JP2010181822A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ヒータの長手方向の位置を画像形成装置本体に対して位置決めすることで、ヒータの温度を可及的に高く維持しつつ、一方の非通紙部が異常に昇温することを防ぎ、高速で大量に印刷可能な画像形成装置を提供する。
【解決手段】定着装置14が、発熱手段を備えた定着部材16と、該定着部材に圧接されて定着ニップを形成する加圧部材15と、前記発熱手段及び加圧部材を保持する定着装置本体とを有し、前記定着ニップに前記画像形成装置本体100Aから搬送される未定着画像を担持した記録材を通過させることにより未定着画像を前記記録材上に永久画像として定着させる構成の画像形成装置において、発熱手段は、前記定着装置本体に対して記録材搬送方向と直交方向に移動自在に設置され、発熱手段の記録材搬送方向と直交方向の位置は、定着装置が前記画像形成装置本体に装着された時に、前記画像形成装置本体に対して位置決めされる。
【選択図】図2

Description

本発明は、複写機、プリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置に関し、特に定着装置の発熱手段の位置決め技術に関するものである。
従来から、電子写真方式・静電記録方式等の作像プロセスを採用した画像形成装置においては、作像プロセス部で記録材(転写材・印字用紙・感光紙・静電記録紙等)に形成坦持された未定着トナー像を、定着装置により熱定着するようになっている。処理する定着装置としては、熱ローラ(定着ローラ)と加圧ローラによるローラ加熱方式や、近年のクイックスタートや省エネルギの観点から発明されたフィルム加熱方式が実用化されている。フィルム加熱方式は、樹脂フィルムや樹脂ベルト、金属製スリーブ等の可撓性のスリーブを加熱部材で加圧部材に押圧して定着させるものである。
たとえば、定着フィルムを用いてクイックスタートを可能にした定着装置の場合、定着ニップ部の記録材搬送方向と直交する方向(以下、長手方向と記す)の長さに対して、幅の狭い、いわゆる小サイズ紙を使用すると、非通紙部の温度が上昇する。小サイズ紙は、例えば、LTRサイズ、A4サイズ縦搬送の画像形成装置であれば、A5、B5サイズ幅以下の記録材である。このような小サイズ紙の場合、通紙部は記録材自体によって熱が奪われるのに対して、非通紙部は熱が奪われないため、非通紙部の温度が上昇してしまうという問題がある。
このような非通紙部の温度上昇を抑制するために、たとえば、特許文献1には、定着フィルム方式の定着装置において、加熱部材であるセラミックヒータ上に、長手方向の長さの異なる発熱抵抗層を通紙方向に複数本設置したものが提案されている。すなわち、通紙される記録材の幅に合った長さの発熱抵抗層を発熱させることにより、小サイズ紙が通紙された場合の、非通紙部の昇温を抑制するものである。
一方、近年の画像形成装置の長寿命化や、ジャム処理性等のユーザビリティの観点から、定着装置を画像形成装置本体に対して、簡単に着脱可能にした画像形成装置が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特開2000−162909号公報 特開2002−072720号公報
近年の画像形成装置の高速化により、定着装置内での記録材の搬送速度は非常に速くなっている。そのため、記録材に熱を与え、トナー像の記録材への定着性を確保するために、加熱部材は非常に高温の状態にする必要がある。また、高速化のためには、前の記録材と次の記録材の間隔(以下、紙間と記す)を非常に短く設定しなければならず、定着装置内の加熱部材は加熱しつづける状態となる。
その結果、LTRサイズ機において、A5やB5サイズといった小サイズ紙の場合だけではなく、A4サイズ紙が通紙された場合でも、非通紙部の温度が非常に高温になりやすい。このため、例えば、セラミックヒータに代表される加熱部材は、加熱部材中の発熱体
をLTRサイズ紙(216mm)の定着性を確保できるような長手方向の長さが要求される。それと共に、A4サイズ紙(210mm)の通紙時の発熱体の非通紙部昇温を抑えることも要求され、そのバランスをとって、長手方向の長さが調整されている。
しかしながら、長寿命化やジャム処理性向上のために、定着装置を画像形成装置本体に対して着脱自在に設置する構成においては、ヒータの位置が定着装置の挿入によって長手方向にずれが発生しやすくなる。その結果、例えば、記録材に対してヒータが右側に偏って通紙される、あるいは逆に左側に偏って通紙されるといった場合が生じ、偏りとは逆の非通紙部が大きく昇温する。
図13に、A4サイズ紙の通紙に対し、ヒータが中心から1mmずれて連続通紙された場合の、非通紙部温度の上昇の一例を示す。ヒータが片寄って搬送される側とは逆の非通紙部、つまり非通紙部範囲の広い部分で、通紙枚数の増加とともに温度が高温になっている。定着装置の構成部材の耐熱温度を超えると、構成部材が劣化して耐久性が悪化することや、破損に至ることがある。また、構成部材の劣化には至らなくとも、長手方向片側のみ温度が高い状態でLTRサイズが通紙される場合には、ホットオフセットの画像弊害が発生することがある。
このように、ヒータの微小なずれの影響を考慮すると、LTR機において、近年の画像形成装置の高速化、大量の連続印刷、長寿命化、ジャム処理性等のユーザビリティなどに対応しなければならない。そのためには、ヒータの長手位置を定着装置に位置決めする定着装置を画像形成装置本体に対して着脱自在に位置決めする構成では、A4サイズ紙の通紙時の非通紙部昇温の抑制が困難となってきている。
このため、特に高速のLTRサイズ用の画像形成装置においては、A4サイズ紙が連続通紙された場合には、非通紙部の昇温を抑制するために、例えば、A4サイズ通紙時の通紙域端部のヒータの温度を検知する温度検知素子を設けている。その検知温度から予測される加熱体の非通紙部の温度が、定着装置の構成部材の耐熱温度に達する前に、一定時間印刷動作を休止して非通紙部の温度が耐熱温度より十分低下するまで待機することや、紙間距離を大きくとる必要がある。また、紙間は定着装置の温調温度をダウンすることなどをして、上記不具合が発生しないようにする必要があった。その結果、大幅に印刷速度が低下し、生産性が低下するという問題があった。
