JP2010204666A - 光学フィルター - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、少なくとも1つの光学効果層と、溶液から成形された少なくとも1つの非延伸性の保護ポリアミド層と、を含んでなる光学フィルターに関する。
【解決手段】本発明に係る光学フィルターは、少なくとも1つの保護ポリアミド層は、PA MACMI/12及び所望の凝集体からなる。上記少なくとも1つの保護ポリアミド層は、全ポリアミドに対して、23モルパーセントから57モルパーセントの含有量のラウロラクタムを含むことを特徴とする。
【選択図】なし

Description

本発明は、少なくとも1つの光学効果層と、溶液から成形された少なくとも1つの非延伸保護ポリアミド層と、を含んでなる光学フィルターに関する。
光学フィルターは、長い間知られており、例えば、パスフィルター、補色フィルター、中性フィルター、IRカットオフフィルター、若しくはUVカットオフフィルターとして使用されている。このようなフィルターの応用例は、例えばフォトグラフィー、レーザーテクノロジー、若しくは眼科の分野ではよく知られている。このような光学フィルターは、簡単に損傷を受けることが知られている。そのため、当該光学フィルターには、その一方若しくは両側に保護層が設けられることが好ましい。
機能的な光学レンズが、例えばEP1 804 088 A2により知られている。当該光学レンズは、押出成形されたポリアミド層と、ポリアミドシート層及び光学フィルム層を含む光学シートと、を含む。当該ポリアミドシート層は、延伸のポリアミドシートを含むことが好ましい。当該光学フィルム層のための材料として、ポリビニルアルコール、アクリル樹脂、エステル樹脂、スチレン樹脂、ポリ塩化ビニル、ポリアミド及びポリカーボネートが挙げられる。押出成形されたポリアミド層及びポリアミドシート層には、主にポリアミド、好ましくは脂環式ポリアミド、具体的には”トログアミドCX7323”や”グリルアミドTR90”が含まれる。
EP1 217 397 A2から、偏光層が2つの保護層の間に形成された偏光プレートを含む偏光成形品が知られている。個々の層は、接着剤を用いて互いに接着されている。当該保護層は、押出成形若しくはキャスティングにより作製することができる。保護層のための材料としては、とりわけポリカーボネート、ポリアミド、ポリエステル、ポリウレタン、ポリスチレン、ポリメチルメタクリレート、ポリ塩化ビニル、セルロース派生体が挙げられる。キャスティングのための樹脂として、特に、セルロース、ポリビスフェノールAカーボネート、及びポリメチルメタクリレートが推奨され、好ましくは、アセチルセルロース及びプロピルセルロースが用いられる。
本発明の目的は、少なくとも1つの光学効果層と、溶液から成形された少なくとも1つの非延伸性の保護ポリアミド層と、を含んでなる光学フィルターを提供することにある。
当該光学フィルターは、少なくとも、両側にそれぞれ1つの外層(いわゆる保護層)を有する中間層(いわゆる光学効果層)を含んでなる。
当該目的は、独立請求項1に係る光学フィルターにより達成される。本発明に係る光学フィルターは、少なくとも1つの光学効果層と、溶液から成形された少なくとも1つの非延伸性保護ポリアミド層と、を含む。本発明に係る光学フィルターは、少なくとも1つの保護ポリアミド層が、PA MACMI/12と任意の添加剤とからなることを特徴とする。当該少なくとも1つの保護ポリアミド層は、全ポリアミドに対して23モルパーセントから57モルパーセントの含有量のラウロラクタムを含む。
