JP2010185584A - 店舗設備集中管理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】全ての冷凍・冷蔵ショーケースの中から特定の冷凍・冷蔵ショーケース内の運転状態の目視による確認を効率的に行うことができる店舗設備集中管理装置を提供すること。
【解決手段】冷凍・冷蔵ショーケース4における電気機器29に通信線をもって接続されるとともに計時手段32を有し、記憶手段31に記憶させた設定条件に基づいて、各冷凍・冷蔵ショーケース4を制御するようにした中央管理装置30を有する店舗設備集中管理装置であって、中央管理装置30は、記憶手段31に記憶された情報及び電気機器29から入力された情報を表示する表示手段33を有し、表示手段33は全ての冷凍・冷蔵ショーケース4の運転状態を表示する第1の運転状態確認画面と、選択された特定の冷凍・冷蔵ショーケース4の運転状態を表示する第2の運転状態確認画面と、を表示する。
【選択図】図5

Description

本発明は、記憶手段に記憶させた設定条件に基づいて、各冷凍・冷蔵ショーケースを制御するようにした中央管理装置を有する店舗設備集中管理装置に関する。
従来、コンビニエンスストアに店舗サーバー装置(中央管理装置)を設けるとともに、コンビニエンスストアの店舗内に食品の冷凍/冷蔵を行うリーチン・ショーケースを複数設け、店舗サーバー装置とリーチン・ショーケースとを制御LANで接続することによって、店舗サーバー装置で各リーチン・ショーケースの温度調整を行っている。このような店舗サーバー装置においては、各リーチン・ショーケースの内部に、庫内温度を測定する庫内温度計が備えられており、この庫内温度計での測定温度が制御LANを介して店舗サーバー装置に送信され、店舗サーバー表示画面(第1の運転状況確認画面)上に各リーチン・ショーケースの庫内温度が表示されるようになっているものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−300001号公報(第8頁、第1図)
一方、一般的な店舗では、店舗内に複数設けられている、食品等を冷凍・冷蔵する冷凍・冷蔵ショーケースに品質管理表を備え、店舗の従業員が定期的に冷凍・冷蔵ショーケースの温度チェック並びに品質管理表に異常のない旨を記録することで冷凍・冷蔵ショーケース内の庫内温度管理を行っているが、品質管理表の交換コストがかかるため、特許文献1に示すような店舗サーバー装置(中央管理装置)を導入して冷凍・冷蔵ショーケース内の庫内温度管理をする店舗が増加している。
しかしながら、特許文献1にあっては、特定の庫内温度管理を行う冷凍・冷蔵ショーケースをチェックしようとすると、店舗サーバー表示画面(第1の運転状況確認画面)に表示される全ての冷凍・冷蔵ショーケースの中から特定の冷凍・冷蔵ショーケースを見つけ出して庫内温度をチェックしなければならないため、庫内温度のチェックに時間がかかりすぎてしまうという問題がある。
本発明は、このような問題点に着目してなされたもので、全ての冷凍・冷蔵ショーケースの中から特定の冷凍・冷蔵ショーケース内の運転状態の目視による確認を効率的に行うことができる店舗設備集中管理装置を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、本発明の請求項1に記載の店舗設備集中管理装置は、
複数の冷凍・冷蔵ショーケースにおける電気機器に通信線をもって接続されるとともに計時手段を有し、記憶手段に記憶させた設定条件に基づいて、各冷凍・冷蔵ショーケースを制御するようにした中央管理装置を有する店舗設備集中管理装置であって、
前記中央管理装置は、前記記憶手段に記憶された情報及び前記電気機器から入力された情報を表示する表示手段を有し、該表示手段は全ての前記冷凍・冷蔵ショーケースの運転状態を表示する第1の運転状態確認画面と、選択された特定の冷凍・冷蔵ショーケースの運転状態を表示する第2の運転状態確認画面と、を表示することを特徴としている。
この特徴によれば、使用者は第2の運転状態確認画面から選択された特定の冷凍・冷蔵ショーケースの運転状態のみを目視で確認することができるので、例えば、冷蔵条件が共通の各グループの代表した1台を特定のショーケースとしておおよその表示をすることで、ショーケース全体の運転状態を効率的に確認することができる。
