JP2010208383A - 液圧ユニット、ブレーキ液圧ユニットおよびバーハンドル車用ブレーキ液圧ユニット - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ハウジング2の2面のうち第1の面2aに取り付けられ、ポンプを駆動するモータMと、前記ハウジング2を車両に取り付けるための少なくとも2つのマウント部50,51と、を有し、マウント部50,51を、ハウジング2にモータMを取り付けた第1の面2aと、ハウジング2を車両に取り付けたときに下面を除く第1の面2aと交差する交差面2eの2つの面に設けるようにした。
【選択図】図8
Description
本発明は、上記問題に着目してなされたもので、その目的とするところは、液圧ユニットの車両搭載性を向上することができる液圧ユニット、ブレーキ液圧ユニットおよびバーハンドル車用ブレーキ液圧ユニットを提供することである。
〔全体構成〕
図1は、本発明の液圧ユニット1からなるブレーキシステムを搭載したバーハンドル車両53の全体構成図である。バーハンドル車両53は、前輪61f、後輪61rを有する二輪車両である。
実施例1のブレーキシステムは、Anti-lock Brake System(以下ABS)が搭載されたコントローラからの要求液圧に応じて液圧制御を行う。このブレーキシステムにおいては、前輪系統のブレーキ液圧回路3fと後輪系統のブレーキ液圧回路3rの2系統からなる配管構造となっている。前輪系統のブレーキ液圧回路3fには、前輪のマスタシリンダM/C(f)、ホイルシリンダW/C(f)が接続されており、後輪系統のブレーキ液圧回路3rには、後輪のマスタシリンダM/C(r)、ホイルシリンダW/C(r)が接続されている。
以下の符号において、「f」は前輪系統のブレーキ液圧回路3fの構成部材、「r」は後輪系統のブレーキ液圧回路3rの構成部材を示すが、前輪系統のブレーキ液圧回路3fと、後輪系統のブレーキ液圧回路3rの構成はほぼ同一であるため、特に区別しないときは「f」、「r」の符号を省略する。
前輪マスタシリンダM/C(f)は、バーハンドル58に設けられて、運転者によるブレーキレバーBLの操作によりブレーキ液圧を発生させる。後輪マスタシリンダM/C(r)は、ブレーキペダルBP付近に設けられて、運転者によるブレーキペダルBPの操作によりブレーキ液圧を発生させる。前輪マスタシリンダM/C(f)は、マスタ側配管59により液圧ユニット1に接続し、後輪マスタシリンダM/C(r)は、マスタ側配管60により液圧ユニット1に接続している。
前輪ホイルシリンダW/C(f)は、前輪61fに設けられたロータ62f付近に設けられ、ブレーキ液圧によりロータ62fに制動力を発生させる。後輪ホイルシリンダW/C(r)は、後輪61rに設けられたロータ62r付近に設けられ、ブレーキ液圧によりロータ62rに制動力を発生させる。前輪ホイルシリンダW/C(f)は、ホイル側配管63により液圧ユニット1に接続し、後輪ホイルシリンダW/C(r)は、ホイル側は移管64により液圧ユニット1に接続している。
前輪61fには、前輪61fと一体に回転するセンサロータ65fが設けられており、このセンサロータ65fの回転速度を車輪速センサ66fにより検出している。後輪61rには、後輪61rと一体に回転するセンサロータ65rが設けられており、このセンサロータ65rの回転速度を車輪速センサ66rにより検出している。
図2は、液圧ユニット1の液圧回路図である。
前輪のマスタシリンダM/C(f)とハウジング2とはマスタ側配管59、マスタシリンダポート4fを介して液路5fに、後輪のマスタシリンダM/C(r)とハウジング2とはマスタ側配管60、マスタシリンダポート4rを介して液路5rに接続されている。この液路5はピストンポンプPの吐出側に接続されている。
前輪のホイルシリンダW/C(f)とハウジング2とはホイルシリンダポート19f、ホイル側配管63を介して液路6fに、後輪のホイルシリンダW/C(r)とハウジング2とはホイルシリンダポート19r、ホイル側配管64を介して液路6rに接続されている。この液路6は、液路5のマスタシリダポート4とピストンポンプPとの間に接続されている。
液路6には常開の流入弁7f,7rが設けられている。また液路6には、流入弁7を迂回する液路8f,8rが設けられており、この液路8f,rには、チェック弁9f,9rが設けられている。このチェック弁9は、ホイルシリンダW/Cから液路5へ向かう方向へのブレーキ液の流れを許容し、反対方向の流れを禁止する。
液路5のホイルシリンダW/Cと流入弁7との間から液路10f,10rが分岐している。この液路10f,10rはそれぞれリザーバ12f,12rに接続されており、途中に常閉の流出弁11f,11rが設けられている。
