JP2010201458A - 継手構造及びその製造方法、並びに継手構造を用いたエレベーター及びその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】エレベーター構造部材を接合する継手構造1が、少なくとも2枚の重ねた金属板2,2、3からなり、重ねた金属板の張出しかしめ10の最外周部10aと、金属板の端面との最短距離d2が、重ねた金属板2,2、3の合計板厚の2倍以下である。生産効率の悪いアーク溶接の代替として張出しかしめを採用することで、締結ボルトを通す孔11a,11bの形状を、張出しかしめによる変形を見込んで定めることにより、変形しても所望の孔形状とすることができ、締結ボルトを通すことができ、構造部材の強固な結合が得られる。エレベーターかご枠を構成する縦枠と上枠、又は縦枠と下枠との少なくとも一方の接合において、この継手構造1を適用することができる。
【選択図】図1
Description
あるいは、前記重ねた金属板の張出しかしめ最外周部と前記金属板の端面との最短距離に代えて、又は追加して、前記重ねた金属板の張出しかしめ最外周部と前記金属板の締結用ボルト孔との最短距離が、前記重ねた金属板の合計板厚の2倍以下であること、を特徴とする。
更にまた、前記第3工程及び前記第4工程において、前記締結用ボルト孔の内側に、前記孔の内側からの最大距離が、前記締結用ボルト孔の最大幅の1/10以下となる横断面を有する棒状の工具を配置することができる。
また、本発明における継手構造はユニット化されており、例えば、エレベーターの製造現場においては、継手を組み立てる必要が無く、ユニット化された継手構造を直ちに利用可能であり、上下の枠及び縦枠に対して、直ちに締結ボルトにて締結することでエレベーターかご枠を接合にて組み立てることができる。
3 プレート 4 縦枠
5 上枠 6 下枠
7 床 8 上梁
9 かご枠 10 張出しかしめ
10a 張出しかしめ外周部
11a ブラケットの上枠又は下枠とのボルト孔
11b プレートの上枠又は下枠とのボルト孔
12 ブラケットの縦枠とのボルト孔
101 継手構造 102 ブラケット
103 プレート
110a 張出しかしめ外周部 110b 張出しかしめ凸部
111a ブラケットの上枠又は下枠とのボルト孔
111b プレートの上枠又は下枠とのボルト孔
201 第3工程後のボルト孔の最小幅と張出しかしめ最外周部とボルト孔の端面との最短距離との関係
202 第4工程後のボルト孔の最小幅と張出しかしめ最外周部とボルト孔の端面との最短距離との関係
203 3工程及び第4工程後のボルト孔の最小幅からボルト孔の初期直径を引きボルト孔の初期直径で割ったもの
204 張出しかしめ最外周部とボルト孔の端面との最短距離でブラケットとプレートの合計板厚との比で表したもの
301 パンチ 302 ダイ
303 棒状工具 304 穴
Claims (11)
- 張出しかしめによって重ねられる少なくとも2枚の金属板からなり、
前記重ねた金属板の張出しかしめ最外周部と前記金属板の端面との最短距離が、前記重ねた金属板の合計板厚の2倍以下であること、
を特徴とする継手構造。 - 張出しかしめによって重ねられる少なくとも2枚の金属板からなり、
前記重ねた金属板の張出しかしめ最外周部と前記金属板の締結用ボルト孔との最短距離が、前記重ねた金属板の合計板厚の2倍以下であること、
を特徴とする継手構造。 - 張出しかしめによって重ねられる少なくとも2枚の金属板からなり、
前記重ねた金属板の張出しかしめ最外周部と前記金属板の端面との最短距離が、前記重ねた金属板の合計板厚の2倍以下であり、且つ
前記重ねた金属板の張出しかしめ最外周部と前記金属板の締結用ボルト孔との最短距離が、前記重ねた金属板の合計板厚の2倍以下であること、
