JP2018054898A - 定着装置 - Google Patents

定着装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2018054898A
JP2018054898A JP2016191009A JP2016191009A JP2018054898A JP 2018054898 A JP2018054898 A JP 2018054898A JP 2016191009 A JP2016191009 A JP 2016191009A JP 2016191009 A JP2016191009 A JP 2016191009A JP 2018054898 A JP2018054898 A JP 2018054898A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
longitudinal direction
fixing device
positioning
sheet member
heating body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2016191009A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6884540B2 (ja
Inventor
中島 慶太
Keita Nakajima
慶太 中島
佳典 橋本
Yoshinori Hashimoto
佳典 橋本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2016191009A priority Critical patent/JP6884540B2/ja
Publication of JP2018054898A publication Critical patent/JP2018054898A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6884540B2 publication Critical patent/JP6884540B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)
  • Fixing For Electrophotography (AREA)

Abstract

【課題】熱伝導性のシート部材の長手方向における位置精度を安定させ、熱膨張による伸縮の影響を受けにくくして、非通紙部の過昇温を抑制し、安定したスループットを達成する定着装置を提供する。【解決手段】回転体と、ニップ部を回転体と共に形成する対向体と、回転体を加熱する長手方向に伸びた加熱体と、加熱体を支持し長手方向に伸びた支持部材と、支持部材と加熱体の間に挟持され長手方向に伸びた熱伝導性のシート部材と、を有する定着装置であって、支持部材は、長手方向における一方の端部側において装置本体と係合することで支持部材の位置決めを行う第1の位置決め部と、一方の端部側において加熱体と係合することで加熱体の位置決めを行う第2の位置決め部と、一方の端部側においてシート部材と係合することでシート部材の位置決めを行う第3の位置決め部と、を有する。【選択図】図1

