JP2010185211A - 枠組み足場 - Google Patents

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清司 鎌田
Masayoshi Sakamaki
政義 坂牧
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【課題】 免震構造物の構築中に地震が発生した場合、上部躯体の揺れに追随できる枠組み足場を提供することである。
【解決手段】 枠組み足場1は、建て枠2の一方の脚柱3におけるジャッキベース10の下面に滑り材11が設置され、このジャッキベース10の可動を規制する自立プレート16がネジ軸4に回転自在に設置され、該自立プレート16には脚部18が設置され、該脚部18が自立プレート16の回転により接地面に設置することによりジャッキベース10が接地面から浮き上がることである。
【選択図】 図1

Description

本願発明は免震構造物を構築するときに上部躯体の外部周囲に組み立てられる枠組み足場であり、建て枠の一方の脚柱におけるジャッキベースの下面に滑り材を設置した枠組み足場に関するものである。
従来、免震構造物を構築するには、図9に示すように、上部躯体34の外部周囲に枠組み足場35を組み立てていた。この枠組み足場35は、建て枠36の一方の脚柱37を上部躯体の下部周囲に張り出した犬走りやエキスパンションなどの張出部38に設置するとともに、他方の脚柱37を外構39に設置し、この外構側の脚柱37を壁つなぎ40で固定していた。そのため建物の構築中に地震が発生した場合の足場の変形および破壊を想定して、外構側の脚柱37におけるジャッキベース41の下に鉄板42を敷いて摩擦を減らしていた。またその他の枠組み足場としては、例えば、特開2003−3663号公報の発明が知られている。
特開2003−3663号公報
しかし、上記のような枠組み足場35では外構39側の脚柱37におけるジャッキベース41の下に鉄板42を敷いて摩擦を減らしているが、足場の荷重によっては摩擦が大きくなり、地震が発生してもジャッキベース41が滑らずに枠組み足場が変形または破損する恐れがあった。
本願発明はこれらの問題に鑑みてなされたものであり、その目的は、免震構造物の構築中に地震が発生した場合、上部躯体の揺れに追随できる枠組み足場を提供することである。
以上の課題を解決するための枠組み足場は、建て枠の一方の脚柱におけるジャッキベースの下面に滑り材が設置され、このジャッキベースの可動を規制する自立プレートがネジ軸に回転自在に設置され、該自立プレートには脚部が設置され、該脚部が自立プレートの回転により接地面に設置することによりベースプレートが接地面から浮き上がることを特徴とする。また滑り材は、下面にベアリングが設置された滑り板、または滑りシートであることを含む。またジャッキベースは、滑り板上面の嵌合凹部に嵌合して滑り板に固定されたことを含む。またジャッキベースは、滑り板上面の嵌合突起がジャッキベースの固定孔に嵌合して滑り板に固定されたことを含むものである。
建て枠の一方の脚柱におけるジャッキベースの下面に滑り材が設置されているため、免震構造物の構築中における上部躯体の外周に枠組み足場を組み立てて、建て枠の一方の脚柱を上部躯体の下部周囲に張り出した犬走りやエキスパンションなどの張出部に設置するとともに、滑り材が設置されたジャッキベースの脚柱を外構の鉄板上に設置すると、地震の発生による上部躯体の水平方向の揺れに追随して、外構側に設置した脚柱が全方向に可動するため枠組み足場が変形または破壊されない。また下面にベアリングが設置された滑り板および滑りシートは鉄板上の全方向に滑るため、地震のあらゆる方向の揺れにも対応することができる。またジャッキベースを滑り板上面の嵌合凹部に嵌合することにより、滑り板に簡単に固定することができる。さらに滑り板上面の嵌合突起をジャッキベースの固定孔に嵌合することにより、滑り板に簡単に固定することができる。また枠組み足場を組み立てるときに、滑り材の付いたジャッキベースを鉄板上に設置すると滑るため、自立プレートの脚部を鉄板上に接地させて上部荷重を受け、滑り材の付いたジャッキベースを鉄板から浮かせておく。そして枠組み足場の組み立て後に、自立プレートを回転させて脚部を鉄板上から離し、滑り材の付いたジャッキベースで上部荷重を受けることによりジャッキベースが鉄板上を滑るようにする。
第1の実施の形態の枠組み足場の正面図である。 第1の実施の形態の枠組み足場の要部の正面図である。 第1の実施の形態の枠組み足場のジャッキベースであり、(1)は断面図、(2)は斜視図、(3)は底面図である。 (1)および(2)はジャッキベースの上下動を示す断面図である。 第2の実施の形態の枠組み足場であり、(1)はジャッキベースの斜視図、(2)は同底面図である。 第3の実施の形態の枠組み足場であり、(1)はジャッキベースの断面図、(2)は同斜視図である。 第4の実施の形態の枠組み足場であり、(1)はジャッキベースの断面図、(2)は同斜視図である。 第5の実施の形態の枠組み足場であり、(1)はジャッキベースの断面図、(2)は同斜視図である。 (1)は従来の枠組み足場の正面図、(2)は要部の正面図である。
以下、本願発明の枠組み足場の実施の形態を図面に基づいて説明する。この枠組み足場1は、図1に示すように、免震構造物を構築するときに上部躯体7の周囲に組み立てられて、建て枠2の一方の脚柱3を上部躯体7における下部周囲に張り出した犬走りなどの張出部8の上面に設置し、壁つなぎ20で上部駆体7に接合された他方の脚柱3を外構12の鉄板13上に設置したものである。
図1〜図4は第1の実施の形態の枠組み足場1である。この枠組み足場1は、図2に示すように、建て枠2の一方の脚柱3にネジ軸4が挿入されて調整ハンドル5で長さ調整がされた固定用のジャッキベース6が、上部躯体7の張出部8における敷き板9に釘などで固定され、他方の脚柱3にネジ軸4が挿入されて調整ハンドル5で長さ調整がされた可動用のジャッキベース10が、滑り材11を介して外構12における鉄板13上に設置されて構成されている。
