JP2010200908A - 吸収性物品の製造装置及び製造方法 - Google Patents

吸収性物品の製造装置及び製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】半製品を加工し、その実際の加工位置が加工目標位置の許容範囲に入っているか否かを検査して吸収性物品を製造する際の製造コストを低減する。
【解決手段】吸収性物品に係る複数の半製品が搬送方向に並んだ状態で搬送される間に、加工装置によって前記半製品を加工し、前記加工装置による実際の加工位置が前記半製品における加工目標位置の許容範囲に入っているか否かを、検査装置を用いて検査して吸収性物品を製造する装置である。前記検査装置は、前記搬送方向の所定位置に配置されて、前記半製品に係る前記実際の加工位置を検出している間に亘り、検出信号を出力するセンサー部と、前記半製品1個分に相当する単位搬送量を1波長とする波形の基準信号であって、前記1波長における前記許容範囲に対応する位相に第1波形部分を有する基準信号を出力する基準信号出力部と、前記検出信号と前記基準信号とを比較することにより、前記実際の加工位置が前記許容範囲に入っているか否かを判定する判定部と、を有する。
【選択図】図3

Description

本発明は、使い捨ておむつや生理用ナプキン等の吸収性物品の製造装置及び製造方法に関する。
使い捨ておむつ等の吸収性物品は、その製造ラインにおいて搬送方向に並んで搬送される複数の半製品に対して、エンボス加工やヒートシール加工等が施されて製造される。そして、加工不良の半製品をはねるべく、半製品の搬送中に検査が行われる。
この検査方法の一例として、特許文献1には、赤外線カメラを用いた方法が開示されている。すなわち、搬送中の各半製品を赤外線カメラで撮影して半製品内の温度分布の画像を取得し、その画像を二値化処理等して、実際の加工位置を半製品の輪郭位置基準で特定し、特定された加工位置が、前記輪郭位置から定まる規定の加工目標位置の許容範囲内に収まっているか否かを判定する。
特表2002−530130号
しかしながら、一般に赤外線カメラは高価である。また、実際の加工位置を、加工発熱等による温度分布で特定するため、実際に加工された部位の温度が高いうちに撮影すべく、赤外線カメラを各加工セクションの直後にそれぞれ配置しなければならない。その結果、これらカメラの費用が嵩み、製造コストは高く押し上げられてしまう。つまり、赤外線カメラによる検査方法は、基本パーツに絞ったコスト重視の商品を生産するような製造ラインには適用できない。
本発明は、上記のような従来の問題に鑑みてなされたものであって、その目的は、半製品を加工し、その実際の加工位置が加工目標位置の許容範囲に入っているか否かを検査して吸収性物品を製造する際の製造コストを低減することにある。
上記目的を達成するための主たる発明は、
吸収性物品に係る複数の半製品が搬送方向に並んだ状態で搬送される間に、加工装置によって前記半製品を加工し、前記加工装置による実際の加工位置が前記半製品における加工目標位置の許容範囲に入っているか否かを、検査装置を用いて検査して吸収性物品を製造する装置であって、
前記検査装置は、
前記搬送方向の所定位置に配置されて、前記半製品に係る前記実際の加工位置を検出している間に亘り、検出信号を出力するセンサー部と、
前記半製品1個分に相当する単位搬送量を1波長とする波形の基準信号であって、前記1波長における前記許容範囲に対応する位相に第1波形部分を有する基準信号を出力する基準信号出力部と、
前記検出信号と前記基準信号とを比較することにより、前記実際の加工位置が前記許容範囲に入っているか否かを判定する判定部と、を有することを特徴とする吸収性物品の製造装置である。
また、
吸収性物品に係る複数の半製品が搬送方向に並んだ状態で搬送される間に、前記半製品を加工し、実際の加工位置が前記半製品における加工目標位置の許容範囲に入っているか否かを検査して吸収性物品を製造する方法であって、
前記搬送方向の所定位置において前記実際の加工位置を検出し、前記実際の加工位置を検出している間に亘り検出信号を出力し、
前記半製品1個分に相当する単位搬送量を1波長とする波形の基準信号であって、前記1波長における前記許容範囲に対応する位相に第1波形部分を有する基準信号を出力し、
前記前記検出信号と前記基準信号とを比較することにより、前記実際の加工位置が前記許容範囲に入っているか否かを判定することを特徴とする吸収性物品の製造方法である。
本発明の他の特徴については、本明細書及び添付図面の記載により明らかにする。
本発明によれば、半製品を加工し、その実際の加工位置が、加工目標位置の許容範囲に入っているか否かを検査して吸収性物品を製造する際の製造コストを低減可能となる。
図1Aは、生理用ナプキン1の表面側の平面図であり、図1Bは図1A中のB−B断面図である。 生理用ナプキン1の製造ライン30の模式図である。 図3Aは、吸収体成形セクションSf及び溝エンボス加工セクションSeの側面図であり、図3Bは、これらセクションSf,Seにおける半製品1aの加工状態を下方(裏面側)から見た模式図である。 吸収体成形セクションSf用の検査装置50aに係るセンサー部51aの出力信号及び基準信号の説明図である。 基準信号の説明図である。 基準信号において矩形パルスを設定すべき位相θu〜θdの算出方法の説明図である。 機械式カムスイッチ56の説明図である。 溝エンボス加工セクションSe用の検査装置50bに係るセンサー部51bの出力信号及び基準信号の説明図である。
本明細書及び添付図面の記載により、少なくとも以下の事項が明らかとなる。
