JP2010198010A - 情報表示パネル - Google Patents
情報表示パネル Download PDFInfo
- Publication number
- JP2010198010A JP2010198010A JP2010015379A JP2010015379A JP2010198010A JP 2010198010 A JP2010198010 A JP 2010198010A JP 2010015379 A JP2010015379 A JP 2010015379A JP 2010015379 A JP2010015379 A JP 2010015379A JP 2010198010 A JP2010198010 A JP 2010198010A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- layer
- metal layer
- sheet
- support
- display panel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Abstract
【解決手段】支持体の片面に金属層が積層されたシートを、一方のシートの支持体と他方のシートの金属層を対向させて貼り合わせてなり、その両方のシートの前記金属層に、それぞれ金属層が存在しない領域を有し、前記一方のシートの前記金属層が存在しない領域と、前記他方のシートの前記金属層が存在しない領域の少なくとも一部が重なり、前記一方のシートの金属層側から観察した場合に前記他方のシートの金属層が観察されるように構成されてなる情報表示パネル。
【選択図】図1
Description
他方、視認性、外観上のデザイン性を高めるための要素技術として、金属薄膜を用いた技術が知られている。例えば、美粧性を付与するために紙又はフィルム基材にアルミニウムを蒸着した金属蒸着膜が、包装材、カード、ポスター、シール、ラベル等に広く用いられている。金属蒸着膜は、基材に直接アルミニウムを蒸着する、いわゆるダイレクト蒸着法により主に製造されているが、最近では、接着剤を介して基材に金属蒸着膜を転写して製造する方法がある。金属蒸着膜を転写する方法を用いることで、金属光沢性を有しつつ様々な外観や模様を付与することが提案されている(特許文献2参照)。
請求項1の解決手段によれば、前記一方のシート側から観察すると、その一方のシートの金属層が存在していない領域と、他方のシートの金属層が存在していない領域が重なる範囲で光が透過し、重ならない範囲で、前記他方のシートの金属層を観察することができるので、金属層間の支持体厚み分の奥行き感を持つ効果が生じる。
請求項2の解決手段によれば、少なくとも他方の金属層の表面抵抗値を1.3〜100Ω/□の範囲にすることで、光透過性を有する効果が生じ、前記一方のシート側から観察すると前記一方の金属層が存在しない領域から、前記他方のシートの金属層を観察することができるので、金属光沢性および金属層間の支持体厚み分の奥行き感を持つ効果が生じる。また、厚いシート加工ができない機械おいても加工することができる。
請求項3の解決手段によれば、金属層が存在しない領域が重なることがないので、前記一方のシート側から観察すると、前記一方のシートの金属層が存在しない領域から、前記他方の金属層が観察することができ、金属光沢性および金属層間の支持体厚み分の奥行き感を持つ効果が生じ、また、近傍に存在していることにより光が間接的にも目視することができるので、美観性が向上する効果が生じる。また、厚いシートが加工できない機械においても加工することができる。
請求項4の解決手段によれば、前記貼り合わせが、透明な接着剤によっておこなわれているため、透明な接着剤を通して観察しても金属層の金属光沢性が失われない効果が生じる。
請求項5記載の解決手段によれば、加飾層が積層されているため、金属光沢性上に意匠効果を発揮することになり、美観性が向上する。加飾層はインキや樹脂等によって構成することが可能であり、エンボス模様、マット模様等が施すことも可能である。また、エンボス模様やマット模様は艶消し模様であり、金属光沢性の強度の度合いが適宜調整できる効果が生じる。また、絵柄層が遮光性を持つインキや樹脂によって構成されることで、前記絵柄層が存在しない箇所では、光を透過し、透過光を観察者が視認することが出来る。
請求項6記載の解決手段によれば、前記金属層上に酸化防止層があることにより、金属層が酸化されることなく金属光沢を保つことができる。
請求項7の解決手段によれば、加飾層が積層されているため、金属光沢性上に意匠効果を発揮することになり、美観性が向上する。加飾層はインキや樹脂等によって構成することが可能であり、エンボス模様、マット模様等が施すことも可能である。また、エンボス模様やマット模様は艶消し模様であり、金属光沢性の強度の度合いが適宜調整できる効果が生じる。また、絵柄層が遮光性を持つインキや樹脂によって構成されることで、前記絵柄層が存在しない箇所では、光を透過し、透過光を観察者が視認することが出来る。
