JP2010203141A - マンホールと下水道管の接続部分の耐震化工法及び装置 - Google Patents

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【課題】マンホールと下水道管との接続部分に耐震性を持たせるため下水道管の周りのマンホール側壁に空隙を形成し、形成した空隙に緩衝材を充填することよりなる耐震化工法において、マンホール底部のインバートの撤去作業をなくして作業者の負担や危険性をなくし、施工時間や費用を低減させる。
【解決手段】管端部の内側から下水道管壁にマンホール側壁に一定深さ食い込む溝34を管端部の全周にわたって形成する第1工程と、クランクピンを軸状の回転刃39とした形態をなす切削工具36を用い、回転刃を回転させながら、管端部の内側の溝縁から径方向に押込んで切込みを入れ、回転刃が管端部を突き切ると、方向転換して管端部の周りに周方向に旋回させ、これにより管端部の周りのマンホール側壁を切削して管端部の周りに管端部と接する環状の空隙を形成する第2工程と、形成された空隙にゴムや樹脂製の緩衝材を充填する第3工程とからなる。
【選択図】図11

Description

本発明は、マンホールと下水道管との接続部分に耐震性を持たせるため下水道管の周りのマンホール側壁に空隙を形成し、形成した空隙に緩衝材を充填することよりなる耐震化工法と、該工法で用いられる装置に関する。
マンホールは、下水道管の検査や清掃のため人が出入りできるようにするために設けられ、図1に示すように下水道管1がマンホール2側壁に固定され、マンホール内に開口している。
図示するようなマンホールにおいて、地震により下水道管1が上下に、或いは前後左右に揺れると、マンホール側壁に固定される下水道管端部が破損するおそれがある。このため近年では、マンホール側壁と下水道管端部を接続する部分に可撓性を持たせて地震時の揺れを吸収できるようにしているが、こうした技術が施されていない既設のマンホールに対しては、マンホール側壁と下水道管端部との接続部分に耐震性を持たせるために下水道管の周りのマンホール側壁にドリル又はコアビットを用いて貫通し或いは貫通しない程度の孔を繰返しあけて下水道管の周りに連続した環状の空隙を形成するか、或いはマンホール側壁に孔をあけるエンドミルカッター又はジェット水噴射ノズルを下水道管の周りに旋回させて環状の空隙を形成し、ついで環状の空隙に弾力性のあるゴムやプラスチック製の緩衝材を充填する工法が提案されている(特許文献1、2)。
特開2002−227226号公報 特開2001−40751号公報
前述する従来の工法においては、下水道管の周りに穿孔工具を旋回させるためのスペースを確保するため、図1に示すマンホール底部のインバート3を一旦撤去しなければならない。この撤去はハツリ作業によって行われるが、この作業には、作業員が長時間にわたってマンホールの中に入って行わねばならないことから、作業者への負担や危険性をもたらすうえ、施工時間、施工費用がかさむ。またハツリ取ったインバートは元の状態に復旧せねばならず、復旧作業も作業者の負担となり、手間や費用がかかる。
またマンホールは円筒状のものが主流で、これにほぼ直交するように接続される下水道管も円筒状をなしている。図2はマンホール側壁と下水道管1の接続部4の形状を示すもので、下水道管1の周りに環状の空隙を形成する場合、空隙が三次元的に歪んだ環状のものとなる。図中、3はインバートを示す。このインバートは図示するように、下水道管管端面の下側部を覆い、表面が下水道管管端部の内周と段差のない円弧状をなしている。
本発明は、マンホールと下水道管との接続部分に耐震性を持たせるため下水道管の周りのマンホール側壁に空隙を形成し、形成した空隙に緩衝材を充填することよりなる耐震化工法において、マンホール底部のインバートの撤去作業をなくすか、極力少なくして作業者の負担や危険性をなくすか、或いは極力少なくし、施工時間や費用を低減させることを第1の目的とし、下水道管の周りの空隙を容易かつ確実に形成することができるようにするために用いる装置を提供することを第2の目的とする。