Description

本発明は、電子写真感光体・静電記録誘電体・磁気記録磁性体等の像坦持体に電子写真プロセス・静電記録プロセス・磁気記録プロセス等の適宜の画像形成プロセスを適用して記録材上に形成されたトナー像を定着する定着装置に関する。
複写機やプリンタなどの画像形成装置に搭載する定着装置として、加熱体(ヒータ)に接触しつつ移動する定着フィルム(定着ベルト)としての可撓性スリーブを備えるフィルム方式の定着装置が知られている。この定着装置は、熱伝達効率が良いため、加熱体(ヒータ)に通電を開始してから定着可能温度に達するまでの時間が短く、一枚目の画像を出力するまでの時間が短いというメリットがある。さらには、プリント命令を待つ待機中の消費電力が少ないというメリットもある。このようなメリットがあるため、近年、高速装置に導入されている。
これに加えて、更なる熱伝達効率の向上を目的とし、ヒータとヒータの支持部材(ヒータホルダ)との間にシート部材としての高熱伝導シートを配置し、非通紙部で発生した過熱を効率的に通紙部領域の定着ニップ部へ供給できる構成が知られる(特許文献1)。
このような従来の構成における支持部材、加熱体、シート部材の位置決めについて、図6、図7を用いて説明する。図6において、(a)は可撓性スリーブを除いた状態の正面図、(b)は可撓性スリーブを含んだ状態の正面図である。また、図7は従来の定着装置の構成説明図(斜視図)である。
図7に示すように、従来の定着装置は、加熱体の支持部材(ヒータホルダ)20と加熱体(ヒータ)30の間に熱伝導性のシート部材としてのシート材10を挟持し、シート材10の位置決めを行っている。また、図6に示すように、長手方向において、組立時にヒータ30をヒータホルダ20のリブ20cに付き当てて位置決めする。そして、ヒータホルダ20の溝部20dを装置本体としての装置フレーム40に係合させることでヒータホルダ20の装置フレーム40に対する位置決めを行っている。尚、他端側には位置決め形状は設けず、部品寸法公差及び熱膨張を考慮して隙間を設けてある。
このように、ヒータ30及びヒータホルダ20を長手方向の一端側で位置決めすることにより、位置精度の向上及び熱膨張時の伸縮の影響を受けにくい構成としている。
特開2003−317898号公報
しかしながら、シート材10は、加熱体(ヒータ)30と加熱体の支持部材(ヒータホルダ)20に挟持されているが、それ自身の長手方向における位置決めが成されていないため、位置精度が不安定である。加えて、定着装置のような高温環境下においては、熱膨張の伸縮を繰り返すことによりさらなる位置ずれが生じ、加熱体(ヒータ)30との相対的な位置がずれることにより、非通紙部昇温の抑制効果が低下してしまう虞がある。さらには、熱膨張による伸縮を繰り返すことでシート材10が損傷する虞がある。
本発明の目的は、熱伝導性のシート部材の長手方向における位置精度を安定させ、熱膨張による伸縮の影響を受けにくくして、非通紙部の過昇温を抑制し、安定したスループットを達成する定着装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明に係る定着装置は、回転体と、該回転体に対向し、トナー像を担持した記録材が加圧された状態で挟持搬送されるニップ部を前記回転体と共に形成する対向体と、前記回転体を加熱し前記記録材の搬送方向および厚さ方向に直交する長手方向に伸びた加熱体と、該加熱体を支持し前記長手方向に伸びた支持部材と、該支持部材と前記加熱体の間に挟持され前記長手方向に伸びた熱伝導性のシート部材と、を有する定着装置であって、前記支持部材は、前記長手方向における一方の端部側において装置本体と係合することで前記支持部材の位置決めを行う第1の位置決め部と、前記一方の端部側において前記加熱体と係合することで前記加熱体の位置決めを行う第2の位置決め部と、前記一方の端部側において前記シート部材と係合することで前記シート部材の位置決めを行う第3の位置決め部と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、熱伝導性のシート部材の長手方向における位置精度を安定させ、熱膨張による伸縮の影響を受けにくくして、非通紙部の過昇温を抑制し、安定したスループットを達成する定着装置を提供することができる。
本発明の第1の実施形態に係る定着装置の構成説明図(a)可撓性スリーブがない状態(b)可撓性スリーブがある状態 第1の実施形態に係る定着装置の可撓性スリーブがない状態の説明図 第1の実施形態に係る定着装置の可撓性スリーブがある状態の説明図(斜視図) 本発明の第2の実施形態に係る定着装置の構成説明図(a)可撓性スリーブがない状態(b)可撓性スリーブがある状態 本発明の実施形態に係る定着装置を搭載した画像形成装置の概略構成図(断面図) 従来の定着装置の構成説明図(a)可撓性スリーブがない状態(b)可撓性スリーブがある状態 従来の定着装置の構成の説明図(斜視図)
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。なお、本願明細書において、長手方向とは、記録材搬送方向および記録材厚さ方向に直交する方向である。
《第1の実施形態》
(画像形成装置および定着装置)
図5は、本発明の実施形態に係る定着装置を搭載した画像形成装置100の概略構成図である。先ず、画像形成装置100における画像形成及びシート搬送について説明する。図5において、101は像担持体である感光体ドラムであり、感光体ドラム101は、黒色の現像剤(トナー)を備えたプロセスカートリッジ102に回転自在にその両端を支持されている。また、図示しない駆動モータおよび駆動伝達手段により、長手方向の一方の端部から駆動伝達され、図5の時計回りに回転駆動される。