請求項8の解決手段によれば、微細な凹凸を設けることで、ヘアライン模様、エンボス模様、マット模様、又はホログラム模様等を表現でき、金属層の美観性を向上する効果が生じる。
請求項9の解決手段によれば、支持体の厚さを調整することで、奥行き感を調整できる効果を生じる。
金属層3および金属層5は、アルミニウム、亜鉛、金、銀、プラチナ、ニッケル、錫等が利用できる。なお、金属層3および金属層5は通常、金属光沢性を有しており、その金属光沢性が本願発明においても、そのまま生かされることになる。金属層3および金属層5に同じ材料を用いてもよいし、異なる材料を用いてもよい。本発明においては、アルミニウムが好ましい。アルミニウムは金属光沢性が非常に高く、美しい表示を実現することが可能になるためである。
微細な凹凸は、ヘアライン調やマット模様などデザイン性を持たせることができ、特にマット模様は艶消し模様であり、金属光沢性の強度の度合いが適宜調整できる。
この場合、プライマー層は、金属層3上に積層され、金属層3と後述するアンカー層との密着性を向上させる。
アンカー層は、後述するインク受容層を通過した水分を吸収して、金属層3への水分の浸透を防止するとともに、インク受容層と金属層3との密着性を向上させ、印刷適性の改善及び金属層3とインク受容層の剥離を防止できる。
アンカー層としては、ポリエステル変性樹脂を主成分とした樹脂を用いることができ、また、アンカー層の厚みは1〜5μmである。
インク受容層は、インクのにじみが少ないものであればよく、例えばポリエステル樹脂水分散体の加工剤を用いることができる。厚みは10〜20μmである。
レーザ加工は一般的な加工法を用いることができ、レーザの種類として、例えば、CO2レーザ、YAGレーザ等を用いることができる。本発明で使用されるレーザは、金属層を加工することができ、支持体が加工される影響はない。薄膜金属を加工するのに適しているYAGレーザがより好ましい。レーザ加工は、加工の精度や仕上がり形状が他の加工法より優れている。
なお、ここで意匠とは絵柄等の装飾に関するものだけではなく、数字、文字および図形等の情報も含むものである。
加飾層1および絵柄層7は、文字や図形等をスクリーン印刷によって設けることができる。特にスクリーン印刷に限定することになく、凸版印刷、フレキソ印刷、オフセット印刷、グラビア印刷、インクジェット等を用いることができる。
その貼り合わせに用いられる接着剤は、前述する接着剤を用いることができる。また粘着剤も用いることができ、例えば両面テープである。さらに熱接着剤も用いることができ、例えばポリオレフィン系である。接着剤は、観察した際に、光学的な影響を受けないように、透明な接着剤が好ましい。
なお、この貼り合わせ工程を、さらに前工程で行うことも可能である。例えば、上述した酸化防止層形成工程の前の工程や次の工程、あるいは、レーザ加工工程の次の工程として行うことも可能である。
帯電防止層は、加飾層1の全面に積層され、透明又は半透明の樹脂から構成されている。これにより、汚れや傷等を防ぐことができるので、金属光沢性や光透過性を維持することができる。
帯電防止層は、導電性粉末や界面活性剤などを樹脂中に分散させてシート状に成形する方法、フィルム表面に帯電防止剤を塗布する方法、及びカルボキシル基を持つ帯電防止ポリマーを使用する方法等が採用することができる。
その結果、400μm以上の厚さが好ましいことが明らかになった。表1から得た「奥行き感」を考慮したためである。表1の測定は、本発明の情報表示パネルの他方シート側に1,000cd/m2のLED光源を置き、支持体4の材料のポリカーボネートの厚みを変化させて、20cmおよび1mの距離から目視を行い、奥行き感の有無を評価した。
支持体4の一方の面に、金属層3、酸化防止層2及び加飾層1を、上述した方法で、順に積層したシートを作製する。
酸化アルミニウムとシリコンカーバイドを混合させた研磨剤に研磨によって、微細な凹凸をつけた二軸延伸ポリプロピレン製の転写用フィルムの表面に真空蒸着法によって、表面抵抗値が2.6Ω/□になるようにアルミニウム蒸着層を形成した後、この上に接着剤である二液重合型ポリウレタンを4μm程度の厚みになるように塗布した。
表2の測定は、本発明の情報表示パネルの他方のシート側に1,000cd/m2のLED光源を置き、情報表示パネルの表面抵抗値の値を変化させて、1mの距離から観察し、金属光沢性と光透過性を評価した。アルミニウム蒸着フィルムの場合、蒸着層の厚みが大きくなると表面抵抗値が下がる。
そして転写用フィルムをアルミニウム蒸着層から剥離し、接着剤を介してアルミニウム転写蒸着層である金属層3とポリカーボネートからなる支持体4が一体化したものを得た。
後述する図形や文字等の部分のアルミニウム蒸着層および酸化防止層2をYAGレーザで除去した。
また、酸化防止層2を形成せず、支持体4の一方の面の金属層3上に加飾層1を積層したシートを作製してもよい。
