JP2010182739A - 半導体装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】オーバーシュート、アンダーシュート耐性を備え、低電圧動作時においても半導体装置の内部電源電圧の測定を正確に行うこと。
【解決手段】本発明の一態様に係る半導体装置100は、内部電位を発生する内部電源回路H01と、内部電位を出力するとともに、外部との信号の入出力をするための外部端子パッドPADと、テストモード信号を発生するテストモード信号発生部と、内部電源回路H01の出力と外部端子パッドPADとの間に設けられ、テストモード信号で制御されるCMOSトランスファ回路TRAN1、TRAN2と、CMOSトランスファ回路TRAN1、TRAN2間に接続され、電位変動を抑制するクランプ素子PMOSトランジスタP1、クランプ素子NMOSトランジスタN1と、クランプ素子とCMOSトランスファ回路TRAN1との間に設けられた遅延素子Rとを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は半導体装置に関し、特に、内部電源電圧の測定回路を備える半導体装置に関する。
近年、半導体装置の電源電圧回路が複雑化し、1つのチップで、降圧電圧、昇圧電圧、負電圧、電源電圧の1/2のハーフVCCなど複数の内部電源電圧が用いられている。また、微細化に伴いデバイスの耐圧が低くなっていることから、低電圧化が進んでいる。デバイス内部で異なる電圧が発生されると、デバイスを破壊したり、特性を悪化させたりするため、内部電源電圧の精度の向上が求められている。
精度の高い電位を得るためには、内部電位を測定する必要がある。ウエハ上での測定においては測定コストを削減するために、パラレル測定化が進んでいる。しかし、試験装置のテストピンが不足しているため、外部ピンと共用でき、低電圧で高精度な測定が可能な、内部電源電圧の測定回路の必要性が高まってきている。
モールド樹脂封入されたチップの内部電位をチップの外に取り出して測定するには、外部端子と内部電位を出力する端子を共用する必要がある。このように端子を共用した場合、外部ピンに電源電圧以上のオーバーシュートやGND以下のアンダーシュートが入っても内部電位に影響を及ぼさない対処が重要な課題になってきている。
図6に、特許文献1に記載のスイッチ回路の回路構成を示す。図6に示すように、特許文献1に記載のスイッチ回路は、nチャネルMOSトランジスタT1とpチャネルMOSトランジスタT2とが直列に接続された構成となっている。外部端子114は、nチャネルMOSトランジスタT1のドレインと接続されている。nチャネルMOSトランジスタT1とpチャネルMOSトランジスタT2のソース同士が接続され、pチャネルMOSトランジスタT2のドレインと内部電源回路とが接続されている。
nチャネルMOSトランジスタT1のゲートには、テストモード指定信号、例えば図6中のS1が入力される。pチャネルMOSトランジスタT2のゲートには、テストモード指定信号S1をインバータ116で反転したものが入力される。従って、図6に示すスイッチ回路は、テストモード指定信号S1がHIGHの場合にオン状態となり、LOWの場合にオフ状態となる。
ここで、図7を用いて、スイッチに外部端子114から入力される電圧に対するカットオフ特性について説明する。図7は、図6のスイッチ回路のnチャネルMOSトランジスタT1及びpチャネルMOSトランジスタT2に相当する部分の断面を示す図である。図7に示す例では、p型Si基板を用いた場合について図示している。
図7に示すように、nチャネルMOSトランジスタはpウェル内に、pチャネルMOSトランジスタはnウェル内に形成されている。通常、pウェルは、GND電位VSS或いは基板バイアスVBBにバイアスされている。また、nウェルは、外部電源電圧ext.VCCにバイアスされている。
従って、テストモード指定信号S1がHIGH(=ext.VCC)になると、nチャネルMOSトランジスタのゲート直下にはn型反転層が形成され導通する。また、pチャネルMOSトランジスタのゲートにはLOW(=0V)が印加され、直下にはp型反転層が形成されて導通状態となる。
ここで、外部端子114の電位がVCCを超えて正にオーバーシュートすると、nチャネルMOSトランジスタのゲート電位はVCCであるので、nチャネルMOSトランジスタのドレイン近傍でn型反転層が消失し、導通状態がカットオフされる。一方で、外部端子114の電位が0Vを下回って負にアンダーシュートすると、pチャネルMOSトランジスタのゲート電位は0Vであるので、pチャネルMOSトランジスタのソース近傍でp型反転層が消失し、導通状態がカットオフされる。
