JP2010199791A - 同期処理装置、受信装置及び同期処理方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明により、高精度なシンボル区間推定を行う受信装置及びシンボル区間推定方法を提供すること。
【解決手段】本発明にかかる受信装置100は、アナログ信号を受信する受信部1と、受信部1が受信したアナログ信号をデジタル信号に変換するとともにオーバーサンプリングを行い、サンプル信号を生成するサンプル信号生成部2と、サンプル信号と既知信号パターンの相関を求め、相関値を順次取得する相関部51と、相関値に基づいてシンボル区間のタイミングを推定するシンボル区間推定部53と、シンボル区間推定部53によって推定されたシンボル区間のタイミングに基づいて、サンプリング位置を決定するサンプリング位置決定部54を備えるものである。
【選択図】図1
【解決手段】本発明にかかる受信装置100は、アナログ信号を受信する受信部1と、受信部1が受信したアナログ信号をデジタル信号に変換するとともにオーバーサンプリングを行い、サンプル信号を生成するサンプル信号生成部2と、サンプル信号と既知信号パターンの相関を求め、相関値を順次取得する相関部51と、相関値に基づいてシンボル区間のタイミングを推定するシンボル区間推定部53と、シンボル区間推定部53によって推定されたシンボル区間のタイミングに基づいて、サンプリング位置を決定するサンプリング位置決定部54を備えるものである。
【選択図】図1
Description
本発明は同期処理装置、受信装置及び同期処理方法に関し、特に、高精度なシンボル区間推定に関する。
デジタル通信の分野では、ヘッダと、送受信したいデータを有するペイロードからなるパケットを用いて通信を行う。この場合に、デジタル信号処理されたパケットデータのヘッダとペイロードの境界を検出し、デジタル信号から適切なデータを復調するために、同期処理を実施することが必要である。この同期処理の精度は、受信品質の精度に大きく関わるため、高精度な同期処理の実現が望まれている。
特許文献1には、既知の同期パターンと受信信号の相関値を取得し、最大となる相関値周辺のサンプル点をシンボルタイミングとする技術を開示している。
特許文献1に開示されたシンボルタイミング検出方法を、以下に説明する。1シンボルあたり複数回オーバーサンプリングされて得られたサンプリングデータについて、それぞれ既知の同期パターンと相関系列を計算する。図15は、サンプリングデータ毎に得られた相関値を示す。そこで、一定の値を示す相関値の閾値を用意し、最大の相関値を示すサンプル点から前方にあるサンプル点の中で、相関値が閾値以上かつ最も前方に位置するサンプル点をシンボルタイミングとして検出する。
しかし、閾値を設けたサンプリングポイントのみでは、常に干渉を受けて変化する受信信号のシンボルサンプリングポイントを抽出することは困難である。なぜなら、相関値が最大となるタイミングは受信信号に依存し、推定不可能であると同時に、絶対的な閾値を設けることによるタイミングのずれが大きくなるからである。
本発明にかかる同期処理装置は、受信したアナログ信号をオーバーサンプリングすることにより生成されたサンプル信号と既知信号パターンの相関を求め、相関値を順次取得する相関部と、前記相関値に基づいてシンボル区間のタイミングを推定するシンボル区間推定部と、前記シンボル区間推定部によって推定されたシンボル区間のタイミングに基づいて、サンプリング位置を決定するサンプリング位置決定部を備えるものである。
また、本発明にかかる受信装置は、アナログ信号を受信する受信部と、前記受信部が受信したアナログ信号をデジタル信号に変換するとともにオーバーサンプリングを行い、サンプル信号を生成するサンプル信号生成部と、前記サンプル信号と既知信号パターンの相関を求め、相関値を順次取得する相関部と、前記相関値に基づいてシンボル区間のタイミングを推定するシンボル区間推定部と、前記シンボル区間推定部によって推定されたシンボル区間のタイミングに基づいて、サンプリング位置を決定するサンプリング位置決定部を備えるものである。
また、本発明にかかる同期処理方法は、受信したアナログ信号をオーバーサンプリングすることにより生成されたサンプル信号と既知信号パターンの相関を求め、相関値を順次取得し、前記相関値に基づいてシンボル区間のタイミングを推定し、前記推定されたシンボル区間のタイミングに基づいて、サンプリング位置を決定することである。
