JP2010190278A - 油圧クラッチ装置の環状仕切部品 - Google Patents

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Abstract

【課題】油圧クラッチ装置のクラッチシリンダ1に組み込まれて、内周及び外周にゴム状弾性材料からなるシール部材32,33を有する環状仕切部品3の偏心を抑制すると共に装着性を向上させる。
【解決手段】金属からなる環状の本体31と、その内周部及び外周部に一体に設けられたゴム状弾性材料からなる内周シール部材32及び外周シール部材33とを備え、本体31の内周部に、内周面がクラッチシリンダ1の内周筒部1bの外周面と微小隙間を介して対向されるガイド部311が形成され、内周シール部材32が、ガイド部311における高圧側となる軸方向一側面に突設されたことを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両における自動変速機の油圧クラッチ装置の環状仕切部品に関する。
図3は、従来の環状仕切部品としてのキャンセルプレートを、油圧クラッチ装置の一部と共に軸心Oを通る平面で切断して示す片側断面図である。この図3において、参照符号101は不図示の駆動軸に取り付けられたクラッチシリンダ、参照符号102は、クラッチシリンダ101に軸方向移動可能に内挿されてクラッチシリンダ101との間に加圧室100Aを画成する環状のクラッチピストン、参照符号103は、このクラッチピストン102の加圧室100Aと反対側にキャンセル油圧室100Bを画成するキャンセルプレート、参照符号104は、クラッチシリンダ101の内周筒部101aに形成された係止溝101bに嵌着されて、キャンセルプレート103の内周フランジ部を支持するスナップリング、参照符号105は、クラッチピストン102とキャンセルプレート103の間に適宜圧縮状態に介装されたリターンスプリング、参照符号106は多板クラッチである。
クラッチピストン102の外周面には、クラッチシリンダ101の外周筒部101cの内周面と摺動可能に密接されるゴム状弾性材料からなるシールリング102aが装着され、内周面には、クラッチシリンダ101の内周筒部101aの外周面と摺動可能に密接されるゴム状弾性材料からなるシールリング102bが装着されている。
キャンセルプレート103は、その外周縁に、クラッチピストン102の外周筒部の内周面と摺動可能に密接されたゴム状弾性材料からなるシールリップ103aが一体に接着されている。また、クラッチシリンダ101の内周筒部101aには、加圧室100Aに油圧を導入するための油導入孔100Cと、キャンセル油圧室100Bに作動油(ATF)を供給する給油孔100Dが開設されている。
なお、本願でいう環状仕切部品とは、キャンセルプレート103又はクラッチピストン102のことである。
多板クラッチ106は、クラッチシリンダ101に軸方向移動可能な状態で円周方向に係止された複数のドライブプレート106aと、不図示の従動軸側に設けられたクラッチハブ107に軸方向移動可能な状態で円周方向に係止された複数のドリブンプレート106bが軸方向交互に配置された構造を有する。また、クラッチピストン102の外周筒部の端部に形成されたクラッチ押圧部102cが、多板クラッチ106と軸方向に対向している。
すなわち、図3に示される油圧クラッチ装置は、油導入孔100Cを介して加圧室100Aに作動油の油圧を印加することによって、クラッチピストン102がリターンスプリング105を圧縮しながら、クラッチシリンダ101内をキャンセル油圧室100B側へ軸方向変位し、多板クラッチ106を押圧してドライブプレート106aとドリブンプレート106bを摩擦係合させる。このため、多板クラッチ106が接続状態となり、不図示の駆動軸の駆動トルクが、クラッチシリンダ101から多板クラッチ106のドライブプレート106a、ドリブンプレート106b及びクラッチハブ107を介して不図示の従動軸へ伝達される。
また、この接続状態から、加圧室100Aの油圧を開放すると、クラッチピストン102は、圧縮されたリターンスプリング105の付勢力によって、加圧室100A側へ復帰移動し、多板クラッチ106におけるドライブプレート106aとドリブンプレート106bの摩擦係合状態を解除し、これによって、駆動軸から従動軸への駆動力伝達を遮断する。
ここで、クラッチシリンダ101及びクラッチピストン102は、駆動軸と共に軸心Oの周りに回転しているので、加圧室100A内に導入された作動油は遠心力によって外周側へ押し付けられる。したがって加圧室100A内には遠心油圧が発生し、この遠心油圧は、リターンスプリング105によるクラッチピストン102の復帰動作を妨げるように作用する。しかし、クラッチピストン102とキャンセルプレート103の間に画成されたキャンセル油圧室100Bに貯留された作動油にも遠心油圧(キャンセル油圧)が発生して、加圧室100A内の遠心油圧と部分平衡するので、クラッチピストン102の復帰動作によるクラッチの切断を円滑に行うことができる(例えば下記の特許文献1参照)。
