JP2010201678A - プリンターにおける記録紙の吸引力制御方法およびプリンター - Google Patents

プリンターにおける記録紙の吸引力制御方法およびプリンター Download PDF

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Abstract

【課題】記録紙の印刷位置での浮き上がりを低温時でも防止できるとともに、常温時には吸引手段の吸引力を必要以上に強くすることがないプリンターを提案すること。
【解決手段】プリンター1は、印刷位置Aの近傍の温度を検出する温度センサー20と、検出された温度が基準温度以上か否かを判定する判定手段59と、判定手段59の判定結果に基づいて、吸引ファン31の回転数を制御する吸引ファン出力制御手段60とを備える。上位機器から印刷指令および印刷データを受信すると制御部50は温度センサー20から検出温度を取得し判定手段59による判定を行う。吸引ファン出力制御手段60は、検出温度が基準温度以上の場合には、基準温度に対応付けられたデューティ比の駆動パルス信号で吸引ファン31を駆動し、検出温度が基準温度より下の場合には、最低温度に対応付けられたデューティ比の駆動パルス信号で吸引ファン31を駆動する。
【選択図】図6

Description

本発明は、プラテンの表面に記録紙を吸引するための吸引手段の吸引力を、温度に応じて制御可能なプリンターおよびプリンターにおける記録紙の吸引力制御方法に関する。
プリンターの中には、搬送される記録紙が印刷位置で浮き上がって印刷ヘッドと干渉することが無いように、印刷位置を規定しているプラテンの表面に記録紙を吸引するための吸引手段を有するものがある。吸引手段は、表面に吸引部を備えるプラテンと吸気ダクトなどを介して吸引部に接続されている吸引ファンとを有しており、吸引ファンが動作すると、吸引部から吸気が行われ、印刷位置を通過する記録紙の部分がプラテンの表面に吸引される。吸引された記録紙の部分はプラテンの表面に沿った平坦な状態とされるので、記録紙と印刷ヘッドとの干渉が回避される。
吸引手段を有するプリンターは、例えば、特許文献1、2に記載されている。特許文献1では、記録紙の張力状態の変化に基づいて吸引手段の吸引力を制御している。特許文献2では、印刷に用いる記録紙の種類に基づいて吸引手段の吸引力を制御している。
特開2001−220040号公報 特開平3−270号公報
記録紙は、温度が低くなると腰(剛性)が強くなり曲げに対する抵抗性が増すので、低温時において印刷位置を通過する記録紙を平坦な状態にするために必要な吸引力は、常温時に必要な吸引力と比較して強くなる。従って、吸引手段の吸引力を、常温の動作環境下において記録紙の浮き上がりを防止するのに必要最小限の強さに設定しておくと、低温時には吸引力が足りず、記録紙の浮き上がりを防止できなくなることがある。例えば、記録紙がラベル用紙の場合には、剥離台紙とこれに貼り付けられたラベルとの間で熱膨張率や熱収縮率が異なるので温度変化によりラベル用紙に反りが発生することがあるが、この反りが低温の動作環境下で発生した場合には、剥離台紙とラベルの双方の腰がそれぞれに強くなっているので、吸引力が足りなくなり、反った部分を平坦な状態にできない。
このような事態を回避するために、吸引手段の吸引力は、動作を保証する最低温度の動作環境下で記録紙の浮き上がりを防止することができる吸引力を基準として必要以上に強く設定されている。
ここで、記録紙の腰の強弱の変化は、記録紙に働く張力の変化や、記録紙の種類の相違に拘わらず、温度の変化に伴って常に発生する。従って、上記の文献のような制御手段を備えていても、吸引手段の吸引力は低温の動作環境下の吸引力を基準にして必要以上に強く設定しておかなければならない。しかし、吸引力を強くすると、吸引により発生する風音などの騒音が大きくなってしまうという問題点がある。また、吸引手段の吸引力を強くするためには、この吸引手段を構成する吸引ファンなどの回転数を上昇させなければならないので、装置の消費電力が増大してしまうという問題がある。
本発明の課題は、このような点に鑑みて、低温時においても印刷位置における記録紙の浮き上がりを防止することができるとともに、常温時には吸引手段の吸引力を必要以上に強くすることがないプリンターを提案することにある。
上記の課題を解決するために、本発明は、プラテンの表面に記録紙を吸引するための吸引手段を有するプリンターにおける記録紙の吸引力制御方法であって、
温度検出手段の検出温度を取得し、