本発明の請求項2に記載の店舗設備集中管理装置は、請求項1に記載の店舗設備集中管理装置であって、
前記第2の運転状態確認画面は、前記表示手段の初期画面から切り換え可能であることを特徴としている。
この特徴によれば、使用者は、初期画面から直ちに第2の運転状態確認画面に移行して、選択された特定の冷凍・冷蔵ショーケースの運転状態を確認することができる。
本発明の請求項3に記載の店舗設備集中管理装置は、請求項1または2に記載の店舗設備集中管理装置であって、
前記表示手段は、前記冷凍・冷蔵ショーケース毎の運転状態の詳細を示す第3の運転状態確認画面を表示可能であり、前記冷凍・冷蔵ショーケースは、該第3の運転状態確認画面から選択された特定の冷凍・冷蔵ショーケースとして前記第2の運転状態確認画面に登録可能であることを特徴としている。
この特徴によれば、例えば、第3の運転状態確認画面で異常が発生した冷凍・冷蔵ショーケースを第2の運転状態確認画面に登録することで、異常が発生した冷凍・冷蔵ショーケースの監視を行うことができる。
実施例における店舗設備集中管理装置が適用された店舗を示す平面図である。 ショーケースを示す正面図である。 ショーケースを示す縦断側面図である。 品質管理表の表示を示す正面図である。 店舗設備集中管理装置の構成を示すブロック図である。 記憶部に記憶されているケースモニタテーブルを示す図である。 記憶部に記憶されている温度管理テーブルを示す分である。 中央管理装置の表示画面に表示される初期画面を示す図である。 中央管理装置の表示画面に表示されるショーケース管理画面を示す図である。 中央管理装置の表示画面に表示されるケースモニタ画面を示す図である。 中央管理装置の表示画面に表示される運転状態詳細画面を示す図である。 中央管理装置の表示画面に表示される特定温度管理表画面を示す図である。
本発明に係る店舗設備集中管理装置を実施するための形態を実施例に基づいて以下に説明する。
実施例に係る店舗設備集中管理装置につき、図1から図12を参照して説明する。図1の符号1は、本発明の店舗設備集中管理装置が適用されたスーパーマーケット等の店舗である。この店舗1は、買物客が買物を行う販売スペース2と、冷蔵庫や冷凍庫等を運転管理する空間をなすバックヤード3と、から構成されている。
販売スペース2内には、複数の商品を陳列するための本発明における冷凍・冷蔵ショーケースとしてのショーケース4が並設されている。これらショーケース4は、商品を低温に保ったまま冷凍または冷蔵した状態で陳列可能となっている。また、ショーケース4は、陳列する商品としての肉類、野菜類、魚介類等毎に販売スペース2内での配置が決められており、同一種類の商品を陳列するショーケース4毎がグループGを構成して配置されている(図5参照)。
また、バックヤード3には、搬入した商品を冷凍保存するための冷蔵庫や冷凍庫36が複数設けられている冷凍庫コントロール室5と、中央管理装置30が配備されているとともに、従業員が売上の集計作業等の事務仕事を行う事務所6と、冷凍機の運転圧力を監視するための圧力センサ35aを備えた監視ルーム35と、が設けられている。
次に、販売スペース2に並設されているショーケース4について説明する。これらショーケース4は、図2及び図3に示すように、商品を取り扱う販売スペース2内で左右方向に複数連設されている。
ショーケース4は、正面から開口された内箱7と、この内箱7と同じく正面側が開口され、内箱7を囲繞するように左右方向に設けられた外箱8とからなり、外箱8は発泡ウレタン樹脂材等からなる断熱部材と、この断熱部材の表裏面を覆うスチール金属等の表面板と、から構成されている。また、外箱8と内箱7との間には通風路9が形成され、この外箱8と内箱7によってショーケース本体10が構成されている。更に、通風路9内には、冷却装置11と送風機12とを備えている。