特開平9−189336号公報
しかしながら、キャンセル油圧室100Bの外径Rは加圧室100Aの外径Rより小さく、しかもキャンセル油圧室100Bに対するクラッチピストン102の受圧面積も、加圧室100Aに対するクラッチピストン102の受圧面積より小さいので、キャンセル油圧室100Bの遠心油圧は、加圧室100A内の遠心油圧を完全に相殺できない。そこで、キャンセル油圧室100Bに加圧室100A内の遠心油圧を完全に相殺し得る遠心油圧を発生させるために、図3に示される従来技術では、キャンセルプレート103の内周縁に、クラッチシリンダ101の内周筒部101aと密接されたゴム状弾性材料からなるシールリップ103bを一体に接着している。
すなわち、このようにキャンセルプレート103の内周縁とクラッチシリンダ101の内周筒部101aとの間をシールリップ103bで密封することによって、キャンセル油圧室100B内の作動油の油面レベルを、クラッチシリンダ101の内周筒部101aよりも内径側へ位置させることができ、これによって、キャンセル油圧室100Bの遠心油圧を加圧室100A内の遠心油圧と拮抗し得るレベルに高めて、クラッチピストン102の動作を一層円滑ならしめることができる。
ところが上記構成の油圧クラッチ装置によれば、キャンセルプレート103の外周及び内周に、シールリップ103a,103bが介在しているため、クラッチシリンダ101に対してキャンセルプレート103が偏心しやすくなる問題がある。しかも、キャンセルプレート103をクラッチシリンダ101に組み込む際に、内周側のシールリップ103bが、スナップリング104を嵌着するための係止溝101bの外周を乗り越えなければならず、特に、このシールリップ103bのうち、キャンセルプレート103の内周面に接着された部分が、組み込みの過程で係止溝101bと干渉するので、キャンセルプレート103の装着性が低い問題があった。
本発明は、以上のような点に鑑みてなされたものであって、その技術的課題とするところは、油圧クラッチ装置のクラッチシリンダに組み込まれて、内周及び外周にゴム状弾性材料からなるシール部材を有する環状仕切部品の偏心を抑制すると共に装着性を向上させることにある。
上述した技術的課題を有効に解決するための手段として、請求項1の発明に係る油圧クラッチ装置の環状仕切部品は、内周筒部及び外周筒部を有するクラッチシリンダに内挿される部品であって、金属からなる環状の本体と、その内周部及び外周部に一体に設けられたゴム状弾性材料からなる内周シール部材及び外周シール部材とを備え、前記本体の内周部に、内周面が前記クラッチシリンダの内周筒部の外周面と微小隙間を介して対向されるガイド部が形成され、前記内周シール部材が、前記ガイド部における高圧側となる軸方向一側面に突設されたものである。
また、請求項2の発明に係る油圧クラッチ装置の環状仕切部品は、請求項1に記載の構成において、内周シール部材は本体に一体成形されたものであり、前記本体のガイド部における軸方向一側面に対する前記内周シール部材の衝合面のうち内周側を、前記軸方向一側面と非接着としたものである。
また、請求項3の発明に係る油圧クラッチ装置の環状仕切部品は、請求項1に記載の構成において、外周シール部材が、本体の外周部における高圧側となる軸方向一側面に突設されたものである。
請求項1の発明に係る油圧クラッチ装置の環状仕切部品によれば、本体内周部のガイド部の内周面がクラッチシリンダの内周筒部の外周面と微小隙間を介して外挿されるので、偏心が抑制される。しかも内周シール部材が前記ガイド部の内周面ではなく軸方向一側面に設けられているので、クラッチシリンダに組み込む際に前記内周シール部材がクラッチシリンダの内周筒部の外周面に形成された溝などと干渉するのを防止でき、このためクラッチシリンダへの装着性を向上することができる。
請求項2の発明に係る油圧クラッチ装置の環状仕切部品によれば、内周シール部材の内周部を本体のガイド部における軸方向一側面と非接着としたことによって、クラッチシリンダへの組み込みに際して内周シール部材を外周側へ容易に変形させてクラッチシリンダの内周筒部の外周面に形成された溝などとの干渉を回避できるので、クラッチシリンダへの装着性を一層向上することができる。
請求項3の発明に係る油圧クラッチ装置の環状仕切部品によれば、大きな遠心油圧が作用する外周シール部材の耐圧性を向上することができる。