取得された前記検出温度に基づいて、前記吸引手段による吸引力を制御することを特徴とする。
本発明は、検出温度に基づいて吸引手段の吸引力を変化させるので、温度変化に伴って変化する記録紙の腰の強弱の変化、すなわち、記録紙の曲げに対する抵抗性の変化に応じて吸引手段の吸引力を変化させることができる。従って、例えば、検出温度が低いときには、記録紙は腰が強く曲げに対する抵抗性が大きいので、吸引手段の吸引力を強くして記録紙を吸引する。検出温度が高いときには、記録紙は腰が弱くなり曲げに対する抵抗性も減少するので、吸引手段の吸引力を弱くして吸引する。この結果、吸引手段の吸引力を、動作を保証する最低温度の動作環境下で記録紙の浮き上がりを防止することができる吸引力を基準として必要以上に強く固定しておく必要がなく、温度変化に対応させた適切な吸引力とすることができる。よって、吸引により発生する風音などの騒音を低減できる。また、吸引手段の吸引力を吸引ファンの回転数などで制御すれば、装置の消費電力を抑制できる。
本発明において、吸引手段の吸引力を適切な強さに設定するためには、少なくとも電源が投入されたときに、前記検出温度を取得することが望ましい。
また、本発明において、印刷ジョブが開始される前に吸引手段の吸引力を適切な強さに設定するためには、少なくとも上位機器から印刷データを受信すると、前記検出温度を取得することが望ましい。
この場合には、前記印刷データの印刷が終了するまでの間、所定間隔で前記検出温度を取得することが好ましい。一般的に、印刷が一定時間以上継続して行われる場合には、印刷位置にある印刷ヘッドの温度が上昇する。また、記録紙を搬送するためのモーターからの排熱などにより、プリンター筐体内の温度が上昇するので、印刷位置の近傍の検出温度が上昇する。従って、印刷ジョブが始まってから終了するまでの間、所定間隔で検出温度を取得し、取得した検出温度に基づいて吸引手段の吸引力を制御すれば、検出温度の上昇に対応するように吸引手段の吸引力を変化させることができる。この結果、吸引手段の吸引力を常に適切な強さにすることできる。また、吸引手段の吸引力を吸引ファンの回転数などで制御している場合には、検出温度の上昇に伴って吸引ファンの回転数を低減させることができるので、消費電力を抑制する効果が大きくなる。
この場合において、吸引手段の吸引力の制御を簡易に行うためには、前記検出温度が予め定めた基準温度以上か否かを判定し、前記基準温度よりも低い場合には前記吸引力を第1吸引力にし、前記基準温度以上の場合には前記吸引力を前記第1吸引力よりも弱い第2吸引力にすることが望ましい。
次に、本発明は、プラテンの表面に記録紙を吸引するための吸引手段を有するプリンターにおいて、
温度を検出する温度検出手段と、
前記温度検出手段の検出温度を取得し、前記検出温度に基づいて前記吸引手段による吸引力を制御する制御部とを有することを特徴とする。
本発明のプリンターは、検出温度に基づいて吸引手段の吸引力を制御するので、温度変化に伴って変化する記録紙の腰の強弱の変化、すなわち、記録紙の曲げに対する抵抗性の変化に応じて吸引手段の吸引力を変化させることができる。従って、例えば、検出温度が低いときには、記録紙は腰が強く曲げに対する抵抗性が大きいので、吸引手段の吸引力を強くして記録紙を吸引する。検出温度が高いときには、記録紙は腰が弱くなり曲げに対する抵抗性も減少するので、吸引手段の吸引力を弱くして記録紙を吸引する。この結果、吸引手段の吸引力を、動作を保証する最低温度の動作環境下で記録紙の浮き上がりを防止することができる吸引力を基準として必要以上に強く固定しておく必要がなく、温度変化に対応させた適切な吸引力とすることができる。よって、吸引により発生する風音などの騒音を低減できる。
本発明において、吸引手段の吸引力を適切な強さに設定するためには、前記制御部は、少なくとも電源が投入されたときに、前記検出温度を取得することが望ましい。
また、本発明において、印刷ジョブが開始される前に吸引手段の吸引力を適切な強さに設定するためには、前記制御部は、少なくとも上位機器から印刷データを受信すると、前記検出温度を取得することが望ましい。
この場合において、印刷ジョブの間においても吸引手段の吸引力を適切な強さに変更するためには、前記制御部は、前記印刷データの印刷が終了するまでの間、所定間隔で前記検出温度を取得することが望ましい。
本発明において、前記吸引手段は、吸引ファンを含んでおり、前記制御部は、前記吸引ファンの回転数を変えることにより前記吸引力を制御することが望ましい。このようにすれば、吸引力を弱くしたときに、吸引ファンおよび装置の消費電力を抑制できる。また、吸引ファンで発生する騒音を低減できる。