吸収性物品に係る複数の半製品が搬送方向に並んだ状態で搬送される間に、加工装置によって前記半製品を加工し、前記加工装置による実際の加工位置が前記半製品における加工目標位置の許容範囲に入っているか否かを、検査装置を用いて検査して吸収性物品を製造する装置であって、
前記検査装置は、
前記搬送方向の所定位置に配置されて、前記半製品に係る前記実際の加工位置を検出している間に亘り、検出信号を出力するセンサー部と、
前記半製品1個分に相当する単位搬送量を1波長とする波形の基準信号であって、前記1波長における前記許容範囲に対応する位相に第1波形部分を有する基準信号を出力する基準信号出力部と、
前記検出信号と前記基準信号とを比較することにより、前記実際の加工位置が前記許容範囲に入っているか否かを判定する判定部と、を有することを特徴とする吸収性物品の製造装置である。
このような吸収性物品の製造装置によれば、センサー部、基準信号出力部、及び判定部という簡単な構成で、実際の加工位置の良否判定を行うことができる。よって、赤外線カメラ等という高価な検査機器を用いることなく、吸収性物品の製造装置を安価に構成できて投資負担を軽減でき、その結果として、吸収性物品の製造コストを低減できる。
また、基準信号はもとより、検出信号の方も搬送量に応じて出力されることになるので、半製品の搬送速度が変化しても、高い検査精度で検査を行える。
かかる吸収性物品の製造装置であって、
前記複数の半製品の前記搬送方向への搬送動作は、搬送機構によってなされ、
前記基準信号出力部は、前記搬送機構の搬送動作と同期した回転動作が入力される入力軸を有するとともに、前記入力軸の回転角の所定位相に前記第1波形部分を対応付けて設定可能であり、
前記単位搬送量につき、前記入力軸の1回転の整数倍(1倍以上)の回転量が前記入力軸に入力されるのが望ましい。
このような吸収性物品の製造装置によれば、単位搬送量当たり、入力軸には1回転の整数倍(1倍以上)の回転量が入力される。よって、各単位搬送量における特定の搬送量の部分に前記第1波形部分が現れるように基準信号を容易に設定可能となる。つまり、基準信号出力部の設定を容易に行うことができる。
かかる吸収性物品の製造装置であって、
前記単位搬送量につき、前記入力軸の1回転の整数倍(2倍以上)の回転量が前記入力軸に入力されるのが望ましい。
このような吸収性物品の製造装置によれば、単位搬送量当たり、前記入力軸に入力される回転量が多くなるので、第1波形部分の対応付けを精細に行うことができて、結果、実際の加工位置の良否判定の精度を高めることができる。
かかる吸収性物品の製造装置であって、
前記搬送方向に隣り合う前記半製品同士の境界位置から前記加工目標位置の許容範囲までの距離と、前記単位搬送量との比率に基づいて前記1波長を内分することにより定まる位相に、前記第1波形部分が設定されているのが望ましい。
このような吸収性物品の製造装置によれば、加工目標位置の許容範囲に対応させて、基準信号に第1波形部分を高精度且つ確実に設定可能となる。
かかる吸収性物品の製造装置であって、
所定の時点において、
前記基準信号出力部が前記加工目標位置に対応する位相の信号を出力している状態と、前記センサー部が前記加工目標位置と同位置を検出している状態とが、対応付けられているのが望ましい。
このような吸収性物品の製造装置によれば、実際の加工位置の良否判定を確実に行うことができる。
また、
吸収性物品に係る複数の半製品が搬送方向に並んだ状態で搬送される間に、前記半製品を加工し、実際の加工位置が前記半製品における加工目標位置の許容範囲に入っているか否かを検査して吸収性物品を製造する方法であって、
前記搬送方向の所定位置において前記実際の加工位置を検出し、前記実際の加工位置を検出している間に亘り検出信号を出力し、
前記半製品1個分に相当する単位搬送量を1波長とする波形の基準信号であって、前記1波長における前記許容範囲に対応する位相に第1波形部分を有する基準信号を出力し、
前記前記検出信号と前記基準信号とを比較することにより、前記実際の加工位置が前記許容範囲に入っているか否かを判定することを特徴とする吸収性物品の製造方法。
このような吸収性物品の製造方法によれば、実際の加工位置に係る検出信号と基準信号とを比較するだけで、実際の加工位置の良否判定を行うことができる。よって、赤外線カメラ等という高価な検査機器を用いることなく、吸収性物品の製造装置を安価に構成できて投資負担を軽減でき、その結果として、吸収性物品の製造コストを低減できる。
また、基準信号はもとより、検出信号の方も搬送量に応じて出力されることになるので、半製品の搬送速度が変化しても、高い検査精度で検査を行える。
===本実施形態===
<<<吸収性物品1について>>>
始めに、本実施形態の製造装置及び製造方法で製造される吸収性物品1について、生理用ナプキン1を例に説明する。以下の説明では、生理用ナプキン1において人体に接触する側を表面側とし、下着に接する側を裏面側とする。
図1Aは、吸収性物品1の表面側の平面図である。また、図1Bは図1A中のB−B断面図である。図1Aに示すように、吸収性物品1は全体的に所定方向に長い形状をなしている。以下、この所定方向を長手方向と言い、この長手方向と直交する方向を幅方向と言う。
この吸収性物品1は、例えば、経血等の液体を吸収する吸収体12と、吸収体12の表面側を覆って設けられた表面シート14と、吸収体12の裏面側を覆って設けられた裏面シート18と、吸収性物品1の幅方向の両端部からの液体の漏れを防止すべく表面シート14の幅方向の両端部を前記長手方向に沿って覆って設けられた一対のサイドシート20,20と、を有している。