本発明は上述の課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、発熱手段の長手方向の位置を画像形成装置本体に対して位置決めすることで、発熱手段の温度を可及的に高く維持しつつ、一方の非通紙部が異常に昇温することを防ぎ、高速で大量に印刷可能な画像形成装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、本出願に係る第1の発明は、画像形成装置本体と、該画像形成装置本体に対して着脱自在に設けられる定着装置と、を備え、該定着装置は、発熱手段を備えた定着部材と、該定着部材に圧接されて定着ニップを形成する加圧部材と、前記発熱手段及び加圧部材を保持する定着装置本体とを有し、前記定着ニップに前記画像形成装置本体から搬送される未定着画像を担持した記録材を通過させることにより未定着画像を前記記録材上に永久画像として定着させる構成の画像形成装置において、前記発熱手段は、前記定着装置本体に対して記録材搬送方向と直交方向に移動自在に設置され、前記発熱手段の記録材搬送方向と直交方向の位置は、前記定着装置が前記画像形成装置本体に装着された時に、前記画像形成装置本体に対して位置決めされる構成となっていることを特徴とする。
第2の発明は、画像形成装置本体と、該画像形成装置本体に対して着脱自在に設けられる定着装置と、を備え、該定着装置は、発熱手段を備えた定着部材と、該定着部材に圧接されて定着ニップを形成する加圧部材と、前記発熱手段及び加圧部材を保持する定着装置本体とを有し、前記定着ニップに前記画像形成装置本体から搬送される未定着画像を担持した記録材を通過させることにより未定着画像を前記記録材上に永久画像として定着させる構成の画像形成装置において、前記発熱手段及び前記加圧部材は、前記定着装置本体に対して記録材搬送方向と直交方向に移動自在に設置され、前記発熱手段及び前記加圧部材の記録材搬送方向と直交方向の位置は、前記定着装置が前記画像形成装置本体に装着された時に、前記画像形成装置本体に対して位置決めされる構成となっていることを特徴とする。
第3の発明は、画像形成装置本体と、該画像形成装置本体に対して着脱自在に設けられる定着装置と、を備え、該定着装置は、発熱手段を備えた定着部材と、該定着部材に圧接されて定着ニップを形成する加圧部材と、前記発熱手段及び加圧部材を保持する定着装置本体とを有し、前記定着ニップに前記画像形成装置本体から搬送される未定着画像を担持した記録材を通過させることにより未定着画像を前記記録材上に永久画像として定着させる構成の画像形成装置において、前記定着装置の記録材搬送方向と直交方向の位置は、前記定着装置が前記画像形成装置本体内に装着された時に、前記発熱手段によって前記画像形成装置本体に対して位置決めされる構成となっていることを特徴とする。
以上説明したように、本発明によれば、発熱手段の記録材搬送方向と直交方向の位置を画像形成装置本体に対して位置決めすることで、発熱手段の温度を可及的に高い状態に維持しつつ、一方の非通紙部が異常に昇温することを防止でき、高速で大量に印刷可能な画像形成装置を提供できる。
本発明の実施例1に係る画像形成装置の定着装置の構成を示すもので、(A)は定着フレームの側面部を示す図、(B)は(A)の斜視図。 (A)は図1の定着装置の構成を示す断面図、(B)は(A)の斜視図。 (A)は図1の定着装置の構成を示す途中部分省略上面模式図、(B)は(A)の定着部材と加圧ローラを取り出して定着装置のメイン及びサブサーミスタの位置を示す斜視図。 (A)は図1の定着装置を画像形成装置本体の前側板に装着手前の状態を示す側面図、(B)は(A)の斜視図。 (A)は図4の定着装置の装着完了状態を示す側面図、(B)は(A)の斜視図。 (A)は図1の定着装置の画像形成装置本体に挿入する前の状態を示す斜視図、(B)は(A)の定着装置の挿入した後の状態を示す斜視図。 図5(A)の位置決め手段の別の構成を示す斜視図。 (A)は本発明の実施例2に係る定着装置の画像形成装置に挿入する前の状態を示す斜視図、(B)は(A)の挿入した後の状態を示す斜視図。 本発明の実施例2に係る加圧ローラの長手方向位置を規制する構成を示す図。 本発明の実施例3に係る定着装置の構成を示す途中部分省略上面模式図。 (A)は本発明の実施例3に係る定着装置の画像形成装置本体に挿入する前の状態を示す斜視図、(B)は定着装置のを画像形成装置本体に挿入した後の状態を示す斜視図。 本発明が適用される画像形成装置の概略構成を示す図。 本発明の課題としてヒータ端部が長手方向にずれた場合の非通紙部温度の上昇を示す図。
以下に、本発明を図示の実施例に基づいて詳細に説明する。
[画像形成装置の全体構成]
図12は、本発明の実施例1に係る画像形成装置の全体構成を示す縦断面図である。
本実施例に係る画像形成装置100は、記録材としてのシートにカラー画像を形成するカラーレーザープリンタ(以下、プリンタ部)である。 画像形成装置は、静電写真プロセスにより画像を形成する作像プロセス部10と、作像プロセス部10に記録材としてのシートSを供給するシート給紙部20,30と、画像形成プロセス部10によって形成さ
れた画像を記録材に転写する二次転写部13と、定着装置14とを備えている。
(画像形成プロセス部)
画像形成プロセス部10は、画像装置本体に対して着脱自在なプロセスカートリッジ3a,3b,3c,3dを備えている。これら4個のプロセスカートリッジ3a,3b,3c,3dは、同一構造であるが、異なる色、すなわち、イエロー(Y),マゼンタ(M),シアン(C),ブラック(Bk)のトナーによる画像を形成する点で相違している。プロセスカートリッジ3a,3b,3c,3dは、現像ユニット4a,4b,4c,4dと、クリーナユニット5a,5b,5c,5dによって構成されている。
このうち前者の現像ユニット4a,4b,4c,4dは、現像ローラ6a,6b,6c,6dと、現像剤塗布ローラ7a,7b,7c,7d、及びトナー容器を有している。 一方、後者のクリーナユニット5a,5b,5c,5dは、像担持体である感光ドラム1a,1b,1c,1dと、帯電ローラ2a,2b,2c,2dと、ドラムクリーニングブレード8a,8b,8c,8dと、廃トナー容器と、を有している。
プロセスカートリッジ3a,3b,3c,3dの鉛直下方には、スキャナユニット9が配置され、画像信号に基づく露光を感光ドラム1a,1b,1c,1dに対して行う。
感光ドラム1a,1b,1c,1dは、帯電ローラ2a,2b,2c,2dによって所定の負極性の電位に帯電された後、スキャナユニット9によってそれぞれ静電潜像が形成される。この静電潜像は、現像ユニット4a,4b,4c,4dによって反転現像されて負極性のトナーが付着され、それぞれイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(Bk)のトナー像が形成される。
