーム
に一体的に組み立てられる。
また、そのフレーム・ボトム・ビーム17は、所定の肉厚、太さの細長い鋼管から所定の長さに切断され、それの両端をその左右のフレーム・サイド15、16のパイプ穴22、23に差し込んで溶接される。
そのパネル・サポート・ボトム・パイプ18は、所定の肉厚の細長い鋼管から所定の長さに切断され、そして、U字形状に角曲げ加工されてさらに、両端部分を左右の溶接端2
4、25に内側に角曲げ加工し、そして、その左右の溶接端24、25でそのフレーム・ボトム・ビーム17に溶接される。
そのバック・パネル19は、所定の厚さ鋼板から所定の大きさ、形状の鋼板ブランクに打ち抜かれて多数の溶接突起がエンボス加工される。
そのシート・バック・フレーム11は、ボルト−ナットでその左右のフレーム・サイド15、16の下端に左右のリクライニング・デバイス37、38を対応的に締め付け、固定し、そして、その左右のリクライニング・デバイス37、38でその左のシート・クッションのシート・クッション・フレーム(図示せず)に連結されて、前倒し、前傾など可能に支持される。
また、その左右のセンター・アームレスト・ブラケット26、27は、所定の厚さの鋼板から所定の大きさ、形状の鋼板ブランクに打ち抜かれてシャフト支持アーム部分には穴明加工が、溶接フランジ部分には半円形曲げ加工がそれぞれ施され、そして、シャフト支持アーム28、29と溶接フランジ30、31とにL字曲げされて仕上げられる。
そして、そのように仕上げられたその左右のセンター・アームレスト・ブラケット26、27は、その溶接フランジ30、31をそのフレーム・ボトム・ビーム17の外周面に重ね合わせ、その左右のセンター・アームレスト・ブラケット26、27の一方が2ヶ所32、33の溶接でそのフレーム・ボトム・ビーム17に、その左右のセンター・アームレスト・ブラケット26、27の他方27がその一方のセンター・アームレスト・ブラケット26側端辺34のみの溶接でそのフレーム・ボトム・ビーム17にそれぞれ固定的に接合されてそのフレーム・ボトム・ビーム17に固定的に取り付けられる。
そして、そのブラケット・ピッチ保持ワイヤ36は、緩やかなV字形状に曲げ加工された非直線状になされる。
11に組付け状態に確実に保持される。
11 センター・シート・バック
12 シート・バック・フレーム
13 メイン・シート・バック・フレーム
14 フレーム・トップ
15 左のフレーム・サイド
16 右のフレーム・サイド
17 フレーム・ボトム・ビーム
18 パネル・サポート・ボトム・パイプ
19 バック・パネル
20 溶接アーム
21 溶接アーム
22 パイプ穴
23 パイプ穴
24 溶接端
25 溶接端
26 左のセンター・アームレスト・ブラケット
27 右のセンター・アームレスト・ブラケット
28 シャフト支持アーム
29 シャフト支持アーム
30 溶接フランジ
31 溶接フランジ
32 溶接箇所
33 溶接箇所
34 溶接箇所
35 センター・アームレスト・シャフト/シャフト
36 ブラケット・ピッチ保持ワイヤ
37 左のリクライニング・デバイス
38 右のリクライニング・デバイス
Claims (3)
- フレーム・トップおよび左右のフレーム・サイドからなり、他方のシート・バックに伸びてセンター・シート・バックを一体化可能にするメイン・シート・バック・フレームと、後方からの荷重を受け可能にする位置でそのメイン・シート・バック・フレームのその左右のフレーム・サイド間に渡されて両端でその左右のフレーム・サイドに一体的に取り付けられるフレーム・ボトム・ビームと、そのセンター・シート・バックに対応するそのフレーム・ボトム・ビームの箇所に所定の間隔を置いて固定的に取り付けられる左右のセンター・アームレスト・ブラケット間に渡されて両端でその左右のセンター・アームレスト・ブラケットに支持されるセンター・アームレスト・シャフトとを含み、そして、その左右のセンター・アームレスト・ブラケットの一方が、2ヶ所以上の溶接でそのフレーム・ボトム・ビームに、その左右のセンター・アームレスト・ブラケットの他方が、その一方のセンター・アームレスト・ブラケット側端辺のみの溶接でそのフレーム・ボトム・ビームにそれぞれ固定的に接合されるところの自動車のリア・シートに用いるシート・バック。
- その左右のセンター・アームレスト・ブラケットが、ブラケット・ピッチ保持ワイヤで連結される請求項1に記載の自動車のリア・シートに用いるシート・バック。
- そのブラケット・ピッチ保持ワイヤが、非直線状に成形される請求項2に記載の自動車のリア・シートに用いるシート・バック。
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