これらの任意の添加剤は、無機系及び有機系安定化剤、熱安定化剤、光安定化剤、UV安定化剤、UV吸収剤、UVブロッカー、IR吸収剤、NIR吸収剤、抗酸化物質、オゾン劣化防止剤、核形成剤、結晶化遅延剤、離型剤、潤滑剤、ブロッキング防止剤、分離剤、有機系及び無機系顔料、着色剤、縮合触媒、連鎖調整剤、消泡剤、鎖延長添加剤、軟化剤、光発色剤、修飾されていない及び修飾された、天然の及び合成のフィロケイ酸塩及び光沢剤からなる群から選択される。当該任意の添加剤は、ポリアミドの生成の間、及びフィルムの作製の間、並びにそれら両方の作製の間に加えてもよい。
本発明のさらに独創的な特徴及び好ましい態様が従属請求項から導かれる。
本発明に係る保護ポリアミド層のためのポリアミドPA MACMI/12は、3つのモノマー、すなわち、ビス-(4-アミノ-3-メチル-シクロヘキシル)-メタン、イソフタル酸(I)及びラウロラクタム若しくはラクタム12(12)からなり、溶液からフィルムを作製するのに非常に適している。ラウロラクタムの含有量は、全ポリアミドに対して、23モルパーセントから57モルパーセントであることが好ましく、31モルパーセントから55モルパーセントであることが特に好ましく、38モルパーセントから55モルパーセントであることがさらに好ましい。
本発明に係る光学フィルターの光学効果層は、ポリビニルアルコール、ポリビニルアセタール、ポリビニルブチラール、若しくはその混合物又はポリアミドの層であってもよい。当該光学フィルターは、1又はいくつかの光学活性層を含んでいてもよい。光学効果層は、配向され及び/又はドープされていてもよい。ポリビニルアルコール若しくはポリアミドからなる光学効果層が好ましい。一方で、ポリアミド層が、相溶性の若しくは同一のポリアミド層に対して非常によく吸着するということが知られている。他方で、本発明に係る透明の保護ポリアミド層は、ポリビニルアルコールフィルム並びにポリビニルアセタールフィルム、ポリビニルブチラールフィルム若しくは当該3つの材料のいずれかの混合物からなるフィルムと非常に良好な結着性を有することが意外にも知られていた。そのため、本発明に係る透明の保護ポリアミド層を、接着剤を用いて若しくは用いずに光学効果層と結着することが可能であるが、接着剤を用いない構造が好ましい。
当該光学効果層のポリアミドは、ジアミン、及びジカルボン酸、任意のラクタム、a,ω-アミノ酸からなる透明のポリアミドに関連する。好ましいジアミンは、ヘキサメチレンジアミン、デカンジアミン、ウンデカンジアミン、トリメチルヘキサメチレンジアミン、2-メチル-1,5-ペンタン-ジアミン、ビス-(4-アミノ-3-メチル-シクロヘキシル)-メタン(短縮されたMACM)、ビス-(4-アミノ-シクロヘキシル)-メタン(短縮されたPACM)、イソホロンジアミン、ノルボナンジアミン、m-キシレンジアミン、及び1,3-ビス-(アミノメチル)-シクロヘキサンである。好ましいジカルボン酸は、アジピン酸、アゼライン酸、セバシン酸、1,12-ドデカン二酸、ブラシル酸、1,14-テトラデカン二酸、1,15-ペンタデカン酸、1,16-ヘキサデカン二酸、1,18-オクタデカン二酸、1,3-シクロヘキサンジカルボン酸、1,4-シクロヘキサンジカルボン酸、36若しくは44C原子を有する二量体の脂肪酸、イソフタル酸、テレフタル酸、及び2,6-ナフタレンジカルボン酸である。好ましいラクタムは、4、6、7、8、11、若しくは12C原子を有するラクタム若しくはa,ω-アミノ酸である。これらは、ピロリジン-2-オン(4C原子)、ε-カプロラクタム(6C原子)、セリ系ラクタム(oenanthe lactam)(7C原子)、カプリルラクタム(8C原子)、ラクタム11(11C原子)、ラウリノラクタム(12C原子)若しくは1,4-アミノブタン酸、1,6-アミノヘキサン酸、1,7-アミノヘプタン酸、1,8-アミノオクタン酸、1,11-アミノウンデカン酸、1,12-アミノドデカン酸等のa,ω-アミノ酸である。当該光学効果層のためのポリアミドは、任意ではあるが、保護ポリアミド層において既に言及した添加剤から選択される添加剤を含む。