吸収体12は、パルプ繊維等の液体吸収性繊維を略長方形に積層した積層体である。なお、ここでは、説明の関係上、この積層体をティッシュペーパー等の液透過性シートで包んでいないが、包んでも良い。更には、吸収体12内に高吸収性ポリマーが混入されていても良い。
表面シート14は、吸収体12の平面形状よりも若干大きめの略長方形の液透過性シートであり、その素材には、エアスルーやスパンボンド等の不織布が使用される。不織布の構成繊維は、例えば、ポリエチレンやポリエチレンテレフタレート等の熱可塑性樹脂の繊維である。
なお、これら吸収体12と表面シート14とは、互いに重ね合わされた状態でホットメルト系接着剤により接合されているとともに、更に、この重ね合わされた状態で、溝エンボス加工が施されて、所定の位置に圧縮溝16が圧搾形成されている。そして、この圧縮溝16により、吸収体12と表面シート14とは更に強固に接合される。なお、圧縮溝16がなす模様は、例えば、全体として長手方向に長い略長方形状の環状模様である。そして、この圧縮溝16は、吸収性物品1を着用した際に、着用者の身体に沿って密着するように屈曲するための屈曲誘発部としても機能する。
裏面シート18は、例えばポリエチレンやポリプロピレン等を素材とする液透過性シートであり、その平面形状は、その長手方向及び幅方向の両者につき吸収体12よりも大きな略長方形状である。そして、裏面シート18は、その表面側に吸収体12を載せた状態で、少なくとも長手方向の両端部において、エンドシール加工により表面シート14に熱溶着されてエンドシール部19a,19bが形成され、これにより、裏面シート18と表面シート14との間に吸収体12が保持されている。
ちなみに、図1Bに示すように、裏面シート18の裏面には、使用時に吸収性物品1を下着の内面に固定するための下着固定用接着剤18aが塗布されている。また、裏面シート18の幅方向の両端には、ウイング部18w,18wが幅方向の外側に延出形成されており、これらウイング部18w,18wの裏面側にも下着固定用接着剤18aが塗布されている。そして、吸収性物品1を下着に固定する際には、これらウイング部18w,18wは折り畳まれて、その下着固定用接着剤18aにより下着の外面に固定される。なお、下着固定用接着剤18aは、それぞれ、セパレータテープ(不図示)により吸収性物品1の該当部位に塗布され、吸収性物品1の使用時まではセパレータテープにより覆われて保護される。
<<<吸収性物品1の製造装置及び製造方法について>>>
図2は、吸収性物品1の製造ライン30の模式図である。吸収性物品1は、製造ライン30で製造される。製造ライン30は、コンベア等の搬送機構40を備えている。コンベア40は、吸収性物品1の半製品1aを、その長手方向が搬送方向を向いた状態で、同搬送方向に所定ピッチで搬送する。そして、この搬送している間に、各加工セクションS1,S2,…の加工装置が半製品1aに対して各種加工処理を施す。
ここで、各加工セクションS1,S2,…の直後には、それぞれ、検査装置50のセンサー部51が配置されている。そして、各検査装置50では、その直近上流側の加工セクションで半製品1aに対してなされた加工に関して、その実際の加工位置が加工目標位置の許容範囲からずれているか否かを判定する。判定結果は、統括管理コンピュータ33へと送信され、統括管理コンピュータ33は、各検査装置50から送信された全ての判定結果に基づいて最終判定を下し、吸収性物品1の完成品を良品と不良品とに仕分ける。例えば、各検査装置50から送信される判定結果が一つでも不良判定であった場合には、その完成品を不良品として処理すべく、搬送方向の最下流に設けられた不図示の排出セクションにおいてコンベア40から排出する。
以下では、加工セクションS1,S2,…の一例として、吸収体12を成形して表面シート14に載置・接合する吸収体成形セクションSf、及び、吸収体12が載置・接合された表面シート14に対して図1Aの圧縮溝16を形成する溝エンボス加工セクションSeについて説明するが、本発明に係る検査方法の基本概念は、基本的に全加工セクションに共通するものであり、つまり、吸収性物品1の製造に係る全加工セクションに対して適用可能である。
図3A及び図3Bは、吸収体成形セクションSf及び溝エンボス加工セクションSeの説明図である。図3Aは一部を断面視で示す側面図であり、図3Bは、半製品1aの加工状態を下方(裏面側)から見た模式図である。
<<吸収体成形セクションSf>>
吸収体成形セクションSfでは、成形した吸収体12を、半製品1aとしての表面シート14に載置して接合する。ここで、この吸収体成形セクションSfに搬送される時点の表面シート14は、製品単位に未分断の状態、つまり、搬送方向に連続する連続シートの状態にある。そして、このような表面シート14が、コンベア40により搬送方向に連続して搬送される間に、コンベア40の搬送動作と同期して駆動回転する積繊ドラム80により成形された吸収体12が搬送方向に所定ピッチPで表面シート14上に載置されて接合される。
なお、以下では、このような搬送方向に未分断の状態の半製品1aのことを、半製品1aの連続体とも言う。つまり、半製品1aとは最終的に製品となり得る1単位であり、その全長は前記ピッチPと同値であるが、これらが繋がっているものを半製品1aの連続体という。ちなみに、図3Aでは、搬送方向に隣り合う半製品1a,1a同士の境界を仮想的に境界位置BLとして示している。