以上のように図6のスイッチ回路では、nチャネルMOSトランジスタとpチャネルMOSトランジスタとが直列に接続されているので、外部端子114の電位が正にオーバーシュートした場合も、負にアンダーシュートした場合も、導通状態がカットオフされる。結果、内部電源回路に接続されている内部回路に直接オーバーシュート或いはアンダーシュートした電圧が印加されることがなく、内部の記憶情報等が破壊されるのを防ぐことが可能である。
特許第3583482号公報
図6に示す半導体装置では、トランスファ回路を構成しているトランジスタの閾値(以下VTと称する)が影響するため、内部電位をチップ外部へ正確に出力することができないという問題が生じてくる。
図6に示す回路において、nチャネルMOS(以下NMOSと称する)の閾値をVTNとする。内部電源電圧が(VCC−VTN)より高い場合は、NMOSのトランスファ回路がオフしてしまい、外部端子114に正確な内部電源電圧を出力することが出来ない。また、pチャネルMOS(以下PMOSと称する)の閾値をVTPとする。内部電源電圧がVTPより低い場合は、PMOSのトランスファ回路がオフしてしまい外部端子114に正確な電圧を出力することができない。
よって、図6に示す半導体装置で測定可能な内部電源電圧は、トランスファ回路を構成するトランジスタのVTP〜(VCC−VTN)の電圧となる。例えば、電源電圧1.3Vで、トランスファ回路を構成するトランジスタPMOS、NMOSのVTがともに0.5Vとすると、測定可能な内部電源電圧は0.5V〜0.8Vとなる。また、VTの温度依存性やSUB依存性などを考慮するとさらに測定可能な電圧の範囲は狭くなる。
図5に、低電圧動作例として電源電圧1.3Vで温度を可変したシミュレーション波形図を示す。シミュレーション結果によると、外部端子114へ出力可能な電圧は、電源電圧1.3Vに対し、温度が125℃では0.5V〜0.8Vまでとなり、温度が25℃では0.6V〜0.7Vへさらに狭まり、温度が−45℃では出力できていない。
上述したシミュレーション結果に示すように、従来の回路構成では低電圧動作時、トランスファ回路のVTの影響を受けるため、内部電源電圧の測定範囲を狭めることになり、期待する記憶装置の内部電源電圧の測定が出来なくなる。
本発明の一態様に係る半導体装置は、内部電位を発生する内部電源回路と、前記内部電位を出力するとともに、外部との信号の入出力をするための共用外部端子と、テストモード信号を発生するテストモード信号発生部と、前記内部電源回路の出力と前記共用外部端子との間に設けられ、前記テストモード信号で制御される第1及び第2CMOSトランスファ回路と、前記第1及び第2CMOSトランスファ回路間に接続され、電位変動を抑制するクランプ素子と、前記クランプ素子と前記第1CMOSトランスファ回路との間に設けられた遅延素子とを備えるものである。
内部電源回路の出力と共用外部端子との間、第1及び第2CMOSトランスファ回路を設けることにより、低電圧動作時においても内部電源の電位測定を正確に測定することができる。また、第1及び第2CMOSトランスファ回路間にクランプ回路を設け、クランプ素子と第1CMOSトランスファ回路との間に遅延素子設けることにより、共用外部端子からのオーバーシュート、アンダーシュートの影響を受けない内部電源の測定回路を実現することができる。
本発明によれば、オーバーシュート、アンダーシュート耐性を備え、低電圧動作時においても半導体装置の内部電源電圧の測定を正確に行うことができる半導体装置を提供することができる。
実施の形態1に係る半導体装置の構成を示す回路図である。 実施の形態1に係る半導体装置の動作を説明するためのタイミングチャートである。 実施の形態1に係る半導体装置の動作を説明するためのタイミングチャートである。 実施の形態2に係る半導体装置の構成を示す回路図である。 実施の形態2に係る半導体装置の動作を説明するためのタイミングチャートである。 実施の形態2に係る半導体装置の動作を説明するためのタイミングチャートである。 特許文献1に記載の半導体装置の問題点を説明するためのシミュレーション波形図である。 特許文献1に記載の半導体装置の構成を示す回路図である。 図6に示す半導体装置のレイアウト断面図である。
以下、本発明の実施の形態に係る半導体装置について、図を用いて説明する。なお、各図において、同様な構成要素には同様の符号を付し、適宜説明を省略する。
実施の形態1.