請求項1に係わる発明は、マンホールと下水道管との接続部分に耐震性を持たせるための工法であって、マンホール側壁にマンホールとほぼ直交して接続される下水道管のマンホール側壁に支持される管端部に対し、その内側から下水道管壁にマンホール側壁に一定深さ食い込むまでの溝を管端部の全周にわたって形成する第1工程と、クランクアームと直交して突出するクランクピンを軸状の回転刃とした形態をなす切削工具を用い、前記回転刃を管軸方向に向け、かつクランクアームを下水道管の径方向であって、第1工程において形成された環状の溝に向けた状態で、回転刃をその軸中心の回りに回転させながら、管端部の内側の前記環状溝の溝縁から径方向に押込んで切込みを入れ、回転刃が管端部を突き切ると、方向転換して管端部の周りに周方向に旋回させ、これにより管端部の周りのマンホール側壁を切削して管端部の周りに管端部と接する環状の空隙を形成する第2工程と、形成された空隙にゴムや樹脂製の緩衝材を充填する第3工程とからなることを特徴とする。
請求項2に係わる発明は、請求項1に係わる発明の第1工程において、管端部の全周にわたって形成される環状の溝が管端面に達する溝であり、第2工程において使用される回転刃が管端部の内側の環状溝の溝縁から径方向に切込みを入れる代わりにマンホール側壁に形成される環状溝の溝側面から管軸方向に押込んで切込みを入れ、一定深さ切込み、切削工具のクランクアームが前記環状溝に納まったのち、方向転換して管端部の周りに周方向に旋回させ、これにより管端部の周りのマンホール側壁を切削して管端部の周りに管端部と接する環状の空隙を形成することを特徴とする。
請求項3に係わる発明は、マンホールと下水道管との接続部分に耐震性を持たせるための工法であって、マンホール側壁にマンホールとほぼ直交して接続される下水道管の管端面の下側部を覆うマンホール底壁のインバートを管端面より管軸方向に一定幅切除して下水道管の外径より曲率半径の大きな溝を周方向にインバートの全域にわたって形成する第1工程と、クランクアームと直交して突出するクランクピンを軸状の回転刃とした形態をなす切削工具を用い、前記回転刃を管軸方向に向けると共に、クランクアームを下水道管の径方向に向け、回転刃をその軸中心の周りに回転させながら管端面の外周のマンホール側壁に管軸方向に押し込んで切込みを入れ、下水道管管端部に接する一定長さの切込を入れたのち、方向転換して管端部の周りに周方向に旋回させ、これにより管端部の周りのマンホール側壁を切削して管端部の周りに管端部と接する環状の空隙を形成する第2工程と、形成された空隙にゴムや樹脂製の緩衝材を充填する第3工程とからなることを特徴とする。
請求項4に係わる発明は、請求項1ないし3に係わる発明の第1工程及び若しくは第2工程を実施する際に使用する装置に関するもので、下水道管内に下水道管と同軸をなして取外し可能に固定され、切削工具が旋回可能に装着される旋回用レールと、該旋回用レールに固定され、切削工具に設けたならい用治具がスライド可能に係合するガイドを備えたガイド部材よりなり、前記ガイドは図2に示すマンホール側壁と下水道管の歪んだ三次元形状の環状の接続部4と同一形状をなし、切削工具が旋回用レールに沿って旋回する際、前記ならい用治具がガイドに案内されてスライドすることにより切削工具が管軸方向に移動しながら旋回することを特徴とする。
請求項5に係わる発明は、請求項4に係わる発明のガイド部材が一つの部材よりなるか、或いは複数の部材を周方向に組み合わせて形成されることを特徴とし、
請求項6に係わる発明は、請求項4に係わる発明のガイド部材が周方向に適当間隔をおいて並べた管軸方向の多数のロッドよりなり、各ロッドはそれぞれ旋回用レールに管軸方向に位置調整可能に止着され、各一端が前記ガイドを形成することを特徴とする。
請求項1及び2に係わる発明によると、第1工程において形成される環状の溝は、インバートと接するか、或いは離れて形成されるためインバートをハツったり、復旧する作業が不要となり、従来工法のようなインバートをハツったり復旧に要する作業者の負担や危険が解消され、インバートをハツる手間や費用を不要にできる。