コンベア40は、例えば表面シート14を吸着して搬送するサクションコンベアである。すなわち、周回駆動する無端ベルト41を有し、無端ベルト41の外周面には多数の吸気孔(不図示)が設けられている。そして、吸気孔からの吸気により無端ベルト41の外周面に半製品1aの連続体としての表面シート14を吸着保持して搬送する。無端ベルト41は、搬送方向に並んで配された複数の駆動ローラー43により周回駆動される。駆動ローラー43は、例えば電動モータを駆動源として駆動される。半製品1aの連続体の搬送量は、例えば、駆動ローラー43の回転量をロータリー式エンコーダ等の回転量計測器により計測し、計測された回転量(回転角度(°))に、中心角1°当たりの駆動ローラー43の円弧長を乗算することにより求められる。また、搬送速度(m/分)は、求められた搬送量を適宜な微分器等で微分演算して求められる。
積繊ドラム80は、駆動回転する略円筒体である。そして、その外周面には周方向に前記ピッチPで凹状の成形型82が形成されている。また、周方向の所定位置には、ダクト84が配置されており、当該ダクト84からは前記外周面に向けてパルプ繊維が混入した混入空気3を供給する。よって、積繊ドラム80の駆動回転により成形型82がダクト84の位置を通過する際には、成形型82にはパルプ繊維が積層される。そして、しかる後に、コンベア40の位置を通過する際には、コンベア40の吸引力により成形型82からパルプ繊維が離型されて、コンベア40の表面シート41上に吸収体12が載置される。
また、積繊ドラム80は、コンベア40の搬送動作に同期して駆動回転する。つまり、積繊ドラム80の周速(m/分)は、コンベア40の搬送速度(m/分)と概ね同じ速度になるように速度制御される。
よって、この製造ライン30の運転開始時などに、表面シート14における吸収体12の載置目標位置(加工目標位置に相当)に成形型82が当接するように、積繊ドラム80を半製品1aの連続体たる表面シート14に対して相対回転させて位置合わせしておけば、当該位置合わせ以降は、基本的に、積繊ドラム80の周速とコンベア40の搬送速度とが大幅にずれるなどしない限り、半製品1aの連続体には、半製品1aにおける吸収体12の載置目標位置の許容範囲内に、吸収体12が載置されて接合されるようになる。
但し、速度制御不良等により積繊ドラム80の周速とコンベア40の搬送速度とが大幅にずれると、吸収体12の実際の載置位置(実際の加工位置に相当)が載置目標位置の許容範囲から外れる虞がある。
このため、吸収体成形セクションSfに対して専用の検査装置50aが設けられており、検査装置50aは、吸収体12の実際の載置位置が、載置目標位置の許容範囲内か否かを判定する。
ちなみに、図3Aに示すように積繊ドラム80の上流側には接着剤塗布装置90が配置されており、この接着剤塗布装置90により、半製品1aの連続体たる表面シート14の載置対象部位には、予め、ホットメルト系接着剤が搬送方向に前記ピッチPで塗布されている。
検査装置50aは、吸収体12の実際の載置位置を検出するセンサー部51aと、センサー部51aの検出信号に基づいて実際の載置位置の良否判定を行う判定部53aと、判定部53aが上記良否判定の際にセンサー部51aの検出信号との比較対象として用いる基準信号を出力する基準信号出力部55aと、を有する。
センサー部51aは、搬送方向において積繊ドラム80よりも下流側の位置(所定位置に相当)に配置されている。そして、吸収体12がセンサー部51aの配置位置の下方を通過する度に、吸収体12の実際の載置位置を検出し、検出している間に亘り検出信号を出力する。図4にセンサー部51aの出力信号を示すが、この例では、吸収体12を検出している間のみ、検出信号として矩形パルスを出力し、未検出時には無出力状態となる。なお、横軸は時間である。このようなセンサー部51aの一例としては、受けた光量の大きさに応じた電気信号を出力する光電管等が挙げられる。
判定部53aは、適宜な演算プログラムを実行するプロセッサを備えたコンピュータやシーケンサー等である。そして、図3Aに示すように、判定部53aは、センサー部51aから送られる検出信号を、基準信号出力部55aから送信される基準信号と比較することにより、吸収体12の実際の載置位置が載置目標位置の許容範囲に入っているか否かを判定する。この判定を行うためのプログラムは、判定部53aのメモリ等に予め格納されている。
ここで、基準信号とは、図5に示すように、載置目標位置の許容範囲が搬送量に対応付けて示された信号のことである。つまり、搬送量に同期して出力されるとともに、半製品1個分に相当する搬送量(前述のピッチPと同値で、以下では「単位搬送量」とも言う)を1波長とする波形を有した信号であって、しかも、各波形において、吸収体12の載置目標位置の許容範囲に対応する位相に、矩形パルス(第1波形部分に相当)が設けられた信号である。
なお、図5の横軸は搬送量であるが、図4に示す検出信号と比較する際の横軸は時間軸となる。つまり、基準信号出力部55aは、搬送量との関係においては当該図5の関係を維持して基準信号を出力し、これにより、時間軸との関係においては、その時刻の搬送量に対応した基準信号の値を出力することになる。一方、センサー部51aの出力信号の方も、基本的には、その時刻の検出状態を表しているが、その検出状態は搬送量に応じて変化する。
よって、例えば、製造ライン30の運転前などの適宜タイミングにおいて、基準信号出力部55aが吸収体12の載置目標位置に対応する位相の信号を出力している状態と、センサー部51aが前記載置目標位置を検出している状態とを一回だけ対応付けてしまえば、以降は、単に、基準信号及びセンサー部51aの出力信号の両者を同じ時刻をキーとして比較するだけで、実際の載置位置の良否判定を行うことができる。