そして、正面側を開口した内箱7により囲まれた冷蔵室13には、商品を陳列する陳列棚14が上下方向に複数設置され、下部に設けられた底板15にも商品(図示省略)を陳列可能になっており、商品を多数載置可能な構成となっている。更に、各陳列棚14の前端部下面には、直下の陳列棚14もしくは底板15に陳列された商品を照明可能な蛍光灯等の照明装置16が設けられている。
ショーケース本体10の下部には、通風路9に空気を取り込む吸込口17が形成されており、ショーケース本体10の上部には、冷却装置11によって冷却された冷気の冷気吹出口18が形成されている。この冷気吹出口18から、送風機12の稼動によって冷却装置11で冷却された冷気が吸込口17に向かって吹き出されて、ショーケース本体10の内箱7の正面側への開口を閉塞するエアーカーテン19が形成されている。
このエアーカーテン19の一部が冷蔵室13内に供給されることで、冷蔵室13内は一定の低温を保つことができ、冷蔵室13内の陳列棚14や底板15に載置される商品(図示省略)を冷蔵・冷凍した状態で陳列できるようになっている。尚、冷蔵室13内には、室内温度計20が取り付けられており、常時冷蔵室13内の室内温度を測定可能となっている。
更に尚、冷却装置11の上方には冷気温度計21が設けられており、常時冷却装置11によって冷却された冷気の温度を測定可能となっている。加えて、冷却装置11の上下端部には冷却装置11を加熱するためのヒータ22が取り付けられており、冷却装置11に付着した霜を融解することで霜取りが可能となっている。この融解した霜は、外箱8の下端部に接続されたドレイン管23を介してショーケース4の外部に排出されるようになっている。
冷気吹出口18の前方位置には、前方下方に向けて左右幅方向に延びる前部整流板24が延設されており、冷気吹出口18の後方位置には、前方下方に向けて左右幅方向に延びる後部整流板25が延設され、これら前部整流板24と後部整流板25によって冷気吹出口18から吹出される冷気の整流が助長されている。
そして、ショーケース本体10の前方上端部には、冷蔵室13内を照らす蛍光ランプ26が配設されており、ショーケース4に載置された商品を手に取る買物客等が眩しくないように蛍光ランプ26の前方はキャノピー27によって覆われている。
また、吸込口17の近傍であるショーケース本体10の下部には表示装置28が設けられている。この表示装置28は、図4に示すように、電子的に書き換え可能な電子ペーパーによって構成される表示画面28aを備えている。この表示画面28aには、例えば、店舗1の開店時間である10時から19時までの3時間おきに冷蔵室13内の室内温度が定期点検されることで、各定期点検された時間に点検済みを示すチェックが表示されるようになっている。
そして、図3に示すように、ショーケース本体10の後方上部には、蛍光ランプ26と照明装置16と室内温度計20と冷気温度計21と冷却装置11と送風機12とヒータ22と表示装置28とに接続される本発明における電気機器としてのショーケースコントローラ29が設けられており、これら蛍光ランプ26と照明装置16と冷却装置11と送風機12とヒータ22と表示装置28とを直接制御可能となっている。また、これらショーケースコントローラ29は、それぞれが固有のショーケースIDを有している。
特に、本実施例では、同一グループG内のショーケース4のうち1基を親機として、この親機の親機ショーケースコントローラ29aとその他のショーケースコントローラ29とを通信可能に接続することで、親機ショーケースコントローラ29が各ショーケース4における蛍光ランプ26と照明装置16との点灯及び消灯と、冷却装置11の霜取りと、を制御可能となっている。
上述のように構成された各ショーケースコントーラ29,29aは、バックヤード3の事務所6内に設けられた中央管理装置30に通信可能に接続されており、店舗1の従業員が中央管理装置30を操作することで冷蔵室13内の室内温度等の運転状態を管理可能となっている。
具体的には、図5に示すように、中央管理装置30は、ショーケース4における蛍光ランプ26と照明装置16や、冷蔵室13内の室内温度等の運転状態の管理設定を記憶可能であり、図6に示すケースモニタテーブルと図7に示す温度管理テーブルとが記憶されている、本発明における記憶手段としての記憶部31と、現在の日付及び時刻を計時しているRTC(リアルタイムクロック)32と、ショーケース4の各種運転状態を表示するための本発明における表示手段としてのディスプレイ33と、ショーケース4の各種運転状態の管理を実行する中央制御回路34と、から構成されている。