請求項3に係わる発明によると、請求項1及び2に係る発明のような管端部への溝の形成作業を不要にできる。またインバートは管端面側部分が切除されるが、インバートは図2に示されるように下水道管の下側部のみにあるため、切除する量が少なくてすみ、作業時間を短縮することができる。
請求項4に係わる発明によると、環状の溝及び若しくは管端部の周りの環状の空隙が図2に示す接続部4の形状通り精度よく、容易かつ確実に形成することができる。
請求項5に係わる発明によると、ガイド部材が一つの部材で構成される場合、組付けや分解が不要となり、また複数の部材で構成される場合には、分解することによって下水道管内への持込みや持ち運びが容易となる。
また図2に示す接続部4の形状はマンホールや下水道管のサイズによって変化するが、請求項6に係わる発明によると、ロッドの出し入れを調整し、管軸方向に位置調整することにより、図2に示す接続部4がどのような形状であってもロッド端によって形成されるガイドを接続部4の形状に合致させることができる。
マンホールの断面図。 マンホール側壁に接続される下水道管の接続部を示す斜視図。 下水道管に取付けた旋回用レールとガイド部材を示す図。 下水道管に取付けられるガイド部材の別の例を示す図。 溝形成用の切削工具を示す正面図。 回転刃が管端部に切り込んだ状態を示す図。 切込溝が形成された状態を示す図。 溝を掘り下げる切削刃を示す正面図。 掘り下げられた溝を示す図。 空隙形成用の切削工具を示す正面図。 回転刃により切込みを入れて溝を形成した状態を示す図。 空隙を形成した状態を示す図。 空隙を形成する別の方法を示す図。 管端部への切込みの別の例を示す図。 緩衝材を充填して復旧した状態を示す図。 インバートに切込溝を形成した状態を示す図。 切込溝を掘り下げた状態を示す図。 インバートへの切込みの別の例を示す図。 溝形成の別の例を示す図。 空隙を形成する別の例を示す図。 緩衝材を充填して復旧した状態を示す図。
以下、本発明の実施形態について図面により説明する。
図3は、請求項1に係わる発明の第1又は第2工程で使用する装置に関するもので、下水道管1内に下水道管1と同軸をなして取外し可能に固定される環状の旋回用レール11と、該レール11の管端面側に該レールと同軸をなして固定されるガイド部材12よりなり、該ガイド部材12は全体が一体であるか又は複数の部材に分割されて環状に組付けられ、図2に示す接続部4と同一形状をなす環状のガイド12aと、周方向に適当間隔をおいて管軸方向に伸び、前記ガイド12aとレール11とを連結してガイド12aを支持する多数のロッド12bよりなっている。
図4は、同じく第1工程又は第2工程で使用する別の装置に関するもので、前記旋回用レール11と同一構造の旋回用レール15と、ガイド部材16よりなり、該ガイド部材16は周方向に適当間隔をおいて並べた多数のロッド17よりなり、各ロッド17はそれぞれレール15に管軸方向に抜差し可能に差込まれ、図示しないネジにて旋回用レール15に止着されて管軸方向に位置調整可能となっており、管端面側のロッド端により図2に示す接続部4と同一形状のガイド18を形成するようになっている。
図3に示すガイド部材12では、マンホール2のサイズや下水道管1の口径により図2に示す接続部4の形状が変化すると、その形状に応じたガイド部材12を用意する必要があり、接続部3の形状によって多数のガイド部材12が必要となるが、図4に示すガイド部材16はロッド17の軸方向の位置調整によってロッド端により形成されるガイド18の形状を図2に示す前記接続部4の形状に合わせて変更することができる。