表面に有機光導電体層を塗布された感光体ドラム101は、帯電ローラ103に帯電バイアスを印加することにより、その表面が一様に帯電させられる。露光手段であるレーザースキャナユニット104から発せられたレーザー光105により選択的に感光体ドラム101に露光され、静電潜像が形成される。この静電潜像は、現像手段106によりトナーを付着させられ、トナー像として現像される。
第1の給送手段110は、給送ローラ111、分離パッド112、給送トレイ113等で構成され、給送トレイ113には記録材(記録紙)としてのシートSが積載されている。シートSは、図示しない駆動モータおよび駆動伝達手段により所定のタイミングで駆動される給送ローラ111により給送される。それと同時に、分離パッド112の摩擦力により捌かれて、1枚のシートSのみがレジストローラ対132に給送される。
その後、シートSはレジストローラ対132によって、感光体ドラム101と転写ローラ133とが当接する転写位置に搬送される。転写位置では、所定のバイアスを印加された転写ローラ133により、感光体ドラム101上のトナー像がシートSに転写される。
トナー像を転写されたシートSは、定着装置としての定着器50の加圧ローラ51と無端状の回転体である可撓性スリーブ(定着ベルト、定着フィルム)52に挟持搬送され、熱と圧力によりトナー像がシートS上に溶融固着されることにより画像が得られる。ここで、加圧ローラ51は、可撓性スリーブ52に対向し可撓性スリーブ52と共に記録材が加圧された状態で挟持搬送される定着ニップ部(ニップ部)を形成する対向体として機能する。
そして、ニップ部の長手方向(加圧ローラの軸方向)の各位置における幅(記録材搬送方向の長さ)に関して、長手方向における第1の領域(中央部)における幅に対し第1の領域を挟んだ両端部側の第2の領域および第3の領域における幅の方を広くしている。
加圧ローラ51、可撓性スリーブ52により搬送されたシートSは、排出ローラ対134を通過後、シート切換機構140により排出ローラ対135へと搬送され、排出トレイ150上に排出、積載される。
また、画像形成装置100は、第2の給送手段120を備えている。第2の給送手段120は、給送ローラ121、分離パッド122および給紙カセット123等で構成され、給紙カセット123にはシートSが積載されている。シートSは図示しない駆動モータおよび駆動伝達手段により所定のタイミングで駆動される給送ローラ121により給送されると同時に、分離パッド122の摩擦力により捌かれて、1枚のシートSのみが搬送ローラ対131に給送される。
その後、シートSは搬送ローラ対131およびレジストローラ対132を通って感光体ドラム101と転写ローラ133とが当接する転写位置に搬送される。その後のシートSは、第1の給送手段110から給送されたシートSと同様に搬送され、排出トレイ150上に排出、積載される。
(定着装置における各部材の長手方向の位置決め)
次に、本実施形態の定着装置である定着器50の各部材の長手方向の位置決めに関する構成について、図1乃至図3を用いて説明する。図1において、(a)は可撓性スリーブを除いた状態の正面図、(b)は可撓性スリーブを含んだ状態の正面図である。また、図2、図3は本実施形態の定着装置の構成説明図(斜視図)である。
定着器50においては、図2に示すように加熱体の支持部材(ヒータホルダ)20の上に長手方向に伸びた高熱伝導部材であるシート材10を配置し、その上に可撓性スリーブ52の内面と接触する長手方向に伸びた加熱体(ヒータ)30を配置する。すなわち、シート材10を加熱体の長手方向に伸びた支持部材(ヒータホルダ)20の接触面20eと加熱体(ヒータ)30で挟持している。
尚、シート材10の材質は、ヒータ30の基板に比べて面方向の熱伝導率が高い高熱伝導部材であり、例えば、グラファイトやアルミニウムである。但し、上記の熱伝導率を満足すれば特定の材質に限定するものではない。また、シート材10の厚さについても特定の厚さに限定するものではなく、様々な厚さに設定可能である。
1)ヒータホルダおよびヒータの長手方向における位置決め
そして、定着器50の各部材の長手方向における位置決めについては、先ず、ヒータ30及びヒータホルダ20を定着器の長手方向における一端側で位置決めすることで、熱膨張の基点を合わせる構成としている。すなわち、図1に示すように、組立時にヒータ30をヒータホルダ20のリブ20cに突き当てて位置決めするとともに、ヒータホルダ20の溝部20dで装置本体としての装置フレーム40を挟みこむ。これにより、ヒータホルダ20の装置フレーム40に対する位置決めを行っている。
ここで、ヒータホルダ20の溝部20dは、長手方向における一方の端部側において装置本体と係合することで、長手方向におけるヒータホルダ20自体の位置決めを行う第1の位置決め部として機能する。また、ヒータホルダ20のリブ20cは、同じ端部側においてヒータ30と係合することで、長手方向におけるヒータ30の位置決めを行う第2の位置決め部として機能する。
そして、ヒータホルダ20には、長手方向におけるヒータ30の発熱抵抗体よりも外側に、厚み方向における凹部20fを有し、熱伝導性のシート部材であるシート材10(以下に詳述)との空隙を設けている。シート材10による熱伝導は、接触する領域においてより効率的に行われることから、シート材10と発熱抵抗体の接触領域を選択的に一致させることで、非通紙部で発生した過熱を効率的に通紙部領域の定着ニップ部へ供給できる構成としている。
