JP2010186844A - 処理液供給システム及び処理液供給方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】所定の処理液を用いる装置に対し、タンク内に貯留した前記処理液を供給する処理液供給システムにおいて、前記装置への処理液供給時であっても、前記タンクへの処理液の補充を行うことができ、タクトタイムの遅延を防止する。
【解決手段】処理液Lを送出するための処理液貯留タンク1と、前記処理液貯留タンクに補充するための処理液を、補充管路4を介して前記処理液貯留タンク1に供給する処理液補充手段2と、前記補充管路4を開閉するバルブ7と、前記処理液貯留タンク1内の圧力を第一の圧力値とする第一の圧力調整手段12と、前記バルブ7よりも前記処理液補充手段2側の圧力を前記第一の圧力値よりも高い第二の圧力値とする第二の圧力調整手段23とを備え、前記バルブを開放することにより、前記処理液貯留タンクから前記装置に対して処理液を供給しつつ、前記処理液補充手段から前記処理液貯留タンクに処理液が供給される。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えばフォトリソグラフィ工程に用いられるフォトレジスト、溶剤等の処理液を供給するための処理液供給システム及び処理液供給方法に関する。
例えばFPDの製造においては、ガラス基板等の被処理基板に所定の膜を成膜した後、フォトレジスト(以下、レジストと呼ぶ)を塗布してレジスト膜を形成し、回路パターンに対応してレジスト膜を露光し、これを現像処理するという、いわゆるフォトリソグラフィ工程により回路パターンを形成する。
前記フォトリソグラフィ工程においては、レジストを供給するシステムや、レジストを溶解するための溶剤等の処理液の供給システムが必要となる。そのため、特許文献1のように処理液を供給するタンク及びバッファタンクを設けた例が示されている。
更に、図3に示すようにバッファタンクを2つ用いた例もある。図3に示す従来の処理液供給システムは、処理液を貯留し、処理液をレジスト塗布装置等による上位工程に供給可能なL/E(リキッドエンド)タンク50と、前記L/Eタンク50に処理液を補充するための2つのバッファタンク51、52とを備えている。
L/Eタンク50には、切替バルブ53が接続され、タンク内へのキャリアガスの入力とタンク内の圧力開放(ドレイン)とが切り替え可能となされている。
即ち、上位工程に処理液を供給する場合、切替バルブ53の操作によりキャリアガスがL/Eタンク50内に供給され、L/Eタンク50内が加圧される。これにより、L/Eタンク50内の処理液Lが上位工程に供給可能となる。
一方、上位工程への処理液供給によりL/Eタンク50内の処理液Lが減少し、タンク50内に処理液Lを補充する必要がある場合、切替バルブ53によりタンク内の圧力が開放され、補充可能な状態となされる。
尚、L/Eタンク50には、貯留される処理液の所定の液面位置(充填完了位置、要補充位置)を監視し、貯留残量を検出する残量センサ70が設けられている。
即ち、L/Eタンク50に対する処理液Lの補充/終了のタイミングは、前記残量センサ70の検出結果に基づき行われる。
L/Eタンク50内に処理液Lを補充する場合、L/Eタンク50とバッファタンク51,52との連通を制御するバルブ54が開かれる。このバルブ54には、2つのバッファタンク51、52のうち、切替バルブ55によって選択されたいずれかから処理液Lが供給される。
前記バッファタンク51、52には、キャリアガスの入力と開放(ドレイン)とを切り替える切替バルブ56,57が接続されており、L/Eタンク50への補充時はキャリアガスによりバッファタンク51,52内が加圧されるようになされている。尚、バッファタンク51、52内の圧力は、圧力調整弁60、61が設けられることにより過度の上昇が防止されるようになされている。
また、バッファタンク51、52には、L/Eタンク50と同様に貯留残量を検出する複数の残量センサ71、72が設けられている。