まず、酸化アルミニウムとシリコンカーバイドを混合させた研磨剤によって、微細な凹凸をつけた二軸延伸ポリプロピレン製の転写用フィルムの表面に真空蒸着法によって、表面抵抗値が10Ω/□以下になるようにアルミニウム蒸着層を形成した後、この上に接着剤である二液重合型ポリウレタンを4μm程度の厚みになるように塗布した。
そして転写用フィルムをアルミニウム蒸着層から剥離し、接着剤を介してアルミニウム転写蒸着層である金属層5とポリカーボネートからなる支持体6が一体化したものを得た。
観察者9が情報表示パネルを観察すると、除去した領域が重なっている箇所から光源の光を直接観察することができる。後述する遮光されていない箇所、すなわち、絵柄層7が形成されている箇所を光が透過することになる。
支持体6の上に二液硬化型スクリーンプロセスインキ(商品名SS65シリーズ;東洋インキ製造株式会社)を用いてスクリーン印刷により遮光したい箇所に絵柄層7を形成した。絵柄によって遮光されていない箇所が、数字、図形および文字等になる。
ここで、さらに図1を用いて説明すると、金属層5が除去された領域より絵柄層7の存在しない領域が大きくなっている。このように構成することで、所望の表示を実現することができる。例えば、数字、図形および文字等の部分の金属層5を除去し、その周囲に相当する部分は絵柄層7を形成しないことにより数字等の周囲に絵柄層7によって遮光されないが、金属層5を透過する一定の光量の光によって形成される表示、例えば、ぼやかしたような表示の領域を設けることができ、より多様な表示を行なうことが可能となる。
貼り合わせは接着剤を使用することが出来る。接着剤は、例えばドライラミネートに用いられる各種の二液硬化型接着剤や光硬化型接着剤を挙げることができる。二液硬化型接着剤は、時間経過とともに硬化するものであり、更には、加熱により一層短時間で硬化させることができ、例えばウレタン系樹脂接着剤やエポキシ系樹脂接着剤を用いることができる。また光硬化型接着剤は、電子線や紫外線などを照射して硬化するタイプのものである。例えばウレタン系樹脂接着剤やアクリル系樹脂接着剤を用いることができる。接着剤は、観察した際に、光学的な影響を受けないように、透明な接着剤が好ましい。また粘着剤も用いることができ、例えば両面テープである。さらに熱接着剤も用いることができ、例えばポリオレフィン系である。接着剤は、観察した際に、光学的な影響を受けないように、透明な接着剤が好ましい。
なお、この貼り合わせ工程を、さらに前工程で行うことも可能である。例えば、上述した酸化防止層形成工程の前の工程や次の工程、あるいは、レーザ加工工程の次の工程として行うことも可能である。
光源の点灯時に観察者9が情報表示パネルを観察すると、除去した領域が重なっている範囲から光源の光を直接観察することができるので、数字、図形および文字等の部分に光の透過性を有する。また、一方のシートの金属層3も同時に観察することができ、金属層3が存在せず、他方のシートの金属層5が存在する領域では、さらに金属層5を同時に観察できるので、支持体4の厚み分の奥行き感をもった数字、図形および文字等を観察することができた。さらに、絵柄層7が存在せず、金属層5が存在する部分は、金属層5の表面抵抗値を高くした場合には、金属層5が薄くなり、一定量の光が透過する。そのため、数字、図形または文字等の周囲にその一定量の光によって表示される部分が作り出され、美しい数字等の表示を観察することができた。そして、光源8を点灯させた場合には、光源8からの光が金属層5を透過するため、その非点灯時とは異なった表示が観察され、多様性のある美しい表示が可能となる。すなわち、非点灯時は、金属層5を透過する光は非常に少なくなるため、点灯時とはかなり異なった表示となるのである。
支持体4の一方の面に、金属層3、酸化防止層2及び加飾層1を上述した方法で、順に積層したシートを作製する。
酸化アルミニウムとシリコンカーバイドを混合させた研磨剤によって、微細な凹凸をつけた二軸延伸ポリプロピレン製の転写用フィルムの表面に真空蒸着法によって、表面抵抗値が10Ω/□以下になるようにアルミニウム蒸着層を形成した後、この上に接着剤である二液重合型ポリウレタンを4μm程度の厚みになるように塗布した。
そして転写用フィルムをアルミニウム蒸着層から剥離し、接着剤を介してアルミニウム転写蒸着層である金属層3とポリカーボネートからなる支持体4が一体化したものを得た。
後述する図形や文字等にアルミニウム蒸着層および酸化防止層2をYAGレーザで除去した。
また、酸化防止層2を形成せず、支持体4の一方の面の金属層3上に加飾層1を積層したシートを作製してもよい。
酸化アルミニウムとシリコンカーバイドを混合させた研磨剤によって、微細な凹凸をつけた二軸延伸ポリプロピレン製の転写用フィルムの表面に真空蒸着法によって、表面抵抗値が1.3〜60Ω/□になるようにアルミニウム蒸着層を形成した後、この上に接着剤である二液重合型ポリウレタンを4μm程度の厚みになるように塗布した。
そして転写用フィルムをアルミニウム蒸着層から剥離し、接着剤を介してアルミニウム転写蒸着層とポリカーボネートが一体化したものを得た。
