JP6016608B2 - 受信装置および復号方法 - Google Patents
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Description
図1は、本発明にかかる受信装置の実施の形態1の要部構成例を示す図である。図示したように、本実施の形態の受信装置は、主要な構成要素として、A/D変換部(A/D部)101、IF部102、タイミング抽出部103、候補評価量計算部104、候補選択部107、補正処理部108およびDSTBC復号部109を備えている。候補評価量計算部104は、複数の候補評価部105および補正量設定部106を含んで構成されている。
実施の形態1の受信装置を構成している候補評価量計算部104、候補選択部107および補正処理部108による処理を2段階で行うように、すなわち、図3に示したように、候補選択処理を2段構成としてもよい。
実施の形態1および2では、各候補評価部105における評価量として、DSTBC差動復号結果の硬判定結果から生成したレプリカと、DSTBC差動復号結果との間の誤差を計算することとしたが、本実施の形態では、実施の形態1,2とは異なる計算方法について説明する。
評価量計算方法として、変調方式における位相の対称性を使用することで、動的に基準値を生成せず、ある固定値から誤差量を求めることができる。たとえば、QPSK変調方式を用いる場合、90度毎に信号がマッピングされるので、位相を4逓倍することで、全マッピング点が1点に収束する。そのため、この収束点を基準とし、DSTBC差動復号化結果の位相4逓倍を行った信号との差を求め、これを誤差として評価量に採用することで、判定処理や動的な基準値の生成をせずに評価量を算出することが可能になる。
また、評価量計算方法として、基準値を使用せずに差動復号化結果の系列からの統計量を評価量としてもよい。たとえば、ブロックタイミングの検出に本発明を使用する例において、QPSK変調方式を使用する場合を考えると、上記の説明の通り、差動復号結果を位相4逓倍したものは、原点以外のある点に収束する。このため、これを累積すると、収束点と同じ位相で、振幅が重なり合い大きい値となることが期待できる。しかし、ブロックタイミングがずれている場合は、DSTBC差動復号化結果はQPSKの点に乗らず、いくつかの位相に分布するため、位相を4逓倍したものを累積すると振幅が打ち消し合い、原点近くに累積値が移ってしまう。そのため、差動復号化結果を位相4逓倍して平均化したものを評価量とすれば、2つの候補について評価量が分離するため、絶対値の大きい方を採用することでブロックタイミングを検出することができる。本方式は基準値を使用しないと述べたが、上記の「その他の評価量計算方法1」において基準値を0とみなし、位相を逓倍した差動復号後の信号との差分を評価量として用いていることと等価であると捉えることもできる。
また、他の計算方法として、分散などの統計量を使用して評価量としてもよい。ブロックタイミングの推定に本発明を使う場合、上記の通り、正しいブロックタイミングでは、たとえばQPSKではDSTBC差動復号化結果は4つの点に分布する一方、誤ったタイミングではより多数の点に分布する。そのため、分散を用いて、分散のより低い候補を選び出すことで、ブロックタイミングの検出を行うことができる。たとえば、差動符号化結果の各点を値の近いもの同士に分類してグループ化し、グループごとに分散を求める。本方法によって、変調多値数が未知の状態でも、一定の点数に変調点が偏って分布するため、ブロックタイミングを一定の精度で検出することができる。
Claims (8)
- 互いに異なる複数種類の補正値に基づいて受信信号の周波数およびタイミングの少なくとも一方を補正し、当該複数種類の補正値と同数の補正後信号を生成する仮補正手段と、
前記補正後信号それぞれをDSTBC差動復号して複数の仮復号結果を生成する仮復号手段と、
前記複数の仮復号結果に基づいて、前記複数の仮復号結果それぞれと実際に送信された信号系列との差を示す、仮復号結果ごとの評価値を算出する評価値算出手段と、
前記評価値に基づいて、前記複数種類の補正値の中の1つを選択する選択手段と、
前記選択手段で選択された補正値に基づいて受信信号を補正する補正手段と、