尚、ケースモニタテーブルと温度管理テーブルについて詳述すると、図6に示すように、このケースモニタテーブルには、中央管理装置30が各ショーケース4を管理するための管理番号と、ショーケース名称と、各ショーケース4のショーケースコントローラ29が有しているショーケースIDと、が関連付けられて記憶されている。そして、図7に示すように、温度管理テーブルには、後述する管理表番号と、管理番号と、ショーケース名称と、ショーケースIDと、が関連付けられて記憶されている。
また、中央管理装置30は、各ショーケース4のショーケースコントローラ29に接続されており、親機ショーケースコントローラ29aを介して間接的に同一グループG内の各ショーケース4における蛍光ランプ26と照明装置16との点灯及び消灯と、冷却装置11の霜取りと、を制御可能となっている。
加えて、各ショーケースコントローラ29は、中央管理装置30と接続されることによって、室内温度計20の測定値をショーケースIDとともに中央管理装置30に送信可能となっており、中央制御回路34は、室内温度計20の測定値とともに受信したショーケースIDを基に図6に示すケースモニタテーブルを参照し、室内温度計20の測定値をショーケース4別にディスプレイ33に表示させることで、使用者はショーケース4の運転状態としての室内温度の管理が可能となっている。
更に、本実施例におけるディスプレイ33は、特に図示しないが、表面に透明電極等で構成したタッチパネルが備えられたタッチパネルディスプレイであり、店舗1の従業員等の使用者がディスプレイ33の表面を指等で接触操作することで、中央管理装置30の操作が可能となっている。
尚、冷凍庫コントロール室5内の冷凍庫36は、特に図示しないがショーケース4と同じく庫内の温度を測定する室内温度計を備えている。そして、中央管理装置30は、これら冷凍庫コントロール室5内の冷凍庫36と、各ショーケースコントローラ29,29aとに監視ルーム35を介して接続されており、使用者は各ショーケース4と冷凍庫36との室内温度と運転圧力とを管理可能となっている。
次に、中央管理装置30のディスプレイ33に表示される各画面について説明する。先ず、中央管理装置30を起動すると、ディスプレイ33には図8に示す初期画面が表示される。この初期画面中央には、販売スペース2内の各ショーケース4の運転状態を管理するショーケースキーと、冷凍庫コントロール室5内の冷凍庫36の運転状態を管理する冷凍設備キーと、が配置されている。
そして、これらショーケースキーと冷凍設備キーとの下方には、現在の日付及び時刻とを設定するための時刻設定キーと、後述する第2の運転状態確認画面にディスプレイ33の表示を切り換えるための特定温度管理キーと、中央管理装置30において詳細な設定を行う図示しない設定画面に移行するために必要なパスワードを入力するためのパスワードキーと、が配置されている。
更に、ディスプレイ33に表示される各画面全ての下端部には、時刻設定キーを操作することで設定された現在の日付及び時刻と、初期画面を表示するためのトップ画面キーが配置されている。
使用者がこの初期画面からショーケースキーを操作すると、中央制御回路34は、ディスプレイ33に図9に示すショーケース管理画面を表示させる。このショーケース管理画面は、全てのショーケース4の照明装置16と蛍光ランプ26との点灯及び消灯状況を示すショーケース照明管理と、ショーケース4の霜取り状況を示すショーケースデフロスト管理からなり、使用者のタッチパネル操作でショーケースコントローラ29にショーケース4の照明装置16と蛍光ランプ26との点灯及び消灯と、霜取りとの命令を実行させることができる。