本発明に係る環状仕切部品としてのキャンセルプレートを、油圧クラッチ装置の一部と共に軸心Oを通る平面で切断して示す片側断面図である。 図1の要部を拡大して示す断面図である。 従来の環状仕切部品としてのキャンセルプレートを、油圧クラッチ装置の一部と共に軸心Oを通る平面で切断して示す片側断面図である。
以下、本発明に係る油圧クラッチ装置の環状仕切部品の好ましい実施の形態について、図面を参照しながら説明する。図1は、本発明に係る環状仕切部品としてのキャンセルプレートを、油圧クラッチ装置の一部と共に軸心Oを通る平面で切断して示す片側断面図、図2は、図1の要部を拡大して示す断面図である。
図1において、参照符号1は不図示の駆動軸に取り付けられたクラッチシリンダで、端盤部1aと、その内周側から延びる内周筒部1bと、端盤部1aの外周から延びる外周筒部1cを有し、内部に、これら端盤部1a、内周筒部1b及び外周筒部1cによって囲まれた環状の作動空間Sが形成されている。
参照符号2は、クラッチシリンダ1に軸方向移動可能に内挿されてクラッチシリンダ1の端盤部1aとの間に加圧室10Aを画成する環状のクラッチピストンで、クラッチシリンダ1の端盤部1aと軸方向に対向する受圧部2aと、その外周から加圧室10Aと反対側へ延びる外周筒部2bと、その先端に形成されたクラッチ押圧部2cを有し、内周面及び外周面に、それぞれクラッチシリンダ1の内周筒部1bの外周面及び外周筒部1cの内周面と摺動可能に密接されるゴム状弾性材料からなるOリング21,22が装着されている。
参照符号3は、クラッチピストン2の受圧部2aに対して加圧室10Aと反対側にキャンセル油圧室10Bを画成する環状仕切部品としてのキャンセルプレートで、金属からなる環状の本体31の内周部及び外周部に、それぞれゴム状弾性材料からなる内周シール部材32及び外周シール部材33が一体成形されたものである。
キャンセルプレート3の本体31の内周部には、図2(A)に示されるように、キャンセル油圧室10B側へ円筒状に突出して内周面311aがクラッチシリンダ1の内周筒部1bの外周面と微小隙間を介して対向されるガイド部311が形成され、内周シール部材32が、ガイド部311における高圧側(キャンセル油圧室10B側)となる軸方向一側面(ガイド部311の先端面311b)から先端が小径となるテーパ状に突出して、その先端内周のリップエッジ32aが、クラッチシリンダ1の内周筒部1bの外周面に密接されている。
内周シール部材32の基部32bは、キャンセルプレート3の本体31におけるガイド部311の外周面及びそこから外周側へ連続した面31aに加硫接着されているが、ガイド部311の軸方向一側面(先端面311b)に対する内周シール部材32の衝合面32cのうち内周側は、前記先端面311bと非接着となっている。
一方、外周シール部材33は、キャンセルプレート3の本体31における外周部の高圧側(キャンセル油圧室10B側)となる軸方向一側面31bから、先端が大径となるテーパ状に突出して、その先端外周のリップエッジが、クラッチピストン2の外周筒部2bの内周面に摺動可能に密接されている。
図1における参照符号4は、クラッチシリンダ1の内周筒部1bに形成された係止溝1dに嵌着されて、キャンセルプレート3の内周部を支持するスナップリング、参照符号5は、クラッチピストン2とキャンセルプレート3の間における複数箇所に、円周方向等間隔で適宜圧縮状態に介装されたリターンスプリング、参照符号6は多板クラッチである。
多板クラッチ6は、クラッチシリンダ1の外周部に軸方向移動可能な状態で円周方向に係止された複数のドライブプレート61と、不図示の従動軸側に設けられたクラッチハブ7に軸方向移動可能な状態で円周方向に係止された複数のドリブンプレート62が軸方向交互に配置された構造を有する。また、クラッチピストン2のクラッチ押圧部2cが、多板クラッチ6と軸方向に対向している。
クラッチシリンダ1の内周筒部1bには、加圧室10Aに油圧を導入するための油導入孔10Cと、キャンセル油圧室10Bに作動油(ATF)を供給するための給油孔10Dと、キャンセル油圧室10B内の作動油を排出するための排油孔10Eが開設されている。
以上のように構成された油圧クラッチ装置は、油導入孔10Cを介して加圧室10Aに作動油の油圧を印加することによって、クラッチピストン2が、リターンスプリング5を圧縮すると共にキャンセル油圧室10B内の作動油を排油孔10Eから排出させながら、クラッチシリンダ1内をキャンセル油圧室10B側へ軸方向変位し、クラッチ押圧部2cにおいて多板クラッチ6を押圧してドライブプレート61とドリブンプレート62を摩擦係合させる。このため、多板クラッチ6が接続状態となり、不図示の駆動軸の駆動トルクが、クラッチシリンダ1から多板クラッチ6及びクラッチハブ7を介して不図示の従動軸へ伝達される。
