JP2010188403A - 形状凍結性に優れたアルミニウム合金板材のプレス成形方法 - Google Patents
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Abstract
しわ押さえ荷重を付与しながらハット型断面形状に曲げ加工するアルミニウム合金板材のプレス成形において、形状凍結不良(スプリングバック)を低減させて良好な形状凍結性を実現するためのプレス成形方法を提供する。
【解決手段】
しわ押さえ荷重を付与しながらハット型断面形状に曲げ加工するアルミニウム合金板材のプレス成形方法において、パンチ肩部のワークの断面積A0とワークの引張強度TSの積をfとするとき、成形開始時点から全ストロークの90%位置に到るまでの間はパンチ荷重PをfのA%以下(但し、A≦45)に制御すると共に、全ストロークの90%位置を超えた時点から成形終了時点に到るまでの間(成形終了時点を含む。)においてパンチ荷重PをfのB%(但し、77≦B≦90、かつ、(B/A)≧2)にまで高めるように制御するものであることを特徴とするアルミニウム合金板材のプレス成形方法。
【選択図】図6
Description
(1)しわ押さえ荷重を付与しながらハット型断面形状に曲げ加工するアルミニウム合金板材のプレス成形方法において、パンチ肩部のワークの断面積A0とワークの引張強度TSの積をfとするとき、成形開始時点から全ストロークの90%位置に到るまでの間はパンチ荷重PをfのA%以下(但し、A≦45)に制御すると共に、全ストロークの90%位置を超えた時点から成形終了時点に到るまでの間(成形終了時点を含む。)においてパンチ荷重PをfのB%(但し、77≦B≦90、かつ、(B/A)≧2)にまで高めるように制御するものであることを特徴とするアルミニウム合金板材のプレス成形方法。
但し、増大させた後のパンチ荷重Pをfの90%以上にしても、スプリングバックの抑制効果はそれ以上には向上せず、むしろパンチ肩部での極端な板厚減少が生じる可能性が高くなる。
従って、成形ストロークの終盤(全ストロークの90%位置を超えた時点から成形終了時点に到るまでの間(成形終了時点を含む。))において、スプリングバック低減の目的でワークに引張応力を負荷するためにパンチ荷重PをfのB%にまで高めるというときの、Bの値については、77≦B≦90となるように制御することが好ましい。
この値は、上述したスプリングバック低減のための要請である(B/A)≧2、好ましくは(B/A)≧3を満足するために必要となって来た条件(A≦45、好ましくはA≦30)ともほぼ重なっている。
である。
用いたプレス機械は図1に示すようなリンク機構をサーボモーターで制御するリンクサーボプレスであり、サーボモーターを駆動源とするサーボダイクッションが付随している。ダイを取り付けたスライドを上死点から下降させて、クッションパッドに接続されたブランクホルダーとダイとでワークの一部を狭持することによりワークにしわ押え荷重を発生させた後、スライド及びクッションパッドを同時に下降させることによりワークのしわ押え荷重を保持しつつワークの下方位置に固定されたパンチと前記ダイとでワークの成形加工を行うが、この工程において成形中の加工速度としわ押さえ荷重を可変制御することができる。
本発明例1の潤滑剤として用いたスギムラ化学工業(株)製の防錆油プレトンR−303Pの仕様を表2に示す。(なお、便宜上、表2には、後に説明する比較例1で用いた潤滑剤であるスギムラ化学工業(株)製の防錆油プレトンRS−962の仕様も同時に示してある。)
しわ押さえ荷重は、成形高さ75mm(即ち、全ストロークの94%。)までは50kN一定とし、成形高さ75mm以降では350kNに制御した。成形速度については、開始時は約110mm/sとし、その後は速度を常に低下させつつ成形を行なった。