この滑り材11は、円形(または四角形)の滑り板14の下面に4つのボールベアリング15を備えたものであり、この滑り板14の上面に円形(または四角形)のジャッキベース10が溶接などで取り付けられている。また、このジャッキベース10の可動を規制する自立プレート16が、ネジ軸4に回転自在に設置されている。この自立プレート16は円盤17と、その周面に沿って下側に突設した脚部18とから逆凹形に形成され、この脚部18の外面に自立プレートを回転させるための突起19が形成されている。また脚部18は滑り板14の厚さよりも長くなっているため、自立プレート16をネジ軸4の下端部まで回転させると滑り板14が自立プレート16内に収納され、前記と反対方向に回転させると滑り板14の一部、すなわちボールベアリング15の下部が自立プレート16内から突出する(脚部18の下面より下側に突出する)。
したがって、枠組み足場1の組み立て時には、図4の(1)に示すように、自立プレート16をネジ軸4の下端部まで回転させて脚部18を鉄板13上に接地させて、自立プレート16で荷重を支持すると、滑り板14が自立プレート16内に収納されて可動が規制される。そして、枠組み足場1の組み立て後に、図4の(2)に示すように、突起19を金槌などで叩いて自立プレート16を回転させて、僅かに上げる(脚部18を鉄板13から離す)と、ボールベアリング15の下部が自立プレート16から下側に突出して鉄板13に接地することにより枠組み足場1を支持する。この状態でジャッキベース10は鉄板13上の全方向に可動するため、地震による上部駆体7の水平方向の揺れに追随して枠組み足場1の変形または破壊を防止する。
また、枠組み足場1を解体するときも、前記と同様に自立プレート16の回転により脚部18を鉄板13に接地させることによりジャッキベース10の可動を規制して、自立プレート16で枠組み足場1の荷重を支持するようにする。
なお、上記の滑り板のベアリングはボールベアリング15に限らず、その他のベアリングであってもよい。
また図5は第2の実施の形態の枠組み足場21である。この枠組み足場21はジャッキベース10における自立プレートの脚部22が四個になったものであり、これ以外は第1の実施の形態の枠組み足場1と同じ構成である。第1の実施の形態の自立プレートの脚部18は円盤の周面に沿って連続した一体のものであったが、本実施の形態は個別に四個の脚部22が形成されたものであり、同じ効果を奏する。
また図6は第3の実施の形態の枠組み足場23である。この枠組み足場23は滑り板14の上面にジャッキベース用の嵌合凹部24が形成され、この嵌合凹部24にジャッキベース10を嵌合することにより滑り板14を取り付けることができるものであり、これ以外は第1の実施の形態の枠組み足場1と同じ構成である。この嵌合凹部24はジャッキベース10と同じ形状の基板25の周囲に側板26が起立して形成されたものであり、ジャッキベース10を嵌合するだけで滑り板14に接合することができる。
また図7は第4の実施の形態の枠組み足場27である。この枠組み足場27は滑り板14の上面にジャッキベース用固定板28が取り付けられ、このジャッキベース用固定板28における四つの嵌合突起29をジャッキベースの固定孔30に嵌合することにより、滑り板14を取り付けることができるものであり、これ以外は第1の実施の形態の枠組み足場1と同じ構成である。この嵌合突起29は滑り板14の上面に突設させることもでき、四個以上またはそれ以下であってもよい。
また図8は第5の実施の形態の枠組み足場31である。この枠組み足場31は滑り板14の下面に滑りシート32、すなわちフッ素樹脂からなるテフロン(登録商標)シートを張り付けたものであり、これ以外は第1の実施の形態の枠組み足場1と同じ構成である。このテフロン(登録商標)シートは摩擦係数が非常に低く自己潤滑特性に優れているためドライベアリングとして、ボールベアリング15を備えた滑り板14と同じように鉄板上の全方向に可動する。なお、このテフロン(登録商標)シートは、第2〜第4の実施の形態の枠組み足場21、23、27にも適用することができる。
1、21、23、27、31、35 枠組み足場
2、36 建て枠
3、37 脚柱
4 ネジ軸
5 調整ハンドル
6、41 固定用のジャッキベース
7、34 上部躯体
8、38 張出部
9 敷き板
10 可動用のジャッキベース
11 滑り材
12、39 外構
13、42 鉄板
14 滑り板
15 ボールベアリング
16 自立プレート
17 円盤
18、22 脚部
19 突起
20、40 壁つなぎ
24 嵌合凹部
25 基板
26 側板
28 ジャッキベース用固定板
29 嵌合突起
30 固定孔
32 滑りシート

Claims (4)

  1. 建て枠の一方の脚柱におけるジャッキベースの下面に滑り材が設置され、このジャッキベースの可動を規制する自立プレートがネジ軸に回転自在に設置され、該自立プレートには脚部が設置され、該脚部が自立プレートの回転により接地面に設置することによりベースプレートが接地面から浮き上がることを特徴とする枠組み足場。
  2. 滑り材は、下面にベアリングが設置された滑り板、または滑りシートであることを特徴とする請求項1に記載の枠組み足場。
  3. ジャッキベースは、滑り板上面の嵌合凹部に嵌合して滑り板に固定されたことを特徴とする請求項2に記載の枠組み足場。
  4. ジャッキベースは、滑り板上面の嵌合突起がジャッキベースの固定孔に嵌合して滑り板に固定されたことを特徴とする請求項2に記載の枠組み足場。
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