光学フィルターは、本発明に係る1又は2の非延伸性保護ポリアミド層を含んでいてもよい。当該光学フィルターは、カットオフフィルター、パスフィルター、ショート-パスフィルター、ロング-パスフィルター、バンド-パスフィルター、補色フィルター、IRカットオフフィルター、UVカットオフフィルター、アンチグレアフィルター、偏光フィルター、減光フィルター、中性フィルター、マルチバンドフィルター、干渉フィルター、変換フィルター、補正フィルター、効果フィルター、若しくはそのようなフィルターの望ましいいずれかのコンビネーションであってもよい。当該光学フィルターは、偏光フィルターの形態であることが好ましい。当該光学フィルターを有する光学コンポーネントは、イルミネーションフィルター、レーザースキャナー、センサー、防火幕、眼鏡、ヘルメットサンバイザー、保護ゴーグル、スポーツゴーグル、レンズ用のフィルター、若しくはデバイス、レンズの保護のためのフィルター、若しくは装置を測定するためのフィルター若しくはフォトグラフィックフィルターとして使用してもよい。
当該光学フィルターは、さらに平行平板の形態で若しくは成形の後に使用してもよい。このようなフィルターは、ラミネーション、コーティング、バックモールディング、若しくは特別な射出成形法により、付加的なコーティングを塗布することによってさらに処理することができる。当該プロセスにおいて、これらのコーティングを、接着剤層を用いて若しくは用いないで貼り合わせることが可能である。さらに別の可能性として、接着剤は、コーティング材料に既に混合されていてもよい。当該コーティングは、好ましくは接着剤を用いずに保護ポリアミド層に貼り合わされる。
当該コーティングは、5μm以上、好ましくは10μm〜15μm、特に好ましくは10μm〜10nmの厚さを有する。当該コーティングは、5.1μm〜800μmの膜厚では層と表され、801μm〜15mmの膜厚ではボディと表される。
コーティングのための材料は、好ましくは保護ポリアミド層と化学的な相溶性を有する。当該保護ポリアミド層は、保護ポリアミド層のポリアミド、他のポリアミド、ポリアミドブレンド若しくは他のポリマーと関係しうる。他のポリマーは、例えば熱可塑性ポリウレタン、デューロプラスティックポリウレタン、ポリアクリレート、ポリエステル、若しくはポリカーボネートに関連してもよい。ポリアミンは、コーティングの材料として好ましい。結果として、PA MACMI/12からなる保護層は、ポリアミド材料、例えば、PA MACM12、PA MACM14、PA MACM18、PA MACM36、PA MACM10/11、PA MACM10/1010、PA MACM10/1014、PA MACM14/1114、PA 6I/6T/PACMI/PACMT/MACMI/MACMT/MACMT/12、PA 12、PA 11、ポリエステルアミド、ポリエーテルアミド、ポリエーテルエステルアミド、PA PACM12/MACM12、PA PACM14/MACM14、PA PACM12、PA PACM14、PA PACM18、PA PACM36、若しくはPA MACMT/12によって十分に被覆してもよい。
当該コーティングは、上記保護ポリアミド層において既に言及した添加剤から選択された添加剤を任意に含有する。当該コーティング材料は、所望により、光学フィルタリング特性を備えていてもよい。別の層を、上記保護ポリアミド層及び上記コーティング材料の両方に積層してもよい。当該別の層は、光学薄膜層(膜厚1μm未満)、光学薄膜フィルム(膜厚1μm〜5μm)、さらに別の光学フィルター若しくはこれらのコンビネーションに関連しうる。薄膜層は、例えば、反射防止層、装飾層、レンズコーティング、反射防止コーティング若しくはミラーコーティングである。薄膜フィルムには、例えばハードコート若しくは防曇層が含まれる。