図5は、請求項1に係わる発明の第1工程において、環状の溝を形成するのに使用する切削工具21を示すもので、前記旋回用レール11にスライド可能に装着され、旋回用レール11に沿って旋回するベース22と、該ベース22より径方向に突出する支柱23と、該支柱23に昇降可能に支持されるブロック24と、該ブロック24に支柱23と直交して管軸方向にスライド可能に差込まれるスライドロッド25と、該スライドロッド端に固着の取付台26と、径方向を向いて取付台26に着脱可能に取付けられる回転刃27と、回転刃27をその軸中心の周りに回転させるドリル28と、前記取付台26に取付けられ、図3に示すガイド部材12のガイド12aに係合する、ならい用治具としてのならい用ローラ29とからなり(ならい用治具として図4に示すガイド部材16を用いた場合には、ならい用ローラ29に代え、複数のロッド17に跨ってガイド18を移動するソリ19が用いられる)、また図示していないが、前記ベース22には、該ベース22を旋回用レール11に沿って旋回させる作動機構が、またブロック24には該ブロック24を支柱23に沿って昇降させる昇降機構が設けられている。
ベース22をレール11に沿って旋回させる作動機構としては、例えばレール11に沿って取付けられる環状のラックと、該ラックと噛合し、モータによって回転駆動されるピニオンよりなるピニオンラック機構を用いることができる。
ブロック24を支柱23に沿って昇降させる昇降機構に関しても同様にピニオンラック機構を用いることができ、これら機構は図示しないコントローラ、好ましくは作業者が携帯可能な携帯用のコントローラによって制御されるようになっている。
請求項1に係わる発明の第1工程は次のようにして行われる。
先ず、下水道管内の管端部1a近くの適所に旋回用レール11を、続いてその管端面側にガイド部材12を取付ける。このガイド部材12は、旋回用レール11に固定した状態で旋回用レール11と共に下水道管1に取付けてもよい。なお、ガイド部材12は、図4に示すガイド部材16に替えてもよいが、以下の説明ではガイド部材12を用いた例について説明する。
旋回用レール11とガイド部材12を下水道管1に取付後、切削工具21を旋回用レール11に取付けるが、切削工具21についても旋回用レール11に予め取付けておいてもよい。
次に切削工具21の取付台26、ドリル28又はその他の箇所を掴んでスライドロッド25と共に管軸方向に進退させ、径方向を向く回転刃27の先端を管端部1aの切削予定箇所31に合わせて位置決めする。位置決め後、コントローラの操作によりドリル28を駆動し、かつ前記昇降機構を作動して回転刃27を回転させながら径方向外方に一定速度で送り、回転刃先端を切削予定個所31に当てる。そしてそのまま押込んで下水道管管端部1aへの径方向の穿孔を行う。
回転刃27の径方向外方への送りは、目視で確認しながら行うか、或いは例えばコントローラに予め読み込んでおいた下水道管1の肉厚に相当する目標値に達するまで行われ、回転刃27の先端がマンホール2の側壁に達すると、ならい用コントローラ29がガイド部材12のガイド12aに係合する。そしてコントローラの操作により、或いは回転刃27の送りが目標値に達したときのコントローラからの出力により昇降機構による径方向への送りを停止すると共に、ベース旋回用の作動機構を作動させる。
作動機構が作動すると、ならい用コントローラ29がガイド12aに案内されて転動することによりベース22がガイド12aの形状に沿い管軸方向に進退しながらレール11に沿って旋回する。これに伴い回転刃27も同方向に旋回し(図6)、図の二点鎖線で示す切削予定箇所31に沿った切込みを行う。回転刃27が管端部1aを一周すると、管端部1aの切削予定箇所31に沿い、図2の接続部4の形状に合致した環状の切込溝32が形成され、それを目視により確認することにより、或いはまた例えば作動機構及びドリル28の負荷が低下することで、それを検出した検出信号によりコントローラがドリル28を停止させると共に、ブロック24の昇降機構を作動させ、回転刃27を持ち上げて切込溝32より離脱させる(図7)。その後、切込溝32により縁切りされたリング状の下水道管先端部1bをハツリ作業により躯体から剥がし取って幅広の溝34(図8参照)を形成する。