この場合において、吸引手段の吸引力の制御を簡易に行うためには、前記制御部は、前記検出温度が予め定めた基準温度以上か否かを判定する判定手段と、前記検出温度が前記基準温度よりも低い場合には、前記吸引ファンの回転数が第1回転数になるように前記吸引ファンを駆動制御し、前記検出温度が前記基準温度以上の場合には、前記吸引ファンの回転数が前記第1回転数よりも少ない第2回転数になるように前記吸引ファンを駆動制御する吸引ファン出力制御手段を備えていることが望ましい。
また、本発明は、インクジェット印刷ヘッドを備えており、前記温度検出手段は、インクの吐出制御を行うために前記インクジェット印刷ヘッドに取り付けられている温度センサーであることが望ましい。このようにすれば、新たに温度検出手段を設ける必要がなく、既存の温度センサーを利用して、印刷位置を規定するインクジェット印刷ヘッドと吸引プラテンの近傍で、記録紙の環境温度を測定でき、吸引手段の吸引力を制御することができる。
本発明は、印刷位置の近傍の検出温度に基づいて吸引手段の吸引力を変化させるので、温度変化に伴って変化する記録紙の腰の強弱の変化、すなわち、記録紙の曲げに対する抵抗性の変化に応じて吸引手段の吸引力を変化させることができる。従って、吸引手段の吸引力を、動作を保証する最低温度の動作環境下で記録紙の浮き上がりを防止することができる吸引力を基準として必要以上に強く固定しておく必要がなく、温度変化に対応させた適切な吸引力とすることができる。よって、吸引により発生する風音などの騒音を低減できる。また、吸引手段の吸引力を吸引ファンの回転数などで制御すれば、装置の消費電力を抑制できる。
本発明を適用したプリンターの外観斜視図である。 プリンターの開閉蓋を開けた状態を示す外観斜視図である。 プリンターの内部構造を示す概略縦断面図である。 記録紙の吸引機構を示す部分斜視図である。 プリンターの制御系を示す概略ブロック図である。 (a)は紙送り時の記録紙の吸引制御動作を示すフローチャートであり、(b)は吸引ファンの回転数の変化の一例を示すタイムチャートである。
以下に、図面を参照して、本発明を適用したプリンターの実施の形態を説明する。
(全体構成)
図1は本実施の形態に係るインクジェット式のプリンターの外観斜視図であり、図2はその開閉蓋を全開にした状態の外観斜視図である。
プリンター1は全体としてほぼ直方体形状をしたプリンター本体2と、プリンター本体2の前面に取り付けた開閉蓋3とを有している。プリンター本体2の外装ケース2aの前面には所定幅の記録紙排出口4が形成されている。記録紙排出口4の下側には排紙ガイド5が前方に突出しており、この排紙ガイド5の側方には蓋開閉レバー6が配置されている。排紙ガイド5および蓋開閉レバー6の下側には、プリンター本体2の内部に形成されているロール紙収納部7の開口部が形成されており、この開口部は開閉蓋3によって封鎖されている。
蓋開閉レバー6を操作すると開閉蓋3のロックが解除される。ロック解除後、開閉蓋3に搭載されている排紙ガイド5を前方に引くと、図2に示すように、開閉蓋3が下端部を中心として前方にほぼ水平となるまで開く。開閉蓋3が開くと、ロール紙収納部7が開放状態となる。同時に、印刷位置を規定しているプラテン8が開閉蓋3と一緒に移動して、ロール紙収納部7から記録紙排出口4に至る記録紙搬送経路が開放状態となり、プリンター前方からロール紙9の交換作業などを簡単に行うことができる。
プラテン8の表面8aにはロール紙9から繰り出される長尺状の記録紙10を吸引するための吸引部11が形成されている。吸引部11は、複数のリブによって仕切られている溝状の複数の吸引区画12と、各吸引区画12の底面に形成されている吸引孔13とを備えている。
(内部構造)
図3に示すように、プリンター1の内部には、プリンター本体フレーム14におけるプリンター幅方向の中央部分にロール紙収納部7が形成されている。ロール紙収納部7にはロール紙9の中心軸がプリンター幅方向に向いた横置き状態で収納される。ロール紙収納部7に装填されたロール紙9から繰り出される長尺状の記録紙10は、斜め上方に引き出された後に湾曲状のテンションガイド15によって湾曲させられ、しかる後に水平方向に延びて記録紙排出口4に至る記録紙搬送路16に沿って搬送される。テンションガイド15はバネ力によって上方に付勢されており、テンションガイド15を通過した記録紙10には、所定の張力が付与される。