ポリアミド及びそのフィルムの一般的な製造要求は以下の通りである:
ポリアミドの製造は、既知の方法で、供給容器及び反応容器を備える既知の攪拌可能な加圧式オートクレーブにおいてなされる。脱イオン水は、上記供給容器に供給され、モノマー及び添加剤が添加される。その後、窒素で数回不活性処理が行われ、その後、攪拌しながら、150〜230℃で、均一溶液が得られる圧力で加熱が行われる。その後、当該溶液は、上記反応溶液にスクリーンを介して汲み上げられ、最大30バールの気圧で、260〜310℃の所望の反応温度まで加熱される。バッチは、加圧段階において0.5〜4時間反応温度に保持される。当該圧力は、その後の開放段階において、1〜4時間以内に大気圧まで減圧される。当該段階においては、温度は僅かに減少しうる。その後の脱気段階において、当該バッチは、大気圧において、0.5〜3時間、250℃〜340℃の温度に保持される。溶解したポリマーは毛髪状に排出され、10〜80℃で水槽中で冷却されその後粉状にされる。当該粉状物は、0.1質量パーセント未満の含水量まで、窒素中若しくは真空において80℃〜120℃で12〜48時間乾燥させる。
当該ポリアミドは、1.40〜2.00、好ましくは1.45〜1.90、特に好ましくは1.50〜1.80の相対粘度(m-クレゾール中において0.5質量パーセントの溶液中において20℃で測定)を有する。
溶液から成形された非延伸性のフィルムの製造は、攪拌により溶媒中においてポリアミドの塊若しくは粉末を溶解することにより既知の方法でなされる。当該溶解は、室温若しくは高温において起こる。高温の場合、溶媒の蒸気は、濃縮され、循環されることに留意することが必要である。当該溶液の濃度は、10〜40質量パーセントである。得られた透明の溶液は、例えば、金属、ガラス、若しくはプラスティックからなる基材に塗布される。当該溶媒の混合物の蒸気により作製されるフィルムは、炉内で、IRラジエーターにより若しくは大気中で乾燥させる。これは、当該乾燥の前若しくは後当該基材から分離することができる。
当該溶媒は、メタノール、エタノール、プロパノール、ブタノール、イソプロパノール、第3級ブタノール、トルエン、キシレン、m-クレゾール、エチルベンゼン、テトラハイドロフラン、フラン、塩化メチレン、2-クロロトルエン、4-クロロトルエン、ジオキサン、n-メチル-2-ピロリドン、ジメチルスルホキシド、ギ酸及びこれらのコンビネーションからなる群から選択される。当該溶媒は、メタノール/塩化メチレン、エタノール/塩化メチレン、イソプロパノール/塩化メチレン、エタノール/塩化メチレン/テトラハイドロフラン、メタノール/塩化メチレン/テトラハイドロフラン、ギ酸、エタノール/塩化メチレン/トルエン、エタノール/塩化メチレン/m-クレゾール、エタノール/塩化メチレン/m-クレゾール、m-クレゾール、メタノール/塩化メチレン/m-クレゾール、ギ酸/m-クレゾール、n-メチル-2-ピロリドン/塩化メチレン/m-クレゾール、n-メチル-2-ピロリドン/m-クレゾール、n-メチル-2-ピロリドン/ギ酸/m-クレゾール、エチルベンゼン/m-クレゾール、エチルベンゼン/ギ酸/m-クレゾール、エタノール/m-クレゾール、メタノール/m-クレゾール、2-クロロトルエン/m-クレゾール、4-クロロトルエン/m-クレゾールからなる群から選択されることが好ましい。
溶液から成形されたポリアミドの膜厚は、20〜195μm、好ましくは25〜185μm、特に好ましくは40〜180μm、より好ましくは70〜180μmである。
当該テストサンプルにおいて使用されるモノマー:

イソフタル酸(I): 溶融点 345〜348℃
0.07mmHgにおいて昇華温度100℃
製造業者:BPアモコケミカルズ
ラウロラクタム(12):溶融点 151℃
製造業者:EMS−UBE Ltd.