成形高さ75mm(即ち、全ストロークの94%。)までは、P/fが30%以下となるように制御し、成形高さ75mm以降には、しわ押さえ荷重を350kNに調整制御することによって、成形終了時のP/fは84%となるように制御した。
また、全ストロークの90%位置を超えた時点から成形終了時点に到るまでの間(成形終了時点を含む。)においてパンチ荷重Pはfの84%まで高められている。即ち、請求項1に記載したBは、この場合「84」であるから、77≦B≦90なる条件を満たしている。
また、(B/A)=4.4である。
上記本発明例1で用いたプレトンR−303Pの代りに、潤滑剤としてスギムラ化学工業(株)製の防錆油プレトンRS−962を用いたこと以外は、前記本発明例1と全く同じ条件(プレス機械、ハット型断面形状、ワークとして用いたアルミニウム合金板材(6000系アルミニウム合金)、成形試験片形状、図4のしわ押さえ荷重制御パターン、図5の速度制御パターン、など。)で成形試験を行なった。
前記本発明例1と同じしわ押さえ荷重制御パターン及び同じ速度制御パターンで制御したにも拘らず、用いた潤滑剤が異なることから成形終了時のP/fは40%であった。なお、成形高さ75mm(即ち、全ストロークの94%。)までのP/fは30%以下となっている。
また、全ストロークの90%位置を超えた時点から成形終了時点に到るまでの間(成形終了時点を含む。)においてパンチ荷重Pはfの40%まで高められている。即ち、請求項1に記載したBは、この場合「40」であるから、77≦B≦90なる条件を満たしていない。
なお、(B/A)=4.4である。
表3に本発明例1と比較例1における形状凍結性の比較を示す。
本発明例1のハット型曲げ成形では幅開き率が小さくて形状凍結性が良好であるのに対して、比較例1では幅開き率が大きかった。なお、本発明例1及び比較例1共に片寄れは生じていなかった。
同一の加工条件で加工したにも拘らず、本発明例1では形状凍結性が良好であったのに、比較例1ではそれが劣悪となってしまったのは、潤滑剤が異なったことに基づく。
ここで、本発明例1及び比較例1のしわ押さえ荷重を特許文献1の「しわ押さえ力」に係る記載様式に換算してみる。
板断面積=2箇所×板厚1mm×板幅100mm=200mm2
である。従って、特許文献1に記載の「しわ押さえ力を張力換算した値」に相当する値としては、しわ押さえ荷重50×103Nを板断面積200mm2で除して250[N/mm2=MPa]になる。これは、ワークの抗張力TS(本願の「引張強度TS」に相当する。256MPa)の『98%』である。
ところで、成形開始時の「しわ押さえ力」について、特許文献1は、5%以上が好ましいとしている。(〔請求項1〕及び〔0016〕)
また、本発明例1及び比較例1においては、速度を常に低下させつつ成形を行なっているので特許文献1のように或る値まで一挙に下げるというやり方ではないが、図5の速度制御パターンから分かる通り、成形高さ66mm(即ち、全ストロークの83%。)以降において加工速度は50mm/s以下になっている。
◎即ち、特許文献1が好ましいとする範囲の中にあっても、本発明の範囲から外れてしまうものは形状凍結性が劣悪となってしまうのである。
◎即ち、特許文献1が好ましくないとする範囲であっても、本発明の範囲の中になっていれば良好な形状凍結性を得ることが可能なのである。
前記比較例1とほぼ同様の条件(プレス機械、ハット型断面形状、ワークとして用いたアルミニウム合金板材(6000系アルミニウム合金)、成形試験片形状、図4のしわ押さえ荷重制御パターン、など。)にて、ハット型断面の曲げ成形試験を行った。潤滑剤も比較例1と同様にプレトンRS−962を用いた。
また、全ストロークの90%位置を超えた時点から成形終了時点に到るまでの間(成形終了時点を含む。)においてパンチ荷重Pはfの83%まで高められている。即ち、請求項1に記載したBは、この場合「83」であるから、77≦B≦90なる条件を満たしている。