水平方向に延びている記録紙搬送路16の部分はロール紙収納部7の真上に位置している。この記録紙搬送路部分16aには、インクジェット印刷ヘッド17およびプラテン8が一定のギャップで対向配置されている。プラテン8はプリンター前後方向に水平に延びるプラテンフレーム18に搭載されており、このプラテン8によってインクジェット印刷ヘッド17の印刷位置Aが規定されている。インクジェット印刷ヘッド17はインクノズル面が下向きになるようにキャリッジ19に搭載されている。インクジェット印刷ヘッド17の内部には、インクジェット印刷ヘッド17の温度状態を測定する温度センサー20が搭載されている。温度センサー20はインクの吐出制御を行うためのものであり、サーミスタなどからなる。キャリッジ19はキャリッジガイド軸21に沿って、キャリッジモーター22によってプリンター幅方向に往復移動する。
印刷位置Aよりも下流側にはカット位置Bが設けられている。カット位置Bにはオートカッター23が配置されており、印刷位置Aで印刷が行われた記録紙10は、カット位置Bにおいて幅方向に切断されるようになっている。
記録紙搬送路部分16aにおける印刷位置Aの上流側には紙送りローラー24が配置されている。紙送りローラー24は紙送りモーター25(図5参照)によって回転駆動される。紙送りローラー24には第1押さえローラー26が連れ回りするように押し付けられている。
テンションガイド15の下方には、繰り出しローラー27が配置されている。繰り出しローラー27はロール紙収納部7から記録紙10を繰り出すためのものであり、繰り出しモーター28(図5参照)によって回転駆動されるようになっている。繰り出しローラー27には第2押さえローラー29が連れ回りするように押し付けられている。第2押さえローラー29はプラテンフレーム18の下側から後に向かって延びる押さえレバー30の先端部分に取り付けられている。押さえレバー30はバネ力によって下方に付勢されており、これにより第2押さえローラー29は繰り出しローラー27に押し付けられている。
ロール紙収納部7の後方には、吸引ファン(吸引手段)31が配置されている。プラテン8の吸引部11と吸引ファン31の吸気口32との間には吸気流路が形成されている。吸引ファン31には排気ダクト33が取り付けられており、この排気ダクト33により排気流路が形成されている。吸引ファン31が動作すると、吸引部11から吸気流路を介して吸引ファン31に向かい、排気流路から排出される気流が発生するので、プラテン8の表面8aの吸引部11において記録紙10を吸引することができる。
開閉蓋3を開くと、プラテン8、テンションガイド15、紙送りローラー24、押さえレバー30、第2押さえローラー29などの部品は開閉蓋3と一緒に前方へ移動して、ロール紙収納部7と記録紙搬送路16が開放状態になる。従って、開放状態になった空間を介して、記録紙10が引き出された状態のロール紙9をロール紙収納部7に投入することができる。また、開閉蓋3を閉じると、プラテン8、テンションガイド15、紙送りローラー24、押さえレバー30、第2押さえローラー29などの部品が元の位置に復帰して記録紙搬送路16が形成されると共に、プラテン8がインクジェット印刷ヘッド17に一定のギャップで対峙して印刷位置Aを規定する状態になる。同時に、引き出されていた記録紙10が記録紙搬送路16上でプラテン8上の印刷位置Aを通過した状態にセットされる。
印刷時には、記録紙10はプラテン8の表面8aに吸引された状態で搬送されて、印刷位置Aを通過する。印刷位置Aではキャリッジ19をキャリッジガイド軸21に沿って往復移動させながら、そこに搭載されているインクジェット印刷ヘッド17により印刷が行われる。記録紙10の幅方向への一連の行印刷が終了した後は、紙送りローラー24および繰り出しローラー27が回転駆動されて、所定ピッチだけ記録紙10が送り出される。この後に、次の行の印刷が行われる。このように、記録紙10は、所定ピッチで間欠的に送り出されながらインクジェット印刷ヘッド17によって印刷が施される。印刷が終了すると、記録紙10はカット位置Bでオートカッター23により切断される。
(記録紙の吸引機構)
図4は記録紙10の吸引機構を取り出して示した部分斜視図である。記録紙10をプラテン8に吸引するための吸引機構は、吸引ファン31、プラテン8の吸引部11、吸気流路および排気流路を有している。
吸引ファン31は、シロッコファンであり、ロール紙収納部7の後方のプリンター本体フレーム14の背板部分14aの背面側に取り付けられている。吸引ファン31は羽根の回転中心軸線がプリンター前後方向を向くように配置されており、その吸気口32は背板部分14aに形成された開口から前方を向いている。また、その排気口34は、背板部分14aの上側でプリンター幅方向を向いている。