バッファタンク51(52)への処理液の補充は、処理液Lの補充管に設けられたバルブ58(59)が開かれることにより行われるが、それに同期して前記切替バルブ56(57)がドレイン側に切り替えられるようになされている。
特開2001−230191号公報
図3に示した従来の供給システムにあっては、L/Eタンク50内の処理液残量が少なくなると、バッファタンク51、52のいずれかからL/Eタンク50への処理液補充を行うことができる。
しかしながら、L/Eタンク50への補充作業がなされる間、L/Eタンク50内の圧力は開放され、上位工程への処理液の供給を行うことができない。そのため、上位工程を中断しなければならず、タクトタイムが遅延するという課題があった。
前記課題に対し、L/Eタンク50における処理液残量を複数段階に検出し、補充の機会を増やすことによって各補充時間を短縮する方法もあるが、上位工程へ処理液供給できないという状態を完全に無くすことは出来なかった。
本発明は、前記したような事情の下になされたものであり、所定の処理液を用いる装置に対し、タンク内に貯留した前記処理液を供給する処理液供給システムにおいて、前記装置への処理液供給時であっても、前記タンクへの処理液の補充を行うことができ、タクトタイムの遅延を防止することのできる処理液供給システム及び処理液供給方法を提供することを目的とする。
前記した課題を解決するために、本発明に係る処理液供給システムは、所定の処理液を用いる装置に対し、前記処理液を供給する処理液供給システムにおいて、前記処理液を貯留し、前記装置に前記処理液を送出するための処理液貯留タンクと、前記処理液貯留タンクに補充するための処理液を、補充管路を介して前記処理液貯留タンクに供給可能な処理液補充手段と、前記補充管路を開閉するバルブと、前記処理液貯留タンク内の圧力を第一の圧力値とする第一の圧力調整手段と、前記処理液補充手段側の圧力を前記第一の圧力値よりも高い第二の圧力値とする第二の圧力調整手段とを備え、前記バルブを開放することにより、前記処理液貯留タンクから前記装置に対して処理液を供給しつつ、前記処理液補充手段から前記処理液貯留タンクに処理液が供給されることに特徴を有する。
尚、前記処理液補充手段は、前記補充管路を介して前記処理液貯留タンクと連通し、前記処理液を貯留するバッファタンクを備え、前記第二の圧力調整手段は、前記バッファタンク内を前記第二の圧力値とすることが望ましい。
このような構成によれば、前記バッファタンク内の圧力は、前記処理液貯留タンクが上位工程への処理液供給を行っているか否かに拘わらず、処理液貯留タンク内の圧力よりも常に高い状態となされる。このため、前記補充管路においてバルブを開いた際にバッファタンクから処理液貯留タンクに処理液を自動的に供給することができる。
したがって、処理液貯留タンクへの処理液の補充時であっても上位工程を中断することがなく、タクトタイムの遅延を防止することができる。
また、前記処理液貯留タンクにおける処理液の残量が所定量であることを検出する残量検出手段と、前記残量検出手段の検出結果に基づき前記バルブの開閉制御を行う制御手段とを備えることが望ましい。
このように残量検出手段を設けることにより、処理液貯留タンクの残量が少なくなったときに自動的に処理液の補充を行うことができ、充填されると自動的に補充を終了することができる。
また、前記した課題を解決するために、本発明に係る処理液供給方法は、所定の処理液を貯留し、前記処理液を用いる装置に対し前記処理液を送出可能な処理液貯留タンクに、補充管路を介して前記処理液を補充する処理液供給方法であって、前記処理液貯留タンクの圧力を第一の圧力値とするステップと、前記補充管路を開閉するバルブよりも上流側の圧力を前記第一の圧力値よりも高い第二の圧力値とするステップと、前記処理液貯留タンクに前記処理液の補充が必要な場合に、前記バルブを開くステップとを実行することに特徴を有する。
このような方法によれば、前記バッファタンク内の圧力は、前記処理液貯留タンクが上位工程への処理液供給を行っているか否かに拘わらず、処理液貯留タンク内の圧力よりも常に高い状態となされる。このため、前記補充管路においてバルブを開いた際にバッファタンクから処理液貯留タンクに処理液を自動的に供給することができる。