貼り合わせは接着剤を使用することが出来る。接着剤は、例えばドライラミネートに用いられる各種の二液硬化型接着剤や光硬化型接着剤を挙げることができる。二液硬化型接着剤は、時間経過とともに硬化するものであり、更には、加熱により一層短時間で硬化させることができ、例えばウレタン系樹脂接着剤やエポキシ系樹脂接着剤を用いることができる。また光硬化型接着剤は、電子線や紫外線などを照射して硬化するタイプのものである。例えばウレタン系樹脂接着剤やアクリル系樹脂接着剤を用いることができる。
また粘着剤も用いることができ、例えば両面テープである。さらに熱接着剤も用いることができ、例えばポリオレフィン系である。接着剤は、観察した際に、光学的な影響を受けないように、透明な接着剤が好ましい。
なお、この貼り合わせ工程を、さらに前工程で行うことも可能である。例えば、上述した酸化防止層形成工程の前の工程や次の工程、あるいは、レーザ加工工程の次の工程として行うことも可能である。
また、加飾層1によって、意匠効果に優れた模様等を印刷することができた。
支持体4の一方の面に、金属層3、酸化防止層2及び加飾層1を上述した方法で、順に積層したシートを作製する。
酸化アルミニウムとシリコンカーバイドを混合させた研磨剤によって、微細な凹凸をつけた二軸延伸ポリプロピレン製の転写用フィルムの表面に真空蒸着法によって、表面抵抗値が10Ω/□以下になるようにアルミニウム蒸着層を形成した後、この上に接着剤である二液重合型ポリウレタンを4μm程度の厚みになるように塗布した。
そして転写用フィルムをアルミニウム蒸着層から剥離し、接着剤を介してアルミニウム転写蒸着層である金属層3とポリカーボネートからなる支持体4が一体化したものを得た。
後述する図形や文字等にアルミニウム蒸着層および酸化防止層2をYAGレーザで除去した。
また、酸化防止層を形成せず、支持体4の一方の面の金属層3上に加飾層1を積層したシートを作製してもよい。
酸化アルミニウムとシリコンカーバイドを混合させた研磨剤によって、微細な凹凸をつけた二軸延伸ポリプロピレン製の転写用フィルムの表面に真空蒸着法によって、表面抵抗値が10Ω/□以下になるようにアルミニウム蒸着層を形成した後、この上に接着剤である二液重合型ポリウレタンを4μm程度の厚みになるように塗布した。
そして転写用フィルムをアルミニウム蒸着層から剥離し、接着剤を介してアルミニウム転写蒸着層である金属層5とポリカーボネートからなる支持体6が一体化したものを得た。
貼り合わせは接着剤を使用することが出来る。接着剤は、例えばドライラミネートに用いられる各種の二液硬化型接着剤や光硬化型接着剤を挙げることができる。二液硬化型接着剤は、時間経過とともに硬化するものであり、更には、加熱により一層短時間で硬化させることができ、例えばウレタン系樹脂接着剤やエポキシ系樹脂接着剤を用いることができる。また光硬化型接着剤は、電子線や紫外線などを照射して硬化するタイプのものである。例えばウレタン系樹脂接着剤やアクリル系樹脂接着剤を用いることができる。接着剤は、観察した際に、光学的な影響を受けないように、透明な接着剤が好ましい。
また粘着剤も用いることができ、例えば両面テープである。さらに熱接着剤も用いることができ、例えばポリオレフィン系である。接着剤は、観察した際に、光学的な影響を受けないように、透明な接着剤が好ましい。
なお、この貼り合わせ工程を、さらに前工程で行うことも可能である。例えば、上述した酸化防止層形成工程の前の工程や次の工程、あるいは、レーザ加工工程の次の工程として行うことも可能である。
光源の点灯時に観察者9が情報表示パネルを観察すると、金属層5が除去された領域を通過した光が、屈折や金属層5の側面等での反射によって、金属層3が除去された部分に漏れ、漏れた間接光で、金属層5が除去された部分や金属層3が除去された部分の数字、図形および文字等が観察される。そして、金属層5と金属層3が支持体4を挟んでいるため、支持体4の厚み分の奥行き感をもった数字、図形および文字等を観察することができる。そのような間接光により美観性を向上させることができる。
そして、光源が非点灯時には、加飾層1が存在しない部分からは、金属層3が直接観察され、金属層3が存在しない部分からは、金属層5が直接観察される。そのため、金属層3が除去された部分や、加飾層1が除去された部分で形成される、数字、図形および文字等は、金属光沢性を有して観察される。
2 酸化防止層
3 金属層
4 支持体
5 金属層
6 支持体
7 絵柄層
8 光源
9 観察者
Claims (9)
- 支持体の片面に金属層が積層されたシートを、一方のシートの支持体と他方のシートの金属層を対向させて貼り合わせてなり、その両方のシートの前記金属層に、それぞれ金属層が存在しない領域を有し、前記一方のシートの前記金属層が存在しない領域と、前記他方のシートの前記金属層が存在しない領域の少なくとも一部が重なり、前記一方のシートの金属層側から観察した場合に前記他方のシートの金属層が観察されるように構成されてなる情報表示パネル。