また、(B/A)=3.6である。
本発明例2のハット型曲げ成形では、幅開き率が低減されて形状凍結性は良好で、また、片寄れも生じていなかった。
実施例1のところで述べたように、同一の加工条件で加工したにも拘らず、前記本発明例1では形状凍結性が良好であったのに、前記比較例1ではそれが劣悪となってしまったのは、潤滑剤が異なったことに基づくものであった。
ワークとして用いたアルミニウム合金板材が表5に示す5000系アルミニウム合金板材であること以外は本発明例1と全く同様の条件(プレス機械、ハット型断面形状、成形試験片形状、潤滑剤プレトンR−303P、図4のしわ押さえ荷重制御パターン、図5の速度制御パターン、など。)にて、ハット型断面の曲げ成形試験を行なった。
成形高さ75mm(即ち、全ストロークの94%。)までのP/fは30%以下とし、成形高さ75mm以降にはしわ押さえ荷重を350kNに制御することによって成形終了時のP/fは77%とした。
また、全ストロークの90%位置を超えた時点から成形終了時点に到るまでの間(成形終了時点を含む。)においてパンチ荷重Pはfの77%まで高められている。即ち、請求項1に記載したBは、この場合「77」であるから、77≦B≦90なる条件を満たしている。
また、(B/A)=3.9である。
上記本発明例3で用いたプレトンR−303Pの代りに、潤滑剤としてスギムラ化学工業(株)製の防錆油プレトンRS−962を用いた以外は、前記本発明例3と全く同じ条件(プレス機械、ハット型断面形状、ワークとして用いたアルミニウム合金板材(5000系アルミニウム合金)、成形試験片形状、図4のしわ押さえ荷重制御パターン、図5の速度制御パターン、など。)で成形試験を行なった。
前記本発明例3と同じしわ押さえ荷重制御パターン及び同じ速度制御パターンで制御したにも拘らず、用いた潤滑剤が異なることから成形終了時のP/fは33%であった。なお、成形高さ75mm(即ち、全ストロークの94%。)までのP/fは30%以下となっている。
また、全ストロークの90%位置を超えた時点から成形終了時点に到るまでの間(成形終了時点を含む。)においてパンチ荷重Pはfの33%まで高められている。即ち、請求項1に記載したBは、この場合「33」であるから、77≦B≦90なる条件を満たしていない。
なお、(B/A)=3.3である。
表6に本発明例3と比較例2における形状凍結性の比較を示す。(W−W0)/W0の意味は、前記実施例1の場合と同様である。
本発明例3のハット型曲げ成形では幅開き率が小さくて形状凍結性が良好であるのに対して、比較例2では幅開き率が大きかった。なお、本発明例3及び比較例2共に片寄れは生じていなかった。
先に、実施例1で6000系アルミニウム合金板材について確認した現象は、本5000系アルミニウム合金板材についても同様に生じていることが確認されたといえる。
ここで、本発明例3及び比較例2のしわ押さえ荷重を特許文献1の「しわ押さえ力」に係る記載様式に換算してみる。
ところで、特許文献1は、成形開始時の「しわ押さえ力」について、前述した通り5%以上が好ましいとしている。
本発明例3及び比較例2の成形終了時のしわ押さえ荷重は、上に計算した通り金属薄板の抗張力(TS)の『643%』であるから、これを満たす。
本発明例3及び比較例2における、成形開始時の加工速度は、図5の速度制御パターンから分かる通り、約110mm/sである。
◎即ち、特許文献1が好ましいとする範囲の中にあっても、本発明から外れてしまうものは形状凍結性が劣悪となってしまうのである。
◎即ち、特許文献1が好ましくないとする範囲であっても、本発明の範囲になっていれば良好な形状凍結性を得ることが可能なのである。
前記比較例2とほぼ同様の条件(プレス機械、ハット型断面形状、ワークとして用いたアルミニウム合金板材(5000系アルミニウム合金)、成形試験片形状、図4のしわ押さえ荷重制御パターン、など。)にて、ハット型断面の曲げ成形試験を行った。潤滑剤も比較例2と同様にプレトンRS−962を用いた。