したがって、処理液貯留タンクへの処理液の補充時であっても上位工程を中断することがなく、タクトタイムの遅延を防止することができる。
また、前記処理液貯留タンクに前記処理液の補充が必要な場合に、前記バルブを開くステップにおいて、前記処理液貯留タンクにおける処理液の残量が所定量であることを検出し、前記検出の結果に基づき前記バルブの開閉制御を行うことが望ましい。
このようにタンク内の処理液の残量に基づきバルブ開閉することにより、処理液貯留タンクの残量が少なくなったときに自動的に処理液の補充を行うことができ、充填されると自動的に補充を終了することができる。
本発明によれば、所定の処理液を用いる装置に対し、タンク内に貯留した前記処理液を供給する処理液供給システムにおいて、前記装置への処理液供給時であっても、前記タンクへの処理液の補充を行うことができ、タクトタイムの遅延を防止することのできる処理液供給システム及び処理液供給方法を得ることができる。
図1は、本発明に係る処理液供給システムの構成を模式的に示す回路図である。 図2は、図1の処理液供給システムにおける一連の動作を示すフローである。 図3は、従来の処理液供給システムの構成を模式的に示す回路図である。
以下、本発明にかかる実施の形態につき、図に基づいて説明する。図1は、本発明に係る処理液供給システムの構成を模式的に示す回路図である。
図示する処理液供給システム100は、上位工程である例えばフォトリソグラフィ工程で使用される処理液を供給するシステムである。
図示するように処理液供給システム100は、上位工程(上位装置)に処理液Lを供給するため処理液Lを貯留するL/E(リキッドエンド)タンク1(処理液貯留タンク)と、このL/Eタンク1内に処理液Lを補充するためのバッファタンク2(処理液補充手段)とを備える。
尚、バッファタンク2の容積は、所定容積(例えば2リットル)を有するL/Eタンク1よりも十分に大きい容積(例えば10リットル)であることが好ましい。
L/Eタンク1には、上位装置(図示せず)に処理液Lを供給するための供給管路3と、バッファタンク2からの処理液Lの供給路となる補充管路4と、L/Eタンク1内を加圧または開放(ドレインに連通)するためのタンク圧制御管路5とが接続されている。
また、前記補充管路4には管路の開閉を行うバルブ7が設けられ、バッファタンク2からL/Eタンク1への処理液補充時はバルブ7が開放され、それ以外では閉じられるようになされている。
また、一端がL/Eタンク1に接続された前記タンク圧制御管路5の他端には、ドレイン管8と気体供給管9とを切り替える切替バルブ10が設けられている。前記気体供給管9からは、L/Eタンク1内を加圧するためのキャリアガス(例えばN2ガス)が供給されている。
前記気体供給管9には、該気体供給管9からのキャリアガスによってL/Eタンク1内が加圧される場合に、L/Eタンク1内の圧力を予め設定された圧力値(例えば0.2MPa)とする精密レギュレータ12(第一の圧力調整手段)が設けられている。この精密レギュレータ12が設けられることにより、L/Eタンク1から上位装置への処理液供給中にバッファタンク2からの処理液供給が開始されても、L/Eタンク1内の圧力変動を無くし、上位装置に安定して処理液供給を行うことができる。
また、L/Eタンク1には、貯留される処理液Lの所定の液面位置(充填完了位置、要補充位置)を監視し、貯留残量を検出する残量センサ13、14(残量検出手段)が設けられている。
一方、バッファタンク2には、前記補充管路4の他、このバッファタンク2に対し処理液Lを補充するための補充管路15と、バッファタンク2内を加圧または開放(ドレインに連通)するためのタンク圧制御管路16とが接続されている。
さらには、バッファタンク2内の圧力が過度に上昇することを防止するために圧力調整弁24が設けられた管路17が接続されている。
前記補充管路15には、この管路15を開閉するためのバルブ18が設けられ、前記バルブ18が開かれることによって、バッファタンク2内に新たに処理液Lが供給されるようになされている。
また、一端が前記バッファタンク2に接続される前記タンク圧制御管路16の他端には、ドレイン管19と気体供給管20とを切り替える切替バルブ21が設けられている。