- 支持体の片面に金属層が積層されたシートを、一方のシートの支持体と他方のシートの金属層を対向させて貼り合わせてなり、前記一方のシートの金属層は、金属層が存在しない領域を有し、少なくとも前記他方のシートの金属層の表面抵抗値が1.3Ω/□〜100Ω/□の範囲である情報表示パネル。
- 支持体の片面側に金属層が積層されたシートを、一方のシートの支持体と他方のシートの金属層を対向させて貼り合わせてなり、その両面のシートの前記金属層に、それぞれ金属層が存在しない領域を有し、前記一方のシートの金属層が存在しない領域と、前記他方のシートの前記金属層が存在しない領域は重なることがなく、近傍に存在していることを特徴とする情報表示パネル。
- 前記貼り合わせが、透明な接着剤によっておこなわれていることを特徴とする請求項1乃至3記載の情報表示パネル。
- 前記一方のシートの金属層上に加飾層が積層され、前記他方のシートの支持体上に絵柄層が設けられていることを特徴とする請求項1乃至4記載の情報表示パネル。
- 前記一方のシートの金属層上に酸化防止層が積層されていることを特徴とする請求項1乃至4記載の情報表示パネル。
- 前記一方のシートの酸化防止層上に加飾層が積層され、前記他方のシートの支持体上に絵柄層が設けられていることを特徴とする請求項6記載の情報表示パネル。
- 前記金属層の表面に、微細な凹凸が設けられてなることを特徴とする請求項1乃至7記載の情報表示パネル。
- 前記支持体が0.1mm厚以上の支持体であることを特徴とする請求項1乃至8記載の情報表示パネル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010015379A JP5617258B2 (ja) | 2009-01-28 | 2010-01-27 | 情報表示パネル |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009016501 | 2009-01-28 | ||
JP2009016501 | 2009-01-28 | ||
JP2010015379A JP5617258B2 (ja) | 2009-01-28 | 2010-01-27 | 情報表示パネル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010198010A true JP2010198010A (ja) | 2010-09-09 |
JP5617258B2 JP5617258B2 (ja) | 2014-11-05 |
Family
ID=42822733
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010015379A Expired - Fee Related JP5617258B2 (ja) | 2009-01-28 | 2010-01-27 | 情報表示パネル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5617258B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20170122797A (ko) * | 2015-02-27 | 2017-11-06 | 시트리버 인터내셔날 홀딩스 리미티드 | 풍선 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6219992B2 (ja) | 2016-02-09 | 2017-10-25 | 日本写真印刷株式会社 | 立体感のある金属調意匠を持つ加飾シート及びその製造方法 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11326549A (ja) * | 1998-05-20 | 1999-11-26 | Kawaguchiko Seimitsu Kk | 時計用文字板 |
JP2002103895A (ja) * | 2000-10-03 | 2002-04-09 | Reiko Co Ltd | 表示板 |
JP2003202824A (ja) * | 2001-11-02 | 2003-07-18 | Aibii Silkscreen Insatsu Kk | ディスプレイ装置 |
-
2010
- 2010-01-27 JP JP2010015379A patent/JP5617258B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11326549A (ja) * | 1998-05-20 | 1999-11-26 | Kawaguchiko Seimitsu Kk | 時計用文字板 |
JP2002103895A (ja) * | 2000-10-03 | 2002-04-09 | Reiko Co Ltd | 表示板 |