を特徴とする継手構造。 - 前記重ねた金属板の張出しかしめによって形成される凸部は、押し込まれて前記金属板の表面と面一に平坦化されていること、
を特徴とする請求項1〜3のいずれか一項記載の継手構造。 - 上枠、下枠、及び前記上枠と下枠とに接合される縦枠とでエレベーターかご枠が構成されており、
前記上枠と前記縦枠との接合、又は前記下枠と前記縦枠との接合の少なくとも一方の接合に、請求項1〜4のいずれか一項記載の継手構造が適用されていること、
を特徴とするエレベーター。 - 金属板の面に垂直な方向に孔を開ける第1工程と、
前記第1工程で前記孔を開けた前記金属板を前記孔の位置を合せて板厚方向に重ねる第2工程と、
前記第2工程で重ねた前記金属板を張出しかしめにより前記金属板同士を締結する第3工程3と、
前記第3工程で締結した前記金属板の張出しかしめ部を、前記金属板に平行な2つの面で、前記重ねた金属板の合計板厚まで押込む第4工程と、
から成り、
前記第1工程における孔形状が少なくとも2つの曲率からなる連続した閉曲線で定められており、
前記重ねた金属板の張出しかしめ最外周部と前記金属板の端面との最短距離が、前記重ねた金属板の合計板厚の2倍以下であること、
を特徴とする継手構造の製造方法。 - 金属板の面に垂直な方向に孔を開ける第1工程と、
前記第1工程で前記孔を開けた前記金属板を前記孔の位置を合せて板厚方向に重ねる第2工程と、
前記第2工程で重ねた前記金属板を張出しかしめにより前記金属板同士を締結する第3工程と、
前記第3工程で締結した前記金属板の張出しかしめ部を、前記金属板に平行な2つの面で、前記重ねた金属板の合計板厚まで押込む第4工程と、
から成り、
前記第1工程における孔形状が少なくとも2つの曲率からなる連続した閉曲線で定められており、
前記重ねた金属板の張出しかしめ最外周部と前記金属板の締結用ボルト孔との最短距離が、前記重ねた金属板の合計板厚の2倍以下であること、
を特徴とする継手構造の製造方法。 - 金属板の面に垂直な方向に孔を開ける第1工程と、
前記第1工程で前記孔を開けた前記金属板を前記孔の位置を合せて板厚方向に重ねる第2工程と、
前記第2工程で重ねた前記金属板を張出しかしめにより前記金属板同士を締結する第3工程3と、
前記第3工程で締結した前記金属板の張出しかしめ部を、前記金属板に平行な2つの面で、前記重ねた金属板の合計板厚まで押込む第4工程と、
から成り、
前記第1工程における孔形状が少なくとも2つの曲率からなる連続した閉曲線で定められており、
前記重ねた金属板の張出しかしめ最外周部と前記金属板の端面との最短距離が、前記重ねた金属板の合計板厚の2倍以下とし、且つ
前記重ねた金属板の張出しかしめ最外周部と前記金属板の締結用ボルト孔との最短距離が、前記重ねた金属板の合計板厚の2倍以下であること、
を特徴とする継手構造の製造方法。 - 前記第1工程において、前記締結用ボルト孔の孔形状は、前記張出かしめに起因して、又は当該張出かしめとその後の押込みに起因して前記金属板に生じる変形によって前記締結用ボルトが挿通可能な円形に近づくように、当該変形を見込んだ形状に形成されていること、
を特徴とする請求項6〜8いずれか一項記載の継手構造の製造方法。 - 前記第3工程及び前記第4工程において、前記締結用ボルト孔の内側に、前記孔の内側からの最大距離が、前記締結用ボルト孔の最大幅の1/10以下となる横断面を有する棒状の工具を配置することを特徴とする
請求項6〜8のいずれか一項記載の継手構造の製造方法。 - エレベーターかご枠を構成する上枠と縦枠との接合、又は下枠と前記縦枠との接合の少なくとも一方の接合に用いられる継手構造として、請求項6〜10のいずれか一項記載の継手構造の製造方法が適用されていることを特徴とするエレベーターの製造方法。
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