中間転写ベルトユニット10は、中間転写ベルト51が、駆動ローラ52、テンションローラ53に張架されており、テンションローラ53が矢印T方向に張力をかけている。また、各感光ドラム1a,1b,1c,1dに対向して、中間転写ベルト51の内側に一次転写ローラ50a,50b,50c,50dが設置されており、不図示のバイアス印加手段により転写バイアスを印加する構成となっている。
感光ドラム1a,1b,1c,1d上に形成されたトナー像は、各感光ドラム1a,1b,1c,1dが、図12における時計回りに回転し、中間転写ベルト51を反時計回りに回転させる。さらに、一次転写ローラ50a,50b,50c,50dに正極性のバイアスを印加することにより、感光ドラム1a上のトナー像から順次、中間転写ベルト51上に一次転写され、4色のトナー像が重なった状態で二次転写部13まで搬送される。
一方、トナー像転写後に、感光ドラム1a,1b,1c,1d表面に残ったトナーは、クリーニングブレード8a,8b,8c,8dによって除去される。また、シートSへの二次転写後に中間転写ベルト51上に残ったトナーは、転写ベルトクリーニング装置11
によって除去され、除去されたトナーは、廃トナー搬送路(不図示)を通過し、装置奥面部に配置された廃トナー回収容器(不図示)へと回収される。
(シート給紙部)
本実施例の画像形成装置では、2つのシート給紙部を有する。第1のシート給紙部は、画像形成装置100内部に設けられた本体シート給紙部20、第2のシート給紙部は、画像形成装置100側面に設けられた手差しシート給紙部30である。
本体シート給紙部20は、給紙カセット21が画像形成装置の位置決め部に対して、突き当てるように挿入される。本実施例では、給紙カセット21は、図12の手前に設置されている前側板(図3(A)の110)に対して突き当てられている。給紙カセット21での、搬送方向に対して直角な方向(シートの幅方向)のシートの位置決めは、給紙カセット21に設けられている図上手前側のサイド規制板19a及び図上奥側のサイド規制板19bによって行われる。サイド規制板19a,19bは、シートSの大きさに合わせて給紙カセット21に移動可能に取り付けられている。
これらによって、シートSはその上面側だけを開放した状態にて位置決めされた状態で積載され、画像形成装置本体に対して、高精度に位置決めされている。
また、シート給紙部20は、シートSを収納する給紙カセット21内からシートSを給紙する給紙ローラ22と、分離手段である分離ローラ23を有する。給紙カセット21に収納されたシートSは、給紙ローラ22に圧接され、分離ローラ23によって一枚ずつ分離され搬送される。そして、分離されたシートSは、本体給紙搬送路25を経てレジストローラ対38に搬送される。
手差しシート給紙部30は、シートSを積載する中板31と、中板31の最上のシートSを給紙する給紙ローラ32と、分離手段である分離パット33とを有する。さらに、シート給紙部30は、搬送方向に対して直角な方向(シートの幅方向)の位置を規制するサイド規制板37a(図上手前側)及びサイド規制板37b(図上奥側)を有する。中板31が持ち上がり、中板31上に積載されたシートSが給紙ローラ32に圧接され、分離パット33によって一枚ずつ分離され搬送される。そして、分離されたシートSは、手差し給紙搬送路34を経て、再給紙ローラ対35に搬送され、再給紙搬送路36を通過してレジストローラ対38に搬送される。
以上、説明したように、画像形成装置100のレジストローラ対38上流側では、2つの搬送路が合流する構成である。
(二次転写部)
レジストローラ対38により、シートSは二次転写部13に搬送される。二次転写部13において、二次転写ローラ60に正極性のバイアスを印加することにより、搬送されたシートSに、中間転写ベルト51上の4色のトナー像が二次転写される。
(定着装置)
次に、本発明の特徴である定着装置14について、図1から図7を用いて、詳述する。
まず、本実施例における定着装置の構成について説明する。尚、図において、構成部の符号にa、bと副番がついているものは、定着装置における、シートの搬送方向と直交方向の両端部において対称(図3(A)中、上下対称)の部材である。シートの搬送方向と直交方向とは、各部材の長手方向である。
この定着装置14は、図2および図3に示すように、発熱手段としてのヒータ201を備えた定着部材16と、定着部材16に圧接されて定着ニップを形成する加圧部材としての加圧ローラ15とを備えている。定着部材16及び加圧ローラ15は、定着装置本体としての定着フレーム211に保持されている。そして、画像形成装置本体から搬送される
定着ニップに未定着画像を担持した記録材としてのシートを通過させることにより未定着画像を記録材上としてのシートS上に永久画像として定着させる構成となっている。定着フレーム211は、加圧ローラ15、定着部材16の両端部を支持するサイドフレーム部211a、211bと、サイドフレーム部211a、211bを本体フレーム部211cとを備えた構成となっている。
加圧ローラ15は、芯金と、芯金の外側にシリコンゴムやフッ素ゴム等の耐熱ゴムあるいはシリコンゴムを発砲して形成された弾性層からなり、この上にPFA、PTFE、FEP等の離型性層を形成してあってもよい。加圧ローラ15は、加圧ローラ軸受206a、bを介して定着フレーム211に設けた嵌合用溝に係合させて、定着フレーム211に位置決めしている。また、加圧ローラ15の長手方向は、図3に示す通り、加圧ローラ軸受206a、206bで挟み込み、定着フレーム211のサイドフレーム部211a、211bで規制している。
定着部材16は、可撓性のスリーブである金属製スリーブ202と、可撓性のスリーブ内である金属製スリーブ202内に設置されたヒータ201とを備えている。ヒータ201は、ヒータホルダ203に保持され、ヒータホルダ203を保持する保持ステイ204と、を備えている。また、ヒータホルダ203の両端には定着フランジ205a、205bが設けられている。
金属製スリーブ202は、熱容量の小さなベルト状部材に、弾性層を設けてなる円筒状(エンドレスベルト状)の部材であり、耐熱性、高熱伝導性を有するSUS、Al、Ni、Cu、Zn等の金属部材を単独、あるいは合金部材を基層とした可撓性を有するスリーブである。さらに、オフセット防止や記録材の分離性を確保する為に表層には、PTFE、PFA、FEP、ETFE、CTFE、PVDF等のフッ素樹脂、シリコーン樹脂等の離型性の良好な耐熱性樹脂を混合ないし単独で被覆したものである。