液路10の流出弁11とリザーバ12との間から液路13f,13rが分岐している。この液路13はピストンポンプPの流入側に接続されている。
ピストンポンプPは、液路13と吸入弁14f,14rを介して接続している。この吸入弁14は、液路13からピストンポンプPへ向かう方向へのブレーキ液の流れを許容し、反対方向の流れを禁止する。またピストンポンプPは、液路5と吐出弁15f,15rを介して接続している。この吐出弁15は、ピストンポンプPから液路5へ向かう方向へのブレーキ液の流れを許容し、反対方向の流れを禁止する。
図3は液圧ユニット1のハウジング2の斜視図である。以下の説明では、図3においてマスタシリンダポート4f,4rが開口している面を前面2a、前面2aの背面を後面2b、ホイルシリンダポート19f,19rが開口している面を上面2c、上面2cの背面を下面2d、前面2a側からみて右の側面を右側面2e、左の側面を左側面2fと記載する。
図4はハウジング2の前面2aから見たスケルトン図、図5はハウジング2の右側面2eから見たスケルトン図、図6はハウジング2の上面2cから見たスケルトン図である。
ハウジング2は概直方体であって、前面2a側にモータMが取り付けられ、後面2b側に流入弁7、流出弁11、モータMを駆動する電子コントロールユニット基板57を収容したケース54が取り付けられる。ハウジング2には各孔、液路が形成され、これら各孔、液路はハウジング2の外側からドリル等により略垂直方向に穿設される。
ハウジング2の前面2aにはマスタシリンダM/Cと接続するマスタシリダポート4f,4rと、モータMの電源シャフトが挿入される電源シャフト孔30と、偏心カム18を収容する偏心カム収容孔31と、ハウジング2を車両53に固定する第1マウント部50を取り付けるボルト50cが挿入されるボルト穴67と、モータMを取り付けるねじ70が挿入されるねじ穴71が形成されている。
ハウジング2の後面2bには流入弁7が装着される流入弁装着孔32f,32rと、流出弁11が装着される流出弁装着孔33f,33rと、ケース54をハウジング2に固定するねじ72が挿入されるねじ穴34が形成されている。
ハウジング2の上面2cにはホイルシリンダW/Cと接続するホイルシリンダポート19f,19rと、液路5f,5rと、吸入弁14が装着される吸入弁装着孔36f,36rと、吐出弁15が装着される吐出弁装着孔37f,37rと、液路6f,6rの一部である液路6fa,6raと、同じく液路6f,6rの一部である液路6fc,6rcと、液路10f,10rの一部である液路10fa,10raとが形成されている。吸入弁装着孔36と吐出弁装着孔37により貫通孔38f,38rを形成している。
ハウジング2の下面2dにはリザーバ12を収容するリザーバ収容孔39f,39rと、液路10の一部である液路10fb、10rbと、液路13f,13fとが形成されている。なお、液路6fc,6rc、液路10fa,10ra及び液路10fb,10rbによって連通孔41を形成している。
ハウジング2の右側面2e、左側面2fには、ピストンポンプPのピストン17を収容するピストン収容孔40f,40rと、液路6f,6rの一部である液路6fb,6rbが形成されている。またハウジング2の右側面2eには、ハウジング2を車両53に固定する第2マウント部51を取り付けるボルト51cが挿入されるボルト穴68が形成されている。
図7は、第1マウント部50と、第2マウント部51と、マウント部50,51を車両53に取り付けるためのブラケット56の斜視図である。 ブラケット56は略L字状に形成され、両端部を折り返して立設部69a,69bが形成されている。マウント部50,51は、ブラケット56の立設部69a,69bの端部に固定されたゴム部材50a,51aと、ゴム部材50a,51aの中空部に挿入されるカラー50b,51bと、マウント部50,51とブラケット56をハウジング2に固定するボルト50c,51cを有している。
図8,9,10は、液圧ユニット1の外観を示す図であり、図8はハウジング2の前面2a側から見た図、図9は右側面2e側から見た図、図10は後面2b側から見た図である。
モータMはハウジング2の前面2aに取り付けられ、ケース54はハウジング2の後面2bに取り付けられている。ケース54は、ハウジング2に取り付けられた状態で右側面2e側に延在する延在部54aを有し、この延在部54aの端部にコネクタ55が形成されている。このコネクタ55は、ケース54内部に収容されている電子コントロールユニット基板57と、他の電子コントロールユニットや電源と電気的に接続するためのものであって、ハウジング2の前面2a方向に突出して形成されている。