MACM: ビス-(4-アミノ-3-メチル-シクロヘキシル)-メタン
溶融点 −7〜−1℃
製造業者:BASF AG
製品例:
本発明に係るコポリアミドの製造方法を実施例2において使用されたPA MACMI/12に基づいて以下に詳細に説明する。脱イオン水42kgを3001加圧式オートクレーブの供給容器に供給し、イソフタル酸39.88kg及びラウリノラクタム50.05kgを水中において攪拌する。その後、ビス-(3-メチル-4-アミノ-シクロヘキシル)-メタン(MACM)57.76kg、アンチフォームRD10質量パーセントエマルジョン(消泡剤、製造業者:ダウコーニング)0.015kg及び最後に安息香酸0.59kgを加える。以下の処理を行う:
・不活性処理を10回行った後、190℃以下で加熱する。スクリーンを介して均一な溶液を190℃で反応容器に汲み上げる。
・攪拌しながらバッチを280℃まで加熱し、加圧段階において1.5時間20バールに保持する。2.5時間以内に大気圧まで開放し、その後2時間275℃で脱気する。
・溶解したポリマーを取り除き、水槽で冷却し(20℃)、粉状化する。
・当該粉状物を90℃で真空中において(30ミリバール)、0.1質量パーセント未満の含水量となるまで乾燥させる。
・当該製品の相対粘度は1.58である。
フィルムの製造のための具体例:
実施例2の21質量パーセントのポリアミドは、エタノール/塩化メチレン/テトラハイドロフラン(質量比23:23:4)からなり35℃に加熱された溶媒混合物において攪拌することにより粉状の形態で分散させる。当該蒸気の溶媒は濃縮後循環させる。溶解プロセスは完全に透明な溶液が得られるまで続ける。キャストフィルムは、溶液により室温においてドクターブレードにより作製する。当該キャストフィルムは、数分放置した後70℃で乾燥させた。乾燥させたフィルムは、180μmの膜厚を有する。
ポリアミドをチェックするため、以下の測定法を用いた:
へーズ:ASTM D 1003
丸皿、膜厚2mm、半径37.5mm
温度23℃
測定装置:CIEライトタイプCを有するヘーズガードプラス(Bykガードナー)
ヘーズ値は照射された光量の割合で記載されている。
シャルピー衝撃強度:
ISO 179/eU
ISOテストロッド、スタンダード:ISO/CD3167、タイプB1、80×10×4mm
温度23℃
*1=測定機器を備えない、2=測定機器を備える
切り欠き棒シャルピー衝撃強度:
ISO 179/eA
ISOテストロッド、スタンダード:ISO/CD3167、タイプB1、80×10×4mm
温度23℃
*1=測定機器を備えない、2=測定機器を備える
ガラス転位温度(Tg):
ISOノーム11357-1/-2
粉状化
微分スキャンニングカロリメトリー(DSC)を20K/分の加熱レートで実行した。初期の温度は、ガラス転位温度と称される。
相対粘度:
ISO307
0.5質量パーセントのm-クレゾール溶液
温度20℃
標準規格のセクション11に基づくRV=t/tによる相対粘度(RV)の較正
テストサンプルを、アルバーグの射出成形装置、モデルオールラウンダー420C 1000〜250において製造した。240〜290℃のシリンダー温度を使用した。モールド温度は40〜80℃であった。当該光学測定用シートのために、研磨されたモールドを使用した。
ヘーズ測定のためのテストサンプルを乾燥状態で用いる。当該目的のため、それらは、射出成形後、少なくとも48時間、室温で、乾燥雰囲気において、具体的にはシリカゲルで覆って保管される。衝撃強度及び切り欠き棒衝撃強度の測定のためのテストサンプルは、ISO1110にしたがって、72℃、相対湿度62%において14日間調整する。
当該フィルムの特性、特に高衝撃強度かつ低ヘーズ値を有することを保護ポリアミド層に要求する場合、非常に限られた割合のラウロラクタムが存在することが必要とされることに留意が必要である。
表1に示すように、保護ポリアミド層において、全ポリアミドに対するラウロラクタムの割合が、25モルパーセント、35モルパーセント、54モルパーセントという非常に良好な値に達する。
Figure 2010204666
本発明に係る全実施例1〜3は、100kJ/mを超える衝撃強度、5kJ/mを超える切り欠き棒衝撃強度を達成しており、また1未満のヘーズ値を有する。当該ガラス転位温度は、特に実施例1において高く190℃である。実施例1は、ポリアミドボディとのその後のバックモールディングにとって非常に好適である。保護ポリアミド層のガラス転位温度は、実施例2において非常に良好で、160℃であり、実施例3においては許容できる範囲であり、110℃である。