具体例を挙げて説明すると、先ず、初期設定として、製造ライン30の運転開始前に、半製品1aの連続体たる表面シート14を搬送方向に移動等して、載置目標位置をセンサー部51aの配置位置、つまりセンサー部51aのコンベア40上における検出対象位置SP(図3Aを参照)に位置させる。そして、この状態で、基準信号出力部55aを操作して基準信号の位相も載置目標位置に対応した位相に設定する。
そうしたら、その後、製造ライン30の運転が開始されてコンベア40により半製品1aの連続体たる表面シート14が搬送されるが、その際には、同一時刻に出力される基準信号の位相とセンサー部51aの出力信号の示す出力状態とは、互いに半製品1aの同位置の状態を示しているはずである。
よって、以降、判定部53aは、次のように基準信号とセンサー部51aの出力信号とを単純比較して検査を行う。すなわち、同一時刻において基準信号とセンサー部51aの出力信号とを比較した際に、図4の右端の波形のように、基準信号がOFF状態(下がった状態)であるにも拘わらず、センサー部51aの出力信号がON状態(検出信号の出力状態)になっている場合には、判定部53aは、その半製品1aに対して実際の載置位置が許容範囲から外れているとして不良判定を下す一方、それ以外の場合には、良判定を下す。
このような基準信号は、基準信号出力部55aにより生成される。この基準信号の波形は、その所定位相に、吸収体12の載置目標位置の許容範囲を示す矩形パルスを有していると前述したが、この矩形パルスを設定すべき前記位相θu〜θd(図5を参照)は、次のようにして決められる。図6はその説明図である。なお、図6には、半製品1aに対応させて仮想的に完成品の輪郭を2点鎖線で示している。
図6に示すように、例えば、基準信号の波形の起点を、搬送方向に隣り合う半製品1a,1a同士の境界位置BLに対応付けた場合には、図5の矩形パルスの立ち上がりラインLuの位相θuは、前記境界位置BLから載置目標位置の許容範囲の下流限までの距離の設計値D1を、前記単位搬送量で除算して求められる。また、矩形パルスの立ち下がりラインLdの位相θdは、前記境界位置BLから載置目標位置の許容範囲の上流限までの距離の設計値D2を、前記単位搬送量で除算して求められる。なお、単位搬送量は、例えば、半製品1aの両脇に位置する境界位置BL,BL同士の間の距離として求められ、つまり、前述のピッチPと同値である。
この基準信号出力部55aには、例えばカムスイッチが適用される。カムスイッチは、機械式カムスイッチと電子式カムスイッチとに大別される。機械式カムスイッチ56は、図7に示すように、入力軸56aと一体に回転する略正円形の板カム56bを有し、板カム56bの外周面には、カム曲線として、所定の基準位置を起点(例えば、回転角0°)とする所定の回転角度範囲θu〜θdに亘り凸部56cが形成されている。なお、凸部56cが形成される前記回転角度範囲θu〜θdは、上述の許容範囲として求められた位相θu〜θdと同値である。また、板カム56bの外周面に対向してカム従動子56dが配置されており、カム従動子56dは板カム56bの外周面に当接した状態を維持しつつ、板カム56bの径方向に相対移動可能に案内されている。よって、入力軸56aから入力される板カム56bの回転に応じて凸部56cに押されてカム従動子56dが往復移動するが、この往復移動動作を適宜なスイッチ回路へ入力することにより、前記矩形パルスを有した基準信号が生成される。
ここで、入力軸56aには、半製品1aの単位搬送量につき1回転分の回転量が入力されるように、当該入力軸56aは、適宜な減速機(例えばギア列)等の回転数変換装置(不図示)を介してコンベア40の駆動ローラー43に接続されている。これにより、基準信号は、各単位搬送量における特定の搬送量の部分に前記矩形パルスが繰り返し現れるように設定される。つまり、図5の基準信号における各波形の位相θu〜θdに矩形パルスが現れるように設定される。
ちなみに、この基準信号出力部55aを電子式カムスイッチで構成しても良い。その場合も、入力軸56aを有し、入力軸56aの回転に基づいて矩形パルスを発生する。但し、機械式カムスイッチ56とは異なり、入力軸56aの任意の回転角度範囲θu〜θdに矩形パルスを電気的に設定可能に構成されているので、機械式カムスイッチよりも矩形パルスの位相設定の自由度に優れる。このような電子式カムスイッチとしては、例えば、VARICAM(商品名:エヌエスデイ株式会社製)を例示できる。
なお、この電子式カムスイッチに対しては、入力軸56aへの回転の入力に代えて、コンベア40の駆動ローラー43のロータリー式エンコーダの出力信号を直接入力しても良い。この場合には、電子式カムスイッチは、ロータリー式エンコーダからの出力信号のパルス数をカウントすることにより、上述の単位搬送量を認識する。つまり、単位搬送量に対応するパルス数の値が、予め電子式カムスイッチに設定されており、これにより単位搬送量及び上述の位相等を認識する。
以上、吸収体成形セクションSf用の検査装置50aについて説明してきたが、このような検査装置50aによれば、センサー部51a、判定部53a、及び基準信号出力部55aという簡単な構成で、吸収体12の実際の載置位置(実際の加工位置に相当)の良否判定を行うことができる。よって、赤外線カメラ等という高価な検査機器を用いることなく、吸収性物品1の製造装置を安価に構成できて投資負担を軽減でき、その結果として、吸収性物品1の製造コストを低減できる。ちなみに、判定部53aが半製品1a毎に下す良否判定結果は、上述したように統括管理コンピュータ33へ送信される。
<<溝エンボス加工セクションSe>>