第1マウント部50は、前面2aであって、ハウジング2を車両53に取り付けた状態で前面2aを見たとき左下方向に立設されている。第2マウント部51は、前面2aと交差する右側面2eであって、ピストン収容孔40の軸線位置に対して後面2b側に立設されている。この第2マウント部51は、ハウジング2の右側面2eとコネクタ55との間に配設されている。
また図10に示すように、液圧ユニット1をハウジング2の後面2b側から投影したときに、ハウジング2、マウント部50,51がケース54の投影領域内に収まっている。
前述した特許文献1に示すように、液圧ユニットを車両に固定するためにハウジングの下面にマウントが配設された場合、液圧ユニットが高い位置で固定されることとなる。ハウジング内にはポンプや電磁弁が収容されており、またハウジングにはモータが設置されている。震動源となるこれらの機器が液圧ユニットとともに高い位置に配置されることとなるため液圧ユニットの振動が大きくなる恐れがあり、液圧ユニットの車両搭載性が低下する。
そこで実施例1では、マウント部50,51を、ハウジング2の前面2aと、前面2aと交差する右側面2eに設けた。換言すると、マウント部50、51をハウジングの下面2d以外の前面2a、右側面2eに設けることで、液圧ユニット1の取り付け位置を低くしている。また液圧ユニット1の高さ方向の長さを短くしている。また、マウント部50、51を交差する2面に設けることで、ハウジング2に作用する振動の吸収を向上している。
また実施例1では、コネクタ55を、右側面2eの方向に延在したケース54の延在部54aの端部側に設けた。すなわち、コネクタ55と接続する接続端子が、デッドスペースとなっていたハウジング2の右側でコネクタ55と接続することとしている。
また実施例1では、第1マウント部50を、ハウジング2の前面2aにモータMの軸方向に立設し、第2マウント部51を右側面2eに立設した。また、第2マウント部51を右側面2eとコネクタ55との間に位置するようにした。すなわち、コネクタ55とハウジング2の右側面2eとの間のスペースに第2マウント部51を設けている。
また実施例1では、液圧ユニット1をハウジング2の後面2b側から投影したときに、ハウジング2、モータMおよびマウント部50,51が、ケース54の投影領域内に収まるようにした。
また実施例1では、第1マウント部50と第2マウント部51を、共通のブラケット56を介して車両53に取り付けることとした。すなわち、ブラケット56を第1マウント部50、第2マウント部51用に別々に設ける必要をなくした。
また実施例1では、モータMの回転軸がハウジング2の前面2aに略垂直となるように、モータMをハウジング2の前面2aに固定した。またこのモータMにより駆動されるピストンポンプPを、ハウジング2の右側面2eと左側面2fに略垂直方向に収容するようにした。そしてハウジング2を、前面2aに設けた第1マウント部50と右側面2eに設けた第2マウント部51とによって支持することとした。すなわち、ピストンポンプPにより発生する右側面2e、左側面2gに略垂直方向に発生する振動を第2マウント部51によって吸収するようにした。
また実施例1では、第1マウント部50と第2マウント部51によって、ピストンポンプPの軸線を跨ぐ用にハウジング2を支持するようにした。すなわち、第1マウント部50と第2マウント部51によって、ピストンポンプPにより液圧ユニット1に発生する振動を吸収している。
以下に実施例1の効果を列記する。
(1)内部に液路5,6,8,10,13(油路)を有し、該液路5,6,8,10,13内の作動液を流動させるピストンポンプPを内蔵し、互いに交わる少なくとも2面を有するハウジング2と、ハウジング2の2面のうち前面2a(第1の面)に取り付けられ、ピストンポンプPを駆動するモータMと、ハウジング2を車両に取り付けるための少なくとも2つのマウント部50、51と、を有し、マウント部50,51を、前面2aと、ハウジング2を車両53に取り付けたときに前面2aと交差する右側面2e(交差面)に設けた。
よって、マウント部50、51をハウジングの下面2d以外の前面2a、右側面2eに設けたため、液圧ユニット1の取り付け位置を低くすることが可能となり、液圧ユニット1の車両搭載性を向上することができ、また高さ方向に小型化をすることができる。
(2)流入弁7、流出弁11(電磁弁)を駆動する電子コントロールユニット基板57と、ハウジング2の前面2aに対向する後面2b(第2の面)に取り付けられ、内部に電子コントロールユニット基板57を格納したケース54と、ケース54に設けられ、電子コントロールユニット基板57を外部と電気的に接続を行うためのコネクタ55と、を有し、コネクタ55を、右側面2eの方向に延在した延在部54aの端部側に設けた。