前記気体供給管20からは、バッファタンク2内を加圧するためのキャリアガス(例えばN2ガス)が供給されている。
前記気体供給管20には、該気体供給管20からのキャリアガスによってバッファタンク2内が加圧される際、バッファタンク2内の圧力を予め設定された圧力値(例えば0.3MPa)とするレギュレータ23(第二の圧力調整手段)が設けられている。この圧力値は、L/Eタンク1内の圧力値(例えば0.2MPa)よりも高い値に設定されている。
また、バッファタンク2には、貯留される処理液Lの所定の液面位置を監視し、貯留残量を検出する残量センサ25、26が設けられている。
この処理液供給システム100において、前記残量センサ13,14,25,26の検出信号は、このシステム100の各バルブの動作制御を行う制御部40(制御手段)に出力される。
続いて、図2のフローに基づき、処理液供給システム100における一連の動作について説明する。
この処理液供給システム100において、上位工程への処理液供給が必要になると(図2のステップST1)、制御部40は切替バルブ10を気体供給管9側に切り替え、キャリアガスをL/Eタンク1内に導入してタンク1内を加圧する。ここで、精密レギュレータ12の動作により、L/Eタンク1内の圧力値は所定値(例えば0.2MPa)となされる。
また、キャリアガスの圧力により上位工程に処理液Lが供給される(図2のステップST2)。
L/Eタンク1内の処理液残量が減少し、要補充状態であることが残量センサ14により検出されると(図2のステップST3)、制御部40は前記補充管路4のバルブ7を開き、L/Eタンク1とバッファタンク2とを連通させる。
ここで、バッファタンク2において、タンク圧制御管路16の切替バルブ21は気体供給管20側に開かれており、バッファタンク2内は、レギュレータ23の動作により、L/Eタンク1内よりも高い所定の圧力値(例えば0.3MPa)となされている。
したがって、L/Eタンク1とバッファタンク2との間には、所定の差圧(例えば0.1MPa)が生じ、前記のように補充管路4のバルブ7が開かれると、バッファタンク2からL/Eタンク1に向けて(即ち圧力値が高い方から低い方に向けて)処理液Lが流れ、L/Eタンク1内に処理液Lが補充される(図2のステップST4)。
このようにL/Eタンク1への補充と上位工程への処理液供給とが同時になされる状態から、上位工程への処理液供給が先に終了すると(図2のステップST5)、L/Eタンク1において切替バルブ10がドレイン管8側に切り替えられる。これによりL/Eタンク1内の圧力が開放され、より効率的にL/Eタンク1への補充作業が継続される(図2のステップST6)。
その後、残量センサ13がL/Eタンク1への処理液Lの充填を検出すると、制御部40は補充管路4のバルブ7を閉じ、充填作業が終了する(図2のステップST7)。
一方、ステップST5において、上位工程への処理液供給が終了する前にL/Eタンク1への処理液Lの充填作業が終了すると(図2のステップST8)、制御部40は補充管路4のバルブ7を閉じる。
そして、上位工程への処理液供給が終了すると、ディスペンサユニット6の動作が停止される(図2のステップST9)。
尚、L/Eタンク1の容量(例えば2リットル)に対してバッファタンク2の容量を十分に大きいもの(例えば10リットル)としておくことにより、バッファタンク2が要補充状態となるまでは、何度も自動的にL/Eタンク1に補充することが可能となる。
バッファタンク2内の処理液残量が減少し、要補充状態であることが残量センサ26により検出されると、切替バルブ21はドレイン管19側に切り替えられ、バルブ18が開かれて補充管路15から処理液Lがバッファタンク2内に供給される。そして、残量センサ26が充填を検出すると、バルブ18が閉じられ、切替バルブ21が気体供給管20側に切り替えられて、バッファタンク2内の気圧は再び所定値(例えば0.3MPa)に保たれる。