ラウロラクタムの割合が、全ポリアミドに対して20モルパーセント未満若しくは60モルパーセントより大きい場合、表2における比較例4及び5において示されているように、非常に悪い結果が得られた。
Figure 2010204666
比較例4は、確かに許容できるヘーズ値0.65に達している。しかしながら、衝撃強度及び切り欠き棒衝撃強度は非常に低く、当該材料は、脆弱に分類される。一方、ガラス転位温度は非常に高い。比較例5は、良好な衝撃強度及び切り欠き棒衝撃強度を示している。しかしながら、ヘーズ値は、許容できない程高く、当該材料は不透明に分類される。さらに、ガラス転位温度は低すぎる。
少なくとも1つの保護ポリアミド層は、全ポリアミドに対して、20モルパーセントから60モルパーセントという要件を満たす。これは、保護ポリアミド層が、100kJ/mより大きい衝撃強度、5kJ/mより大きい切り欠き棒衝撃強度を有しており、また1未満のヘーズ値を有することを意味する。
さらに、溶液から成形されPA MACMI/12(MACM及びラクタム含量が35モルパーセントであるイソフタル酸からなる実施例2のコポリアミド)からなる非延伸性の保護ポリアミド層は、同じ材料からなる押出成形フィルムを使用した場合と比較して等方性に関連する主な利点を提供することに留意が必要である。単一のポリアミドPA MACM12(芳香族ジカルボン酸を全く含まない)からなる押出成形フィルムに関連して同じ利点が得られる。
押出成形フィルムと比較して溶液から成形される保護ポリアミド層の利点を証明するため、PA/MACMI/12キャストフィルム、PA MACMI/12押出成形フィルム及びPA MACM12押出成形フィルムを測定した。この目的のために、2つの偏光フィルムを互いに重ね合わせ、パーキンエルマー、ラムダ35UV/VIS-スペクトロメーター測定ビームに垂直に配置し、光透過が最小に達する程度にまで互いにツイストされている(いわゆる残留光透過)。これらのクロスされた偏光フィルムの間において、フレームに取付けられた各キャストフィルム及び押出成形フィルムを連続して偏光フィルムに対して平行に保持し、光透過を決定した。基本ポジションにおいて、当該フィルムの押出方向が垂直となるようにフレームを固定した。当該ポジションに対して、当該フィルムを有するフレームを、90°及び45°回転させ、それぞれの光透過を再度決定した。光透過は、3回の異なる波長(480nm、588nm、及び644nm)において測定した。光透過及び残留光透過は、放射された光の割合で記載した。
ポリアミドからなるキャストフィルム及び押出成形フィルムは、それぞれ180μmの膜厚を有していた。使用される偏光フィルムの膜厚は、30μmであった。それらは、ポリビニルアルコールから構成されていた。
表3は、480nmの波長において測定を実行した場合に達成される編集された測定値を示している。クロスされた偏光フィルムにおける残留光透過は、0.089%である。
Figure 2010204666
PA MACMI/12からなる本発明に係るキャストフィルムは、480nm、基本ポジションにおいて、光透過を0.089%から0.096%まで僅かに増加させることに留意が必要である。光透過における差異は、ここでは僅か0.007%である。キャストフィルムを90°回転させると、光透過は0.091%まで低下する。45°回転させると0.099%まで僅かに増加する。光透過は、キャストフィルムのポジションに依存して、480nmにおいて、最大で0.008%だけ変化するので、PA MACMI/12からなるキャストフィルムについて良好な等方性が証明された。3つの位置における光透過が、最大0.013%、好ましくは最大0.010%だけ異なるとき、本発明に関する限りで、保護ポリアミド層は概して等方性であると称する。
PA MACMI/12からなる押出成形フィルムの場合、光透過は、480nm、基本ポジションにおいて0.089%から0.105%まで0.016%だけ増加する。PA MACMI/12からなる押出成形フィルムの値は、全体として0.100%以下の範囲で変動する。ホモポリマーPA MACM12からなる押出成形フィルムでは、異方性がさらに顕著である。ここでは、光透過は、480nm、基本ポジションにおいて0.089%から0.437%まで0.348%だけ増加する。PA MACM12からなる押出成形フィルムの値は、全体として0.265%以下の範囲で変動する。押出成形フィルムの異方性により、ぼやけたイメージとなる。