よって、コネクタ55と接続する接続端子が、デッドスペースとなっていたハウジング2の左側でコネクタ55と接続することとなるため、小型化を図ることができる。
(3)マウント部50,51は、ハウジング2の前面2aに立設されたモータMの軸方向に立設する第1マウント部50と、右側面2eに立設された第2マウント部51と、を有し、第2マウント部51を右側面2eとコネクタ55との間に位置するようにした。
よって、コネクタ55とハウジング2の右側面2eとのスペースを活用して第2マウント部51を設けることができるため、液圧ユニット1の小型化を図ることができる。
(4)後面2b側から投影したときに、ハウジング2、モータMおよびマウント部50,51をケース54の投影領域内に収まるようにした。
よって、液圧ユニット1の小型化を図ることができる。
(5)第1マウント部50と第2マウント部51を、共通のブラケット56を介して車両に取り付けることとした。
よって、部品点数を抑制することができる。
(6)内部に液路5,6,8,10,13(ブレーキ液圧回路)が形成されたハウジング2と、ハウジング2内に設けられ、液路5,6,8,10,13内のブレーキ液を流動させるピストンポンプPと、ハウジング2の前面2a(第1の面)に取り付けられ、ピストンポンプPを駆動するためのモータMと、ハウジング2の前面2aに対向する後面2b(第2の面)に取り付けられ、内部にピストンポンプPを駆動するための電子コントロールユニット基板57を格納したケース54と、ハウジング2に取り付けられ、ハウジング2を車両に取り付けるためのマウント部50,51と、を有する液圧ユニット1であって、液圧ユニット1を後面2b側から投影したときに、ハウジング2、モータMおよびマウント部50,51がケース54の投影領域内に収まるようにした。
よって、マウント部50、51をハウジングの下面2d以外の前面2a、右側面2eに設けたため、液圧ユニット1の取り付け位置を低くすることが可能となり、液圧ユニット1の車両搭載性を向上することができ、また高さ方向に小型化をすることができる。
(7)バーハンドル車用の液圧ユニット1において、内部に前後輪2系統の液路5,6,8,10,13を形成したハウジング2と、ハウジング2内に設けられ、各系統に設けられたピストンポンプPと、各系統に設けられた流入弁7、流出弁11(電磁弁)と、流入弁7、流出弁11を駆動する電子コントロールユニット基板57と、ハウジング2の前面2a(前面)に取り付けられピストンポンプPを駆動するためのモータMと、ハウジング2の前面2aに対向する後面2b(第2の面)に取り付けられ、内部に電子コントロールユニット基板57を格納したケース54と、ケース54に設けられ、電子コントロールユニット基板57を外部と電気的接続を行うためのコネクタ55と、ハウジング2を車両53に取り付けるための複数のマウント部50,51と、を有し、マウント部50,51は、前面2aに立設されたモータMの軸方向に立設する第1マウント部50と、前面2aと後面2bに交差して設けられた右側面2eに立設する第2マウント部51と、を有し、ケース54は、右側面2eの方向に延在する延在部54aと、延在部54aの端部に接続部が前面2aの方向に突出して設けられたコネクタ55と、を有し、第2マウント部51を、右側面2eとコネクタ55との間に位置するようにした。
よって、マウント部50、51をハウジングの下面2d以外の前面2a、右側面2eに設けたため、液圧ユニット1の取り付け位置を低くすることが可能となり、液圧ユニット1の車両搭載性を向上することができ、また高さ方向に小型化をすることができる。
(8)内部に液路5,6,8,10,13を有し、該液路5,6,8,10,13内の作動液を流動させるピストンポンプPを内蔵し、複数の面を備えたハウジング2と、複数のハウジング面のうち前面2a(第1の面)に取り付けられピストンポンプPを駆動するモータMと、ハウジング2を車両に取り付けるための2つのマウント部50,51と、第1マウント部50を少なくとも前面2aに設け、第2マウント部51を前面2aまたは他の面に設けられた。
よって、マウント部50、51をハウジングの下面2d以外の前面2a、右側面2eに設けたため、液圧ユニット1の取り付け位置を低くすることが可能となり、液圧ユニット1の車両搭載性を向上することができ、また高さ方向に小型化をすることができる。
図11は液圧ユニットが車両に搭載されている位置を示す図である。特に二輪車両においては、液圧ユニット1は図11に示すように座席S、燃料タンクTおよびエンジンEで囲まれた狭いスペースや、車体フレームFで囲まれた狭いスペースに搭載されるため、高さ方向に小型化することは極めて有効である。