プラテン8は、その内部が中空にして構成されており、この中空部分が吸引部11と連通するプラテン側空気通路35となっている。プラテンフレーム18におけるプラテン8の側方には、インクジェット印刷ヘッド17を搭載したキャリッジ19の移動範囲を確保するためのスペースを利用して、インクジェット印刷ヘッド17から吐出されるインク液滴に起因して発生するインクミストを回収するインクミスト回収部36が形成されている。インクミスト回収部36の後端下側の部位、すなわち、印刷領域から側方に外れた位置には、プラテン側空気通路35のプラテン側開口端37が形成されている。プラテン側開口端37は下方および背面側に向いて傾斜しており、そこにはパッキン38が取り付けられている。
プラテン側空気通路35のプラテン側開口端37と吸引ファン31の吸気口32とは吸気ダクト39によって接続されている。吸気ダクト39は一方の開口端が吸引ファン31の吸気口32と繋がるように背板部分14aに取り付けられており、他方の開口端側はインクミスト回収部36の後側において、ロール紙収納部7の側方をプリンター本体2の側面に沿って前面側に向って延びた後に上方に向って折れ曲がったL字形状をしている。折れ曲がり部分の端部に形成されているダクト開口端40は上方および前面に向いて傾斜しており、そこにはパッキン41が取り付けられている。吸気ダクト39の幅寸法とインクミスト回収部36の幅寸法とは略同一に構成されている。また、吸気ダクト39の断面形状は矩形になっている。
図4に示すように、開閉蓋3を閉じた状態では、プラテンフレーム18がほぼ水平に保持され、プラテン8は印刷位置Aを規定する姿勢になる。この状態では、プラテン側開口端37およびダクト開口端40はパッキン38、41を介して気密状態で当接する。従って、プラテン8の表面8aの吸引部11は、プラテン側空気通路35および吸気ダクト39からなる吸気流路を介して、吸引ファン31の吸気口32に接続される。
一方、開閉蓋3を開くと、プラテン8は開閉蓋3と一緒にプリンター本体2の前方に移動するので、プラテン側開口端37と、ダクト開口端40との間が離間して、吸引ファン31の吸気口32とプラテン8の吸引部11とが切り離される。
なお、インクミスト回収部36はインクミストを吸引するためのミスト吸引孔42を備えており、このミスト吸引孔42はプラテン側空気通路35に連通している。従って、プラテン8の表面8aへ記録紙10を吸引するためのプラテン側空気通路35、吸気ダクト39、吸引ファン31を利用して、インクミストを回収するための吸引機構が構成されている。
次に、排気流路を構成する排気ダクト33は、吸引ファン31の排気口34を覆うようにして背板部分14aに背面側から被せられた断面U字形状のダクトカバー43を備えている。ダクトカバー43と背板部分14aの背面との間が排気ダクト33となっている。排気ダクト33は排気口34から下方に向かって湾曲しており、下端には排気開口44が形成されている。
プラテン8の吸引部11と吸引ファン31の吸気口32とが接続された状態で吸引ファン31が駆動されると、吸引部11の各吸引区画12から空気が吸い込まれて、吸引ファン31の排気口34から吹き出される。この結果、各吸引区画12内には負圧が発生するので、記録紙10はプラテン8の表面8aに吸引され、印刷位置Aを通過する記録紙10の部分はプラテン8の表面8aに沿った平坦な状態に保持される。吸引ファン31の排気口34から吹き出される排気は、排気ダクト33を介して排気開口44から吹き出され、プリンター本体2の下側から排出される。
(制御系)
図5は、プリンター1の制御系を示す概略ブロック図である。プリンター1の制御系は、CPU、ROM、RAMなどを備えた制御部50を中心に構成されている。制御部50には、フラッシュROMなどの不揮発性メモリー51が接続されている。制御部50の入力側には、温度センサー20などの検出器が接続されている。制御部50の出力側には、各ドライバー52〜57を介して、インクジェット印刷ヘッド17、キャリッジモーター22、紙送りモーター25、繰り出しモーター28、オートカッター23、吸引ファン31、などが接続されている。
制御部50には、図示しない送受信部を介して、ホスト装置58などの上位機器から印刷を指示する印刷指令や印刷データなどが供給されるようになっている。制御部50は、ホスト装置58などからの印刷指令および印刷データに基づき、インクジェット印刷ヘッド17、キャリッジモーター22、紙送りモーター25、繰り出しモーター28、吸引ファン31、オートカッター23などの各部の駆動を制御して、印刷動作、紙送り動作、吸引動作、切断動作を実行する。