溝エンボス加工セクションSeでは、上述の吸収体12が載置・接合された表面シート14に対して図1Aの圧縮溝16を加工形成することにより、表面シート14と吸収体12とをより強固に接合一体化する。すなわち、溝エンボス加工セクションSeに搬送される時点の半製品1aの連続体は、搬送方向に連続する表面シート14の連続体の上に、吸収体12が搬送方向に前記所定ピッチPで間欠的に載置された状態にある。そして、このような半製品1aの連続体が、コンベア40により搬送方向に連続して搬送される間に、コンベア40の搬送動作と同期して駆動回転する上下一対のエンボスロール61,62(加工装置に相当)のロール間隙に半製品1aの連続体が通されて、これにより半製品1a毎に圧縮溝16が圧搾形成される。
コンベア40の構造は、上述と同じである。
エンボスロールの上ロール61は、外周面が平滑なロールであり、他方、下ロール62は、外周面に上述の圧縮溝16に対応した形状のエンボス加工用リブ62a,62aが突出形成されたロールである。そして、前記エンボス加工用リブ62aは、例えば下ロール62の周方向に二つ並んで設けられており、これにより、下ロール62の1回転につき半製品二つ分の圧縮溝16が形成されるようになっている。つまり、下ロール62の円周長は、前記単位搬送量の二倍の長さに設定され、当該円周長を二等分するように各エンボス加工用リブ62a,62aが設けられている。また、上ロール61及び下ロール62は、コンベア40の搬送動作に同期して駆動回転する。つまり、上ロール61及び下ロール62の周速(m/分)は、コンベア40の搬送速度(m/分)と概ね同じ速度になるように速度制御される。
よって、この製造ライン30の運転開始時などに、一つの半製品1aにおける圧縮溝16の加工目標位置にエンボス加工用リブ62aが当接するように、下ロール62を半製品1aの連続体に対して相対回転させて位置合わせしておけば、当該位置合わせ以降は、基本的に、エンボスロール61,62の周速とコンベア40の搬送速度とが大幅にずれるなどしない限り、半製品1aの連続体には、半製品1aにおける圧縮溝16の加工目標位置の許容範囲内に、圧縮溝16が形成されるようになる。
但し、速度制御不良等によりエンボスロール61,62の周速とコンベア40の搬送速度とが大幅にずれると、実際の圧縮溝16の加工位置が加工目標位置の許容範囲から外れる虞がある。
このため、溝エンボス加工セクションSeに対して専用の検査装置50bが設けられており、検査装置50bは、圧縮溝16の実際の加工位置が、加工目標位置の許容範囲内か否かを判定する。
検査装置50bは、圧縮溝16の実際の加工位置を検出するセンサー部51bと、センサー部51bの検出信号に基づいて実際の加工位置の良否判定を行う判定部53bと、判定部53bが上記良否判定の際にセンサー部51bの検出信号との比較対象として用いる基準信号を出力する基準信号出力部55bと、を有する。
センサー部51bは、例えば、図3Aに示すように、エンボスロールの下ロール62の周方向の所定位置に近接配置された近接スイッチであり、下ロール62の回転に伴ってエンボス加工用リブ62a,62bがセンサー部51bの近傍を通過する度に、これを実際の圧縮溝16の加工位置として検出し、検出している間に亘り検出信号を出力する。つまり、半製品1aにおける実際の圧縮溝16の加工位置を、エンボス加工用リブ62aの検出を通じて間接的に検出する。図8にセンサー部51bの出力信号を示す。この例では、エンボス加工用リブ62aを検出している間のみ、検出信号として矩形パルスを出力し、未検出時には無出力と状態となる。なお、横軸は時間である。
基準信号出力部55bの構成は概ね上述と同じであり、例えばカムスイッチである。
判定部53bの構成も、概ね上述と同じである。つまり、判定部53bは、センサー部51bから送られる検出信号を、基準信号出力部55bから送信される基準信号と比較することにより、圧縮溝16の実際の加工位置が加工目標位置の許容範囲に入っているか否かを判定する。基準信号は、例えば図5に示すように、搬送量に同期して出力される。そして、前記単位搬送量を1波長とする波形を有し、各波形において、圧縮溝16の加工目標位置の許容範囲に対応する位相に、それぞれ、矩形パルス(第1波形部分に相当)が設けられている。
よって、上述の吸収体成形セクションSfの場合と同様、例えば、製造ライン30の運転開始前などの適宜タイミングにおいて、基準信号出力部55bが圧縮溝16の加工目標位置に対応する位相の信号を出力している状態と、センサー部51bが前記加工目標位置を検出している状態とを一回だけ対応付けてしまえば、以降は、単に、基準信号及び検センサー部51bの出力信号の両者を同じ時刻をキーとして比較するだけで、実際の加工位置の良否判定を行うことができる。
===その他の実施の形態===
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明はかかる実施形態に限定されるものではなく、以下に示すような変形が可能である。
上述の実施形態では、経血等の排泄液を吸収する生理用ナプキン1の製造装置及び製造方法について説明したが、本発明の適用対象は何等これに限るものではなく、例えば、本発明を、尿等の排泄液を吸収する使い捨ておむつやペットの排泄液を吸収するペットシート等の製造に適用しても良い。
上述の実施形態では、加工セクションとして、吸収体成形セクションSf及び溝エンボス加工セクションSeを例示したが、吸収性物品1の製造に関わる加工セクションであれば、何等これに限るものではなく、これ以外の加工セクションに本発明を適用しても良い。