次に実施例2の液圧ユニット1について説明する。実施例2では、ハウジング2の下面2dから上面2cまでの長さを、ケース54の下面54dから上面54cまでの長さより短く形成した点で実施例1と異なる。以下、実施例2の液圧ユニット1の構成を説明するが、実施例1の液圧ユニット1と同じ構成については、同一の符号を付して説明を省略する。
〔構成〕
図12,12は、液圧ユニット1の外観を示す図であり、図12はハウジング2の前面2a側から見た図、図13は後面2b側から見た図である。ハウジング2の下面2dから上面2cまでの長さH1は、ケース54の下面54dから上面54cまでの長さH2より短くなるように形成している。また図13に示すように、液圧ユニット1をハウジング2の後面2b側から投影したときに、ハウジング2、マウント部50,51、ブラケット56がケース54の投影領域内に収まっている。
〔作用〕
四輪車両で用いられていたABSがバーハンドル車両にも適用されるようになった。四輪車両の液圧ユニットでは流入弁と流出弁を各輪に設けるため、ハウジングには合計8個の電磁弁を収容する必要があるが、バーハンドル車両は主に二輪車両であるため、ハウジングには合計4個の電磁弁を収容できれば良い。このため、流入弁7と流出弁11を収容するハウジング2は、四輪車両のハウジングに比べて小型化を図ることが可能である。一方、四輪車両用のABSの制御ロジックも、バーハンドル両用のABSの制御ロジックもほぼ同じであるため、四輪車両用の液圧ユニットの電子コントロールユニット基板に対して、実施例2のバーハンドル用の液圧ユニット1の電子コントロールユニット基板57を大幅に小型化することができない。
そこで実施例2では、ハウジング2のみを小型化することとした。具体的には、ハウジング2の下面2dから上面2cまでの長さを、ケース54の下面54dから上面54cまでの長さより短くした。
また実施例2では、液圧ユニット1を、ハウジング2の後面2b側から投影したときに、ハウジング2、モータM、マウント部50,51およびブラケット56を、ケース54の投影領域内に収まるようにした。すなわち、ケース54の範囲に液圧ユニット1を納めるようにした。
〔効果〕
(9)ハウジング2の下面2dから上面2cまでの長さを、ケース54の下面54dから上面54cまでの長さより短くした。
よって、液圧ユニット1を小型化することができる。
(10)ハウジング2の後面2b(第2の面)側から投影したときに、ハウジング2、モータM、マウント部50,51およびブラケット56を、ケース54の投影領域内に収まるようにした。
よって、ケース54の範囲に液圧ユニット1を納めることが可能となり、液圧ユニット1の搭載性を向上することができる。
次に実施例3の液圧ユニット1について説明する。実施例3では、第2マウント部51をハウジング2の上面2cに立設した点で実施例1と異なる。以下、実施例3の液圧ユニット1の構成を説明するが、実施例1の液圧ユニット1と同じ構成については、同一の符号を付して説明を省略する。
〔構成〕
図14,14は、液圧ユニット1の外観を示す図であり、図14はハウジング2の前面2a側から見た図、図13は右側面2eから見た図である。
ケース54は、ハウジング2に取り付けられた状態で左側面2f側に延在する延在部54bを有し、この延在部54bの端部にコネクタ55が形成されている。
第1マウント部50は、前面2aであって、ハウジング2を車両53に取り付けた状態で前面2aを見た状態で左上方向に立設されている。第2マウント部51は、前面2aと交差する上面2cであって、ピストン収容孔40の軸線位置よりも後面2b側に立設されている。
〔作用〕
液圧ユニット1を、ハウジング2の下面2dに設けたマウント部によって支持をすると、液圧ユニット1の重心に作用する重力により、マウント部を支点とした倒れ方向の力が発生する。そこで、実施例3では、ハウジング2の下面2d以外の前面2aと上面2cにマウント部50,51を設けた。すなわち、液圧ユニット1の重心に作用する重力により、マウント部を支点とした倒れ方向に力が発生しないようにした。
〔効果〕
(11)マウント部50,51は、ハウジング2の前面2a(第1の面)に立設され、モータMの回転軸に沿って延びる第1マウント部50と、この第1マウント部50に交差する方向に延びる第2マウント部51と、を有し、第2マウント部51をハウジング2が車両53に取り付けられたときの上面方向に位置する上面2cに立設した。
よって、液圧ユニット1の重心に作用する重力により、マウント部を支点とした倒れ方向に力が発生しないため、液圧ユニット1の支持剛性を向上することができる。