また、全ストロークの90%位置を超えた時点から成形終了時点に到るまでの間(成形終了時点を含む。)においてパンチ荷重Pはfの78%まで高められている。即ち、請求項1に記載したBは、この場合「78」であるから、77≦B≦90なる条件を満たしている。
また、(B/A)=3.9である。
本発明例4のハット型曲げ成形では、幅開き率が低減されて形状凍結性は良好で、また、片寄れも生じていなかった。
実施例3のところで述べたように、同一の加工条件で加工したにも拘らず、前記本発明例3では形状凍結性が良好であったのに、前記比較例2ではそれが劣悪となってしまったのは、潤滑剤が異なったことに基づくものであった。
しわ押さえ荷重制御パターンを変更したこと以外は、前記の本発明例1と全く同様の条件(プレス機械、ハット型断面形状、ワークとして用いたアルミニウム合金板材(6000系アルミニウム合金)、成形試験片形状、潤滑剤プレトンR−303P、図5の速度制御パターン、など。)にて、ハット型断面の曲げ成形試験を行った。
<比較例3>
成形開始時点から全ストロークの90%位置(即ち、成形高さ72mm)に到るまでの間のパンチ荷重Pはfの21%以下となっている。即ち、請求項1に記載したAは、この場合「21」である。
また、全ストロークの90%位置を超えた時点から成形終了時点に到るまでの間(成形終了時点を含む。)においてパンチ荷重Pはfの28%まで高められている。即ち、請求項1に記載したBは、この場合「28」であるから、77≦B≦90なる条件を満たしていない。
なお、(B/A)=1.3である。
<比較例4>
図18から、比較例3と同様にして調べてみると、A=42、B=53(即ち、77≦B≦90なる条件を満たしていない。)、(B/A)=1.3である。
<比較例5>
図18から、比較例3と同様にして調べてみると、A=59、B=73(即ち、77≦B≦90なる条件を満たしていない。)、(B/A)=1.2である。
比較例4では、成形高さ約25mm(即ち、全ストロークの31%。)においてP/fが30%を越えてしまった。
また、比較例5では、成形高さ約15mm(即ち、全ストロークの18%。)においてP/fが30%を越えてしまった。
比較例3〜5の全てにおいて、何れも幅開き率の低減が不十分であり、また、比較例5では片寄れも生じていた。
しわ押さえ荷重制御パターンを変更したこと以外は、前記の本発明例3と、全く同様の条件(プレス機械、ハット型断面形状、ワークとして用いたアルミニウム合金板材(5000系アルミニウム合金)、成形試験片形状、潤滑剤プレトンR−303P、図5の速度制御パターン、など。)にて、ハット型断面の曲げ成形試験を行った。
<比較例6>
成形開始時点から全ストロークの90%位置(即ち、成形高さ72mm)に到るまでの間のパンチ荷重Pはfの20%以下となっている。即ち、請求項1に記載したAは、この場合「20」である。
また、全ストロークの90%位置を超えた時点から成形終了時点に到るまでの間(成形終了時点を含む。)においてパンチ荷重Pはfの28%まで高められている。即ち、請求項1に記載したBは、この場合「28」であるから、77≦B≦90なる条件を満たしていない。
なお、(B/A)=1.4である。
<比較例7>
図19から、比較例6と同様にして調べてみると、A=40、B=55(即ち、77≦B≦90なる条件を満たしていない。)、(B/A)=1.4である。
<比較例8>
図19から、比較例6と同様にして調べてみると、A=57、B=75(即ち、77≦B≦90なる条件を満たしていない。)、(B/A)=1.3である。
比較例7では、成形高さ約50mm(即ち、全ストロークの63%。)においてP/fが30%を越えてしまった。
また、比較例8では、成形高さ約18mm(即ち、全ストロークの23%。)においてP/fが30%を越えてしまった。