シートS上のトナー像Tを溶融、定着させる定着ニップの加熱を行うヒータ201は、特に図示しないが、耐熱性樹脂基板の表面に、長手方向に沿って、通電発熱抵抗層をスクリーン印刷などにより線状もしくは細帯状に塗工して形成した通電加熱用部材である。耐熱性樹脂基板は、例えば、アルミナ、AlN(チッ化アルミ)等の高絶縁性のセラミックス基盤や、ポリイミド、PPS,液晶ポリマー等によって形成される。通電発熱抵抗層は、例えばAg/Pd(銀パラジウム)、RuO2、Ta2N等によって形成されるもので、厚み10μm程度、幅1〜5mm程度の線状もしくは細帯状に形成される。ヒータ201の構成しては、その他、金属製基板上の定着ニップ部反対側に絶縁層、通電発熱抵抗体を順次積層してなる金属製加熱用ヒータで、金属製基板は定着ニップ側が湾曲した形状であっても良い。
ヒータホルダ203は、高剛性・高耐熱性・高断熱性の部材であり、液晶ポリマー、フェノール樹脂、PPS、PEEK等により形成されている。ヒータホルダ203は、ヒータ201を支持し位置を決める役目、加圧部材の役目、定着ニップとの反対方向への放熱を防ぐ為の断熱部材の役目、定着スリーブ202をガイドする役目を果たす。さらに、本発明では、後述する画像形成装置本体に対するヒータ201の長手方向位置を決める役目等を果たす。
ヒータ201は、ヒータホルダ203に固定して設置してあり、金属製スリーブ202はヒータホルダ203の外側に設置されている。
保持ステイ204は、金属製スリーブ202の内側に設けられ、ヒータホルダ203に対して加圧方向に設置されている。
定着フランジ205a、205bは、図1及び図3(A)に示すように、ヒータホルダ203の長手方向両端部側に装着され、金属製スリーブ202の両端部の外径形状及び長手位置を規制する役目を果たす。定着フランジ205a、205bの定着フレーム211のサイドフレーム211a、211bに対する位置決めは、定着フレーム211に設けた嵌合用溝に係合させて行い、加圧ローラ15に加圧する方向にのみ移動自在に保持されている。
定着部材16の金属製スリーブ202及び保持ステイ204は、図3(A)に示すように、定着フランジ205a、205bを介して、定着フレーム211に長手方向に規制され、加圧ローラ15に加圧する方向にのみ移動自在に保持されている。
ヒータ201及びヒータホルダ203は、保持ステイ204及び定着フランジ205a、205bを介して、加圧ローラ15に加圧する方向に移動自在に保持されている。一方、、シートの搬送方向と直交方向である長手方向には、所定のガタを持たせた状態で、定着フレーム211のサイドフレーム部211a、211bに保持されている。
なお、図3(B)の、212と213a、213bは、温度検知手段としてのメインと2つのサブの、合計3つのサーミスタである。図3(B)は金属製スリーブ202を切り欠いた図であるが、この図において、メインサーミスタ212は、加熱体であるヒータ201に非接触に配置される。本実施例では、メインサーミスタ212は、ヒータホルダ203の上方において、定着スリーブ20の内面に弾性的に接触させてあり、金属製スリーブ202の内面の温度を検知する。サブサーミスタ213aと213bは、メインサーミスタ212よりも熱源であるヒータ201に近い場所に配置され、発熱抵抗層端部の位置でのヒータ201裏面の温度を検知する。
メインサーミスタ212は、金属製スリーブ202の長手中央付近に、サブサーミスタ213aと213bは、ヒータ201の中心から等距離の端部付近に配設され、それぞれ金属製スリーブ202の内面、ヒータ201の裏面に接触するよう配置されている。
定着装置の動作
次に、本実施例における定着装置の動作について説明する。
定着ニップを形成するために、図1及び図3(A)における定着部材16の両端部において、定着フランジ205a、205bの加圧部と不動のバネ受け部材207a、bとの間に、リンクアーム208a、bを介して加圧バネ209a、bが設置されている。これにより、加圧ローラ15の弾性層の弾性に抗して所定の押圧力をもって圧接させ、加熱定着に必要な所定幅の定着ニップを形成している。この加圧力は、カム210a、210bによって、加圧状態と離間状態とを選択的に切換可能となっている。カム210a、210bは、不図示の駆動モータより、カム駆動ギア222を介して駆動を伝達される。
定着ニップにおいては、定着部材16の加圧ローラ15に対する加圧により、金属製スリーブ202が、ヒータ201と加圧ローラ15との間に挟まれてヒータ201の扁平面に倣って撓み、金属製スリーブ202の内面がヒータ201に当接した状態となる。
加圧ローラ15は、不図示の駆動部から加圧ローラ駆動ギア211を介して、図2(A)における時計方向に回転力が伝達される。加圧ローラ15の回転駆動に伴って、定着ニップ部における加圧ローラ15と定着部材16側の金属製スリーブ202との摩擦力で、金属製スリーブ202に回転力が作用する。これにより、金属製スリーブ202は、その内面がヒータ201に密着して摺動しながらヒータホルダ203の外回りを、図3において反時計方向に、加圧ローラ15の回転に従動して回転状態になる(加圧ローラ駆動式)。
金属製スリーブ202は、内部のヒータ201及びヒータホルダ203と、定着フランジ205a、bの間の摩擦抵抗を小さく抑える必要がある。これは、記録材としてのシートの定着ニップ通過時のスリップ防止や、プリンタ自体の駆動トルクを抑えるためである。このため、ヒータ201およびヒータホルダ203の表面に耐熱性グリス等の潤滑材を少量介在させてある。
ヒータ201は、シートS上のトナー像を溶融、定着させる定着ニップの加熱を行う。加圧ローラ15の回転により、金属製スリーブ202が回転し、ヒータ201に通電されてヒータ201の温度が所定の温度に立ち上がり温調される。この状態で、未定着トナー像を担持したシートSが、耐熱性の定着入口ガイド220に沿って、定着ニップの金属製スリーブ202と加圧ローラ15との間に搬送される。そして、シートSが定着ニップを挟持搬送される事で、未定着トナー像が金属製スリーブ202を介してヒータ201の熱で加熱されて熱定着される。
定着ニップを通過した記録材Sは、金属製スリーブ202の外面から分離し、図12における排記録材ユニットに設置された排記録材ローラ17によって、排出トレイ18に排出される。