次に実施例4の液圧ユニット1について説明する。実施例4では、ハウジング2の前面2aに設けた第1マウント部50の位置や、ケース54の延在部54bの延在方向が実施例1と異なる。以下、実施例4の液圧ユニット1の構成を説明するが、実施例1の液圧ユニット1と同じ構成については、同一の符号を付して説明を省略する。
〔構成〕
図16,16は、液圧ユニット1の外観を示す図であり、図16はハウジング2の前面2a側から見た図、図17は右側面2e側から見た図である。ケース54は、ハウジング2に取り付けられた状態で左側面2f側に延在する延在部54bを有し、この延在部54bの端部にコネクタ55が形成されている。
第1マウント部50は、前面2aであって、ハウジング2を車両53に取り付けた状態で前面2aを見た状態で左上方向に立設されている。第2マウント部51は、前面2aと交差する右側面2eであって、ピストン収容孔40の軸線位置に対して後面2b側に立設されている。
〔作用〕
実施例4では、マウント部50,51を、ハウジング2の前面2aと、前面2aと交差する右側面2eに設けた。換言すると、マウント部50、51をハウジングの下面2d以外の前面2a、右側面2eに設けることで、液圧ユニット1の取り付け位置を低くしている。また液圧ユニット1の高さ方向の長さを短くしている。また、マウント部50、51を交差する2面に設けることで、ハウジング2に作用する振動の吸収を向上している。
〔効果〕
(12)マウント部50,51を、前面2aと、ハウジング2を車両53に取り付けたときに前面2aと交差する右側面2e(交差面)に設けた。
よって、マウント部50、51をハウジングの下面2d以外の前面2a、右側面2eに設けたため、液圧ユニット1の取り付け位置を低くすることが可能となり、液圧ユニット1の車両搭載性を向上することができ、また高さ方向に小型化をすることができる。
次に実施例5の液圧ユニット1について説明する。実施例5の液圧ユニット1では、ハウジング2の前面2aに設けた第1マウント部50の位置や、ケース54が延在部54a、54bを有する点が実施例2と異なる。
〔構成〕
図18、図19は、液圧ユニット1の外観を示す図であり、図18はハウジング2の前面2a側から見た図、図19は後面2b側から見た図である。ケース54は、ハウジング2の右側面2e方向に延在した延在部54aと、ハウジング2の左側面2f方向に延在した延在部54bとを有し、延在部54bの端部にコネクタ55が設けられている。
第1マウント部50は、前面2aであって、ハウジング2を車両53に取り付けた状態で前面2aを見た状態で左上方向に立設されている。第2マウント部51は、前面2aと交差する右側面2eであって、ピストン収容孔40の軸線位置に対して後面2b側に立設されている。
ハウジング2の下面2dから上面2cまでの長さH1は、ケース54の下面54dから上面54cまでの長さH2より短くなるように形成している。また図19に示すように、液圧ユニット1をハウジング2の後面2b側から投影したときに、ハウジング2、マウント部50,51、ブラケット56がケース54の投影領域内に収まっている。
〔作用〕
(13) 実施例5では、液圧ユニット1を、ハウジング2の後面2b側から投影したときに、ハウジング2、モータM、マウント部50,51およびブラケット56を、ケース54の投影領域内に収まるようにした。すなわち、ケース54の範囲に液圧ユニット1を納めるようにした。
〔効果〕
ハウジング2の後面2b側から投影したときに、ハウジング2、モータM、マウント部50,51およびブラケット56を、ケース54の投影領域内に収まるようにした。
よって、ケース54の範囲に液圧ユニット1を納めることが可能となり、液圧ユニット1の小型化を図ることができる。
次に実施例6の液圧ユニット1について説明する。実施例2では、ハウジング2の下面2dから上面2cまでの長さを、ケース54の下面54dから上面54cまでの長さより短く形成した点で実施例3と異なる。
〔構成〕
図20は、液圧ユニット1の外観を示す図であり、ハウジング2の前面2a側から見た図である。ハウジング2の下面2dから上面2cまでの長さH1は、ケース54の下面54dから上面54cまでの長さH2より短くなるように形成している。
〔作用〕
実施例6では、ハウジング2のみを小型化し、ハウジング2の下面2dから上面2cまでの長さを、ケース54の下面54dから上面54cまでの長さより短くした。
〔効果〕
(14)ハウジング2の下面2dから上面2cまでの長さを、ケース54の下面54dから上面54cまでの長さより短くした。
よって、液圧ユニット1を小型化することができる。