本発明では、オーバーサンプリングされたサンプリングデータと、既知の信号パターンとの相関値を算出し、各シンボル区間を検出する。つまり、受信信号が、干渉を受け変化した場合においても適切なシンボル区間を検出することが可能であるため、シンボルタイミングを高精度に検出することができる。
本発明により、高精度なシンボル区間推定を行う受信装置及びシンボル区間推定方法を提供することができる。
(実施の形態1)
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
図1を用いて、本発明の実施の形態1にかかる受信装置の構成について説明する。受信装置100は、信号受信部1と、アナログデジタル変換部2と、復調回路(Demodulator;DEM)10を備えている。さらに、復調回路10は、周波数偏移変調部(Frequency Shift Keying;FSK)20と、振幅偏移変調部(Amplitude Shift Keying;ASK)30と、選択回路(MUX)40と、同期回路(SYNC)50を備えている。信号受信部1は、取得したアナログ信号をアナログデジタル変換部2に出力する。アナログデジタル変換部2は、取得したアナログ信号をデジタル信号に変換するとともに、オーバーサンプリングを実施し、複数のサンプルデータを生成する。生成したサンプルデータは、FSK20もしくはASK30に出力される。FSK20は、取得したデジタル信号に対して、周波数偏移変調処理を実施し、MUX40に信号を出力する。ASK30は、取得したデジタル信号に対して、振幅偏移変調処理を実施し、MUX40に信号を出力する。MUX40は、FSK20、ASK30もしくはデジタル回路の機能検証用に送信器の信号を受信側へもどした信号であるLoopbackから、信号を選択し、SYNC50に出力する。
次に、図2を用いて、本発明の実施の形態1にかかる同期回路50の構成について説明する。同期回路50は、SFD相関部51と、同期検出部52と、シンボル区間推定部53と、サンプリング位置特定部54と、復調部55を備えている。SFD相関部51が算出した相関値は、シンボル推定部53と、同期検出部52に出力される。同期検出部52は、取得した相関値から同期信号とペイロードの境界を検出し、復調部55に出力する。シンボル区間推定部53は、取得した相関値からシンボル区間及びシンボル区間の中心タイミングを推定し、サンプリング位置特定部54に出力する。サンプリング位置特定部54は、取得したシンボル区間の中心タイミングよりサンプリング位置を特定し、復調部55に出力する。
SFD相関部51は、FSK20もしくはASK30により復号化されたデータと、同期信号の相関を取得する。ここで、SFD相関部が受信するデータのフレーム構造を、図3を用いて説明する。さらに、オーバーサンプリングの動作について、図4を用いて説明する。
図3は、SFD相関部51が受信するデータのフレーム構造を示している。フレームは、Packet Header(パケットヘッダ)と、Payload(ペイロード)から構成される。パケットヘッダは、Preamble(プリアンブル)とSFD(Start Frame Delimiter;同期信号)を有する。プリアンブルは、フレームの先頭に位置する信号であり、受信信号の掃引処理に用いられる。同期信号は、本受信装置宛のパケットであることを認識する信号である。ペイロードは、データとCRC(Cyclic Redundancy Check)を有する。データには実際に送受信するデータが配置される。CRCは、フレームの誤りを検出する誤り検出符号である。
図4は、オーバーサンプリング動作の概要を示している。横軸は時間を示しており、縦軸はオーバーサンプリングした値である「1、0」を示している。図4は、プリアンブルに用いられる1シンボルを5回オーバーサンプリングしている様子を示している。このため、1シンボルあたり5サンプルのデータから構成される。
次にSFD相関部51における、相関値の取得方法について、図5を用いて説明を行う。ideal signalは、受信装置100の有する、既知の同期信号パターンを示す。ここでは、5シンボルの同期信号パターンを示している。1シンボル目には0を、2シンボル目から4シンボル目までは各シンボルに1を、5シンボル目には0が設定されている。recieve signalは、オーバーサンプリングして得られた受信信号であり、timing Aからtiming Gは、任意のタイミングである。timing Fのときに受信信号とideal signalが完全に一致しており、相関値が25を示している。このようにしてすべてのタイミングについて相関値を取得する。