表4は、588nmの波長において測定を実行した場合に達成される測定値のコンパレーションを示している。クロスされた偏光薄膜による残留光透過は、0.053%である。
Figure 2010204666
PA MACMI/12からなる本発明に係るキャストフィルムは、588nm、基本ポジションにおいて光透過を0.053%から0.187%まで増加させる。ここでその差異は0.134%である。キャストフィルムを90°回転させると、光透過は0.179%まで減少する。45°回転させると、0.177%まで減少する。588nmにおける光透過は、キャストフィルムのポジションに依存して最大で0.010%だけ異なるため、PA MACMI/12からなるキャストフィルムでは、当該波長においても良好な等方性を示した。
PA MACMI/12からなる押出成形フィルムでは、588nm、基本ポジションにおいて、光透過は0.053%から0.197%まで0.144%だけ増加する。PA MACMI/12からなる押出成形フィルムの値は、全体として0.019%だけ変動する。ホモポリマーPA MACM12からなる押出成形フィルムでは、異方性が極めて顕著である。ここでは、光透過は、588nm、偏光フィルムの基本ポジションにおいて、0.053%から0.285%まで0.232%だけ増加する。PA MACM12からなる押出成形フィルムの値は、全体として0.155%だけ変動し、そのため押出成形により作製された2つの比較例は、非常に悪い等方性を有する。
表5は、波長644nmで測定を実行した際に達成された測定値のコンパレーションを示している。クロスされた偏光フィルムにおいて残留光透過は、0.050%である。
Figure 2010204666
PA MACMI/12からなる本発明に係るキャストフィルムでは、644nm、基本ポジションにおいて、光透過は0.050%から0.060%まで増加する。ここで差異は僅かに0.010%である。キャストフィルムを90°回転させると、光透過は0.069%まで増加する。45°回転させると、0.064%まで増加する。644nmにおける光透過は、キャストフィルムのポジションに依存して、最大0.009%だけ変化するため、PA MACMI/12からなるキャストフィルムでは、当該波長においても良好な等方性を示した。
PA MACMI/12からなる押出成形フィルムでは、光透過は、644nm、基本ポジションにおいて、0.050%から0.068%まで0.018%だけ増加する。PA MACMI/12からなる押出成形フィルムの値は、全体として0.015%だけ変動する。ホモポリマーPA MACM12からなる押出成形フィルムでは、異方性が極めて顕著である。当該ホモポリマーでは、644nm、偏光フィルムの基本ポジションにおいて、光透過が0.050%から0.254%まで0.204%だけ増加する。PA MACM12からなる押出成形フィルムの値は、全体として0.172%だけ変動する。
対照実験により、キャストフィルムは、”グリルアミドTR90”(EMS-CHEMIE AG)としても知られるPA MACM12により作製することはできないことが示された。これは、透明な溶液が得られないからであり、一方当該溶液は不安定であるからである。つまり、当該溶液は、短時間内に濃くなり、塊が形成されることを意味する。
本発明に係る光学フィルターの効果として以下のようなものが挙げられる:
-溶液から成形されPA MACMI/12からなる提案された非延伸性の保護ポリアミド層を数回の作業工程により一定の膜厚となるように製造することができること。
-ラウロラクタムの含有量を変更することによりガラス転位温度を簡単に変動させることができること。
-提案された保護ポリアミド層は、押出成形フィルムのものよりも実質的に良好な、好ましい光学異方性を示すこと。
-PA MACMI/12からなる提案された保護ポリアミド層は、高い光学特性(ゲル粒子の含量、含有物、ダスト粒子等に関連する)を有し、低いヘーズ値を示すこと。
-如何なる接着剤層を用いなくとも、ポリビニルアルコール、ポリビニルアセタール、ポリビニルブチラール若しくはこれらの混合物からなるフィルムと、保護ポリアミド層との間で非常に良好な接着性を示すこと。