2)熱伝導性のシート部材の長手方向における位置決め
次に、本実施形態の特徴である熱伝導性のシート部材であるシート材10の長手方向における位置決め構成について説明する。本実施形態の定着装置50は、シート材10に設けた凸部10aをヒータホルダ20の凹部20aに係合することで、シート材10の長手方向の位置決めを行っている。本実施形態において、ヒータホルダ20の凹部20aは、ヒータホルダおよびヒータの長手方向における位置決めと同じ端部側においてシート材10と係合することでシート材10の位置決めを行う第3の位置決め部として機能する。
これにより、本実施形態では、長手方向において、シート材10、ヒータ30、ヒータホルダ20を定着器の一端側で位置決めすることで、熱膨張の基点を合わせる構成としている。
ここで、本実施形態では、シート材10の凸部10aは、長手方向において、可撓性スリーブ52の端部よりも外側に配置され、シート材10の凸部10aが可撓性スリーブ52と接触しない構成としている(図1、図3)。尚、可撓性スリーブ52は、長手方向において端部をフランジ53(図3)により規制されている。
また、シート材10の長手方向の長さは、ヒータ30の発熱抵抗体の長さと同等もしくはそれ以上とし、発熱抵抗体で発生する過剰な熱を効率的に不足領域に供給できるよう構成している。
このような定着装置50において、ヒータ30が発熱すると、ヒータ30、ヒータホルダ20、シート材10は熱せられることで熱膨張し、同一端側に設けられた位置決め部を基点に長手方向の他端側へ向けて伸縮する。このように、各部品の位置決めが同一端側に配置されているために各部品が同方向に伸び縮みし、熱膨張による伸縮で位置決め部がずれてしまうことを防止できる。
また、本実施形態の定着装置50においては、シート材10の凸部10aと係合するヒータホルダ20の凹部20aの形状を、シート材10の凸部10aが上方向に乗り上がるような斜面形状とする。これにより、組立後のシート材10の組み付け状態を容易に確認できる構成としている(図3)。
以上、本実施形態によれば、熱伝導性のシート部材の長手方向における位置決めを加熱体および加熱体の指示部材の長手方向における位置決めと同一端側で行うことで、シート部材の位置精度の向上および熱膨張による伸縮の影響を低減できる。すなわち、熱伝導性のシート部材の長手方向における位置精度を安定させ、熱膨張による伸縮の影響を受けにくくすることができる。
これにより、非通紙部の過昇温を抑制し、安定したスループットを達成する定着装置を提供することができる。 そして、シート部材は、シート部材自身やヒータ、ヒータホルダの熱膨張の影響を受けにくくなり、シート部材の伸縮による位置ずれや損傷を防止することができる。
《第2の実施形態》
次に、本発明の第2の実施形態について、図4を用いて説明する。図4における基本構成は、第1の実施形態である図1と同様であり、詳細な説明を省略する。本実施形態は、第1の実施形態に対し、シート材10とヒータホルダ20の凸部及び凹部を逆の関係にしたものである。すなわち、本実施形態の定着装置50は、シート材10に設けた凹部10bにヒータホルダ20の凸部20bを係合することで、シート材10の長手方向の位置決めを行っている。
(変形例)
上述した実施形態では、本発明の好ましい実施形態を説明したが、本発明はこれに限定されず、本発明の範囲内で種々の変形が可能である。
(変形例1)
上述した実施形態では、定着ベルトとして無端ベルトが第1の回転体としての可撓性スリーブ52を構成したが、加圧ローラ51の替りに無端ベルトが対向体として第2の回転体に設けられても良い。
(変形例2)
上述した実施形態では、回転体および加圧体としての加圧用回転体(加圧)ローラが定着回転体(定着ベルト)を加圧する場合を示した。しかしながら、本発明はこれに限定されず、加圧体としてでなく対向体としての回転体が定着回転体としての定着ベルトとしてのフィルムから加圧される場合にも同様に適用できる。
(変形例3)
上述した実施形態では、対向体として加圧用回転体(加圧ローラ)を示したが、本発明はこれに限られず、対向体として固定された平板状の加圧パッドに適用可能である。
(変形例4)
上述した実施形態では、記録材として記録紙を説明したが、本発明における記録材は紙に限定されるものではない。一般に、記録材とは、画像形成装置によってトナー像が形成されるシート状の部材であり、例えば、定型或いは不定型の普通紙、厚紙、薄紙、封筒、葉書、シール、樹脂シート、OHPシート、光沢紙等が含まれる。なお、上述した実施形態では、便宜上、記録材Sの扱いを通紙、給紙の用語を用いて説明したが、これによって本発明における記録材が紙に限定されるものではない。
(変形例5)
上述した実施形態では、未定着トナー像をシートに定着する定着装置を例に説明したが、本発明は、これに限らず、画像の光沢を向上させるべく、シートに仮定着されたトナー像を加熱加圧する装置(この場合も定着装置と呼ぶ)にも同様に適用可能である。
10・・高熱伝導部材であるシート材、20・・ヒータホルダ、20a・・ヒータホルダの凹部(第3の位置決め部)、20c・・ヒータホルダの突き当て部(第2の位置決め部)、20d・・ヒータホルダの装置フレームへの位置決め部(第1の位置決め部)、30・・ヒータ、51・・加圧ローラ、52・・可撓性スリーブ(定着フィルム)、S・・シート(記録材)