下水道管先端部1bを剥がし取って幅広の溝34を形成したのち、回転刃27に代えてドリル28に漏斗状の切削刃33を取付け、切削刃33を回転させながら径方向外方に送り、幅広の溝34を更に深く切削する(図8)。この溝34の切削は、スライドロッド25に取付台26に代えて取付けた後述の空隙形成用の切削工具36による空隙形成が可能となる程度まで行われ、空隙形成は目視により確認しながら行うか、或いはコントローラに予め読み込んでおいた目標値に達するまで行われる。
切削刃33による溝34の掘り下げが管端部1aの全周にわたって行われると、前述した回転刃27と同様の方法により、切削刃33が引上げられる(図9)。
以上のようにして請求項1に係わる発明の第1工程が終了する。
前述する例では、回転刃27による切込溝32の形成・下水道管先端部のハツリ・切削刃33による溝34の掘り下げの順に所定深さの溝34が形成されるようになっているが、切込溝32を形成したり、下水道管先端部1bをハツることなく、切削刃33のみを用いて所定深さの溝34を形成することも可能である。しかしながらこの場合、切削刃33の損耗が激しくなり、好ましくない。なお切削刃33のみで溝34の形成を行う場合には、マンホール側壁に支持される下水道管管端部1aの適所にインバート3と接しない溝34の形成を行うこともできる。
第1工程終了後、請求項1に係わる発明の第2工程が次のようにして行われる。
先ずスライドロッド25から取付台26をドリル28ごと取外し、空隙形成用の切削工具36に付け替える(図10)。この切削工具36はスライドロッド25に取外し可能に取付けられるクランクアームの形態をなすブラケット37と、該ブラケット37の一側上部に取付けられるドリル38と、ブラケット37の他側下部に取付けられるクランクピンの形態をなし、管軸方向を向く軸状の回転刃39と、ブラケット内に組み込まれ、ドリル38から回転刃39への作動機構(図示しない)と、前述のガイド12aに係合可能なならい用ローラ40とよりなっており、ブラケット37は少なくとも径方向外側部(図の下側部)が溝34幅より細幅で溝34に遊びを存して装入できるようになっている。
スライドロッド25端に切削工具36を取付けたのち、回転刃39の位置決めを前述した回転刃27の位置決めと同様の方法によって行い、位置決め後、コントローラの操作によりドリル38を駆動し、かつブロック24の昇降機構を作動して回転刃39を回転させながら径方向外方に送り、マンホール側壁に支持される管端部1aに当てる。そしてそのまま押込んで管軸方向に切込みを行う。
回転刃39の径方向外方への送りは、前述の回転刃27と同様の方法により回転刃39が管端部1aを突き切り、マンホール側壁に達するまで行われ(図11)、マンホール側壁に達すると、ならい用ローラ40がガイド12aに係合する。この状態でコントローラの操作により昇降機構を停止させると共に、作動機構を作動させる。
作動機構の作動により切削工具36がガイド12aに案内されて管軸方向に進退しながら管端部1aの外周に沿って周方向に旋回し、回転刃39によるマンホール側壁への切削を行う。そして一周りして管端部1aの周りに該管端部1aと接する環状の空隙42を形成する。なお、ブラケット37は前述するように径方向外側部が溝34幅より細幅となっているためインバート3の存在箇所でも空隙42を支障なく形成することができる。
回転刃39が一周して空隙形成後、ドリル38の回転が停止し、かつ前記昇降機構により回転刃39が管軸方向に形成される溝43を通して引上げられる(図12)。
以上のようにして請求項1に係わる発明の第2工程が終了する。
前述する例では、空隙42は有底状をなし、マンホール側壁の薄皮状の一部が管端部1aを支持し、形成された空隙42を確実に維持すると共に、外部から土砂が空隙内に侵入しないようにしているが、下水道管1が地盤によってしっかりと支持されて管端部1aの撓みや土砂の浸入がないか、あっても少ない、と見込まれる場合には、薄皮部分を残さないでマンホール側壁を突き切って空隙42を形成してもよい。