例えば、半製品1aの連続体の裏面シート18に対して下着固定用接着剤18aを塗布するセクションや、この下着固定用接着剤18aを単票状の保護シートで覆うセクション、更には、半製品1aの連続体を完成品の形状に打ち抜くセクション等に対して適用しても良い。すなわち、上述の「加工」の概念には、半製品1aに対して外力を加える等して半製品1aを変形する処理以外に、半製品1aに対して接着剤を塗布したり他部材を接合する処理や、半製品1aの連続体を製品単位に分割する処理等も含むものである。
上述の実施形態では、センサー部51a,51bとして光電管や近接スイッチを例示したが、実際の加工位置を直接的若しくは間接的に検出可能であれば、何等これに限るものではなく、加工の種類に応じて、これら以外のセンサー、例えば、作用する圧力に応じた大きさの検出信号を出力する圧力スイッチ等を用いても良い。
上述の実施形態では、基準信号出力部55a,55bとしてカムスイッチを例示したが、半製品1aの前記単位搬送量を1波長とする波形の基準信号であって、前記1波長における加工目標位置の許容範囲に対応する位相に第1波形部分を有する基準信号を出力可能であれば、何等カムスイッチに限るものではない。
上述の実施形態では、搬送機構としてコンベア40を例示したが、何等これに限るものではなく、搬送方向に複数の搬送ローラーが並んで配置され、これら搬送ローラーに半製品1aの連続体を直接接触させて搬送するような搬送機構でも良い。
上述の実施形態では、半製品1aの連続体に対して加工する場合を例示したが、半製品1aは連続体でなくても良い。例えば、半製品1aとしての吸収体12が搬送方向に所定ピッチで個別に搬送される間に何某かの加工を施す加工セクションに対して、本発明を適用しても良い。
上述の実施形態では、基準信号及び検出信号の波形に係る矩形パルスを例示したが、何等これに限るものではなく、例えば台形パルスや三角形パルスでも良い。
上述の実施形態では、カムスイッチ56の入力軸56aには、半製品1aの単位搬送量につき1回転分の回転量が入力されるように設定されていたが、何等これに限るものではない。例えば、入力軸56aに入力される回転量が、単位搬送量当たり前記1回転の整数倍(1倍以上)の回転量になるように設定しても良く、この場合にも、各単位搬送量における特定の搬送量の部分に前記矩形パルスが繰り返し現れるように設定することができる。ちなみに、前記整数倍として2倍以上の整数値を設定すれば、単位搬送量当たりに入力軸56aに入力される回転量が多くなるので、矩形パルスの目標位相への対応付けをより精細に行うことができて、実際の加工位置の良否判定の精度を高めることができる。つまり、分解能をあげることができる。
上述の実施形態では、エンボスロールの下ロール62の円周長を、単位搬送量(半製品一個分に相当する搬送量)の二倍の長さに設定していたが、単位搬送量の整数倍(1倍以上)に設定するのであれば、何等これに限るものではない。
上述の実施形態では、判定部53を加工セクション毎に設けたが、何等これに限るものではない。例えば、幾つか若しくは全ての加工セクションに亘って一つの判定部53を共有化しても良い。この場合、判定部53には、対応する各加工セクションのセンサー部51及び基準信号出力部55からそれぞれ検出信号及び基準信号が送られる。そして、これら検出信号及び基準信号に基づいて、加工セクション毎に良否判定を下す。
上述の実施形態では、半製品1aとして吸収性物品1の本体となりうる部分を例示したが、半製品1aの概念は、本体となり得る部分に限るものではなく、例えば、本体に組み付けられる部品の概念も含むものである。以下、半製品1aとしてセパレータテープを例に説明する。
セパレータテープは、例えば、上述の吸収性物品1の本体の製造ライン30に併設されたセパレータテープ加工セクションにおいて生成される。
このセパレータテープ加工セクションには、半製品1aとしてセパレータテープが搬送方向に連続した連続体の状態で送り込まれる。そして、この加工セクションでは、先ず、セパレータテープの連続体に対して、所定ピッチで接着剤が塗布される。この接着剤は、例えば図1Bに示す下着固定用接着剤18bである。次に、セパレータテープは、カッターロールに巻き付いて搬送され、この搬送の最後においてカッターロールの外周刃により搬送方向に所定ピッチで分断され、これにより単票状のセパレータテープが生成される。その後、単票状のセパレータテープは吸収性物品1の本体の製造ライン30に合流し、吸収性物品1の本体に貼り付けられる。
ここで、接着剤は、基本的には、分断後の単票状のセパレータテープにおける搬送方向の上流端部及び下流端部に相当する部位に、接着剤の未塗布領域が形成されるように塗布される。しかし、実際の塗布位置が塗布目標位置の許容範囲からずれる場合もあり、その場合には、上流端部又は下流端部にまで接着剤が塗布されることとなり、結果、周囲の物に付着し易くなるなどトラブルの原因となる。
そこで、セパレータテープ加工セクション用に検査装置が設けられている。
検査装置は、上述と同様、センサー部と、基準信号出力部と、判定部とを有している。
センサー部は、セパレータテープの搬送方向の所定位置に配置され、実際の塗布位置が通過する度に実際の塗布位置を検出し、検出している間に亘り検出信号を出力する。
一方、基準信号出力部に係るカムスイッチの入力軸は、適宜な回転数変換装置を介して、カッターロールを駆動回転する駆動回転軸に接続されており、これにより、基準信号出力部は、基準信号を出力する。ここで、カッターロールはセパレータテープの連続体の搬送機構も兼ねている。よって、基準信号は、単票状のセパレータテープ1枚分に相当する単位搬送量を1波長とする波形を出力し得て、しかも各波形において、接着剤の塗布目標位置の許容範囲に対応する位相に矩形パルスが設けられている。よって、判定部は、基準信号とセンサー部の検出信号とを比較することにより、接着剤の実際の塗布位置が塗布目標位置の許容範囲に入っているか否かを判定することが可能となる。