以上、本願発明を実施するための最良の形態を、実施例1ないし実施例3に基づいて説明してきたが、各発明の具体的な構成は各実施例に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があっても、本発明に含まれる。
例えば、実施例1では液圧ユニット1をバーハンドル車両に適用した例で説明したが、四輪車両に適用しても良い。
2 ハウジング
2a 前面(第1の面)
2b 後面(第2の面)
2c 上面(交差面)
2d 下面
2e 右側面(交差面)
2f 左側面(交差面)
5,6,8,10,13 液路(油路、ブレーキ液圧回路)
7 流入弁(電磁弁)
11 流出弁(電磁弁)
14 吸入弁
50 第1マウント部(マウント部、第1マウント軸)
50,51 マウント部
53 バーハンドル車両
54 ケース
54a 延在部
54b 延在部
54c 上面
54d 下面
55 コネクタ
56 ブラケット
57 電子コントロールユニット基板
58 バーハンドル
61f 前輪
61r 後輪
M モータ
P ピストンポンプ(ポンプ、ピストンポンプ)
Claims (21)
- 内部に油路を有し、該油路内の作動液を流動させるポンプを内蔵し、互いに交わる少なくとも2面を有するハウジングと、
前記ハウジングの2面のうち第1の面に取り付けられ、前記ポンプを駆動するモータと、
前記ハウジングを車両に取り付けるための少なくとも2つのマウント部と、
を有し、
前記マウント部は、前記第1の面と、前記ハウジングを前記車両に取り付けたときに下面を除く前記第1の面と交差する交差面の2つの面に設けられることを特徴とする液圧ユニット。 - 請求項1に記載した液圧ユニットにおいて、
電磁弁を駆動する電子コントロールユニット基板と、
前記ハウジングの前記第1の面に対向する第2の面に取り付けられ、内部に前記電子コントロールユニット基板を格納したケースと、
前記ケースに設けられ、前記電子コントロールユニット基板を外部と電気的に接続を行うためのコネクタと、
を有し、
前記コネクタは、前記交差面の方向に延在した延在部の端部側に設けられたことを特徴とする液圧ユニット。 - 請求項2に記載した液圧ユニットにおいて、
前記マウント部は、前記ハウジングの前記第1の面に立設された前記モータの軸方向に立設する第1マウント軸と、前記交差面に立設された第2マウント軸と、を有し、
前記第2マウント軸は、前記交差面と前記コネクタとの間に位置することを特徴とする液圧ユニット。 - 請求項3に記載した液圧ユニットにおいて、
前記第2の面側から投影したときに、前記ハウジング、前記モータおよび前記マウント部が前記ケースの投影領域内に収まっていることを特徴とする液圧ユニット。 - 請求項4に記載した液圧ユニットにおいて、
前記ハウジングの下面から上面までの長さは、対応する前記ケースの長さより短いことを特徴とする液圧ユニット。 - 請求項3に記載した液圧ユニットにおいて、
前記第1マウント軸と前記第2マウント軸は、共通のブラケットを介して車両に取り付けられていることを特徴とする液圧ユニット。 - 請求項6に記載した液圧ユニットにおいて、
前記ハウジングの下面から上面までの長さは、対応する前記ケースの長さより短いことを特徴とする液圧ユニット。 - 請求項7に記載した液圧ユニットにおいて、
前記第2の面側から投影したときに、前記ハウジング、前記モータ、前記マウント部および前記ブラケットが前記ケースの投影領域内に収まっていることを特徴とする液圧ユニット。 - 請求項1に記載した液圧ユニットにおいて、
前記マウント部は、前記ハウジングの前記第1の面に立設された前記モータの回転軸に沿って伸びる第1マウント軸と、該第1マウント軸に交差する方向に伸びる第2マウント軸と、を有することを特徴とする液圧ユニット。 - 請求項9に記載した液圧ユニットにおいて、
前記油路を開閉する電磁弁と、
前記電磁弁を駆動する電子コントロールユニット基板と、
前記ハウジングの前記第1の面に対向する第2の面に取り付けられ、内部に前記電子コントロールユニット基板を格納したケースと、
前記ケースに設けられ、前記電子コントロールユニット基板を外部と電気的接続を行うためのコネクタと、
を有し、
前記コネクタは、前記ハウジングを前記車両に取り付けたときに下面を除く前記第1の面と交差する交差面の方向に延在した延在部の端部側に設けられ、
前記第2マウント軸は、前記交差面と前記コネクタとの間に位置することを特徴とする液圧ユニット。 - 請求項10に記載した液圧ユニットにおいて、
前記第2の面側から投影したときに、前記ハウジング、前記モータおよび前記マウント部が前記ケースの投影領域内に収まっていることを特徴とする液圧ユニット。 - 請求項1に記載した液圧ユニットにおいて、