図2に示すシンボル区間推定部53は、SFD相関部51から取得した相関値より、シンボル区間を推定する。具体的なシンボル区間の推定方法を、図6を用いて説明する。
図6は、図5の例に示す、各サンプリングタイムにおける相関値を示したものである。縦軸は受信信号と既知の同期信号パターン(ideal signal)の相関値を示したものである。横軸は、オーバーサンプリングした時間を示したものである。図6のグラフは、timing C、timing Eの1サンプリング前、timing Fが相関値の極大値、極小値を示しており、シンボル端を示すタイミングであると推定することができる。
図2に示すサンプリング位置特定部54は、シンボル区間推定部53により推定されたシンボル区間の中心を、ペイロードにおいてデータを復調するためにサンプリングを行うサンプリング位置と特定する。図6のグラフにより、推定されたシンボル端は、α+2のタイミングを示しており、この推定により、シンボル中央のタイミングは、αタイミングと推定される。
図2に示す同期検出部52は、相関値が最大であるtiming Fを用いることで、同期信号の検出を行い、図3に示す同期信号(SFD)とペイロードの境界を検出することができる。
図2に示す復調部55は、同期検出部52により特定したペイロードにおいて、サンプリング位置特定部54により特定したシンボル区間の中心であるαタイミングをシンボルサンプリングタイミングと定め、復調を行う。
次に図7を用いて、本発明にかかる実施の形態1の受信装置の処理の流れにつき説明する。信号受信部1は、アナログデータを受信する(S10)。次に、アナログデジタル変換部2は、受信したアナログデータをデジタル信号に変換する(S11)。
次に、アナログデジタル変換部2は、デジタル信号を、オーバーサンプリングし、サンプリングデータを取得する(S12)。具体的には、1シンボルあたり5回オーバーサンプリングする場合に、5シンボル分オーバーサンプリングを繰り返すと、25サンプルのデータが出力される。
次に、SFD相関部51は、アナログデジタル変換部2から取得した25サンプルのデジタル信号と、受信装置100が有する既知の同期信号パターンの相関値を算出する(S13)。具体的には、1シンボルあたり5サンプルのデータから構成されており、各サンプルが既知の同期信号パターンに設定される値と同一となるサンプルデータを検出する。同一であるサンプルデータの個数を相関値として算出する。
次に、シンボル区間推定部53は、SFD相関部51が算出した相関値からシンボル区間の推定を行う。具体的には、図6のように示されるオーバーサンプリングした時間と相関値の関係を用いる。その際に、相関値の極大点もしくは極小点が複数存在するか否かについて判定を行う(S14)。その結果、極大点が1箇所のみ、もしくは、極小点が1箇所のみの場合は、極大点もしくは極小点を示すサンプリングタイミングからシンボル端の推定を行う(S16)。
また、相関値の極大点もしくは極小点が複数存在し、すべての極大点及び極小点のサンプリングタイミングが同一である場合(S15)は、同一であるサンプリングタイミングを推定値として採用する(S16)。極大点又は極小点を示す時間毎に、シンボル端が異なる場合には(S15)、極大点もしくは極小点を示す時間のうち、多数決などにより、最も確からしいシンボル端を採用することができる。(S17)ここで、極大点もしくは極小点を示すオーバーサンプリングした時間毎に、シンボル端がすべて異なる場合には、どこの極大点もしくは極小点の時間におけるシンボル端を採用するかは任意に設定することができる。
次に、シンボル区間推定部53は、推定されたシンボル端からシンボル区間を特定し、シンボル区間の中心タイミングを推定する。具体的には、シンボル区間の中心タイミングは、オーバーサンプリング回数を2で割った値の小数点以下を切り上げて求められた整数番目のブロックをシンボル区間の中心タイミングとすることができる。例えば、オーバーサンプリング回数が5回の場合は、5/2=2.5であり、小数点以下を切り上げた値である3番目のタイミングをシンボル区間の中心タイミングとすることができる。
以上説明したように、シンボル区間の中心タイミングを算出し、中心タイミングによりデータを復調することによるメリットを以下に記載する。
受信するデータの波形としては、図8で表わされるように、シンボルの境界が四角で表わされていることが理想的である。しかし、干渉の影響等で、図9で示すように、信号がなまることもある。この場合に、常に中心タイミングで復調を行うことができれば、正確にデータの復調を行うことができる。