また、この接続状態から、加圧室10Aの油圧を開放すると、クラッチピストン2は、圧縮されたリターンスプリング5の付勢力によって、加圧室10A側へ復帰移動し、多板クラッチ6におけるドライブプレート61とドリブンプレート62の摩擦係合状態を解除するので、駆動軸から従動軸への駆動力伝達が遮断される。
ここで、クラッチシリンダ1及びクラッチピストン2は、駆動軸と共に軸心Oの周りに回転しているので、加圧室10A内には遠心油圧が発生し、この遠心油圧は、リターンスプリング5によるクラッチピストン2の復帰動作を妨げるように作用する。しかし、クラッチピストン2とキャンセルプレート3の間に画成されたキャンセル油圧室10Bは給油孔10Dから供給された作動油が満たされており、その油面レベルは、キャンセルプレート3の内周部とクラッチシリンダ1の内周筒部1bとの間が内周シール部材32で密封されていることによって、クラッチシリンダ1の内周筒部1bよりも内径側へ位置しているため、キャンセル油圧室10Bの外径Rが加圧室10Aの外径Rより小さいにも拘らず、キャンセル油圧室10Bに加圧室10A内の遠心油圧と完全バランスし得る遠心油圧を発生させて、クラッチピストン2の復帰動作によるクラッチの切断を円滑に行うことができる。
そしてキャンセルプレート3は、図2(A)に示されるように、金属製の本体31の内周部に形成されたガイド部311の内周面311aが、クラッチシリンダ1の内周筒部1bの外周面に微小隙間を介して外挿されているので、クラッチシリンダ1に対する偏心が有効に規制される。
また、高速回転時にはキャンセル油圧室10Bに生じる遠心油圧が上昇し、しかもこの遠心油圧は外周側ほど高くなるので、外周シール部材33には高圧が作用することになる。しかしながら、図示の形態によれば、外周シール部材33はキャンセルプレート3の本体31における外周部の高圧側(キャンセル油圧室10B側)となる軸方向一側面31bにバックアップされているので、クラッチピストン2の外周筒部2bの内周面との摺動負荷やこれによる外周シール部材33の摩耗が有効に抑制され、その耐圧性を向上することができる。。
また、油圧クラッチ装置の組立において、キャンセルプレート3をクラッチシリンダ1に組み込む際には、内周シール部材32を、スナップリング用の係止溝1dの外周を通過させる必要がある。しかしながら本発明では、内周シール部材32は、キャンセルプレート3の本体31におけるガイド部311の内周面311aには形成されておらず、しかもガイド部311の先端面311bに対する内周シール部材32の衝合面32cのうち内周側が非接着であることによって、この内周シール部材32は、図2(B)に示されるように外径側へ容易に広げることができるため、内周シール部材32と係止溝1dとの干渉を回避して、キャンセルプレート3の装着性を向上することができる。
なお、図示の形態では本発明をキャンセルプレート3について適用したが、他の環状仕切部品であるクラッチピストン2にも適用することができる。
すなわち、図1の例では、クラッチピストン2の内周部及び外周部にはクラッチシリンダ1の内周筒部1bの外周面及び外周筒部1cの内周面と摺動可能に密接されるOリング21,22が嵌着されているが、この部分を、上述のキャンセルプレート3の内周部及び外周部のシール構造と同様に構成することによって、クラッチピストン2の偏心を防止すると共に、装着性を向上することができる。
1 クラッチシリンダ
1a 端盤部
1b 内周筒部
1c 外周筒部
2 クラッチピストン(環状仕切部品)
21,22 Oリング
3 キャンセルプレート(環状仕切部品)
31 本体
311 ガイド部
311a 内周面
311b 先端面(軸方向一側面)
32 内周シール部材
33 外周シール部材
32c 衝合面
10A 加圧室
10B キャンセル油圧室

Claims (3)

  1. 内周筒部及び外周筒部を有するクラッチシリンダに内挿される部品であって、金属からなる環状の本体と、その内周部及び外周部に一体に設けられたゴム状弾性材料からなる内周シール部材及び外周シール部材とを備え、前記本体の内周部に、内周面が前記クラッチシリンダの内周筒部の外周面と微小隙間を介して対向されるガイド部が形成され、前記内周シール部材が、前記ガイド部における高圧側となる軸方向一側面に突設されたことを特徴とする油圧クラッチ装置の環状仕切部品。
  2. 内周シール部材は本体に一体成形されたものであり、前記本体のガイド部における軸方向一側面に対する前記内周シール部材の衝合面のうち内周側が、前記軸方向一側面と非接着であることを特徴とする請求項1に記載の油圧クラッチ装置の環状仕切部品。
  3. 外周シール部材が、本体の外周部における高圧側となる軸方向一側面に突設されたことを特徴とする請求項1に記載の油圧クラッチ装置の環状仕切部品。
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