前記補正手段で補正された後の受信信号をDSTBC差動復号する差動復号手段と、
を備えることを特徴とする受信装置。 - 前記仮補正手段は、前記評価値算出手段が算出した評価値に基づいて複数種類の補正値を更新するとともに更新後の補正値に基づいて受信信号を補正して補正後信号を生成する処理を所定回数にわたって実行し、
前記仮復号手段および前記評価値算出手段は、前記仮補正手段により補正後信号が生成されるごとに、DSTBC差動復号および評価値の算出を行い、
前記選択手段は、前記評価値算出手段により所定回数にわたって評価値が算出された後、最後に算出された評価値に基づいて補正値を選択することを特徴とする請求項1に記載の受信装置。 - 互いに異なる複数種類の補正値に基づいて受信信号の周波数およびタイミングの少なくとも一方を補正し、当該複数種類の補正値と同数の補正後信号を生成する仮補正手段と、
前記補正後信号それぞれをDSTBC差動復号して複数の仮復号結果を生成する仮復号手段と、
前記複数の仮復号結果に基づいて、前記複数の仮復号結果それぞれと実際に送信された信号系列との差を示す、仮復号結果ごとの評価値を算出する評価値算出手段と、
前記評価値に基づいて、前記複数の仮復号結果の中の1つを最終的なDSTBC差動復号結果として選択する選択手段と、
を備えることを特徴とする受信装置。 - 前記評価値算出手段は、
前記複数の仮復号結果それぞれについて、硬判定を行い、得られた硬判定結果と硬判定前の仮復号結果に基づいて前記評価値を算出することを特徴とする請求項1、2または3に記載の受信装置。 - 前記評価値算出手段は、
前記複数の仮復号結果それぞれについて、仮復号結果の各信号点の位相を、使用されている変調方式に応じてN逓倍し、N逓倍後の各信号点と当該変調方式に基づいて特定される基準点とに基づいて前記評価値を算出することを特徴とする請求項1、2または3に記載の受信装置。 - 前記評価値算出手段は、
前記複数の仮復号結果それぞれについて、仮復号結果の各信号点の分散を算出し、算出した分散を前記評価値とすることを特徴とする請求項1、2または3に記載の受信装置。 - 差動符号化された信号の受信装置が実行する復号方法であって、
互いに異なる複数種類の補正値に基づいて受信信号の周波数およびタイミングの少なくとも一方を補正し、当該複数種類の補正値と同数の補正後信号を生成する仮補正手段と、
前記補正後信号それぞれをDSTBC差動復号して複数の仮復号結果を生成する仮復号ステップと、
前記複数の仮復号結果に基づいて、前記複数の仮復号結果それぞれと実際に送信された信号系列との差を示す、仮復号結果ごとの評価値を算出する評価値算出ステップと、
前記評価値に基づいて、前記複数種類の補正値の中の1つを選択する選択ステップと、
前記選択ステップで選択した補正値に基づいて受信信号を補正する補正ステップと、
前記補正ステップで補正した後の受信信号をDSTBC差動復号する差動復号ステップと、
を含むことを特徴とする復号方法。 - 差動符号化された信号の受信装置が実行する復号方法であって、
互いに異なる複数種類の補正値に基づいて受信信号の周波数およびタイミングの少なくとも一方を補正し、当該複数種類の補正値と同数の補正後信号を生成する仮補正ステップと、
前記補正後信号それぞれをDSTBC差動復号して複数の仮復号結果を生成する仮復号ステップと、
前記複数の仮復号結果に基づいて、前記複数の仮復号結果それぞれと実際に送信された信号系列との差を示す、仮復号結果ごとの評価値を算出する評価値算出ステップと、
前記評価値に基づいて、前記複数の仮復号結果の中の1つを最終的なDSTBC差動復号結果として選択する選択ステップと、
を含むことを特徴とする復号方法。
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JP2012273093A JP6016608B2 (ja) | 2012-12-14 | 2012-12-14 | 受信装置および復号方法 |
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JP2014120837A JP2014120837A (ja) | 2014-06-30 |
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