上述する例ではまた、回転刃39を径方向外方に送って溝43を切り、その後、回転刃39を周方向に送って空隙42を形成するようになっているが、図13に示すように、下水道管の最上部付近で回転刃39の先端をマンホール側壁に形成される溝34の側端面に側方より当て、そのまま管軸方向に一定量押込んだのち周方向に旋回させることによっても空隙42を形成することができる。この場合もブラケット37の径方向外側部は溝34内に収まるため、マンホール2の側壁やインバート3に干渉することなく空隙形成を行うことができる。
以上のようにして請求項2に係わる発明の第2工程を行うことができる。なお、回転刃39を管軸方向に送ることができるようにするためスライドロッド25を進退させる機構、例えばピニオンラック機構を設けるのが望ましい。
前述する例では、下水道管1の管端部1aの全周にわたって形成される切込溝32、溝34及び空隙42は、管軸方向にも変位した三次元的な形状をなすが、マンホール2が大径で、下水道管1が小径である場合、前述する切込溝32、溝34及び空隙42は円周方向だけで管軸方向に変位しない二次元的な形状であればよいことが多い。二次元的な形状である場合にはしたがって、回転刃27、回転刃33及び回転刃39は管軸方向に移動しないで旋回のみすればよいことになり、ガイド部材12、16は不要になる。
溝34を二次元的な円周溝とする場合には、回転刃27を前述のガイド部材12又は16を用いないでレール11に沿って旋回させることにより円周方向の切込溝32を形成し、ついで前述するように管先端部1bをハツッて形成することもできるが、好ましくは図10に示す切削工具36の回転刃39に代えて、複数の円盤状のブレード45を一定間隔で備えた軸46に付け替えて行われる(図14)。
すなわちブレード45による管端部1aへの溝34の形成に際しては、先ず図14に示すように、ブレード45の切断予定箇所への位置決めを前述した回転刃27の位置決めと同様にして行い、ついでコントローラの操作によりドリル38を駆動し、かつブロック24の昇降機構を作動してブレード45を回転させながら径方向外方に送り、マンホール側 壁に支持される管端部1aに当てる。そしてそのまま押込んで管軸方向に切込みを行う。
ブレード45による切込みが管外周に達すると、コントローラからの出力により昇降機構による径方向への送りを停止すると共に、ベース旋回用の作動機構を作動させる。作動機構の作動によりベース22及びブレード45がレール11に沿って旋回し、ブレード45の旋回により管端部1aに周方向の切込みが入れられる。
ブレード45が一周して管端部1aに環状の切込みが複数条形成されると、ブレード45を持ち上げて切込みより離脱させる。その後、切込みにより縁切りされた切込み間の管先端部1bをハツリ作業により剥し取って図8に示すような幅広の溝34を形成する。
上記方法による場合、各ブレード45により形成される複数条の切込みの合計幅は、回転刃27により形成される切込溝32の溝幅より小さいため、管端部1aへの切削量が少なくなり、動力が少なくてすむ。またブレード45を複数枚設けて同時に切込みを入れることにより、一枚のブレード45を用いて複数回切込みを入れる場合に比べ、切削時間が短くなる。
幅広の溝34が形成されたのちは前述した方法により切削刃33による幅広の深い溝34が形成され、ついで回転刃39による空隙42が形成される。
第2工程終了後、形成された空隙42にゴム又は樹脂製の緩衝材48が充填される。この際、図15に示すように管端部1aの端面とモルタル49との間にも緩衝材48を充填し、地震時の下水道管1の管軸方向への動きを若干許容できるようにしておくのが望ましい。以上により請求項1に係わる発明の第3工程が終了する。
図16〜図21は、請求項3に係わる発明の工法について示すもので、第1工程は次のようにして行われる。