定着装置の着脱
次に本実施例における定着装置を、画像形成装置本体に装着するまでの過程を、図4乃至図6を用いて説明する。
メンテナンス性やジャム処理性向上のために、定着装置14は画像形成装置本体100Aに対して着脱自在に構成されている。
定着装置14の着脱方向Sは、定着装置14の長手方向Xに対して直交方向に着脱可能である。この着脱方向Sはシートの搬送面に対しては角度を有している。
発熱手段としてのヒータ201は、定着装置本体である定着フレーム11に対して記録材搬送方向と直交方向である長手方向Xに移動自在に設置されている。ヒータ201の記録材搬送方向と直交方向の位置である長手方向位置は、定着装置14が画像形成装置本体に装着されたときに、画像形成装置本体100Aの前側板110に対して位置決めされる構成となっている。
画像形成装置本体100Aは、図6に示すように、前側板110と、後側板111と、前側板110と後側板111間に連結された定着ステイ112とを備えており、この定着ステイ112、前側板110及び後側板111の間に、定着装置14が装着される。
図6では、定着装置14の外観形状を示しており、定着前カバー223、定着後カバー224、定着左カバー225及び定着右カバー226によって、その前後左右が覆われている。定着指定112には定着ステイ溝113が設けられており、定着後カバー224には、この定着ステイ溝113に係合する定着長手規制部227が設けられている。
一方、図4(A)、(B)に示すように、定着装置14は、画像形成装置本体100Aから取り出された状態においては、定着部材16と加圧ローラ15間の加圧力が解除された状態となっている。
発熱手段であるヒータ201及びヒータホルダ203は、定着装置本体である定着フレーム211に対して、長手方向に所定のガタを持たせた状態で保持されているため、定着フレーム211に対して長手方向に移動自在に設置された状態となっている。
定着部材16のヒータ201を保持するヒータホルダ203と、画像形成装置本体100Aの前側板110には、定着装置14の着脱方向Sに互いに係脱自在の位置決め手段と
してのヒータ位置決め部214と、ヒータ挿入溝215が設けられている。この位置決め手段を構成するヒータ位置決め部214とヒータ挿入溝215は、定着装置14の着脱動作により係脱される構成である。すなわち、定着装置14を画像形成装置本体100Aに装着すると、位置決め手段のヒータ位置決め部214とヒータ挿入溝215が係合する。また、定着装置14を画像形成装置本体100Aから離脱すると、位置決め手段を構成するヒータ位置決め部214とヒータ挿入溝215が離脱する構成となっている。
ヒータ挿入溝215は、定着装置14の挿入方向に開いており、ヒータ位置決め部214が定着装置14の着脱方向に係脱可能となっている。
すなわち、定着装置14を画像形成装置本体に設置する時は、図12に示した右ドア70を開き、画像形成装置本体にある定着装置装着部である定着ステイ112に、定着装置14を、図4の矢印の挿入方向S(図12における左方向)に挿入する。定着装置14を画像形成装置本体に挿入していくと、まず、ヒータホルダ203のヒータ位置決め部214が、画像形成装置本体100Aの前側板110に形成されているヒータ挿入溝215に対して係合する。これにより、ヒータ201及びヒータホルダ203の長手方向の位置が規制される。
次に、定着装置14が、定着装置14に設置されている定着位置決め軸216a、bと、画像形成装置本体の前側板110及び後側板111にある定着位置決め溝217a、bが係合し、定着装置14の挿入方向位置が位置決めされる。また、定着装置14の長手方向の位置は、図3(A)、図6に示すように、定着長手規制部227が画像形成装置本体100Aの定着ステイ112に形成されている定着ステイ長手規制溝113に係合することによって規制される。
定着装置14の設置が完了した時点で、右ドア70を閉めると、右ドア70に連動したインターロックスイッチが入り、画像形成装置は、初期化のために動作を開始する。この動作の時に、定着装置14のカム210a、210bは、不図示の駆動モータ及びカム駆動ギア222によって定着ニップを加圧状態に切換える(図5参照)。
画像形成装置の電源を切ると、定着装置のカム210a、210bは、不図示の駆動モータ及びカム駆動ギア222によって、定着ニップを離間状態に切換える。
定着装置14の交換やジャム処理時には、定着部材16と加圧ローラ15間の定着ニップが離間した状態で、定着装置14を画像形成装置本体から抜き取り、必要な処理を行った後、再度、定着装置14を画像形成装置本体100Aに挿入する。その後の動作は、上述の通りである。
尚、本実施例1では、画像形成装置本体100Aを構成する前側板110側でヒータ210及びヒータホルダ203の長手方向の位置決めを行ったが、後側板111側で行ってもよい。また、前側板110側と後側板111側の両方で行ってもよい。
また、本実施例1では、ヒータ210の長手方向の位置決めを、ヒータホルダ203のヒ
ータ位置決め部214と、前側板110のヒータ挿入溝215の係脱構成としたが、このような構成に限定されるものではない。たとえば、図13に示すように、上記したヒータ位置決め部214の代わりにヒータ位置決め穴314とし、画像形成装置本体の前側板110に、ヒータ位置決め穴314に係脱可能なヒータ挿入軸315を設けるようにしてもよい。その他、要するに、ヒータ210の長手方向の位置決めを画像形成装置本体に対して行う位置決め機構であればよい。
以上のように、ヒータ210の長手方向位置を、画像形成本体100Aに対して位置決めすることで、通紙されるシートに対するヒータ210の位置を、可及的にずれのない位
置に設定することができる。その結果、できる限りヒータ210を高温とする従来の性能を維持しつつ、一方の非通紙部が異常に昇温することを防止でき、高速で大量に印刷可能な画像形成装置を提供できる。
次に、本発明の第2実施形について、図8を参照して説明する。なお、画像形成装置及び定着装置の基本的な構成は、前述した実施形態と同一であるため、ここでは、主として本実施形の特徴となる構成部分について説明するものとする。実施例1と同一の構成部分については同一の符号を付し、重複した説明を省略するが、本実施例2の特徴部分を説明するにあたって、適宜、図1乃至図6を参照する。図1乃至図6には、本実施例2の対応構成部分の符号を、括弧書きで付している。
定着装置の構成
まず、本実施例2における定着装置の構成について説明する。