Claims (9)

  1. 回転体と、
    該回転体に対向し、トナー像を担持した記録材が加圧された状態で挟持搬送されるニップ部を前記回転体と共に形成する対向体と、
    前記回転体を加熱し前記記録材の搬送方向および厚さ方向に直交する長手方向に伸びた加熱体と、
    該加熱体を支持し前記長手方向に伸びた支持部材と、
    該支持部材と前記加熱体の間に挟持され前記長手方向に伸びた熱伝導性のシート部材と、
    を有する定着装置であって、
    前記支持部材は、
    前記長手方向における一方の端部側において装置本体と係合することで前記支持部材の位置決めを行う第1の位置決め部と、
    前記一方の端部側において前記加熱体と係合することで前記加熱体の位置決めを行う第2の位置決め部と、
    前記一方の端部側において前記シート部材と係合することで前記シート部材の位置決めを行う第3の位置決め部と、
    を有することを特徴とする定着装置。
  2. 前記第3の位置決め部は凹部または凸部となっており、
    前記シート部材は、前記一方の端部側において前記凹部または凸部と係合する凸部または凹部を備えることを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
  3. 前記第3の位置決め部は、前記長手方向における前記回転体の端部よりも外側に位置することを特徴とする請求項2に記載の定着装置。
  4. 前記長手方向における前記シート部材の長さは、前記長手方向における前記加熱体の長さと同等もしくはそれ以上であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の定着装置。
  5. 前記支持部材は、前記長手方向における前記加熱体の端部よりも外側に、厚み方向における凹部を有し、前記シート部材との間に空隙を設けることを特徴とする請求項4に記載の定着装置。
  6. 前記ニップ部の前記長手方向の各位置における幅に関し、前記長手方向における第1の領域における幅に対し前記第1の領域を挟んだ両端部側の第2の領域および第3の領域における幅の方が広いことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の定着装置。
  7. 前記回転体は定着ベルトであり、
    前記対向体は加圧ローラであり、
    前記加熱体は基板の上に設けられて前記定着ベルトの内面に接触する発熱抵抗体であることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の定着装置。
  8. 前記シート部材は、前記基板に比べて面方向の熱伝導率が高い高熱伝導部材であることを特徴とする請求項7に記載の定着装置。
  9. 前記シート部材の材質は、グラファイトもしくはアルミニウムであることを特徴とする請求項8に記載の定着装置。
JP2016191009A 2016-09-29 2016-09-29 定着装置 Active JP6884540B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016191009A JP6884540B2 (ja) 2016-09-29 2016-09-29 定着装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016191009A JP6884540B2 (ja) 2016-09-29 2016-09-29 定着装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018054898A true JP2018054898A (ja) 2018-04-05
JP6884540B2 JP6884540B2 (ja) 2021-06-09

Family

ID=61836635

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016191009A Active JP6884540B2 (ja) 2016-09-29 2016-09-29 定着装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6884540B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021012298A (ja) * 2019-07-05 2021-02-04 ブラザー工業株式会社 定着装置
CN113568293A (zh) * 2020-04-28 2021-10-29 佳能株式会社 图像加热设备和成像设备
JP2022168038A (ja) * 2018-09-28 2022-11-04 株式会社リコー 加熱装置、ベルト加熱装置、定着装置及び画像形成装置
US11599048B2 (en) 2020-12-04 2023-03-07 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Fixing device for fixing toner to sheet
JP7500264B2 (ja) 2020-04-28 2024-06-17 キヤノン株式会社 像加熱装置及び画像形成装置