以上のように本実施の形態によれば、バッファタンク2内の圧力は、L/Eタンク1が上位工程への処理液供給を行っているか否かに拘わらず、L/Eタンク1内の圧力よりも常に高い状態となされる。このため、補充管路4においてバルブ7を開放した際にバッファタンク2からL/Eタンク1に処理液Lを自動的に供給することができる。
したがって、L/Eタンク1への処理液の補充時であっても上位工程を中断することがなく、タクトタイムの遅延を防止することができる。
尚、前記実施の形態においては、L/Eタンク1に処理液を供給する処理液補充手段としてバッファタンク2を設けたが、本発明の処理液供給システム100においては、それに限定されず、バッファタンク2を用いなくとも補充管路4に処理液Lを供給できる手段であればよい。
また、前記実施の形態においては、L/Eタンク1内の圧力を予め設定された圧力値とするために、精密レギュレータ12を設けたが、本発明に係る処理液供給システムにおいては、その形態に限定されるものではない。例えば、精密レギュレータ12の出力圧を圧力センサ(図示せず)によって検出し、制御部40から精密レギュレータ12の出力圧にフィードバック制御する構成としてもよい。そのように構成することにより、さらに高精度にL/Eタンク1内の圧力を安定させることができる。
1 L/Eタンク(処理液貯留タンク)
2 バッファタンク(処理液補充手段)
3 供給管路
4 補充管路
5 タンク圧制御管路
8 ドレイン管
9 気体供給管
10 切替バルブ
12 精密レギュレータ(第一の圧力調整手段)
13 残量センサ
14 残量センサ
15 補充管路
16 タンク圧制御管路
17 ドレイン管路
18 バルブ
19 ドレイン管
20 気体供給管
21 切替バルブ
23 精密レギュレータ(第二の圧力調整手段)
25 残量センサ
26 残量センサ
40 制御部(制御手段)
100 処理液供給システム
L 処理液

Claims (5)

  1. 所定の処理液を用いる装置に対し、前記処理液を供給する処理液供給システムにおいて、
    前記処理液を貯留し、前記装置に前記処理液を送出するための処理液貯留タンクと、前記処理液貯留タンクに補充するための処理液を、補充管路を介して前記処理液貯留タンクに供給可能な処理液補充手段と、前記補充管路を開閉するバルブと、前記処理液貯留タンク内の圧力を第一の圧力値とする第一の圧力調整手段と、前記処理液補充手段側の圧力を前記第一の圧力値よりも高い第二の圧力値とする第二の圧力調整手段とを備え、
    前記バルブを開放することにより、前記処理液貯留タンクから前記装置に対して処理液を供給しつつ、前記処理液補充手段から前記処理液貯留タンクに処理液が供給されることを特徴とする処理液供給システム。
  2. 前記処理液補充手段は、
    前記補充管路を介して前記処理液貯留タンクと連通し、前記処理液を貯留するバッファタンクを備え、
    前記第二の圧力調整手段は、前記バッファタンク内を前記第二の圧力値とすることを特徴とする請求項1に記載された処理液供給システム。
  3. 前記処理液貯留タンクにおける処理液の残量が所定量であることを検出する残量検出手段と、
    前記残量検出手段の検出結果に基づき前記バルブの開閉制御を行う制御手段とを備えることを特徴とする請求項1または請求項2に記載された処理液供給システム。
  4. 所定の処理液を貯留し、前記処理液を用いる装置に対し前記処理液を送出可能な処理液貯留タンクに、補充管路を介して前記処理液を補充する処理液供給方法であって、
    前記処理液貯留タンクの圧力を第一の圧力値とするステップと、
    前記補充管路を開閉するバルブよりも上流側の圧力を前記第一の圧力値よりも高い第二の圧力値とするステップと、
    前記処理液貯留タンクに前記処理液の補充が必要な場合に、前記バルブを開くステップとを実行することを特徴とする処理液供給方法。
  5. 前記処理液貯留タンクに前記処理液の補充が必要な場合に、前記バルブを開くステップにおいて、前記処理液貯留タンクにおける処理液の残量が所定量であることを検出し、前記検出の結果に基づき前記バルブの開閉制御を行うことを特徴とする請求項4に記載された処理液供給方法。
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