尚、図において、構成部の符号にa、bと副番がついているものは、定着装置における、シートの搬送方向と直交方向の両端部において対称(図3(A)中、上下対称)の部材である。シートの搬送方向と直交方向とは、各部材の長手方向である。
図8において、ヒータホルダ403は、ヒータ201を支持し位置を決める役目、加圧部材の役目、定着ニップ部との反対方向への放熱を防ぐ為の断熱部材の役目、定着スリーブ202をガイドする役目、加圧ローラ軸受406aの長手方向の位置を決める役目、さらに後述する画像形成装置本体との長手方向の位置を決める役目等をしている、高剛性・高耐熱性・高断熱性の部材であり、液晶ポリマー、フェノール樹脂、PPS、PEEK等により形成されている。
加圧ローラ15は、加圧ローラ15に形成された溝15aに、図9に示すように、加圧ローラ軸受406aに形成された加圧ローラ長手規制部406dを係合させることで、加圧ローラ軸受406aに対して長手方向位置が規制されている。
この加圧ローラ軸受406a及び加圧ローラ15は、加圧ローラ軸受規制溝406cをヒータホルダ403の加圧ローラ軸受規制軸403aに係合させることで、加圧ローラ軸受406a及び加圧ローラ15の長手方向の位置をヒータホルダ403に対して規制している。加圧ローラ軸受406a及び加圧ローラ15の長手方向以外の位置は、不図示の定着フレーム211に設けた嵌合用溝に係合させて定着フレーム211に長手方向に移動自在に規制されている。また、加圧ローラ軸受406bは、図3(A)の上方側で、実施例1と同様に定着フレーム211に位置決めされており、加圧ローラ15は、加圧ローラ軸受406bに長手方向に移動自在に位置決めされている。
定着部材16の金属製スリーブ202、保持ステイ204は、定着フランジ205a、205bを介して、定着フレーム211に長手方向に規制され、加圧ローラ15に加圧する方向にのみ移動自在に保持されている。
ヒータ201及びヒータホルダ403は、保持ステイ204及び定着フランジ205a、205bを介して、加圧ローラ15に加圧する方向に移動自在に保持されている。また、長手方向には、所定のガタを持たせた状態で、定着フレーム211に保持されている。
ヒータ201及び加圧ローラ15は、定着装置本体としての定着フレーム211に対して記録材搬送方向と直交方向である長手方向に移動自在に設置されている。
定着装置の動作
本実施例2の定着装置の動作に関しては、実施例1と同様のため省略する。
定着装置の着脱
次に、本実施例における、定着装置14を画像形成装置本体100Aに装着するまでの過程を図8を用いて説明する。
メンテナンス性やジャム処理性向上のために、定着装置14は画像形成装置本体100Aに対して着脱自在に構成されている。
この実施例2では、ヒータ201及び加圧ローラ15の記録材搬送方向と直交方向である長手方向の位置は、定着装置14が画像形成装置本体を構成する前側板110に装着された時に、画像形成装置本体の前側板110に対して位置決めされる構成となっている。
図8(A)に示すように、定着装置14は、画像形成装置本体100Aから取り出された状態においては、定着部材16と加圧ローラ15間の加圧力が解除された状態となっている。
定着部材16のヒータ201を保持するヒータホルダ403と、画像形成装置本体100Aの前側板110には、定着装置14の着脱方向Sに互いに係脱自在の位置決め手段としてのヒータ位置決め部414と、ヒータ挿入溝215が設けられている。この位置決め手段を構成するヒータ位置決め部414とヒータ挿入溝215は、定着装置14の着脱動作により係脱される構成である。すなわち、定着装置14を画像形成装置本体100Aに装着すると、位置決め手段のヒータ位置決め部414とヒータ挿入溝215が係合する。また、定着装置14を画像形成装置本体100Aから離脱すると、位置決め手段を構成するヒータ位置決め部414とヒータ挿入溝215が離脱する構成となっている。
ヒータ挿入溝215は、定着装置14の挿入方向に開いており、ヒータ位置決め部414が定着装置14の着脱方向に係脱可能となっている。
発熱手段であるヒータ201及びヒータホルダ403と、加圧ローラ軸受406a及び加圧ローラ15は定着装置本体である定着フレーム211に対して、長手方向に所定のガタを持たせた状態で保持されている。そのため、定着フレーム211に対して長手方向に移動自在に設置された状態となっている。
すなわち、定着装置14を画像形成装置本体に設置する時は、図12に示した右ドア70を開き、画像形成装置本体にある定着装置装着部である定着ステイ112に、定着装置14を、図4の矢印の挿入方向S(図12における左方向)に挿入する。定着装置14を画像形成装置本体に挿入していくと、まず、ヒータホルダ203のヒータ位置決め部414が、画像形成装置本体100Aの前側板110に形成されているヒータ挿入溝215に対して係合する。これにより、ヒータ201及びヒータホルダ203の長手方向の位置が規制される。ヒータ201及びヒータホルダ403の長手方向が規制されると同時に、ヒータホルダ403に長手方向が規制されている加圧ローラ15及び加圧ローラ軸受406aの長手方向位置も、画像形成装置本体100Aに対して長手方向位置が規制される。
次に、定着装置14が、定着装置14に設置されている定着位置決め軸216a、bと、画像形成装置本体の前側板110及び後側板111にある定着位置決め溝217a、bが係合し、定着装置14の挿入方向位置が位置決めされる。また、定着装置14の長手方向の位置は、図3(A)、図6に示すように、定着長手規制部227が画像形成装置本体100Aの定着ステイ112に形成されている定着ステイ長手規制溝113に係合することによって規制される。
定着装置14の設置が完了した時点で、右ドア70を閉めると、右ドア70に連動したインターロックスイッチが入り、画像形成装置は、初期化のために動作を開始する。この動作の時に、定着装置14のカム210a、210bは、不図示の駆動モータ及びカム駆
動ギア222によって定着ニップを加圧状態に切換える(図8(B)5参照)。
画像形成装置の電源を切ると、定着装置のカム210a、210bは、不図示の駆動モータ及びカム駆動ギア222によって、定着ニップを離間状態に切換える。
定着装置14の交換やジャム処理時には、定着部材16と加圧ローラ15間の定着ニップが離間した状態で、定着装置14を画像形成装置本体から抜き取り、必要な処理を行った後、再度、定着装置14を画像形成装置本体100Aに挿入する。その後の動作は、上述の通りである。