ここで、インクジェット印刷ヘッド17では、温度状態によってインクジェット印刷ヘッド17から吐出されるインクの粘度などが変化する。このため、制御部50は、温度センサー20の検出した温度に基づいて、インクの吐出量やそのタイミングを制御している。温度センサー20はプラテン8の近傍にあり、その検出温度を記録紙10の環境温度とすることができる。
また、印刷位置Aの近傍の温度によって、印刷位置Aを搬送される記録紙10の腰の強弱が変化して記録紙10の曲げに対する抵抗性が変化する。このため、制御部50は、温度センサー20の検出した検出温度を記録紙10の環境温度として所定のタイミングで取得し、取得した環境温度に基づいて、記録紙10をプラテン8上で紙送りする時の吸引機構によるプラテン8の表面8aへの記録紙10の吸引力を制御している。より具体的には、制御部50は、環境温度が予め定めた基準温度以上か否かを判定する判定手段59と、判定手段59の判定結果に基づいて吸引ファン31の吸引力を変更する吸引ファン出力制御手段60とを備えており、環境温度が基準温度以上の場合には、吸引ファン31の回転数を低減させて、吸引機構による吸引力を弱くしている。
(紙送り時の記録紙の吸引制御)
図6を参照して、プリンター1における紙送り時の記録紙10の吸引制御について説明する。図6(a)は紙送り時の記録紙10の吸引制御動作を示すフローチャートであり、図6(b)は吸引ファン31の回転数の変化の一例を示すタイムチャートである。
まず、不揮発性メモリー51には、紙送り時に記録紙10をプラテン8の表面8aから浮き上がらない状態に保持しながら搬送するための吸引機構の制御データを、温度に対応づけた制御データテーブルとして記憶させてある。吸引機構によるプラテン8の表面8aへの記録紙10の吸引力は、吸引ファン31の吸引力、すなわち、吸引ファン31の回転数に対応しているので、制御データとしては、例えば、吸引ファン31を目標回転数で駆動するための駆動パルス信号のデューティ比などを用いることができる。
本例では、プリンター1の動作を保証する最低温度の動作環境下で記録紙10の浮き上がりを防止するのに必要な最低限の吸引力を得るための駆動パルス信号のデューティ比を求め、これを最低温度と対応付けて制御データテーブルに記憶保持させてある。また、プリンター1が一般的に使用される基準温度の動作環境下で記録紙10の浮き上がりを防止するのに必要な最低限の吸引力を得るための駆動パルス信号のデューティ比を求め、これを基準温度と対応づけて制御データテーブルに記憶保持させてある。
本例の基準温度は20℃であり、最低温度に対応付けられたデューティ比の駆動パルス信号で吸引ファン31を駆動したときの吸引ファン31の回転数を最大回転数(100%)とすると、基準温度に対応付けられたデューティ比の駆動パルス信号で吸引ファン31を駆動したときの吸引ファン31の回転数は最大回転数の80%になっている。すなわち、温度が低いときには記録紙10は腰が強く曲げに対する抵抗性が大きいので、印刷位置Aを搬送される記録紙10の部分をプラテン8の表面8aに沿った平坦な状態にするために強い吸引力が必要になっている。これに対して、温度が高いときには記録紙10は腰が弱くなり曲げに対する抵抗性も減少するので、記録紙10を平坦な状態にするのに必要な吸引力は弱くなっている。
次に、ホスト装置58などの上位機器から印刷指令および印刷データが供給されると(ステップST1)、制御部50は温度センサー20が検出している温度を環境温度として取得する(ステップST2)。判定手段59は、この環境温度が基準温度の20℃以上か否かを判定する(ステップST3)。
環境温度が20℃よりも低い場合には、吸引ファン出力制御手段60は、制御データテーブルから最低温度に対応づけられたデューティ比を取り出し、このデューティ比の駆動パルス信号で吸引ファン31を駆動する(ステップST4)。
温度が20℃以上の場合には、制御データテーブルから基準温度に対応づけられたデューティ比を取り出し、このデューティ比の駆動パルス信号で吸引ファン31を駆動する(ステップST5)。
その後、印刷データの印刷が継続している間、すなわち、一つの印刷ジョブが終了するまでの間は(ステップST6)、所定間隔で、環境温度の取得、環境温度が基準温度以上か否かの判定、吸引ファン31の出力制御が繰り返される(ステップST2〜ステップST5)。