本発明の実施の形態1に係る半導体装置の構成について、図1を参照して説明する。図1は、本実施の形態に係る半導体装置100の構成を示す回路図である。図1に示すように、半導体装置100は、内部電源回路H01、入力保護部H02、測定回路部H03A、出力回路部H04、外部端子パッドPADを備えている。
半導体装置100は、入出力ピンと、内部電源回路H01の電位をモニタする外部端子パッドPADとを共用化した例である。すなわち、外部端子パッドPADは、内部電源回路H01の内部電位を出力するとともに、外部との信号の入出力を行う共用外部端子である。出力回路部H04の出力は、外部端子パッドPADに接続されている。出力回路部H04と外部端子パッドPADとの間の接続点には、入力保護部H02が接続されている。この接続点には、測定回路部H03Aを介して、内部電源回路H01が接続されている。
測定回路部H03Aは、インバータ回路INV1、CMOSトランスファ回路TRAN1、クランプ素子PMOSトランジスタP1、クランプ素子NMOSトランジスタN1、遅延素子Rを備えている。インバータ回路INV1には、図示しないテストモード信号発生部からのテストモード信号TEが入力される。CMOSトランスファ回路TRAN1は、PMOSトランジスタとNMOSトランジスタとを並列に接続した構成を有している。CMOSトランスファ回路TRAN1の一方は内部電源回路H01の出力である内部接点A1に接続され、他方は内部接点A2に接続されている。
遅延素子Rの一方は内部接点A2に接続され、他方は内部接点A3に接続されている。遅延素子Rとしては、例えば抵抗素子を用いることができる。CMOSトランスファ回路TRAN2の一方は内部接点A3に接続され、他方は外部端子パッドPADに接続されている。従って、内部電源回路H01の出力と外部端子パッドPADとの間に、CMOSトランスファ回路TRAN1、TRAN2とが設けられる。また、CMOSトランスファ回路TRAN1、TRAN2間には、遅延素子Rが設けられる。
CMOSトランスファ回路TRAN1とCMOSトランスファ回路TRAN2との間には、電位変動を抑制するクランプ素子が設けられている。本実施の形態においては、クランプ素子PMOSトランジスタP1とクランプ素子NMOSトランジスタN1が設けられている。クランプ素子NMOSトランジスタN1のドレインは内部接点A3に接続され、ゲート及びソースはGND電位に接続されている。クランプ素子PMOSトランジスタP1のドレインは内部接点A3に接続され、ゲート及びソースは、電源に接続されている。
CMOSトランスファ回路TRAN1、TRAN2のNMOSトランジスタのゲートには、テストモード信号TEが入力される。また、CMOSトランスファ回路TRAN1、TRAN2のPMOSトランジスタのゲートは、インバータ回路INV1の出力に接続されている。CMOSトランスファ回路TRAN1、TRAN2は、テストモード信号TEにより制御される。
クランプ素子PMOSトランジスタP1とクランプ素子NMOSトランジスタN1は、CMOSトランスファ回路TRAN1、TRAN2のVTよりも低いVTのトランジスタで構成されている。なお、ここでは、クランプ素子として、トランジスタを用いた例を示したが、ダイオードを用いることも可能である。
また、半導体装置100は、入力保護部H02と出力回路部H04を備えている。外部端子パッドPADを共用していることから、外部端子パッドPADは、出力回路部H04からのデータ信号DATAを出力する。出力回路部H04は、インバータ回路INV2、NAND回路NAND1、NOR回路NOR1、PMOS出力トランジスタP2、NMOS出力トランジスタN2を備えている。