受信するデータの波形としては、図8で表わされるように、シンボルの境界が四角で表わされていることが理想的である。しかし、干渉の影響等で、図9で示すように、信号がなまることもある。この場合に、常に中心タイミングで復調を行うことができれば、正確にデータの復調を行うことができる。
(実施の形態2)
次に、図10を用いて、本発明の実施の形態2にかかる同期回路50の構成を説明する。受信装置は、SFD相関部51と、同期検出部52と、シンボル区間推定部53と、サンプリング位置特定部54と、復調部55と、プリアンブル相関部56を備える。SFD相関部51は、各サンプルデータと、同期信号パターンを用いて、相関値を算出し、同期検出部52に出力する。同期検出部52は、各サンプルデータの相関値の最大値を検出することで、同期信号とペイロードの境界を検出し、復調部55に出力する。
次に、図10を用いて、本発明の実施の形態2にかかる同期回路50の構成を説明する。受信装置は、SFD相関部51と、同期検出部52と、シンボル区間推定部53と、サンプリング位置特定部54と、復調部55と、プリアンブル相関部56を備える。SFD相関部51は、各サンプルデータと、同期信号パターンを用いて、相関値を算出し、同期検出部52に出力する。同期検出部52は、各サンプルデータの相関値の最大値を検出することで、同期信号とペイロードの境界を検出し、復調部55に出力する。
プリアンブル相関部55は、FSK20やASK30により復号化されたデータと、プリアンブル信号の相関を取得する。プリアンブル信号とは、デジタル信号により「10101010」のようにあらわされる信号であり、隣接するシンボルに設定するbit値を異なるものとする信号である。
次に、プリアンブル相関部55の相関値の取得方法を、図11を用いて説明する。ideal signalは、デジタル信号により「10101010」のようにあらわすため、隣接するシンボルと異なるbit値を示すように波形が形成されている。図11は、1シンボル目、3シンボル目、5シンボル目には0を、2シンボル目、4シンボル目には1を設定している。相関値の算出方法は図5のSFD相関部51における、相関値の取得方法と同様である。
図10に示すシンボル区間推定部53は、プリアンブル相関部55から取得した相関値より、シンボル区間を推定する。具体的なシンボル区間の推定方法を、図12を用いて説明する。図12は、図6と同様に、各オーバーサンプリングした時間における相関値を示したものであり、timing Fにおいて相関値が最大となっていることを示す。また、timing Eの2サンプリング後で相関値が最少となっていることを示す。さらに、timing C、timing Dにおいて相関値が極大値を示しており、timing Cの5サンプリング後で相関値が極小値を示している。これらのタイミングがシンボル端であると推定することができる。
図10に示すサンプリング位置特定部54は、シンボル区間推定部53により推定されたシンボル区間の中心を、ペイロードにおいてデータを復調するためにサンプリングを行うサンプリング位置と特定する。図12のグラフにより、推定されたシンボル端は、αのタイミングを示しており、この推定により、シンボル中央のタイミングはα+3タイミングと推定される。
図10に示す復調部55は、同期検出部52により特定したペイロードにおいて、サンプリング位置特定部54により特定したシンボル区間の中心であるα+3タイミングの位置をシンボルサンプリングタイミングと定め、復調を行う。
以上説明したように、プリアンブル信号系列により、シンボル区間の中心タイミングを決定し、中心タイミングによりデータを復調することによるメリットを以下に説明する。プリアンブル系列はデジタル信号「10101010」とあらわされるため、隣り合うシンボルは異なる値を示す。これにより、各サンプルにおいて相関値を算出した場合に、相関値の最大値と最小値を示す極大点、極小点が数多くあらわれる。これより複数の箇所の情報を用いてシンボル区間を推定することができるため、より正確にシンボル区間の推定を行うことができる。
例えば、信号の誤りが発生し、図13のような波形を示すことがある。点線で表わされているブロックは、誤りが発生した波形である。図14で表わすように、複数の信号にて、誤りが発生した場合においても、図14からシンボル端を示すサンプリングタイミングは、αと推定することができる。シンボル区間を推定する箇所が複数存在することにより、正確にシンボル区間を推定することができる。