尚、本実施例2では、前側板110側でヒータ210及びヒータホルダ403、加圧ローラ15及び加圧ローラ軸受406aの長手方向の位置決めを行ったが、後側板111側で行ってもよい。また、前側板110側と後側板111側の両方で行ってもよい。
以上のように、本実施例2では、ヒータ201、ヒータホルダ203、加圧ローラ15及び加圧ローラ軸受406aの長手方向位置を、画像形成装置本体100Aに位置決めした。これにより、通紙されるシートに対するヒータ210の位置を、可及的にずれのない位置に設定することができる。その結果、できる限りヒータ210を高温とする従来の性能を維持しつつ、一方の非通紙部が異常に昇温することを防止でき、高速で大量に印刷可能な画像形成装置を提供できる。
次に、本発明の実施例3について、図10及び図11を参照して説明する。なお、画像形成装置及び定着装置の基本的な構成は、前述した実施例1と同一であるため、主として、本実施例2の特徴となる構成部分について説明するものとする。実施例1と同一の構成部分については同一の符号を付し、重複した説明を省略するが、本実施例2の特徴部分を説明するにあたって、適宜、図1乃至図6を参照する。図1乃至図6には、本実施例2の対応構成部分の符号を、括弧書きで付している。
定着装置の構成
まず、本実施例3における定着装置の構成について説明する。
尚、図において、構成部の符号にa、bと副番がついているものは、定着装置における、シートの搬送方向と直交方向の両端部において対称(図10(A)中、上下対称)の部材である。シートの搬送方向と直交方向とは、各部材の長手方向である。
図11において、511は定着装置本体としての定着フレームであり、この定着フレーム511に加圧ローラ15及び定着部材16を装着して保持している。。定着フレーム511は、加圧ローラ15、定着部材16の両端部を支持するサイドフレーム部511a、511bと、サイドフレーム部511a、511bを本体フレーム部511cとを備えた構成となっている。
ヒータホルダ503は、ヒータ201を支持し位置を決める役目、加圧部材の役目、定着ニップ部との反対方向への放熱を防ぐ為の断熱部材の役目、定着スリーブ202をガイドする役目がある。さらに、このヒータホルダ503は、後述する定着装置と画像形成装置本体との長手方向の位置を決める役目等をしている。ヒータホルダ503は、高剛性・高耐熱性・高断熱性の部材であり、液晶ポリマー、フェノール樹脂、PPS、PEEK等により形成されている。
ヒータ201はヒータホルダ503に固定して設置してあり、金属製スリーブ202はヒータホルダ503の外側に設置されている。
定着フランジ505a、505bは、ヒータホルダ503の長手方向両端部側に装着されて金属製スリーブ202の両端部の外径形状及び長手位置を規制する役目をする。定着フランジ505a、505bの定着フレーム511の位置決めは、定着フレーム511に
設けた嵌合用溝に係合させて行い、加圧ローラ15に加圧する方向にのみ移動自在に保持されている。
加圧ローラ15は、加圧ローラ軸受506a、506bを介して定着フレーム511に設けられた嵌合用溝に係合させて、定着フレーム511に位置決めしている。また、加圧ローラ15の長手方向は、図10に示す通り、加圧ローラ軸受506a、506bに挟み込み、定着フレーム511で規制している。
定着部材16の金属製スリーブ202、保持ステイ204、ヒータ201及びヒータホルダ503は、定着フレーム511に位置決めされた定着フランジ505a、505bに保持されている。そのため、定着部材16自体が定着フレーム511に位置決め保持され、加圧ローラ15に加圧する方向にのみ移動自在に保持されている。定着部材16の長手方向は、図10に示す通り、定着フランジ505a、505bに挟み込み、定着フレーム511で規制している。
以上のように、加圧ローラ15及びヒータホルダ503等の定着部材16は、定着フレーム511に挟み込むように長手方向の位置が規制されている。
定着装置の動作
本実施例の定着装置の動作に関しては、実施例1と同様のため省略する。
定着装置の着脱
次に、本実施例における、定着装置14を画像形成装置本体100Aに装着するまでの過程を図11を用いて説明する。
メンテナンス性やジャム処理性向上のために、定着装置14は画像形成装置本体100Aに対して着脱自在に構成されている。
この実施例3では、定着装置14の記録材搬送方向と直交方向の位置は、定着装置14が画像形成装置本体内に装着された時に、ヒータ201を保持するヒータホルダ503によって画像形成装置本体100Aに対して位置決めされる構成となっている。
図11(A)に示すように、定着装置14は、画像形成装置本体100Aから取り出された状態においては、定着部材16と加圧ローラ15間の加圧力が解除された状態となっている。
定着部材16のヒータ201を保持するヒータホルダ503と、画像形成装置本体100Aの前側板110には、定着装置14の着脱方向Sに互いに係脱自在の位置決め手段としてのヒータ位置決め部514と、ヒータ挿入溝215が設けられている。この位置決め手段を構成するヒータ位置決め部514とヒータ挿入溝215は、定着装置14の着脱動作により係脱される構成である。すなわち、定着装置14を画像形成装置本体100Aに装着すると、位置決め手段のヒータ位置決め部514とヒータ挿入溝215が係合する。また、定着装置14を画像形成装置本体100Aから離脱すると、位置決め手段を構成するヒータ位置決め部514とヒータ挿入溝215が離脱する構成となっている。
ヒータ挿入溝215は、定着装置14の挿入方向に開いており、ヒータ位置決め部514が定着装置14の着脱方向に係脱可能となっている。
すなわち、定着装置14を画像形成装置本体に設置する時は、図12に示した右ドア70を開き、画像形成装置本体にある定着装置装着部である定着ステイ112に、定着装置14を、図11の矢印の挿入方向Sに挿入する。定着装置14を画像形成装置本体に挿入していくと、まず、ヒータホルダ203のヒータ位置決め部514が、画像形成装置本体100Aの前側板110に形成されているヒータ挿入溝215に対して係合する。これにより、ヒータ201及びヒータホルダ203の長手方向の位置を規制する。
定着装置の構成で述べたように、ヒータ210、ヒータホルダ503、定着フランジ505a、b、加圧ローラ軸受506a、b、金属製スリーブ202、保持ステイ204、加圧ローラ15等の長手方向位置は、全て定着フレーム511に規制されている。そのため、ヒータ201及びヒータホルダ503の長手方向が規制されると同時に、定着フランジ505a、b、加圧ローラ軸受506a、506b、定着フレーム511、金属製スリーブ202、保持ステイ204、加圧ローラ15等の定着装置14の長手方向も規制される。