インバータ回路INV2には、テストモード信号TEが入力される。NAND回路NAND1には、インバータ回路INV2の出力と、データ信号DATAとが入力される。PMOS出力トランジスタP2のゲートには、NAND回路NAND1の出力が接続されている。
NOR回路NOR1には、テストモード信号TEとデータ信号DATAと入力される。NMOS出力トランジスタN2のゲートには、NOR回路NOR1の出力が接続されている。PMOS出力トランジスタP2のドレインとNMOS出力トランジスタN2のドレインとが接続されている。
PMOS出力トランジスタP2のソースは電源に接続されている。NMOS出力トランジスタN2のソースはGND電位に接続されている。以下、クランプ素子PMOSトランジスタP1のVTをVTP1、クランプ素子NMOSトランジスタN1をVTN1と称する。
図6に記載の半導体装置では、PMOSトランジスタのVTをVTP、NMOSトランジスタのVTをVTN、測定範囲をVSとすると、VSの範囲を測定できる最低動作の電圧VLは次の式(1)で示される。
VL=VTP+VTN+VS・・・(1)
また、出力可能な電位はVTP〜(VCC−VTN)の範囲である。例えば、VTP=0.6V、VTN=0.6V、VS=0.6Vとすると、最低動作電圧VLはVL=0.6+0.6+0.6=1.8Vとなり、出力可能電位は0.6V〜1.2Vとなる。
これに対し、本実施の形態に係る半導体装置では、最低動作電圧VL1は次の式(2)で示される。
VL1=VTP1+VTN1・・・(2)
例えば、VTP1=0.6V、VTN1=0.6Vとすると最低動作電圧VL1は、VL1=1.2Vで、0V〜VCCの間の電位を出力可能である。
このように、低電圧動作時の内部電源の電位測定においても同様に正確な電位測定を実現することが可能である。
次に、半導体装置100の動作について、図2A、2Bを参照して説明する。図2A、2Bは、半導体装置100の動作を説明するためのタイミングチャートである。内部電源電圧の測定回路部H03Aにおいて、テストモード信号TEがHIGHの時には、CMOSトランスファ回路TRAN1とCMOSトランスファ回路TRAN2が共にONとなる。
また、出力回路部H03A内のクランプ素子PMOSトランジスタP1とクランプ素子NMOSトランジスタN1がOFFする。このため、外部端子パッドPADには内部接点A3の電位が出力される。内部接点A3の電位を測定することで、内部電源回路H01の電圧を測定することになる。
テストモード信号TEがLOWの時は、CMOSトランスファ回路TRAN1、TRAN2ともにOFFとなる。このため、出力回路部H04からのデータが外部端子パッドPADへ出力される。尚、出力回路部H04については公知の事例であり、ここでの動作説明は省略する。
本実施の形態では、低電圧動作で内部電源電圧を測定するため、CMOSトランスファ回路TRAN1、TRAN2を内部電源電圧の測定回路部H03Aへ採用している。外部端子パッドPADに電源電圧以上のオーバーシュート、アンダーシュートが入った場合の被測定点への影響を防ぐことが必要不可欠である。そこで、図2A、2Bのタイミングチャートを参照して動作を説明する。
まず、オーバーシュートの影響を阻止する動作を図2Aにて説明する。tm0では、テストモード信号TEがLOWの状態である。tm1において、オーバーシュートの波形が外部端子パッドPADに入ってくると、CMOSトランスファ回路TRAN2のPMOSトランジスタがONして、外部端子パッドPADの電位を内部接点A3に伝える。tm2になると、クランプ素子PMOSトランジスタP1がONして、内部接点A3の電位をVCC+VTP1以上にならないようにする。