前記マウント部は、前記ハウジングの前記第1の面に立設され、前記モータの回転軸に沿って延びる第1マウント軸と、該第1マウント軸に交差する方向に延びる第2マウント軸と、を有し、
前記第2マウント軸は前記ハウジングが前記車両に取り付けられたときの上面方向に位置する前記交差面に立設されていることを特徴とする液圧ユニット。 - 内部にブレーキ液圧回路が形成されたハウジングと、
前記ハウジング内に設けられ、前記ブレーキ液圧回路内のブレーキ液を流動させるポンプと、
前記ハウジングの第1の面に取り付けられ、前記ポンプを駆動するためのモータと、
前記ハウジングの前記第1の面に対向する第2の面に取り付けられ、内部に前記モータを駆動するための電子コントロールユニット基板を格納したケースと、
前記ハウジングに取り付けられ、該ハウジングを車両に取り付けるためのマウント部と、
を有するブレーキ液圧ユニットであって、
前記第2の面側から投影したときに、前記ハウジング、前記モータおよび前記マウント部が前記ケースの投影領域内に収まっていることを特徴とするブレーキ液圧ユニット。 - 請求項13に記載のブレーキ液圧ユニットにおいて、
前記ブレーキ液圧回路を開閉する電磁弁と、
前記ケースに設けられ、前記第2電子コントロールユニット基板を外部と電気的接続を行うためのコネクタと、
を備え、
前記電子コントロールユニット基板は、前記電磁弁を駆動し、
前記コネクタは、前記ハウジングを前記車両に取り付けたときに下面を除く前記第1の面と交差する交差面の方向に延在した延在部の端部側に設けられたことを特徴とするブレーキ液圧ユニット。 - 請求項14に記載したブレーキ液圧ユニットにおいて
前記マウント部は、前記ハウジングの前記第1の面に立設された前記モータの軸方向に立設する第1マウント軸と、前記交差面に立設された第2マウント軸と、を有し、
前記第2マウント軸は、前記交差面と前記コネクタとの間に位置することを特徴とするブレーキ液圧ユニット。 - 請求項15に記載したブレーキ液圧ユニットにおいて、
前記第1マウント軸と前記第2マウント軸は、共通のブラケットを介して車両に取り付けられていることを特徴とするブレーキ液圧ユニット。 - 請求項16に記載したブレーキ液圧ユニットにおいて、
前記ハウジングの下面から上面までの長さは、対応する前記ケースの長さより短いことを特徴とするブレーキ液圧ユニット。 - 請求項16に記載したブレーキ液圧ユニットにおいて、
前記第2の面側から投影したときに、前記ブラケットは前記ケースの投影領域内に収まっていることを特徴とするブレーキ液圧ユニット。 - 内部に前後輪2系統の油路を形成したハウジングと、
該ハウジング内に設けられ、各系統に設けられたピストンポンプと、
各系統に2つ設けられた電磁弁と、
少なくとも前記電磁弁を駆動する電子コントロールユニット基板と、
前記ハウジングの第1の面に取り付けられ前記ピストンポンプを駆動するためのモータと、
前記ハウジングの前記第1の面に対向する第2の面に取り付けられ、内部に前記電子コントロールユニット基板を格納したケースと、
前記ケースに設けられ、前記電子コントロールユニット基板を外部と電気的接続を行うためのコネクタと、
前記ハウジングを車両に取り付けるための複数のマウント部と、
を有し、
前記マウント部は、前記第1の面に立設された前記モータの軸方向に立設する第1マウント軸と、前記第1の面と前記第2の面に交差して設けられた第3の面に立設する第2マウント軸と、を有し、
前記ケースは、前記第3の面の方向に延在する延在部と、前記延在部の端部に接続部が前記第1の面の方向に突出して設けられたコネクタと、を有し、
前記第2マウント軸は、前記第3の面と前記コネクタとの間に位置することを特徴とするバーハンドル車用ブレーキ液圧ユニット。 - 請求項19に記載したバーハンドル車用ブレーキ液圧ユニットにおいて、
前記第2の面側から投影したときに、前記ハウジング、前記モータ、前記マウント部および前記ブラケットが、前記ケースの投影領域内に収まっていることを特徴とするバーハンドル車用ブレーキ液圧ユニット。 - 内部に油路を有し、該油路内の作動液を流動させるポンプを内蔵し、複数の面を備えたハウジングと、
前記複数のハウジング面のうち第1の面に取り付けられ前記ポンプを駆動するモータと、
前記ハウジングを車両に取り付けるための2つのマウント部と、
前記マウント部の1つは少なくとも前記第1の面に設けられ、他のマウント部は第1の面または他の面に設けられたことを特徴とする液圧ユニット。
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