次に、定着装置14が、定着装置14に設置されている定着位置決め軸216a、bと、画像形成装置本体の前側板110及び後側板111にある定着位置決め溝217a、bが係合し、定着装置14の挿入方向位置が位置決めされる。
定着装置の設置が完了した時点で、右ドア70を閉めると、右ドア70に連動したインターロックスイッチが入り、画像形成装置は、初期化のために動作を開始する。この動作の時に、定着装置のカム210a、bは不図示の駆動モータ及びカム駆動ギア222によって定着ニップを加圧状態に切換える。
画像形成装置の電源を切ると、定着装置14のカム210a、210bは不図示の駆動モータ及びカム駆動ギア222によって、定着ニップを離間状態に切換える。定着装置14の交換やジャム処理時には、定着ニップが離間した状態で定着装置を本体から抜き取り必要な処理を行い、再度定着装置14を画像形成装置本体に挿入する。その後の動作は、上述の通りである。
尚、本実施例3では、前側板110側でヒータホルダ503及び定着装置14の長手方向の位置決めを行ったが、後側板111側で行ってもよいし、両方で行ってよい。
以上の構成により、ヒータ201及びヒータホルダ203や加圧ローラ15及び加圧ローラ軸受506a、506b等、定着装置14の長手方向位置を、ヒータホルダ203によって画像形成装置本体100Aに位置決めすることができる。これにより、通紙されるシートに対するヒータ210の位置を、可及的にずれのない位置に設定することができる。その結果、できる限りヒータ210を高温とする従来の性能を維持しつつ、一方の非通紙部が異常に昇温することを防止でき、高速で大量に印刷可能な画像形成装置を提供できる。
14‥‥‥定着装置
15‥‥‥加圧ローラ(加圧部材)
16‥‥‥定着部材
100‥‥画像形成装置
100A‥‥画像形成装置本体
110‥‥前側板
111‥‥後側板
112‥‥定着ステイ
113‥‥定着ステイ長手規制溝
201‥‥ヒータ(発熱手段)
202‥‥金属製スリーブ(可撓性スリーブ)
203‥‥ヒータホルダ
204‥‥保持ステイ
206a、206b‥‥加圧ローラ軸受
211‥‥定着フレーム(定着装置本体)
214‥‥ヒータ位置決め部
215‥‥ヒータ挿入溝
216a、216b‥‥定着位置決め部
227‥‥定着長手規制部
314‥‥ヒータ位置決め穴
315‥‥ヒータ挿入軸
403‥‥ヒータホルダ
403a‥‥加圧ローラ軸受規制軸
406a、406b‥‥加圧ローラ軸受
406c‥‥加圧ローラ軸受規制溝
406d‥‥加圧ローラ長手規制部
414‥‥ヒータ位置決め部
503‥‥ヒータホルダ
505a、505b‥‥定着フランジ
506a、506b‥‥加圧ローラ軸受
511‥‥定着フレーム
514‥‥ヒータ位置決め部
516‥‥定着位置決め部

Claims (6)

  1. 画像形成装置本体と、該画像形成装置本体に対して着脱自在に設けられる定着装置と、を備え、該定着装置は、発熱手段を備えた定着部材と、該定着部材に圧接されて定着ニップを形成する加圧部材と、前記発熱手段及び加圧部材を保持する定着装置本体とを有し、前記定着ニップに前記画像形成装置本体から搬送される未定着画像を担持した記録材を通過させることにより未定着画像を前記記録材上に永久画像として定着させる構成の画像形成装置において、
    前記発熱手段は、前記定着装置本体に対して記録材搬送方向と直交方向に移動自在に設置され、
    前記発熱手段の記録材搬送方向と直交方向の位置は、前記定着装置が前記画像形成装置本体に装着された時に、前記画像形成装置本体に対して位置決めされる構成となっていることを特徴とする画像形成装置。
  2. 画像形成装置本体と、該画像形成装置本体に対して着脱自在に設けられる定着装置と、を備え、該定着装置は、発熱手段を備えた定着部材と、該定着部材に圧接されて定着ニップを形成する加圧部材と、前記定着部材及び加圧部材を保持する定着装置本体とを有し、前記定着ニップに前記画像形成装置本体から搬送される未定着画像を担持した記録材を通過させることにより未定着画像を前記記録材上に永久画像として定着させる構成の画像形成装置において、
    前記発熱手段及び前記加圧部材は、前記定着装置本体に対して記録材搬送方向と直交方向に移動自在に設置され、
    前記発熱手段及び前記加圧部材の記録材搬送方向と直交方向の位置は、前記定着装置が前記画像形成装置本体に装着された時に、前記画像形成装置本体に対して位置決めされる構成となっていることを特徴とする画像形成装置。
  3. 画像形成装置本体と、該画像形成装置本体に対して着脱自在に設けられる定着装置と、を備え、該定着装置は、発熱手段を備えた定着部材と、該定着部材に圧接されて定着ニップを形成する加圧部材と、前記定着部材及び加圧部材を保持する定着装置本体とを有し、前記定着ニップに前記画像形成装置本体から搬送される未定着画像を担持した記録材を通過させることにより未定着画像を前記記録材上に永久画像として定着させる構成の画像形成装置において、
    前記定着装置の記録材搬送方向と直交方向の位置は、前記定着装置が前記画像形成装置本体内に装着された時に、前記発熱手段によって前記画像形成装置本体に対して位置決めされる構成となっていることを特徴とする画像形成装置。
  4. 前記定着部材の発熱手段と画像形成装置本体には、定着装置の着脱方向に互いに係脱自在の位置決め手段が設けられ、該位置決め手段は前記定着装置の着脱動作により係脱される構成で、定着装置を画像形成装置本体に装着すると位置決め手段が係合し、定着手段を画像形成装置から離脱すると位置決め手段が離脱する構成となっている請求項1乃至3のいずれかの項に記載の画像形成装置。
  5. 前記定着部材は、可撓性のスリーブと、該可撓性のスリーブ内に設置された前記ヒータとを備えてなることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかの項に記載の画像形成装置。
  6. 前記加圧部材は、加圧ローラであることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかの項に記載の画像形成装置。
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