tm3になると、内部接点A2の電位も内部接点A3と同じ電位になる。CMOSトランスファ回路TRAN1はクランプ素子PMOSトランジスタP1よりもVTが高いので、tm4においてもCMOSトランスファ回路TRAN1はオフ状態を保つ。よって、内部接点A1、すなわち、内部電源回路H01には、電源以上のオーバーシュートの影響が伝わらない。これにより、内部電源回路H01の電圧を保つことができる。
なお、図2Aのtm0からtm1に示すように、外部端子パッドPADへ急峻なオーバーシュートの波形が入った場合は、tm1からtm2かけて一旦、内部接点A3はVCC+VTP1以上の電圧になる場合がある。しかし、内部接点A3と内部接点A2との間に遅延を目的とした遅延素子Rが設けられている。このため、内部接点A2の電位上昇には時間がかかる。
これにより、内部接点A2がVCC+VTP1以上の電位になる前にクランプ素子PMOSトランジスタP1がONとなり、tm4にて内部接点A3の電位をVCC+VTP1に固定することができる。よって、CMOSトランスファ回路TRAN1はOFF状態を保ち、外部端子パッドPADの急峻なオーバーシュートの影響を内部接点A1に伝えないようにすることができる。これにより、内部電源回路H01の電圧を保つことができる。
次に、外部端子パッドPADにGND以下のアンダーシュートが入った場合の影響を阻止する動作を図2Bにて説明する。クランプ素子NMOSトランジスタN1が、クランプ素子PMOSトランジスタP1と同様な機能を有する。すなわち、クランプ素子NMOSトランジスタN1がONして、内部接点A3の電位をVCC―VTN1以下にならないようにする。
CMOSトランスファ回路TRAN1はクランプ素子NMOSトランジスタN1よりもVTが高いので、tm4においてもCMOSトランスファ回路TRAN1はオフ状態を保つ。このため、内部電源電圧の測定回路部H03Aの内部接点A1にはGND電位以下のアンダーシュートの影響が伝わらない。よって、内部電源回路H01の電圧を保つことができる。
また、図2Bのtm1からtm2に示すように外部端子パッドPADへ急峻なアンダーシュートが入力された場合、遅延素子Rが上記と同様な働きをする。このため、クランプ素子NMOSトランジスタN1により、電位はtm3からtm4にかけてGND―VTN1へ固定される。CMOSトランスファ回路TRAN1はオフ状態を保ち、内部接点A1に外部端子パッドPADの急峻なアンダーシュートの影響を伝えない。よって、内部電源回路H01の電圧を保つことができる。
このように、クランプ回路を設けることにより、外部端子のオーバーシュート、アンダーシュートの影響を受けない内部電源の測定回路を実現することができる。
以上説明したように、本実施の形態では、測定対象である内部電位接点と外部端子の間にテストモード信号にて制御される2個のCMOSトランスファ回路TRAN1、TRAN2を設けている。CMOSトランスファ回路TRAN1の一方は被測定点に接続され、他方は遅延素子Rに接続されている。遅延素子Rのもう一方は、CMOSトランスファ回路TRAN2に接続されている。
また、CMOSトランスファ回路TRAN2のもう一方には、外部端子が接続されている。遅延素子RとCMOSトランスファ回路TRAN2との接点には、クランプ素子として、Pチャンネル及びNチャンネルトランジスタが接続されている。クランプ素子は、CMOSトランスファ回路を構成するトランジスタよりVTが低いトランジスタからなる。
これにより、本発明ではオーバーシュート、アンダーシュート耐性を備え、測定したい電位の最低動作電圧を改善することができる。さらに、測定可能な内部電位の範囲も拡大することが可能となる。
実施の形態2.