具体的には、ショーケース管理画面の上部には、全てのショーケース4の照明装置16と蛍光ランプ26とを一括して点灯または消灯させるショーケース管理のキー群が配置されている。使用者がこれらショーケース管理のキー群を操作して、照明装置16と蛍光ランプ26との一括点灯または消灯を設定すると、中央制御回路34は、記憶部31に照明装置16と蛍光ランプ26との一括点灯または消灯の情報を記憶させ、この記憶部31に記憶された照明装置16と蛍光ランプ26との一括点灯または消灯の情報に基づいて全てのグループG毎の親機ショーケースコントローラ29aに使用者がショーケース管理のキー群から操作した照明装置16と蛍光ランプ26との一括点灯または消灯命令を送信する。
親機ショーケースコントローラ29aが中央制御回路34から照明装置16と蛍光ランプ26との一括点灯または消灯命令を受信すると、親機ショーケースコントローラ29aは、ショーケース4の親機における照明装置16と蛍光ランプ26との点灯または消灯を実行するとともに、同一グループG内の全てのショーケースコントローラ29に照明装置16と蛍光ランプ26との点灯または消灯命令を送信し、各ショーケースコントローラ29に照明装置16と蛍光ランプ26との点灯または消灯を実行させる。
また、ショーケース管理画面の略中央部には、全てのショーケース4の霜取りを一括して行うショーケースデフロスト管理の全ケース一括デフロストのキーが配置されている。使用者がこの全ケース一括デフロストのキーを操作して全てのショーケース4の霜取りを設定すると、中央制御回路34は、記憶部に全てのショーケース4の霜取りの情報を記憶させ、この記憶部31に記憶された全てのショーケース4の霜取りの情報に基づいて全てのグループG毎の親機ショーケースコントローラ29aに、同一グループGの全てのショーケース4の霜取り命令を送信する。
親機ショーケースコントローラ29aが中央制御回路34から同一グループGの全てのショーケース4の霜取り命令を受信すると、親機ショーケースコントローラ29aは、ショーケース4の親機におけるヒータ22の加熱を実行すると共に、同一グループ内の全てのショーケースコントローラ29に霜取り命令を送信し、各ショーケースコントローラ29にヒータ22の加熱を実行させる。
更に、本実施例におけるショーケース管理画面には、全ケース一括デフロストのキーの下方に、グループ別デフロストのキーが配置されており、使用者がこのグループ別デフロストのキーを操作することで、特定のグループGのみを選択して、選択されたグループG内のショーケース4のみで霜取りを実行させることができるようになっている。
尚、ショーケース管理画面の下部にはケースモニタキーが配置されており、使用者がこのショーケース管理画面からケースモニタキーを操作すると、中央制御回路34は、ディスプレイ33に図10に示す本実施例における第1の運転状態確認画面としてのケースモニタ画面を表示させる。
このケースモニタ画面は、前述したように、中央制御回路34が室内温度計20の測定値とともに受信したショーケースIDを基に図6に示すケースモニタテーブルを参照して、室内温度計20の測定値をショーケース4別に表示させている画面である。具体的には、各ショーケース4は、ケースモニタテーブルに示す管理番号順に、管理番号とショーケース名称とショーケースIDと室内温度としての室内温度計20の測定値と、が纏められて表示されている。このうち、室内温度は各ショーケースコントローラ29から室内温度計20の測定値が送信されてくる毎に更新されるようになっており、使用者は各ショーケース4の冷蔵室13内の室内温度をほぼリアルタイムで知ることができる。
尚、本実施例におけるケースモニタ画面では、一度に表示可能なショーケース数が20件に限定されているが、ケースモニタ画面の上部に配置されている切換キーを操作すると、中央制御回路34がケースモニタ画面に次の異なる20件のショーケース4に表示変更するようになっており、切換を繰り返し操作することで全てのショーケース4を順次表示することができる。
使用者がこのケースモニタ画面から任意のショーケース4の表示を操作すると、中央制御回路34は、ディスプレイ33に図11に示す本実施例における第3の運転状態確認画面としての運転状態詳細画面を表示させる。
この運転状態詳細画面は、ケースモニタ画面において使用者によって操作されたショーケース4の冷蔵室13内の温度設定や、ショーケース4の冷蔵室13内で室内温度計20によって測定された室内温度の折れ線グラフ等が表示されており、使用者はケースモニタ画面に表示されていないショーケース4のより詳細な運転状態を管理することができる。