ここで、印刷データの印刷が一定時間以上継続して行われると、インクジェット印刷ヘッド17の温度が上昇する。また、記録紙10を搬送するための紙送りモーター25や繰り出しモーター28からの排熱などにより、プリンター本体2内の温度が上昇するので、印刷位置Aの近傍の温度が上昇し、制御部50が取得する環境温度も上昇する。従って、図6(b)に示すように、印刷開始当初は基準温度に満たないと判定されていた環境温度が、時間t1を経過したときに印刷ジョブの途中で基準温度以上であると判定されることがある。
このような場合には、吸引ファン出力制御手段60は、吸引ファン31を駆動制御する駆動パルス信号のデューティ比を、最低温度に対応付けられているデューティ比から基準温度に対応付けられているデューティ比へと変更する。この結果、吸引ファン31の回転数は最大回転数の80%へと低下させられる。すなわち、吸引ファン31の吸引力が弱められる。
(本実施形態の効果)
以上、本例によれば、吸引ファン31の回転数は環境温度に基づいて制御されている。従って、吸引ファン31の回転数を、動作を保証する最低温度の動作環境下で記録紙10の浮き上がりを防止することができる吸引力を基準として必要以上に強く固定しておく必要がない。よって、プリンター1の消費電力を抑制できる。また、記録紙10を吸引するための風音や吸引ファン31からの騒音を低減できる。
また、本例によれば、ホスト装置58などの上位機器からの印刷を指示する印刷指令および印刷データを受信したときに環境温度を取得して、吸引ファン31の回転数を駆動制御する。従って、印刷時には、吸引ファン31の吸引力が適切な強さに制御される。
さらに、印刷データの印刷が終了するまでの間は、所定間隔で環境温度を取得しており、取得した環境温度に基づいて吸引ファン31の回転数を駆動制御している。この結果、印刷ジョブの途中においても吸引ファン31の回転数が低くなるような駆動制御が行われるので、吸引ファン31やプリンター1の消費電力を抑制する効果が大きい。なお、環境温度を取得する回数は、印刷が終了するまでの間、1回でも複数回でもよく、所定間隔でなくともよい。印刷時間により、回数と間隔は適切に設定される。
また、本例によれば、温度センサー20として、インクの吐出制御を行うためにインクジェット印刷ヘッド17に取り付けられている温度センサー20を利用しているので、吸引ファン31の回転数を駆動制御するために、新たに温度検出手段を設ける必要がない。
(その他の実施の形態)
上記の例では、制御部50は、ホスト装置58などの上位機器から印刷指令および印刷データなどが供給されたときに環境温度を取得して吸引ファン31の回転数を駆動制御しているが、電源が投入されたときに環境温度を取得し、取得された環境温度に基づいて、記録紙10をプラテン8上で紙送りする時の吸引ファン31の回転数を駆動制御してもよい。
また、上記の例では、基準温度を境にしてモーターの回転数を2段階に制御しているが、複数の基準温度を設けることにより、モーターの回転数を3段回以上に制御することもできる。また、リニアに変化させてもよい。
さらに、環境温度の変化に追随してモーターの回転数を無段階に変化させるように制御することもできる。この場合には、予め、多様な温度の動作環境下で必要な最低限の吸引力を得るための駆動パルス信号のデューティ比を測定し、温度変化とデューティ比との対応関係から、いずれの温度の動作環境下でも記録紙10の浮き上がりを防止するのに必要な最低限の吸引力を得ることができるような関係式を求めておき、この関係式に基づいて吸引ファン31を駆動制御すればよい。
なお、記録紙10の用紙種類によって、吸引手段の吸引力を制御する場合には、各温度の動作環境下で必要な最低限の吸引力を得るための駆動パルス信号のデューティ比を求める際に、用紙種類毎にこのデューティ比を求めておく。また、制御データとして、用紙種類、温度、デューティ比を対応付けた制御データテーブルを不揮発性メモリー51に記憶保持させる。そして、印刷時には、印刷指令および印刷データに含まれている用紙情報から用紙種類を特定し、この用紙種類と環境温度に対応づけられたデューティ比を取り出して、吸引ファン31を駆動制御する。
なお、上記の例では、吸引ファン31の吸引力をデューティ比に基づいて制御しているが、吸引ファン31のモーターへの供給電圧や供給電流を変えることによって、その吸引力を制御してもよい。