本発明の実施の形態2に係る半導体装置の構成について、図3を参照して説明する。図3は、本実施の形態に係る半導体装置200の構成を示す回路図である。図2に示すように、半導体装置200は、内部電源回路H01、入力保護部H02、測定回路部H03B、出力回路部H04、外部端子パッドPADを備えている。本実施の形態において、実施の形態1と異なる点は、内部電源電圧の測定回路部H03Bの構成である。
測定回路部H03Bは、低電圧で内部電位が測定できなくなるという問題に対して、CMOSトランスファ回路を使用すること解決する。また、測定回路部H03Bは、実施の形態1よりも少ない素子で、外部端子パッドPADから受けるオーバーシュート、アンダーシュートによる被測定点への影響を阻止する。
図3に示すように、本実施の形態では、実施の形態1のクランプ素子PMOSトランジスタP1、クランプ素子NMOSトランジスタN1に代えて、クランプ素子NMOSトランジスタNMが設けられている。クランプ素子NMOSトランジスタNMは、外部端子パッドPADから受けるアンダーシュート、オーバーシュートによる被測定点が影響を受けることを阻止するものである。
クランプ素子NMOSトランジスタNMのドレインは測定回路部H03Bの内部接点A3が接続されている。また、クランプ素子NMOSトランジスタNMのゲートは測定時にHIGHとなるテストモード信号TEが接続され、ソースはGNDに接続されている。また、NMOSトランジスタNMのVT(以下VTNMと称する)は、CMOSトランスファ回路TRAN1とTRAN2を構成しているNMOSトランジスタのVTよりも低い。
図6の半導体装置の最低動作電圧は、PMOSトランジスタのVTをVTP、NMOSトランジスタのVTをVTN、測定範囲をVSとすると、VSを測定できる最低動作の電圧VLは次の式(3)で示される。
VL=VTP+VTN+VS・・・(3)
また、出力可能な電位はVTP〜(VCC−VTN)の範囲である。例えば、VTP=0.6V、VTN=0.6V、VS=0.6Vとすると、最低動作電圧VLはVL=0.6+0.6+0.6=1.8Vとなり、出力可能電位は0.6V〜1.2Vとなる。
これに対し、本発明の回路は最低動作電圧VL1は次の式(4)で示される。
VL1=VTP1+VTN1・・・(4)
VTP=0.6V、VTN=0.6Vとすると最低動作電圧VL1はVL1=1.2Vで、0V〜VCCの間の電位を出力可能である。
次に、図4A、4Bを参照して動作について説明する。図4A、4Bは、本実施の形態に係る半導体装置200の動作を説明するためのタイミングチャートである。半導体装置200の動作と半導体装置100の動作との違いは、通常動作時にCMOSトランスファ回路TRAN1とCMOSトランスファ回路TRAN2とがともにオフしているとき、出力回路部H04からデータが出力される際に生じるオーバーシュート、アンダーシュートの影響を伝えないことである。
オーバーシュートの影響を阻止する動作を、図4Aを参照して説明する。tm0では、テストモード信号TEがLOWの状態であるとする。tm1で外部端子パッドPADにVCC以上のオーバーシュート電圧が印加された場合、CMOSトランスファ回路TRAN2のPMOSトランジスタはVCC+VTP以上でONとなり、内部接点A3には外部端子パッドPADから電荷が流れ込もうとする。しかし、クランプ素子NMOSトランジスタNMがONとなるため、tm2で内部接点A3はクランプ素子NMOSトランジスタNMを通じてGND電位に引き抜かれる。
また、急峻なオーバーシュートが生じた場合でも、遅延素子Rがあるので内部接点A2の電位上昇に遅延が生じ、内部接点A2の電位もGND電位に引き抜かれるため、内部接点A1の電位変動は生じない。よって、tm0からtm4に示すように内部接点A1は、オーバーシュートの影響を受けることなく内部電源回路H01の電圧を保つことができる。
次に、アンダーシュートの影響を阻止する動作を図4Bにて説明する。tm0でテストモード信号TEがLOWであるとする。tm1でGND電位以下のアンダーシュート電圧が印加された場合、内部接点A3は一旦GND―VTNM電位になろうとする。しかし、クランプ素子NMOSトランジスタNMはON状態となり、内部接点A3に電荷が供給されてGND電位を保つ。このため、内部接点A1の電位変動は無い。よって、tm0からtm4に示すように内部接点A1は、アンダーシュートの影響を受けることなく内部電源回路H01の電圧を保つことができる。