また、本実施例における店舗設備集中管理装置では、切換キーを操作することで全てのショーケース4を順次表示することのできるケースモニタ画面とは別に、図12に示す使用者が選択した特定のショーケース4のみを表示させる本発明における第2の運転状態確認画面としての特定温度管理表画面をディスプレイ33に表示可能となっている。
この特定温度管理表画面は、図8に示す初期画面から使用者が特定温度管理キーを操作することで、中央制御回路34がディスプレイ33の表示を切り換えることで表示される。
この特定温度管理表画面は、使用者が各グループGの親機としてのショーケース4や、売れ筋の商品が陳列されているショーケース4等を予め選択しておくことで、中央制御回路34にこれら選択されたショーケース4を表示させるようになっている。
更に、この特定温度管理表画面の上部には、前述のように小数のショーケース4を集中管理する管理表を複数切り換えることができる複数の管理表キーが配置されており、各管理表を切り換えることによって、少数のショーケース4を各目的に応じて管理することができるようになっている。
尚、特定温度管理表画面に表示させるショーケース4を選択するには、図11に示す運転状態詳細画面において、使用者が運転状態詳細画面の右方部の上下方向略中央に配置されている特定温度管理の登録キーを操作する必要がある。
この登録キーを使用者が操作すると、中央制御回路34は、図示しない管理表選択画面をディスプレイ33に表示させて、使用者に登録キーが操作されたショーケース4を表示させる管理表を選択操作させる。次に、中央制御回路34は、図7に示す温度管理テーブルに選択操作された管理表の管理表番号と、ショーケース4の管理番号とショーケース名称とショーケースIDとを関連付けて記憶させる。
つまり、本実施例では、使用者は、管理表1として、特定温度管理表画面に各グループGの親機としてのショーケース4を、管理表2として、売れ筋商品を陳列しているショーケース4を、そして管理表3として、運転状態詳細画面から冷蔵室13内の室内温度の折れ線グラフの変化から故障等の疑いのあるショーケース4を選択して表示させることで、ショーケース4の挙動を監視することができる。
尚、中央制御回路34は、使用者が特定温度管理表画面に表示されているショーケース4の表示を操作することでも運転状態詳細画面を表示可能となっている。そして、中央制御回路34は、RTC32を参照して店舗1の開店時間である10時から19時までの所定時間間隔毎に所定時間(例えば30分間)内に使用者がケースモニタ画面または特定温度管理表画面からショーケース4の表示を操作するか否かを監視している。
使用者が定期的にショーケース4の表示画面を操作して運転状況を確認すると、中央制御回路34は、ショーケースコントローラ29に対して使用者が冷蔵室13内の室内温度の定期点検を行ったこと示す定期点検完了信号を送信する。
そして、定期点検完了信号を受信したショーケースコントローラ29は、表示装置28の表示画面を操作することで、定期点検完了信号に基づいて定期点検がなされた時間に点検済みを示すチェックを表示させる。このようにすることで、使用者はショーケース4内の室内温度を直接ショーケース4毎にチェックせずとも点検可能となるばかりか、買物客に対して定期点検を実行していることを示すことができる。
以上、本実施例における店舗設備集中管理装置にあっては、中央管理装置30は、記憶部に記憶された情報及びショーケースコントローラ29から入力された情報を表示するディスプレイ33を有し、ディスプレイ33は全てのショーケース4の運転状態を表示するケースモニタ画面と、選択された特定のショーケース4の運転状態を表示する特定温度管理表画面と、を表示することで、使用者は特定温度管理表画面から選択された特定のショーケース4の運転状態のみを目視で確認することができるので、例えば、冷蔵条件が共通の各グループGの代表した1台を特定のショーケース4としておおよその表示をすることで、ショーケース4全体の運転状態を効率的に確認することができる。
また、特定温度管理表画面は、ディスプレイ33の初期画面から切り換え可能であるので、使用者は、初期画面から直ちに特定温度管理表画面に移行して、選択された特定のショーケース4の運転状態を確認することができる。
また、ディスプレイ33は、ショーケース4毎の運転状態の詳細を示す運転状態詳細画面を表示可能であり、ショーケース4は、運転状態詳細画面から選択された特定のショーケース4として特定温度管理表画面に登録可能であるので、例えば、運転状態詳細画面で異常が発生したショーケース4を特定温度管理表画面に登録することで、異常が発生したショーケース4の監視を行うことができる。
尚、ショーケース4は、電子ペーパーで構成される表示画面28aを有する表示装置28を備えており、中央管理装置30は、表示装置28にショーケース4の管理状況を表示させるので、例えば、表示装置28をショーケース4の買物客等から視認し易い箇所に取り付けることで、買物客は、店舗1側がショーケース4の運転状態等を管理していることを確認して安心感を得ることができる。また、表示画面28aは電子ペーパーによって構成されているので、表示画面28aの書き換え時でのみ電力を消費し、表示画面28aの表示は電力を消費せずに保持することができる。
以上、本発明の実施例を図面により説明してきたが、具体的な構成はこれら実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。
例えば、前記実施例では、店舗設備集中管理装置が適用された店舗1をスーパーマーケットとして説明したが、店舗設備集中管理装置が適用される店舗はショーケース4が複数設けられている店舗であれば、コンビニエンスストアやドラッグストア等その形態は特に問わない。
また、前記実施例では、同一種類の商品が陳列されているショーケース4毎にグループGを構成し、このグループG内のショーケース4の一台を親機として、親機ショーケースコントローラ29によって同一グループG内のショーケース4の照明装置16と蛍光ランプ26との一括点灯または消灯と、霜取りとを実行させたが、これら照明装置16と蛍光ランプ26との点灯または消灯と霜取りとは、各ショーケース4のショーケースコントローラ29が個別に実行してもよい。
また、前記実施例では、中央管理装置30を店舗1の事務所6に設けて販売スペース2の各ショーケース4の管理を行ったが、店舗1外の遠隔地に中央管理装置30を設けるとともに遠隔地と店舗1とを通信回線を介して接続し、遠隔地から各ショーケース4を管理可能としてもよい。
1 店舗
4 ショーケース
16 照明装置
20 室内温度計
21 冷気温度計
22 ヒータ
26 蛍光ランプ
28 表示装置
28a 表示画面
29 ショーケースコントローラ(電気機器)
29a 親機ショーケースコントローラ
30 中央管理装置
31 記憶部(記憶手段)
33 ディスプレイ(表示手段)
34 中央制御回路
G グループ

Claims (3)

  1. 複数の冷凍・冷蔵ショーケースにおける電気機器に通信線をもって接続されるとともに計時手段を有し、記憶手段に記憶させた設定条件に基づいて、各冷凍・冷蔵ショーケースを制御するようにした中央管理装置を有する店舗設備集中管理装置であって、
    前記中央管理装置は、前記記憶手段に記憶された情報及び前記電気機器から入力された情報を表示する表示手段を有し、該表示手段は全ての前記冷凍・冷蔵ショーケースの運転状態を表示する第1の運転状態確認画面と、選択された特定の冷凍・冷蔵ショーケースの運転状態を表示する第2の運転状態確認画面と、を表示することを特徴とする店舗設備集中管理装置。
  2. 前記第2の運転状態確認画面は、前記表示手段の初期画面から切り換え可能であることを特徴とする請求項1に記載の店舗設備集中管理装置。
  3. 前記表示手段は、前記冷凍・冷蔵ショーケース毎の運転状態の詳細を示す第3の運転状態確認画面を表示可能であり、前記冷凍・冷蔵ショーケースは、該第3の運転状態確認画面から選択された特定の冷凍・冷蔵ショーケースとして前記第2の運転状態確認画面に登録可能であることを特徴とする請求項1または2に記載の店舗設備集中管理装置。
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