1・プリンター、2・プリンター本体、2a・外装ケース、3・開閉蓋、4・記録紙排出口、5・排紙ガイド、6・蓋開閉レバー、7・ロール紙収納部、8・プラテン、9・ロール紙、10・記録紙、11・吸引部、12・吸引区画、13・吸引孔、14・プリンター本体フレーム、14a・背板部分、15・テンションガイド、16・記録紙搬送路、17・インクジェット印刷ヘッド、18・プラテンフレーム、19・キャリッジ、20・温度センサー、21・キャリッジガイド軸、22・キャリッジモーター、23・オートカッター、24・紙送りローラー、25・紙送りモーター、26・29・押さえローラー、27・繰り出しローラー、28・繰り出しモーター、30・押さえレバー、31・吸引ファン、32・吸気口、33・排気ダクト、34・排気口、35・プラテン側空気通路、36・インクミスト回収部、37・プラテン側開口端、38・41・パッキン、39・吸気ダクト、40・ダクト開口端、42・ミスト吸引孔、43・ダクトカバー、44・排気開口、50・制御部、51・不揮発性メモリー、52〜57・ドライバー、58・ホスト装置、59・判定手段、60・吸引ファン出力制御手段

Claims (12)

  1. プラテンの表面に記録紙を吸引するための吸引手段を有するプリンターにおける記録紙の吸引力制御方法であって、
    温度検出手段の検出温度を取得し、
    取得された前記検出温度に基づいて、前記吸引手段による吸引力を制御することを特徴とするプリンターにおける記録紙の吸引力制御方法。
  2. 請求項1に記載のプリンターにおける記録紙の吸引力制御方法において、
    少なくとも電源が投入されたときに、前記検出温度を取得することを特徴とするプリンターにおける記録紙の吸引力制御方法。
  3. 請求項1に記載のプリンターにおける記録紙の吸引力制御方法において、
    少なくとも上位機器から印刷データを受信すると、前記検出温度を取得することを特徴とするプリンターにおける記録紙の吸引力制御方法。
  4. 請求項3に記載のプリンターにおける記録紙の吸引力制御方法において、
    前記印刷データの印刷が終了するまでの間、所定間隔で、前記検出温度を取得することを特徴とするプリンターにおける記録紙の吸引力制御方法。
  5. 請求項1ないし4のうちのいずれかの項に記載のプリンターにおける記録紙の吸引力制御方法において、
    前記検出温度が予め定めた基準温度以上か否かを判定し、前記基準温度よりも低い場合には前記吸引力を第1吸引力にし、前記基準温度以上の場合には前記吸引力を前記第1吸引力よりも弱い第2吸引力にすることを特徴とするプリンターにおける記録紙の吸引力制御方法。
  6. プラテンの表面に記録紙を吸引するための吸引手段を有するプリンターにおいて、
    温度を検出する温度検出手段と、
    前記温度検出手段の検出温度を取得し、前記検出温度に基づいて前記吸引手段による吸引力を制御する制御部とを有することを特徴とするプリンター。
  7. 請求項6に記載のプリンターにおいて、
    前記制御部は、少なくとも電源が投入されたときに、前記検出温度を取得することを特徴とするプリンター。
  8. 請求項6に記載のプリンターにおいて、
    前記制御部は、少なくとも上位機器から印刷データを受信すると、前記検出温度を取得することを特徴とするプリンター。
  9. 請求項8に記載のプリンターにおいて、
    前記制御部は、前記印刷データの印刷が終了するまでの間、所定間隔で前記検出温度を取得することを特徴とするプリンター。
  10. 請求項6ないし9のうちのいずれかの項に記載のプリンターにおいて、
    前記吸引手段は、吸引ファンを含んでおり、
    前記制御部は、前記吸引ファンの回転数を変えることにより前記吸引力を制御することを特徴とするプリンター。
  11. 請求項10に記載のプリンターにおいて、
    前記制御部は、前記検出温度が予め定めた基準温度以上か否かを判定する判定手段と、前記検出温度が前記基準温度よりも低い場合には、前記吸引ファンの回転数が第1回転数になるように前記吸引ファンを駆動制御し、前記検出温度が前記基準温度以上の場合には、前記吸引ファンの回転数が前記第1回転数よりも少ない第2回転数になるように前記吸引ファンを駆動制御する吸引ファン出力制御手段を備えていることを特徴とするプリンター。
  12. 請求項6ないし11のうちのいずれかの項に記載のプリンターにおいて、
    インクジェット印刷ヘッドを備えており、
    前記温度検出手段は、インクの吐出制御を行うために前記インクジェット印刷ヘッドの近傍に取り付けられている温度センサーであることを特徴とするプリンター。
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