また、急峻なアンダーシュートが生じた場合でも、遅延素子Rがあるので内部接点A2の電位降下には遅延が生じ、内部接点A2の電位の低下は抑えられる。さらに、CMOSトランスファ回路TRAN1のNMOSトランジスタのVTはVTNMより高い設定となっているので内部接点A1の電位変動は無い。よって、tm0からtm4に示すように内部接点A1は、内部電源回路H01の電圧を保つことができる。
このように、本実施の形態では、CMOSトランスファ回路を使用することにより、低電圧での動作時に内部の電位測定ができなくなるという問題を解決することができる。また、被測定点と出力端子との間にテストモード信号TEで制御されるCMOSトランスファ回路TRAN1、TRAN2を接続し、そしてCMOSトランスファ回路間にクランプ素子NMOSトランジスタNMを設けた。また、CMOSトランスファ回路TRAN1、TRAN2を構成するトランジスタよりVTの低いクランプ素子NMOSトランジスタNMを用いた。
これにより、被測定点が出力端子からのオーバーシュート若しくはアンダーシュートの影響を受けるという問題を解消することができる。さらに、被測定点に近い側のCMOSトランスファ回路TRAN1とクランプ素子NMOSトランジスタNM間に遅延素子Rを設けることにより、電位変動のスピードを遅くした。これにより、急峻なオーバーシュート若しくはアンダーシュートが発生したときでも、被測定点が受ける影響を抑制することができる。
以上説明したように、本発明ではオーバーシュート、アンダーシュート耐性を有し、従来例より、測定したい電位の最低動作電圧が改善することができる。さらに、測定可能な内部電位の範囲も拡大することが可能となる。
なお、本発明は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。
100 半導体装置
200 半導体装置
TE テストモード信号
DATA データ信号
PAD 外部端子パッド
P1 クランプ素子PMOSトランジスタ
N1 クランプ素子NMOSトランジスタ
NM クランプ素子NMOSトランジスタ
P2 PMOS出力トランジスタ
N2 NMOS出力トランジスタ
TRAN1 CMOSトランスファ回路
TRAN2 CMOSトランスファ回路
A1 内部接点
A2 内部接点
A3 内部接点
R 遅延素子
H01 内部電源回路
H02 入力保護部
H03A 測定回路部
H03B 測定回路部
H04 出力回路部
INV1 インバータ回路
INV2 インバータ回路
NAND1 NAND回路
NOR1 NOR回路

Claims (5)

  1. 内部電位を発生する内部電源回路と、
    前記内部電位を出力するとともに、外部との信号の入出力をするための共用外部端子と、
    テストモード信号を発生するテストモード信号発生部と、
    前記内部電源回路の出力と前記共用外部端子との間に設けられ、前記テストモード信号で制御される第1及び第2CMOSトランスファ回路と、
    前記第1及び第2CMOSトランスファ回路間に接続され、電位変動を抑制するクランプ素子と、
    前記クランプ素子と前記第1CMOSトランスファ回路との間に設けられた遅延素子と、
    を備える半導体装置。
  2. 前記クランプ素子は、前記第1及び第2のCMOSトランスファ回路を構成するトランジスタの閾値よりも低いトランジスタ又はダイオードから構成されていることを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  3. 前記クランプ回路は、PMOSトランジスタとNMOSトランジスタとを含む請求項1又は2に記載の半導体装置。
  4. 前記PMOSトランジスタは、ゲート及びソースが電源電位に接続され、ドレインが前記第1及び第2のCMOSトランスファ回路間に接続されており、
    前記NMOSトランジスタは、ゲート及びソースがGND電位に接続され、ドレインが前記第1及び第2のCMOSトランスファ回路間に接続されている請求項3に記載の半導体装置。
  5. 前記クランプ回路は、NMOSトランジスタから構成され、
    前記NMOSトランジスタのゲートには前記テストモード信号が供給され、ドレインが前記第1及び第2のCMOSトランスファ回路間に接続され、ソースがGND電位に接続されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の半導体装置。
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