上述の実施形態では、基準信号の波形は、半製品1個分に相当する単位搬送量を1波長当たり一つの矩形パルスを備えていたが、1波長当たりの矩形パルスの数は、何等これに限るものではなく、1波長の中に複数の矩形パルスを設定しても良い。
詳しくは、オープン型の使い捨ておむつ(着用者への着用時にファスニングテープ部材によって腹側部と背側部とを連結するタイプのおむつ)の製造ラインの加工セクションにおいて、横流れ(おむつの幅方向が搬送方向に揃いつつ複数のおむつが搬送方向に所定ピッチで並んだ状態)で連続搬送される各おむつの半製品1aに対して、搬送方向に一対のファスニングテープ部材を接合し、その実際の接合位置をファスニングテープ部材毎に検査する際に、基準信号の波形として、1波長の中におけるファスニングテープ部材の目標接合位置に対応する2カ所の位相に、それぞれ、矩形パルスを一つずつ設定した波形を用いても良い。これにより、半製品1つにつき二つの同類パーツを有する場合の検査を行える。
1 生理用ナプキン(吸収性物品)、1a 半製品、3 混入空気、
12 吸収体、14 表面シート、16 圧縮溝、18 裏面シート、
18a 下着固定用接着剤、18b 下着固定用接着剤、18w ウイング部、
19a エンドシール部、19b エンドシール部、
20 サイドシート、
30 製造ライン、
33 統括管理コンピュータ、
40 コンベア(搬送機構)、
41 無端ベルト、43 駆動ローラー、
50 検査装置、50a 検査装置、50b 検査装置、
51 センサー部、51a センサー部、51b センサー部、
53 判定部、53a 判定部、53b 判定部、
55 基準信号出力部、55a 基準信号出力部、55b 基準信号出力部、
56 機械式カムスイッチ、56a 入力軸、
56b 板カム、56c 凸部、56d 従動子、
61 エンボスロールの上ロール(加工装置)、
62 エンボスロールの下ロール(加工装置)、
62a エンボス加工用リブ、
80 積繊ドラム、82 成形型、84 ダクト、
90 接着剤塗布装置、
BL 境界位置、Ld 立ち下がりライン、Lu 立ち上がりライン、
Sf 吸収体成形セクション、Se 溝エンボス加工セクション、

Claims (6)

  1. 吸収性物品に係る複数の半製品が搬送方向に並んだ状態で搬送される間に、加工装置によって前記半製品を加工し、前記加工装置による実際の加工位置が前記半製品における加工目標位置の許容範囲に入っているか否かを、検査装置を用いて検査して吸収性物品を製造する装置であって、
    前記検査装置は、
    前記搬送方向の所定位置に配置されて、前記半製品に係る前記実際の加工位置を検出している間に亘り、検出信号を出力するセンサー部と、
    前記半製品1個分に相当する単位搬送量を1波長とする波形の基準信号であって、前記1波長における前記許容範囲に対応する位相に第1波形部分を有する基準信号を出力する基準信号出力部と、
    前記検出信号と前記基準信号とを比較することにより、前記実際の加工位置が前記許容範囲に入っているか否かを判定する判定部と、を有することを特徴とする吸収性物品の製造装置。
  2. 請求項1に記載の吸収性物品の製造装置であって、
    前記複数の半製品の前記搬送方向への搬送動作は、搬送機構によってなされ、
    前記基準信号出力部は、前記搬送機構の搬送動作と同期した回転動作が入力される入力軸を有するとともに、前記入力軸の回転角の所定位相に前記第1波形部分を対応付けて設定可能であり、
    前記単位搬送量につき、前記入力軸の1回転の整数倍(1倍以上)の回転量が前記入力軸に入力されることを特徴とする吸収性物品の製造装置。
  3. 請求項2に記載の吸収性物品の製造装置であって、
    前記単位搬送量につき、前記入力軸の1回転の整数倍(2倍以上)の回転量が前記入力軸に入力されることを特徴とする吸収性物品の製造装置。
  4. 請求項1乃至3の何れかに記載の吸収性物品の製造装置であって、
    前記搬送方向に隣り合う前記半製品同士の境界位置から前記加工目標位置の許容範囲までの距離と、前記単位搬送量との比率に基づいて前記1波長を内分することにより定まる位相に、前記第1波形部分が設定されていることを特徴とする吸収性物品の製造装置。
  5. 請求項4に記載の吸収性物品の製造装置であって、
    所定の時点において、
    前記基準信号出力部が前記加工目標位置に対応する位相の信号を出力している状態と、前記センサー部が前記加工目標位置と同位置を検出している状態とが、対応付けられていることを特徴とする吸収性物品の製造装置。
  6. 吸収性物品に係る複数の半製品が搬送方向に並んだ状態で搬送される間に、前記半製品を加工し、実際の加工位置が前記半製品における加工目標位置の許容範囲に入っているか否かを検査して吸収性物品を製造する方法であって、
    前記搬送方向の所定位置において前記実際の加工位置を検出し、前記実際の加工位置を検出している間に亘り検出信号を出力し、
    前記半製品1個分に相当する単位搬送量を1波長とする波形の基準信号であって、前記1波長における前記許容範囲に対応する位相に第1波形部分を有する基準信号を出力し、
    前記前記検出信号と前記基準信号とを比較することにより、前記実際の加工位置が前記許容範囲に入っているか否かを判定することを特徴とする吸収性物品の製造方法。
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