先ず、前述する請求項1に係わる発明の第1工程と同様、下水道管管端部1aに旋回用レール11及びガイド部材12(ガイド部材16であってもよい)を取付けると共に、切削工具21を旋回用レール11に取付け、回転刃27の先端を管端面より管軸方向に一定距離離れたインバート3の切削予定箇所に合わせて位置決めする。位置決め後、ドリル28を駆動し、かつ前記昇降機構を作動して回転刃27を回転させながら径方向外方に一定速度で送り、回転刃先端を切削予定個所に当てる。そしてそのまま押込んでインバート3に径方向の穿孔を行う。
径方向への穿孔が下水道管管端部1aの外周付近まで達すると、方向転換して旋回し、回転刃27によるインバート3への切削を行う。
インバート3の周方向全域にわたって切込溝52を形成したのち(図16)、該切込溝52から管端面までのインバート部分3aがハツリ作業により剥がし取られ、図8に示す溝34と同一幅の溝を形成する。その後、回転刃27を切削刃33に付け替え、溝を更に深く掘り下げる。溝の掘り下げはインバート3の周方向の全域にわたって行われ、図8に示す溝34と同一幅及び同一深さ、すなわち下水道管1の外形より曲率半径の大きな深さの溝53が形成される(図17)。
以上のようにして第1工程が終了し、この間の切削は、前述の請求項1に係わる発明の第1工程において述べたと同様の方法及び手順によって行われる。
マンホールが大径であると共に、下水道管が小径で、溝53が円周方向に形成される場合には、回転刃27によるインバート3への切削は前述したと同様の理由により、回転刃27を旋回のみさせて行うことができる。
また図18に示すように、図14に示す切削工具36、すなわち複数の円盤状のブレード45を取付けた切削工具36を用い、ブレード45をインバート3の切断予定箇所に位置決めして切込みを行い、インバートの周方向全域に3条の切込みを行ったのち、切込み間のインバートをハツリ作業により剥ぎ取って溝53を形成してもよい。いずれの場合でもガイド部材12、16は不要になる。
なお、溝53の形成は、図19に示すように切削刃33のみを用いて行うこともでき、この場合、前述するインバート部分3aのハツリ作業が不要となる。
第1工程終了後の第2工程では、スライドロッド25に空隙形成用の切削工具36が付け替えられる。ついでインバート3がない箇所に切削工具36を旋回させて管軸方向を向く回転刃39を管端面外周のマンホール側壁に当てて位置決めし、そのまま管軸方向に押込んで管端部1aに接する切込を行う。マンホール側壁に管軸方向への切込が一定量行われたのち、回転刃39を管端部1aの外周に沿って周方向に旋回させ(図20)、一周させて管端部1aの周りに管端部1aと接する環状の空隙54(図21)を形成する。
上記実施形態では、空隙54を形成するため回転刃39はインバート3のない箇所で一旦、マンホール側壁に管軸方向への切込を入れているが、請求項1に係わる発明の第2工程で述べたと同様に管端部1aに径方向から切込みを入れ、管端部1aを突き切ったのち、周方向に旋回させて空隙を形成することもできる。前者の場合、管端部1aへの切込みが不要になる。
本実施形態の空隙54に関しても、図示する例では薄皮部分を残して盲孔状をなしているが、下水道管1が地盤によってしっかりと支持されて管端部1aの撓みや土砂の浸入がないか、あっても少ない、と見込まれる場合には、薄皮部分を残さないでマンホール側壁を突き切って空隙54を形成してもよい。
第2工程終了後、形成された空隙54にゴム又は樹脂製の緩衝材56が充填される。この際、図21に示すように管端部1aの端面とインバート3の切除部分に詰められたモルタル55との間にも緩衝材56を充填し、地震時の下水道管1の管軸方向への動きを若干許容できるようにしておくのが望ましい。以上により請求項3に係わる発明の第3工程が終了する。
1・・下水道管
1a・・管端部
1b・・先端部
2・・マンホール
3・・インバート
4・・接続部
11、15・・旋回用レール
12、16・・ガイド部材
12a、18・・ガイド
12b、17・・ロッド
19・・ソリ
21、36・・切削具
22・・ベース
23・・支柱
24・・ブロック
25・・スライドロッド
26・・取付台
27、39・・回転刃
28、38・・ドリル
29、40・・ならい用ローラ
31・・切削予定個所
32、52・・切込溝
33・・切削刃