JP2003202824A (ja) * | 2001-11-02 | 2003-07-18 | Aibii Silkscreen Insatsu Kk | ディスプレイ装置 |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20170122797A (ko) * | 2015-02-27 | 2017-11-06 | 시트리버 인터내셔날 홀딩스 리미티드 | 풍선 |
JP2018512193A (ja) * | 2015-02-27 | 2018-05-17 | シートリーヴァー・インターナショナル・ホールディングス・リミテッド | 風船 |
US10737189B2 (en) | 2015-02-27 | 2020-08-11 | Seatriever International Holdings Limited | Balloon |
KR102616474B1 (ko) * | 2015-02-27 | 2023-12-21 | 시트리버 인터내셔날 홀딩스 리미티드 | 풍선 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5617258B2 (ja) | 2014-11-05 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5762379A (en) | Printed article | |
CN101084124B (zh) | 制作层合薄片的工艺过程和产品 | |
JP5532961B2 (ja) | 情報表示パネル | |
US8685526B2 (en) | Decorating material with cubic effect | |
US7048307B1 (en) | Reflective display | |
WO2006035901A1 (ja) | 低艶金属光沢化粧シート、及びそれを積層した積層物 | |
CN102910028B (zh) | 一种光学防伪元件及其制作方法 | |
US7497475B1 (en) | Multi-textured reflective display | |
JP5617258B2 (ja) | 情報表示パネル | |
JP5453622B2 (ja) | 加飾シート、加飾成形体及び加飾シートの製造方法 | |
JP3122463U (ja) | 印刷による表示体 | |
JP2019038233A (ja) | 装飾シート、装飾シートを含む構造体及び装飾シートの製造方法 | |
JP5617257B2 (ja) | 情報表示パネル | |
JP2019084821A (ja) | 光透過性加飾フィルム、光透過性加飾フィルムを含む成形品及びその製造方法並びに照明表示装置 | |
JP3970250B2 (ja) | 立体表現印刷物および立体表現印刷法 | |
WO2019092582A1 (en) | Light-transmissive decorative film, molded article containing light-transmissive decorative film, production method thereof, and lighting display device | |
JP2010250314A (ja) | 情報表示パネル | |
JP2009166384A (ja) | 無線機器用化粧板 | |
JP2007001159A (ja) | 装飾用シート | |
JP2010217879A (ja) | 情報表示パネルおよび情報表示機器 | |
JP4647477B2 (ja) | 両面装飾体用の印刷物、その製造方法、及び両面装飾体 | |
JP2021189391A (ja) | 画像表示体 | |
JP2004330575A (ja) | 視認性に優れた金属光沢性エンボス模様表示板 | |
JP3640353B2 (ja) | ネームプレート | |
JPH08290542A (ja) | 熱硬化性樹脂化粧板 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20121220 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20131030 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20131112 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20140109 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20140819 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20140901 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5617258 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |