JP2983818B2 - 低温庫の制御装置 - Google Patents
低温庫の制御装置Info
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- JP2983818B2 JP2983818B2 JP29408293A JP29408293A JP2983818B2 JP 2983818 B2 JP2983818 B2 JP 2983818B2 JP 29408293 A JP29408293 A JP 29408293A JP 29408293 A JP29408293 A JP 29408293A JP 2983818 B2 JP2983818 B2 JP 2983818B2
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- emitting means
- led8
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- Cold Air Circulating Systems And Constructional Details In Refrigerators (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、食品等の物品を冷
却保存する低温ショーケース等の低温庫の制御装置に関
するものである。
却保存する低温ショーケース等の低温庫の制御装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来よりこの種低温ショーケースは、庫
内に冷却器と熱交換した冷気を循環して食品等の商品を
所定の温度に冷却しながら陳列保存するものであるが、
前記冷却器の除霜を終了させるための除霜復帰温度は低
温ショーケースの使用状況・温度に応じて適宜設定され
る。そして、冷却器の除霜は冷却器の温度が設定された
除霜復帰温度まで上昇した時点で終了するよう除霜ヒー
タ等が制御される。
内に冷却器と熱交換した冷気を循環して食品等の商品を
所定の温度に冷却しながら陳列保存するものであるが、
前記冷却器の除霜を終了させるための除霜復帰温度は低
温ショーケースの使用状況・温度に応じて適宜設定され
る。そして、冷却器の除霜は冷却器の温度が設定された
除霜復帰温度まで上昇した時点で終了するよう除霜ヒー
タ等が制御される。
【0003】また、低温ショーケースの電気回路部品の
状態は設置後等にチェックされるが、この場合のチェッ
ク項目や状況、及び前述の除霜復帰温度の設定温度等
は、従来では例えば特公平4−8708号公報(F25
D11/00)に示されるような7セグメントのLED
を複数使用して数字で表示したり、LCD(液晶表示
器)を使用して数字で表示する方法が採られていた。
状態は設置後等にチェックされるが、この場合のチェッ
ク項目や状況、及び前述の除霜復帰温度の設定温度等
は、従来では例えば特公平4−8708号公報(F25
D11/00)に示されるような7セグメントのLED
を複数使用して数字で表示したり、LCD(液晶表示
器)を使用して数字で表示する方法が採られていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
如き7セグメントのLEDやLCDによる表示は高価で
あるため、制御基板等のコストの削減の妨げとなってい
た。一方でショーケースの除霜復帰温度等を設定する場
合には顧客が行うことはなく、通常は店舗側の使用者が
行うものである。従って、表示の方式を予め使用者に知
らしめておけば、更に簡素化した表示でも事足りる。
如き7セグメントのLEDやLCDによる表示は高価で
あるため、制御基板等のコストの削減の妨げとなってい
た。一方でショーケースの除霜復帰温度等を設定する場
合には顧客が行うことはなく、通常は店舗側の使用者が
行うものである。従って、表示の方式を予め使用者に知
らしめておけば、更に簡素化した表示でも事足りる。
【0005】そこで、本発明は係る従来の技術的課題を
解決するために、除霜復帰温度の設定温度の表示や、機
器のチェックの際の表示を簡素化してコストの低減を図
った低温庫の制御装置を提供することを目的とする。
解決するために、除霜復帰温度の設定温度の表示や、機
器のチェックの際の表示を簡素化してコストの低減を図
った低温庫の制御装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】即ち、請求項1の発明の
制御装置は、冷却装置の冷却器10により庫内を冷却し
て成る低温庫1に用いられるものであり、冷却器10の
温度を検出する温度検出手段24と、冷却器10を除霜
する除霜手段30と、冷却器10の除霜復帰温度を設定
する除霜復帰温度設定手段32と、冷却装置及び除霜手
段30を制御する制御手段21と、複数の発光手段LE
D1〜LED8が並設された表示手段40とから成り、
制御手段21は、除霜復帰温度設定手段32により設定
されたデ ータを二進法により複数桁のバイナリー値に換
算し、表示手段40の各発光手段LED5〜LED8の
発光を制御することにより、除霜復帰温度設定手段32
にて設定された設定温度をバイナリー値で表示するもの
である。
制御装置は、冷却装置の冷却器10により庫内を冷却し
て成る低温庫1に用いられるものであり、冷却器10の
温度を検出する温度検出手段24と、冷却器10を除霜
する除霜手段30と、冷却器10の除霜復帰温度を設定
する除霜復帰温度設定手段32と、冷却装置及び除霜手
段30を制御する制御手段21と、複数の発光手段LE
D1〜LED8が並設された表示手段40とから成り、
制御手段21は、除霜復帰温度設定手段32により設定
されたデ ータを二進法により複数桁のバイナリー値に換
算し、表示手段40の各発光手段LED5〜LED8の
発光を制御することにより、除霜復帰温度設定手段32
にて設定された設定温度をバイナリー値で表示するもの
である。
【0007】また、請求項2の発明の制御装置は、冷却
装置により庫内を冷却して成る低温庫1に用いられるも
のであり、冷却装置を制御する制御手段21と、複数の
発光手段LED1〜LED8が並設された表示手段40
とから成り、表示手段40を少なくとも二種類の発光色
の発光手段LED1〜LED4、LED5〜LED8に
て構成すると共に、制御手段21は機器の動作状態をチ
ェックするプログラムを実行し、一方の発光色の発光手
段LED1〜LED4にてチェック項目を、他方の発光
色の発光手段LED5〜LED8にてチェック状況をそ
れぞれ表示するものである。
装置により庫内を冷却して成る低温庫1に用いられるも
のであり、冷却装置を制御する制御手段21と、複数の
発光手段LED1〜LED8が並設された表示手段40
とから成り、表示手段40を少なくとも二種類の発光色
の発光手段LED1〜LED4、LED5〜LED8に
て構成すると共に、制御手段21は機器の動作状態をチ
ェックするプログラムを実行し、一方の発光色の発光手
段LED1〜LED4にてチェック項目を、他方の発光
色の発光手段LED5〜LED8にてチェック状況をそ
れぞれ表示するものである。
【0008】請求項1の発明の低温庫の制御装置によれ
ば、並設された複数の発光手段LED1〜LED8にて
表示手段40を構成し、除霜復帰温度設定手段32によ
り設定されたデータを二進法により複数桁のバイナリー
値に換算し、表示手段40の各発光手段LED5〜LE
D8の発光を制御することにより、除霜復帰温度設定手
段32にて設定された設定温度をバイナリー値で表示す
るので、従来の如く7セグメントのLED等を使用して
いた表示手段に比して著しいコストの削減を図ることが
可能となる。
ば、並設された複数の発光手段LED1〜LED8にて
表示手段40を構成し、除霜復帰温度設定手段32によ
り設定されたデータを二進法により複数桁のバイナリー
値に換算し、表示手段40の各発光手段LED5〜LE
D8の発光を制御することにより、除霜復帰温度設定手
段32にて設定された設定温度をバイナリー値で表示す
るので、従来の如く7セグメントのLED等を使用して
いた表示手段に比して著しいコストの削減を図ることが
可能となる。
【0009】また、請求項2の発明の低温庫の制御装置
によれば、並設された複数の発光手段LED1〜LED
4、LED5〜LED8にて表示手段40を構成し、且
つ、少なくとも二種類の発光色の発光手段にて構成する
と共に、制御手段21は機器の動作状態をチェックする
際に、一方の発光色の発光手段LED1〜LED4にて
チェック項目を、他方の発光色の発光手段LED5〜L
ED8にてチェック状況をそれぞれ表示するので、同様
に従来の如き7セグメントのLED等を使用していた表
示手段に比して著しいコストの削減を図ることが可能と
なる。
によれば、並設された複数の発光手段LED1〜LED
4、LED5〜LED8にて表示手段40を構成し、且
つ、少なくとも二種類の発光色の発光手段にて構成する
と共に、制御手段21は機器の動作状態をチェックする
際に、一方の発光色の発光手段LED1〜LED4にて
チェック項目を、他方の発光色の発光手段LED5〜L
ED8にてチェック状況をそれぞれ表示するので、同様
に従来の如き7セグメントのLED等を使用していた表
示手段に比して著しいコストの削減を図ることが可能と
なる。
【0010】
【発明の実施の形態】次に、図面に基づき本発明の実施
例を詳述する。図1は本発明の低温庫(実施例では低温
ショーケース)1の制御装置50の電気回路図、図2は
低温庫1の縦断側面図をそれぞれ示している。図2にお
いて、低温庫1は前面に開口6を有した断面略コ字状の
断熱壁3にて構成されており、断熱壁3の庫内には断熱
壁3の内側に間隔を存して仕切板2と底板4が配設さ
れ、この仕切板2及び底板4の内側を貯蔵室5とし、仕
切板2及び底板4と断熱壁3の間を送風路11としてい
る。
例を詳述する。図1は本発明の低温庫(実施例では低温
ショーケース)1の制御装置50の電気回路図、図2は
低温庫1の縦断側面図をそれぞれ示している。図2にお
いて、低温庫1は前面に開口6を有した断面略コ字状の
断熱壁3にて構成されており、断熱壁3の庫内には断熱
壁3の内側に間隔を存して仕切板2と底板4が配設さ
れ、この仕切板2及び底板4の内側を貯蔵室5とし、仕
切板2及び底板4と断熱壁3の間を送風路11としてい
る。
【0011】前記送風路11の上部前端は開口6の上縁
に位置する吐出口12において開口し、送風路11の下
部前端は底板4の前縁に位置する吸込口7において開口
している。そして、仕切板2と断熱壁3の間に図示しな
い冷却装置の冷却器10及び底板4下方の送風路11内
には送風ファン9が配置されており、冷却器10によっ
て冷却された冷気は送風ファン9により加速され、矢印
に示す如く送風路11内を通って吐出口12から吐出さ
れると共に、吸込口7から吸い込まれる。これによっ
て、断熱壁3の開口6にはエアーカーテン13が形成さ
れると共に、吐出された冷気により貯蔵室5内は所定の
温度に冷却される。
に位置する吐出口12において開口し、送風路11の下
部前端は底板4の前縁に位置する吸込口7において開口
している。そして、仕切板2と断熱壁3の間に図示しな
い冷却装置の冷却器10及び底板4下方の送風路11内
には送風ファン9が配置されており、冷却器10によっ
て冷却された冷気は送風ファン9により加速され、矢印
に示す如く送風路11内を通って吐出口12から吐出さ
れると共に、吸込口7から吸い込まれる。これによっ
て、断熱壁3の開口6にはエアーカーテン13が形成さ
れると共に、吐出された冷気により貯蔵室5内は所定の
温度に冷却される。
【0012】係る貯蔵室5内には複数段の商品陳列棚8
・・・が架設されている。各棚8・・・は下方のもの
程、その前後幅が拡張されており、それによって顧客に
より各棚8・・・上の商品が見易いように構成してい
る。また、断熱壁3の上部前端には庇25が取り付けら
れている。更に、仕切板2の天板2a前部下面、庇25
の内面、及び各商品陳列棚8・・・の前部下面には貯蔵
室5内に陳列された図示しない商品を照らす蛍光灯14
が取り付けられている。
・・・が架設されている。各棚8・・・は下方のもの
程、その前後幅が拡張されており、それによって顧客に
より各棚8・・・上の商品が見易いように構成してい
る。また、断熱壁3の上部前端には庇25が取り付けら
れている。更に、仕切板2の天板2a前部下面、庇25
の内面、及び各商品陳列棚8・・・の前部下面には貯蔵
室5内に陳列された図示しない商品を照らす蛍光灯14
が取り付けられている。
【0013】次に、図1において制御装置50は低温庫
1の背面等の顧客が容易に操作できない場所に設置され
た制御基板20にて構成されている。この制御基板20
には汎用のマイクロコンピュータから成る制御手段21
が取り付けられており、制御手段21には、貯蔵室5の
温度を複数の異なる温度帯に切り換えるためのNo. 1
〜No.8のディップ(DIP)スイッチから成るモー
ド切り替えスイッチ22と、冷却器10の強制除霜(D
EF)を行わせるための強制DEFスイッチ61と、低
温庫1の貯蔵室5の温度、或いは吐出口12から吐出さ
れる冷気の温度(以下、庫内温度と称する。)を検出す
る庫内温度センサー23と、冷却器10の温度を検出す
る通常DEF復帰温度センサーと称される温度検出手段
24と、前記庫内温度を設定する庫内温度設定ボリュー
ム31と、冷却器10の除霜復帰温度を設定するDEF
復帰温度設定ボリュームから成る除霜復帰温度設定手段
32の出力が入力されている。また、制御基板20上の
コネクタ62からはAC信号が制御手段21に入力され
る。
1の背面等の顧客が容易に操作できない場所に設置され
た制御基板20にて構成されている。この制御基板20
には汎用のマイクロコンピュータから成る制御手段21
が取り付けられており、制御手段21には、貯蔵室5の
温度を複数の異なる温度帯に切り換えるためのNo. 1
〜No.8のディップ(DIP)スイッチから成るモー
ド切り替えスイッチ22と、冷却器10の強制除霜(D
EF)を行わせるための強制DEFスイッチ61と、低
温庫1の貯蔵室5の温度、或いは吐出口12から吐出さ
れる冷気の温度(以下、庫内温度と称する。)を検出す
る庫内温度センサー23と、冷却器10の温度を検出す
る通常DEF復帰温度センサーと称される温度検出手段
24と、前記庫内温度を設定する庫内温度設定ボリュー
ム31と、冷却器10の除霜復帰温度を設定するDEF
復帰温度設定ボリュームから成る除霜復帰温度設定手段
32の出力が入力されている。また、制御基板20上の
コネクタ62からはAC信号が制御手段21に入力され
る。
【0014】制御手段21の出力には並設された8個
(ここでは8個で説明する)のLEDから成る発光手段
LED1〜LED8から構成される表示器としての表示
手段40と、リレーRY1〜RY3が接続されている。
各発光手段LED1〜LED8はそれぞれ所定の抵抗2
8・・・と直列に直流電源と制御手段21の出力端子間
に接続されている。リレーRY1にはブザー等から成る
警報装置63が接続され、リレーRY2には冷却器10
への冷媒供給を制御する電磁弁29が接続されると共
に、リレーRY3には冷却器10の除霜ヒーターとして
の除霜手段30が接続されている。
(ここでは8個で説明する)のLEDから成る発光手段
LED1〜LED8から構成される表示器としての表示
手段40と、リレーRY1〜RY3が接続されている。
各発光手段LED1〜LED8はそれぞれ所定の抵抗2
8・・・と直列に直流電源と制御手段21の出力端子間
に接続されている。リレーRY1にはブザー等から成る
警報装置63が接続され、リレーRY2には冷却器10
への冷媒供給を制御する電磁弁29が接続されると共
に、リレーRY3には冷却器10の除霜ヒーターとして
の除霜手段30が接続されている。
【0015】更に、前記各リレーRY1〜RY3には発
光手段LED11〜LED13がそれぞれ並列に接続さ
れると共に、制御手段21の出力には発光手段LED1
0及びDEF中ランプ(LED)64が接続されてい
る。尚、前記発光手段LED1〜LED4までは例えば
緑色の発光色であり、発光手段LED5〜LED8まで
は例えば赤色の発光色とする。
光手段LED11〜LED13がそれぞれ並列に接続さ
れると共に、制御手段21の出力には発光手段LED1
0及びDEF中ランプ(LED)64が接続されてい
る。尚、前記発光手段LED1〜LED4までは例えば
緑色の発光色であり、発光手段LED5〜LED8まで
は例えば赤色の発光色とする。
【0016】次に、低温庫1の動作を説明する。ここ
で、低温庫1の運転モードは、前記モード切り替えスイ
ッチ22の操作により生鮮食品モードC、日配品モード
M及びサンドイッチモードVの3種類に切り換えられ
る。そして、モード切り替えスイッチ22により運転モ
ードが生鮮食品モードCとなっている場合には、制御手
段 21は生鮮食品用の庫内温度制御を実行する。
で、低温庫1の運転モードは、前記モード切り替えスイ
ッチ22の操作により生鮮食品モードC、日配品モード
M及びサンドイッチモードVの3種類に切り換えられ
る。そして、モード切り替えスイッチ22により運転モ
ードが生鮮食品モードCとなっている場合には、制御手
段 21は生鮮食品用の庫内温度制御を実行する。
【0017】即ち、この場合貯蔵室5の設定温度は図8
に示す如く生鮮食品の保存に適した−2℃〜+6℃の範
囲の温度帯とされる。この設定温度は庫内温度設定ボリ
ューム31の摘みを回転させることにより設定される。
そして、制御手段21は上記設定温度と庫内温度センサ
ー23が検出する実際の庫内温度とに基づき、庫内温度
が平均して設定温度となるようにリレーRY2により電
磁弁29を開閉制御する。これによって、貯蔵室5内は
−2℃〜+6℃の生鮮食品の保存に適した設定温度に維
持されるようになる。
に示す如く生鮮食品の保存に適した−2℃〜+6℃の範
囲の温度帯とされる。この設定温度は庫内温度設定ボリ
ューム31の摘みを回転させることにより設定される。
そして、制御手段21は上記設定温度と庫内温度センサ
ー23が検出する実際の庫内温度とに基づき、庫内温度
が平均して設定温度となるようにリレーRY2により電
磁弁29を開閉制御する。これによって、貯蔵室5内は
−2℃〜+6℃の生鮮食品の保存に適した設定温度に維
持されるようになる。
【0018】次に、制御手段21は冷却器10の除霜制
御を実行する。制御手段21はその機能として除霜タイ
マを有しており、該除霜タイマの積算値が例えば12時
間となると、制御手段21はリレーRY2により電磁弁
29を閉じ、代わりにリレーRY3により除霜手段30
に通電する。係る除霜手段30の発熱により冷却器10
に成長した着霜は融解されて行き、前記除霜復帰温度設
定手段32の摘みの回動操作により設定された例えば+
8℃等の除霜復帰温度まで冷却器10の温度が上昇した
ら、リレーRY3により除霜手段30への通電を断って
除霜を終了する。そして、以後は前記冷却運転に復帰す
る。
御を実行する。制御手段21はその機能として除霜タイ
マを有しており、該除霜タイマの積算値が例えば12時
間となると、制御手段21はリレーRY2により電磁弁
29を閉じ、代わりにリレーRY3により除霜手段30
に通電する。係る除霜手段30の発熱により冷却器10
に成長した着霜は融解されて行き、前記除霜復帰温度設
定手段32の摘みの回動操作により設定された例えば+
8℃等の除霜復帰温度まで冷却器10の温度が上昇した
ら、リレーRY3により除霜手段30への通電を断って
除霜を終了する。そして、以後は前記冷却運転に復帰す
る。
【0019】次に、モード切り替えスイッチ22により
運転モードが日配品モードMとされた場合には、制御手
段21は日配品用の庫内温度制御を実行する。即ち、こ
の場合貯蔵室5の設定温度は図8に示す如く日配品の保
存に適した+3℃〜+11℃の範囲の温度帯に変更され
る。この設定温度も前述同様に庫内温度設定ボリューム
31の摘みを回転させることにより設定される。そし
て、制御手段21は上記設定温度と庫内温度センサー2
3が検出する庫内温度とに基づき、庫内温度が平均して
設定温度となるようにリレーRY2により電磁弁29を
開閉制御する。これによって、貯蔵室5内は+3℃〜+
11℃の日配品の保存に適した設定温度に維持されるよ
うになる。
運転モードが日配品モードMとされた場合には、制御手
段21は日配品用の庫内温度制御を実行する。即ち、こ
の場合貯蔵室5の設定温度は図8に示す如く日配品の保
存に適した+3℃〜+11℃の範囲の温度帯に変更され
る。この設定温度も前述同様に庫内温度設定ボリューム
31の摘みを回転させることにより設定される。そし
て、制御手段21は上記設定温度と庫内温度センサー2
3が検出する庫内温度とに基づき、庫内温度が平均して
設定温度となるようにリレーRY2により電磁弁29を
開閉制御する。これによって、貯蔵室5内は+3℃〜+
11℃の日配品の保存に適した設定温度に維持されるよ
うになる。
【0020】また、モード切り替えスイッチ22により
運転モードがサンドイッチモードVとなっている場合に
は、制御手段21はサンドイッチ用の庫内温度制御を実
行する。即ち、この場合貯蔵室5の設定温度は図8に示
す如くサンドイッチの保存に適した+12℃〜+20℃
の範囲の温度帯に変更される。この設定温度も前述同様
に庫内温度設定ボリューム31の摘みを回転させること
により設定される。そして、制御手段21は上記設定温
度と庫内温度センサー23が検出する庫内温度とに基づ
き、庫内温度が平均して設定温度となるようにリレーR
Y2により電磁弁29を開閉制御する。これによって、
貯蔵室5内は+12℃〜+20℃のサンドイッチの保存
に適した設定温度に維持されるようになる。
運転モードがサンドイッチモードVとなっている場合に
は、制御手段21はサンドイッチ用の庫内温度制御を実
行する。即ち、この場合貯蔵室5の設定温度は図8に示
す如くサンドイッチの保存に適した+12℃〜+20℃
の範囲の温度帯に変更される。この設定温度も前述同様
に庫内温度設定ボリューム31の摘みを回転させること
により設定される。そして、制御手段21は上記設定温
度と庫内温度センサー23が検出する庫内温度とに基づ
き、庫内温度が平均して設定温度となるようにリレーR
Y2により電磁弁29を開閉制御する。これによって、
貯蔵室5内は+12℃〜+20℃のサンドイッチの保存
に適した設定温度に維持されるようになる。
【0021】ここで、制御手段21は前述の如き除霜復
帰温度設定手段32の摘みの回転操作に基づいて、表示
手段40に並設された発光手段LED5〜LED8の通
電を制御し、除霜復帰温度設定手段32にて設定された
設定温度を表示する。以下、図3のフロ−チャ−トに基
づいて制御手段21によるDEF復帰温度の設定温度表
示制御を説明する。制御手段21は図3のステップS1
で電源が投入されると、ステップS2にて除霜復帰温度
設定手段32の出力により設定温度のデータ(電圧)を
読み取る。
帰温度設定手段32の摘みの回転操作に基づいて、表示
手段40に並設された発光手段LED5〜LED8の通
電を制御し、除霜復帰温度設定手段32にて設定された
設定温度を表示する。以下、図3のフロ−チャ−トに基
づいて制御手段21によるDEF復帰温度の設定温度表
示制御を説明する。制御手段21は図3のステップS1
で電源が投入されると、ステップS2にて除霜復帰温度
設定手段32の出力により設定温度のデータ(電圧)を
読み取る。
【0022】次に、ステップS3にて読み取ったデータ
を二進法により4桁のバイナリー値に換算し、ステップ
S4にて表示手段40の四個の発光手段LED5〜LE
D8の発光を制御することにより、設定温度をバイナリ
ー値で表示する。即ち、除霜復帰温度設定手段32の摘
みの回転により設定されたDEF復帰設定温度が+8℃
である場合にはバイナリー値は0000となり、この場
合は図4の如くいずれの発光手段LED5〜LED8も
消灯させる。
を二進法により4桁のバイナリー値に換算し、ステップ
S4にて表示手段40の四個の発光手段LED5〜LE
D8の発光を制御することにより、設定温度をバイナリ
ー値で表示する。即ち、除霜復帰温度設定手段32の摘
みの回転により設定されたDEF復帰設定温度が+8℃
である場合にはバイナリー値は0000となり、この場
合は図4の如くいずれの発光手段LED5〜LED8も
消灯させる。
【0023】そして、除霜復帰温度設定手段32を回転
させて、設定温度を例えば+9℃とするとバイナリー値
は0001となり、この場合には図4の如く発光手段L
ED8のみを点灯させる。更に、除霜復帰温度設定手段
32を回転させて、設定温度を+10℃とするとバイナ
リー値は0010となり、この場合には図4の如く発 光
手段LED7のみを点灯させる。更に、設定温度を上げ
て行くに従い、バイナリー値を0011、0100・・
と変更して行き、それによって、発光手段LED7及び
発光手段LED8のみ点灯、発光手段LED6のみ点灯
・・と各発光手段LED5〜LED8の発光状態を変更
して行く。そして、最終的に設定温度を+15℃とする
とバイナリー値は0111となり、この場合には図4の
如く発光手段LED6〜LED8を点灯させる。
させて、設定温度を例えば+9℃とするとバイナリー値
は0001となり、この場合には図4の如く発光手段L
ED8のみを点灯させる。更に、除霜復帰温度設定手段
32を回転させて、設定温度を+10℃とするとバイナ
リー値は0010となり、この場合には図4の如く発 光
手段LED7のみを点灯させる。更に、設定温度を上げ
て行くに従い、バイナリー値を0011、0100・・
と変更して行き、それによって、発光手段LED7及び
発光手段LED8のみ点灯、発光手段LED6のみ点灯
・・と各発光手段LED5〜LED8の発光状態を変更
して行く。そして、最終的に設定温度を+15℃とする
とバイナリー値は0111となり、この場合には図4の
如く発光手段LED6〜LED8を点灯させる。
【0024】このように、本発明の制御装置50は除霜
復帰温度設定手段32にて設定された冷却器10のDE
F復帰温度の設定温度を、並設された四個の発光手段L
ED5〜LED8を二進法にて順次発光・消灯させて行
くことにより表示する。従って、各設定温度における発
光状態を予め店舗の使用者に説明、或いは低温庫1のい
ずこかに掲示して置けば、除霜復帰温度設定手段32を
回転させて発光手段LED5〜LED8の発光状態の変
化を確認しながら、正確且つ容易にDEF復帰温度(除
霜復帰温度)を設定することが可能となる。
復帰温度設定手段32にて設定された冷却器10のDE
F復帰温度の設定温度を、並設された四個の発光手段L
ED5〜LED8を二進法にて順次発光・消灯させて行
くことにより表示する。従って、各設定温度における発
光状態を予め店舗の使用者に説明、或いは低温庫1のい
ずこかに掲示して置けば、除霜復帰温度設定手段32を
回転させて発光手段LED5〜LED8の発光状態の変
化を確認しながら、正確且つ容易にDEF復帰温度(除
霜復帰温度)を設定することが可能となる。
【0025】特に、従来の如く7セグメントのLEDや
LCDを用いる必要がなくなるので、コストも著しく低
減されると共に、二進法にてLEDを発光させて行くの
で、単に強から弱にLEDの発光数を順次増加させて行
く場合に比して、LEDの数を著しく削減することが可
能となる。
LCDを用いる必要がなくなるので、コストも著しく低
減されると共に、二進法にてLEDを発光させて行くの
で、単に強から弱にLEDの発光数を順次増加させて行
く場合に比して、LEDの数を著しく削減することが可
能となる。
【0026】ところで、制御手段21には図6に示す如
き項目をチェックするプログラムが設定されており、電
源投入時に表示手段40に並設された発光手段LED1
〜LED8の通電を制御し、前記各チェック項目とチェ
ック状況を表示する。以下、図5のフロ−チャ−トに基
づいて制御手段21によるチェック表示制御を説明す
る。制御手段21は図5のステップS5で電源が投入さ
れると、ステップS6にて強制DEFスイッチ61が押
された回数を読み取り、読み取ったデータを二進法によ
り4桁のバイナリー値に換算する。
き項目をチェックするプログラムが設定されており、電
源投入時に表示手段40に並設された発光手段LED1
〜LED8の通電を制御し、前記各チェック項目とチェ
ック状況を表示する。以下、図5のフロ−チャ−トに基
づいて制御手段21によるチェック表示制御を説明す
る。制御手段21は図5のステップS5で電源が投入さ
れると、ステップS6にて強制DEFスイッチ61が押
された回数を読み取り、読み取ったデータを二進法によ
り4桁のバイナリー値に換算する。
【0027】尚、制御手段21は電源投入時に自動的に
図6のチェックNo.0の項目であ るDEF中ランプ6
4及び各発光手段LED1〜LED8の点灯チェックを
行う。この場合、制御手段21は図7に示す如く各発光
手段LEDを例えば0.5秒毎に順次点灯させる。従っ
て、この場合に点灯しないLEDは異常と判断すること
ができる。
図6のチェックNo.0の項目であ るDEF中ランプ6
4及び各発光手段LED1〜LED8の点灯チェックを
行う。この場合、制御手段21は図7に示す如く各発光
手段LEDを例えば0.5秒毎に順次点灯させる。従っ
て、この場合に点灯しないLEDは異常と判断すること
ができる。
【0028】そして、制御手段21は強制DEFスイッ
チ61が押される毎に図6のチェック項目のNo.をN
o.1、No.2・・と順送りして行くが、ステップS
7にて表示手段40の四個の緑の発光手段LED1〜L
ED4の発光を制御することにより、強制DEFスイッ
チ61が押された回数、即ち、チェック項目のNo.を
バイナリー値で表示する。
チ61が押される毎に図6のチェック項目のNo.をN
o.1、No.2・・と順送りして行くが、ステップS
7にて表示手段40の四個の緑の発光手段LED1〜L
ED4の発光を制御することにより、強制DEFスイッ
チ61が押された回数、即ち、チェック項目のNo.を
バイナリー値で表示する。
【0029】次に、制御手段21はステップS8でその
場合のチェックNo.における各データを読み取り、ス
テップS9で読み取ったデータを4桁のバイナリー値に
換算し、ステップS10で表示手段40の四個の赤の発
光手段LED5〜LED8の発光を制御することによ
り、前記各データをバイナリー値で表示する。
場合のチェックNo.における各データを読み取り、ス
テップS9で読み取ったデータを4桁のバイナリー値に
換算し、ステップS10で表示手段40の四個の赤の発
光手段LED5〜LED8の発光を制御することによ
り、前記各データをバイナリー値で表示する。
【0030】次に、図8〜図11を参照して制御手段2
1による具体的なチェック表示動作を説明する。即ち、
電源投入から強制DEFスイッチ64が一回押される
と、チェック項目はNo.1となり、ステップS6にお
けるその場合のバイナリー値は0001となる。従っ
て、制御手段21はステップS7で緑の発光手段LED
4を点灯させ、チェック項目が図6のNo.1の庫内温
度センサー23の回路チェックであることを表示する。
1による具体的なチェック表示動作を説明する。即ち、
電源投入から強制DEFスイッチ64が一回押される
と、チェック項目はNo.1となり、ステップS6にお
けるその場合のバイナリー値は0001となる。従っ
て、制御手段21はステップS7で緑の発光手段LED
4を点灯させ、チェック項目が図6のNo.1の庫内温
度センサー23の回路チェックであることを表示する。
【0031】そして、ステップS8では庫内温度センサ
ー23の入力データを読み取り、例えば、庫内温度が−
47℃以下或いは断線のデータのときにはステップS9
におけるバイナリー値を0000とし、ステップS10
では赤の発光手段LED5〜LED8の全てを消灯させ
る。また、庫内温度が−47℃より高く−11℃以下の
場合には0001として発光手段LED8のみを点灯
し、庫内温度が−11℃より高く+10℃以下の場合に
は0011として発光手段LED7と発光手段L ED8
を点灯し、庫内温度が+10℃より高く+60℃以下の
場合には0111として発光手段LED6〜LED8を
点灯し、庫内温度が+60℃より高いか、或いは短絡の
データのときには1111として発光手段LED5〜L
ED8を全て点灯させる。
ー23の入力データを読み取り、例えば、庫内温度が−
47℃以下或いは断線のデータのときにはステップS9
におけるバイナリー値を0000とし、ステップS10
では赤の発光手段LED5〜LED8の全てを消灯させ
る。また、庫内温度が−47℃より高く−11℃以下の
場合には0001として発光手段LED8のみを点灯
し、庫内温度が−11℃より高く+10℃以下の場合に
は0011として発光手段LED7と発光手段L ED8
を点灯し、庫内温度が+10℃より高く+60℃以下の
場合には0111として発光手段LED6〜LED8を
点灯し、庫内温度が+60℃より高いか、或いは短絡の
データのときには1111として発光手段LED5〜L
ED8を全て点灯させる。
【0032】このような緑の発光手段LEDによる項目
表示と赤の発光手段LEDによる状態表示によって、使
用者等は庫内温度センサー23の回路の状態を一目瞭然
に判別することが可能となる。
表示と赤の発光手段LEDによる状態表示によって、使
用者等は庫内温度センサー23の回路の状態を一目瞭然
に判別することが可能となる。
【0033】更に、強制DEFスイッチ64が一回押さ
れると、チェック項目はNo.1からNo.2となり、
ステップS6におけるその場合のバイナリー値は001
0となる。従って、制御手段21はステップS7で緑の
発光手段LED3を点灯させ、チェック項目が図6のN
o.2の温度検出手段(DEF復帰温度センサー)24
の回路チェックであることを表示する。
れると、チェック項目はNo.1からNo.2となり、
ステップS6におけるその場合のバイナリー値は001
0となる。従って、制御手段21はステップS7で緑の
発光手段LED3を点灯させ、チェック項目が図6のN
o.2の温度検出手段(DEF復帰温度センサー)24
の回路チェックであることを表示する。
【0034】そして、ステップS8では温度検出手段2
4の入力データを読み取り、例えば、DEF復帰温度が
−47℃以下或いは断線のデータのときにはステップS
9におけるバイナリー値を0000とし、ステップS1
0では赤の発光手段LED5〜LED8の全てを消灯さ
せる。また、DEF復帰温度が−47℃より高く−11
℃以下の場合には0001として発光手段LED8のみ
を点灯し、DEF復帰温度が−11℃より高く+10℃
以下の場合には0011として発光手段LED7と発光
手段LED8を点灯し、DEF復帰温度が+10℃より
高く+60℃以下の場合には0111として発光手段L
ED6〜LED8を点灯し、DEF復帰温度が+60℃
より高いか、或いは短絡のデータのときには1111と
して発光手段LED5〜LED8を全て点灯させる。
4の入力データを読み取り、例えば、DEF復帰温度が
−47℃以下或いは断線のデータのときにはステップS
9におけるバイナリー値を0000とし、ステップS1
0では赤の発光手段LED5〜LED8の全てを消灯さ
せる。また、DEF復帰温度が−47℃より高く−11
℃以下の場合には0001として発光手段LED8のみ
を点灯し、DEF復帰温度が−11℃より高く+10℃
以下の場合には0011として発光手段LED7と発光
手段LED8を点灯し、DEF復帰温度が+10℃より
高く+60℃以下の場合には0111として発光手段L
ED6〜LED8を点灯し、DEF復帰温度が+60℃
より高いか、或いは短絡のデータのときには1111と
して発光手段LED5〜LED8を全て点灯させる。
【0035】このような緑の発光手段LEDによる項目
表示と赤の発光手段LEDによる状態表示によって、使
用者等は温度検出手段24の回路の状態を一目瞭然に判
別することが可能となる。
表示と赤の発光手段LEDによる状態表示によって、使
用者等は温度検出手段24の回路の状態を一目瞭然に判
別することが可能となる。
【0036】更に、強制DEFスイッチ64が一回押さ
れると、チェック項目はNo.2からNo.3となり、
ステップS6におけるその場合のバイナリー値は001
1となる。従って、制御手段21はステップS7で緑の
発光手段LED3及び発光手段LED4を点灯させ、チ
ェック項目が図6のNo.3の庫内温度設定ボリューム
31の回路チェックであることを表示する。
れると、チェック項目はNo.2からNo.3となり、
ステップS6におけるその場合のバイナリー値は001
1となる。従って、制御手段21はステップS7で緑の
発光手段LED3及び発光手段LED4を点灯させ、チ
ェック項目が図6のNo.3の庫内温度設定ボリューム
31の回路チェックであることを表示する。
【0037】そして、ステップS8では庫内温度設定ボ
リューム31の入力データを読み取り、ステップS9で
バイナリー値に換算し、ステップS10で表示手段40
の四個の赤の発光手段LED5〜LED8を「000
0」〜「1000」のバイナリー値に割り当ててそれら
の発光を図8の如く制御することにより、設定温度をバ
イナリー値で表示する。
リューム31の入力データを読み取り、ステップS9で
バイナリー値に換算し、ステップS10で表示手段40
の四個の赤の発光手段LED5〜LED8を「000
0」〜「1000」のバイナリー値に割り当ててそれら
の発光を図8の如く制御することにより、設定温度をバ
イナリー値で表示する。
【0038】このような緑の発光手段LEDによる項目
表示と赤の発光手段LEDによる設定温度表示によっ
て、使用者等は庫内温度設定ボリューム31の回路の状
態が異常でないか否かを一目瞭然に判別することが可能
となる。
表示と赤の発光手段LEDによる設定温度表示によっ
て、使用者等は庫内温度設定ボリューム31の回路の状
態が異常でないか否かを一目瞭然に判別することが可能
となる。
【0039】更に、強制DEFスイッチ64が一回押さ
れると、チェック項目はNo.3からNo.4となり、
ステップS6におけるその場合のバイナリー値は010
0となる。従って、制御手段21はステップS7で緑の
発光手段LED2のみを点灯させ、チェック項目が図6
のNo.4の除霜復帰温度設定手段(DEF復帰温度設
定ボリューム)32の回路チェックであることを表示す
る。
れると、チェック項目はNo.3からNo.4となり、
ステップS6におけるその場合のバイナリー値は010
0となる。従って、制御手段21はステップS7で緑の
発光手段LED2のみを点灯させ、チェック項目が図6
のNo.4の除霜復帰温度設定手段(DEF復帰温度設
定ボリューム)32の回路チェックであることを表示す
る。
【0040】そして、ステップS8では除霜復帰温度設
定手段32の入力データを読み取り、ステップS9でバ
イナリー値に換算し、ステップS10で表示手段40の
四個の赤の発光手段LED5〜LED8の発光を前述の
図4の如く制御することにより、設定温度をバイナリー
値で表示する。
定手段32の入力データを読み取り、ステップS9でバ
イナリー値に換算し、ステップS10で表示手段40の
四個の赤の発光手段LED5〜LED8の発光を前述の
図4の如く制御することにより、設定温度をバイナリー
値で表示する。
【0041】更に、強制DEFスイッチ64が一回押さ
れると、チェック項目はNo.4か らNo.5となり、
ステップS6におけるその場合のバイナリー値は010
1となる。従って、制御手段21はステップS7で緑の
発光手段LED2及び発光手段LED4を点灯させ、チ
ェック項目が図6のNo.5のモード切り替えスイッチ
22のNo.1〜4のON/OFFチェックであること
を表示する。
れると、チェック項目はNo.4か らNo.5となり、
ステップS6におけるその場合のバイナリー値は010
1となる。従って、制御手段21はステップS7で緑の
発光手段LED2及び発光手段LED4を点灯させ、チ
ェック項目が図6のNo.5のモード切り替えスイッチ
22のNo.1〜4のON/OFFチェックであること
を表示する。
【0042】そして、ステップS8ではモード切り替え
スイッチ22のNo.1〜4の入力データを読み取り、
ステップS9でバイナリー値に換算し、ステップS10
で表示手段40の四個の赤の発光手段LED5〜LED
8を図9の如く制御することにより、各スイッチのON
/OFF状態を表示する。
スイッチ22のNo.1〜4の入力データを読み取り、
ステップS9でバイナリー値に換算し、ステップS10
で表示手段40の四個の赤の発光手段LED5〜LED
8を図9の如く制御することにより、各スイッチのON
/OFF状態を表示する。
【0043】更に、強制DEFスイッチ64が一回押さ
れると、チェック項目はNo.5からNo.6となり、
ステップS6におけるその場合のバイナリー値は011
0となる。従って、制御手段21はステップS7で緑の
発光手段LED2及び発光手段LED3を点灯させ、チ
ェック項目が図6のNo.6のモード切り替えスイッチ
22のNo.5〜8のON/OFFチェックであること
を表示する。
れると、チェック項目はNo.5からNo.6となり、
ステップS6におけるその場合のバイナリー値は011
0となる。従って、制御手段21はステップS7で緑の
発光手段LED2及び発光手段LED3を点灯させ、チ
ェック項目が図6のNo.6のモード切り替えスイッチ
22のNo.5〜8のON/OFFチェックであること
を表示する。
【0044】そして、ステップS8ではモード切り替え
スイッチ22のNo.5〜8の入力データを読み取り、
ステップS9でバイナリー値に換算し、ステップS10
で表示手段40の四個の赤の発光手段LED5〜LED
8を図10の如く制御することにより、各スイッチのO
N/OFF状態を表示する。
スイッチ22のNo.5〜8の入力データを読み取り、
ステップS9でバイナリー値に換算し、ステップS10
で表示手段40の四個の赤の発光手段LED5〜LED
8を図10の如く制御することにより、各スイッチのO
N/OFF状態を表示する。
【0045】このような緑の発光手段LEDによる項目
表示と赤の発光手段LEDによるON/OFF状態表示
によって、使用者等はモード切り替えスイッチ22のO
N/OFF状態を一目瞭然に判別することが可能とな
る。
表示と赤の発光手段LEDによるON/OFF状態表示
によって、使用者等はモード切り替えスイッチ22のO
N/OFF状態を一目瞭然に判別することが可能とな
る。
【0046】更に、強制DEFスイッチ64が一回押さ
れると、チェック項目はNo.6からNo.7となり、
ステップS6におけるその場合のバイナリー値は011
1となる。従って、制御手段21はステップS7で緑の
発光手段LED2、発光手段LED3及び発光手段LE
D4を点灯させ、チェック項目が図6のNo.7のリ レ
ー出力、AC信号入力チェックであることを表示する。
れると、チェック項目はNo.6からNo.7となり、
ステップS6におけるその場合のバイナリー値は011
1となる。従って、制御手段21はステップS7で緑の
発光手段LED2、発光手段LED3及び発光手段LE
D4を点灯させ、チェック項目が図6のNo.7のリ レ
ー出力、AC信号入力チェックであることを表示する。
【0047】そして、この場合は図11に示す如く制御
手段21は先ず、発光手段LED7を点灯し、リレーR
Y3の接点出力を閉とする。その際、発光手段LED1
3が点灯すればリレーRY3に対する出力は正常であ
る。また、更に強制DEFスイッチ64を押せば、制御
手段21は発光手段LED6を点灯し、リレーRY2の
接点出力を閉とする。その際、発光手段LED12が点
灯すればリレーRY2に対する出力は正常である。そし
て、更に強制DEFスイッチ64を押せば、制御手段2
1は発光手段LED5を点灯し、リレーRY1の接点出
力を閉とするがこの場合は発光手段LED11が消灯す
ればリレーRY1に対する出力は正常である。
手段21は先ず、発光手段LED7を点灯し、リレーR
Y3の接点出力を閉とする。その際、発光手段LED1
3が点灯すればリレーRY3に対する出力は正常であ
る。また、更に強制DEFスイッチ64を押せば、制御
手段21は発光手段LED6を点灯し、リレーRY2の
接点出力を閉とする。その際、発光手段LED12が点
灯すればリレーRY2に対する出力は正常である。そし
て、更に強制DEFスイッチ64を押せば、制御手段2
1は発光手段LED5を点灯し、リレーRY1の接点出
力を閉とするがこの場合は発光手段LED11が消灯す
ればリレーRY1に対する出力は正常である。
【0048】また、制御手段21はコネクタ62からの
AC信号入力に基づき、AC電源が印加されていれば発
光手段LED8と発光手段LED10を点灯させ、印加
されていなければ消灯させる。このような緑の発光手段
LEDによる項目表示と赤の発光手段LEDによる状態
表示によって、使用者等はリレー出力及びAC信号入力
の状態を一目瞭然に判別することが可能となる。
AC信号入力に基づき、AC電源が印加されていれば発
光手段LED8と発光手段LED10を点灯させ、印加
されていなければ消灯させる。このような緑の発光手段
LEDによる項目表示と赤の発光手段LEDによる状態
表示によって、使用者等はリレー出力及びAC信号入力
の状態を一目瞭然に判別することが可能となる。
【0049】尚、実施例では緑と赤の四個ずつの発光手
段LEDにて表示手段40を構成したが、それに限ら
ず、更に多くの数及び他種類の色の発光手段LEDにて
構成しても差し支えないものである。
段LEDにて表示手段40を構成したが、それに限ら
ず、更に多くの数及び他種類の色の発光手段LEDにて
構成しても差し支えないものである。
【0050】
【発明の効果】以上詳述した如く請求項1の発明によれ
ば、並設された複数の発光手段にて表示手段を構成し、
除霜復帰温度設定手段により設定されたデータを二進法
により複数桁のバイナリー値に換算し、表示手段の各発
光手段の発光を制御することにより、除霜復帰温度設定
手段にて設定された設定温度をバイナリー値で表示する
ので、従来の如く7セグメントのLED等を使用してい
た表示手段に比して著しいコストの削減を図ることが可
能となるものである。
ば、並設された複数の発光手段にて表示手段を構成し、
除霜復帰温度設定手段により設定されたデータを二進法
により複数桁のバイナリー値に換算し、表示手段の各発
光手段の発光を制御することにより、除霜復帰温度設定
手段にて設定された設定温度をバイナリー値で表示する
ので、従来の如く7セグメントのLED等を使用してい
た表示手段に比して著しいコストの削減を図ることが可
能となるものである。
【0051】また、請求項2の発明の低温庫の制御装置
によれば、並設された複数の発光手段にて表示手段を構
成し、且つ、少なくとも二種類の発光色の発光手段にて
構成すると共に、制御手段は機器の動作状態をチェック
する際に、一方の発光色の発光手段にてチェック項目
を、他方の発光色の発光手段にてチェック状況をそれぞ
れ表示するので、同様に従来の如き7セグメントのLE
D等を使用していた表示手段に比して著しいコストの削
減を図ることが可能となるものである。
によれば、並設された複数の発光手段にて表示手段を構
成し、且つ、少なくとも二種類の発光色の発光手段にて
構成すると共に、制御手段は機器の動作状態をチェック
する際に、一方の発光色の発光手段にてチェック項目
を、他方の発光色の発光手段にてチェック状況をそれぞ
れ表示するので、同様に従来の如き7セグメントのLE
D等を使用していた表示手段に比して著しいコストの削
減を図ることが可能となるものである。
【図1】本発明の実施例としての低温庫の制御装置の電
気回路図である。
気回路図である。
【図2】同低温庫の縦断側面図である。
【図3】DEF(除霜)復帰温度設定表示に関する制御
手段のプログラムを示すフローチャートである。
手段のプログラムを示すフローチャートである。
【図4】DEF復帰温度と発光手段LEDの発光状態を
説明する図である。
説明する図である。
【図5】チェック表示に関する制御手段のプログラムを
示すフローチャートである。
示すフローチャートである。
【図6】制御手段が行うチェック項目を示す図である。
【図7】チェックNo.0の表示状態を示す図である。
【図8】チェックNo.3の表示状態を示す図である。
【図9】チェックNo.5の表示状態を示す図である。
【図10】チェックNo.6の表示状態を示す図であ
る。
る。
【図11】チェックNo.7の表示状態を示す図であ
る。
る。
1 低温庫 10 冷却器 20 コントロール基板 21 制御手段(マイクロコンピュータ) 22 モード切り替えスイッチ 23 庫内温度センサー 24 温度検出手段(DEF復帰温度センサー) 29 電磁弁 30 除霜手段(除霜ヒーター) 31 庫内温度設定ボリューム 32 除霜復帰温度設定手段(DEF復帰温度設定ボリ
ューム) 40 表示手段(表示器) 50 制御装置 61 強制DEFスイッチLED1〜LED8 発光手段
ューム) 40 表示手段(表示器) 50 制御装置 61 強制DEFスイッチLED1〜LED8 発光手段
Claims (2)
- 【請求項1】 冷却装置の冷却器10により庫内を冷却
して成る低温庫1において、前記冷却器10の温度を検
出する温度検出手段24と、前記冷却器10を除霜する
除霜手段30と、前記冷却器10の除霜復帰温度を設定
する除霜復帰温度設定手段32と、前記冷却装置及び除
霜手段30を制御する制御手段21と、複数の発光手段
LED1〜LED8が並設された表示手段40とから成
り、前記制御手段21は、前記除霜復帰温度設定手段3
2により設定されたデータを二進法により複数桁のバイ
ナリー値に換算し、前記表示手段40の各発光手段LE
D5〜LED8の発光を制御することにより、前記除霜
復帰温度設定手段32にて設定された設定温度をバイナ
リー値で表示することを特徴とする低温庫の制御装置。 - 【請求項2】 冷却装置により庫内を冷却して成る低温
庫1において、前記冷却装置を制御する制御手段21
と、複数の発光手段LED1〜LED8が並設された表
示手段40とから成り、該表示手段40を少なくとも二
種類の発光色の発光手段LED1〜LED4、LED5
〜LED8にて構成すると共に、前記制御手段21は機
器の動作状態をチェックするプログラムを実行し、一方
の発光色の発光手段LED1〜LED4にてチェック項
目を、他方の発光色の発光手段LED5〜LED8にて
チェック状況をそれぞれ表示することを特徴とする低温
庫の制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29408293A JP2983818B2 (ja) | 1993-10-29 | 1993-10-29 | 低温庫の制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29408293A JP2983818B2 (ja) | 1993-10-29 | 1993-10-29 | 低温庫の制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07120134A JPH07120134A (ja) | 1995-05-12 |
JP2983818B2 true JP2983818B2 (ja) | 1999-11-29 |
Family
ID=17803058
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29408293A Expired - Lifetime JP2983818B2 (ja) | 1993-10-29 | 1993-10-29 | 低温庫の制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2983818B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4806648B2 (ja) * | 2007-03-30 | 2011-11-02 | アラクサラネットワークス株式会社 | 通信装置 |
-
1993
- 1993-10-29 JP JP29408293A patent/JP2983818B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07120134A (ja) | 1995-05-12 |
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