34、53・・広幅の溝
37・・ブラケット
42、54・・空隙
45・・ブレード
46・・軸
48、56・・緩衝材
49、55・・モルタル

Claims (6)

  1. マンホールと下水道管との接続部分に耐震性を持たせるための工法であって、マンホール側壁にマンホールとほぼ直交して接続される下水道管のマンホール側壁に支持される管端部に対し、その内側から下水道管壁にマンホール側壁に一定深さ食い込むまでの溝を管端部の全周にわたって形成する第1工程と、クランクアームと直交して突出するクランクピンを軸状の回転刃とした形態をなす切削工具を用い、前記回転刃を管軸方向に向け、かつクランクアームを下水道管の径方向であって、第1工程において形成された環状の溝に向けた状態で、回転刃をその軸中心の回りに回転させながら、管端部の内側の前記環状溝の溝縁から径方向に押込んで切込みを入れ、回転刃が管端部を突き切ると、方向転換して管端部の周りに周方向に旋回させ、これにより管端部の周りのマンホール側壁を切削して管端部の周りに管端部と接する環状の空隙を形成する第2工程と、形成された空隙にゴムや樹脂製の緩衝材を充填する第3工程とからなることを特徴とする前記接続部分の耐震化工法。
  2. 第1工程における管端部の全周にわたって形成される環状の溝が管端面に達する溝であり、第2工程において使用される回転刃が管端部の内側の環状溝の溝縁から径方向に切込みを入れる代わりにマンホール側壁に形成される環状溝の溝側面から管軸方向に押込んで切込みを入れ、一定深さ切込み、切削工具のクランクアームが前記環状溝に納まったのち、方向転換して管端部の周りに周方向に旋回させ、これにより管端部の周りのマンホール側壁を切削して管端部の周りに管端部と接する環状の空隙を形成することを特徴とする請求項1記載の接続部分の耐震化工法。
  3. マンホールと下水道管との接続部分に耐震性を持たせるための工法であって、マンホール側壁にマンホールとほぼ直交して接続される下水道管の管端面の下側部を覆うマンホール底壁のインバートを管端面より管軸方向に一定幅切除して下水道管の外径より曲率半径の大きな溝を周方向にインバートの全域にわたって形成する第1工程と、クランクアームと直交して突出するクランクピンを軸状の回転刃とした形態をなす切削工具を用い、前記回転刃を管軸方向に向けると共に、クランクアームを下水道管の径方向に向け、回転刃をその軸中心の周りに回転させながら管端面の外周のマンホール側壁に管軸方向に押し込んで切込みを入れ、下水道管管端部に接する一定長さの切込を入れたのち、方向転換して管端部の周りに周方向に旋回させ、これにより管端部の周りのマンホール側壁を切削して管端部の周りに管端部と接する環状の空隙を形成する第2工程と、形成された空隙にゴムや樹脂製の緩衝材を充填する第3工程とからなることを特徴とする前記接続部分の耐震化工法。
  4. 請求項1ないし3に係わる発明の第1工程及び若しくは第2工程を実施する際に使用する装置であって、下水道管内に下水道管と同軸をなして取外し可能に固定され、切削工具が旋回可能に装着される旋回用レールと、該旋回用レールに固定され、切削工具に設けたならい用治具がスライド可能に係合するガイドを備えたガイド部材よりなり、前記ガイドはマンホール側壁と下水道管の歪んだ三次元形状の環状の接続部と同一形状をなし、切削工具が旋回用レールに沿って旋回する際、前記ならい用治具がガイドに案内されてスライドすることにより切削工具が管軸方向に移動しながら旋回することを特徴とする装置。
  5. 前記ガイド部材が一つの部材よりなるか、或いは複数の部材を周方向に組み合わせて形成されることを特徴とする請求項4記載の装置。
  6. 前記ガイド部材が周方向に適当間隔をおいて並べた管軸方向の多数のロッドよりなり、各ロッドはそれぞれ旋回用レールに管軸方向に位置調整可能に止着され、各一端が前記ガイドを形成することを特徴とする請求項4記載の装置。
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