以上の説明は、本発明の実施の形態を説明するものであり、本発明が以上の実施の形態に限定されるものではない。また、当業者であれば、以上の実施の形態の各要素を本発明の範囲において容易に変更、追加、返還することが可能である。
1 信号受信部
2 アナログデジタル変換部
10 復調回路
20 周波数偏移変調部
30 振幅偏移変調部
40 選択回路
50 同期回路
51 SFD相関部
52 同期検出部
53 シンボル推定部
54 シンボル位置特定部
55 復調部
56 プリアンブル相関部
2 アナログデジタル変換部
10 復調回路
20 周波数偏移変調部
30 振幅偏移変調部
40 選択回路
50 同期回路
51 SFD相関部
52 同期検出部
53 シンボル推定部
54 シンボル位置特定部
55 復調部
56 プリアンブル相関部
Claims (9)
- 受信したアナログ信号をオーバーサンプリングすることにより生成されたサンプル信号と既知信号パターンの相関を求め、相関値を順次取得する相関部と、
前記相関値に基づいてシンボル区間のタイミングを推定するシンボル区間推定部と、
前記シンボル区間推定部によって推定されたシンボル区間のタイミングに基づいて、サンプリング位置を決定するサンプリング位置決定部を備える同期処理装置。 - 前記シンボル区間推定部は、前記サンプル信号のそれぞれについて、前記相関部が取得した複数の相関値のうち、極大又は極小を示す相関値に対応したサンプル信号を検出し、前記検出したサンプル信号に基づいてシンボル区間を推定することを特徴とする請求項1記載の同期処理装置。
- 前記サンプリング位置決定部は、前記シンボル区間推定部により推定されたシンボル区間のタイミングの中心タイミングをサンプリング位置として決定することを特徴とする請求項1又は2記載の同期処理装置。
- 前記サンプル信号は、予め定められた信号パターンを含み、
前記相関部は、前記サンプル信号と前記信号パターンの相関値を求めることを特徴とする請求項1乃至3記載の同期処理装置。 - 前記サンプル信号は、信号の先端部分にプリアンブルデータを有し、
前記相関部は、前記サンプル信号と前記プリアンブル信号パターンの相関値を求めることを特徴とする請求項1乃至3記載の同期処理装置。 - アナログ信号を受信する受信部と、
前記受信部が受信したアナログ信号をデジタル信号に変換するとともにオーバーサンプリングを行い、サンプル信号を生成するサンプル信号生成部と、
前記サンプル信号と既知信号パターンの相関を求め、相関値を順次取得する相関部と、
前記相関値に基づいてシンボル区間のタイミングを推定するシンボル区間推定部と、
前記シンボル区間推定部によって推定されたシンボル区間のタイミングに基づいて、サンプリング位置を決定するサンプリング位置決定部を備える受信装置。 - 受信したアナログ信号をオーバーサンプリングすることにより生成されたサンプル信号と既知信号パターンの相関を求め、相関値を順次取得し、
前記相関値に基づいてシンボル区間のタイミングを推定し、
前記推定されたシンボル区間のタイミングに基づいて、サンプリング位置を決定する同期処理方法。 - 前記サンプル信号のそれぞれについて、前記取得した複数の相関値のうち、極大又は極小を示す相関値に対応したサンプル信号を検出し、
前記検出したサンプル信号に基づいてシンボル区間を推定することを特徴とする請求項7記載の同期処理方法。 - 前記推定されたシンボル区間のタイミングの中心タイミングでサンプリングを行うことを特徴とする請求項7又は8記載の同期処理方法。
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JP2009040439A JP2010199791A (ja) | 2009-02-24 | 2009-02-24 | 同期処理装置、受信装置及び同期処理方法 |
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---|---|---|---|---|
WO2021149229A1 (ja) * | 2020-01-23 | 2021-07-29 | 日本電信電話株式会社 | 端末装置、通信方法、及び通信システム |
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JP7226592B2 (ja) | 2020-01-23 | 2023-02-21 | 日本電信電話株式会社 | 端末装置、通信方法、及び通信システム |
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