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001356623A (ja) * 2000-06-14 2001-12-26 Canon Inc 像加熱装置および画像形成装置
JP2002008844A (ja) * 2000-06-21 2002-01-11 Canon Inc 加熱装置、加熱定着装置および画像形成装置
JP2010181822A (ja) * 2009-02-09 2010-08-19 Canon Inc 画像形成装置
US20120163882A1 (en) * 2010-12-22 2012-06-28 Samsung Electronics Co., Ltd. Fusing device and image forming apparatus having the same
JP2013073198A (ja) * 2011-09-29 2013-04-22 Brother Ind Ltd 定着装置
JP2015106081A (ja) * 2013-11-29 2015-06-08 キヤノン株式会社 像加熱装置
JP2016114619A (ja) * 2014-12-10 2016-06-23 キヤノン株式会社 定着装置
JP2016153856A (ja) * 2015-02-20 2016-08-25 キヤノン株式会社 画像形成装置
JP2016212384A (ja) * 2015-05-07 2016-12-15 キヤノン株式会社 像加熱装置

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001356623A (ja) * 2000-06-14 2001-12-26 Canon Inc 像加熱装置および画像形成装置
JP2002008844A (ja) * 2000-06-21 2002-01-11 Canon Inc 加熱装置、加熱定着装置および画像形成装置
JP2010181822A (ja) * 2009-02-09 2010-08-19 Canon Inc 画像形成装置
US20120163882A1 (en) * 2010-12-22 2012-06-28 Samsung Electronics Co., Ltd. Fusing device and image forming apparatus having the same
JP2013073198A (ja) * 2011-09-29 2013-04-22 Brother Ind Ltd 定着装置
JP2015106081A (ja) * 2013-11-29 2015-06-08 キヤノン株式会社 像加熱装置
JP2016114619A (ja) * 2014-12-10 2016-06-23 キヤノン株式会社 定着装置
JP2016153856A (ja) * 2015-02-20 2016-08-25 キヤノン株式会社 画像形成装置
JP2016212384A (ja) * 2015-05-07 2016-12-15 キヤノン株式会社 像加熱装置

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2022168038A (ja) * 2018-09-28 2022-11-04 株式会社リコー 加熱装置、ベルト加熱装置、定着装置及び画像形成装置
JP7338763B2 (ja) 2018-09-28 2023-09-05 株式会社リコー 加熱装置、ベルト加熱装置、定着装置及び画像形成装置
JP2021012298A (ja) * 2019-07-05 2021-02-04 ブラザー工業株式会社 定着装置
JP7395858B2 (ja) 2019-07-05 2023-12-12 ブラザー工業株式会社 定着装置
CN113568293A (zh) * 2020-04-28 2021-10-29 佳能株式会社 图像加热设备和成像设备
JP7500264B2 (ja) 2020-04-28 2024-06-17 キヤノン株式会社 像加熱装置及び画像形成装置
US11599048B2 (en) 2020-12-04 2023-03-07 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Fixing device for fixing toner to sheet

Also Published As

Publication number Publication date
JP6884540B2 (ja) 2021-06-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4654704B2 (ja) 定着装置および画像形成装置
EP2921911B1 (en) Fixing device and image forming apparatus
JP6286840B2 (ja) 定着装置及び画像形成装置
US10001746B2 (en) Image heating apparatus
US20070140752A1 (en) Fixing apparatus and image forming apparatus using same
JP5034478B2 (ja) 定着装置および画像形成装置
JP6111657B2 (ja) 定着装置及び画像形成装置
US9829841B2 (en) Fixing device and image forming apparatus including a fixing device
JP6884540B2 (ja) 定着装置
JP2006267901A (ja) 定着装置および画像形成装置
JP2015084082A (ja) 定着装置及び画像形成装置
JPH103231A (ja) 一様なニップ速度のロール定着装置
JP4673102B2 (ja) 像加熱装置、及びその像加熱装置に用いられるヒータ
JP6217502B2 (ja) 定着装置および画像形成装置
JP6082684B2 (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP7409082B2 (ja) 定着装置および画像形成装置
JP6665526B2 (ja) 定着装置及び画像形成装置
US20170248882A1 (en) Image heating apparatus
JP6826774B2 (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP7127496B2 (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP7419811B2 (ja) 定着装置および画像形成装置
JP7481668B2 (ja) 加熱装置、画像形成装置
JP7338412B2 (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP2017207608A (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP5737613B2 (ja) 定着装置、及び画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20181108

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20181116

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190926

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20200206

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20200207

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20200917

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200929

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20201126

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210413

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210512

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6884540

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151