-如何なる接着剤層を用いなくとも、保護ポリアミド層と、付加的に被覆したポリアミドとの間で非常に良好な接着性を示すこと。
-当該保護ポリアミド層が、非常に良好な化学的耐性を示すこと。
-当該保護ポリアミド層が、非常に良好なストレスクラック耐性を示すこと。
-当該保護ポリアミド層が、非常に良好なアッベ数を有すること(40〜55)。
-当該保護ポリアミド層が、非常に良好な屈折率n 20(1.50〜1.60)を有すること。

Claims (12)

  1. 少なくとも1つの光学効果層と、その両側の保護層と、を有し、上記保護層の少なくとも1つは、溶液から成形された非延伸性の保護ポリアミド層である光学フィルターにおいて、
    上記少なくとも1つの保護ポリアミド層は、PA MACMI/12及び任意の添加剤からなり、
    上記少なくとも1つの保護ポリアミド層は、全ポリアミドに対して、23モルパーセントから57モルパーセントの含有量のラウロラクタムを含むことを特徴とする光学フィルター。
  2. 上記少なくとも1つの保護ポリアミド層が、全ポリアミドに対して、31モルパーセントから55モルパーセント、好ましくは38モルパーセントから55モルパーセントの含有量のラウロラクタムを含むことを特徴とする請求項1記載の光学フィルター。
  3. 上記少なくとも1つの保護ポリアミド層が、20〜195μm、好ましくは25〜185μm、特に好ましくは40〜180μmの膜厚を有するキャストポリアミドフィルムとして配置されていることを特徴とする請求項1又は2記載の光学フィルター。
  4. 上記光学フィルターが、1又は2の保護ポリアミド層を含むことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の光学フィルター。
  5. 上記光学効果層が、ポリビニルアルコール、ポリビニルアセタール、ポリビニルブチラール、若しくはこれらの混合物、ポリアミド、好ましくはポリビニルアルコール若しくはポリアミドからなることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の光学フィルター。
  6. 上記光学フィルターが、少なくとも1つの保護ポリアミド層と上記光学効果層との間に接着剤層を全く含まないことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の光学フィルター。
  7. 一方側又は両側にコーティングを備える請求項1〜6のいずれかに記載の光学フィルター。
  8. 上記コーティングの材料が、ポリアミド、ポリアミド混合物若しくはポリマーであることを特徴とする請求項7記載の光学フィルター。
  9. 上記コーティング及び/又は上記保護ポリアミド層に、光学薄膜層、光学薄膜フィルム、別の光学フィルター若しくはそれらのコンビネーションが積層されていることを特徴とする請求項8記載の光学フィルター。
  10. 上記光学薄膜層若しくは上記光学薄膜フィルムが、反射防止層、装飾層、レンズコーティング、反射防止コーティング、ミラーコーティング、ハードコート及び防曇層を含む群から選択されることを特徴とする請求項9記載の光学フィルター。
  11. 上記任意の添加物が、所望により、無機系及び有機系安定化剤、熱安定化剤、光安定化剤、UV安定化剤、UV吸収剤、UVブロッカー、IR吸収剤、NIR吸収剤、抗酸化物質、オゾン劣化防止剤、核形成剤、結晶化遅延剤、離型剤、潤滑剤、ブロッキング防止剤、分離剤、有機系及び無機系顔料、着色剤、縮合触媒、連鎖調整剤、消泡剤、鎖延長添加剤、軟化剤、光発色剤、修飾されていない及び修飾された、天然の及び合成のフィロケイ酸塩及び光沢剤を含む群から選択されることを特徴とする請求項1〜10のいずれかに記載の光学フィルター。
  12. 請求項1〜11のいずれかに記載された光学フィルターを有する光学コンポーネントであって、
    イルミネーションフィルター;レーザースキャナー、センサー、防火幕、眼鏡、ヘルメットサンバイザー、保護ゴーグル、スポーツゴーグル、レンズ用のフィルター;若しくはデバイス、レンズのためのフィルター;若しくは測定装置のためのフィルター;若しくはフォトグラフィックフィルターであることを特徴とする光学コンポーネント。
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