比較例6〜8の全てにおいて、何れも幅開き率の低減が不十分であり、また、比較例8では片寄れも生じていた。
これは、全ストロークに渡ってしわ押さえ荷重を一定に保った場合には、本発明の「全ストロークの90%位置を超えた時点から成形終了時点に到るまでの間(成形終了時点を含む。)においてパンチ荷重PをfのB%(但し、77≦B≦90)にまで高めるように制御する」との条件(請求項1)を満たすことは不可能だったからである。
7...リンク機構、8...キャリア、9...ボールナット、11...ボールねじ、12...従動側プーリー、
13...タイミングベルト、14...駆動側プーリー、15...サーボモーター、16...制御部、
17...記憶部、18...ボルスタ、19...クッションピン、20...クッションパッド、21...油圧室、
22...圧力センサ、23...ボールナット、24...ボールねじ、25...大プーリー、
26...パルスコーダ、27...タイミングベルト、28...小プーリー、29...サーボモーター、
30...制御部、31...記憶部、32...リニアスケール
Claims (9)
- しわ押さえ荷重を付与しながらハット型断面形状に曲げ加工するアルミニウム合金板材のプレス成形方法において、パンチ肩部のワークの断面積A0とワークの引張強度TSの積をfとするとき、成形開始時点から全ストロークの90%位置に到るまでの間はパンチ荷重PをfのA%以下(但し、A≦45)に制御すると共に、全ストロークの90%位置を超えた時点から成形終了時点に到るまでの間(成形終了時点を含む。)においてパンチ荷重PをfのB%(但し、77≦B≦90、かつ、(B/A)≧2)にまで高めるように制御するものであることを特徴とするアルミニウム合金板材のプレス成形方法。
- 成形開始時点から全ストロークの90%位置に到るまでの間はパンチ荷重PをfのA%以下(但し、A≦30)に制御すると共に、全ストロークの90%位置を超えた時点から成形終了時点に到るまでの間(成形終了時点を含む。)においてパンチ荷重PをfのB%(但し、77≦B≦90、かつ、(B/A)≧3)にまで高めるように制御するものであることを特徴とする請求項1に記載のアルミニウム合金板材のプレス成形方法。
- パンチ荷重を所定の値に制御する手段がしわ押さえ荷重及び加工速度の調整制御であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のアルミニウム合金板材のプレス成形方法。
- パンチ荷重測定手段でパンチ荷重を測定し、それが所定の値になるように測定したパンチ荷重に基づきしわ押さえ荷重及び加工速度を調整制御することを特徴とする請求項3に記載のアルミニウム合金板材のプレス成形方法。
- パンチ荷重測定手段がパンチ内に設置されているものであることを特徴とする請求項4に記載のアルミニウム合金板材のプレス成形方法。
- 加工速度の調整制御がサーボ駆動にて実現されるものであることを特徴とする請求項3乃至請求項5のいずれかの項に記載のアルミニウム合金板材のプレス成形方法。
- しわ押さえ荷重の調整制御がサーボ駆動にて実現されるものであることを特徴とする請求項3乃至請求項6のいずれかの項に記載のアルミニウム合金板材のプレス成形方法。
- 金型とアルミニウム合金板材との潤滑剤として防錆油若しくはプレス油又はその双方を使用していることを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれかの項に記載のアルミニウム合金板材のプレス成形方法。
- ワークに用いるアルミニウム合金板材が5000系アルミニウム合金又は6000系アルミニウム合金であることを特徴とする請求項1乃至請求項8のいずれかの項に記載のアルミニウム合金板材のプレス成形方法。
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